JP2000279825A - 陽イオン交換樹脂 - Google Patents

陽イオン交換樹脂

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JP2000279825A
JP2000279825A JP11087001A JP8700199A JP2000279825A JP 2000279825 A JP2000279825 A JP 2000279825A JP 11087001 A JP11087001 A JP 11087001A JP 8700199 A JP8700199 A JP 8700199A JP 2000279825 A JP2000279825 A JP 2000279825A
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Katsuhiko Sakura
克彦 佐倉
Shingo Ueda
真吾 上田
Haruki Takeuchi
玄樹 竹内
Taketoshi Kito
武利 木藤
Morio Kimura
護男 木村
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Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 架橋度の割にスルホン酸基の導入率が高く、
したがってイオン交換樹脂としての物性のバランスが優
れ、しかも高強度であって、これを陽イオン交換樹脂触
媒として使用する場合、反応活性が優れる陽イオン交換
樹脂を提供する。 【解決手段】 スチレン類を主とするモノビニルモノマ
ーとジビニルモノマーとの共重合樹脂をスルホン化して
得られる陽イオン交換樹脂において、ジビニルモノマー
の少なくとも一部がジビニルビフェニル、ジビニルナフ
タレン等の多環芳香族ジビニルモノマーであり、且つ多
環芳香族ジビニルモノマー/全モノマーで表わされる架
橋度が2モル%以上であり、交換容量が0.7meq/
ml−湿潤樹脂以上であり、イオン交換樹脂粒子の粒子
径600μmの平均圧壊強度(シャチロン値)が200
g/粒子以上である陽イオン交換樹脂。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陽イオン交換樹脂
触媒等として有用な陽イオン交換樹脂に係わる。
【0002】
【従来の技術】陽イオン交換樹脂は、スチレン等のモノ
ビニルモノマーとジビニルベンゼン等のジビニルモノマ
ーとからなる共重合体をスルホン化して得られるもので
あるが、ジビニルモノマーとしてはジビニルベンゼンが
一般的である。ジビニルモノマーは架橋剤として作用す
るため、その割合が多くなれば強度やもろさが増した
り、水分、膨潤度が減ったりその物性に大きな影響を及
ぼす。特に、触媒としての性能に大きな影響を及ぼす。
【0003】ジビニルモノマーの割合を変化させるだけ
でなく、種類を変化させることも知られている(特開平
2−298357号公報等)が、ジビニルベンゼンを越
えるものは少ない。また、陽イオン交換樹脂が、アセト
ンとフェノールからのビスフェノールAの製造用触媒等
に使用されることは、多数の特許、文献で知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、架橋度の割
にスルホン酸基の導入率が高く、したがってイオン交換
樹脂としての物性のバランスが優れる陽イオン交換樹脂
を提供することを目的とする。また、本発明は、強度に
優れた陽イオン交換樹脂を提供することを目的とする。
更に本発明は、酸触媒として反応活性の優れる陽イオン
交換樹脂触媒を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、スチレン類を
主とするモノビニルモノマーとジビニルモノマーとの共
重合樹脂をスルホン化して得られる陽イオン交換樹脂に
おいて、ジビニルモノマーの少なくとも一部が多環芳香
族ジビニルモノマーであり、且つ多環芳香族ジビニルモ
ノマー/全モノマーで表わされる架橋度が2モル%以上
であり、交換容量が0.7meq/ml−湿潤樹脂以上
であり、イオン交換樹脂粒子の粒子径600μmの平均
圧壊強度(シャチロン値)が200g/粒子以上である
ことを特徴とする陽イオン交換樹脂である。また、本発
明は前記陽イオン交換樹脂からなる陽イオン交換樹脂触
媒である。
【0006】スチレン類を主とするモノビニルモノマー
としては、スチレンのほか、メチルスチレン等のアルキ
ルスチレン、ハロゲン化スチレン等があり、スチレン類
がモノビニルモノマー全体の50モル%以上、好ましく
は80モル%以上であることがよい。
【0007】ジビニルモノマーは、その少なくとも一部
が多環芳香族ジビニルモノマーである必要があり、好ま
しくは20モル%以上、より好ましくは50モル%以
上、更に好ましくは70モル%以上である。残余のジビ
ニルモノマーはジビニルベンゼン等の単環のモノマーで
あったりすることができるが、好ましくはジビニルベン
ゼンである。多環芳香族ジビニルモノマーの割合が多い
ほど、陽イオン交換樹脂の強度が向上するため、固定床
に充填して使用した場合にイオン交換樹脂が弾性変形し
難く、充填層の圧力損失が低減できる。一般的にジビニ
ルモノマーがジビニルベンゼンである場合には、高架橋
度となるほど強度は増すがもろさも増す欠点がある。そ
れに対してジビニルモノマーが多環芳香族ジビニルモノ
マーの場合には、高架橋度にして強度を増してももろさ
が低下しない特徴がある。また、陽イオン交換樹脂の場
合には、ジビニルベンゼンに対する多環芳香族ジビニル
モノマーの割合が多いほど架橋間距離が広くなるので、
芳香族環周辺の立体障害が緩和されるため、硫酸による
スルホン化率が高まり交換容量が大きくなる。更に、触
媒活性点であるスルホン酸基周辺の立体障害も緩和され
るため、陽イオン交換樹脂触媒として使用した場合に
は、活性の優れた触媒となる。このような現象は硫酸に
よりスルホン酸基を導入する陽イオン交換樹脂以外にも
当てはまる。例えば、スチレンとジビニルモノマーとの
共重合体をクロロメチル化したものをトリメチルアミン
等のアミン類と反応させて製造する陰イオン交換樹脂や
芳香環部分に金属とキレートを形成する官能器を導入し
たキレート樹脂等はジビニルベンゼンに対する多環芳香
族ジビニルモノマーの割合が多いほど架橋間距離が広く
なり交換容量が大きくなる。
【0008】多環芳香族ジビニルモノマーとしては、ナ
フタレン、アントラセン、フェナントレン等の縮合芳香
族炭化水素や、ビフェニル、ターフェニル等の環が直接
結合している非縮合芳香族炭化水素や、ジフェニルメタ
ン、ジフェニルエタン等の芳香族置換脂肪族炭化水素な
どの芳香族環を2以上有する化合物に、2個のビニル基
が置換した化合物が挙げられる。環の数は2以上であれ
ばよいが、好ましくは2〜3である。また、ビニル基の
置換位置は、異なる環にそれぞれ一つのビニル基を有す
ることがよく、特に互いに対称となる位置又はその隣接
位置にビニル基があることがよい。また、ビニル基間距
離が、ジビニルベンゼンのそれより1.5〜3倍の範囲
にあることがよい。好適なジビニルモノマーとしては、
4,4’−ジビニルビフェニル、3,4’−ジビニルビ
フェニル、3,3’−ジビニルビフェニル、2,6−又
は2,7−ジビニルナフタレンを主として含むものが挙
げられる。原料として用いるジビニルモノマーは純品で
あることもできるが、部分的に脱水素されたモノビニル
エチル多環芳香族化合物が混入していても差し支えな
く、むしろこのようなモノビニルエチル多環芳香族化合
物が、5〜40wt%程度含まれることが好ましい。な
お、当然のことながら、このようなモノビニルエチル多
環芳香族化合物は、モノビニルモノマーとして計算され
る。
【0009】多環芳香族ジビニルモノマー/全モノマー
で表わされる架橋度は、2モル%以上である必要があ
り、好ましくは2〜40モル%、より好ましくは2〜2
0モル%、更に好ましくは3〜10モル%である。ま
た、全ジビニルモノマー/全モノマーで表わされる全架
橋度は2〜50モル%、好ましくは2〜20モル%、更
に好ましくは3〜10モル%である。この架橋度が小さ
いと強度や触媒性能が低下する。
【0010】ジビニルモノマーとモノビニルモノマーと
の共重合は、公知の方法によって行うことができ、重合
条件を調整したり、架橋度を調整することにより、ゲル
型、ポーラス型又はマクロポーラス型の共重合体を得る
ことができる。本発明の陽イオン交換樹脂は、ゲル型、
ポーラス型及びマクロポーラス型のいずれであることも
できるが、好ましくは多環芳香族ジビニルモノマー/全
モノマーで表わされる架橋度が2〜10モル%がゲル型
であり、10モル%以上であればポーラス型及びマクロ
ポーラス型として使用することが好ましい。
【0011】共重合体のスルホン化は公知の方法で行う
ことができる。ベンゼン環へのスルホン酸基の導入率
は、架橋度によって異なるが、0.90以上、好ましく
は0.92〜0.98であることがよい。
【0012】このようにして得られる本発明の陽イオン
交換樹脂は、交換容量が0.7meq/ml−湿潤樹脂
以上であり、イオン交換樹脂粒子の粒子径600μmの
平均圧壊強度(シャチロン値)が200g/粒子以上で
ある必要がある。
【0013】交換容量が高いことは、一般的な陽イオン
交換樹脂に望まれる性能であり、この値が高くなると単
位イオン交換樹脂容積当たりの陽イオン交換効率が向上
する。また、陽イオン交換樹脂触媒として使用した場合
には酸触媒としての活性が向上するので、少なくとも
0.7meq/ml−湿潤樹脂以上、好ましくは1.0
meq/ml−湿潤樹脂以上である。
【0014】また、イオン交換樹脂粒子の圧壊強度(シ
ャチロン値)は、実用上、高いほど望ましく少なくとも
200g/粒子以上、好ましくは300g/粒子以上で
ある。これより小さければ固定床へ充填して使用した場
合にイオン交換樹脂が弾性変形を受けて充填層の圧力損
失損失が上昇する恐れがある。また、反応触媒として使
用した場合には、反応活性が低下する恐れがある。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の陽イオン交換樹脂は、廃
液処理、有価金属回収、硬水軟化等の水処理をはじめ火
力発電所や原子力発電所で使用するボイラー水用純水製
造にも有効である。また、薬液精製、糖液精製、アミノ
酸の分離精製、焼酎の精製等の医薬食品分野にも有効で
ある。これら以外にも各種工業製品製造のための陽イオ
ン交換樹脂触媒として広範囲に使用できる。そして、本
発明の特徴である多環芳香族ジビニルモノマーを構成単
位の一部とする陽イオン交換樹脂は、従来の単環芳香族
ジビニルモノマーのみを構成単位とした陽イオン交換樹
脂より、強度、イオン交換効率、触媒活性に優れるため
前記各用途に使用した場合の効果が大きい。
【0016】ビスフェノールAは、フェノールとアセト
ンとを陽イオン交換樹脂触媒の存在下に反応させて得ら
れるが、これに使用される触媒は反応活性が高いだけで
なく、寿命が長く、しかも反応器での圧損が低いもので
あることが望まれる。本発明の陽イオン交換樹脂触媒は
ビスフェノールAの製造用触媒として、特に優れた性能
を示す。
【0017】ビスフェノールAの製造用触媒として使用
する場合、本発明の陽イオン交換樹脂触媒は固定床反応
器に充填され、LHSVが0.1〜20Hr-1、好まし
くは0.3〜6Hr-1程度、反応温度が45〜140
℃、好ましくは55〜100℃程度、アセトン/フェノ
ールモル比が0.005〜0.5、好ましくは0.01
〜0.3程度で、反応が行われる。この際、必要によ
り、メルカプタン、メルカプトエタノール、メルカプト
プロピオン酸等のチオールを反応促進剤として0.01
〜2%程度添加される。
【0018】
【実施例】実施例1 撹袢機、冷却器を取り付けた500mlの三つ口セパラ
ブルフラスコに、水235g、ポリビニルアルコール
0.1gを仕込んだのち、スチレン44.1g、ジビニ
ルビフェニル52%(4,4'‐体を主。%は重量
%)、ビニルエチルビフェニル30%、ビニルビフェニ
ル18%からなる架橋剤溶液5.9g、過酸化ベンゾイ
ル0.1gを加え、系内に窒素ガスを導入しながら撹袢
下、80℃で10時間反応を行った。これから、共重合
樹脂を回収し、風乾したもの30gを300mlの四つ
口フラスコに入れ、水60g、ニトロベンゼン150g
を加えて70℃で2時間撹袢し、共重合樹脂を膨潤させ
た。
【0019】膨潤後の共重合樹脂を回収、風乾し、この
全量を300mlの四つ口フラスコに入れ、濃硫酸15
0gを加えて80℃で10時間撹袢してスルホン化を行
った。反応後、樹脂分を濾別し、1200gの水で洗浄
して、陽イオン交換樹脂を得た。
【0020】得られた陽イオン交換樹脂の架橋度は3.
3モル%であり、交換容量は1.31meq/ml−湿
潤樹脂であった。また、600μmの粒子径を有する樹
脂100個の押し潰し試験でのシャチロン値は440g
/粒子であった。
【0021】実施例2〜4 ジビニルモノマーとしてのジビニルビフェニルの一部を
ジビニルベンゼンに置き換えた他は実施例1と同様にし
て陽イオン交換樹脂を製造した。
【0022】比較例1 ジビニルビフェニルの全部を、ジビニルベンゼンに置き
換えた他は実施例1と同様にして陽イオン交換樹脂を製
造した。なお、ジビニルベンゼン溶液として、ジビニル
ベンゼン57%、ビニルエチルベンゼン43%の混合溶
液を使用した。
【0023】実施例1〜4及び比較例1で得られた陽イ
オン交換樹脂について、物性値を測定すると共に、これ
をビスフェノールA製造触媒として用いたときの反応成
績を測定した。これらの結果を表1に示す。なお、架橋
度は、実施例1〜4、比較例1の順に、3.3モル%、
3.0モル%、2.6モル%、2.0モル%、0%であ
り、全ジビニルモノマー/全モノマーで表わされる全架
橋度は、実施例1〜4、比較例1のいずれも3.3モル
%であった。また、反応は次のようにして行った。
【0024】エチルメルカプタンを反応促進剤としてフ
ェノールとアセトンとを反応させてビスフェノールAを
製造した反応混合物からアセトン、水、エチルメルカプ
タン等の低沸点物を蒸留にて留去後、ビスフェノールA
とフェノールの付加物結晶を析出させ、濾過して得た母
液(フェノール85%、ビスフェノールA8%、2,4
−異性体5%、その他の不純物2%)1000重量部に
アセトン30重量部とエチルメルカプタン2重量部を混
合した反応原料を実施例1〜4、比較例1で得られた陽
イオン交換樹脂50mlを触媒として充填した内径1c
mのステンレス製流通式反応器に、50ml/hr、7
0℃で連続的に装入し反応させた。この反応を150日
間継続し、150日後のアセトン転化率と圧力損失を測
定した。
【0025】
【表1】
【0026】実施例5〜11、比較例2 実施例1と同様な実験において、スチレンとジビニルビ
フェニルの割合を変化させて、架橋度の異なる8種類の
陽イオン交換樹脂を製造した。
【0027】実施例12〜15 架橋剤溶液として、ジビニルナフタレン溶液(2,6−
ジビニルナフタレン34%,2,6−ジビニルナフタレ
ン38%,エチルビニルナフタレン18%、残余はジエ
チルナフタレン等)を用い、スチレンとジビニルナフタ
レンの割合を変化させた他は、実施例1と同様にして架
橋度の異なる4種類の陽イオン交換樹脂を製造した。
【0028】比較例3〜6 市販のスチレン−ジビニルベンゼン型の共重合樹脂(ゲ
ル型)について、実施例1と同様にして架橋度の異なる
4種類の陽イオン交換樹脂を製造した。
【0029】実施例5〜15及び比較例2〜6で得られ
た陽イオン交換樹脂について、各種物性を測定した結果
を表2に示す。
【0030】実施例5〜15、比較例2〜6の陽イオン
交換樹脂を触媒として、フェノールとアセトンとを反応
させてビスフェノールAを製造する反応を行った。フェ
ノール/アセトン比(重量比)が11.25、エチルメ
ルカプタン添加量が0.2重量%の反応原料に、陽イオ
ン交換樹脂6ml−湿潤樹脂を加え、70℃で2時間反
応を行ない、アセトン転化率を測定した。結果を表2に
示す。
【0031】
【表2】
【0032】
【発明の効果】本発明の陽イオン交換樹脂は架橋度の割
にスルホン酸基の導入率が高く、したがってイオン交換
樹脂としての物性のバランスが優れる。また、本発明の
陽イオン交換樹脂は高強度であるばかりでなく、これを
陽イオン交換樹脂触媒として使用する場合、反応活性が
優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 5/20 102 C08J 5/20 102 (72)発明者 竹内 玄樹 大分県大分市中ノ州3番地 新日鐵化学株 式会社大分事業所内 (72)発明者 木藤 武利 福岡県北九州市八幡西区船越1丁目2−8 (72)発明者 木村 護男 福岡県北九州市小倉北区井堀3丁目24−21 Fターム(参考) 4F071 AA22 AA78 AC14 AH19 FA05 FB01 FB07 FC12 4G069 AA08 AA14 AA15 BA24A BA24B BE22A BE22B BE37A BE37B CB25 EA02X EA02Y ED03 4J100 AB02P AB03P AB08P AB09P AB10P AB15Q AB16Q BA56H BC42Q BC44Q BC45Q BC48Q BC49Q CA04 CA31 DA19 DA28 DA48 HA61 JA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチレン類を主とするモノビニルモノマ
    ーとジビニルモノマーとの共重合樹脂をスルホン化して
    得られる陽イオン交換樹脂において、ジビニルモノマー
    の少なくとも一部が多環芳香族ジビニルモノマーであ
    り、且つ多環芳香族ジビニルモノマー/全モノマーで表
    わされる架橋度が2モル%以上であり、交換容量が0.
    7meq/ml−湿潤樹脂以上であり、イオン交換樹脂
    粒子の粒子径600μmの平均圧壊強度(シャチロン
    値)が200g/粒子以上であることを特徴とする陽イ
    オン交換樹脂。
  2. 【請求項2】 架橋度が2〜10モル%であり、交換容
    量が0.7〜2.8meq/ml−湿潤樹脂である請求
    項1記載の陽イオン交換樹脂。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の陽イオン交換樹脂
    からなる陽イオン交換樹脂触媒。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010119995A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Mitsubishi Chemicals Corp ビスフェノール化合物製造用触媒及びその製造方法、並びにビスフェノール化合物の製造方法
JP2013529546A (ja) * 2010-07-09 2013-07-22 リ−エヌ テクノロジー アンパルトセルスカブ 液状厩肥を含む有機廃水からアンモニア性窒素を除去するための方法

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