JP2000278748A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JP2000278748A
JP2000278748A JP11078014A JP7801499A JP2000278748A JP 2000278748 A JP2000278748 A JP 2000278748A JP 11078014 A JP11078014 A JP 11078014A JP 7801499 A JP7801499 A JP 7801499A JP 2000278748 A JP2000278748 A JP 2000278748A
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JP
Japan
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search
telephone directory
service area
control unit
telephone
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JP11078014A
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English (en)
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Hideaki Nobusawa
秀明 信沢
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NEC Saitama Ltd
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話装置について圏外の待ちうけ時の消
費電流を低減する。 【解決手段】 サービスエリア外にいるときに圏外の表
示を行なう携帯電話装置に、電話帳を格納するメモリ6
と、要求に応じて電話帳を検索する制御部3とを備え、
制御部3は、圏外の場合には電話帳の検索の要求を拒否
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯電話装置に関する。
特に、本発明は、圏外表示を不注意に看過して行なう不
要なキー操作による消費電流の低減を可能にする携帯電
話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記携帯電話装置として、特開平5-2
11464号公報に記載される携帯電話装置がある。以
下にこの携帯電話装置について説明を行う。
【0003】図12は上記公報に記載されている従来の
携帯電話装置を説明する図である。本図に示すように、
ダイヤルキーなどの電話用の操作キーはケース本体10
1の上面に開閉可能に取り付けられた開閉部材102の
上面に設けられ、文字データ入力キーなどの電子手帳用
の操作キーは開閉部材の裏面104とケース本体表面1
05の開閉部材により覆われる領域に設けられる。更
に、開閉部材の開閉状態を検出するスイッチ106とこ
のスイッチの検出出力に基づいて装置のモードを電話モ
ードと電子手帳モードとに切替制御する手段を有する。
また、開閉部材の上面には、電子手帳用の記憶データを
検索する検索キーが設けられており、この検索キーを操
作することにより、電話モードにおいて、電話番号と名
前とを一組とする電話帳データなどの電子手帳データを
表示装置の表示窓115に表示させることができる。
【0004】さらに、昨今の携帯電話装置では、LSI
(Large Scale Integrated Circuit)化、間欠受信技術
の進歩により、待ち受け時の消費電力は飛躍的に減少し
てきた。
【0005】ところで、携帯電話装置の表示装置では、
サービスエリア外又は電波が弱く通話ができない場所に
いるときには、圏外表示がなされる。電話をする時に
は、通常、圏外表示を利用者に確かめさせて、圏外表示
にある時には電話をしても通じないことを知らせるため
である。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、圏外表
示を不注意に看過して、電話をしようとする場合があ
り、電子手帳用の記憶データの検索機能が便利なためさ
らにこの検索を実行しようとする場合がある。圏外では
検索を行なっても電話をすることができないので無意味
な操作であり、却ってCPU(Central Pro
cessing Unit)が電話番号を格納している
メモリを検索するので、待ち受けの電流に比較して大き
な電流が不要に消費されるという問題がある。
【0007】また、夜間等の暗い場所でのキー操作を行
なうと自動的に一定時間キー操作部を照明したり、表示
部を照明したりする。圏外時で夜間に圏外表示を不注意
に看過して電話をすると、不要な照明が行なわれ、待ち
受けの電流に比較して大きな電流を不要に消費するとい
う問題がある。
【0008】したがって、本発明は上記問題点に鑑み
て、圏外表示を不注意に看過してキー操作を行なうこと
により待ちうけ時に生じる不要な電流消費を低減できる
携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、サービスエリア外にいるときに圏外の表
示を行なう携帯電話装置において、電話帳を格納するメ
モリと、要求に応じて前記電話帳を検索する制御部とを
備え、前記制御部は、前記圏外の場合には前記電話帳の
検索の要求を拒否することを特徴とする携帯電話装置を
提供する。
【0010】好ましくは、前記制御部は、前記圏外の場
合には、前記電話帳の検索として、かける相手が多いと
きに、名前、メモリ番号から電話番号が検索されるメモ
リダイヤル検索の要求を拒否したり;他の人に知られた
くないときに、暗証番号が検索されるシークレットメモ
リ検索の要求を拒否したり、特によくかける複数の電話
番号から一つをワンタッチで順に呼び出すプログラム発
信の要求を拒否したり;メモリ番号の入力から直接に電
話番号が検索されるスピード検索の要求を拒否したり;
以前にかけた複数の電話番号を再度かけるときに最後に
かけた電話番号から順に呼び出されるリダイヤルの要求
を拒否したり;ファックス番号帳の検索の要求を拒否し
たり、相手方の名前の音声を認識して電話番号を検索す
る音声ダイヤルの要求を拒否したりしてもよい。
【0011】この手段により、圏外表示を不注意に看過
したために生じるCPU等の動作の要求を可能な限り阻
止したので、待ち受け時の消費電流が低減できる。さら
に、前記制御部に命令を送るためのキー操作部と、電話
番号を表示する表示部と、周囲が暗いときに前記キー操
作部、前記表示部を照明する照明部とを備え、前記制御
部は、前記圏外の場合には、前記電話帳の検索時に一定
時間点灯する前記照明部を一定時間待たずに消灯しても
よい。
【0012】この手段により、圏外表示を不注意に看過
したために生じる照明の点灯時間の長さを短くしたの
で、待ち受け時の消費電流が低減できる。さらに、電話
番号を表示する表示部を備え、前記制御部は前記圏外の
場合には前記電話帳の検索の要求を拒否する時に前記表
示部に拒否する旨の警告表示を行なうようにしてもよ
い。
【0013】この手段により、利用者に圏外では検索が
実行できない旨を知らせ、無用な操作の繰り返しを中止
させる。さらに、前記制御部に命令を送るためのキー操
作部を備え、前記制御部は、前記圏外の場合には、前記
電話帳の検索を指示するキー操作部の押下時間の長さを
基に、前記電話帳の検索の要求について拒否又は許可の
判断を行なってもよい。この手段により、圏外時に電話
帳検索の機能を働かして、公衆電話等の有線電話機から
電話するのに利用することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る携帯電
話装置の概略構成を示すブロック図である。本図に示す
ように、携帯電話装置は、先ず、基地局からの電波を受
信し、基地局に電波を送信する送受信アンテナ1と、送
受信アンテナ1で受信された受信信号を入力して復調処
理を行ったり変調処理した送信信号を送受信アンテナ1
に出力する無線部2とを具備する。
【0015】無線部2には制御部3が接続されて、制御
部3は、待ち受け時にはつねに着信制御チャンネルを受
信し基地局から呼出しがあったかどうかをみたり、通話
が開始されて通話チャンネルを受信中には通信制御に必
要なデータが音声に割り込んで送信されてくるため、デ
ータと音声の識別を行う。さらに、制御部3はチャンネ
ルの干渉検出、受信レベル検出、送受信制御、発着呼接
続管理等を行う。なお、制御部3はCPU、RAM(R
andom Access Memory)、ROM
(Read Only Memory)、I/F(In
terface)、バス等からなる。
【0016】次に、制御部3には制御部3に命令を送る
ためのキー操作部4が接続され、キー操作部4には電
源、終了ボタン、開始ボタン、機能ボタン、ダイヤルボ
タン、リダイヤルボタン、音量調節ボタン、メモリボタ
ン、クリアボタン、音声ダイヤルボタン、アシストボタ
ン、コールボタン等の各種ボタンが設けられている。な
お、機能ボタンはダイヤルボタンを組み合わせて各種の
機能を行なわせるボタンであり、これには各種の検索機
能も含む。
【0017】制御部3にはキー照明部5が接続され、キ
ー照明部5は夜間等のように周囲が暗くなったときにキ
ー操作部4の各種ボタンを照明しその位置を明確にし、
キー操作4の操作時には自動的に一定時間照明を行な
う。制御部3にはメモリ6が接続され、メモリ6は利用
者がよく使う電話番号や、電話番号に対応した相手先名
の音声データなどを格納する。なお、メモリ6はEPR
OM(Erasable Programmable
Read OnlyMemory)又はRAMからな
る。
【0018】次に、制御部3にはスピーカ7が接続さ
れ、スピーカ7は制御部3で識別された音声信号、着信
音信号等を音として出力し、これを利用者に伝える。ま
た、制御部3にはマイクロフォン8が接続され、マイク
ロフォン8は利用者の声を音声信号に変換し、これを制
御部3に出力する。
【0019】制御部3には表示部9が接続され、表示部
9は現在の状況の表示、特に圏外表示、メモリ6から読
み出す電話番号表示、メッセージ表示等を行なう。制御
部3には表示照明部10が接続され、表示照明部10は
夜間のように周囲が暗くなったときに表示部9を照明
し、キー操作部4の操作時には自動的に一定時間照明を
行なう。制御部3には音声認識11が接続され、音声認
識11は音声ダイヤル時にマイクロフォン8から相手方
の名前の音声を識別して電話帳から電話番号の検索を可
能にする。なお、音声認識11には、音声認識のため
に、独自にCPU、RAM、ROM等が設けられてい
る。
【0020】次に、利用者が圏外表示を不注意に看過し
て不要にCPUの動作を行なわせようとする場合に制御
部3は以下のような種種の制御動作を行なって、バッテ
リの消費電流を可能な限り低減する。図2は図1におけ
る制御部3による電話帳検索制御の動作例を説明するフ
ローチャートである。
【0021】本図に示すように、ステップS1で、制御
部3は、キー操作部4の機能ボタンを用いて電話帳検索
起動ボタンが押下され、検索状態に切り換わるのを監視
する。ステップS2において電話検索起動ボタンが押下
されると、現在の状況が圏外又は圏内であるか否かが判
断される。
【0022】ステップS3において圏内であれば電話帳
検索を開始する。なお、検索された電話番号に対してキ
ー操作部4の開始ボタンを押下すると、発呼が開始す
る。ステップS4において圏外であれば電話帳検索処理
を強制的に終了させる。なお、圏外の検索要求である警
告表示を一定時間行なってもよい。無用な検索要求であ
ることを利用者に知らせ、再度の検索要求を防止するた
めである。
【0023】このようにして、圏外でのCPUの不要な
動作を制限することが可能になる。図3は図2における
制御動作の変形例であって電話帳検索としてメモリダイ
ヤル検索を用いる例を説明するフローチャートである。
【0024】本図に示すように、ステップS11で、制
御部3は、キー操作部4のメモリボタンを用いてメモリ
ダイヤル検索起動ボタンが押下され、検索状態に切り換
わるのを監視する。ここに、メモリダイヤルは、かける
相手が多いときに使用されるものであり、メモリ6に格
納してある電話番号を名前、メモリ番号から探すことが
可能である。名前の場合には名前の先頭について50音
文字の一字を入力するだけでも検索が可能である。
【0025】 ステップS12、ステップS13におい
て圏内であればメモリダイヤル検索を開始する。この場
合、メモリ6に格納されている電話番号の情報の一部が
表示部9に表示されるが、表示サイズの制約から、50
音順などで数件の電話番号が表示される。その際、キー
操作部4からのスクロール操作で目的の電話番号を検索
することが可能である。
【0026】ステップS14において圏外であればメモ
リダイヤル検索処理を強制的に終了させる。同様に、圏
外でのCPUの不要な動作を禁止することが可能にな
る。
【0027】図4は図2における制御動作の変形例であ
って電話帳検索としてシークレットメモリダイヤル検索
例を説明するフローチャートである。本図に示すよう
に、ステップS21で、制御部3は、キー操作部4の機
能ボタンを用いてシークレットメモリダイヤル検索起動
ボタンが押下され、検索状態に切り換わるのを監視す
る。ここに、メモリ6の一部にシークレットメモリがに
設けられ、シークレットメモリには他の人に知られたく
ない暗証番号が格納されている。電話番号の入力に先立
って暗証番号の検索が必要である。
【0028】ステップS22、ステップS23において
圏内であればシークレットメモリダイヤル検索を開始す
る。ステップS24において圏外であればシークレット
メモリダイヤル検索処理を強制的に終了させる。
【0029】同様に、圏外でのCPUの不要な動作を禁
止することが可能になる。図5は図2における制御動作
の変形例であって電話帳検索としてプログラム発信検索
を用いる例を説明するフローチャートである。
【0030】本図に示すように、ステップS31で、制
御部3は、キー操作部4のアシストボタンを用いてプロ
グラム発信起動ボタンが押下され、プログラム発信状態
に切り換わるのを監視する。メモリ6の一部にプログラ
ム発信メモリが設けられ、プログラム発信メモリには図
3で説明したメモリダイヤル以外に特にかける数件の電
話番号が格納されている。アシストボタンが押下される
ごとに、電話番号の設定が入れ代わる。
【0031】ステップS32、ステップS33において
圏内であればプログラム発信を開始する。ステップS3
4において圏外であればプログラム発信処理を強制的に
終了させる。同様に、圏外でのCPUの不要な動作を禁
止することが可能になる。
【0032】図6は図2における制御動作の変形例であ
って電話帳検索としてスピードダイヤル検索を用いる例
を説明するフローチャートである。本図に示すように、
ステップS41で、制御部3は、キー操作部4からメモ
リ番号が入力されたかを監視する。図3で説明したメモ
リダイヤルでメモリ6の格納されたメモリ番号がわかっ
ている場合には、検索ボタン押下されなくても直接にメ
モリ番号を入力して発呼を始めさせる開始ボタンを押す
と電話番号の検索と、検索された電話番号への発呼が行
なわれる。このため検索のスピードが速くなる。この検
索を、以下、スピードダイヤル検索と呼ぶ。
【0033】ステップS42、ステップS43において
圏内であればスピードダイヤル検索を開始する。ステッ
プS44において圏外であればスピードダイヤル検索処
理を強制的に終了させる。
【0034】同様に、圏外でのCPUの不要な動作を制
限することが可能になる。図7は図2における制御動作
の変形例であって電話帳検索としてリダイヤル検索を用
いる例を説明するフローチャートである。
【0035】本図に示すように、ステップS51で、制
御部3は、キー操作部4のリダイヤルボタンが押下され
たかを監視する。リダイヤルは以前にかけた複数の電話
番号がメモリ6に格納されており、再度かけるときに最
後にかけた電話番号から順に呼び出される。ステップS
52、ステップS53において圏内であればリダイヤル
検索を開始する。
【0036】ステップS54において圏外であればリダ
イヤル検索処理を強制的に終了させる。同様に、圏外で
のCPUの不要な動作を制限することが可能になる。図
8は図2における制御動作の変形例であって電話帳検索
としてファックス番号帳検索を用いる例を説明するフロ
ーチャートである。
【0037】本図に示すように、ステップS61で、制
御部3は、キー操作部4の機能ボタンからファックス番
号帳起動ボタンが押下されたかを監視する。ステップS
62、ステップS63において圏内であればファックス
番号帳検索を開始する。ステップS54において圏外で
あればファックス番号帳検索処理を強制的に終了させ
る。
【0038】同様に、圏外でのCPUの不要な動作を制
限することが可能になる。図9は図2における制御部3
の音声ダイヤル制御の動作例を説明するフローチャート
である。本図に示すように、ステップS71で、制御部
3は、キー操作部4の音声ダイヤルボタンが押下された
かを監視する。
【0039】ステップS72、ステップS73において
圏内であれば音声ダイヤルによる電話帳検索を開始す
る。音声ダイアルによる電話帳検索では音声認識部11
により音声を認識して相手方の電話番号が検索される。
ステップS74において圏外であれば音声ダイヤルによ
る電話帳検索処理を強制的に終了させる。さらに、圏外
での音声認識部11によるCPUの不要な動作を制限す
ることが可能になる。
【0040】図10は図2における制御部3による表示
照明の制御の動作例を説明するフローチャートである。
本図に示すように、ステップS81で、制御部3は、キ
ー操作部4の機能ボタンを用いて電話帳検索起動ボタン
が押下され、検索状態に切り換わるのを監視する。
【0041】ステップS82において周囲が暗い場合に
はキー操作部4の操作により自動的にキー照明部5、表
示照明部10が点灯する。ステップS83において電話
検索起動ボタンが押下されると、現在の状況が圏外又は
圏内であるか否かが判断される。
【00042】ステップS84において圏内であれば電
話帳検索を開始する。なお、検索された電話番号に対し
てキー操作部4の開始ボタンを押下すると、発呼が開始
する。ステップS85において圏外であれば照明の消灯
を行なう。ステップS86において電話帳検索処理を強
制的に終了させる。
【0043】前述のようにキー操作部4の操作時の照明
については、キー操作時にキー照明部5、表示照明部1
0は自動的に一定時間点灯するが、圏外では、一定時間
を待たずに消灯する。これにより不要な点灯が低減でき
る。図11は図2における制御動作の変形例であって圏
外で電話帳検索のみを機能させる例を説明するフローチ
ャートである。
【0044】本図に示すように、ステップS91で、制
御部3は、キー操作部4の機能ボタンを用いて電話帳検
索起動ボタンが押下され、検索状態に切り換わるのを監
視する。ステップS92、S93において圏内であれば
電話帳検索を開始する。なお、検索された電話番号に対
してキー操作部4の開始ボタンを押下すると、発呼が開
始する。
【0045】ステップS94において圏外であれば電話
帳検索起動ボタン押下の時間が所定時間(例えば、2
秒)よりも大きいかを判断する。携帯電話では、少ない
ボタンに多機能性を持たせるためにボタンの押下時間で
機能を異ならせているので、この機能が利用される。押
下時間が所定時間よりも大きい場合にはステップS93
に進み、圏外でも電話帳の検索を行なわせる。
【0046】ステップS95において押下時間が所定時
間よりも短い場合には電話帳検索処理を強制的に終了さ
せる。なお、押下時間の長さは上記と逆の関係であって
もよい。このようにして、圏外時に電話帳検索の機能を
働かして、公衆電話等の有線電話機から電話するのに利
用することが可能になる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
圏外の場合には電話帳の検索の要求を拒否することによ
り、圏外時にCPU等の動作の要求を可能な限り制限
し、待ちうけ時の消費電流を低減できる。さらに、圏外
の場合には前記電話帳の検索時に一定時間点灯する照明
部を一定時間待たずに消灯することにより、待ちうけ時
の消費電流を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1における制御部3による電話帳検索制御の
動作例を説明するフローチャートである。
【図3】図2における制御動作の変形例であって電話帳
検索としてメモリダイヤル検索を用いる例を説明するフ
ローチャートである。
【図4】図2における制御動作の変形例であって電話帳
検索としてシークレットメモリダイヤル検索例を説明す
るフローチャートである。
【図5】図2における制御動作の変形例であって電話帳
検索としてプログラム発信検索を用いる例を説明するフ
ローチャートである。
【図6】図2における制御動作の変形例であって電話帳
検索としてスピードダイヤル検索を用いる例を説明する
フローチャートである。
【図7】図2における制御動作の変形例であって電話帳
検索としてリダイヤル検索を用いる例を説明するフロー
チャートである。
【図8】図2における制御動作の変形例であって電話帳
検索としてファックス番号帳検索を用いる例を説明する
フローチャートである。
【図9】図2における制御部3の音声ダイヤル制御の動
作例を説明するフローチャートである。
【図10】図2における制御部3による表示照明の制御
の動作例を説明するフローチャートである。
【図11】図2における制御動作の変形例であって圏外
で電話帳検索のみを機能させる例を説明するフローチャ
ートである。
【図12】上記公報に記載されている従来の携帯電話装
置を説明する図である。
【符号の説明】
1…送受信アンテナ 2…無線部 3…制御部 4…キー操作部 5…キー照明部 6…メモリ 7…スピーカ 8…マイクロフォン 9…表示部 10…表示照明部 11…音声認識部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月17日(1999.12.
17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、 サービスエリア外にいるときに圏外の
表示を行なう携帯電話装置において、電話帳を格納する
メモリと、前記電話帳の検索要求を行うためのキー操作
部と、前記キー操作部の検索により前記電話帳の検索処
理を行い、前記圏外の場合には、前記検索処理を阻止
し、検索処理に要する消費電流を制御する制御部とを備
えることを特徴とする携帯電話装置を提供する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】好ましくは、前記制御部は、前記圏外の場
合には、前記電話帳の検索として、かける相手が多いと
きに、名前、メモリ番号から電話番号が検索されるメモ
リダイヤル検索処理を阻止し、検索処理に要する消費電
流を低減し、;他の人に知られたくないときに、暗証番
号が検索されるシークレットメモリ検索の要求処理を阻
止し、検索処理に要する消費電流を低減し、特によくか
ける複数の電話番号から一つをワンタッチで順に呼び出
すプログラム発信の要求処理を阻止し、発信処理に要す
る消費電流を低減し;メモリ番号の入力から直接に電話
番号が検索されるスピード検索の要求処理に要する消費
電流を低減し、;以前にかけた複数の電話番号を再度か
けるときに最後にかけた電話番号から順に呼び出される
リダイヤルの要求処理に要する消費電流を低減し;ファ
ックス番号帳の検索の要求処理に要する消費電流を低減
、相手方の名前の音声を認識して電話番号を検索する
音声ダイヤルの要求処理に要する消費電流を低減したり
してもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】この手段により、圏外表示を不注意に看過
したために生じるCPU等の動作の要求処理を可能な限
り阻止したので、待ち受け時の消費電流が低減できる。
さらに、前記制御部に命令を送るためのキー操作部と、
電話番号を表示する表示部と、周囲が暗いときに前記キ
ー操作部、前記表示部を照明する照明部とを備え、前記
制御部は、前記圏外の場合には、前記電話帳の検索時に
一定時間点灯する前記照明部を一定時間待たずに消灯し
消費電流を低減してもよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】この手段により、圏外表示を不注意に看過
したために生じる照明の点灯時間の長さを短くしたの
で、待ち受け時の消費電流が低減できる。さらに、電話
番号を表示する表示部を備え、前記制御部は前記圏外の
場合には前記電話帳の検索の要求処理を阻止する時に前
記表示部に拒否する旨の警告表示を行なうようにしても
よい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この手段により、利用者に圏外では検索処
理が実行できない旨を知らせ、無用な操作の繰り返しを
中止させる。さらに、前記制御部は、前記圏外の場合に
は、前記キー操作部の操作により、前記電話帳の検索処
理について拒否又は許可の判断を行なってもよい。この
手段により、圏外時に電話帳検索処理の機能を働かし
て、公衆電話等の有線電話機から電話するのに利用する
ことが可能になる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月18日(2000.2.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、サービスエリア外にいるときに圏外の表
示を行なう携帯電話装置において、電話帳を格納するメ
モリと、前記電話帳の検索要求を行うためのキー操作部
と、前記キー操作部の検索要求により前記電話帳の検索
処理を行い、前記圏外の場合には前記検索処理に要する
消費電流を低減するように前記検索処理の要求を拒否す
る制御部とを備えることを特徴とする携帯電話装置を提
供する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】好ましくは、前記制御部は、前記圏外の場
合には前記検索処理に要する消費電流を低減するように
前記電話帳の検索として、かける相手が多いときに、名
前、メモリ番号から電話番号が検索されるメモリダイヤ
ル検索の要求を拒否したり;他の人に知られたくないと
きに、暗証番号が検索されるシークレットメモリ検索の
要求を拒否したり、特によくかける複数の電話番号から
一つをワンタッチで順に呼び出すプログラム発信の要求
拒否したり、;メモリ番号の入力から直接に電話番号が
検索されるスピード検索の要求を拒否したり;以前にか
けた複数の電話番号を再度かけるときに最後にかけた電
話番号から順に呼び出されるリダイヤルの要求を拒否し
たり;ファックス番号帳の検索の要求を拒否したり、相
手方の名前の音声を認識して電話番号を検索する音声ダ
イヤルの要求を拒否したりしてもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】この手段により、圏外表示を不注意に看過
したために生じるCPU等の動作の要求を可能な限り阻
止したので、待ち受け時の消費電流が低減できる。さら
に、電話番号を表示する表示部と、周囲が暗いときに前
記キー操作部、前記表示部を照明する照明部とを備え、
前記制御部は、前記圏外の場合には前記検索処理に要す
る消費電流を低減するように前記電話帳の検索時に一定
時間点灯する前記照明部を一定時間待たずに消灯しても
よい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】この手段により、圏外表示を不注意に看過
したために生じる照明の点灯時間の長さを短くしたの
で、待ち受け時の消費電流が低減できる。さらに、電話
番号を表示する表示部を備え、前記制御部は前記圏外の
待ち受け時の場合には前記検索処理に要する消費電流を
低減するように前記電話帳の検索の要求を拒否する時に
前記表示部に拒否する旨の警告表示を行なうようにして
もよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この手段により、利用者に圏外では検索処
理が実行できない旨を知らせ、無用な操作の繰り返しを
中止させる。記制御部は、前記圏外の場合には前記検
索処理に要する消費電流を低減するように前記キー操作
部の予め定めた操作により、前記電話帳の検索の要求に
ついて拒否又は許可の判断を行なってもよい。この手段
により、圏外時に電話帳検索処理の機能を働かして、公
衆電話等の有線電話機から電話するのに利用することが
可能になる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスエリア外にいるときに圏外の表
    示を行なう携帯電話装置において、 電話帳を格納するメモリと、 要求に応じて前記電話帳を検索する制御部とを備え、 前記制御部は、前記圏外の場合には前記電話帳の検索の
    要求を拒否することを特徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記圏外の場合には、前
    記電話帳の検索として、かける相手が多いときに、名
    前、メモリ番号から電話番号が検索されるメモリダイヤ
    ル検索の要求を拒否することを特徴とする、請求項1に
    記載の携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記圏外の場合には、前
    記電話帳の検索として、他の人に知られたくないとき
    に、暗証番号が検索されるシークレットメモリ検索の要
    求を拒否することを特徴とする、請求項1に記載の携帯
    電話装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記圏外の場合には、前
    記電話帳の検索として、特によくかける複数の電話番号
    から一つをワンタッチで順に呼び出すプログラム発信の
    要求を拒否することを特徴とする、請求項1に記載の携
    帯電話装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記圏外の場合には、前
    記電話帳の検索として、メモリ番号の入力から直接に電
    話番号が検索されるスピード検索の要求を拒否すること
    を特徴とする、請求項1に記載の携帯電話装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記圏外の場合には、前
    記電話帳の検索として、以前にかけた複数の電話番号を
    再度かけるときに最後にかけた電話番号から順に呼び出
    されるリダイヤルの要求を拒否することを特徴とする、
    請求項1に記載の携帯電話装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記圏外の場合には、前
    記電話帳の検索として、ファックス番号帳の検索の要求
    を拒否することを特徴とする、請求項1に記載の携帯電
    話装置。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、前記圏外の場合には、前
    記電話帳の検索として、相手方の音声を認識して電話番
    号を検索する音声ダイヤルの要求を拒否することを特徴
    とする、請求項1に記載の携帯電話装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記制御部に命令を送るための
    キー操作部と、 電話番号を表示する表示部と、 周囲が暗いときに前記キー操作部、前記表示部を照明す
    る照明部とを備え、 前記制御部は、前記圏外の場合には、前記電話帳の検索
    時に一定時間点灯する前記照明部を一定時間待たずに消
    灯することを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話装
    置。
  10. 【請求項10】 さらに、電話番号を表示する表示部を
    備え、 前記制御部は前記圏外の場合には前記電話帳の検索の要
    求を拒否する時に前記表示部に拒否する旨の警告表示を
    行なうことを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話装
    置。
  11. 【請求項11】 さらに、前記制御部に命令を送るため
    のキー操作部を備え、 前記制御部は、前記圏外の場合には、前記電話帳の検索
    を指示するキー操作部の押下時間の長さを基に、前記電
    話帳の検索の要求について拒否又は許可の判断を行なう
    ことを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7966483B2 (en) 2006-09-29 2011-06-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device

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