JP2000278156A - データ送受信方法およびその受信装置 - Google Patents

データ送受信方法およびその受信装置

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JP2000278156A
JP2000278156A JP11077396A JP7739699A JP2000278156A JP 2000278156 A JP2000278156 A JP 2000278156A JP 11077396 A JP11077396 A JP 11077396A JP 7739699 A JP7739699 A JP 7739699A JP 2000278156 A JP2000278156 A JP 2000278156A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ放送からデジタル放送への移行期に
デジタル放送で新規に使用する周波数をデジタル放送受
信機に知らせ、デジタル放送受信機は、その新規の周波
数の電波を受信できるデータ送受信方法及びその受信装
置を提供する。 【解決手段】 送信側から新規周波数と変更時刻を記述
した周波数変更情報を送出し、受信側で周波数変更情報
を抽出し、変更時刻に新規周波数を受信に使用する周波
数に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ送受信シス
テムにおいて、伝送周波数の変更または追加に対応し、
受信周波数の変更を行うデータ送受信方法及び、その受
信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、世界的にテレビ放送のデジタル化
が急速に進展しつつある。日本国内においても1996
年に通信衛星(CS)を使ったデジタル放送が開始さ
れ、2000年には放送衛星(BS)を使ったデジタル
放送が開始される予定である。これらの衛星放送受信機
では、使用する周波数はあらかじめ決められており、受
信機では、これらの物理チャネル番号(衛星でいえばト
ランスポンダ番号)と受信周波数の対応リストをあらか
じめメモリなどに格納しておき、これに基づいて、物理
チャネルの切り替えを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、地上波放送もデ
ジタル化され、2003年にはサービスが開始される予
定で、2010年には現在のアナログ放送が廃止される
予定である。地上波デジタル放送は、サービス開始当
初、現在のアナログ放送の空きチャネルを使って放送さ
れる。さらに、現在アナログ放送で使用されている周波
数もアナログ放送廃止後、順次デジタルに割り当てられ
ていくという、周波数の再割当てが行われることが予想
される。また新規にデジタル放送に周波数が追加される
可能性もある。
【0004】周波数の再割当てや追加は時系列的に、順
次行われる可能性が大きく、初期のデジタル放送受信機
の出荷時から受信機のメモリ等に再割当てや追加される
周波数を格納しておくのは困難である。
【0005】したがって、送信側は周波数の再割当てや
追加が行う場合に、それをデジタル放送受信機側に知ら
せ、受信機側では、周波数再割当てや追加に対して即座
に対応して新たな周波数の放送を受信できる必要があ
る。
【0006】本発明は、かかる問題点を解消するために
なされたもので、アナログ放送からデジタル放送の移行
期において、デジタル放送受信機側に周波数の再割当て
や周波数の追加を通知し、受信機側でそれらの変更に対
応できるデータ送受信方法及びその受信装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明(請求項1)にかかるデータ送受信方法は、
データの送受信において、伝送周波数を変更または追加
する場合に、送信側から送出するデータに変更後または
追加の周波数を格納するステップと、前記周波数が格納
されたデータを受信側に送出するステップを備える。
【0008】また本発明(請求項2)にかかるデータ送
受信方法は、データの送受信において、伝送周波数を変
更または追加する場合に、送信側から送出するデータに
変更後または追加の周波数を格納するステップと、送信
側から送出するデータに周波数を変更または追加する時
刻を格納するステップと、前記周波数及び前記時刻が格
納されたデータを受信側に送出するステップを備える。
【0009】また本発明(請求項3)にかかるデータ送
受信方法は、データの送受信において、伝送周波数を変
更または追加する場合に、送信側から送出するデータに
周波数を変更する時刻を格納するステップと、前記周波
数及び前記時刻が格納されたデータを受信側に送出する
ステップを備える。
【0010】また本発明(請求項4)にかかるデータ送
受信方法は、請求項1または請求項2または請求項3に
記載のデータ送受信方法において、変更または追加する
周波数及び変更時刻の情報をMPEGトランスポートス
トリームに多重する。
【0011】また本発明(請求項5)にかかるデータ送
受信方法は、データの送受信において、受信側で、送信
側から送信される伝送周波数の変更情報を含むデータを
受信するステップと、前記受信データから伝送周波数の
変更情報を抽出するステップと、前記抽出した伝送周波
数の変更値に基づいて受信周波数の設定を変更するステ
ップを備える。
【0012】また本発明(請求項6)にかかるデータ送
受信方法は、データの送受信において、受信側で、送信
側から送信される伝送周波数の変更値情報を含むデータ
を受信するステップと、前記受信データから伝送周波数
の変更値情報を抽出するステップと、送信側から送信さ
れる伝送周波数の変更時刻情報を含むデータを受信する
ステップと、前記受信データから変更時刻情報を抽出す
るステップと、抽出した変更時刻に周波数の変更値を設
定するステップを備える。
【0013】また本発明(請求項7)にかかるデータ送
受信方法は、データの送受信において、受信側で、送信
側から送信される伝送周波数の変更時刻情報を含むデー
タを受信するステップと、前記受信データから変更時刻
情報を抽出するステップと、抽出した変更時刻に、周波
数スキャンするステップを備える。
【0014】また本発明(請求項8)にかかる受信装置
は、受信側で、送信側から送信される伝送周波数の変更
情報を含むデータを受信するデータ受信手段と、前記デ
ータから伝送周波数の変更情報を抽出する周波数変更情
報抽出手段と、前記抽出した伝送周波数の変更情報を格
納する変更周波数記憶手段と、所定時間後に変更後の周
波数を設定する使用周波数設定手段を備える。
【0015】また本発明(請求項9)にかかる受信装置
は、受信側で、送信側から送信される伝送周波数の変更
情報を含むデータを受信するデータ受信手段と、前記デ
ータから伝送周波数の変更情報を抽出する周波数変更情
報抽出手段と、前記抽出した伝送周波数の変更情報を格
納する変更周波数記憶手段と、送信側から送信される前
記受信データから変更時刻情報を抽出する変更時刻抽出
部と、前記抽出された変更時刻を格納する変更時刻記憶
手段と、受信に使用する受信周波数を記憶する受信周波
数記憶手段と、受信側で計時を行う時計手段とを備え、
前記変更時刻記憶手段に格納された変更時刻と前記時計
手段の時刻を比較して、前記時計手段の時刻が前記変更
時刻に到達した場合に前記変更周波数記憶手段に格納さ
れた変更後の周波数を前記受信周波数記憶手段に送るこ
とを特徴とする。
【0016】また本発明(請求項10)にかかる受信装
置は、受信側で、送信側から送信される受信データから
変更時刻情報を抽出する変更時刻抽出部と、前記抽出さ
れた変更時刻を格納する変更時刻記憶手段と、受信に使
用する受信周波数を探索する周波数探索手段と、受信側
で計時を行う時計手段と、前記変更時刻記憶手段に格納
された変更時刻と時計手段の時刻を比較して一致した場
合に前記周波数探索手段を起動する制御部と、前記周波
数探索手段で探索された周波数を格納する受信周波数記
憶手段とを備える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を参照しながら詳細に説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1によるデータ送受信方法における周波数変更情報の
伝送方法を示すものである。実施の形態の説明では、デ
ジタル放送システムを例にとって、送信側と受信側に分
けて行う。
【0019】デジタル放送システムにおいて送信側で
は、まず映像、音声データはMPEG2規格にしたがっ
て高能率符号化及び圧縮が行われ、デジタルのストリー
ムにされる。これに制御データ(ヘッダ)を付加してパ
ケット化され、1パケット=188バイトのトランスポ
ートパケットに多重される。このトランスポートパケッ
トには、ビデオパケットやオーディオパケットに加え
て、受信機での番組選局や電子番組表に必要な番組配列
情報もパケット化されて多重される。
【0020】本発明では、このトランスポートストリー
ムに周波数変更情報を多重する。受信機はこの周波数変
更情報を取り込んで、受信周波数の設定変更を行う。本
発明の受信機の構成及び動作については後述する。さて
本発明の周波数変更情報は、ある時刻から新規に使用す
る周波数、新規な周波数を使い始める時刻を含む。
【0021】周波数変更情報は、例えば、番組配列情報
(ARIBSTD−B10、「デジタル放送に使用する
番組配列情報」平成9年)で規定されているNIT(Ne
twork Information Table)の記述子(descriptor)に格
納する。ここで、ARIBで規定されているNITのデ
ータ構造を図2に示し、本発明の周波数変更情報を格納
する記述子の一例を図3に示す。
【0022】NITの説明については、上記のARIB
規格書を参照されたい。ここでは、図3を使って周波数
変更情報を格納する記述子の説明をする。この記述子の
名称を仮に周波数変更記述子 (frequency#change#desc
riptor)とする。もちろんこれ以外の名称であっても構
わない。
【0023】次に記述子の内容の意味を説明する。desc
riptor#tag,descriptor#lengthはMPEG2システム規格(IS
O/IEC13818-1)で規定された記述子形式に用いられるフ
ィールドである。本発明では記述子に、周波数を変更す
る時刻として frequency#change#time、新規に使用する
周波数として、new#frequencyを格納する。
【0024】frequency#change#timeは例えば、TDT
(Time and Date Table:時刻日付テーブル)で使われる
40ビットのJST#timeを使えばよい。JST#timeの符号化
方式については、上記のARIB規格書を参照された
い。
【0025】次に本発明の受信装置の構成及び動作を説
明する。図4に本発明の受信装置の構成を示す。図4に
おいて、10は電波の受信を行う受信部で電波を受信し
てビットストリームを出力する。これは、アンテナ、チ
ューナーで構成される。11は復調部でデジタル変調さ
れたビットストリームを復調し、その後誤り訂正を行
い、トランスポートパケットを再生する。
【0026】12は多重分離部でビデオパケット、オー
ディオパケット、番組配列情報、周波数変更情報などが
多重されたトランスポートストリームから視聴者が選択
した番組や番組配列情報及び、周波数変更情報を含むパ
ケットを抽出するものである。周波数変更情報の抽出に
ついては、後程詳細に説明する。
【0027】13は映像デコード部で、多重分離部12
で抽出した圧縮されたビデオパケットをデコードする。
14は第一のデジタルアナログ変換部で、デコードされ
たデジタルビデオデータをアナログ信号に変換するもの
である。
【0028】15は映像表示部で、例えば、CRTや液
晶ディスプレイなどである。16は音声デコード部で、
多重分離部12で抽出した圧縮されたオーディオパケッ
トをデコードする。17は第二のデジタルアナログ変換
部で、デコードされたデジタルオーディオデータをアナ
ログ信号に変換するものである。
【0029】18は音声出力部で、例えばスピーカなど
である。19は制御部で、本発明の受信装置全体の制御
をするものである。本発明のポイントは、この制御部に
ある。
【0030】制御部19の構成を詳細に説明する。図5
に制御部19の内部構成を示す。図5において、101
は周波数変更情報抽出部で、多重分離部12で抽出した
周波数変更情報を含むパケットから周波数変更情報すな
わち新規に使用される周波数を抽出するものである。1
02は変更周波数記憶部で、新規に使用する周波数のリ
ストを格納しておくもので、受信装置の電源を切っても
情報が失われないように不揮発性メモリなどで実現する
必要がある。103は変更時刻抽出部で、多重分離部1
2で抽出された周波数変更情報を含むパケットから新規
に周波数が使用され始める時刻を抽出するものである。
【0031】104は変更時刻記憶部で、変更時刻を記
憶しておくものである。変更時刻記憶部104には、受
信装置の電源を切っても、記憶した変更時刻を保存する
ように、不揮発性メモリなどで実現する必要がある。
【0032】105は時計部で受信装置内の時刻を計時
するものである。106は比較部で、時計部105と変
更時刻記憶部104に記憶された周波数の変更時刻を比
較して一致すれば、ロードイネーブル信号を出力するも
のである。
【0033】107は受信周波数記憶部で、受信に使用
する周波数と、物理チャネル番号の対応づけがなされる
ものである。
【0034】ここで、物理チャネル番号とは、物理的な
周波数と1対1に対応するチャネル番号 を意味する。
受信周波数記憶部107も不揮発性メモリで構成する必
要がある。以上のように構成された、本発明の受信装置
について、以下具体的な動作を説明する。
【0035】受信部10、復調部11の動作は上述した
とおりである。ここでは、多重分離部12及び、制御部
の動作について、詳細に述べる。
【0036】送信側で周波数変更情報はNITに多重さ
れて伝送されるものとして説明する。図6に受信装置の
処理フローを示す。実施の形態の説明では、周波数変更
情報はNITに多重されているものとして説明する。以
下の処理の流れをステップに分けて記す。
【0037】ステップ1:多重分離部でNITを抽出す
る。
【0038】ステップ2:周波数変更情報抽出部101
でNITから周波数変更記述子を抽出する。
【0039】ステップ3:周波数変更情報抽出部101
で新規に使用される周波数値を抽出する。
【0040】ステップ4:変更周波数記憶部102に新
規に使用される周波数を記憶する。
【0041】ステップ5:変更時刻抽出部103で新規
周波数の使用開始時刻を抽出する。
【0042】ステップ6:変更時刻記憶部104で使用
開始時刻を記憶する。
【0043】ステップ7:時計105の計時する時刻と
使用開始時刻を比較する。
【0044】比較して、時計の時刻が使用開始時刻に到
達しない間はステップ7にもどる。一方比較して、時計
の時刻が使用開始時刻に到達すれば、ステップ8へ行
く。
【0045】ステップ8:比較部106からロードイネ
ーブル信号を出力し、変更周波数記憶部102から使用
周波数記憶部107に新規に使用される周波数をロード
し、使用周波数記憶部に記憶する。
【0046】以上のように、本実施の形態によれば、送
信側で、新規に使用する周波数と使用を開始する時刻を
周波数変更情報記述子に格納し、NITに多重して送出
して、受信側で、受信、復調、誤り訂正の処理をした
後、多重分離部でNITを抽出するステップと周波数変
更情報抽出部で周波数変更記述子を抽出するステップ
と、周波数変更情報抽出部で新規に使用される周波数を
抽出するステップと、変更周波数記憶部に新規周波数を
記憶するステップと、変更時刻抽出部で新規周波数に使
用開始時刻を抽出するステップと、変更時刻記憶部10
4で使用開始時刻を記憶するステップと、時計の計時す
る時刻と、使用開始時刻を比較するステップと、時計の
時刻が使用開始時刻に到達すれば、比較部106からロ
ードイネーブル信号を出力し、変更周波数記憶部から受
信周波数記憶部に新規に使用される周波数をロードし、
受信周波数記憶部にその周波数を記憶するステップとを
備えることで、デジタル放送への移行期に、送信側から
デジタル放送受信機に対して、周波数の再割り当てや、
周波数の追加を通知し、受信機側がその周波数の変更に
対応し、新しい周波数の放送を受信することが可能とな
る。
【0047】なお、本実施の形態では周波数変更情報を
NITに多重したが、NITでなく、トランスポートス
トリームに含まれる番組配列情報に多重してもよいし、
PESパケットとして多重しても構わないし、MPEG
でプライベート定義とされている領域に多重しても構わ
ない。また本実施の形態では周波数変更情報を記述子と
いう形式に格納したが、記述子領域に格納せずに、他の
形式に格納しても構わない。
【0048】(実施の形態2)次に本発明の第2の実施
の形態について説明する。実施の形態2では周波数変更
情報の伝送方法は実施の形態1と同一であるが、周波数
変更情報には周波数値を含まず、周波数を変更する時刻
のみを含む。図8に実施の形態2における周波数変更記
述子を示す。送信側については、実施の形態1の周波数
変更記述子の内容以外は同一なので説明は省略する。
【0049】受信側については、制御部の構成、動作が
異なるので制御部について説明する。図8に実施の形
態2の制御部の構成を示す。実施の形態1と同一のもの
には同一の符号を付けている。201は周波数スキャン
部で、受信可能な周波数領域で周波数をスキャンし、受
信電力または受信電界強度が極大値を持つ周波数を抽出
するものである。
【0050】202は制御部で比較部での比較結果にし
たがって周波数スキャン部201を起動するものであ
る。以下実施の形態2の動作を説明する。
【0051】実施の形態2においても、送信側で周波数
変更情報はNITに多重されて伝送されるものとして説
明する。図9に受信装置の処理フローを示す。以下の処
理の流れをステップに分けて記す。
【0052】ステップ21:多重分離部でNITを抽出
する。
【0053】ステップ22:周波数変更情報抽出部10
1でNITから周波数変更記述子を抽出するステップ2
3:変更時刻抽出部103で新規周波数の使用開始時刻
を抽出する。
【0054】ステップ24:変更時刻記憶部104で使
用開始時刻を記憶する。
【0055】ステップ25:時計105の計時する時刻
と使用開始時刻を比較する。
【0056】比較してし時計の時刻が使用開始時刻に到
達しない間はステップ25にもどる。一方比較して、時
計の時刻が使用開始時刻に到達すれば、ステップ26へ
行く。
【0057】ステップ26:ステップ25での比較結果
が「到達」なら、制御部202は周波数スキャン部20
1を起動する。周波数スキャン部201は受信電波の電
力または電界強度の極大値をもつ周波数を検出する。
【0058】ステップ27:ステップ26で検出された
周波数を受信周波数記憶部107に記憶する。
【0059】以上のように、本実施の形態によれば、送
信側で、新規に周波数の使用を開始する時刻を周波数変
更記述子に格納し、NITに多重して送出して、受信側
で、受信、復調、誤り訂正の処理をした後、多重分離部
でNITを抽出するステップと周波数変更情報抽出部で
周波数変更記述子を抽出するステップと、変更周波数記
憶部に新規周波数を記憶するステップと、変更時刻抽出
部で新規周波数に使用開始時刻を抽出するステップと、
変更時刻記憶部104で使用開始時刻を記憶するステッ
プと、時計の計時する時刻と、使用開始時刻を比較する
ステップと、時計の時刻が使用開始時刻に到達すれば、
周波数スキャンを行い、受信電力または受信電界強度の
極大値をもつ周波数を検出し、受信周波数記憶部にその
周波数を記憶するステップとを備えることで、デジタル
放送への移行期に、送信側からデジタル放送受信機に対
して、周波数の再割り当てや、周波数の追加の行われる
時刻を通知し、受信機側がその周波数の変更に対応し、
新規の周波数の放送を受信することが可能となる。
【0060】なお、本実施の形態では周波数変更情報を
NITに多重したが、NITでなく、トランスポートス
トリームのほかの番組配列情報に多重してもよいし、P
ESパケットとして多重しても構わないし、MPEGで
プライベート定義とされている領域に多重しても構わな
い。
【0061】また本実施の形態では周波数変更情報を記
述子という形式に格納したが、記述子領域に格納せず
に、他の形式に格納しても構わない。また、本発明は地
上波デジタル放送だけでなく、衛星放送やCATVとい
った他のメディアにも適用可能である。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明にかかるデータ送受
信方法によれば、送信側から、変更または追加で新規に
使用する周波数及び使用を開始する時刻を格納したデー
タを送出し、受信側で変更周波数とその使用開始時刻を
検出し、使用開始時刻に到達すれば、受信周波数に設定
することで、デジタル放送への移行期に送信側からデジ
タル放送受信機に対して周波数の再割り当てや周波数の
追加の行われる時刻を通知し、受信機側がその周波数変
更に対応し、新規の周波数の放送を受信することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランスポートストリームに多重された周波数
変更情報を示す図
【図2】NITのデータ構造を示す図
【図3】実施の形態1における周波数変更情報記述子の
データ構造を示す図
【図4】受信装置の構成を示す図
【図5】実施の形態1における制御部の構成を示す図
【図6】実施の形態1における処理の流れを示す図
【図7】実施の形態2における周波数変更記述子のデー
タ構造を示す図
【図8】実施の形態2における制御部の構成を示す図
【図9】実施に形態2における処理の流れを示す図
【符号の説明】
10 受信部 11 復調部 12 多重分離部 13 映像デコード部 14 デジタルアナログ変換部 15 映像表示部 16 音声デコード部 17 デジタルアナログ変換部 18 音声出力部 19 制御部 101 周波数変更情報抽出部 102 変更周波数記憶部 103 変更時刻抽出部 104 変更時刻記憶部 105 時計部 106 比較部 107 受信周波数記憶部 201 周波数スキャン部 202 制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの送受信において、伝送周波数を
    変更または追加する場合に、送信側から送出するデータ
    に変更後または追加の周波数を格納するステップと、前
    記周波数が格納されたデータを受信側に送出するステッ
    プを備えることを特徴とするデータ送受信方法。
  2. 【請求項2】 データの送受信において、伝送周波数を
    変更または追加する場合に、送信側から送出するデータ
    に変更後または追加の周波数を格納するステップと、送
    信側から送出するデータに周波数を変更または追加する
    時刻を格納するステップと、前記周波数及び前記時刻が
    格納されたデータを受信側に送出するステップを備える
    ことを特徴とするデータ送受信方法。
  3. 【請求項3】 データの送受信において、伝送周波数を
    変更または追加する場合に、送信側から送出するデータ
    に周波数を変更する時刻を格納するステップと、前記周
    波数及び前記時刻が格納されたデータを受信側に送出す
    るステップを備えることを特徴とするデータ送受信方
    法。
  4. 【請求項4】 変更または追加する周波数及び変更また
    は追加する時刻の情報をMPEGトランスポートストリ
    ームに多重することを特徴とする請求項1または請求項
    2または請求項3に記載のデータ送受信方法。
  5. 【請求項5】 データの送受信において、受信側で、送
    信側から送信される伝送周波数 の変更情報を含むデー
    タを受信するステップと、前記受信データから伝送周波
    数の変更情報を抽出するステップと、前記抽出した伝送
    周波数の変更値に基づいて受信周波数の設定を変更する
    ステップを備えることを特徴とするデータ送受信方法。
  6. 【請求項6】 データの送受信において、受信側で、送
    信側から送信される伝送周波数の変更値情報を含むデー
    タを受信するステップと、前記受信データから伝送周波
    数の変更値情報を抽出するステップと、送信側から送信
    される伝送周波数の変更時刻情報を含むデータを受信す
    るステップと、前記受信データから変更時刻情報を抽出
    するステップと、抽出した変更時刻に周波数の変更値を
    設定するステップを備えることを特徴とするデータ送受
    信方法。
  7. 【請求項7】 データの送受信において、受信側で、送
    信側から送信される伝送周波数の変更時刻情報を含むデ
    ータを受信するステップと、前記受信データから変更時
    刻情報を抽出するステップと、抽出した変更時刻に、周
    波数スキャンするステップを備えることを特徴とするデ
    ータ送受信方法。
  8. 【請求項8】 受信側で、送信側から送信される伝送周
    波数の変更情報を含むデータを受信するデータ受信手段
    と、前記データから伝送周波数の変更情報を抽出する周
    波数変更情報抽出手段と、前記抽出した伝送周波数の変
    更情報を格納する変更周波数記憶手段と、所定時間後に
    変更後の周波数を設定する使用周波数設定手段を備える
    ことを特徴とする受信装置。
  9. 【請求項9】 受信側で、送信側から送信される伝送周
    波数の変更情報を含むデータを受信するデータ受信手段
    と、前記データから伝送周波数の変更情報を抽出する周
    波数変更情報抽出手段と、前記抽出した伝送周波数の変
    更情報を格納する変更周波数記憶手段と、送信側から送
    信される前記受信データから変更時刻情報を抽出する変
    更時刻抽出部と、前記抽出された変更時刻を格納する変
    更時刻記憶手段と、受信に使用する受信周波数を記憶す
    る受信周波数記憶手段と、受信側で計時を行う時計手段
    とを備え、前記変更時刻記憶手段に格納された変更時刻
    と前記時計手段の時刻を比較して前記時計手段の時刻が
    前記変更時刻に到達した場合に前記変更周波数記憶手段
    に格納された変更後の周波数を前記受信周波数記憶手段
    に送ることを特徴とする受信装置。
  10. 【請求項10】 受信側で、送信側から送信される受信
    データから変更時刻情報を抽出する変更時刻抽出部と、
    前記抽出された変更時刻を格納する変更時刻記憶手段
    と、受信に使用する受信周波数を探索する周波数探索手
    段と、受信側で計時を行う時計手段と、前記変更時刻記
    憶手段に格納された変更時刻と時計手段の時刻を比較し
    て一致した場合に前記周波数探索手段を起動する制御部
    と、前記周波数探索手段で探索された周波数を格納する
    受信周波数記憶手段とを備える受信装置。
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