JP2000277590A - ウェハ検知方法 - Google Patents
ウェハ検知方法Info
- Publication number
- JP2000277590A JP2000277590A JP8041499A JP8041499A JP2000277590A JP 2000277590 A JP2000277590 A JP 2000277590A JP 8041499 A JP8041499 A JP 8041499A JP 8041499 A JP8041499 A JP 8041499A JP 2000277590 A JP2000277590 A JP 2000277590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- wafer detection
- foup
- sensor
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウェハの検知時間を短縮し、装置運用のスル
ープットを向上させることができるようにする。 【解決手段】 FOUP10のカセット部10aの右側
壁10dに開口部10eを形成し、開口部10eの全周
にパッキン16を張り付け、閉じられた状態で開口部1
0eを塞ぐとともにパッキン16と密着するように、ウ
ェハ検知用扉12の一辺をバネ17によって右側壁10
dに開閉可能に取り付け、ウェハ検知用扉12からウェ
ハ検知センサ18を挿入してウェハ14を検知する。
ープットを向上させることができるようにする。 【解決手段】 FOUP10のカセット部10aの右側
壁10dに開口部10eを形成し、開口部10eの全周
にパッキン16を張り付け、閉じられた状態で開口部1
0eを塞ぐとともにパッキン16と密着するように、ウ
ェハ検知用扉12の一辺をバネ17によって右側壁10
dに開閉可能に取り付け、ウェハ検知用扉12からウェ
ハ検知センサ18を挿入してウェハ14を検知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウェハが収納さ
れる気密収納可能なFOUP内のウェハ情報をウェハ検
知センサによって検知するウェハ検知方法に関するもの
である。
れる気密収納可能なFOUP内のウェハ情報をウェハ検
知センサによって検知するウェハ検知方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のウェハ検知方法を示す機構50は
図6に示されるような構造を有しており、ウェハ51を
気密収納可能なFOUP52の下に、これの蓋54を開
閉するための装置であるポッドオープナー56が設けら
れている。ポッドオープナー56はウェハ51を取り出
すためにFOUP52の蓋54を開ける際に用いられる
が、FOUP52内にウェハ51が有るかどうかなどの
情報を検知する際にも、蓋54を開けてウェハ検知セン
サ58をFOUP52内に挿入するために用いられる。
図6に示されるような構造を有しており、ウェハ51を
気密収納可能なFOUP52の下に、これの蓋54を開
閉するための装置であるポッドオープナー56が設けら
れている。ポッドオープナー56はウェハ51を取り出
すためにFOUP52の蓋54を開ける際に用いられる
が、FOUP52内にウェハ51が有るかどうかなどの
情報を検知する際にも、蓋54を開けてウェハ検知セン
サ58をFOUP52内に挿入するために用いられる。
【0003】次に、図の(1)〜(10)の番号にした
がってウェハ検知機構50の動作について説明する。
(1)FOUP52をポッドオープナー56上に載せ
る。(2)ポッドオープナー56のFOUP蓋開閉機構
60を上昇させる。(3)FOUP蓋開閉機構60をF
OUP52の蓋54に押し付ける。(4)FOUP52
に設けられており、図中円で示した部分に存在する蓋ロ
ックキー(図1に示されている蓋ロックキー10cと同
じもの)を解除する。(5)FOUP52の蓋54を開
く。(6)FOUP蓋開閉機構60を下降させる。
がってウェハ検知機構50の動作について説明する。
(1)FOUP52をポッドオープナー56上に載せ
る。(2)ポッドオープナー56のFOUP蓋開閉機構
60を上昇させる。(3)FOUP蓋開閉機構60をF
OUP52の蓋54に押し付ける。(4)FOUP52
に設けられており、図中円で示した部分に存在する蓋ロ
ックキー(図1に示されている蓋ロックキー10cと同
じもの)を解除する。(5)FOUP52の蓋54を開
く。(6)FOUP蓋開閉機構60を下降させる。
【0004】(7)ポッドオープナー56に一端が回転
可能に設けられているウェハ検知センサ58を回転させ
る。(8)ウェハ検知センサ58を停止させる。(9)
ウェハ検知センサ58を水平方向、すなわちFOUP5
2内に進入させる方向に移動させる。(10)ウェハ検
知センサ58をウェハ51の隙間に挿入させて停止さ
せ、ウェハ51の枚数を検知する。なお、図6の(1)
〜(6)、(9)及び(10)は、ウェハ検知機構50
の右側面図を、(7)及び(8)は、ウェハ検知機構5
0の正面図をそれぞれ示す。
可能に設けられているウェハ検知センサ58を回転させ
る。(8)ウェハ検知センサ58を停止させる。(9)
ウェハ検知センサ58を水平方向、すなわちFOUP5
2内に進入させる方向に移動させる。(10)ウェハ検
知センサ58をウェハ51の隙間に挿入させて停止さ
せ、ウェハ51の枚数を検知する。なお、図6の(1)
〜(6)、(9)及び(10)は、ウェハ検知機構50
の右側面図を、(7)及び(8)は、ウェハ検知機構5
0の正面図をそれぞれ示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、ポッドオープナー56によりFOUP5
2の蓋54を開けてからでないとウェハ51の検知がで
きないため、ウェハ51の検知に時間がかかり、装置運
用のスループットが上がらないという問題がある。
来のものでは、ポッドオープナー56によりFOUP5
2の蓋54を開けてからでないとウェハ51の検知がで
きないため、ウェハ51の検知に時間がかかり、装置運
用のスループットが上がらないという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、この発明は、ウェハが収納された気密収納可能
なFOUP内のウェハ情報をウェハ検知センサによって
検知するウェハ検知方法において、FOUPの壁には、
該FOUP内の気密性を損なわないように構成された扉
であるウェハ検知用扉が設けられており、該ウェハ検知
用扉からウェハ検知センサを挿入したり引き出したりす
ることができることを特徴とするものである。
ために、この発明は、ウェハが収納された気密収納可能
なFOUP内のウェハ情報をウェハ検知センサによって
検知するウェハ検知方法において、FOUPの壁には、
該FOUP内の気密性を損なわないように構成された扉
であるウェハ検知用扉が設けられており、該ウェハ検知
用扉からウェハ検知センサを挿入したり引き出したりす
ることができることを特徴とするものである。
【0007】これにより、FOUPの蓋を開けなくても
ウェハ検知用扉からウェハ検知センサを挿入することに
よりウェハの検知を行うことができるため、検知時間を
短縮することができ、装置運用のスループットを向上さ
せることができる。
ウェハ検知用扉からウェハ検知センサを挿入することに
よりウェハの検知を行うことができるため、検知時間を
短縮することができ、装置運用のスループットを向上さ
せることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明を実施したFOUP
10の平面図、図2はFOUP10の分解斜視図、図3
はFOUP10の側面図、図4はウェハ検知用扉12の
斜視図をそれぞれ示す。ウェハ14を気密収納可能なF
OUP10は、ウェハ14を収納するカセット部10a
と蓋10bとにより構成されており、蓋10bは、これ
に設けられている2つの蓋ロックキー10cにそれぞれ
図示してない鍵を差し込み、蓋ロックキー10cを回
し、蓋10bを手前に引っ張ることにより開けることが
できる。
10の平面図、図2はFOUP10の分解斜視図、図3
はFOUP10の側面図、図4はウェハ検知用扉12の
斜視図をそれぞれ示す。ウェハ14を気密収納可能なF
OUP10は、ウェハ14を収納するカセット部10a
と蓋10bとにより構成されており、蓋10bは、これ
に設けられている2つの蓋ロックキー10cにそれぞれ
図示してない鍵を差し込み、蓋ロックキー10cを回
し、蓋10bを手前に引っ張ることにより開けることが
できる。
【0009】カセット部10aの右側壁10dには長方
形の開口部10eが形成されており、開口部10eのF
OUP10内側の全周にはパッキン16が張り付けまた
は埋め込みにより設けられている。右側壁10dのFO
UP10内側には、閉じられた状態で、開口部10eを
塞ぐとともにパッキン16と密着するように、ウェハ検
知用扉12の一辺がバネ17によって開閉可能に取り付
けられており、ウェハ検知用扉12は、後述するウェハ
検知センサ18によってFOUP10内方向に押された
際にバネ17が伸びて開き、ウェハ検知センサ18をF
OUP10内から引き抜いた際にバネ17が縮んで自動
的に閉じるように構成されている。これにより、ウェハ
検知用扉12と開口部10eとのすき間からFOUP1
0内に外部の雰囲気が入り込むことがなく、気密性が保
持されている。
形の開口部10eが形成されており、開口部10eのF
OUP10内側の全周にはパッキン16が張り付けまた
は埋め込みにより設けられている。右側壁10dのFO
UP10内側には、閉じられた状態で、開口部10eを
塞ぐとともにパッキン16と密着するように、ウェハ検
知用扉12の一辺がバネ17によって開閉可能に取り付
けられており、ウェハ検知用扉12は、後述するウェハ
検知センサ18によってFOUP10内方向に押された
際にバネ17が伸びて開き、ウェハ検知センサ18をF
OUP10内から引き抜いた際にバネ17が縮んで自動
的に閉じるように構成されている。これにより、ウェハ
検知用扉12と開口部10eとのすき間からFOUP1
0内に外部の雰囲気が入り込むことがなく、気密性が保
持されている。
【0010】図5に示されるように、ウェハ検知センサ
18は、直方体の基部18aの長手方向に複数個の板状
の透過型センサ18bが互いに平行に所定間隔を空けて
配置されている櫛形の形状を有しており、センサ光がウ
ェハ14で遮られることによりウェハ14有りの信号を
出力するように構成されている。
18は、直方体の基部18aの長手方向に複数個の板状
の透過型センサ18bが互いに平行に所定間隔を空けて
配置されている櫛形の形状を有しており、センサ光がウ
ェハ14で遮られることによりウェハ14有りの信号を
出力するように構成されている。
【0011】次に、図1の(1)〜(3)の番号にした
がってウェハ14の検知方法について説明する。 (1)ウェハ検知センサ18を、これの透過型センサ1
8bがウェハ検知用扉12の方向を向くようにし、基部
18aの長手方向をウェハ検知用扉12の長手方向と揃
えてウェハ検知用扉12方向に移動させる。 (2)ウェハ検知センサ18の透過型センサ18bの先
端がウェハ検知用扉12に接すると、ウェハ検知用扉1
2がウェハ検知用センサ18に押されて開き、透過型セ
ンサ18bがFOUP10内に挿入される。 (3)ウェハ検知センサ18をFOUP10内に完全に
挿入すると、透過型センサ18bがウェハ14間のすき
間に挿入され、ウェハ14を検知する。ここで、透過型
センサ18bのセンサ光がウェハ14で遮られた場合、
ウェハ14有り信号を出力し、遮られなかった場合、ウ
ェハ14無し信号を出力する。
がってウェハ14の検知方法について説明する。 (1)ウェハ検知センサ18を、これの透過型センサ1
8bがウェハ検知用扉12の方向を向くようにし、基部
18aの長手方向をウェハ検知用扉12の長手方向と揃
えてウェハ検知用扉12方向に移動させる。 (2)ウェハ検知センサ18の透過型センサ18bの先
端がウェハ検知用扉12に接すると、ウェハ検知用扉1
2がウェハ検知用センサ18に押されて開き、透過型セ
ンサ18bがFOUP10内に挿入される。 (3)ウェハ検知センサ18をFOUP10内に完全に
挿入すると、透過型センサ18bがウェハ14間のすき
間に挿入され、ウェハ14を検知する。ここで、透過型
センサ18bのセンサ光がウェハ14で遮られた場合、
ウェハ14有り信号を出力し、遮られなかった場合、ウ
ェハ14無し信号を出力する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、FOU
Pの蓋を開けなくてもウェハ検知用扉からウェハ検知セ
ンサを挿入することによりウェハの検知を行うことがで
きるため、検知時間を短縮することができ、装置運用の
スループットを向上させることができる。
Pの蓋を開けなくてもウェハ検知用扉からウェハ検知セ
ンサを挿入することによりウェハの検知を行うことがで
きるため、検知時間を短縮することができ、装置運用の
スループットを向上させることができる。
【図1】本発明を実施したFOUPの平面図である。
【図2】FOUPの分解斜視図である。
【図3】FOUPの側面図である。
【図4】ウェハ検知用扉の斜視図である。
【図5】ウェハ検知センサの斜視図である。
【図6】従来装置のウェハを検知するときの動作を示す
図である。
図である。
10 FOUP 10a カセット部 10d 右側壁 10e 開口部 12 ウェハ検知用扉 14 ウェハ 16 パッキン 17 バネ 18 ウェハ検知センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 ウェハが収納される気密収納可能なFO
UP内のウェハ情報をウェハ検知センサによって検知す
るウェハ検知方法において、 FOUPの壁には、該FOUP内の気密性を損なわない
ように構成された扉であるウェハ検知用扉が設けられて
おり、該ウェハ検知用扉からウェハ検知センサを挿入し
たり引き出したりすることができるようにしたことを特
徴とするウェハ検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8041499A JP2000277590A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | ウェハ検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8041499A JP2000277590A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | ウェハ検知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000277590A true JP2000277590A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13717645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8041499A Withdrawn JP2000277590A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | ウェハ検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000277590A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6738142B2 (en) * | 2001-02-28 | 2004-05-18 | International Business Machines Corporation | Integrated wafer cassette metrology assembly |
CN110473819A (zh) * | 2018-05-11 | 2019-11-19 | 北京北方华创微电子装备有限公司 | 一种开门装置、传输腔室和半导体处理设备 |
CN111725098A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-09-29 | 北京北方华创微电子装备有限公司 | 真空结构及新型晶圆传送盒门打开机构 |
-
1999
- 1999-03-24 JP JP8041499A patent/JP2000277590A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6738142B2 (en) * | 2001-02-28 | 2004-05-18 | International Business Machines Corporation | Integrated wafer cassette metrology assembly |
CN110473819A (zh) * | 2018-05-11 | 2019-11-19 | 北京北方华创微电子装备有限公司 | 一种开门装置、传输腔室和半导体处理设备 |
CN111725098A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-09-29 | 北京北方华创微电子装备有限公司 | 真空结构及新型晶圆传送盒门打开机构 |
CN111725098B (zh) * | 2020-06-09 | 2023-09-08 | 北京北方华创微电子装备有限公司 | 真空结构及新型晶圆传送盒门打开机构 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |