JP2000276489A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2000276489A
JP2000276489A JP11083792A JP8379299A JP2000276489A JP 2000276489 A JP2000276489 A JP 2000276489A JP 11083792 A JP11083792 A JP 11083792A JP 8379299 A JP8379299 A JP 8379299A JP 2000276489 A JP2000276489 A JP 2000276489A
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JP11083792A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Okamoto
正義 岡本
Takatoshi Yoshikawa
隆敏 吉川
Yoshikazu Tomita
義数 富田
Masuo Kondo
益生 近藤
Akira Nakamura
明 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえば、デジタルカメラ等において、所望
のファイル情報を迅速かつ円滑に検索または編集できる
情報処理装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 映像ファイル情報を取り込むためのCC
Dカメラ部3と、文字等を手書き入力するための表示入
力一体型タブレット1と、メモリ4とを備え、CCDカ
メラ部3によって取り込まれたファイル情報に関連して
前記表示入力一体型タブレット1からの手書入力情報を
前記メモリ4に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記憶装置に関
し、特に、デジタルカメラ等で複数の画像情報を記憶し
た場合に、所望の画像を円滑に再生し得るようにするも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラ等で多くの画像を撮影し
た場合、撮影画像の確認や、その後の編集のためには、
撮影画像を適当にインデックス表示できれば便利であ
る。この点を考慮して、既存のデジタルカメラには、通
常、背部に配されたLCD表示部上に、既に撮影した画
像を縮小してインデックス表示する機能が備えられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
インデックス表示では、撮影した画像を視認できる程度
に縮小するものであるから、LCD表示部上にそれほど
多くの撮影画像を表示できない。他方、デジタルカメラ
に内蔵されるメモリの容量は急速に大きくなっており、
特に、光磁気ディスク等のディスク媒体をメモリとして
内蔵する場合には、膨大な量の画像を撮影することがで
きる。したがって、従来のように撮影画像を縮小してイ
ンデックス表示をしたのでは、撮影画像の確認や検索、
編集においてインデックス画面のスクロール操作の繰り
返し操作等が必要となってしまい、大層、面倒である。
また、デジタルカメラを音声レコーダとして使用する場
合も考えられ、この場合には、所望の音声プログラムを
何らかの形で検索できるようにするのが好ましい。
【0004】そこで、本発明は、かかる問題点を解決
し、所望のファイル情報を迅速かつ円滑に検索または編
集できる情報処理装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、映像
または音声等のファイル情報を取り込むための情報取込
手段と、文字等を手書き入力するための手書入力手段
と、メモリとを備え、前記情報取込手段により取り込ま
れたファイル情報に関連して前記手書入力手段からの手
書入力情報を前記メモリに記憶することを特徴とする情
報処理装置である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、一
の手書入力情報が入力された後、新たに手書入力情報が
入力されるまでの間、前記情報取込手段によって取り込
まれたファイル情報に対し、前記一の手書き入力情報を
割り当てることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2にお
いて、前記手書入力情報に対し文字認識処理を行う文字
認識手段を有し、当該文字認識情報を前記ファイル情報
に関連して前記メモリに記憶することを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか
において、前記メモリに記憶された前記手書入力情報ま
たは前記文字認識情報からインデックス情報を生成する
インデックス処理手段を有することを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項4において、前
記インデックス情報を画像として一覧表示する表示手段
と、この表示された前記手書入力情報または前記文字認
識情報の内、所望のものを選択するための選択手段とを
備え、当該選択されたファイル情報を出力することを特
徴とする。
【0010】請求項6の発明は、請求項5において、フ
ァイル情報は映像情報であり、選択されたファイル情報
と、前記手書入力情報または前記文字認識情報とを、前
記画像表示手段に表示することを特徴とする。
【0011】請求項7の発明は、請求項6において、前
記手書入力情報または前記文字認識情報は当該ファイル
情報の再生画像の上に重ね表示されることを特徴とす
る。
【0012】請求項8の発明は、請求項7において、前
記手書入力情報または前記文字認識情報の表示は、所定
の期間のみ行われることを特徴とする。
【0013】請求項9の発明は、映像情報を取り込むた
めの情報取込手段と、当該取り込まれた映像情報から所
定の文字記号部分を抽出して文字記号情報を生成させる
ための文字記号情報生成手段と、メモリとを備え、前記
情報取込手段により取り込まれた映像情報に関連して前
記文字記号情報生成手段からの文字記号情報を前記メモ
リに記憶することを特徴とする。
【0014】請求項10の発明は、請求項9において、
一の文字記号情報が抽出された後、新たに文字記号情報
が入力されるまでの間、前記情報取込手段によって取り
込まれたファイル情報に対し、前記一の文字記号情報を
割り当てることを特徴とする。
【0015】請求項11の発明は、請求項10におい
て、前記文字記号情報に対し文字認識処理を行う文字認
識手段を有し、当該文字認識情報を前記映像情報に関連
して前記メモリに記憶することを特徴とする。
【0016】請求項12の発明は、請求項9〜11の何
れかにおいて、前記メモリに記憶された複数の前記文字
記号情報または前記文字認識情報からインデックス情報
を生成するインデックス処理手段とを有することを特徴
とする。
【0017】請求項13の発明は、請求項12におい
て、前記インデックス情報を画像として一覧表示する表
示手段と、この表示された前記文字記号情報または前記
文字認識情報の内、所望のものを選択するための選択手
段とを備え、当該選択された映像情報を前記表示手段に
表示することを特徴とする。
【0018】請求項14の発明は、請求項13におい
て、選択された前記文字記号情報または前記文字認識情
報を当該映像情報と共に表示手段に表示することを特徴
とする。
【0019】請求項15の発明は、請求項14におい
て、前記文字記号情報または前記文字認識情報は当該フ
ァイル情報の再生画像の上に重ね表示されることを特徴
とする。
【0020】請求項16の発明は、請求項15におい
て、前記手書入力情報または前記文字認識情報の表示
は、所定の期間のみ行われることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る好ましい実施
の形態について説明する。
【0022】図1は、本発明による実施の形態の構成を
示すブロック図である。図において、表示入力一体型タ
ブレット1(以下タブレット)は、LCD表示部1a
(以下、表示部という)とペンPENの座標検出部1bが
一体になったものであり、1aの座標と1bの座標は1
対1で対応している。CCDカメラ部3は、画像(静止
画像、動画像)を撮影するものである。図示しない静止
画/動画切替えスイッチの選択により、静止画像と動画
像の撮影の切替えが可能である。主制御部2は、装置全
体を制御するためのものであり、図示しないCPUとプ
ログラムを格納したROMより構成され、CPUは当該
プログラムに基づいて動作する。
【0023】メモリ4は、撮影した画像やその画像に対
応する情報等を記憶するためのものである。文字認識部
5は、タブレット1上で筆記された文字や撮影した画像
中の文字を認識するものである。入力文字データ記憶用
メモリ51は、文字認識部5に付属し、タブレット1で
筆記されたデータや撮影画像中の文字データを認識のた
めに一時的に記憶するメモリ(RAM)である。文字認
識辞書52は、文字を認識するための辞書であり、あら
かじめ文字の特徴量を全文字分格納したメモリ(RO
M)である。
【0024】CCDカメラ部3で取り込んだ画像は表示
部1aに表示され、撮影された画像はメモリ4に記憶さ
れる。図示しない再生スイッチが押されると、メモリ4
に記憶された撮影画像は、表示部1aに表示される。再
生画像を表示部1aに表示しておき、図示しない文字筆
記モードのスイッチを押して、その画像の上でペンPEN
でメモやコメントなどを筆記すると、座標検出部1bに
よって、筆跡の座標が検出され、その筆記データは、表
示中の画像データと対応づけられ、画像とは別の領域の
メモリ4に記憶される。そして、図示しない認識スイッ
チが押されると記憶された筆記データに対して文字認識
が行われ、その筆記データが文字コードに変換され、筆
記データの代わりに文字認識結果がメモリ4に記憶され
る。
【0025】再生画像を表示部1aに表示した状態で、
図示しない文字イメージ入力モードのスイッチが押さ
れ、その後、ペンPENで抽出したい文字部分を範囲指定
すると、画像中の当該文字部分が抽出される。
【0026】かかる文字部分の検出は、明度の変化して
いる部分を文字のエッジとして検出することにより行わ
れる。かかる方法によれば、背景と文字の明度が異なっ
ていさえすれば、文字のエッジを検出することができ
る。
【0027】かかる文字部分は、先の筆記データの場合
と同様に、表示中の画像と対応づけられ、当該画像とは
別の領域のメモリ4に記憶される。
【0028】また、筆記データの場合と同様に、図示し
ない認識スイッチが押されると当該記憶された文字画像
に対して文字認識が行われ、文字画像が文字コードに変
換され、文字画像データの代わりに文字認識結果がメモ
リ4に記憶される。
【0029】画像と対応づけられた筆記データや文字画
像、それらの文字認識結果は、たとえば図示しない検索
スイッチの操作に応答して、インデックス表示(一覧表
示)される。そして、表示されたインデックスの中か
ら、所望のものをペンPENで指定すると、そのインデッ
クス項目に対応してメモリ4に記憶された画像が表示部
1aに表示される。なお、かかる場合、選択されたイン
デックス項目は、画像再生時に、当該画像上に所定時間
テロップ表示される。
【0030】上記に於いて、文字認識の処理は以下のよ
うにして行われる。まず、メモリ4に記憶された筆記デ
ータや文字画像データは、入力文字データ記憶用メモリ
51へ一時的にコピーされる。筆跡データの場合は、時
系列座標データから文字画像データ(ビットマップデー
タ)に変換される。そして、メモリ51に一時的に記憶
された文字画像データから文字の特徴量を抽出し、文字
認識辞書52の特徴量と照合する。文字の特徴量として
は、OCRの認識手法として一般的に知られている方向
特徴を用いる。方向特徴とは、文字画像のエッジを検出
し、どの方向のエッジがどの位置にあるかを4方向(水
平、垂直、右上がり、右下がり)別の特徴空間に表した
ものである。文字認識辞書52には、あらかじめ全文字
分、文字毎に方向特徴の特徴量が格納されている。入力
された文字画像の方向特徴の特徴量と文字認識辞書52
の各文字の方向特徴の特徴量とを照合し、最も照合度の
高い文字を認識結果とする。
【0031】なお、かかる方向特徴を用いた文字認識に
ついては、”手書き漢字の方向パターン・マッチング法
による解析”(電子情報通信学会,Vol.J65-D,No.5,pp.5
50-557,1982.5)に詳しい。
【0032】次に、本実施の形態の動作例を図2を参照
して説明する。本動作例は、上述した実施の形態をデジ
タルカメラに適用した場合のものである。ここで、表示
入力一体型タブレット1は、カメラの背部全面に配され
ている。また、CCDカメラ部3は、既存のデジタルカ
メラのカメラ部と同様、レンズ部、CCD部等から構成
されている。
【0033】図2において、101はデジタルカメラの
背部である。103は撮影のためのシャッターボタンで
ある。CCDカメラ部は、前部に備えられている。10
2は記憶した撮影画像を表示部1aに表示した内容であ
り、その画像データは、メモリ4内で撮影番号順[撮影
件数ごとの連番](図2では、No.1)に記憶されてい
る。
【0034】また、同図において、1041は、メモリ
4における画像情報とコメント欄情報の一つの記憶領域
を示す。ここで、撮影した画像情報は、領域1041内
の撮影画像領域1041Gに記憶される。また、画像1
02が表示された状態で、上述のように文字筆記モード
のスイッチを操作し、102Aに示すようにペンで文字
を筆記すると、その筆記文字は、座標検出部1bで検出
され、その筆跡データ1041Aが、撮影画像の記憶さ
れている1041Gに対応するコメント欄の領域104
1Cに記憶される。
【0035】さらに、メモリ4には、上記とは別に、上
記コメント欄に筆記された情報をインデックスとして記
憶するための領域(インデックスタイトル領域105)
が配されている。上記の1041Cに記憶された筆跡デ
ータ1041Aは、かかるインデックスタイトル領域1
05内の当該撮影番号に対応する領域1051へ、所定
の表示サイズに圧縮または拡大処理されて、インデック
スデータ1051Aとして記憶される。このように、各
撮影画像に対して、その撮影画像に対応づけて文字の筆
記データが記憶される。
【0036】図示しないインデックス表示ボタンを押す
と、インデックスタイトル105の内容が撮影番号と共
に表示部1aに表示される。かかる状態において、ペン
PENを用いて、たとえばインデックス1051に対応す
る表示を指示すると、当該画像番号(No.1)に対応する
番号の撮影画像(領域1041Gに記憶している画像)
が表示部1aに表示される。すなわち、撮影画像に対応
づけてインデックスとして記憶した筆記データから逆に
撮影画像を検索し、呼出すことができる。
【0037】この呼出した撮影画像を表示する際、撮影
画像に対応した筆記データ1041を、102Aのよう
に重ね合わして表示するか、所定位置の所定サイズで表
示するか、撮影画像のみを表示するかは、図示しないコ
メント表示切替えスイッチで選択できる。
【0038】図3は、図2におけるコメント欄104C
に記憶された筆記データ1041Aを文字認識した場合
の結果を示しており、1041Aはその文字認識結果1
041Rに変換される。そして、その1041Rは、1
051にインデックスデータ1051Rとして記憶し直
される。
【0039】上述したように、コメント欄に筆記した文
字等をインデックス表示すれば、スペースの制約される
カメラの背面領域においても、比較的多くのコメント欄
を一度に表示できるので、インデックスのスクロール等
を多数回に渡って繰り返さなくとも、迅速に所望の撮影
画像を検索できるようになる。また、文字認識結果をコ
メント欄のデータとして記憶する場合には、文字コード
を用いて検索できるようになるので、50音順またはア
ルファベット順に並べ替える機能や、文字検索機能を付
することにより、より迅速に所望の撮影画像を検索でき
るようになる。ここで、文字検索機能は、たとえば、検
索すべき所望の文字を表示入力一体型タブレット1に筆
記し、これを文字認識させた上で、当該入力された文字
の文字コードとインデックスタイトル領域105中の文
字コードとを比較して、文字が前方一致または後方一致
するものをインデックスタイトル領域105から選択し
て表示入力一体型タブレット1上にインデックス表示す
るようにして、ユーザに選択候補を提供するようにす
る。
【0040】なお、インデックスの表示方法は、上記の
如く、インデックスタイトル領域105に格納されたコ
メント欄の内容をそのまま一覧表示する形態の他に、当
該コメント欄の内容と共に撮影画像を併せて表示するよ
うにしてもよい。図4は、図2のようにして記憶された
撮影画像データとそれに対応づけて記憶したコメント欄
の内容を一覧表示した様子を示している。
【0041】表示領域201は、撮影番号1の表示領域
であり、撮影画像の表示領域201Gとコメント欄の表
示領域201Aからなり、それぞれ、メモリ4内の10
41Gに記憶された撮影画像、コメント欄1041Cに
記憶されたデータが表示されている。この際、表示され
る撮影画像は、メモリ4内に記憶された画像情報を間引
き処理等によって縮小したものとする。同様に、20
2、203は、撮影番号2、3に対する表示領域であ
る。尚、図3のようにコメント欄の筆記データを認識し
た場合は、図4の201A、202A、203Aには、
文字認識結果である活字の文字列が表示される。図2、
図3で示したインデックスの表示の場合と同様、20
1、202、203の領域をペンで指示すると、対応す
る撮影画像が全画面に表示される。
【0042】このように、撮影時に入力したコメントと
共に、対応する撮影画像を一覧表示するようにすれば、
上記に比べ、一度に表示できる検索対象のインデックス
の数は制限されるが、その反面、コメントによって検索
しながら撮影画像によって所望の画像か否かを確認でき
るので、画像の整理、検索が容易となるとの効果を奏す
ることもできる。この場合、表示される撮影画像は、そ
れを見て検索するのではなく、あくまでも確認用にのみ
用いるものであるから、撮影画像に当たりをつけられる
程度にまで縮小することができる。
【0043】以上は、静止画像を記録した場合の例であ
るが、動画を記録した場合にも同様にコメントを抽出入
力または筆記入力することもできる。ここで、コメント
の抽出入力は、撮影した画像の中から所定のシーンを静
止画として再生し、しかる後に、上記と同様に文字部分
を領域指定することによって文字の抽出を行うようにす
る。また、ユーザからの筆記によってコメントを入力す
る場合には、所定の動画ファイルを再生している最中
に、上記と同様の文字筆記入力操作を行うことにより、
当該動画ファイルに関連して筆記文字によるコメントを
メモリ4に格納するようにすれば良い。
【0044】なお、1件の撮影画像(動画)に対して2
件のコメントを記録・表示したい場合は、1件の撮影画
像を2件に分割編集して、それぞれにコメントを入力す
ればよい。また、所望の動画ファイルを検索するには、
上記と同様に、コメント欄の内容をインデックス表示し
た後、ユーザが所望のインデックスを指定することによ
って行われる。
【0045】図5は、動画像として撮影した画像に、コ
メント1041Cを入力し、そのコメントをテロップ文
字として、動画像と一緒に表示した例である。テロップ
文字は、1件毎に再生開始から所定時間分表示するか、
もしくは常に表示するか表示しないかを選択できる。テ
ロップ文字の表示は、コメント欄に記憶した内容が表示
されるようになっているため、コメント欄の内容が筆記
データの場合は筆記データのままが表示され、コメント
欄の内容が文字認識結果の場合は、その認識結果である
活字の文字列が表示される。テロップ文字の位置、大き
さも表示部1aに表示されるメニュー選択により指定で
きる。
【0046】さらに、上記実施の形態では、撮影画像か
ら文字部分を抽出する際に、当該文字部分をユーザに範
囲指定させるようにしたが、たとえば、名刺等のように
殆どが文字から構成されており、且つ、文字のグループ
分けが明確であるような場合には、ユーザによりわざわ
ざ範囲指定操作がなされなくとも、自動的に、インデッ
クス用の文字を抽出して取り込むこともできる。
【0047】図6は、撮影画像の1部の文字を認識し、
その結果をインデックスとする例である。図中、401
は名刺を撮影した画像である。図示しない文字イメージ
入力モードのスイッチが押されると、画像中の最も大き
い文字部分401Aが選択されて認識され、その認識結
果411Aがインデックス領域410に記憶され、画像
用メモリ領域に記憶される画像情報421と対応づけら
れる。ここで、インデックス領域は、あらかじめ50音
順に区別されており、文字認識された文字情報は該当す
る50音領域に格納される。なお、インデックス画像中
の最も大きい文字の検出は、互いに近い黒画素をグルー
プとしてまとめた時の黒画素集合を囲む矩形の面積の最
も大きいグループとして検出する。但し、そのグループ
に対して文字認識した結果がリジェクトの場合、そのグ
ループは文字ではないと判定し、次に大きいグループを
採用する。
【0048】ところで、上記の実施の形態に於いては、
一つの撮影画像ファイルに対しコメントが入力された
後、次にコメントが入力されるまでの間に複数の撮影画
像ファイルがメモリに記録される場合がある。かかる場
合には、当該次のコメントが入力されるまでの複数のフ
ァイルには、直前に付されたコメントを自動的に付する
ようにする。これは、行楽等で所定の場所に出かけた際
には、その日は当該場所にて撮影を行う場合が多いた
め、その日の最初の撮影画像に対して付されたコメント
を他のファイルにも引用すれば足りる場合が多いからで
ある。
【0049】図7は、連続する撮影画像に対するインデ
ックスの自動生成を示した例である。撮影画像501に
対するインデックス名として、「長良川」を入力する
と、501のインデックス名は「長良川001」に変更
され、続く撮影画像502、503に対してのインデッ
クス名を「長良川002」「長良川003」のように連
番にしてインデックスを自動生成する。ここで、自動生
成する範囲は、次にインデックス名が入力される画像に
至るまでとする。なお、編集に於いて、連番の途中のイ
ンデックス名を選択してコメントを新たに追加した場合
には、それ以降のファイルには、既にコメントが付され
ている後続のファイルに至るまで、当該新たなコメント
が再生成されて付される。
【0050】以上、本発明の種々の実施の形態を説明し
たが、本発明はかかる実施の形態に限られるものではな
く、他に種々の変更が可能である。たとえば、上記実施
の形態は、ディジタルカメラ本体内での動作例を示した
が、インデックスの一覧表示や検索の動作は、本体内だ
けの動作に限らず、図2、3で示した画像とコメント入
力したデータを図示しない外部のパソコンに転送した後
に、パソコン上で同様のことが行える。
【0051】また、上記実施の形態は、記録されるべき
情報として静止画像や動画像等の画像情報としたが、こ
れ以外に、種々の音声情報をファイルとして記録する場
合にも適用できる。かかる場合、音声の記録時または再
生時に表示入力一体型タブレットにより所望のコメント
を筆記入力し、これを当該音声情報ファイルに関連づけ
てメモりに記録するようにすればよい。かかる音声情報
の記録は、上記デジタルカメラに音声記録モードを設定
して音声のみを記録するような商品形態にて実現するこ
ともでき、また、既存のミニディスクプレーヤ等の音声
記録専用機に表示入力一体型タブレットを配する商品形
態にて実現することもできる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、上述したように、手書
入力手段や文字記号情報生成手段によって入力された文
字等をインデックス表示することにより、スペースの制
約されるカメラの背面領域等においても、比較的多くの
コメント欄を一度に表示できるので、インデックスのス
クロール等を多数回に渡って繰り返さなくとも、迅速に
所望の撮影画像を検索できるようになる。また、文字認
識結果をインデックス用のデータとして記憶する場合に
は、文字コードを用いて検索できるようになるので、5
0音順またはアルファベット順に並べ替える機能や、文
字検索機能を付することにより、より迅速に所望の撮影
画像を検索できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係るブロック図
【図2】 実施の形態の動作を説明するための図
【図3】 実施の形態の動作を説明するための図
【図4】 実施の形態の動作を説明するための図
【図5】 実施の形態の動作を説明するための図
【図6】 実施の形態の動作を説明するための図
【図7】 実施の形態の動作を説明するための図
【符号の説明】
1 表示入力一体型タブレット 2 主制御部 3 CCDカメラ部 4 メモリ 5 文字認識部
フロントページの続き (72)発明者 富田 義数 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 近藤 益生 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 中村 明 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5B050 BA10 DA09 EA12 EA19 EA20 FA02 FA09 FA12 GA08 5B064 AA07 AB04 BA06 FA03 FA13 5B075 ND06 NK02 NK06 NK12 NK25 PP12 PP22 PQ02 PQ46 PQ48 PQ69

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像または音声等のファイル情報を取り
    込むための情報取込手段と、文字等を手書き入力するた
    めの手書入力手段と、メモリとを備え、前記情報取込手
    段により取り込まれたファイル情報に関連して前記手書
    入力手段からの手書入力情報を前記メモリに記憶するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、一の手書入力情報が
    入力された後、新たに手書入力情報が入力されるまでの
    間、前記情報取込手段によって取り込まれたファイル情
    報に対し、前記一の手書き入力情報を割り当てることを
    特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記手書入
    力情報に対し文字認識処理を行う文字認識手段を有し、
    当該文字認識情報を前記ファイル情報に関連して前記メ
    モリに記憶することを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記メ
    モリに記憶された前記手書入力情報または前記文字認識
    情報からインデックス情報を生成するインデックス処理
    手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記インデックス情
    報を画像として一覧表示する表示手段と、この表示され
    た前記手書入力情報または前記文字認識情報の内、所望
    のものを選択するための選択手段とを備え、当該選択さ
    れたファイル情報を出力することを特徴とする情報処理
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、ファイル情報は映像
    情報であり、選択されたファイル情報と、前記手書入力
    情報または前記文字認識情報とを、前記画像表示手段に
    表示することを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記手書入力情報ま
    たは前記文字認識情報は当該ファイル情報の再生画像の
    上に重ね表示されることを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記手書入力情報ま
    たは前記文字認識情報の表示は、所定の期間のみ行われ
    ることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 映像情報を取り込むための情報取込手段
    と、当該取り込まれた映像情報から所定の文字記号部分
    を抽出して文字記号情報を生成させるための文字記号情
    報生成手段と、メモリとを備え、前記情報取込手段によ
    り取り込まれた映像情報に関連して前記文字記号情報生
    成手段からの文字記号情報を前記メモリに記憶すること
    を特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、一の文字記号情報
    が抽出された後、新たに文字記号情報が入力されるまで
    の間、前記情報取込手段によって取り込まれたファイル
    情報に対し、前記一の文字記号情報を割り当てることを
    特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記文字記号情
    報に対し文字認識処理を行う文字認識手段を有し、当該
    文字認識情報を前記映像情報に関連して前記メモリに記
    憶することを特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11の何れかにおいて、前
    記メモリに記憶された複数の前記文字記号情報または前
    記文字認識情報からインデックス情報を生成するインデ
    ックス処理手段とを有することを特徴とする情報処理装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記インデック
    ス情報を画像として一覧表示する表示手段と、この表示
    された前記文字記号情報または前記文字認識情報の内、
    所望のものを選択するための選択手段とを備え、当該選
    択された映像情報を前記表示手段に表示することを特徴
    とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、選択された前記
    文字記号情報または前記文字認識情報を当該映像情報と
    共に表示手段に表示することを特徴とする情報処理装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記文字記号情
    報または前記文字認識情報は当該ファイル情報の再生画
    像の上に重ね表示されることを特徴とする情報処理装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記手書入力情
    報または前記文字認識情報の表示は、所定の期間のみ行
    われることを特徴とする情報処理装置。
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