JP2000276377A - システムタイマ補正装置及びプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

システムタイマ補正装置及びプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000276377A
JP2000276377A JP11081415A JP8141599A JP2000276377A JP 2000276377 A JP2000276377 A JP 2000276377A JP 11081415 A JP11081415 A JP 11081415A JP 8141599 A JP8141599 A JP 8141599A JP 2000276377 A JP2000276377 A JP 2000276377A
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system timer
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error
function
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Shigekazu Hirokane
茂和 広兼
Kazunori Sugita
和典 杉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】システムタイマの精度を高精度に保つ搭載容易
なシステムタイマ補正装置を提供する。 【解決手段】計算機1におけるシステムタイマ2の時刻
補正装置として、所定間隔毎にパルスを発信する発信手
段8と、発信手段8からのパルスをカウントするカウン
ト手段9と、システムタイマ2から第1の時刻を確保す
る手段10aと、第1の時刻確保時にカウント手段9を
リセットする手段12と、第1の時刻を確保してから一
定時間経過後にシステムタイマ2から第2の時刻を確保
する手段10bと、第2の時刻確保時のカウント手段9
におけるカウント値と第1の時刻とから有効時刻を求め
てこの有効時刻と第2の時刻との間の誤差をシステムタ
イマ誤差として求める手段14と、システムタイマ誤差
が誤差発生認定範囲にある場合に有効時刻によってシス
テムタイマ2を補正する手段15とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機の内部に備
えられているシステムタイマを補正し、このシステムタ
イマの精度を向上させるシステムタイマ補正装置及びプ
ログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機や計算機システムで実行される処
理には時刻情報を必要とするものが多い。このため、計
算機や計算機システムにおいて時刻情報を管理するシス
テムタイマ(内部時計)に関しては高い精度が要求され
る。
【0003】計算機のシステムタイマの精度を保つため
の第1の技術として、例えば特開平7−244540号
公報に開示された「高精度時計装置」がある。
【0004】この「高精度時計装置」は、低精度の時計
とは別に高精度発信器を設け、高精度発信器から一定時
間毎に低精度時計に対して補正信号を出力し、補正信号
を元に低精度時計の補正処理を行う技術である。
【0005】また、システムタイマの精度を保つための
第2の技術として、例えば特開昭62−214418号
公報に開示された「処理装置内蔵時計の時刻修正方式」
がある。
【0006】この「処理装置内蔵時計の時刻修正方式」
は、内部時計とは別に高精度時計を設け、内部時計と高
精度時計との値を比較する。そして、内部時計が高精度
時計に比べて遅れている場合には高精度時計の時刻を内
部時計に書き込み、内部時計が高精度時計に比べて進ん
でいる場合には内部時計と高精度時計の時刻が一致する
まで内部時計を停止させる技術である。
【0007】さらに、システムタイマの精度を保つため
の第3の技術として、例えば特開昭62−85319号
公報に開示された「計算機の内部時計補正方式」があ
る。
【0008】この「計算機の内部時計補正方式」は、内
部時計とは別に外部に高精度時計を設け、利用者により
指定された周期で外部時計の時刻を内部時計に書き込む
技術である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような各技術は以下のような問題点を有している。一般
的な計算機には、内部時計が予め設置されている。した
がって、特開平7−244540号公報に開示された補
正信号を元に補正処理をする「高精度時計装置」を後か
ら計算機に搭載することはハードウェア技術上困難であ
り手間もかかる。したがって、既に導入済みの計算機に
対して適用しにくいという問題が生じる。
【0010】また、この特開平7−244540号公報
に開示された「高精度時計装置」を計算機に備えたとし
ても、計算機が高負荷状態の場合には、計算機内部にお
ける補正処理に遅れが生じるためソフトウェア技術上高
精度な時刻を維持することが困難となる。
【0011】特開昭62−214418号公報に開示さ
れた「処理装置内蔵時計の時刻修正方式」の技術におい
ても上記と同様の問題が発生する。すなわち、内部時計
が予め設置された計算機にこの技術を実現する装置を搭
載することは困難である。
【0012】さらに、特開昭62−85319号公報に
開示された「計算機の内部時計補正方式」を適用した場
合には、計算機の利用形態や負荷に応じて利用者が補正
を行う周期を書き込む必要があるため、無人で長時間運
転を維持することが困難である。
【0013】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、予めシステムタイマが設置された計算機に
対しても簡単に搭載することが可能であり、計算機の利
用形態、負荷の状態に影響されることなくシステムタイ
マの精度を保つシステムタイマ補正装置及びプログラム
を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、所定間
隔毎にパルスを発信する発信手段とこのパルスをカウン
トするカウント手段を用いることでハードウェア的な付
加部分を簡素化かつ設置容易化し、システムタイマによ
る経過時刻とカウント値から得られる時刻との差に基づ
いてシステムタイマを補正する点にある。
【0015】以下、本発明を実現するにあたって講じた
具体的手段について説明する。
【0016】第1の発明は、計算機に備えられているシ
ステムタイマの示す時刻を補正するシステムタイマ補正
装置であって、所定間隔毎にパルスを発信する発信手段
と、発信手段から発信されたパルスをカウントするカウ
ント手段と、システムタイマの示す時刻を第1の時刻と
して確保する手段と、第1の時刻確保時に、カウント手
段をリセットする手段と、第1の時刻を確保してから一
定時間経過後に、システムタイマの示す時刻を第2の時
刻として確保する手段と、第2の時刻確保時のカウント
手段におけるカウント値と第1の時刻とから有効時刻を
求め、この有効時刻と第2の時刻との間の誤差をシステ
ムタイマ誤差として求める手段と、システムタイマ誤差
が誤差発生認定範囲にある場合に、有効時刻によってシ
ステムタイマを補正する手段とを具備したシステムタイ
マ補正装置である。
【0017】第2の発明は、計算機に備えられているシ
ステムタイマの示す時刻を補正するシステムタイマ補正
装置であって、所定間隔毎にパルスを発信する発信手段
と、発信手段から発信されたパルスをカウントするカウ
ント手段と、システムタイマから読み出した時刻を第1
の時刻として確保する第1時刻確保手段と、第1時刻確
保手段によって新規の時刻が確保された場合に、カウン
ト手段のカウント値をリセットし、新たにカウントを開
始させるカウント開始手段と、第1の時刻を確保してか
ら一定時間経過後に、システムタイマから読み出した時
刻を第2の時刻として確保する第2時刻確保手段と、第
2時刻確保手段によって第2の時刻が確保された場合
に、カウント手段におけるカウント値を読み出し、当該
カウント値と発信手段によるパルスの発信間隔とからカ
ウント時間を求めるカウント時間測定手段と、第1時刻
確保手段によって確保されている第1の時刻とカウント
時間測定手段によって求められたカウント時間との和で
ある有効時刻を求め、当該有効時刻と第2時刻確保手段
によって確保されている第2の時刻との間の誤差である
システムタイマ誤差を求める誤差測定手段と、誤差測定
手段によって求められたシステムタイマ誤差が誤差発生
認定範囲にある場合に、有効時刻によってシステムタイ
マを補正し、有効時刻を第1の時刻として第1時刻確保
手段に確保させ、システムタイマ誤差が誤差発生認定範
囲にない場合に、第2の時刻を第1の時刻として第1時
刻確保手段に確保させる補正手段とを具備したシステム
タイマ補正装置である。
【0018】なお、誤差発生認定範囲とは、システムタ
イマを補正すべきと判断される範囲である。例えば、ユ
ーザが意図的にシステムタイマの時刻を変更した場合に
は誤差が大幅に大きくなるためこのような場合は誤差発
生認定範囲に含まれないようにすることができる。ま
た、誤差が極めて小さい場合もシステムタイマを補正す
る必要がなく、誤差発生範囲に含まれないとすることが
できる。
【0019】この第1又は第2の発明においては、ハー
ドウェア的には発信手段とカウント手段とを付加すれば
よくこれらは例えば拡張カード、拡張ボード等のような
簡単な構造により実現可能であり計算機に容易に搭載可
能である。また、その他の構成要素はソフトウェアとし
て実現可能である。
【0020】したがって、本発明のシステムタイマ補正
装置は、計算機へ容易に搭載させることができる。
【0021】また、この第1又は第2の発明において
は、第1の時刻とカウント手段によるカウント値とから
得られる有効時刻が第2の時刻と等しいか否かを調査す
る。ここで、例えば計算機が高負荷状態で第2の時刻を
読み込むのが遅れたとしても、この遅れた間もカウント
手段においてカウントが実行されるため、補正処理が計
算機の高負荷状態による遅れの影響を受けない。
【0022】したがって、計算機の負荷状態に影響され
ることなくシステムタイマを高精度に補正することがで
きる。
【0023】また、この第1又は第2の発明において
は、例えば計算機の起動時にユーザが初期的にシステム
タイマの時刻を設定した場合や、計算機のテストのため
にユーザがシステムタイマの時刻を意図的に変化させた
場合であっても、システムタイマ誤差が誤差発生認定範
囲にない場合にはシステムタイマの自動補正処理を行わ
ない。これにより、ユーザによる自由な変更が可能とな
る。
【0024】第3の発明は、第1又は第2の発明のシス
テムタイマ補正装置であって、第1の時刻を確保してか
ら第2の時刻を読み出して確保するまでの一定時間を変
更可能なシステムタイマ補正装置である。
【0025】この第3の発明においては、例えばシステ
ムタイマに発生する誤差が小さい場合には、第1の時刻
を読み出して確保してから第2の時刻を読み出して確保
するまでの一定時間を長くすることにより、補正処理の
実行間隔を長くすることができる。一方、システムタイ
マに発生する誤差が大きい場合には、上記一定時間を短
くすることにより、補正処理の実行間隔を短くすること
ができる。
【0026】このように、この第3の発明においては、
システムタイマの個別の性能に適した補正処理を実現す
ることができる。
【0027】第4の発明は、所定間隔毎にパルスを発信
する発信手段と当該発信手段からのパルスをカウントす
るカウント手段とを有する計算機に備えられているシス
テムタイマの示す時刻を補正させるためのプログラムで
あって、システムタイマの示す時刻を第1の時刻として
確保させる機能と、第1の時刻確保時に、カウント手段
をリセットさせる機能と、第1の時刻を確保してから一
定時間経過後に、システムタイマの示す時刻を第2の時
刻として確保させる機能と、第2の時刻確保時のカウン
ト手段におけるカウント値と第1の時刻とから有効時刻
を求め、この有効時刻と第2の時刻との間の誤差をシス
テムタイマ誤差として求めさせる機能と、システムタイ
マ誤差が誤差発生認定範囲にある場合に、有効時刻によ
ってシステムタイマを補正させる機能とを実現させるプ
ログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
体である。
【0028】また、第5の発明は、所定間隔毎にパルス
を発信する発信手段と当該発信手段からのパルスをカウ
ントするカウント手段とを有する計算機に備えられてい
るシステムタイマの示す時刻を補正させるためのプログ
ラムであって、システムタイマから読み出した時刻を第
1の時刻として確保させる第1時刻確保機能と、第1時
刻確保機能によって新規の時刻が確保された場合に、カ
ウント手段のカウント値をリセットし、新たにカウント
を開始させるカウント開始機能と、第1の時刻を確保し
てから一定時間経過後に、システムタイマから読み出し
た時刻を第2の時刻として確保させる第2時刻確保機能
と、第2時刻確保機能によって第2の時刻が確保された
場合に、カウント手段におけるカウント値を読み出し、
当該カウント値と発信手段によるパルスの発信間隔とか
らカウント時間を求めさせるカウント時間測定機能と、
第1時刻確保機能によって確保されている第1の時刻と
カウント時間測定機能によって求められたカウント時間
との和である有効時刻を求め、当該有効時刻と第2時刻
確保機能によって確保されている第2の時刻との間の誤
差であるシステムタイマ誤差を求めさせる誤差測定機能
と、誤差測定機能によって求められたシステムタイマ誤
差が誤差発生認定範囲にある場合に、有効時刻によって
システムタイマを補正し、有効時刻を第1の時刻として
第1時刻確保機能に確保させ、システムタイマ誤差が誤
差発生認定範囲にない場合に、第2の時刻を第1の時刻
として第1時刻確保機能に確保させる補正機能とを実現
させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体である。
【0029】さらに、第6の発明は、第4又は第5の発
明のプログラムであって、第1の時刻を確保してから第
2の時刻を読み出して確保するまでの一定時間を変更可
能なプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体である。
【0030】この第4乃至第6の発明は、それぞれ第1
乃至第3の発明で説明したシステムタイマ補正装置の機
能をコンピュータにより実現するためのプログラムを記
憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0031】このようなプログラムを記憶した記憶媒体
を用いることによって、上述した機能を有していない計
算機に対しても、簡単に上述した機能を付加することが
できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0033】(第1の実施の形態)本実施の形態におい
ては、発信器とカウンタとからなる外部装置(ここでは
拡張ボード)を計算機に備え、このカウンタによるカウ
ント値を用いてシステムタイマの精度向上を図るシステ
ムタイマ補正装置に関する。
【0034】図1は、本実施の形態に係るシステムタイ
マ補正装置の構成を示すブロック図である。
【0035】計算機1には、内部時計としてのシステム
タイマ2が内蔵されている。また、この計算機1には、
ソフトウェアとしてアプリケーション・プログラム3、
オペレーティング・システム4(以下、「OS」とい
う)、デバイスドライバ5とが備えられており、さらに
ハードウェアとして拡張ボード6が設置されている。
【0036】アプリケーション・プログラム3は、OS
4を介してシステムタイマ2の示す時刻を読み出し可能
であり、またユーザの命令にしたがってOS4を介して
システムタイマ2を補正(変更)する機能を有する。
【0037】デバイスドライバ5は、計算機1と拡張ボ
ード6との間の伝送を制御する機能を有しており、さら
にシステムタイマ補正プログラム7を有するという特徴
を持つ。
【0038】本実施の形態に係るシステムタイマ補正装
置は、主に拡張ボード6とシステムタイマ補正プログラ
ム7とから構成される。以下、このシステムタイマ補正
装置の構成について詳細に説明する。
【0039】まず、拡張ボード6の構成について説明す
る。この拡張ボード6は、発信器8とカウンタ9とから
構成される。発信器8は、所定間隔A毎にカウンタ9に
パルス信号を高精度に発信する。
【0040】カウンタ9は、発信器8から受信するパル
ス信号をカウントし、このカウントにより得られるカウ
ント値は計算機1から読み出し可能である。また、この
カウンタ9のカウント値は、計算機1からのリセット命
令によってリセット可能であり、計算機1からの停止命
令によってカウント停止可能であり、計算機1からの開
始命令によってカウント開始が可能である。
【0041】次に、システムタイマ補正プログラム7の
構成について説明する。システムタイマ補正プログラム
7は、システムタイマ2の示す時刻を補正するプログラ
ムであって、デバイスドライバ5に含まれている。
【0042】このシステムタイマ補正プログラム7は、
第1時刻記憶部10a又は第2時刻記憶部10bに時刻
を格納する時刻確保部11、カウント開始部12、カウ
ント時間測定部13、誤差測定部14、補正部15とで
主に構成される。
【0043】時刻確保部11は、まずシステムタイマ2
からOS4を介して時刻を読み出し、この読み出した時
刻を第1の時刻T0として第1時刻記憶部10aに記憶
し、この第1の時刻T0を記憶した旨をカウント開始部
12に通知する。
【0044】また、この時刻確保部11は、測定間隔時
間Bを有しており、第1時刻記憶部10aに第1の時刻
0を記憶してからこの測定間隔時間B経過後にシステ
ムタイマ2からOS4を介して時刻を読み出し、この読
み出した時刻を第2の時刻T 1として第2時刻記憶部1
0bに記憶し、この第2の時刻T1を記憶した旨をカウ
ント時間測定部13に通知する。
【0045】さらに、この時刻確保部11は、補正部1
5から受け付けた時刻を第1の時刻T0として第1時刻
記憶部10aに記憶し、この第1の時刻T0を記憶した
旨をカウント開始部12に通知する。
【0046】カウント開始部12は、時刻確保部11か
ら第1の時刻T0を記憶した旨を受け付けた場合に、カ
ウンタ9のカウント値をリセットする命令を出力し、新
たにカウントを開始する命令を出力する。
【0047】カウント時間測定部13は、時刻確保部1
1から第2の時刻T1を記憶した旨を受け付けた場合
に、カウンタ9におけるカウントを停止する命令を出力
し、カウンタ9におけるカウント値を読み出す。
【0048】また、このカウント時間測定部13は、読
み出したカウント値と発信器8のパルス信号発信間隔A
とを積算するなどして、カウンタ9がリセットされてか
らこのカウント値が読み出されるまでの間の時間(第1
の時刻T0が読み出されてから第2の時刻T1が読み出さ
れるまでの時間)であるカウント時間tを求める。
【0049】誤差測定部14は、カウント時間測定部1
3からカウント時間tを受け付けると、第1時刻記憶部
10a及び第2時刻記憶部10bからそれぞれ第1の時
刻T 0及び第2の時刻T1を読み出す。
【0050】また、この誤差測定部14は、カウント時
間tと第1の時刻T0との和を求めて有効時刻(t+
0)とする。なお、カウント時間tは高精度の発信器
8によるパルス信号に基づいて得られる時間であるた
め、有効時刻(t+T0)はシステムタイマ2から第2
の時刻T1を読み出した時点での正確な時刻を表してい
る。
【0051】したがって、この誤差測定部14は、有効
時刻(t+T0)と第2の時刻T1との差(例えばt+T
0−T1)を求め、この差の絶対値をシステムタイマ誤差
として求める。求められたシステムタイマ誤差は、有効
時刻(t+T0)及び第2の時刻T1とともに補正部15
に通知される。
【0052】補正部15は、誤差測定部14から受け取
ったシステムタイマ誤差が自動補正を実行するべきか否
かを判断するためのしきい値Cを超えている場合には、
誤差発生認定範囲にないと判断する。すなわち、この場
合には、例えばユーザの意思にしたがってシステムタイ
マ2が大きく訂正されたと判断し、補正部15は、第2
の時刻T1を時刻確保部11に通知する。
【0053】また、補正部15は、システムタイマ誤差
がしきい値C以下であり、かつシステムタイマ誤差が誤
差補正実行を判断するためのしきい値Dより大きい場合
(誤差発生認定範囲にある場合)には、システムタイマ
2を補正すべきであると判断し、OS4を介してシステ
ムタイマ2の時刻を有効時刻(t+T0)で補正し、さ
らに有効時刻(t+T0)を時刻確保部11に通知す
る。
【0054】一方、システムタイマ誤差がしきい値C以
下であり、かつシステムタイマ誤差がしきい値D以下の
場合には、誤差発生認定範囲にないと判断する。この場
合には、システムタイマ2を補正する必要はないと判断
し、補正部15は、第2の時刻T1を時刻確保部11に
通知する。
【0055】上記のような構成を有するシステムタイマ
補正装置の動作について以下に説明する。
【0056】図2は、本実施の形態に係るシステムタイ
マ補正装置の動作を示すフローチャートである。
【0057】このシステムタイマ補正装置が起動される
と、まずシステムタイマ2の示す時刻が第1の時刻T0
として時刻確保部11によって読み出され、第1時刻記
憶部10aに記憶される(s1)。
【0058】すると、カウント開始部12によってカウ
ンタ9がリセットされ、新たにカウンタ9のカウント動
作が開始される(s2)。
【0059】カウンタ9のリセット及びカウント開始時
点から(第1の時刻T0が時刻確保部11によって読み
出されてから)一定時間B経過するまで、このシステム
タイマ補正装置は待ち状態となる(s3)。
【0060】一定時間B経過すると、システムタイマ2
の示す時刻が第2の時刻T1として時刻確保部11によ
って読み出され、第2時刻記憶部10bに記憶される
(s4)。また、カウント時間測定部13によって、カ
ウンタ9のカウントが停止され、カウント値が読み出さ
れ、このカウント値と発信器8のパルス発信間隔Aとに
基づいてカウント時間tが求められる(s5)。
【0061】すると、誤差測定部14によって、第1の
時刻T0とカウント時間tとから有効時間(t+T0)が
求められ、この有効時間(t+T0)と第2の時刻T1
からシステムタイマ誤差が求められる(s6)。
【0062】なお、有効時刻(t+T0)が正確な時刻
であり、第2の時刻T1がシステムタイマ2の示す時刻
である。
【0063】このシステムタイマ誤差が自動補正実行を
判断するしきい値Cよりも大きい場合(誤差発生認定範
囲にない場合)には(s7)、システムタイマ2を補正
することなく、時刻確保部11によって第2の時刻T1
が第1の時刻T0として確保される(s8)。
【0064】このシステムタイマ誤差が自動補正実行を
判断するしきい値C以下であり、誤差補正実行を判断す
るしきい値Dよりも大きい場合(誤差発生認定範囲にあ
る場合)には(s9)、有効時間(t+T0)によって
システムタイマ2が補正され(s10)、時刻確保部1
1によって有効時間(t+T0)が第1の時刻T0として
確保される(s11)。
【0065】一方、システムタイマ誤差は自動補正実行
を判断するしきい値C以下であり、さらに誤差補正実行
を判断するしきい値D以下の場合(誤差発生認定範囲に
ない場合)には、システムタイマ2を補正することな
く、時刻確保部11によって第2の時刻T1が第1の時
刻T0として確保される(s8)。
【0066】その後、上記処理と同様に、カウンタ9の
リセット、カウント開始がなされ、一定時間B経過後、
第2の時刻T1が確保され、処理が繰り返される。この
処理は、このシステムタイマ補正装置が停止するまで繰
り返される(s12)。
【0067】以上説明したように、本実施の形態に係る
システムタイマ補正装置においては、システムタイマ2
の補正処理が拡張ボード6とソフトウェア7により実現
されるため、予めシステムタイマ2が設置されているよ
うな計算機1に対しても容易に搭載させることができ
る。
【0068】また、本発明においては、計算機1が高負
荷状態のために第1の時刻T0を読み出した後第2の時
刻T1を読み出すまでの間隔が遅延した場合であって
も、遅延した分だけカウント値も多くなるため、正常に
システムタイマ2の補正が可能である。
【0069】したがって、計算機1の負荷状態に影響さ
れることなく補正することができ、システムタイマ2の
精度を向上させることができる。
【0070】さらに、本発明においては、アプリケーシ
ョン3等からシステムタイマ2の時刻が変更された場合
に、この変更後のシステムタイマ2の時刻に対して引き
続き補正処理を実行させることができる。
【0071】したがって、計算機1のユーザの管理労力
を軽減させることができる。
【0072】なお、本実施の形態においては、カウンタ
9は、リセット、カウント開始、カウント停止、カウン
ト値読み出しと動作するが、発信器8からは常時パルス
信号が発信されているため特にリセット後にカウント開
始を命令する必要はなく、またカウントを停止させずに
カウント値を読み出しても何ら支障はない。したがっ
て、カウント開始部12からの開始命令の出力及びカウ
ント時間測定部13からの停止命令の出力は省略しても
よい。
【0073】また、本実施の形態においては、システム
タイマ誤差が小さい場合にはシステムタイマ2の補正を
しないとしているが、これに代えてシステムタイマ誤差
が小さい場合も有効時刻(t+T0)で補正するとして
もよい。この場合には、システムタイマ誤差が大幅に大
きい場合の除いて有効時刻(t+T0)により補正され
ることになる。すなわち、システムタイマ誤差がしきい
値Cよりも大きい場合はシステムタイマ2を補正するこ
となく、時刻確保部11によって第2の時刻T 1が第1
の時刻T0として確保される。システムタイマ誤差がし
きい値C以下の場合(誤差発生認定範囲にある場合)は
システムタイマ2を有効時刻(t+T0)で補正し、時
刻確保部11によって有効時間(t+T0)が第1の時
刻T0として確保される。これは、図2における処理
(s9)が省略された状態である。
【0074】また、本実施の形態においては、発信器8
及びカウンタ9を拡張ボード6として計算機1に搭載し
ているが、これに限定されるものではなく、例えば拡張
カードとして搭載してもよく、さらに各種外部装置とし
て計算機1に接続してもよい。
【0075】また、本実施の形態においては、計算機1
にシステムタイマ補正装置を適用した場合について説明
しているが、これに限定されるものではなく、制御装置
等のようなタイマを有する様々な装置に適用可能であ
る。
【0076】(第2の実施の形態)本実施の形態におい
ては、計算機の性能、性質にしたがって、システムタイ
マの補正間隔を自由に調整可能なシステムタイマ補正装
置について説明する。
【0077】本実施の形態に係るシステムタイマ補正装
置は、第1の時刻T0を読み出した後第2の時刻T1を読
み出すまでの間隔である測定間隔時間Bを自由に設定可
能としている。この測定間隔時間Bの変更は、システム
タイマ誤差に関する過去の統計から自動的に設定される
としてもよいし、ユーザによって設定されるとしてもよ
い。
【0078】例えば、誤差の発生しにくいシステムタイ
マに対しては、この測定間隔時間Bを長く設定する。こ
れにより、補正処理の回数を減らして補正処理に伴う計
算機の負荷を軽減させることができる。
【0079】一方、誤差の発生しやすいシステムタイマ
に対しては、この測定間隔時間Bを短く設定する。これ
により、補正処理の回数を増やしてシステムタイマの精
度を向上させることができる。
【0080】以上のように、本実施の形態に係るシステ
ムタイマ補正装置においては、測定間隔時間Bを変更可
能としたことにより、システムタイマの個体差に応じた
補正間隔を実現することができる。
【0081】なお、上記各実施の形態において、同様の
作用・機能を実現可能であれば各構成要素を自由に組み
合わせてもよい。すなわち、システムタイマ補正装置全
体として同様の機能を実現できれば例示した構成を自由
に変更できる。
【0082】また、上記各機能、各要素は、コンピュー
タに実行させることのできるプログラムとして、例えば
磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリなどの記憶媒体に書き込んで適用したり、通信媒
体により伝送してコンピュータに適用することも可能で
ある。上記各機能、各要素を実現するコンピュータは、
記憶媒体に記憶されたプログラムを読み込み、プログラ
ムによって動作が制御されることにより、上述した処理
を実行する。
【0083】
【発明の効果】以上詳記したように本発明においては、
搭載容易なハードウェア要素とソフトウェア要素とによ
りシステムタイマ補正装置が構成されているため、予め
計算機に設置されているシステムタイマに対しても簡単
に適用することができる。
【0084】また、本発明においては、計算機が高負荷
状態にあることが原因で補正処理が遅延し、これにより
第1の時刻の読み出しから第2の時刻の読み出しまでの
間隔が遅れたとしても、その間カウント手段におけるカ
ウント値もカウントされている。
【0085】したがって、補正処理が遅延した場合であ
ってもシステムタイマの補正に利用する正確な時刻を求
めることができ、計算機の負荷状態に影響されない高精
度な補正を実現することができる。
【0086】さらに、本発明においては、システムタイ
マの時刻が意図的に補正された後にも、この意図的に補
正されたシステムタイマの時刻に対して継続して同様の
補正処理が実行されるため、ユーザの管理労力を軽減さ
せることができる。
【0087】さらに、第1の時刻の読み出しから第2の
時刻の読み出しまでの間隔をシステムタイマの性能に応
じて設定することで、システムタイマの個体差に応じた
補正処理を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るシステムタイマ補正装
置の構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態に係るシステムタイマ補正装置の
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…計算機 2…システムタイマ 3…アプリケーション・プログラム 4…オペレーティング・システム 5…デバイスドライバ 6…拡張ボード 7…送信部 8…発信器 9…カウンタ 10a…第1時刻記憶部 10b…第2時刻記憶部 11…時刻確保部 12…カウント開始部 13…カウント時間測定部 14…誤差測定部 15…補正部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機に備えられているシステムタイマ
    の示す時刻を補正するシステムタイマ補正装置であっ
    て、 所定間隔毎にパルスを発信する発信手段と、 前記発信手段から発信されたパルスをカウントするカウ
    ント手段と、 前記システムタイマの示す時刻を第1の時刻として確保
    する手段と、 前記第1の時刻確保時に、前記カウント手段をリセット
    する手段と、 前記第1の時刻を確保してから一定時間経過後に、前記
    システムタイマの示す時刻を第2の時刻として確保する
    手段と、 前記第2の時刻確保時の前記カウント手段におけるカウ
    ント値と前記第1の時刻とから有効時刻を求め、この有
    効時刻と前記第2の時刻との間の誤差をシステムタイマ
    誤差として求める手段と、 前記システムタイマ誤差が誤差発生認定範囲にある場合
    に、前記有効時刻によって前記システムタイマを補正す
    る手段とを具備したことを特徴とするシステムタイマ補
    正装置。
  2. 【請求項2】 計算機に備えられているシステムタイマ
    の示す時刻を補正するシステムタイマ補正装置であっ
    て、 所定間隔毎にパルスを発信する発信手段と、 前記発信手段から発信されたパルスをカウントするカウ
    ント手段と、 前記システムタイマから読み出した時刻を第1の時刻と
    して確保する第1時刻確保手段と、 前記第1時刻確保手段によって新規の時刻が確保された
    場合に、前記カウント手段のカウント値をリセットし、
    新たにカウントを開始させるカウント開始手段と、 前記第1の時刻を確保してから一定時間経過後に、前記
    システムタイマから読み出した時刻を第2の時刻として
    確保する第2時刻確保手段と、 前記第2時刻確保手段によって第2の時刻が確保された
    場合に、前記カウント手段におけるカウント値を読み出
    し、当該カウント値と前記発信手段によるパルスの発信
    間隔とからカウント時間を求めるカウント時間測定手段
    と、 前記第1時刻確保手段によって確保されている第1の時
    刻と前記カウント時間測定手段によって求められたカウ
    ント時間との和である有効時刻を求め、当該有効時刻と
    前記第2時刻確保手段によって確保されている第2の時
    刻との間の誤差であるシステムタイマ誤差を求める誤差
    測定手段と、 前記誤差測定手段によって求められたシステムタイマ誤
    差が誤差発生認定範囲にある場合に、前記有効時刻によ
    って前記システムタイマを補正し、前記有効時刻を前記
    第1の時刻として前記第1時刻確保手段に確保させ、前
    記システムタイマ誤差が前記誤差発生認定範囲にない場
    合に、前記第2の時刻を前記第1の時刻として前記第1
    時刻確保手段に確保させる補正手段とを具備したことを
    特徴とするシステムタイマ補正装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のシステムタ
    イマ補正装置であって、 前記第1の時刻を確保してから前記第2の時刻を読み出
    して確保するまでの一定時間を変更可能なことを特徴と
    するシステムタイマ補正装置。
  4. 【請求項4】 所定間隔毎にパルスを発信する発信手段
    と当該発信手段からのパルスをカウントするカウント手
    段とを有する計算機に備えられているシステムタイマの
    示す時刻を補正させるためのプログラムであって、 前記システムタイマの示す時刻を第1の時刻として確保
    させる機能と、 前記第1の時刻確保時に、前記カウント手段をリセット
    させる機能と、 前記第1の時刻を確保してから一定時間経過後に、前記
    システムタイマの示す時刻を第2の時刻として確保させ
    る機能と、 前記第2の時刻確保時の前記カウント手段におけるカウ
    ント値と前記第1の時刻とから有効時刻を求め、この有
    効時刻と前記第2の時刻との間の誤差をシステムタイマ
    誤差として求めさせる機能と、 前記システムタイマ誤差が誤差発生認定範囲にある場合
    に、前記有効時刻によって前記システムタイマを補正さ
    せる機能とを実現させるためのプログラムを記憶したコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  5. 【請求項5】 所定間隔毎にパルスを発信する発信手段
    と当該発信手段からのパルスをカウントするカウント手
    段とを有する計算機に備えられているシステムタイマの
    示す時刻を補正させるためのプログラムであって、 前記システムタイマから読み出した時刻を第1の時刻と
    して確保させる第1時刻確保機能と、 前記第1時刻確保機能によって新規の時刻が確保された
    場合に、前記カウント手段のカウント値をリセットし、
    新たにカウントを開始させるカウント開始機能と、 前記第1の時刻を確保してから一定時間経過後に、前記
    システムタイマから読み出した時刻を第2の時刻として
    確保させる第2時刻確保機能と、 前記第2時刻確保機能によって第2の時刻が確保された
    場合に、前記カウント手段におけるカウント値を読み出
    し、当該カウント値と前記発信手段によるパルスの発信
    間隔とからカウント時間を求めさせるカウント時間測定
    機能と、 前記第1時刻確保機能によって確保されている第1の時
    刻と前記カウント時間測定機能によって求められたカウ
    ント時間との和である有効時刻を求め、当該有効時刻と
    前記第2時刻確保機能によって確保されている第2の時
    刻との間の誤差であるシステムタイマ誤差を求めさせる
    誤差測定機能と、 前記誤差測定機能によって求められたシステムタイマ誤
    差が誤差発生認定範囲にある場合に、前記有効時刻によ
    って前記システムタイマを補正し、前記有効時刻を前記
    第1の時刻として前記第1時刻確保機能に確保させ、前
    記システムタイマ誤差が前記誤差発生認定範囲にない場
    合に、前記第2の時刻を前記第1の時刻として前記第1
    時刻確保機能に確保させる補正機能とを実現させるため
    のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5記載のプログラム
    であって、 前記第1の時刻を確保してから前記第2の時刻を読み出
    して確保するまでの一定時間を変更可能なプログラムを
    記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP11081415A 1999-03-25 1999-03-25 システムタイマ補正装置及びプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Pending JP2000276377A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114116579A (zh) * 2020-08-25 2022-03-01 横河电机株式会社 信息处理装置、信息处理系统以及信息处理方法

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