JP2000275612A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2000275612A
JP2000275612A JP11077458A JP7745899A JP2000275612A JP 2000275612 A JP2000275612 A JP 2000275612A JP 11077458 A JP11077458 A JP 11077458A JP 7745899 A JP7745899 A JP 7745899A JP 2000275612 A JP2000275612 A JP 2000275612A
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liquid crystal
display
crystal display
display device
key
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Application number
JP11077458A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Otsuka
博司 大塚
Kiyobumi Hashimoto
清文 橋本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/36Visual displays

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示の維持に電力を消費することなく、か
つ、電力の供給を停止した画像表示期間中画像を極力良
好な品質で保持できるメモリ型液晶を用いた表示装置を
得る。 【解決手段】 冷蔵庫本体1の上扉3に着脱可能に設置
された液晶ディスプレイ10。このディスプレイ10は
カイラルネマティック液晶で構成されたメモリ性を有す
る表示素子100を有している。素子100の画面に対
する接触動作があったときは、表示されている画面を再
書き込みする。また、1日を経過しても表示内容が変わ
らないときは、その表示画面を自動的に再書き込みす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置、特
に、メモリ性を有する液晶を用いた液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術と課題】近年、液晶を用いて表示画面を構
成した表示装置が広く普及している。液晶表示素子は各
種のものが提供されており、メモリ性を有する表示素子
としては、強誘電液晶やコレステリック相を示す液晶を
用いた反射型の素子が知られている。TN型等の一般的
に用いられている液晶表示素子はごく短い時間周期で画
像の書き込みを繰り返し、表示を維持する、いわゆるリ
フレッシュ駆動を行う。これに対して、メモリ型液晶表
示素子は、駆動電圧の印加停止後も書き込まれた画像が
保持され、省電力の点で優れている。
【0003】しかしながら、メモリ型液晶表示素子は、
画像表示状態にある画面に観察者等が触れると画像が乱
れたり、損われ、乱れたままで表示が保持されるという
問題点を有していた。
【0004】そこで、本発明の目的は、省電力化は勿論
のこと、電力の供給を停止した画像表示期間中画像を極
力良好な品質で保持できるメモリ型液晶を用いた表示装
置を提供することにある。
【0005】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る液晶表示装置は、メモリ性を有する液
晶を用いて表示画面を構成した表示素子と、現在表示さ
れている画像を所定のタイミングで再度書き込む処理を
実行する制御手段とを備えている。
【0006】制御手段は、例えば、現在表示されている
画像に相当する画像データに基づいて所定のタイミング
で再度書き込みを行う処理を実行すればよい。所定のタ
イミングとは液晶表示画面に対する接触があったとき、
例えば、表示画面にタッチセンサが設けられ、このタッ
チセンサの所定の表示部にタッチすると所定の制御が行
われる場合、接触によって画像乱れのおそれがあるが、
再書き込み処理を実行することで画像が修復される。予
め定められた時間間隔で再書き込み処理を実行してもよ
い。例えば、1日たっても表示画面が更新されない場合
は、その間に観察者等が気付かずに接触して画像が乱れ
ているおそれがあり、自動的に再書き込み処理を実行す
ることで、画像が修復されることになる。表示画面の部
分的な書き換えを行った後に再書き込み処理を実行して
もよい。
【0007】本発明に係る液晶表示装置にあっては、メ
モリ性を有する液晶を用いているため、画面更新時以外
には(表示状態を維持するのに)電力が不要であり、省
エネルギーに寄与する。メモリ性を有する液晶としては
カイラルネマティック液晶を使用することが好ましい。
比較的大型の画面の表示素子を安価に製作することがで
きるからである。
【0008】本発明に係る液晶表示装置は、パーソナル
コンピュータ等の情報機器のサブディスプレイとして、
あるいは冷蔵庫等の家電製品に付属させて情報表示ディ
スプレイとして使用することができる。家電製品に付属
させる場合、電力は家電製品から供給されることになる
が、メモリ性を有することから本液晶表示装置は家電製
品を本体から取り外しても表示情報が維持され、任意の
場所に移動させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る液晶表示装置
の実施形態について、添付図面を参照して説明する。以
下に説明する実施形態は、本発明を薄型のディスプレイ
に適用したものであり、さらに家電製品である冷蔵庫の
ディスプレイとして用いた例を示したものである。
【0010】(冷蔵庫の全体構成)図1、図2におい
て、1は冷蔵庫本体で、上下2室から構成され、2は下
扉、3は上扉である。10は液晶ディスプレイで、上扉
3の凹部4に嵌め込まれている。この液晶ディスプレイ
10は、以下に詳述するフルカラーの反射型液晶表示素
子100を備え、さらに、前面照明ライト11、光検出
センサ12、データ受信部13,カード挿入口14、文
字書き込み用のペン15、現在表示している画面を再度
書き込むための書き込みスイッチ16が設けられてい
る。また、食品に付されているバーコードを読み取り無
線データとして送信可能なバーコードリーダ17も備え
られ、この送信器付きバーコードリーダ17は図2に示
すように上扉3に設けたホルダ5に収容されている。ま
た、ペン15は着脱自在であることは勿論である。
【0011】液晶ディスプレイ10は薄板状に構成さ
れ、上扉3の凹部4に嵌め込まれる。凹部4を形成する
ことなく上扉3の表面に直接貼り付けるようにしてもよ
い。また、完全に固定してもよいが、上扉3に対して着
脱可能にセットしてもよい。着脱可能とするには、例え
ば、図3に示すように、裏面にマグネット20を貼り付
けるか、穴21を形成して上扉3に設けた図示しないバ
ーに吊り下げるようにすればよい。取っ手22を設けれ
ば着脱に便利である。液晶ディスプレイ10を着脱可能
とすることにより、液晶ディスプレイ10を掲示板や鑑
賞用画像付きの額として、あるいは各種情報のビューワ
ーとして単体で使用することができる。また、液晶ディ
スプレイ10の修理や交換が容易になる。
【0012】液晶ディスプレイ10の駆動源としては二
次電池が内蔵されている。この二次電池の充電には冷蔵
庫本体1の電源部が使用され、凹部4には充電制御回路
の出力接点6(図2参照)が設けられている。二次電池
はその電極が接点6に接触し、電力の供給を受ける。
【0013】液晶ディスプレイ10で表示する情報は種
々のものがあり、その代表的なものは、カレンダ情報、
レシピ情報、伝言情報、庫内在庫情報、鑑賞用画像情
報、通信回線からの受信情報である。レシピ情報や鑑賞
用画像情報はそれぞれ専用のメモリカードに格納されて
おり、メモリカードを挿入口14に挿入することで、該
カードの内容を自動的に読み取り、表示する。換言すれ
ば、挿入口14とそれに挿入されるメモリカードが表示
情報の切り替え(選択)スイッチとしても機能する。
【0014】(電源/制御回路)図4、図5に液晶ディ
スプレイ10の電源/制御回路を示す。電源部は、冷蔵
庫本体1に内蔵されている充電制御回路にて充電される
二次電池35と、配電器36にて構成されている。配電
器36は、中央処理装置(CPU)40、LCDコント
ローラ52、他の制御回路42、入出力デバイス43、
昇圧回路51へ電力を供給する。中央処理装置40はL
CDコントローラ52、他の制御回路42、入出力デバ
イス43と信号を交換し合う。昇圧回路51は駆動IC
53へ所定スペックの電力を供給する。LCDコントロ
ーラ52は中央処理装置40と連係して駆動IC53を
動作させ、液晶表示素子100を駆動制御する。
【0015】中央処理装置40は、電池35を装着した
ときまたは電池35が必要量充電されたときから作動し
始める。また、昇圧回路51は中央処理装置40からの
指令により、オン/オフすることが可能であり、昇圧回
路51がオフ状態のとき電力消費をごく小さくすること
ができる。
【0016】中央処理装置40は、各種プログラムやデ
ータを記憶したROM45、表示情報を含む各種のデー
タを記憶する不揮発性のRAM46を備え、光検出セン
サ12、書き込みスイッチ16からの信号が入力され、
さらに、冷蔵庫本体1に設けられているデータ送信装置
からの信号や前記送信器付きバーコードリーダ17から
の信号がデータ受信部13を介して入力される。さら
に、液晶表示素子100の表面に設けたタッチパネル1
40からの信号も入力される。また、中央処理装置40
は以下に説明するカレンダ機能を内蔵し、かつ、前記挿
入口14から挿入されたカードの読み取り/書き込み装
置47、画像処理装置55及び画像メモリ56と信号を
交換する。画像処理装置55はデータ受信部13やカー
ド読取り/書き込み装置47から送信される画像データ
に必要な画像処理を施し画像メモリ56に送り、タッチ
パネル140への書き込み情報も画像データとして画像
メモリ56に送る。この画像メモリ56に蓄積されたデ
ータに基づいてLCDコントローラ52が駆動IC53
を制御し、液晶表示素子100の各走査電極及び信号電
極間に順次電圧を印加し、液晶表示素子100に画像を
書き込む。また、画像メモリ56に記憶された画像デー
タは、画像処理装置55を介して読み出され必要な画像
処理を施したうえでカード読取り/書き込み装置47に
送信される。さらに、中央処理装置40は照明制御部4
8を介して照明ライト11を制御する。
【0017】ところで、冷蔵庫本体1には通信(電話)
回線を介して、天気予報、交通情報、イベント情報、回
覧板、広告、電子メール着信などの情報が入力される。
これらの情報は前記データ受信部13に赤外線などの無
線通信手段を使用して入力され、液晶ディスプレイ10
上に表示することができる。
【0018】(表示例)次に、液晶表示素子100への
種々の表示例を示す。なお、以下の図6〜図9に示す表
示例以外に種々の表示例を採用することができる。
【0019】図6は食物在庫管理の表示例であり、これ
らは食品に付されているバーコードを前記送信器付きバ
ーコードリーダ17で読み取って中央処理装置40へ送
信した内容の一覧表示である。右側にはタッチパネル1
40による他の画面(図7〜図9参照)への切替キー2
01、上方及び下方へのスクロールキー202,203
が表示される。また、各項目の情報を書き換えるため、
所望の項目の枠内に触れることにより書き換えの対象と
なる項目を指定できるようになっている。
【0020】図7はレシピの表示例である。この場合、
キー202,203は、前頁及び後頁へメニューを切換
えるためのUP/DOWNキーとして用いられる。
【0021】図8は伝言板の表示例であり、前記ペン1
5を用いてタッチパネル140上に書き込んだ文字、画
像等を表示している状態を示す。上段に表示されている
OKキー204は画面に書き込んだ内容をメモリカード
に記憶させるためのものである。キー205は新規書き
込みを実行するとき、キー206は画面消去を実行する
ときに使用する。
【0022】図9はカレンダの表示例であり、各キー2
01〜206は前述したのと同じ機能を有している。ま
た、各日付けの枠内に情報を記録するため、所望の日付
けの枠内に触れることにより書き込みや消去の対象とな
る日付けを指定できるようになっている。
【0023】(制御例)以下、図10〜図22のフロー
チャートを参照して中央処理装置40による液晶ディス
プレイ10の制御手順を示す。
【0024】図10はメインルーチンを示す。液晶ディ
スプレイ10に電池35が装填されるか、電池35が必
要量充電されると、中央処理装置40が起動し、まず、
ステップS1で内部RAM、レジスタ、タイマ等を初期
化する。そして、ステップS2で表示1(初期はカレン
ダ)を実行し、ステップS3でセンサ12による明るさ
検出を実行する。その後、ステップS4で省電力用タイ
マをスタートさせ、ステップS5でスリープモード(省
電モード)にする。
【0025】スリープモードでは、必要最低限な部分を
除いてメモリ、レジスタ、カウンタなどの内部回路への
クロックの供給を自ら停止する。これにより、各入出力
デバイスへの電力供給も停止され、消費電力をごく小さ
くするようになっている。中央処理装置40がスリープ
モードにある場合、割り込み信号を受けると起床モード
に移って所定の処理を実行する。なお、省電力用タイマ
は中央処理装置40がスリープモードにある場合もカウ
ントを継続できるようになっている。
【0026】図11は前記ステップS3で実行される明
るさ検出のサブルーチンを示す。ここでは、ステップS
11でセンサ12から液晶表示素子100の周囲の明る
さのデータを入力し、ステップS12で該データに基づ
いて液晶表示素子100の画面が明るいか否か(人間の
目で識別できるか否か)を判断する。明るければそのま
まリターンし、暗ければステップS13でライト11を
点灯する。
【0027】図12はタイマ割り込みのサブルーチンを
示す。このサブルーチンは、省電力用タイマが所定時間
(例えば、5分)をカウントすると、中央処理装置40
に割り込みがかかって自動的に開始される。まず、ステ
ップS21でライト11が点灯しているか否かを判定
し、点灯していればステップS22でライト11を消灯
する。次に、ステップS23で変数Nに“1”をプラス
し、変数Nが“300”を超えるまではステップS27
で全ての割り込みを許可する。さらに、ステップS28
で省電力用タイマをリセットしてスタートさせ、ステッ
プS29でスリープモードに入る。
【0028】変数Nが“300”に到達するのは、省電
力用タイマのカウントアップ時間が5分に設定されてい
る場合、ほぼ1日であり、“300”に到達すると、即
ち、液晶表示素子100に何の変化もなく1日経過する
と、ステップS25で現在表示している画面を再度書き
込み、ステップS26で変数Nを“0”にリセットす
る。これは1日も経過すると、誰かが知らないうちに液
晶表示素子100に触ってしまい、表示内容が一部損な
われている可能性があるため、自動的に修復する目的で
実行される。
【0029】図13、図14は割り込みのサブルーチン
を示す。この割り込みは、タッチパネル140への操
作、送信器付きバーコードリーダ17からの赤外線通信
によるデータの入力あるいはメモリカードが挿入口14
へ挿入されることにより、中央処理装置40が起床状態
となって実行される。
【0030】ここでは、まず、ステップS30で、先に
図11で説明したのと同様の明るさ検出の処理を行う。
これにより、タッチパネル140への操作、送信器付き
バーコードリーダ17からの赤外線通信によるデータの
入力、メモリカード挿入口14への挿入があり、かつ、
周囲が暗い場合には照明が点灯される。そして、操作者
が画面を操作する間に省電力用タイマによる割り込みが
発生しないようにステップS31で省電力用タイマをリ
セットしてスタートさせ、ステップS32で液晶ディス
プレイ10のキー操作があったか否かを判定する。キー
操作があれば、ステップS33でこの操作による割り込
みを禁止する。次に、ステップS34で、キー操作がタ
ッチパネル140への操作であったかどうかを判定し、
そうであればステップS35へ進む。そうでなければ書
き込みスイッチ16が操作されたものと判断し、後で説
明するステップS37へ進んで再書き込みを行う。ステ
ップS35では前記キー操作が表示切替キー201の操
作であったか否かを判定し、そうであればステップS3
6で表示モードを現在表示されているモードから所定の
順序でサイクリックに変更し、ステップS37で全表示
の再書き込みを実行する。表示モードの変更は1.カレ
ンダ、2.絵、3.伝言板、4.食物在庫管理、5.レ
シピ、6.受信情報の順序とされている(ステップS4
9〜S54参照)。
【0031】前記ステップS31でスタートさせた省電
力用タイマが所定時間をカウントすると、先に説明した
図12のタイマ割り込みのサブルーチンが実行されて中
央処理装置40がスリープモードになり、照明ライト1
1を含む各入出力デバイスへの電力供給が停止される。
以下のステップS64等でスタートする省電力用タイマ
も同様の制御に用いられる。
【0032】ところで、前記ステップS37での再書き
込み処理は、キー操作によって液晶画面の一部を押圧す
ると液晶の表示が乱れるおそれがあるため、この乱れを
元に戻すために実行される。通常、TN液晶などのメモ
リ性のない液晶による表示は短時間で定期的に画面を更
新していくため、このような全表示の再書き込み処理を
特に設ける必要はない。但し、本実施形態で使用してい
るカイラルネマティック液晶は、電力の供給を絶っても
表示が維持されるメモリ性を有しているため、短時間で
画面を更新せず、表示更新あるいは修復の必要性のある
ときのみ全表示の再書き込み(更新)を実行する。即
ち、画像書き込み時に昇圧回路51をオンして昇圧動作
を行わせ、書き込み終了後にこの昇圧回路51をオフす
べく電力供給を停止する。以下のステップS65等で実
行する再書き込みも同様である。
【0033】次に、ステップS48で表示すべきモード
番号1〜6を確認し、その番号に応じてステップS49
〜S54で所定の表示モードを実行する。即ち、番号1
のカレンダモードはステップS49で、番号2の絵モー
ドはステップS50で、番号3の伝言板モードはステッ
プS51で、番号4の食物在庫管理モードはステップS
52で、番号5のレシピモードはステップS53で、番
号6の受信情報モードはステップS54で、それぞれ実
行される。なお、それらの詳細は後述する。
【0034】一方、キー操作がなければ(S32でN
O)、ステップS38でメモリカードが挿入口14に挿
入されたか否かを判定する。挿入されたのであれば、ス
テップS43で読み取り/書き込み装置47からカード
の種類を示すデータコードを入力する。そして、ステッ
プS44で該データコードが既にRAM46にメモリさ
れているか否かを判定し、メモリされていれば(同一の
データコードがあれば)ステップS45で表示モード番
号をこのカードのデータコードに変更する。この場合
は、絵とかレシピとかのカードであり、その表示モード
番号に従ってステップS49〜S53のいずれかで表示
処理が実行される。
【0035】同一のデータコードがメモリされていなけ
れば(ステップS44でYES)、ステップS46でそ
のカードの内容を入力して画像メモリ56に記憶し、ス
テップS47でその内容を液晶表示素子100に表示す
る。
【0036】一方、カードの挿入でないとき(ステップ
S38でNO)、データ受信部13がデータ受信をした
ものと判断する。そして、ステップS39で通信回線か
らの情報受信と判断すれば、ステップS40で表示モー
ド番号を6に変更し、そうでなければ送信器付きバーコ
ードリーダ17からのバーコードの送信と判断し、ステ
ップS41でそのデータ(食物名、個数や重さ、製造年
月日、賞味期限等)を追加し、ステップS42で表示モ
ード番号を4に変更する。
【0037】図15及び図16は前記ステップS49で
実行されるカレンダ表示のサブルーチンを示す。このカ
レンダ表示では図9に示すように切替キー201、UP
/DOWNキー202,203に加えて、OKキー20
4、新規キー205、消去キー206が表示されてい
る。
【0038】ここでは、まず、ステップS61で月間表
示を行い、ステップS62でUP/DOWNキー20
2,203の操作が行われたか否かを判定する。操作が
行われたのであれば、ステップS63で翌月ないし前月
の表示に変更し、ステップS64で省電力用タイマをリ
セットしてスタートさせ、ステップS65で全表示の再
書き込みを行う。
【0039】次に、ステップS66で消去キー206が
操作されたことを確認すると、ステップS67で画像メ
モリ56の記憶内容及び表示を消去する。また、ステッ
プS68で新規キー205が操作されたことを確認する
と、ステップS69で新規作成を処理する。なお、これ
らのステップS67、S69での処理は図16を参照し
て説明する。
【0040】次に、ステップS70で表示切替キー20
1が操作されたか否かを判定し、操作されなければ、前
記ステップS62へ戻る。操作されたのであれば、ステ
ップS71で省電力用タイマをリセットしてスタートさ
せ、ステップS72で表示モード番号を1に変更し、こ
のサブルーチンを終了する。
【0041】前記ステップS67で実行するメモリ及び
表示消去の処理は、図16(A)に示すように、まず、
ステップS81でペン15による日の指定があるのを待
ち、指定されるとステップS82で指定された日のマス
を含む走査ラインのみを駆動して書き換えを行い、指定
された日の枠を太線で表示する。さらに、ステップS8
3で省電力用タイマをリセットしてスタートさせ、ステ
ップS84で全表示の再書き込みを行う。このように、
部分的な画面書き換えを行った後に全画面の再書き込み
を行うことにより、書き換え部分とそうでない部分との
間で色味が若干異なってしまうといった問題を回避する
ことができる。そして、ステップS85でOKキー20
4の操作が確認されると、ステップS86で書き込まれ
た表示及び画像メモリ56の記憶内容を消去する。
【0042】前記ステップS69で実行する新規作成の
処理は、図16(B)に示すように、まず、ステップS
91でペン15による日の指定があるのを待ち、指定さ
れるとステップS92で指定された日のマスを含む走査
ラインのみを駆動して書き換えを行い、指定された日の
枠を太線で表示する。さらに、ステップS93で省電力
用タイマをリセットしてスタートさせ、ステップS94
で全表示の再書き込みを行う。
【0043】さらに、ステップS95でペン15による
文字の書き込みがあるのを待ち、書き込まれるとステッ
プS96で省電力用タイマをリセットしてスタートさ
せ、ステップS97で書き込み内容を画像メモリ56に
記憶し、その記憶内容に基づいて全表示の再書き込みを
行う。次に、ステップS98でOKキー204の操作が
確認されると、ステップS99で新たなデータとしてR
AM46の所定領域に記憶したり、メモリカードを装着
している場合はメモリカードに記憶すると共に全表示の
再書き込みを行う。
【0044】図17は前記ステップS50で実行される
絵表示のサブルーチンを示す。ここでは、まず、ステッ
プS101で前回表示されていた最新の絵や写真などの
画像の表示が行われる。次に、ステップS102でUP
/DOWNキー202,203の操作が行われたか否か
を判定する。操作が行われたのであれば、ステップS1
03で予めRAM46やメモリカードにメモリされてい
る絵や写真などの表示を順次変更し、ステップS104
で省電力用タイマをリセットしてスタートさせ、ステッ
プS105で全表示の再書き込みを行う。
【0045】次に、ステップS106で表示切替キー2
01が操作されたか否かを判定し、操作されなければ、
前記ステップS102へ戻る。操作されたのであれば、
ステップS107で省電力用タイマをリセットしてスタ
ートさせ、ステップS108で表示モード番号を1に変
更し、このサブルーチンを終了する。
【0046】なお、絵の表示の場合、各キーの表示を小
さくしたり目立たないように表示することにより、絵の
表示をできるだけ妨げないようにしてもよい。タッチパ
ネル140の操作によって各キーを表示するようにして
もよい。
【0047】図18及び図19は前記ステップS51で
実行される伝言板表示のサブルーチンを示す。この伝言
板表示では図8に示すように切替キー201、UP/D
OWNキー202,203、OKキー204、新規キー
205、消去キー206が表示されている。
【0048】ここでは、まず、ステップS111で前回
表示されていた最新の伝言内容の表示が行われる。次
に、ステップS112でUP/DOWNキー202,2
03の操作が行われたか否かを判定する。操作が行われ
たのであれば、ステップS113で予めRAM46やメ
モリカードにメモリされている伝言内容を順次変更し、
ステップS114で省電力用タイマをリセットしてスタ
ートさせ、ステップS115で全表示の再書き込みを行
う。
【0049】次に、ステップS116で消去キー206
が操作されたことを確認すると、ステップS117でメ
モリ及び表示を消去する。また、ステップS118で新
規キー205が操作されたことを確認すると、ステップ
S119で新規作成を処理する。なお、このステップS
119での処理は図19を参照して説明する。
【0050】次に、ステップS120で表示切替キー2
01が操作されたか否かを判定し、操作されなければ、
前記ステップS112へ戻る。操作されたのであれば、
ステップS121で省電力用タイマをリセットしてスタ
ートさせ、ステップS122で表示モード番号を1に変
更し、このサブルーチンを終了する。
【0051】前記ステップS119で実行する新規作成
の処理は、図19に示すように、まず、ステップS13
1でペン15による文字の書き込みがあるのを待ち、書
き込まれるとステップS132で省電力用タイマをリセ
ットしてスタートさせ、ステップS133で書き込み内
容を画像メモリ56に記憶し、その記憶内容に基づいて
全表示の再書き込みを行う。次に、ステップS134で
OKキー204の操作が確認されると、ステップS13
5で新たなデータとしてRAM46の所定領域に記憶し
たり、メモリカードを装着している場合はメモリカード
に記憶すると共に全表示の再書き込みを行う。
【0052】図20は前記ステップS52で実行される
食物在庫管理表示(図6参照)のサブルーチンを示す。
ここでは、まず、ステップS141でペンダウンによる
操作を待ち、操作が行われると、ステップS142で省
電力用タイマをリセットしてスタートさせ、ステップS
143で全表示の再書き込みを行う。次に、ステップS
144でキー操作を判定し、UP/DOWNキー又は切
替キーが操作されたのであれば、前記ステップS141
へ戻り、それ以外のキーが操作されたのであれば、ステ
ップS145でペンダウンされた場所を識別して指定さ
れた項目のマスを含む操作ラインのみを駆動して書き換
えを行い、太線で枠を表示する。
【0053】次に、ステップS146でUP/DOWN
キー202,203の操作が行われたか否かを判定す
る。UPキー202が操作されたのであれば、ステップ
S147で指定された場所の値を増加させ、DOWNキ
ー203が操作されたのであれば、ステップS148で
指定された場所の値を減少させるように液晶表示素子1
00を部分的に駆動して書き換えを行う。ここでの処理
は使用者が指定した項目の数値を変更するものである。
例えば、図6を参照すると、「にんじん」の「個数2」
が指示され、DOWNキー203が操作されると、「個
数1」に変更される。
【0054】次に、ステップS149で省電力用タイマ
をリセットしてスタートさせ、ステップS150で全表
示の再書き込みを行う。さらに、ステップS151でキ
ー操作を判定し、UP/DOWNキー又は切替キーが操
作されたのであれば、前記ステップS142へ戻り、そ
れ以外のキーが操作されたのであれば、ステップS15
2で表示切替キー201が操作されたか否かを判定し、
操作されなければ前記ステップS146へ戻る。操作さ
れたのであれば、ステップS153で表示モード番号を
1に変更し、ステップS154で省電力用タイマをリセ
ットしてスタートさせ、このサブルーチンを終了する。
【0055】図21は前記ステップS53で実行される
レシピ表示(図7参照)のサブルーチンを示す。ここで
は、まず、ステップS161でメニュー1である「カレ
ー」のレシピを表示し、ステップS162でUP/DO
WNキー202,203の操作が行われたか否かを判定
する。操作が行われたのであれば、ステップS163で
次にメモリされているメニューの表示に変更し、ステッ
プS164で省電力用タイマをリセットしてスタートさ
せ、ステップS165で全表示の再書き込みを行う。
【0056】次に、ステップS166で表示切替キー2
01が操作されたか否かを判定し、操作されなければ、
前記ステップS162へ戻る。操作されたのであれば、
ステップS167で省電力用タイマをリセットしてスタ
ートさせ、ステップS168で表示モード番号を1に変
更し、このサブルーチンを終了する。
【0057】図22は前記ステップS54で実行される
受信情報表示のサブルーチンを示す。ここでは、まず、
ステップS171で最新受信情報を表示し、ステップS
172でUP/DOWNキー202,203の操作が行
われたか否かを判定する。操作が行われたのであれば、
ステップS173で順次表示を変更し、ステップS17
4で省電力用タイマをリセットしてスタートさせ、ステ
ップS175で全表示の再書き込みを行う。
【0058】次に、ステップS176で表示切替キー2
01が操作されたか否かを判定し、操作されなければ、
前記ステップS172へ戻る。操作されたのであれば、
ステップS177で省電力用タイマをリセットしてスタ
ートさせ、ステップS178で表示モード番号を1に変
更し、このサブルーチンを終了する。
【0059】(液晶表示素子及びタッチパネル)次に、
前記液晶ディスプレイ10に使用されているコレステリ
ック相を示す液晶を内蔵した液晶表示素子100及びタ
ッチパネル140について説明する。
【0060】(構成)図23に反射型液晶表示素子の一
例を示す。この液晶表示素子100は曲がりを防止する
ための硬質材料からなる支持板130上に設けた光吸収
層121の上に、赤色の選択反射と透明状態の切り換え
により表示を行う赤色表示層111Rを配し、その上に
緑色の選択反射と透明状態の切り換えにより表示を行う
緑色表示層111Gを積層し、さらに、その上に青色の
選択反射と透明状態の切り換えにより表示を行う青色表
示層111Bを積層したものである。
【0061】タッチパネル140は液晶表示素子100
の表面に硬質樹脂材料からなる保護層148を介して設
置され、保護層148は液晶表示素子100に部分的な
圧力が作用するのを防止するために設置されている。こ
のタッチパネル140の構成は従来知られているもので
あり、透明基板141,142の対向面に帯状の透明電
極143,144に設け、マトリクス状のセンサを構成
したものである。基板141,142間は粒子状のスペ
ーサ146と周囲のシール材147によって所定の間隙
に維持され、空気層145が封入されている。帯状の透
明電極143,144が交差する部分がセンシング部で
あり、このセンシング部は以下に説明する各表示層11
1R,111G,111Bの各画素に対応している。
【0062】各表示層111R,111G,111B
は、それぞれ透明電極113,114を形成した透明基
板112間に樹脂製柱状構造物115、液晶116及び
スペーサ117を挟持したものである。透明電極11
3,114上には必要に応じて絶縁膜118、配向制御
膜119が設けられる。また、基板112の外周部(表
示領域外)には液晶116を封止するためのシール材1
20が設けられる。
【0063】透明電極113,114はそれぞれ駆動I
C53(131,132)(図4、図5、図26参照)
に接続されており、透明電極113,114の間にそれ
ぞれ所定のパルス電圧が印加される。この印加電圧に応
答して、液晶116が可視光を透過する透明状態と特定
波長の可視光を選択的に反射する選択反射状態との間で
表示が切り換えられる。
【0064】各色表示層111R,111G,111B
に設けられている透明電極113,114は、それぞれ
微細な間隔を保って平行に並べられた複数の帯状電極よ
りなり、その帯状電極の並ぶ向きが互いに直角方向とな
るように対向させてある。これら上下の帯状電極に順次
通電が行われる。即ち、各液晶116に対してマトリク
ス状に順次電圧が印加されて表示が行われる。これをマ
トリクス駆動と称する。このようなマトリクス駆動を各
色表示層ごとに順次、もしくは同時に行うことにより液
晶表示素子100にフルカラー画像の表示を行う。
【0065】詳しくは、2枚の基板間にコレステリック
相を示す液晶を挟持した液晶表示素子では、液晶の状態
をプレーナ状態とフォーカルコニック状態に切り換えて
表示を行う。液晶がプレーナ状態の場合、コレステリッ
ク液晶の螺旋ピッチをP、液晶の平均屈折率をnとする
と、波長λ=P・nの光が選択的に反射される。また、
フォーカルコニック状態では、コレステリック液晶の選
択反射波長が赤外光域にある場合には散乱し、それより
も短い場合には可視光を透過する。そのため、選択反射
波長を可視光域に設定し、素子の観察側と反対側に光吸
収層を設けることにより、プレーナ状態で選択反射色の
表示、フォーカルコニック状態で黒の表示が可能にな
る。また、選択反射波長を赤外光域に設定し、素子の観
察側と反対側に光吸収層を設けることにより、プレーナ
状態では赤外光域の波長の光を反射するが可視光域の波
長の光は透過するので黒の表示、フォーカルコニック状
態で散乱による白の表示が可能になる。
【0066】(フルカラー表示)各色表示層111R,
111G,111Bを積層した液晶表示素子100は、
青色表示層111B及び緑色表示層111Gを液晶がフ
ォーカルコニック配列となった透明状態とし、赤色表示
層111Rを液晶がプレーナ配列となった選択反射状態
とすることにより、赤色表示を行うことができる。ま
た、青色表示層111Bを液晶がフォーカルコニック配
列となった透明状態とし、緑色表示層111G及び赤色
表示層111Rを液晶がプレーナ配列となった選択反射
状態とすることにより、イエローの表示を行うことがで
きる。同様に、各色表示層の状態を透明状態と選択反射
状態とを適宜選択することにより赤色、緑色、青色、白
色、シアン、マゼンタ、イエロー、黒色の表示が可能で
ある。さらに、各色表示層111R,111G,111
Bの状態として中間の選択反射状態を選択することによ
り中間色の表示が可能となり、フルカラー表示素子とし
て利用できる。
【0067】液晶表示素子100における各色表示層1
11R,111G,111Bの積層順については、図2
3に示す以外の場合も可能である。しかし、短波長領域
に比べて長波長領域の光の方が透過率が高いことを考慮
すると、上側の層に含まれる液晶の選択反射波長の方を
下側の層に含まれる液晶の選択反射波長よりも短くして
おく方が、下側の層へより多くの光が透過するので明る
い表示を行うことができる。従って、観察側(矢印A方
向)から順に、青色表示層111B、緑色表示層111
G、赤色表示層111Rとなることがもっとも望まし
く、この状態が最も好ましい表示品位が得られる。
【0068】(表示素子の各種材料)透明基板112と
しては、無色透明のガラス板や透明樹脂フィルムを使用
することができる。透明樹脂フィルムの材料としては、
ポリカーボネイト樹脂、ポリエーテルスルフォン樹脂、
ポリエチレンテレフタレート樹脂、ノルボルネン樹脂、
ポリアリレート樹脂、非晶質ポリオレフィン樹脂、変性
アクリレート樹脂等が挙げられる。樹脂フィルムの特性
としては、高透光性、光学異方性がない、寸法安定性、
表面平滑性、耐摩擦性、耐屈曲性、高電気絶縁性、耐薬
品性、耐液晶性、耐熱性、耐湿性、ガスバリヤー性等あ
り、使用する環境や用途に合わせて必要な特性を持つも
のを選択すればよい。
【0069】透明電極113,114としてはITO
(Indium Tin Oxide)等の透明電極が使用可能であ
り、アルミニウム、シリコン等の金属電極、あるいはア
モルファスシリコン、BSO(Bismuth Silicon Oxid
e)等の光導電性膜を使用することもできる。また、最
下層の透明電極114については光吸収体としての役割
も含めて黒色の電極を使用することができる。
【0070】絶縁膜118はガスバリア層としても機能
するように酸化シリコンなどの無機膜あるいはポリイミ
ド樹脂、エポキシ樹脂などの有機膜が用いられ、基板1
12間のショートを防いだり、液晶の信頼性を向上させ
る。また、配向制御膜119としてはポリイミドが代表
的なものである。
【0071】液晶116としては、室温でコレステリッ
ク相を示すものが好ましく、特に、ネマティック液晶に
カイラルドーパントを添加することによって得られるカ
イラルネマティック液晶が好適である。
【0072】カイラルドーパントは、ネマティック液晶
に添加された場合にネマティック液晶の分子を捩る作用
を有する添加剤である。カイラルドーパントをネマティ
ック液晶に添加することにより、所定の捩れ間隔を有す
る液晶分子の螺旋構造が生じ、これによりコレステリッ
ク相を示す。
【0073】カイラルネマティック液晶は、カイラルド
ーパントの添加量を変えることにより、螺旋構造のピッ
チを変化させることができ、これにより液晶の選択反射
波長を制御することができるという利点がある。なお、
一般的には、液晶分子の螺旋構造のピッチを表す用語と
して、液晶分子の螺旋構造に沿って液晶分子が360度
回転したときの分子間の距離で定義される「ヘリカルピ
ッチ」を用いる。
【0074】柱状構造物115に使用する材料として
は、例えば、熱可塑性樹脂を用いることができる。これ
には、加熱により軟化し冷却により固化する材料で、使
用する液晶材料と化学反応を起こさないことと適度な弾
性を有することが望まれる。
【0075】具体例としては、例えば、ポリ塩化ビニル
樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリメタクリル酸エス
テル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリ酢酸ビニ
ル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチ
レン樹脂、ポリプロピレン樹脂、フッ素樹脂、ポリウレ
タン樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、ポリビニルエー
テル樹脂、ポリビニルケトン樹脂、ポリビニルピロリド
ン樹脂、ポリカーボネイト樹脂、塩素化ポリエーテル樹
脂、飽和ポリエステル樹脂等が挙げられる。
【0076】これらを単独か複数混合するか、または少
なくともこれらの1種類か混合物を少なくとも含むよう
な材料から柱状構造物115を形成すればよい。
【0077】前記物質を公知の印刷方法を用い、図24
に示すように、ドット柱状を形成するようにパターンを
用いて印刷する。液晶表示素子の大きさや、画素解像度
により、断面形状の大きさや、配列ピッチ、形状(円
柱、太鼓状、多角形等)は適宜選択される。また、電極
113間に優先的に柱状構造物115を配置すると開口
率が向上するのでより好ましい。
【0078】スペーサ117としては、加熱や加圧によ
って変形しない硬質材料からなる粒子が好ましい。例え
ば、ガラスファイバを微細化したもの、ボール状の珪酸
ガラス、アルミナ粉末等の無機材料、あるいはジビニル
ベンゼン系架橋重合体やポリスチレン系架橋重合体等の
有機系合成球状粒が使用可能である。
【0079】このように、2枚の基板112間のギャッ
プを所定の大きさに保つ硬質のスペーサ117と、表示
領域内に所定の配置規則に基づいて配置されて一対の基
板112を接着支持する熱可塑性高分子材料を主成分と
する樹脂構造物115とを設けることにより、基板11
2の全域にわたって両基板112を強固に支持すると共
に、配列ムラがなく、しかも、低温環境下において気泡
の発生を抑えることができる。
【0080】(液晶表示素子の製造例)ここで、液晶表
示素子100の製造例について簡単に説明する。
【0081】まず、2枚の透明基板上にそれぞれ複数の
帯状の透明電極を形成する。透明電極は、基板上にIT
O膜をスパッタリング法等で形成した後、フォトリソグ
ラフィ法によりパターニングを行って形成する。
【0082】次に、透明な絶縁膜や配向制御膜を各基板
の透明電極形成面に形成する。絶縁膜及び配向制御膜
は、それぞれ、酸化シリコン等の無機材料やポリイミド
樹脂などの有機材料を用いて、スパッタリング法、スピ
ンコート法、あるいはロールコート法など公知の方法に
よって形成することができる。なお、配向制御膜には通
常ラビング処理は施さない。配向制御膜の働きはまだ明
確でないが、配向制御膜の存在により、液晶分子に対し
てある程度のアンカリング効果を持たせることができる
ものと考えられ、液晶表示素子の特性が経時的に変化す
るのを防止することができる。また、これらの薄膜に色
素を添加するなどしてカラーフィルタとしての機能を持
たせ、色純度やコントラストを高めるようにしてもよ
い。
【0083】こうして透明電極、絶縁膜、及び配向制御
膜が設けられた一方の基板の電極形成面に樹脂構造物を
形成する。樹脂構造物は、樹脂を溶剤に溶解したペース
ト状の樹脂材料を、スクリーン版やメタルマスク等を介
してスキージで押し出して平板上に載置した基板に印刷
を行う印刷法、ディスペンサ法やインクジェット法など
の、樹脂材料をノズルの先から基板上に吐出して形成す
る方法、あるいは、樹脂材料を平板あるいはローラ上に
供給した後、これを基板表面に転写する転写法などによ
り形成することができる。樹脂構造物の形成時の高さ
は、所望の液晶表示層の厚みより大きくすることが望ま
しい。
【0084】他方の基板の電極形成面には、紫外線硬化
樹脂や熱硬化性樹脂等を用いてシール材を設ける。シー
ル材は、基板の外縁部で連続する環状に配置する。シー
ル材の配置は、上述した樹脂構造物と同様に、ディスペ
ンサ法やインクジェット法など樹脂をノズルの先から基
板上に吐出して形成する方法や、スクリーン版、メタル
マスク等を用いた印刷法、樹脂を平板あるいはローラ上
に形成した後、透明基板上に転写する転写法などによっ
て行えばよい。さらに、少なくとも一方の基板の表面
に、従来公知の方法によりスペーサを散布する。
【0085】そして、これら一対の基板を電極形成面が
対向するように重ね合わせ、この基板対の両側から加圧
しながら加熱する。加圧及び加熱は、例えば、図25に
示すように、平板150上に樹脂構造物115が形成さ
れた基板112aを載せ、対向基板112bを重ねて、
端部から加熱・加圧ローラ151により加熱・加圧しな
がら、ローラ151と平板150との間を通過させるこ
とにより行うことができる。このような方法を用いる
と、フィルム基板などの可撓性を有するフレキシブル基
板を用いても精度よくセルを作製することができる。熱
可塑性高分子材料で樹脂構造物を形成しておくと、樹脂
構造物を加熱により軟化させ冷却により固化させて、樹
脂構造物で両基板を接着させることができる。また、シ
ール材として熱硬化性樹脂材料を用いた場合は、この基
板の重ね合わせの際の加熱によりシール材を硬化させる
とよい。
【0086】この重ね合わせ工程において、液晶材料を
一方の基板上に滴下し、基板の重ね合わせと同時に液晶
材料を液晶素子に注入する。この場合、予めスペーサを
液晶材料に含ませておき、これを少なくとも一方の基板
の帯状電極形成面に滴下すればよい。
【0087】液晶材料を基板の端部に滴下し、ローラで
基板を重ね合わせながら液晶材料を他端へと押し広げる
ことにより、基板全域に液晶材料を充填することができ
る。こうすることにより、基板を重ね合わせる際に生じ
た気泡を液晶材料に巻き込むのを低減することができ
る。
【0088】その後、少なくとも樹脂構造物を構成する
樹脂材料の軟化温度以下に基板温度が低下するまで基板
を加圧し続けてから加圧を停止し、さらに、シール材と
して光硬化性樹脂材料を用いた場合は、その後に光照射
を行ってシール材を硬化させる。
【0089】同様の手順で、液晶材料を選択反射波長が
異なるものに変更し、青色表示用、緑色表示用、および
赤色表示用のセルを作製する。こうして作製したセルを
3層に積層し、これらを接着剤で貼りつけ、さらに最下
層に光吸収層を設けてフルカラーの液晶表示素子とす
る。
【0090】(表示素子の駆動回路及び駆動方法)液晶
表示素子100の画素構成は、図26に示すように、そ
れぞれ複数本の走査電極R1,R2〜Rmと信号電極C
1,C2〜Cn(n,mは自然数)とのマトリクスで表
される。走査電極R1,R2〜Rmは走査駆動IC13
1の出力端子に接続され、信号電極C1,C2〜Cnは
信号駆動IC132の出力端子に接続されている。
【0091】走査駆動IC131は、走査電極R1,R
2〜Rmのうち所定のものに選択信号を出力して選択状
態とする一方、その他の電極には非選択信号を出力し非
選択状態とする。走査駆動IC131は、所定の時間間
隔で電極を切り換えながら順次各走査電極R1,R2〜
Rmに選択信号を印加してゆく。一方、信号駆動IC1
32は、選択状態にある走査電極R1,R2〜Rm上の
各画素を書き換えるべく、画像データに応じた信号を各
信号電極C1,C2〜Cnに同時に出力する。例えば、
走査電極Raが選択されると(aはa≦mを満たす自然
数)、この走査電極Raと各信号電極C1,C2〜Cn
との交差部分の画素LRa−C1〜LRa−Cnが同時
に書き換えられる。これにより、各画素における走査電
極と信号電極との電圧差が画素の書き換え電圧となり、
各画素がこの書き換え電圧に応じて書き換えられる。
【0092】駆動回路は前述の中央処理装置40、LC
Dコントローラ52、画像処理装置55、画像メモリ5
6及び駆動IC131,132にて構成され、画像メモ
リ56に記憶された画像データに基づいてLCDコント
ローラ52が駆動IC131,132を制御し、液晶表
示素子100の各走査電極及び信号電極間に順次電圧を
印加し、液晶表示素子100に画像を書き込む。
【0093】ここで、コレステリック相を示す液晶の捩
れを解くための第1の閾値電圧をVth1とすると、電
圧Vth1を十分な時間印加した後に電圧を第1の閾値
電圧Vth1よりも小さい第2の閾値電圧Vth2以下
に下げるとプレーナ状態になる。また、Vth2以上で
Vth1以下の電圧を十分な時間印加するとフォーカル
コニック状態になる。この二つの状態は電圧印加を停止
した後でも安定に維持される。また、Vth1〜Vth
2間の電圧を印加することにより、中間調の表示、即
ち、階調表示が可能である。
【0094】なお、部分的に書き換えを行う場合は、書
き換えたい部分を含むように特定の走査ラインのみを順
次選択するようにすればよい。これにより、必要な部分
のみを短時間で書き換えることができる。
【0095】各画素の書き換えは前述した方法で行うこ
とができるが、既に画像が表示されている場合、この画
像による影響をなくすために、書き換え前に各画素を全
て同じ表示状態にリセットすることが好ましい。リセッ
トは全画素を一括して行ってもよいし、走査電極ごとに
行ってもよい。例えば、各画素をフォーカルコニック状
態にリセットする場合は、十分な透明状態が得られるよ
うにするために、比較的長い時間が必要であることが判
明している。従って、書き換えに先だって全画素を一括
してフォーカルコニック状態にリセットすると、各走査
電極ごとにリセットを行う場合に比較して、書き換えの
時間を短くすることができて好ましい。
【0096】部分的に書き換えを行う場合は、各走査ラ
インごとにリセットを行うか、書き換えたい部分を含む
特定の走査ライン間のみを一括してリセットすればよ
い。
【0097】いずれにしても、中央処理装置40から書
き込み指令が出されると、昇圧回路51がオンされ駆動
IC131,132に昇圧された電圧を印加すると共に
LCDコントローラ52が駆動IC131,132を制
御して液晶表示素子100に書き込みが行われる。そし
て、書き込みが終了すると、直ちに少なくとも昇圧回路
51をオフ状態として電力消費をごく小さくしたり、さ
らにLCDコントローラ52への通電を停止して駆動回
路への電力供給を停止する。
【0098】(他の液晶表示素子)なお、前記液晶表示
素子100においては、樹脂製柱状構造物が液晶表示層
内に含まれる素子構成について説明した。このような構
成は、フィルム基板を用いて軽くしかも表示特性の優れ
た液晶表示素子を作製することができると共に、大型化
が容易で、駆動電圧が比較的小さい、衝撃に強いといっ
た種々の優れた特徴を有しており特に有用なものであ
る。しかし、メモリ性液晶自体は必ずしもこの構成に限
定されるわけではなく、従来公知の高分子の3次元網目
構造のなかに液晶が分散された、あるいは、液晶中に高
分子の3次元網目構造が形成された、いわゆる高分子分
散型の液晶複合膜として液晶表示層を構成することも可
能である。また、メモリ性を有する液晶として、コレス
テリック相を示す双安定性液晶を例にとって説明した
が、これに限らず、強誘電性液晶を用いることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である液晶ディスプレイを
備えた冷蔵庫を示す正面図。
【図2】前記冷蔵庫を示す斜視図、液晶ディスプレイを
取り外した状態を示す。
【図3】液晶ディスプレイの他の形態を示す斜視図。
【図4】電源部を示すブロック図。
【図5】制御回路を示すブロック図。
【図6】食物在庫管理の表示例を示す説明図。
【図7】レシピの表示例を示す説明図。
【図8】伝言板の表示例を示す説明図。
【図9】カレンダの表示例を示す説明図。
【図10】液晶ディスプレイの制御手順のメインルーチ
ンを示すフローチャート図。
【図11】明るさ検出処理のサブルーチンを示すフロー
チャート図。
【図12】タイマ割り込み処理のサブルーチンを示すフ
ローチャート図。
【図13】割り込み処理のサブルーチンを示すフローチ
ャート図。
【図14】割り込み処理のサブルーチンを示すフローチ
ャート図、図13の続き。
【図15】カレンダ表示処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャート図。
【図16】カレンダ表示処理中のメモリ、表示消去及び
新規作成のサブルーチンを示すフローチャート図。
【図17】絵表示処理のサブルーチンを示すフローチャ
ート図。
【図18】伝言板表示処理のサブルーチンを示すフロー
チャート図
【図19】伝言板表示処理中の新規作成のサブルーチン
を示すフローチャート図。
【図20】食物在庫管理表示処理のサブルーチンを示す
フローチャート図。
【図21】レシピ表示処理のサブルーチンを示すフロー
チャート図。
【図22】受信情報表示処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャート図。
【図23】ディスプレイとして用いられる液晶表示素子
の一例を示す断面図。
【図24】前記液晶表示素子のフィルム基板上に柱状構
造物及びシール材を形成した状態を示す平面図。
【図25】前記液晶表示素子の製作工程を示す説明図。
【図26】前記液晶表示素子のマトリクス駆動回路を示
すブロック図。
【符号の説明】
10…液晶ディスプレイ 40…中央処理装置 52…LCDコントローラ 53(131,132)…駆動IC 55…画像処理装置 56…画像メモリ 100…液晶表示素子 140…タッチパネル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月17日(2000.1.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】次に、ステップS70で表示切替キー20
1が操作されたか否かを判定し、操作されなければ、前
記ステップS62へ戻る。操作されたのであれば、ステ
ップS71で省電力用タイマをリセットしてスタートさ
せ、ステップS72で表示モード番号をに変更し、こ
のサブルーチンを終了する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】次に、ステップS106で表示切替キー2
01が操作されたか否かを判定し、操作されなければ、
前記ステップS102へ戻る。操作されたのであれば、
ステップS107で省電力用タイマをリセットしてスタ
ートさせ、ステップS108で表示モード番号をに変
更し、このサブルーチンを終了する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】次に、ステップS120で表示切替キー2
01が操作されたか否かを判定し、操作されなければ、
前記ステップS112へ戻る。操作されたのであれば、
ステップS121で省電力用タイマをリセットしてスタ
ートさせ、ステップS122で表示モード番号をに変
更し、このサブルーチンを終了する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】次に、ステップS149で省電力用タイマ
をリセットしてスタートさせ、ステップS150で全表
示の再書き込みを行う。さらに、ステップS151でキ
ー操作を判定し、UP/DOWNキー又は切替キーが操
作されたのであれば、前記ステップS142へ戻り、そ
れ以外のキーが操作されたのであれば、ステップS15
2で表示切替キー201が操作されたか否かを判定し、
操作されなければ前記ステップS146へ戻る。操作さ
れたのであれば、ステップS153で表示モード番号を
に変更し、ステップS154で省電力用タイマをリセ
ットしてスタートさせ、このサブルーチンを終了する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】次に、ステップS166で表示切替キー2
01が操作されたか否かを判定し、操作されなければ、
前記ステップS162へ戻る。操作されたのであれば、
ステップS167で省電力用タイマをリセットしてスタ
ートさせ、ステップS168で表示モード番号をに変
更し、このサブルーチンを終了する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA11 NA62 NC21 NC50 NC72 ND04 NE10 NF04 NF11 NF17 5C006 AA22 AF03 AF63 AF71 BA11 BB11 BB28 BF02 BF08 BF15 BF38 BF45 EC02 EC05 FA21 FA47 5C080 AA10 BB05 DD03 DD26 EE28 FF09 GG06 JJ02 JJ06 JJ07 KK42

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ性を有する液晶を用いて表示画面
    を構成した表示素子と、 現在表示されている画像を所定のタイミングで再度書き
    込む処理を実行する制御手段と、 を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は現在表示されている画像
    に相当する画像データに基づいて所定のタイミングで再
    度書き込みを行う処理を実行することを特徴とする請求
    項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記液晶が室温でコレステリック相を示
    すカイラルネマティック液晶であることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、液晶表示画面に対する
    接触動作があったときに再書き込み処理を実行すること
    を特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の液
    晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、予め定められた時間間
    隔で再書き込み処理を実行することを特徴とする請求項
    1、請求項2又は請求項3記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、表示画面の部分的な書
    き換えを行った後に再書き込み処理を実行することを特
    徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の液晶表
    示装置。
  7. 【請求項7】 タッチセンサを備えたことを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又
    は請求項6記載の液晶表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002169829A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Yokogawa Electric Corp コンテンツ配信方法およびコンテンツ配信装置
US6682161B2 (en) * 2000-06-19 2004-01-27 Lg Electronics Inc. Installation structure for display unit of refrigerator
US6692093B1 (en) * 2000-02-01 2004-02-17 Lg Electronics Inc. Device for adjusting mounting angle of LCD for refrigerator
US10142820B2 (en) 2016-02-25 2018-11-27 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Consumer appliance with a detachable tablet

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