JP2000275149A - ダストサンプリング装置 - Google Patents

ダストサンプリング装置

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JP2000275149A
JP2000275149A JP11083942A JP8394299A JP2000275149A JP 2000275149 A JP2000275149 A JP 2000275149A JP 11083942 A JP11083942 A JP 11083942A JP 8394299 A JP8394299 A JP 8394299A JP 2000275149 A JP2000275149 A JP 2000275149A
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radiation
filter paper
dust
gas
detector
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JP11083942A
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Eiji Noda
英司 野田
Yasuo Suzuki
康夫 鈴木
Noriyuki Seki
典之 関
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ろ紙を通過する空気の流路を一様とし、均一
にダストを捕集することにより、ダストの自己吸収によ
る検出効率の低下、及び校正線源との感度校正のずれを
防止する。 【解決手段】 ダストサンプリング装置は、気体を外部
から吸入すると共に放射線ダスト捕集後の気体を外部に
排出するサンプラ本体1と、前記サンプラ本体1の内部
に設けられ、吸入されてくる気体から放射線ダストを捕
集するろ紙3を保持するろ紙ホルダ5と、前記サンプラ
本体1の内部に設けられ、捕集された前記放射線ダスト
から放射線を検出する放射線検出器2と、前記サンプラ
本体1の内部に設けられ、吸入されてくる気体の流路を
攪拌する部材7,8とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線管理区域等
の空気中のダストをろ紙に捕集してその捕集ダストから
放出される放射線を検出器にて検出するダストサンプリ
ング装置に関し、特に、捕集ろ紙を通過する流路の一様
性を確保するダストサンプリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、放射線源取り扱い施設(原子
力発電所等)では、放射線管理区域等の空気中のダスト
の放射能濃度を測定するために、空気中のダストをろ紙
に捕集し、その捕集ダストから放出される放射線を検出
器にて検出するダストサンプリング装置が使用されてい
る。
【0003】従来のダストサンプリング装置の構成を図
8に示す。サンプラ本体1は、放射線管理区域の所定の
部所の空気を吸入すると共にダスト捕集後の空気を排出
するものである。このサンプラ本体1の内部には、ろ紙
3及びろ紙受け用金網4を保持するろ紙ホルダ5が設け
られ、このろ紙ホルダ5は、ろ紙ホルダ用Oリング18
を介してサンプラ本体1に取り付けられる。また、サン
プラ本体1の内部には、ろ紙3の捕集ダストから放射線
を検出するための放射線検出器2が設けられ、この放射
線検出器2は、サンプラ本体1に取り付けられた検出器
ホルダ6により検出器用Oリング17を介して保持され
る。
【0004】このような構成のダストサンプリング装置
において、サンプラ本体1の吸入口から空気が吸入され
ると、空気中のダストがろ紙ホルダ5内のろ紙3により
捕集され、捕集後の空気はサンプラ本体1の排出口から
排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
ダストサンプリング装置においては、検出感度を向上さ
せるために、ろ紙3と放射線検出器2との間の距離を数
ミリメートル近くにまで接近させている。このことに起
因して、ろ紙3を通過する空気の流路が一様にならず、
ろ紙3上に不均一にダストが捕集されるため、ダストの
自己吸収による検出効率の低下や校正線源との感度校正
のずれが起こるという問題がある。
【0006】本発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、ろ紙を通過する空気の流路を一様とし、均一にダス
トを捕集することにより、ダストの自己吸収による検出
効率の低下、及び校正線源との感度校正のずれを防止す
ることが可能なダストサンプリング装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明によるダストサンプリング装置は、
気体を外部から吸入すると共に放射線ダスト捕集後の気
体を外部に排出するサンプラ本体と、前記サンプラ本体
の内部に設けられ、吸入されてくる気体から放射線ダス
トを捕集するろ紙を保持するろ紙ホルダと、前記サンプ
ラ本体の内部に設けられ、捕集された前記放射線ダスト
から放射線を検出する放射線検出器と、前記サンプラ本
体の内部に設けられ、吸入されてくる気体の流路を攪拌
する部材とを具備したことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、吸入されてくる気体の
流路を攪拌する部材がサンプラ本体の内部に設けられて
いるので、気体の流路が攪拌され、乱流度合いが増加
し、この結果、ろ紙に対する空気の圧力分布は均一化さ
れ、均一なダスト捕集を行うことが可能となる。
【0009】また、請求項2の発明によるダストサンプ
リング装置は、気体を外部から吸入すると共に放射線ダ
スト捕集後の気体を外部に排出するサンプラ本体と、前
記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気体
から放射線ダストを捕集するろ紙を保持するろ紙ホルダ
と、前記サンプラ本体の内部に設けられ、捕集された前
記放射線ダストから放射線を検出する放射線検出器と、
前記放射線検出器を保持する検出器ホルダとを具備し、
前記ろ紙ホルダ及び前記検出器ホルダは、吸入されてく
る気体がその間を通過するときに該気体の流路を攪拌さ
せる構造を有していることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、前記ろ紙ホルダ及び前
記検出器ホルダは、吸入されてくる気体がその間を通過
するときに該気体の流路を攪拌させる構造を有している
ので、通過する気体は乱流となり、この結果、ろ紙を通
過する空気の流路が一様化され、均一なダスト捕集を行
うことが可能となる。
【0011】また、請求項3の発明によるダストサンプ
リング装置は、気体を外部から吸入すると共に放射線ダ
スト捕集後の気体を外部に排出するサンプラ本体と、前
記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気体
から放射線ダストを捕集するろ紙を保持するろ紙ホルダ
と、前記サンプラ本体の内部に設けられ、捕集された前
記放射線ダストから放射線を検出する放射線検出器と、
前記放射線検出器とろ紙との間に設けられ、吸入された
気体の流路を攪拌する部材とを具備する。
【0012】この発明によれば、吸入された気体の流路
を攪拌する部材が前記放射線検出器とろ紙との間に設け
られているので、気体の流路が攪拌され、この結果、ろ
紙を通過する空気の流路が一様化され、均一なダスト捕
集を行うことが可能となる。
【0013】また、請求項4の発明によるダストサンプ
リング装置は、気体を外部から吸入すると共に放射線ダ
スト捕集後の気体を外部に排出するサンプラ本体と、前
記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気体
から放射線ダストを捕集するろ紙と、前記ろ紙の中心部
ほど圧力損失が小さくなるように作用するろ紙受け部材
とを保持するろ紙ホルダと、前記サンプラ本体の内部に
設けられ、捕集された前記放射線ダストから放射線を検
出する放射線検出器とを具備する。
【0014】この発明によれば、前記ろ紙の中心部ほど
圧力損失が小さくなるように作用するろ紙受け部材が設
けられているので、ろ紙を通過する空気の流路が一様化
され、均一なダスト捕集を行うことが可能となる。
【0015】また、請求項5の発明によるダストサンプ
リング装置は、気体を外部から吸入すると共に放射線ダ
スト捕集後の気体を外部に排出するサンプラ本体と、前
記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気体
から放射線ダストを捕集するろ紙と、前記ろ紙の中心部
ほど圧力損失が小さくなるように作用する圧力損失補正
用ろ紙とを保持するろ紙ホルダと、前記サンプラ本体の
内部に設けられ、捕集された前記放射線ダストから放射
線を検出する放射線検出器とを具備する。
【0016】この発明によれば、前記ろ紙の中心部ほど
圧力損失が小さくなるように作用する圧力損失補正用ろ
紙が設けられているので、ろ紙を通過する空気の流路が
一様化され、均一なダスト捕集を行うことが可能とな
る。
【0017】また、請求項6の発明によるダストサンプ
リング装置は、気体を外部から吸入すると共に放射線ダ
スト捕集後の気体を外部に排出するサンプラ本体と、前
記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気体
から放射線ダストを捕集するろ紙を保持するろ紙ホルダ
と、前記サンプラ本体の内部に設けられ、捕集された前
記放射線ダストから放射線を検出する放射線検出器と、
前記ろ紙の気体流出側に設けられ、前記ろ紙の中心部ほ
ど気体の流量を増加させるように作用するパイプとを具
備する。
【0018】この発明によれば、前記ろ紙の中心部ほど
気体の流量を増加させるように作用するパイプが前記ろ
紙の気体流出側に設けられているので、ろ紙を通過する
空気の流路が一様化され、均一なダスト捕集を行うこと
が可能となる。
【0019】また、請求項7の発明によるダストサンプ
リング装置は、気体を外部から吸入すると共に放射線ダ
スト捕集後の気体を外部に排出するサンプラ本体と、前
記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気体
から放射線ダストを捕集するろ紙を保持するろ紙ホルダ
と、前記サンプラ本体の内部に設けられ、捕集された前
記放射線ダストから放射線を検出する放射線検出器と、
前記放射線検出器を保持する検出器ホルダと、前記検出
器ホルダを移動することにより前記ろ紙と前記放射線検
出器との間の距離を調整可能とする駆動部とを具備す
る。
【0020】この発明によれば、前記検出器ホルダを移
動することにより前記ろ紙と前記放射線検出器との間の
距離を調整可能とする駆動部が設けられているので、ダ
ストサンプリング時はろ紙と放射線検出器との間隔を十
分取ることにより、ろ紙を通過する空気の流路が一様化
され、均一なダスト捕集が行われる。また、放射線測定
時は放射線検出器をろ紙に十分に近づけることにより、
均一なダスト捕集のなされたろ紙から、検出感度を向上
させた状態で放射線を測定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は、第1の実施の形態による
ダストサンプリング装置の構成例を示す概要図である。
なお、図1の(a)はダストサンプリング装置の全体を
示しており、(b)はその主要部を示している。
【0022】本実施の形態のダストサンプリング装置
は、図1の(a)及び(b)に示すように、サンプラ本
体1と、放射線検出器2と、ろ紙3と、ろ紙受け用金網
4と、ろ紙ホルダ5と、検出器ホルダ6と、上部流路攪
拌板(フィン)7と、下部流路攪拌板(フィン)8と、
検出器用Oリング17と、ろ紙ホルダ用Oリング18と
から構成されている。
【0023】サンプラ本体1は、鉄及び鉛等の金属から
なり、外部からの放射線を遮断し、放射線管理区域の所
定の部所の空気を吸入すると共にダスト捕集後の空気を
排出する。
【0024】放射線検出器2は、捕集ダストから放射線
を検出するものであり、サンプラ本体1の内部に設けら
れる。この放射線検出器2にて検出された放射線の検出
信号はケーブルを通じて外部に送り出されるようになっ
ている。
【0025】ろ紙3は、サンプラ本体1に吸入された空
気中のダストを捕集するために使用される。ろ紙受け用
金網4は、吸入圧によるろ紙3の破壊を防ぐものであ
る。
【0026】ろ紙ホルダ5は、サンプラ本体1に取付け
られ、ろ紙3及びろ紙受け用金網4を保持する。
【0027】検出器ホルダ6は、サンプラ本体1に取付
けられ、放射線検出器2をサンプラ本体1の内部中央に
て保持する。
【0028】上部流路攪拌板7は、サンプラ本体1又は
検出器ホルダ6の上部に取り付けられ、サンプラ本体1
の内部に吸入された空気の流路を攪拌する。また、下部
流路攪拌板8は、サンプラ本体1又は検出器ホルダ6の
下部に取り付けられ、サンプラ本体1の内部に吸入され
た空気の流路を攪拌する。
【0029】検出器用Oリング17は、放射線検出器6
と検出器ホルダ5との隙間からの空気漏れを防ぐもので
ある。また、ろ紙ホルダ用Oリング18は、ろ紙ホルダ
5とサンプラ本体1との隙間からの空気漏れを防ぐもの
である。
【0030】このような構成のダストサンプリング装置
において、サンプラ本体1の吸入口から空気が吸入され
ると、空気の流路が上部流路攪拌板7及び下部流路攪拌
板8によって攪拌され、乱流度合いが増加する。こうし
て流路の攪拌された空気により、ろ紙3に対する空気の
圧力分布は均一化される。これにより、均一なダスト捕
集が行われ、ダスト捕集後の空気はサンプラ本体1の排
出口から排出される。
【0031】このように、本実施の形態によれば、上部
流路攪拌板7及び下部流路攪拌板8がサンプラ本体1の
内部の空気流路に配置されているので、吸入されてきた
空気の流路が攪拌され、乱流度合いが増加し、この結
果、ろ紙3に対する空気の圧力分布は均一化され、均一
なダスト捕集を行うことが可能となる。
【0032】(第2の実施の形態)図2は、第1の実施
の形態によるダストサンプリング装置の構成例を示す概
要図である。なお、図2の(a)はダストサンプリング
装置の全体を示しており、(b)はその主要部を示して
いる。また、図中、図1と同一の構成には同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0033】本実施の形態のダストサンプリング装置
は、図2の(a)及び(b)に示すように、サンプラ本
体1と、放射線検出器2と、ろ紙3と、ろ紙受け用金網
4と、流路攪拌検出器ホルダ9と、流路攪拌ろ紙ホルダ
10と、検出器用Oリング17と、ろ紙ホルダ用Oリン
グ18とから構成されている。
【0034】流路攪拌ろ紙ホルダ10は、サンプラ本体
1に取付けられ、ろ紙3及びろ紙受け用金網4を保持す
る。特に、この流路攪拌ろ紙ホルダ10は、図示のよう
に、ろ紙3への空気の流路を流路攪拌検出器ホルダ9と
共に狭める構造となっている。
【0035】流路攪拌検出器ホルダ9は、サンプラ本体
1に取付けられ、放射線検出器2をサンプラ本体1の内
部中央にて保持する。特に、この流路攪拌検出器ホルダ
9は、図示のように、ろ紙3への空気の流路を流路攪拌
ろ紙ホルダ10と共に狭める構造となっている。
【0036】検出器用Oリング17は、放射線検出器6
と検出器ホルダ5との隙間からの空気漏れを防ぐもので
ある。また、ろ紙ホルダ用Oリング18は、流路攪拌ろ
紙ホルダ10とサンプラ本体1との隙間からの空気漏れ
を防ぐものである。
【0037】このような構成のダストサンプリング装置
において、サンプラ本体1の吸入口から空気が吸入され
ると、空気は流路攪拌検出器ホルダ9と流路攪拌ろ紙ホ
ルダ10との間に形成された狭い隙間を通過する。その
狭い隙間から空気が入った後の空間は流路に沿って指数
関数的に広くなる構造となっているため、隙間を通過し
た空気は乱流となる。こうして乱流となった空気によ
り、ろ紙3に対する空気の圧力分布は均一化される。こ
れにより、均一なダスト捕集が行われ、ダスト捕集後の
空気はサンプラ本体1の排出口から排出される。
【0038】このように、本実施の形態によれば、流路
攪拌検出器ホルダ9と流路攪拌ろ紙ホルダ10との間に
は、狭い隙間が形成されており、その狭い隙間から空気
が入った後の空間が流路に沿って指数関数的に広くなる
構造を成しているので、流路攪拌検出器ホルダ9と流路
攪拌ろ紙ホルダ10との隙間を通過した空気は乱流とな
り、この結果、ろ紙3を通過する空気の流路が一様化さ
れ、均一なダスト捕集を行うことが可能となる。
【0039】(第3の実施の形態)図3は、第3の実施
の形態によるダストサンプリング装置の構成例を示す概
要図である。なお、図3の(a)はダストサンプリング
装置の全体を示しており、(b)はその主要部を示して
いる。また、図中、図1と同一の構成には同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0040】本実施の形態のダストサンプリング装置
は、図3の(a)及び(b)に示すように、サンプラ本
体1と、放射線検出器2と、ろ紙3と、ろ紙受け用金網
4と、ろ紙ホルダ5と、検出器ホルダ6と、流路攪拌ス
カート11と、検出器用Oリング17と、ろ紙ホルダ用
Oリング18とから構成されている。
【0041】流路攪拌スカート11は、放射線検出器2
とろ紙3との間に設置され、吸入された空気の流路を攪
拌させる構造を有している。この流路攪拌スカート11
は、円形のスカート本体11cと、このスカート本体1
1cと等間隔に数箇所設けられた流入口11bと、この
流入口11bから流入した空気を上記流路攪拌スカート
11内に引き込んで拡散する流路ガイド11aとから構
成されている。流路ガイド11aには、空気攪拌口11
dが開けられている。
【0042】このような構成のダストサンプリング装置
において、サンプラ本体1の吸入口から空気が吸入され
ると、空気が流路攪拌スカート11の流入口11bに流
入する。流入口11bから流入した空気は、流路ガイド
11aによってろ紙3の中央部に引き込まれると共に、
空気攪拌口11dによりランダムに攪拌される。こうし
て流路の攪拌された空気により、ろ紙3に対する空気の
圧力分布は均一化される。これにより、均一なダスト捕
集が行われ、ダスト捕集後の空気はサンプラ本体1の排
出口から排出される。
【0043】このように、本実施の形態によれば、流路
攪拌スカート11が設けられているので、吸入されてき
た空気の流路が攪拌され、この結果、ろ紙3を通過する
空気の流路が一様化され、均一なダスト捕集を行うこと
が可能となる。
【0044】(第4の実施の形態)図4は、第4の実施
の形態によるダストサンプリング装置の構成例を示す概
要図である。なお、図4の(a)はダストサンプリング
装置の全体を示しており、(b)はその主要部を示して
いる。また、図中、図1と同一の構成には同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0045】本実施の形態のダストサンプリング装置
は、図4の(a)及び(b)に示すように、サンプラ本
体1と、放射線検出器2と、ろ紙3と、圧力損失補正用
金網12と、ろ紙ホルダ5と、検出器ホルダ6と、検出
器用Oリング17と、ろ紙ホルダ用Oリング18とから
構成されている。
【0046】圧力損失補正用金網12は、吸入圧による
ろ紙3の破壊を防ぐと共に、ろ紙3の中心部ほど圧力損
失が小さくなるように補正するものである。特に、この
圧力損失補正用金網12は、ろ紙3の中心部ほど圧力損
失が小さくなるように、中心部と周縁部とで大きさの異
なる複数の流入口(孔)12aを備えている。図示のよ
うに、流入口12aの大きさは、圧力損失補正用金網1
2の中心部に近づくほど大きなものとなり、周縁部に近
づくほど流入口12aは小さなものとなる。
【0047】ろ紙ホルダ5は、サンプラ本体1に取付け
られ、ろ紙3及び圧力損失補正用金網12を保持する。
【0048】このような構成のダストサンプリング装置
において、サンプラ本体1の吸入口から空気が吸入され
ると、その空気がろ紙3に送られる。このとき圧力補正
用金網12は自身の圧力損失分布に従い、圧力損失の小
さい中心部ほど空気の流量を大きくするように作用す
る。一方で、放射線検出器2とろ紙ホルダ5との間の取
付け間隔が、ろ紙3の中心部に近づくほど流量が少なく
なるように作用する。これら2つの作用がお互いに相殺
することにより、ろ紙3を通過する空気の流路が一様化
される。これにより、均一なダスト捕集が行われ、ダス
ト捕集後の空気はサンプラ本体1の排出口から排出され
る。
【0049】このように、本実施の形態によれば、圧力
損失の小さい中心部ほど空気の流量を大きくするように
作用する圧力補正用金網12が設けられているので、ろ
紙3を通過する空気の流路が一様化され、均一なダスト
捕集を行うことが可能となる。
【0050】(第5の実施の形態)図5は、第5の実施
の形態によるダストサンプリング装置の構成例を示す概
要図である。なお、図5の(a)はダストサンプリング
装置の全体を示しており、(b)はその主要部を示して
いる。また、図中、図1と同一の構成には同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0051】本実施の形態のダストサンプリング装置
は、図5の(a)及び(b)に示すように、サンプラ本
体1と、放射線検出器2と、ろ紙3と、圧力損失補正用
ろ紙13、ろ紙受け用金網4と、ろ紙ホルダ5と、検出
器ホルダ6と、検出器用Oリング17と、ろ紙ホルダ用
Oリング18とから構成されている。
【0052】圧力損失補正用ろ紙13は、ろ紙3とろ紙
受け用金網4との間に設けられるものであり、例えば、
ろ紙3と同じ材質・ろ紙受け用金網4と同形状で作製さ
れている。特に、この圧力損失補正用ろ紙13は、ろ紙
3の中心部ほど圧力損失が小さくなるように、中心部と
周縁部とで大きさの異なる複数の流入口13aを備えて
いる。図示のように、流入口13aの大きさは、圧力損
失補正用ろ紙13の中心部に近づくほど大きなものとな
り、周縁部に近づくほど流入口13aは小さなものとな
る。
【0053】ろ紙ホルダ5は、サンプラ本体1に取付け
られ、ろ紙3、圧力損失補正用ろ紙13及びろ紙受け用
金網4を保持する。
【0054】なお、上記圧力損失補正用ろ紙13の材質
はろ紙3と同じものに限定する必要はなく、他の材質も
のを使用してもよい。例えば同様な効果をもたらすよう
に開口部を設けたシート状のものであれば何でもよい。
【0055】このような構成のダストサンプリング装置
において、サンプラ本体1の吸入口から空気が吸入され
ると、空気中のダストがろ紙3に送られる。このとき圧
力損失補正用ろ紙13は自身の圧力損失分布に従い、圧
力損失の小さい中心部ほど空気の流量を大きくするよう
に作用する。一方で、放射線検出器2とろ紙ホルダ5と
の間の取付け間隔が、ろ紙3の中心部に近づくほど流量
が少なくなるように作用する。これら2つの作用がお互
いに相殺することにより、ろ紙3を通過する空気の流路
が一様化される。これにより、均一なダスト捕集が行わ
れ、ダスト捕集後の空気はサンプラ本体1の排出口から
排出される。
【0056】このように、本実施の形態によれば、圧力
損失の小さい中心部ほど空気の流量を大きくするように
作用する圧力損失補正用ろ紙13が設けられているの
で、ろ紙3を通過する空気の流路が一様化され、均一な
ダスト捕集を行うことが可能となる。
【0057】(第6の実施の形態)図6は、第6の実施
の形態によるダストサンプリング装置の構成例を示す概
要図である。なお、図6の(a)はダストサンプリング
装置の全体を示しており、(b)はその主要部を示して
いる。また、図中、図1と同一の構成には同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0058】本実施の形態のダストサンプリング装置
は、図6の(a)及び(b)に示すように、サンプラ本
体1と、放射線検出器2と、ろ紙3と、ろ紙受け用金網
4と、ろ紙ホルダ5と、検出器ホルダ6と、検出器用O
リング17と、ろ紙ホルダ用Oリング18と、絞りパイ
プ14とから構成されている。
【0059】絞りパイプ14は、サンプラ本体1の下部
に取付けられ、ろ紙3の中央部の空気を集中的に吸引
し、ろ紙3の中心部ほど空気の流量を増加させるように
作用する形状を有している。
【0060】このような構成のダストサンプリング装置
において、サンプラ本体1の吸入口から空気が吸入され
ると、その空気はろ紙3へ送られる。このとき絞りパイ
プ14は、ろ紙3の中央部の空気を集中的に吸引するた
め、ろ紙3の中心部ほど空気の流量を増加させるように
作用する。一方で、放射線検出器2とろ紙ホルダ5との
間の取付け間隔が、ろ紙3の中心部に近づくほど流量が
少なくなるように作用する。これら2つの作用がお互い
に相殺することにより、ろ紙3を通過する空気の流路が
一様化される。これにより、均一なダスト捕集が行わ
れ、ダスト捕集後の空気はサンプラ本体1の排出口から
排出される。
【0061】このように、本実施の形態によれば、ろ紙
3の中心部ほど空気の流量を増加させるように作用する
絞りパイプ14が設けられているので、ろ紙3を通過す
る空気の流路が一様化され、均一なダスト捕集を行うこ
とが可能となる。
【0062】(第7の実施の形態)図7は、第7の実施
の形態によるダストサンプリング装置の構成例を示す概
要図である。なお、図7の(a)はダストサンプリング
装置の全体を示しており、(b)はその主要部を示して
いる。また、図中、図1と同一の構成には同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0063】本実施の形態のダストサンプリング装置
は、図7の(a)及び(b)に示すように、サンプラ本
体1と、放射線検出器2と、ろ紙3と、ろ紙受け用金網
4と、ろ紙ホルダ5と、検出器駆動用ホルダ15と、検
出器駆動部16と、検出器ホルダ6と、駆動ホルダ用パ
ッキン19と、検出器用Oリング17と、ろ紙ホルダ用
Oリング18とから構成されている。
【0064】駆動用検出器ホルダ15は、放射線検出器
2を保持する。この駆動用検出器ホルダ15は、後述す
る検出器ホルダ6によってサンプラ本体1の内部中央に
て支持され、また後述する検出器駆動部16により駆動
されたときに放射線検出器2と共に上下移動するように
なっている。
【0065】検出器駆動部16は、放射線検出器2を保
持する検出器駆動用ホルダ15を必要に応じて上下に移
動させる。この移動動作により、ろ紙3と放射線検出器
2との間の距離を調整できるようになっている。
【0066】検出器ホルダ6は、サンプラ本体1に取付
けられ、放射線検出器2を保持する検出器駆動用ホルダ
15をサンプラ本体1の内部中央にて支持する。
【0067】駆動ホルダ用パッキン19は、放射線検出
器2と検出器駆動用ホルダ15との隙間からの空気漏れ
を防ぎつつ、検出器駆動用ホルダ15が上下に移動する
ことを可能とする。
【0068】このような構成のダストサンプリング装置
において、ダストサンプリング時は、放射線検出器2を
保持する駆動用検出器ホルダ15を検出器駆動部16に
よって上方向へ移動させることにより、ろ紙3と放射線
検出器2との間隔を十分取る。これにより、ろ紙3を通
過する空気の流路が一様化され、均一なダスト捕集が行
われる。また、放射線測定時は、駆動用検出器ホルダ1
5を検出器駆動部16によって下方向へ移動させること
により、検出器駆動部16によって放射線検出器2をろ
紙に十分に近づける。これにより、均一なダスト捕集の
なされたろ紙3から、検出感度を向上させた状態で放射
線を測定することができる。
【0069】このように、本実施の形態によれば、検出
器駆動部16を用いて放射線検出器2の上下移動できる
ようにし、上記ダストサンプリング時の動作及び上記放
射線測定時の動作を定時間間隔で繰り返し行うことによ
り、均一なダスト捕集を行うことができ、また、均一な
ダスト捕集のなされたろ紙3から、検出感度を向上させ
た状態で放射線を検出することができる。
【0070】なお、本発明は、上述した各実施の形態に
限定されるものではなく、その要旨の範囲で種々変形し
て実施することが可能である。例えば、本ダストサンプ
リング装置においてサンプリングの対象となるのは、空
気のほか、機器の配管から排出される特定のガスなども
含まれる。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ろ
紙を通過する空気の流路を一様とし、均一にダストを捕
集することにより、ダストの自己吸収による検出効率の
低下、及び校正線源との感度校正のずれを防止すること
が可能なダストサンプリング装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるダストサンプ
リング装置の構成例を示す図。
【図2】本発明の第2の実施の形態によるダストサンプ
リング装置の構成例を示す図。
【図3】本発明の第3の実施の形態によるダストサンプ
リング装置の構成例を示す図。
【図4】本発明の第4の実施の形態によるダストサンプ
リング装置の構成例を示す図。
【図5】本発明の第5の実施の形態によるダストサンプ
リング装置の構成例を示す図。
【図6】本発明の第6の実施の形態によるダストサンプ
リング装置の構成例を示す図。
【図7】本発明の第7の実施の形態によるダストサンプ
リング装置の構成例を示す図。
【図8】従来のダストサンプリング装置の構成例を示す
図。
【符号の説明】
1…サンプラ本体、 2…放射線検出器、 3…ろ紙、 4…ろ紙受け用金網、 5…ろ紙ホルダ、 6…検出器ホルダ、 7…上部流路攪拌板、 8…下部流路攪拌板、 9…流路攪拌検出器ホルダ、 10…流路攪拌ろ紙ホルダ、 11…流路攪拌スカート、 11a…流路ガイド、 11b…流入口、 11c…スカート本体、 11d…空気攪拌口、 12…圧力損失補正用金網、 12a…流入口、 13…圧力損失補正用ろ紙、 13a…流入口、 14…絞りパイプ、 15…駆動用検出器ホルダ、 16…検出器駆動部、 17…検出器用Oリング、 18…ろ紙ホルダ用Oリング、 19…駆動ホルダ用パッキン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 典之 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 2G088 EE12 HH03 HH08 LL08 LL28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体を外部から吸入すると共に放射線ダ
    スト捕集後の気体を外部に排出するサンプラ本体と、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気
    体から放射線ダストを捕集するろ紙を保持するろ紙ホル
    ダと、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、捕集された前記放
    射線ダストから放射線を検出する放射線検出器と、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気
    体の流路を攪拌する部材とを具備したことを特徴とする
    ダストサンプリング装置。
  2. 【請求項2】 気体を外部から吸入すると共に放射線ダ
    スト捕集後の気体を外部に排出するサンプラ本体と、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気
    体から放射線ダストを捕集するろ紙を保持するろ紙ホル
    ダと、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、捕集された前記放
    射線ダストから放射線を検出する放射線検出器と、 前記放射線検出器を保持する検出器ホルダとを具備し、
    前記ろ紙ホルダ及び前記検出器ホルダは、吸入されてく
    る気体がその間を通過するときに該気体の流路を攪拌さ
    せる構造を有していることを特徴とするダストサンプリ
    ング装置。
  3. 【請求項3】 気体を外部から吸入すると共に放射線ダ
    スト捕集後の気体を外部に排出するサンプラ本体と、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気
    体から放射線ダストを捕集するろ紙を保持するろ紙ホル
    ダと、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、捕集された前記放
    射線ダストから放射線を検出する放射線検出器と、 前記放射線検出器とろ紙との間に設けられ、吸入された
    気体の流路を攪拌する部材とを具備したことを特徴とす
    るダストサンプリング装置。
  4. 【請求項4】 気体を外部から吸入すると共に放射線ダ
    スト捕集後の気体を外部に排出するサンプラ本体と、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気
    体から放射線ダストを捕集するろ紙と、前記ろ紙の中心
    部ほど圧力損失が小さくなるように作用するろ紙受け部
    材とを保持するろ紙ホルダと、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、捕集された前記放
    射線ダストから放射線を検出する放射線検出器とを具備
    したことを特徴とするダストサンプリング装置。
  5. 【請求項5】 気体を外部から吸入すると共に放射線ダ
    スト捕集後の気体を外部に排出するサンプラ本体と、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気
    体から放射線ダストを捕集するろ紙と、前記ろ紙の中心
    部ほど圧力損失が小さくなるように作用する圧力損失補
    正用ろ紙とを保持するろ紙ホルダと、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、捕集された前記放
    射線ダストから放射線を検出する放射線検出器とを具備
    したことを特徴とするダストサンプリング装置。
  6. 【請求項6】 気体を外部から吸入すると共に放射線ダ
    スト捕集後の気体を外部に排出するサンプラ本体と、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気
    体から放射線ダストを捕集するろ紙を保持するろ紙ホル
    ダと、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、捕集された前記放
    射線ダストから放射線を検出する放射線検出器と、 前記ろ紙の気体流出側に設けられ、前記ろ紙の中心部ほ
    ど気体の流量を増加させるように作用するパイプとを具
    備したことを特徴とするダストサンプリング装置。
  7. 【請求項7】 気体を外部から吸入すると共に放射線ダ
    スト捕集後の気体を外部に排出するサンプラ本体と、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、吸入されてくる気
    体から放射線ダストを捕集するろ紙を保持するろ紙ホル
    ダと、 前記サンプラ本体の内部に設けられ、捕集された前記放
    射線ダストから放射線を検出する放射線検出器と、 前記放射線検出器を保持する検出器ホルダと、 前記検出器ホルダを移動することにより前記ろ紙と前記
    放射線検出器との間の距離を調整可能とする駆動部とを
    具備したことを特徴とするダストサンプリング装置。
JP11083942A 1998-04-16 1999-03-26 ダストサンプリング装置 Pending JP2000275149A (ja)

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US09/292,330 US6326623B1 (en) 1998-04-16 1999-04-15 Dust radiation monitor apparatus and dust sampling apparatus used therefor
CNB991058208A CN1185503C (zh) 1998-04-16 1999-04-16 尘埃辐射线监控装置及其所使用的尘埃取样装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108548697A (zh) * 2018-05-07 2018-09-18 中国林业科学研究院 降尘收集器
KR20190119272A (ko) * 2018-04-12 2019-10-22 한국원자력연구원 방사능 측정장치

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