JP2000273405A - 粘着テープ - Google Patents

粘着テープ

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JP2000273405A
JP2000273405A JP11078884A JP7888499A JP2000273405A JP 2000273405 A JP2000273405 A JP 2000273405A JP 11078884 A JP11078884 A JP 11078884A JP 7888499 A JP7888499 A JP 7888499A JP 2000273405 A JP2000273405 A JP 2000273405A
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Hirotaka Sato
博隆 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基材層と粘着剤層の投錨性に優れ、基材層の
強度を任意に調整することが可能な共押出成形により製
造される粘着テープを提供する。 【解決手段】 基材層とその少なくとも片面に形成され
た粘着剤層とが共押出成形により一体に成形されてなる
粘着テープであって、前記粘着剤層をスチレン系ブロッ
ク共重合体を主成分とする粘着剤から構成し、前記基材
層をスチレン系ブロック共重合体にスチレン系樹脂を配
合したものから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粘着テープに関し、
さらに詳しくは基材層と粘着剤層とが共押出成形により
一体に成形されてなる粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】粘着テープの製造方法としては、プラス
チックフィルム等の基材の表面に粘着剤を直接塗布し粘
着剤層を形成する方法(直写法)や、剥離ライナの離型
剤層表面に粘着剤を塗布し粘着剤層を形成した後、この
粘着剤層を粘着テープ基材に転写して製造する方法(転
写法)等がある。さらに最近では、多層共押出成形技術
を利用して基材層と粘着剤層とを同時に形成して粘着テ
ープを製造する方法が試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記直写法を利用して
粘着テープを製造する場合、基材に粘着剤を塗布した
後、粘着剤を熱風により乾燥・硬化処理させることがあ
り、その際、耐熱性の乏しい基材の場合、熱により基材
が収縮・変形することがあった。また、熱による基材の
収縮・変形を防止する為、熱風の温度を低く設定すると
粘着剤の乾燥・硬化に要する時間が長くなり粘着テープ
の生産性が低下するという問題が発生することがあっ
た。
【0004】転写法により粘着テープを製造する場合、
粘着剤層を形成するための乾燥・硬化処理は剥離ライナ
上で行われる為、製造工程上での粘着テープ基材の耐熱
性については考慮する必要が無くなる。しかしながら、
直写法に比較して製造工程が複雑になるといった問題点
や、剥離ライナ上で粘着剤層を形成した後に、粘着テー
プ基材に貼り合わせる為、基材と粘着剤層の組み合わせ
によっては、基材と粘着剤層との接着性(以下、投錨性
ともいう。)が悪くなるといった問題が発生することが
あった。特に投錨性については、粘着剤としてスチレン
系ブロック共重合体を主成分とした粘着剤を使用した場
合に問題となり易かった。
【0005】多層共押出成形(以下、単に共押出成形と
もいう。)により粘着テープを製造する場合、基材層と
粘着剤層とが溶融状態で積層されるため投錨性が向上
し、さらに、基材層と粘着剤層とが同時に形成されるた
め粘着テープの生産性が向上するという利点が有る。し
かしながら、粘着剤や基材として使用できる材料は押出
成形可能な材料に限定され、特に基材に関しては、ポリ
エチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂が
一般的に使用されている。係るポリオレフィン系樹脂を
使用する場合、粘着テープの基材として柔軟なもの(腰
の弱さ)が好まれる用途には好適となるが、例えば粘着
テープ基材としてより硬いもの(腰の強さ)が求められ
る用途では、基材強度の調整が困難であった。さらに共
押出成形を用いて粘着剤層−基材層−粘着剤層の3層構
造からなる粘着テープ(所謂、両面粘着テープ)を製造
しようとする場合、その基材層としてポリオレフィン系
樹脂を用いると、両面粘着テープ自体に強度(自己支持
性、腰の強さともいう。)を十分に持たせることができ
ず、例えば両面粘着テープを剥離ライナから容易に剥が
すことができないという問題が発生することがあった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、基材層と粘着剤層が共押
出成形により一体に成形された粘着テープにおいて、基
材層と粘着剤層との投錨性に優れ、基材層の強度を任意
に調整することが可能で、例えば両面粘着テープを共押
出成形により製造する場合においても、剥離ライナから
粘着テープを容易に剥がし取ることが可能な十分な強度
を有する粘着テープを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の問題
点を解決するために、共押出成形で使用でき、さらに粘
着テープの基材となり得る材料について種々検討を行な
った結果、スチレン系ブロック共重合体に、スチレン系
樹脂を配合することにより、係る材料が、スチレン系樹
脂の配合量に応じて任意に基材強度を調整できる粘着テ
ープの基材になり得ることを見出した。さらに、この基
材層に積層させる粘着剤層としてスチレン系ブロック共
重合体を主成分とした粘着剤を使用することにより、投
錨性にも優れた粘着テープとなり得ることを見出し本発
明に至ったものである。
【0008】即ち本発明は、基材層とその片面に形成さ
れた粘着剤層とが共押出成形により一体に成形されてな
る粘着テープであって、前記粘着剤層が、スチレン系ブ
ロック共重合体を主成分とする粘着剤から構成され、前
記基材層が、スチレン系ブロック共重合体にスチレン系
樹脂を配合したものから構成されていることを特徴とす
る粘着テープに関する。また、本発明は、基材層とその
両面に形成された粘着剤層とが共押出成形により一体に
成形されてなる粘着テープであって、前記粘着剤層が、
スチレン系ブロック共重合体を主成分とする粘着剤から
構成され、前記基材層が、スチレン系ブロック共重合体
にスチレン系樹脂を配合したものから構成されているこ
とを特徴とする粘着テープに関する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の粘着テープの一例(片面粘着テープ)
を示す概略断面図である。図中イは基材層、ロは基材層
の片面に形成された粘着剤層を示す。図2は、本発明の
粘着テープの他の一例(両面粘着テープ)を示す概略断
面図であり、図中イは基材層、ロは基材層の両面に形成
された粘着剤層、ハは剥離ライナを示す。本発明の粘着
テープは、上記基材層及び粘着剤層が後述する多層共押
出成形法を利用して一体に積層されて形成される。
【0010】本発明において粘着テープの基材層を構成
する材料としては、スチレン系ブロック共重合体にスチ
レン系樹脂を必須成分として配合したものが使用され
る。係るスチレン系ブロック共重合体としては、例えば
スチレン等のビニル芳香族化合物を主体とする末端ブロ
ックAを2個又は3個以上有し、イソプレンやブタジエ
ンの如き共役ジエン化合物を主体とする中間ブロックB
を少なくとも1個有するトリブロック共重合体や放射状
ブロック共重合体(A−B−A型ブロック共重合体)、
ビニル芳香族化合物よりなる1個のブロックAと、共役
ジエン化合物よりなる1個のブロックBが共重合したジ
ブロック共重合体(A−B型ブロック共重合体)が挙げ
られる。
【0011】係るスチレン系ブロック共重合体の具体例
としては、例えばスチレン−イソプレン−スチレンブロ
ック共重合体(SIS)やスチレン−ブタジエン−スチ
レンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン
・ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBS)や
スチレン−エチレン・プロピレン−スチレンブロック共
重合体(SEPS)、スチレン−イソプレン・プロピレ
ン−スチレンブロック共重合体(SIPS)の如きA−
B−A型ブロック共重合体やその水素添加処理物等が挙
げられる。基材層を構成する材料の選択に当たっては、
後述する粘着剤層と基材層との投錨性をより向上させる
という点からは、スチレン系ブロック共重合体として、
粘着剤と同一の材料を用いることが好ましい。
【0012】本発明において粘着テープの基材層を構成
する上記スチレン系ブロック共重合体には、スチレン系
樹脂が必須成分として配合される。係るスチレン系樹脂
は、上記スチレン系ブロック共重合体からなる共押出成
形されたフィルム(シート)の強度を、粘着テープの基
材として好適な強度に調整するために用いられるもので
あり、上記スチレン系ブロック共重合体とは異なる材料
から構成される。
【0013】係るスチレン系樹脂として使用できる材料
としては、スチレンのホモポリマーや共重合体あるいは
スチレンオリゴマー、α−メチルスチレンのホモポリマ
ーや共重合体あるいはα−メチルスチレンオリゴマー、
α−メチルスチレンとビニルトルエンの共重合体等が挙
げられる。また、スチレン系樹脂を主成分とする粘着付
与樹脂(タッキファイヤー)を使用することもできる。
係る粘着付与樹脂としては、例えば「クリスタレック
ス」(理化ハーキュレス社製)等が使用できる。中でも
スチレン系ブロック共重合体との相溶性の点からは、特
にα−メチルスチレン共重合体が好ましい。
【0014】スチレン系ブロック共重合体に配合される
上記スチレン系樹脂の量は、粘着テープとして要求され
る基材の強度に応じて適宜決定すれば良く特に限定する
ものではないが、通常スチレン系ブロック共重合体10
0重量部に対し、スチレン系樹脂を20重量部以上、好
ましくは50重量部〜400重量部、さらに好ましくは
100重量部〜350重量部である。スチレン系樹脂の
配合量が20重量部よりも少ないと粘着テープ基材とし
ての強度の付与が十分でない場合が有る。また、スチレ
ン系樹脂の配合量が400重量部よりも多くなるとフィ
ルムの可撓性が低下し、脆くなる傾向が有る。
【0015】粘着テープの基材層を構成する材料には、
上記のスチレン系ブロック共重合体とスチレン系樹脂以
外にも、例えば、老化防止剤や顔料等の各種添加剤成分
を必要に応じて配合できる。
【0016】本発明において粘着テープの粘着剤層を構
成する粘着剤には、スチレン系ブロック共重合体を主成
分とする粘着剤が使用される。係る粘着剤を使用するこ
とにより、上記特定の基材との組み合わせで粘着テープ
を作製した場合に投錨性の優れた粘着テープとすること
が可能となる。
【0017】粘着剤の主成分として使用されるスチレン
系ブロック共重合体としては、上述の粘着テープ基材を
構成するスチレン系ブロック共重合体と同一のものを適
宜選択して使用することができる。即ち、スチレン系ブ
ロック共重合体としては、例えばスチレン−イソプレン
−スチレンブロック共重合体(SIS)やスチレン−ブ
タジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチ
レン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重合体
(SEBS)やスチレン−エチレン・プロピレン−スチ
レンブロック共重合体(SEPS)、スチレン−イソプ
レン・プロピレン−スチレンブロック共重合体(SIP
S)の如きA−B−A型ブロック共重合体やその水素添
加処理物等を適宜選択して使用することができる。
【0018】粘着剤としては、上記主成分となるスチレ
ン系ブロック共重合体以外に、例えば粘着付与樹脂(タ
ッキファイヤー)や軟化剤(オイル、液状樹脂等)、老
化防止剤、充填剤、顔料等の各種添加剤を必要に応じて
配合することができる。
【0019】本発明の粘着テープは、基材層と粘着剤層
を構成する材料を別々に調製し、夫々の材料を多層塗工
ダイに供給し、基材層と粘着剤層とを一体に積層した状
態で押出成形することにより作製される。基材層と粘着
剤層を構成する材料の調製は、各層を構成する材料の混
合物をトルエンや酢酸エチル等の有機溶剤に溶解させて
調製する方法や、ホットメルト方式による調製、エマル
ション方式による調製等で適宜に調製することができ
る。以下、本発明の粘着テープの製造方法を図面に基づ
いて説明する。
【0020】図3は、本発明の粘着テープの製造に利用
できる多層塗工ダイの一例を示す概略断面図である。図
3では、基材層と粘着剤層から構成される最大5層の層
構造を有する粘着テープを製造することができる多層塗
工ダイを示している。
【0021】図3に示された多層塗工ダイを使用して、
基材の両面に粘着剤層を有する粘着テープ(以下、両面
粘着テープともいう。)を製造する場合について説明す
る。上述の方法にて調製された粘着テープの基材層及び
粘着剤層を構成する材料(以下、単に塗布剤ともい
う。)は、例えば、第1塗布剤供給源11と第5塗布剤
供給源15には粘着剤層を構成する材料を仕込み、一
方、第2塗布剤供給源12、第3塗布剤供給源13、第
4塗布剤供給源14には基材層を構成する材料を仕込む
というように粘着テープの層構成に応じて、別々に塗布
剤供給源に仕込まれる。次に、各塗布剤供給源に仕込ま
れた塗布剤は、多層塗工ダイ1に連通接続する配管を通
して多層塗工ダイの注入口7に夫々送り込まれる。注入
口7から多層塗工ダイに送り込まれた塗布剤は、多層塗
工ダイ内部の流路8を通過する間に、基材層と粘着剤層
が、夫々の層構造を維持した状態で一体に積層された構
成となり、基材層と粘着剤層が一体に形成された両面粘
着テープとなって吐出口9から押出される。図中3は、
必要に応じて使用される剥離ライナ等の工程用基材であ
り、2は前記工程用基材3を支持するバックアップロー
ルである。
【0022】上記多層塗工ダイ1において、注入口7か
ら送り込まれた両面粘着テープの基材層及び粘着剤層を
構成する夫々の材料が、多層塗工ダイの吐出口9におい
て、各層の層構造を維持した状態で一体に積層されて押
出されてくる機構について図面に基づき説明する。図4
は、多層塗工ダイ1の流路8を示す斜視図であり、図5
は、流路8内における各塗布剤の断面形状の変化の様子
を示す斜視図である。
【0023】図4に示すように、多層塗工ダイの注入口
7は、その吐出口9に対してほぼ直角に捩じられた状態
で配置されるとともに、注入口7の短辺は吐出口9の長
辺に、注入口7の長辺は吐出口9の短辺に、夫々繋がる
ように流路8が形成されている。さらに、流路8は、い
ずれの流路断面においてもその断面積がほぼ同じになる
ように形成されている。つまり、注入口7の形状は、そ
の断面積を変化させることなく、その形状の縦横比を変
化させながら、吐出口9の形状にまで変化させている。
【0024】図5に示すように、多層塗工ダイの注入口
7における断面20では、第1塗布剤供給源〜第5塗布
剤供給源より別々に供給された塗布剤が、注入口7の長
辺方向に一列状に並んでいる。(図中A〜Eは、第1塗
布剤供給源〜第5塗布剤供給源より供給された塗布剤を
表す。上述の両面粘着テープの例の場合、A、E層が粘
着剤層となり、B、C、D層が基材層となる。)注入口
7から奥側の断面21では、塗布剤A〜Eの断面形状が
全体として、その流路8の流路断面形状に合わせて変化
している。このとき、各塗布剤A〜Eの断面形状が、各
々同じような比率で変化している。断面22では、各塗
布剤A〜Eの断面形状が横長形状になり始めている。さ
らに奥側の断面23では、塗布剤A〜Eの断面形状が全
体としても横長形状になるとともに、各塗布剤A〜Eの
断面形状がさらに横長形状になっている。断面24で
は、各塗布剤A〜Eが多層状に比較的薄く積み重なって
いる。吐出口9の断面25では、各塗布剤A〜Eが所定
の厚みを持って多層状に形成されている。吐出口9で
は、上述した断面25の状態となった、基材層と粘着剤
層が一体に積層された両面粘着テープが吐出される。
【0025】上記例では、5層構造からなる両面粘着テ
ープの製造方法について説明したが、本発明では上記構
成に限らず、多層塗工ダイの構造を適宜変更することに
より、少なくとも1層の基材層と少なくとも1層の粘着
剤層から構成される2層構造以上の粘着テープを共押出
成形にて製造することができる。さらに、多層塗工ダイ
についても上記構造のものに限定されず、多層共押出可
能なTダイ方式やインフレーション方式等の適宜の方式
を採用することができる。
【0026】本発明において粘着テープの基材層及び粘
着剤層の厚さは特に限定するものではなく、必要に応じ
て適宜決定すれば良いが、通常基材層の厚さは、5〜2
00μm、粘着剤層の厚さは5〜150μm程度で設計
される。
【0027】本発明においては、共押出成形により粘着
テープを作製した後、粘着剤層を剥離ライナで保護する
こともできる。係る剥離ライナとしては、紙、プラスチ
ックフィルム等の基材の表面にシリコーン系離型剤等か
ら構成される離型剤層を形成したものを使用することが
できる。また、基材層の片面にのみ粘着剤層を形成した
片面粘着テープの場合は、基材層の粘着剤層形成面と反
対側の面にシリコーン系離型剤や長鎖アルキル系離型剤
等から構成される離型剤層を形成することができる。こ
の場合、粘着テープはロール状に巻回した状態で製品と
することが可能となる。
【0028】本発明の粘着テープは、事務用途、工業用
途等の種々の用途に使用することができる。
【0029】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明は実施例のみに限定されるものでは
ない。なお、以下において部とあるのはすべて重量部を
意味するものである。
【0030】実施例1 ・粘着剤層を構成する材料(A) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼ
オン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 ・基材層を構成する材料(B) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼ
オン社製)100部 スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス
社製)50部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 ・粘着剤層を構成する材料(C) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−
基材層B−粘着剤層Cからなる3層構造となるように夫
々多層塗工ダイに注入し、両面粘着テープを作製した。
なお、A、B、C各層の厚さは35μmとした。
【0031】実施例2 ・粘着剤層を構成する材料(A) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 ・基材層を構成する材料(B) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス
社製)100部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 ・粘着剤層を構成する材料(C) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−
基材層B−粘着剤層Cからなる3層構造となるように夫
々多層塗工ダイに注入し、両面粘着テープを作製した。
なお、A、B、C各層の厚さは35μmとした。
【0032】実施例3 ・粘着剤層を構成する材料(A) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼ
オン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 ・基材層を構成する材料(B) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼ
オン社製)100部 スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス
社製)150部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 ・粘着剤層を構成する材料(C) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−
基材層B−粘着剤層Cからなる3層構造となるように夫
々多層塗工ダイに注入し、両面粘着テープを作製した。
なお、A、B、C各層の厚さは35μmとした。
【0033】実施例4 ・粘着剤層を構成する材料(A) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 ・基材層を構成する材料(B) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス
社製)200部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 ・粘着剤層を構成する材料(C) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−
基材層B−粘着剤層Cからなる3層構造となるように夫
々多層塗工ダイに注入し、両面粘着テープを作製した。
なお、A、B、C各層の厚さは35μmとした。
【0034】比較例1 ・粘着剤層を構成する材料(A) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 ・基材層を構成する材料(B) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 ・粘着剤層を構成する材料(C) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−
基材層B−粘着剤層Cからなる3層構造となるように夫
々多層塗工ダイに注入し、両面粘着テープを作製した。
なお、A、B、C各層の厚さは35μmとした。
【0035】比較例2 ・粘着剤層を構成する材料 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 上記粘着剤溶液をシリコーン系剥離ライナに塗布し乾燥
させ厚さ35μmの粘着剤層を形成した。厚さ38μm
のポリエチレンテレフタレートフィルムの両面に上記粘
着剤層を60℃・2kg/cm2の条件で貼り合せ両面
粘着テープを作製した。
【0036】実施例5 ・粘着剤層を構成する材料(A) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼ
オン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 ・基材層を構成する材料(B) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼ
オン社製)100部 スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス
社製)200部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−
基材層Bからなる2層構造となるように夫々多層塗工ダ
イに注入し、片面粘着テープを作製した。なお、粘着剤
層であるA層の厚さを35μm、基材層であるB層の厚
さを40μmとした。
【0037】実施例6 ・粘着剤層を構成する材料(A) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 ・基材層を構成する材料(B) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3450、スチレン含有量19%、日本ゼオ
ン社製)100部 スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス
社製)250部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−
基材層Bからなる2層構造となるように夫々多層塗工ダ
イに注入し、片面粘着テープを作製した。なお、粘着剤
層であるA層の厚さを35μm、基材層であるB層の厚
さを50μmとした。
【0038】実施例7 ・粘着剤層を構成する材料(A) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼ
オン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 ・基材層を構成する材料(B) スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼ
オン社製)100部 スチレン系樹脂(クリスタレックス、理化ハーキュレス
社製)300部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 上記粘着剤層・基材層を構成する材料を、粘着剤層A−
基材層Bからなる2層構造となるように夫々多層塗工ダ
イに注入し、片面粘着テープを作製した。なお、粘着剤
層であるA層の厚さを35μm、基材層であるB層の厚
さを60μmとした。
【0039】比較例3 ・粘着剤層を構成する材料 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼ
オン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 上記粘着剤溶液をシリコーン系剥離ライナに塗布し乾燥
させ厚さ35μmの粘着剤層を形成した。厚さ40μm
のポリプロピレンフィルム(トレファンBO、東レ社
製)の片面に上記粘着剤層を60℃・2kg/cm2
条件で貼り合せ片面粘着テープを作製した。
【0040】比較例4 ・粘着剤層を構成する材料 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(ク
インタック3460C、スチレン含有量25%、日本ゼ
オン社製)100部 水添石油樹脂(マルカレッツH−700F、丸善石油社
製)130部 芳香族変性テルペン樹脂(YSレジンTO−L、ヤスハ
ラケミカル社製)30部 老化防止剤(イルガノックスB−612、チバガイギー
社製)2部 上記混合物をトルエンに溶解し、固形分50重量%の塗
布剤を調製した。 上記粘着剤溶液を厚さ38μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム(ルミラー、東レ社製)の片面に塗布し
乾燥させて片面粘着テープを作製した。なお、粘着剤層
の厚みは35μmとした。
【0041】上記実施例・比較例で得られた粘着テープ
について、以下の方法にて投錨性評価(ピッキング試
験)を行なった。結果を表1に示す。 投錨性評価 粘着テープの粘着剤層表面同士を貼り合わせ、その後素
早く剥離させる。この動作を繰り返し行い、粘着剤が基
材層から剥れ取られるまでの回数を評価した。なを、上
記動作を10回繰り返しても粘着剤が基材層から剥がれ
落ちないときを○とした。
【0042】
【表1】
【0043】表1からもわかるように、実施例の粘着テ
ープは、粘着剤層表面同士を貼り合わせ剥離する動作を
10回以上行なっても、粘着剤が基材層から剥れ取られ
ることはなく、投錨性に優れている。一方、転写法や直
写法により作製した比較例2〜4の粘着テープはいずれ
も3〜5回の繰り返しで粘着剤が基材層から剥れ取られ
てしまい、投錨性が十分ではなかった。
【0044】両面粘着テープに関する実施例・比較例に
ついて、以下の方法にて剥離ライナからの剥離性評価を
行なった。 剥離性評価 実施例1〜4及び比較例1の両面粘着テープの片面の粘
着剤層に、厚さ50μmのポリエチレンテレフタレート
フィルムにシリコーン系離型剤を塗布した剥離ライナを
貼り合わせた。両面粘着テープを摘み、剥離ライナから
両面粘着テープを容易に剥がし取ることができるか否か
観察した。上記評価を行なったところ、実施例の両面粘
着テープは、本発明の特定構成の基材層を有している
為、両面粘着テープ自体に強度(自己支持性)を有し、
剥離ライナから容易に剥がし取ることができた。一方、
比較例1の両面粘着テープは、両面粘着テープ自体に強
度がなく、剥離ライナから両面粘着テープを剥がし取る
ことができなかった。
【0045】
【発明の効果】本発明の粘着テープは、上記の如き構成
を有することにより、スチレン系ブロック共重合体を主
成分とする粘着剤を使用した粘着テープの欠点である投
錨性を改善することが可能となる。また、本発明の粘着
テープは、基材層としてスチレン系ブロック共重合体に
スチレン系樹脂を配合したものを使用しているため、ス
チレン系樹脂の配合量に応じて基材強度の調整を任意に
行なうことができようになる。特に粘着テープとして、
基材層の両面に粘着剤層を形成した両面粘着テープを共
押出成形により作製する場合に、上記特定の材料を基材
層に使用することにより、粘着テープ自体が十分な強度
(自己支持性)を有する両面粘着テープを作製すること
ができるようになる。この為、剥離ライナから両面粘着
テープを剥がす場合に両面粘着テープが伸びたり、変形
したり、切れることなく剥がすことができるようにな
る。さらに本発明の粘着テープは、基材層と粘着剤層が
共押出成形によって同時に形成されるため粘着テープの
生産性を向上させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘着テープの一例(片面粘着テープ)
を示す概略断面図である。
【図2】本発明の粘着テープの他の一例(両面粘着テー
プ)を示す概略断面図である。
【図3】多層塗工ダイの一例を示す概略断面図である。
【図4】塗装塗工ダイの流路を示す斜視図である。
【図5】多層塗工ダイ流路内における各塗布剤の断面形
状の変化の様子を示す斜視図である。
【符号の説明】 イ 基材層 ロ 粘着剤層 ハ 剥離ライナ 1 多層塗工ダイ 2 バックアップロール 3 工程用基材 4 上手側ダイ 5 下手側ダイ 6 連結部材 7 注入口 8 流路 9 吐出口 A〜E 塗布剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材層とその片面に形成された粘着剤層
    とが共押出成形により一体に成形されてなる粘着テープ
    であって、前記粘着剤層が、スチレン系ブロック共重合
    体を主成分とする粘着剤から構成され、前記基材層が、
    スチレン系ブロック共重合体にスチレン系樹脂を配合し
    たものから構成されていることを特徴とする粘着テー
    プ。
  2. 【請求項2】 基材層とその両面に形成された粘着剤層
    とが共押出成形により一体に成形されてなる粘着テープ
    であって、前記粘着剤層が、スチレン系ブロック共重合
    体を主成分とする粘着剤から構成され、前記基材層が、
    スチレン系ブロック共重合体にスチレン系樹脂を配合し
    たものから構成されていることを特徴とする粘着テー
    プ。
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