JP2000271211A - 採血用チューブ - Google Patents

採血用チューブ

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JP2000271211A
JP2000271211A JP11078954A JP7895499A JP2000271211A JP 2000271211 A JP2000271211 A JP 2000271211A JP 11078954 A JP11078954 A JP 11078954A JP 7895499 A JP7895499 A JP 7895499A JP 2000271211 A JP2000271211 A JP 2000271211A
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JP
Japan
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blood collection
tube
blood
collection tube
length
Prior art date
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Pending
Application number
JP11078954A
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English (en)
Inventor
Takushi Ito
拓史 伊藤
Koji Suzuki
康二 鈴木
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JMS Co Ltd
Original Assignee
JMS Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、採血時の適切な落差を、物差し等
の補助具を使用することなく、容易に決定するための手
段を設けた採血用チューブ、及び該採血用チューブを使
用した採血バッグを提供することを目的とする。 【解決手段】 採血用チューブの任意の個所からのチュ
ーブ長さが分かる目盛り又は印を付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、採血に用いる採血
バッグのチューブ、および該チューブを使用した採血バ
ッグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、人体より全血を採血する際、
重力による落差採血、若しくは採血バッグを減圧採血装
置にセットすることによって行っている。このうち重力
による落差採血は、図4に示すようにドナー(採血者)
4が横になる採血ベッド5と床6との落差を利用して行
う。しかしながら、この場合、落差が大きすぎると、採
血バッグ3へ流入する血液の流入速度が速くなり、採血
中一時的にドナー4が貧血を起こすことがある。また、
逆に落差が小さすぎると、採血に時間がかかり、ドナー
4を長時間拘束してしまうだけでなく、血液の流出が悪
くなり、最悪の場合、採血を中止することもある。した
がって、落差採血を行う際には適切な落差にて行うこと
が大切である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
採血用バッグに接続されるチューブには、チューブの長
さを示すものは表示されておらず、このため、落差の調
節は、看護婦が目分量で行うか、物差し等の補助具を使
用して行っているのが現状である。
【0004】本発明は、採血時の適切な落差を、物差し
等の補助具を使用することなく、容易に決定するための
手段を設けた採血用チューブ、及び該採血用チューブを
使用した採血バッグを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、採血バッグに接続される採血用チューブは、該採血
用チューブの任意の個所からのチューブ長さが分かる目
盛り又は印を付したことを特徴とする。かかる構成によ
り、看護婦等の操作者は、物差し等の補助具を使用する
ことなく、採血用チューブに表示された目盛り又は印を
目安に、採血に適切な落差を容易にセッティングができ
る。また、ドナーも、前記貧血、長時間の拘束、採血の
中止等の不都合を被ることなく、安心して採血を受ける
ことができる。
【0006】また、本発明の採血用チューブは、チュー
ブ全長に渡って等間隔に目盛り又は印を表示したもので
あっても良いし、チューブの一部分に表示したものであ
ってもよい。また、部分的に目盛り等の刻みを細かく付
したものであってもよい。適切な採血スピートには個人
差があり、看護婦等の操作者は、時々ドナーの様子を見
ながら、落差を微調節することがあり、前記のものはそ
のような際に有用である。
【0007】また、本発明にかかる採血バッグ用チュー
ブに付される目盛り又は印は、採血針側、採血バッグ
側、その他任意の個所からのチューブ長さが分かるよう
に付したものであればよいが、通常採血バッグのチュー
ブ全長が1m程度であり、図4に示すように、余分なチ
ューブ11は穿刺部位よりも採血バック3よりに遊ばせ
た状態で採血されること多いので採血針側から表示する
のが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様にかかる
採血用チューブについて、図1から図4を参照しながら
説明する。図1に、採血バッグ等に接続される採血用チ
ューブ1を示す。図3に図1の採血用チューブ1が接続
された採血バッグ3を示す。採血チューブ1は従来と同
じように、透明な塩化ビニルチューブ等で作られてお
り、その長さ方向には、チューブの任意の個所からのチ
ューブ長さが分かる目盛り又は印6が表示されている。
図1及び図3に示す採血用チューブ1には、針2が接続
された一端から採血バックが接続される他端にかけて1
cm等間隔で目盛り又は印6が印刷されている。
【0009】図2に、本発明にかかる採血用チューブ1
のその他の実施の形態を示すが、針2が接続された一端
から5〜10cm離れた位置から目盛りが開始されるも
のである。図4に示すように、通常落差圧による採血で
は、採血用チューブ1は針2の穿刺部位から、およそ5
〜10cm程度患者の腕にテープ等によって固定され、
採血用チューブ1は該固定個所から鉛直方向に向かって
垂れ下げられ、患者4の穿刺部位との落差hが50〜6
0cmになるように採血バッグ3を床に設置して行うの
で、針2が接続された採血用チューブの一端付近には目
盛り又は印を付す必要はない。むしろ、針を、患者に穿
刺する際に、針が間違いなく静脈内に挿入されたという
支示信号(血液のフラッシュバック)を確認するため
に、針に接続されたチューブの一端付近には、目盛りま
たは印を表示しないのが好ましい。
【0010】目盛り又は印は、一般に、落差圧を利用し
た採血が、図4に示す落差hが50〜60cmで行われ
ることから、チューブの任意の個所からのチューブ長さ
が、45〜65cm、少なくとも50〜60cmである
ことが分かるように表示するが、針2に接続される一端
から5〜10cm離れた位置からの長さが、45〜65
cm、少なくとも50〜60cmであることが判断でき
るように表示するのが好ましい。
【0011】また、本発明にかかる採血用チューブは、
目盛り又は印を表示した採血用チューブにその長さを示
す数値を付したものであっても良い。数値は10cm程
度の間隔で表示されるのが適当である。数値を表示する
ことによって、看護婦のような操作者は、すばやくチュ
ーブの長さを判断することができ好ましい。また、数値
の代りに、目盛り又は印が10cm間隔であることが分
かるように他の目盛り等と、線の太さ、長さを換える等
して目立つように表示した形態のものであってもよい。
【0012】また、通常採血用チューブには、血液型検
査、生化学検査等用に分割されたチューブを採血バッグ
と照合するための識別番号(セグメントナンバー)が表
示されているので、セグメントナンバーが表示される側
の裏側に、目盛り又は印を印刷した形態のものが好まし
い。また、採血バッグによっては、チューブを分割する
位置をすばやく確認するために、セグメントナンバーと
セグメントナンバーの中間にシール(分割)する位置の
目印としてマークを表示するものもあるので、該マーク
と本発明にかかる採血用チューブに表示される目盛り又
は印とが混同されないように、目盛りまたは印は前記マ
ークと異なった形態であるのが好ましい。
【0013】本発明にかかる採血用チューブの目盛りま
たは印の色は、採血前にチューブの目盛りの確認が容易
に判読でき、なお且つチューブ内に血液が流入しても印
の確認が容易な色であれば、その色について特に限定さ
れない。好ましくは、白色である。また、前記セグメン
トナンバーや、マークと異なる色であるのが好ましい。
【0014】
【発明の効果】以上のことより、本発明にかかる採血用
チューブにより、本発明は、採血時の適切な落差を、物
差し等の補助具を使用することなく、容易に決定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる採血用チューブを示す正面図で
ある。
【図2】本発明にかかる採血用チューブのその他の実施
態様を示す正面図である。
【図3】本発明にかかる採血用チューブが接続された採
血バッグの正面図である。
【図4】本発明にかかる採血用チューブが接続された採
血バッグを使用した採血の様子を示す概略図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】採血バッグに接続される採血用チューブに
    おいて、該採血用チューブの任意の個所からのチューブ
    長さが分かる目盛り又は印を付したことを特徴とする採
    血用チューブ。
  2. 【請求項2】前記目盛り又は印が、該採血用チューブの
    任意の個所から45〜65cm迄付されていることを特
    徴とする請求項1記載の採血用チューブ。
  3. 【請求項3】前記目盛り又は印が、少なくとも針が接続
    される採血用チューブの一端から5〜10cmを残して
    付されることを特徴とする請求項1又は2記載の採血用
    チューブ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3に記載の採血用チューブを接
    続した採血バッグ。
JP11078954A 1999-03-24 1999-03-24 採血用チューブ Pending JP2000271211A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004082741A1 (ja) * 2003-03-20 2004-09-30 Terumo Kabushiki Kaisha 血液処理セットおよび細胞処理セット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004082741A1 (ja) * 2003-03-20 2004-09-30 Terumo Kabushiki Kaisha 血液処理セットおよび細胞処理セット

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