JP2000270822A - 容器入り冷凍食品 - Google Patents

容器入り冷凍食品

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JP2000270822A
JP2000270822A JP11086327A JP8632799A JP2000270822A JP 2000270822 A JP2000270822 A JP 2000270822A JP 11086327 A JP11086327 A JP 11086327A JP 8632799 A JP8632799 A JP 8632799A JP 2000270822 A JP2000270822 A JP 2000270822A
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food
food material
microwave
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Kiyoshi Toma
潔 当麻
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子レンジを使用して容器に入った食材を解凍
しようとした場合に、解凍ムラなく、均一に解凍加熱で
きる容器入り冷凍食品を提供するところにある。 【解決手段】容器2の中に食材3を入れて冷凍してある
容器入り冷凍食品において、前記食材上の周辺部にマイ
クロ波減衰体6を環状に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の中に食材を
入れて冷凍してある容器入り冷凍食品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の容器入り冷凍食品として
は、容器の中に食材を略均等な厚さに充填して凍結して
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の容器入
り冷凍食品によれば、図10に示すように、電子レンジ
を使用して容器2に入った食材3を解凍しようとした場
合、電子レンジのマイクロ波Mは、容器2中の食材中央
部Sに対しては上下からしかあたらないのであるが、食
材周辺部Rに対しては上下からと周辺部からマイクロ波
Mがあたり、マイクロ波Mの照射密度が高くなるので、
食材中央部Sに比べて食材周辺部Rの昇温が早くなり易
く、解凍ムラを生じる。すなわち、食材周辺部Rが喫食
温度まで昇温しても、食材中央部Sはまだ喫食温度に達
しておらず、冷たかったり、生ぬるい状態となる。ま
た、食材中央部Sの温度が喫食温度に達するまで加熱し
た場合、逆に食材周辺部Rは、過加熱になり、乾燥した
り、硬くなったり、変色したり、場合によれば焦げが発
生したりして、加熱ムラを生じ、均一に解凍できない。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、電子レンジを使用して容器に入った食材を解凍し
ようとした場合に、解凍ムラなく、均一に解凍加熱でき
る容器入り冷凍食品を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の特徴構
成は図1〜6に例示するごとく、容器の中に食材3を入
れて冷凍してある容器入り冷凍食品において、前記食材
上の周辺部にマイクロ波減衰体6を環状に配置してある
ところにある。
【0005】請求項2の発明の特徴構成は図1〜4,6
に例示するごとく、前記マイクロ波減衰体6が、第1食
材層4と第2食材層5とから形成された食材3におけ
る、前記第1食材層4上の周辺部に環状に配置して積層
してあるところにある。
【0006】請求項3の発明の特徴構成は図3に例示す
るごとく、第1食材層4と第2食材層5から形成された
食材3における前記第1食材層4上に積層した前記第2
食材層5を、その中央部に比べて環状周辺部の方にマイ
クロ波の透過度の低い食材が位置するようにして、その
マイクロ波透過度の低い食材部によって前記マイクロ波
減衰体6が構成されているところにある。
【0007】請求項4の発明の特徴構成は図4に例示す
るごとく、前記第2食材層5の中央部に常温における液
体成分を有した食材を配置すると共に、前記第2食材層
5の環状周辺部に常温における固体成分を有した食材を
配置したところにある。
【0008】請求項5の発明の特徴構成は図1〜4,6
に例示するごとく、前記第1食材が主食品7であり、前
記第2食材が副食品8であるところにある。
【0009】請求項6の発明の特徴構成は図5に例示す
るごとく、前記マイクロ波減衰体6が、前記食材3上の
中央部に比べて環状周辺部の方がマイクロ波の透過度が
低くなるように配置してあるマイクロ波調整シート11
により形成されているところにある。
【0010】請求項7の発明の特徴構成は図1〜6に例
示するごとく、前記環状に配置したマイクロ波減衰体6
の中央の空洞部5Aの大きさL1が容器2内の直径ある
いは長さLの、25%〜50%の大きさであるところに
ある。
【0011】尚、上述のように、図面との対照を便利に
するために符号を記したが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【0012】〔作用及び効果〕請求項1の発明の特徴構
成によれば、前記食材上の周辺部にマイクロ波減衰体を
環状に配置してあるから、食材全体が解凍ムラなく、略
均一に解凍加熱できる。つまり、マイクロ波の照射密度
の高くなる食材周辺部において、上からあたるマイクロ
波を減衰させることができるので、食材周辺部の昇温を
遅くして食材中央部の昇温に合わせることができるよう
になる。その結果、食材全体を、解凍ムラを生じること
なく、略均一に解凍加熱することができる。
【0013】請求項2の発明の特徴構成によれば、請求
項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加
えて、前記マイクロ波減衰体が、第1食材層と第2食材
層とから形成された食材における、前記第1食材層上の
周辺部に環状に配置して積層してある第2食材層により
形成されているから、食材全体が解凍ムラなく、略均一
に解凍加熱できる。つまり、マイクロ波の照射密度の低
い第1食材層の中央部では、マイクロ波が直接あたるの
であるが、マイクロ波の照射密度の高い食材層周辺部に
おいては、第2食材層により吸収されて減衰したマイク
ロ波が、第1食材層上の周辺部にあたるので、前記第1
食材層周辺部の昇温が抑制され、前記第1食材層中央部
の昇温に合わせた加熱が可能となる。その結果、食品全
体を、解凍ムラを生じることなく、略均一に解凍加熱す
ることができる。
【0014】請求項3の発明の特徴構成によれば、請求
項1又は2の発明による作用効果を叶えることができる
のに加えて、第1食材層と第2食材層から形成された食
材における前記第1食材層上に積層した前記第2食材層
を、その中央部に比べて環状周辺部の方にマイクロ波の
透過度の低い食材が位置するようにして、そのマイクロ
波透過度の低い食材部によって前記マイクロ波減衰体が
構成されているから、食材全体が解凍ムラなく、略均一
に解凍加熱できる。つまり、マイクロ波の照射密度が低
く、昇温の遅い食材中央部にマイクロ波の透過度が高い
食材層を配置し、マイクロ波の照射密度が高く、昇温の
早い食材層周辺部にマイクロ波の透過度の低い食材を配
置してあるので、前記第1食材層中央部に比べて前記第
1食材層周辺部の昇温が抑制され、前記第1食材層中央
部の昇温に合わせた加熱が可能となる。その結果、食材
全体を、解凍ムラを生じることなく、略均一に解凍加熱
することができる。
【0015】請求項4の発明の特徴構成によれば、請求
項3の発明による作用効果を叶えることができるのに加
えて、前記第2食材層の中央部に常温における液体成分
を有した食材を配置すると共に、前記第2食材層の環状
周辺部に常温における固体成分を有した食材を配置した
から、食材全体が解凍ムラなく、略均一に解凍加熱でき
る。つまり、第2食材層が加熱されて解凍しだすと、前
記第2食材層の中央部の液体成分は固体から液体に変わ
るので、前記環状周辺部の解凍した固体成分に比べてマ
イクロ波の透過度が高くなる。すなわち、マイクロ波の
照射密度が低く、昇温の遅い食材中央部にマイクロ波の
透過度の高い液体成分を配置し、マイクロ波の照射密度
が高く、昇温の早い食材周辺部にマイクロ波の透過度の
低い固体成分を配置してあるので、前記第1食材層中央
部に比べて前記第1食材層周辺部の昇温が抑制され、前
記第1食材層中央部の昇温に合わせた加熱が可能とな
り、前記第1食材層全体が均等に加熱されるようにな
る。その結果、食品全体を、解凍ムラを生じることな
く、略均一に解凍加熱することができる。
【0016】請求項5の発明の特徴構成によれば、請求
項2〜4の発明による作用効果を叶えることができるの
に加えて、前記第1食材が主食品であり、前記第2食材
が副食品であるから、主食品と副食品を別々にした状態
のままで食材を提供できる。つまり、主食品としてご
飯、副食品としてカレー、または、主食品としてスパゲ
ッティ、副食品としてミート等のように、主食品の上に
副食品を載置した状態で食材を提供できる。その結果、
見た目にも違和感のない食材として提供できると共に、
食材全体を解凍ムラなく、略均一に解凍加熱することが
できる。
【0017】請求項6の発明の特徴構成によれば、請求
項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加
えて、前記マイクロ波減衰体が、前記食材上の中央部に
比べて環状周辺部の方がマイクロ波の透過度が低くなる
ように配置してあるマイクロ波調整シートにより形成さ
れているから、食材全体が解凍ムラなく、略均一に解凍
加熱できる。つまり、マイクロ波の照射密度が低く、昇
温の遅い食材中央部に比べ、マイクロ波の照射密度が高
く、昇温の早い食材周辺部に、マイクロ波の透過度が低
くいマイクロ波調整シートを配置してあるので、前記食
材中央部の昇温に比べて前記食材周辺部の昇温が抑制さ
れ、前記食材中央部の昇温に合わせた加熱が可能とな
る。その結果、食材全体を、解凍ムラを生じることな
く、略均一に解凍加熱することができる。
【0018】請求項7の発明の特徴構成によれば、請求
項1〜6の発明による作用効果を叶えることができるの
に加えて、前記環状に配置したマイクロ波減衰体の中央
の空洞部の大きさが容器内の直径あるいは長さの、25
%〜50%の大きさであるから、食材全体が解凍ムラな
く、略均一に解凍加熱できる。つまり、マイクロ波減衰
体の中央の空洞部の大きさが容器の直径あるいは長さ
の、25%未満又は50%を越えると、食材中央部に比
べて食材周辺部の温度差が高くなり易く、食材全体を均
等に解凍加熱することができ難くなるのであるが、25
%〜50%の範囲内であれば食材中央部と食材周辺部の
温度差を少なくできるようになる。その結果、食材全体
を、解凍ムラを生じることなく、略均一に解凍加熱する
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
【0020】図1は、容器2の中に第1食材層4と第2
食材層5とからなる食材3を入れて冷凍してある冷凍食
品において、前記第1食材層4上の周辺部に、第2食材
層5を環状に配置して、電子レンジで解凍加熱する際の
マイクロ波を減衰させるマイクロ波減衰体6を形成して
ある容器入り冷凍食品1を示す断面斜視図である。
【0021】図1〜3に示すように、前記食材3は、容
器2内に主食品7としての第1食材を略均等な厚みに入
れて第1食材層4を形成すると共に、前記第1食材層4
上の周辺部に副食品8としての第2食材を環状に載置し
て第2食材層5(マイクロ波減衰体6の一例)を形成す
ることにより構成されている。このとき、環状に配置し
た第2食材層5中央部に形成される空洞部5Aの大きさ
L1は、前記容器2内の直径又は長さLの、25%〜5
0%の大きさに設定する。
【0022】次に、前記第1食材層4を形成する主食品
がスパゲッティー7、前記第2食材層5を形成する副食
品がミートソース8により構成された容器入り冷凍食品
1を電子レンジで解凍加熱した例について説明する。図
3に示すように、容器2にスパゲッティー7を略均等な
厚みに盛りつけると共に、その上の周辺部にミートソー
ス8を環状に盛りつけて急速凍結してある容器入り冷凍
食品1を電子レンジで解凍加熱すると、マイクロ波Mの
照射密度の低い食材中央部Sでは、前記ミートソース8
を環状に盛りつけた際に形成された空洞部5Aにより、
マイクロ波Mが直接スパゲッティー7の中央上部にあた
るようになり、マイクロ波Mの照射密度の高い食材周辺
部Rにおいては、前記スパゲッティー7上の周辺部に盛
りつけた環状のミートソース8により吸収されて減衰し
たマイクロ波が前記スパゲッティー7の周辺上部にあた
るようになるので、前記スパゲッティー7の周辺上部の
昇温が適度に抑制され、前記スパゲッティー7中央部の
昇温に合わせた加熱が可能となり、前記スパゲッティー
7全体が略均等に加熱されて、結果的にミートソース8
とスパゲッティー7の食材3全体が解凍ムラを生じるこ
となく、略均一に解凍加熱することができる。 〔別実施形態〕以下に他の実施形態を説明する。 〈1〉マイクロ波減衰体6は先の実施形態で説明した第
2食材層5を第1食材層4上の周辺部に環状に配置して
積層してあるものに限るものではなく、例えば、図4に
示すように、ご飯9(第1食材層4の一例)の上に盛り
つけたカレー10(第2食材層5の一例)において、カ
レー10を盛りつける際に、中央部に液体成分であるカ
レールー10aを配置すると共に、環状の周辺部に固体
成分であるカレーの具10bを配置したものでも良い。
つまり、カレー10が加熱されて解凍しだしたときに、
液体成分であるカレールー10aに比べてマイクロ波透
過度の低い固体成分であるカレーの具10bがマイクロ
波減衰体6として働くので、ご飯9の周辺部の昇温が適
度に抑制され、前記ご飯9中央部の昇温に合わせた加熱
が可能となり、食材3全体が均等に加熱されて、結果的
に食材3全体が解凍ムラなく、略均一に解凍加熱するこ
とができる。 〈2〉マイクロ波減衰体6は先の実施形態で説明した第
2食材層5により形成されるものに限るものではなく、
例えば、図5に示すように、中央部に比べて環状周辺部
の方がマイクロ波Mの透過度が低くなるように構成して
あるマイクロ波調整シート11をご飯12(食材3の一
例)上に載置したものでも良い。これだと、マイクロ波
調整シート11を載置するだけで、容器2に均等な厚み
で充填された食材3を、解凍ムラなく解凍加熱すること
ができる。また、マイクロ波調整シート11は、中央部
にマイクロ波調整シート11のないドーナツ型のもので
あっても良い。すなわち、食材周辺部Rのマイクロ波を
減衰させて食材3全体を略均一に加熱できるものである
なら、その形態及びその材質は任意である。 〈3〉第2食材層5は先の実施形態で説明した第1食材
層4上の周辺部に環状に配置した中央部に空洞部5Aを
有したものに限る物ではなく、図6に示すように、第2
食材層5の中央部の厚みW1を、前記第1食材層4上に
環状に配置した第2食材層5の厚みWに比べて薄くする
ことにより、マイクロ波の透過度を変えてあるものでも
良い。 〈4〉本発明における主食品7とは、スパゲッティー、
中華麺、うどん、そば等の麺類、および、白飯、バター
ライス、ケチャップライス等の米飯等を指す。また、本
発明における副食品8とは、ミートソース等のスパゲッ
ティーソース、あんかけ焼きそばのあんかけ、カレー、
丼の具、麺類や米飯類にのせるソースや具等を指す。 〈5〉本発明における容器2は、電子レンジ対応で、冷
凍保管が可能な耐寒性を有しておれば、その形状は、円
形、楕円形、正方形、長方形等何れでも良く、その材料
も、プラスチック、紙、セラミック等、何れでも良い。
また、包装形態においても、主食品7と副食品8を容器
2にセットして凍結した後、フイルムを容器の上部開口
部にトップシールしても良いし、そのまま、外袋包装し
ても良く、その包装形態は、特に限定しない。
【0023】
【実施例】市販の乾燥スパゲッティー(直径1.7m
m、100g)を、食塩(20g)をいれた湯(2,0
00cc)で7分30秒間茹でた後、この茹で上がった
スパゲッティーを冷水で締め、水切りした後、麺重量の
1%のオリーブオイルをからめたスパゲッティーのう
ち、200gを容器(長手方向 170mm、短手方向
140mm、深さ 35mm の楕円形容器)に盛りつ
け、その上に市販のミートソース(100g)をドーナ
ツ型に盛りつける。このときのミートソースのドーナツ
型の空洞部、すなわち穴の大きさは、長手方向60m
m、短手方向40mmのサイズとして、前記容器に盛り
つけたスパゲッティーとミートソースからなる食材を急
速凍結した後、フイルムを容器の上部開口部にトップシ
ールして、冷凍保管したものと、比較例として、ミート
ソースをスパゲッティーの上全面に平たく盛りつける以
外は上記と同じ構成のスパゲッティーとミートソースか
らなる食材を急速凍結したものを、家庭用電子レンジ
(出力500W)で5分30秒間解凍加熱したときの中
心部Cと周辺部A,B,C,Dの4点における温度測定
結果を図7の表に示す。(図2参照) 図7の表の結果から、平たく盛りつけたミートソースに
比べてドーナツ型にミートソースを盛りつけた方が、中
心部と周辺部との温度差が少ない状態で解凍加熱できる
ことが認められた。
【0024】第2食材のドーナツ型の空洞部、すなわち
穴部の大きさによる解凍状態の関係を図8の表に示す。
(図2参照) 図8の表の結果から、ドーナツ型の穴部の大きさが25
%〜50%の範囲内で、中心部と周辺部の温度差が9℃
以下に抑えられることが認められた。
【0025】第2食材層の中央部に空洞部を設ける代わ
りに前記空洞部と同じ大きさの範囲で、前記第2食材層
中央底部の厚みを変えたときの解凍状態の関係を図9の
表に示す。(図6参照) 図9の表の結果から、第2食材層の中央底部の厚みは、
0%〜30%の範囲内で、中心部と周辺部の温度差が9
℃以下に抑えられることが認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す容器入り冷凍食品の
断面斜視図
【図2】本発明の一実施形態を示す容器入り食品の平面
【図3】本発明の一実施形態を示す容器入り食品の縦断
面正面図
【図4】別実施形態を示す容器入り食品の縦断面正面図
【図5】別実施形態を示す容器入り食品の縦断面正面図
【図6】別実施形態を示す容器入り食品の縦断面正面図
【図7】副食品の盛りつけ形状による温度分布を示す図
【図8】第2食材の空洞部の大きさによる温度分布を示
す図
【図9】第2食材の中央底部の厚みによる温度分布を示
す図
【図10】従来の容器入り食品の縦断面正面図
【符号の説明】
1 容器入り冷凍食品 2 容器 3 食材 6 マイクロ波減衰体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 6/64 H05B 6/64 J Fターム(参考) 3E067 AA11 AB01 BA10A BB01A BB09A BB14A CA14 3K090 AA01 FA03 FA07 3L086 AA01 BF02 BF05 DA06 DA12 4B022 LA01 LB02 LJ01 LJ06 LT11 4B055 AA10 BA63 CA01 CA13 CA61 CA71 CB02 CB07 CB16 DA09 DB15 FA01 FC09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の中に食材を入れて冷凍してある容
    器入り冷凍食品において、前記食材上の周辺部にマイク
    ロ波減衰体を環状に配置してある容器入り冷凍食品。
  2. 【請求項2】 前記マイクロ波減衰体が、第1食材層と
    第2食材層とから形成された食材における、前記第1食
    材層上の周辺部に環状に配置して積層してある第2食材
    層により形成されている請求項1記載の容器入り冷凍食
    品。
  3. 【請求項3】 第1食材層と第2食材層から形成された
    食材における前記第1食材層上に積層した前記第2食材
    層を、その中央部に比べて環状周辺部の方にマイクロ波
    の透過度の低い食材が位置するようにして、そのマイク
    ロ波透過度の低い食材部によって前記マイクロ波減衰体
    が構成されている請求項1又は2に記載の容器入り冷凍
    食品。
  4. 【請求項4】 前記第2食材層の中央部に常温における
    液体成分を有した食材を配置すると共に、前記第2食材
    層の環状周辺部に常温における固体成分を有した食材を
    配置した請求項3に記載の容器入り冷凍食品。
  5. 【請求項5】 前記第1食材が主食品であり、前記第2
    食材が副食品である請求項2〜4記載の冷凍食品。
  6. 【請求項6】 前記マイクロ波減衰体が、前記食材上の
    中央部に比べて環状周辺部の方がマイクロ波の透過度が
    低くなるように配置してあるマイクロ波調整シートによ
    り形成されている請求項1記載の容器入り冷凍食品。
  7. 【請求項7】 前記環状に配置したマイクロ波減衰体の
    中央の空洞部の大きさが容器内の直径あるいは長さの、
    25%〜50%の大きさである請求項1〜6に記載の容
    器入り食品。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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