JP2000270012A - インターネットメールシステム及びそれを用いたインターネットメール方法 - Google Patents
インターネットメールシステム及びそれを用いたインターネットメール方法Info
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- JP2000270012A JP2000270012A JP7002399A JP7002399A JP2000270012A JP 2000270012 A JP2000270012 A JP 2000270012A JP 7002399 A JP7002399 A JP 7002399A JP 7002399 A JP7002399 A JP 7002399A JP 2000270012 A JP2000270012 A JP 2000270012A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自社で外向きDNSサーバとE−Mailサ
ーバとを設置及び運営をすることなく、通信費用を安価
にできるインターネットメールシステム及びそれを用い
たインターネットメール方法を提供する。 【解決手段】 インターネット2に常時接続されて特定
組織ドメイン名宛の受信メールを受信するとともに送信
メールを送信する代理サーバ1と、ローカル組織3内の
送受信機42及び間歇的にインターネット2を介して代
理サーバ1にそれぞれ接続されるローカルサーバ4とを
備え、ローカルサーバ4は接続された代理サーバ1から
受信メールを一括受信するとともに、送信メールを代理
サーバ1に一括送信する構成にしてある。
ーバとを設置及び運営をすることなく、通信費用を安価
にできるインターネットメールシステム及びそれを用い
たインターネットメール方法を提供する。 【解決手段】 インターネット2に常時接続されて特定
組織ドメイン名宛の受信メールを受信するとともに送信
メールを送信する代理サーバ1と、ローカル組織3内の
送受信機42及び間歇的にインターネット2を介して代
理サーバ1にそれぞれ接続されるローカルサーバ4とを
備え、ローカルサーバ4は接続された代理サーバ1から
受信メールを一括受信するとともに、送信メールを代理
サーバ1に一括送信する構成にしてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介してメールを送受信するインターネットメールシステ
ム、及びそれを用いたインターネットメール方法に関す
るものである。
介してメールを送受信するインターネットメールシステ
ム、及びそれを用いたインターネットメール方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種のインターネットメールシステム
の従来例として、図4に示す構成のものが存在する。こ
のものは、インターネットに専用線でもって常時接続さ
れた外向きDNS(Domain Name Syst
em)サーバーAと、外向きDNSサーバーA及びロー
カル組織B内の送受信機B1(パーソナルコンピュー
タ)にそれぞれ接続されたE−MailサーバCとを備
える。
の従来例として、図4に示す構成のものが存在する。こ
のものは、インターネットに専用線でもって常時接続さ
れた外向きDNS(Domain Name Syst
em)サーバーAと、外向きDNSサーバーA及びロー
カル組織B内の送受信機B1(パーソナルコンピュー
タ)にそれぞれ接続されたE−MailサーバCとを備
える。
【0003】さらに詳しくは、外向きDNSサーバーA
はインターネット上で常設される必要があって、組織毎
に取得された組織ドメイン名宛ての情報を正しいIPア
ドレスに振り向けて、インターネットに宣言する。従っ
て、常設という条件によってインターネットに専用線で
接続される必要があるとともに、専用線で常時接続され
て初めてメール(E−Mail)を送受信するE−Ma
ilサーバCの設置を可能にする。
はインターネット上で常設される必要があって、組織毎
に取得された組織ドメイン名宛ての情報を正しいIPア
ドレスに振り向けて、インターネットに宣言する。従っ
て、常設という条件によってインターネットに専用線で
接続される必要があるとともに、専用線で常時接続され
て初めてメール(E−Mail)を送受信するE−Ma
ilサーバCの設置を可能にする。
【0004】また、ローカル組織B内にイントラネット
(社内ネット)を形成するとき、複数の送受信機B1に
接続されたローカルDNSサーバーC1及びE−Mai
lサーバCが設けられて、このとき両サーバーC,C1
はDNSサーバソフト及びE−Mailサーバソフトを
インストールすることによって同一コンピュータで形成
してもよく、また別々のコンピュータでも形成してもよ
い。そして、一般的にFirewallがインターネッ
ト及びイントラネット間に設置され、ローカルDNSサ
ーバーC1とローカルE−MailサーバCがFire
wallの内側に設置されて、各送受信機B1から特定
組織ドメイン名でメールをインターネットに送受信す
る。
(社内ネット)を形成するとき、複数の送受信機B1に
接続されたローカルDNSサーバーC1及びE−Mai
lサーバCが設けられて、このとき両サーバーC,C1
はDNSサーバソフト及びE−Mailサーバソフトを
インストールすることによって同一コンピュータで形成
してもよく、また別々のコンピュータでも形成してもよ
い。そして、一般的にFirewallがインターネッ
ト及びイントラネット間に設置され、ローカルDNSサ
ーバーC1とローカルE−MailサーバCがFire
wallの内側に設置されて、各送受信機B1から特定
組織ドメイン名でメールをインターネットに送受信す
る。
【0005】また、インターネットメールシステムの別
の従来例として、図5に示す構成のものが存在する。こ
のものは、インターネットに専用線でもって常時接続さ
れてローカル組織B外に設置された外向きDNSサーバ
ーA及びE−MailサーバCと、ローカル組織B内の
送受信機B1に接続されたネットワーク機器Dとを備え
る。
の従来例として、図5に示す構成のものが存在する。こ
のものは、インターネットに専用線でもって常時接続さ
れてローカル組織B外に設置された外向きDNSサーバ
ーA及びE−MailサーバCと、ローカル組織B内の
送受信機B1に接続されたネットワーク機器Dとを備え
る。
【0006】さらに詳しくは、一般的に外向きDNSサ
ーバーA及びE−MailサーバCはプロバイダに設置
と運用とを委託される場合と、プロバイダによってレン
タルされる場合とがある。また、ネットワーク機器Dは
インターネットに専用線で接続される専用線接続用ルー
タD1、又はダイアルアップによって接続されるLAN
型ダイアルアップルータD2でもって形成されて、いず
れもプロバイダのアクセスポイントEに接続される。
ーバーA及びE−MailサーバCはプロバイダに設置
と運用とを委託される場合と、プロバイダによってレン
タルされる場合とがある。また、ネットワーク機器Dは
インターネットに専用線で接続される専用線接続用ルー
タD1、又はダイアルアップによって接続されるLAN
型ダイアルアップルータD2でもって形成されて、いず
れもプロバイダのアクセスポイントEに接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来例のイン
ターネットメールシステムでは、インターネットに専用
線でもって常時接続された外向きDNSサーバーAを用
いて、特定組織ドメイン名宛てのメールを送受信でき
る。
ターネットメールシステムでは、インターネットに専用
線でもって常時接続された外向きDNSサーバーAを用
いて、特定組織ドメイン名宛てのメールを送受信でき
る。
【0008】しかしながら、外向きDNSサーバーAを
専用線でもって常時接続しなければならず、専用線回線
費用及び専用線によるインターネット使用料が必要とな
って、これらは一般に高価であるとともに、ローカル組
織Bを形成する自社で外向きDNSサーバーA及びE−
MailサーバCを設置しかつ運営をしなければなら
ず、高い設備費用及び高いスキル、並びにそれらを管理
する管理工数が必要となる。さらに、セキュリティを確
保するFirewallを設置したとき、同様に高い設
備費用、高いスキル、及び管理工数が必要となる。
専用線でもって常時接続しなければならず、専用線回線
費用及び専用線によるインターネット使用料が必要とな
って、これらは一般に高価であるとともに、ローカル組
織Bを形成する自社で外向きDNSサーバーA及びE−
MailサーバCを設置しかつ運営をしなければなら
ず、高い設備費用及び高いスキル、並びにそれらを管理
する管理工数が必要となる。さらに、セキュリティを確
保するFirewallを設置したとき、同様に高い設
備費用、高いスキル、及び管理工数が必要となる。
【0009】また、別の従来例のインターネットメール
システムでは、プロバイダのアクセスポイントEに専用
線接続されたネットワーク機器D1、又はダイアルアッ
プによって接続されるネットワーク機器D2を用いてメ
ールを送受信できる。
システムでは、プロバイダのアクセスポイントEに専用
線接続されたネットワーク機器D1、又はダイアルアッ
プによって接続されるネットワーク機器D2を用いてメ
ールを送受信できる。
【0010】しかしながら、ローカル組織B内における
メールの送受信、すなわち内部の相手に対する通信であ
っても、一々プロバイダの管理するE−Mailサーバ
Cとの通信を発生して通信費用を必要とする。さらに、
ローカル組織B内のメールユーザがメールをローカル組
織Bの外部へ発信する場合、及び特定組織ドメイン名宛
てのメールを受信する場合、各ユーザが個別に送受信プ
ロセスを行うので、その都度ダイヤルアップを必要とし
て同様に通信費用を必要とする。
メールの送受信、すなわち内部の相手に対する通信であ
っても、一々プロバイダの管理するE−Mailサーバ
Cとの通信を発生して通信費用を必要とする。さらに、
ローカル組織B内のメールユーザがメールをローカル組
織Bの外部へ発信する場合、及び特定組織ドメイン名宛
てのメールを受信する場合、各ユーザが個別に送受信プ
ロセスを行うので、その都度ダイヤルアップを必要とし
て同様に通信費用を必要とする。
【0011】また、外向きDNSサーバーA及びE−M
ailサーバCの管理及び運用をプロバイダに委託して
いるので、メールユーザの追加、削除、又は変更に際し
て、一々プロバイダに依頼しなければならず運用面で煩
雑であるとともに、各メールユーザに対して所定の費用
を必要とする。
ailサーバCの管理及び運用をプロバイダに委託して
いるので、メールユーザの追加、削除、又は変更に際し
て、一々プロバイダに依頼しなければならず運用面で煩
雑であるとともに、各メールユーザに対して所定の費用
を必要とする。
【0012】本発明は、上記問題点に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、自社で外向きDNSサー
バ及びE−Mailサーバを設置及び運営をすることな
く、通信費用を安価にできるインターネットメールシス
テム及びそれを用いたインターネットメール方法を提供
することにある。
で、その目的とするところは、自社で外向きDNSサー
バ及びE−Mailサーバを設置及び運営をすることな
く、通信費用を安価にできるインターネットメールシス
テム及びそれを用いたインターネットメール方法を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のインターネットメールシステム
は、インターネットに常時接続されて特定の組織ドメイ
ン名宛の受信メールを受信するとともに送信メールを送
信する代理サーバと、ローカル組織内の送受信機及び間
歇的にインターネットを介して代理サーバにそれぞれ接
続されるローカルサーバとを備え、ローカルサーバは接
続された代理サーバから受信メールを一括受信するとと
もに、送信メールを代理サーバに一括送信する構成にし
てある。
ために、請求項1記載のインターネットメールシステム
は、インターネットに常時接続されて特定の組織ドメイ
ン名宛の受信メールを受信するとともに送信メールを送
信する代理サーバと、ローカル組織内の送受信機及び間
歇的にインターネットを介して代理サーバにそれぞれ接
続されるローカルサーバとを備え、ローカルサーバは接
続された代理サーバから受信メールを一括受信するとと
もに、送信メールを代理サーバに一括送信する構成にし
てある。
【0014】請求項2記載のインターネットメールシス
テムは、請求項1記載のものにおいて、前記代理サーバ
は複数の前記特定組織ドメイン名に対応したユーザアカ
ウントを複数設け、その各ユーザアカウントに対応させ
て受信メールを受信する構成にしてある。
テムは、請求項1記載のものにおいて、前記代理サーバ
は複数の前記特定組織ドメイン名に対応したユーザアカ
ウントを複数設け、その各ユーザアカウントに対応させ
て受信メールを受信する構成にしてある。
【0015】請求項3記載のインターネットメールシス
テムは、請求項1又は請求項2記載のものにおいて、前
記ローカルサーバは前記ローカル組織内の複数のメール
ユーザのそれぞれに割り当てられた各メールアカウント
を登録するとともに、一括受信した前記受信メールを各
メールアカウント毎に分離登録する構成にしてある。
テムは、請求項1又は請求項2記載のものにおいて、前
記ローカルサーバは前記ローカル組織内の複数のメール
ユーザのそれぞれに割り当てられた各メールアカウント
を登録するとともに、一括受信した前記受信メールを各
メールアカウント毎に分離登録する構成にしてある。
【0016】請求項4記載のインターネットメールシス
テムは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のもの
において、前記ローカルサーバは、一定時間間隔毎に又
は予め設定された時刻に前記代理サーバに接続される構
成にしてある。
テムは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のもの
において、前記ローカルサーバは、一定時間間隔毎に又
は予め設定された時刻に前記代理サーバに接続される構
成にしてある。
【0017】請求項5記載のインターネットメールシス
テムは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のもの
において、前記ローカルサーバは前記受信メールを前記
代理サーバからPOP受信するとともに、前記送信メー
ルを前記代理サーバにSMTP送信する構成にしてあ
る。
テムは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のもの
において、前記ローカルサーバは前記受信メールを前記
代理サーバからPOP受信するとともに、前記送信メー
ルを前記代理サーバにSMTP送信する構成にしてあ
る。
【0018】請求項6記載のインターネットメールシス
テムは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のもの
において、前記ローカルサーバはIMAP、HTTP、
HTTPS、FTP、又はSMTPの通信方式でもって
前記受信メールを前記代理サーバから受信する構成にし
てある。
テムは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のもの
において、前記ローカルサーバはIMAP、HTTP、
HTTPS、FTP、又はSMTPの通信方式でもって
前記受信メールを前記代理サーバから受信する構成にし
てある。
【0019】請求項7記載のインターネットメール方法
は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のインター
ネットメールシステムを用いたインターネットメール方
法において、インターネットに常時接続された代理サー
バが特定組織ドメイン名宛の受信メールを受信するとと
もに送信メールを送信し、ローカル組織内の送受信機に
接続されたローカルサーバがインターネットを介して間
歇的に代理サーバに接続され、接続された代理サーバか
ら受信メールを一括受信するとともに、送信メールを代
理サーバに一括送信する構成にしてある。
は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のインター
ネットメールシステムを用いたインターネットメール方
法において、インターネットに常時接続された代理サー
バが特定組織ドメイン名宛の受信メールを受信するとと
もに送信メールを送信し、ローカル組織内の送受信機に
接続されたローカルサーバがインターネットを介して間
歇的に代理サーバに接続され、接続された代理サーバか
ら受信メールを一括受信するとともに、送信メールを代
理サーバに一括送信する構成にしてある。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1乃至図
3に基づいて以下に説明する。
3に基づいて以下に説明する。
【0021】1は代理サーバで、専用線11によってイ
ンターネット2に常時接続されて、プロバイダ又はロー
カル組織3を形成する組織形成者以外の第三者によって
設置、運営、及び管理される。ここで、ローカル組織3
は複数で構成されて、各ローカル組織3がそれぞれE−
Mail(メール)に記載される特定組織ドメイン名を
有している。そして、各特定組織ドメイン名に対応した
ユーザアカウントをそれぞれ設け、各特定組織ドメイン
名宛の受信メールを各ユーザアカウントに対応させて受
信するとともに、送信メールを送信する。
ンターネット2に常時接続されて、プロバイダ又はロー
カル組織3を形成する組織形成者以外の第三者によって
設置、運営、及び管理される。ここで、ローカル組織3
は複数で構成されて、各ローカル組織3がそれぞれE−
Mail(メール)に記載される特定組織ドメイン名を
有している。そして、各特定組織ドメイン名に対応した
ユーザアカウントをそれぞれ設け、各特定組織ドメイン
名宛の受信メールを各ユーザアカウントに対応させて受
信するとともに、送信メールを送信する。
【0022】さらに詳しくは、外向きDNS(Doma
in Name System)サーバ機能が設けられ
て、各特定組織ドメイン名をインターネット2に向かっ
て外向きに宣言する。また、SMTP(Simple
Mail TransferProtocol)サーバ
機能が設けられて、各特定組織ドメイン名宛てのE−M
ailをSMTP受信するとともに、ローカル組織3内
からローカル組織3外に宛てられたE−MailをSM
TP配信する。また、POP(Post Office
Protocol)サーバ機能が設けられて、後述す
るローカルサーバ4からの要求に応じて、各ユーザアカ
ウント毎に対応させて受信されたメールデータを、PO
Pの通信規格を用いてローカルサーバ4に渡す。さら
に、E−Mailヘッダ情報補完機能が設けられて、S
MTP手順の中にのみ存在する宛先情報を明示的にE−
Mailのヘッダ情報として追加する。
in Name System)サーバ機能が設けられ
て、各特定組織ドメイン名をインターネット2に向かっ
て外向きに宣言する。また、SMTP(Simple
Mail TransferProtocol)サーバ
機能が設けられて、各特定組織ドメイン名宛てのE−M
ailをSMTP受信するとともに、ローカル組織3内
からローカル組織3外に宛てられたE−MailをSM
TP配信する。また、POP(Post Office
Protocol)サーバ機能が設けられて、後述す
るローカルサーバ4からの要求に応じて、各ユーザアカ
ウント毎に対応させて受信されたメールデータを、PO
Pの通信規格を用いてローカルサーバ4に渡す。さら
に、E−Mailヘッダ情報補完機能が設けられて、S
MTP手順の中にのみ存在する宛先情報を明示的にE−
Mailのヘッダ情報として追加する。
【0023】4はローカルサーバで、ネットワーク機器
41及び送受信機(パーソナルコンピュータ)42にそ
れぞれ接続され、ネットワーク機器41を介してプロバ
イダのアクセスポイント21に常時ではなく間歇的に接
続されて、インターネット2を介して代理サーバ1に接
続される。ここで、送受信機42が複数で構成されて、
ローカル組織3内における各メールユーザ42aによっ
て使用される。
41及び送受信機(パーソナルコンピュータ)42にそ
れぞれ接続され、ネットワーク機器41を介してプロバ
イダのアクセスポイント21に常時ではなく間歇的に接
続されて、インターネット2を介して代理サーバ1に接
続される。ここで、送受信機42が複数で構成されて、
ローカル組織3内における各メールユーザ42aによっ
て使用される。
【0024】そして、複数のメールユーザ42aのそれ
ぞれに割り当てられた各メールアカウントが登録され
て、代理サーバ1から受信メールをPOPの通信規格に
てPOP受信し、その受信メールのヘッダに記載された
各メールアカウント毎に分離登録する。また、送信メー
ルを代理サーバ1にSMTPの通信規格にてSMTP送
信する。
ぞれに割り当てられた各メールアカウントが登録され
て、代理サーバ1から受信メールをPOPの通信規格に
てPOP受信し、その受信メールのヘッダに記載された
各メールアカウント毎に分離登録する。また、送信メー
ルを代理サーバ1にSMTPの通信規格にてSMTP送
信する。
【0025】さらに詳しくは、ローカル組織3向きの内
向きDNSサーバ機能が設けられて、ローカル組織3内
のローカルドメイン(サブドメイン、ホスト名を含む)
とIPアドレスとの対応付けを行うとともに、ローカル
ドメインを参照することによって不必要にローカル組織
3外部の外向きDNSサーバを参照しないようDNSサ
ーバ設定がなされる。さらに、SMTPサーバ設定がな
されて、ローカル組織3内のE−Mailの送受信を、
代理サーバ1及びその他の外部サーバとの通信を伴わず
に実行する。
向きDNSサーバ機能が設けられて、ローカル組織3内
のローカルドメイン(サブドメイン、ホスト名を含む)
とIPアドレスとの対応付けを行うとともに、ローカル
ドメインを参照することによって不必要にローカル組織
3外部の外向きDNSサーバを参照しないようDNSサ
ーバ設定がなされる。さらに、SMTPサーバ設定がな
されて、ローカル組織3内のE−Mailの送受信を、
代理サーバ1及びその他の外部サーバとの通信を伴わず
に実行する。
【0026】また、POPクライアントスケジュール機
能が設けられて、一定時間間隔毎に又は予め設定された
時刻に代理サーバ1に接続される。また、POPクライ
アント機能が設けられて、スケジュールに基づいて代理
サーバ1に接続された時、代理サーバ1に蓄積された各
特定組織ドメイン名宛の受信メールのメールデータをP
OP受信する。また、メールデータ分解機能及びSMT
Pサーバー機能が設けられて、POP受信した各メール
のヘッダを解釈しつつメールアカウント毎に分離すると
ともに、分離し再構成した各メールデータをローカルサ
ーバ4内の受信メールとして再登録する。そして、PO
Pサーバ機能を設けメールユーザ42aからのPOP要
求に応じて受信メールをPOP配信する。さらに、SM
TPサーバ機能が設けられて、ローカル組織3内からロ
ーカル組織3外へ送信される送信メールのメールデータ
を蓄積し、そのメールデータをPOPクライアントスケ
ジュールに基づいて代理サーバ1にスタティックにSM
TP配信する。
能が設けられて、一定時間間隔毎に又は予め設定された
時刻に代理サーバ1に接続される。また、POPクライ
アント機能が設けられて、スケジュールに基づいて代理
サーバ1に接続された時、代理サーバ1に蓄積された各
特定組織ドメイン名宛の受信メールのメールデータをP
OP受信する。また、メールデータ分解機能及びSMT
Pサーバー機能が設けられて、POP受信した各メール
のヘッダを解釈しつつメールアカウント毎に分離すると
ともに、分離し再構成した各メールデータをローカルサ
ーバ4内の受信メールとして再登録する。そして、PO
Pサーバ機能を設けメールユーザ42aからのPOP要
求に応じて受信メールをPOP配信する。さらに、SM
TPサーバ機能が設けられて、ローカル組織3内からロ
ーカル組織3外へ送信される送信メールのメールデータ
を蓄積し、そのメールデータをPOPクライアントスケ
ジュールに基づいて代理サーバ1にスタティックにSM
TP配信する。
【0027】ネットワーク機器41は、ダイアルアップ
ルータ等の通信機器により、スケジュールされたローカ
ルサーバ4からのPOP受信要求又はSMTP送信要求
に基づいて、プロバイダのアクセスポイント21にダイ
アルアップすることによって、間歇的にローカルサーバ
4を代理サーバ1に接続し、接続された状態で予め設定
された時間交信状況を監視し、設定時間内に交信が発生
しない場合自動的に接続を遮断する。そして、外部から
ローカル組織3内へのアクセスを必要最小限に絞るセキ
ュリティ設定(通常の場合、SMTP送受信とPOP受
信のみ許可)が成されるとともに、ローカル組織3内か
ら不必要に外部にアクセスしないための通信費用抑制設
定(ローカル組織3の判断でhttp,https等の
WWWアクセスを停止するなど)が成される。
ルータ等の通信機器により、スケジュールされたローカ
ルサーバ4からのPOP受信要求又はSMTP送信要求
に基づいて、プロバイダのアクセスポイント21にダイ
アルアップすることによって、間歇的にローカルサーバ
4を代理サーバ1に接続し、接続された状態で予め設定
された時間交信状況を監視し、設定時間内に交信が発生
しない場合自動的に接続を遮断する。そして、外部から
ローカル組織3内へのアクセスを必要最小限に絞るセキ
ュリティ設定(通常の場合、SMTP送受信とPOP受
信のみ許可)が成されるとともに、ローカル組織3内か
ら不必要に外部にアクセスしないための通信費用抑制設
定(ローカル組織3の判断でhttp,https等の
WWWアクセスを停止するなど)が成される。
【0028】このものの動作を図2及び図3に基づいて
説明する。ローカル組織3内のメールユーザ42aから
発信された送信メールの処理フローを図2に示す。先
ず、メールユーザ42aが送信メールを発信すると(#
11)、ローカルサーバ4は送信メールを受信し(#1
2)、宛先がローカル組織3内又はローカル組織3外の
どちらであるかを判断する(#13)。ローカル組織3
内であるとき自身のメールアカウント宛てのメールデー
タ(E−Mailデータ)として蓄積し(#14)、そ
の蓄積されたメールデータをメールユーザ42aからの
POP要求に応じてローカル組織3内の各送受信機42
にPOP配信する(#15)。
説明する。ローカル組織3内のメールユーザ42aから
発信された送信メールの処理フローを図2に示す。先
ず、メールユーザ42aが送信メールを発信すると(#
11)、ローカルサーバ4は送信メールを受信し(#1
2)、宛先がローカル組織3内又はローカル組織3外の
どちらであるかを判断する(#13)。ローカル組織3
内であるとき自身のメールアカウント宛てのメールデー
タ(E−Mailデータ)として蓄積し(#14)、そ
の蓄積されたメールデータをメールユーザ42aからの
POP要求に応じてローカル組織3内の各送受信機42
にPOP配信する(#15)。
【0029】一方、宛先がローカル組織3外であると
き、ローカルサーバ4はSMTP配送するメールデータ
として蓄積する(#16)。次いで、一定時間間隔毎に
又は予め設定された時刻に間歇的に代理サーバ1に接続
して、その代理サーバ1にメールデータをSMTP配送
する(#17)。そして、代理サーバ1は通常の送信メ
ールとしてインターネット2にSMTP配送する(#1
8)。
き、ローカルサーバ4はSMTP配送するメールデータ
として蓄積する(#16)。次いで、一定時間間隔毎に
又は予め設定された時刻に間歇的に代理サーバ1に接続
して、その代理サーバ1にメールデータをSMTP配送
する(#17)。そして、代理サーバ1は通常の送信メ
ールとしてインターネット2にSMTP配送する(#1
8)。
【0030】ローカル組織3外から発信されて、ローカ
ル組織3内宛の受信メールの処理フローを図3に示す。
先ず、代理サーバ1は複数の特定組織ドメイン名宛の受
信メール(受信E−Mail)をSMTPで受信し(#
21)、アドレス補完処理を実行し(#22)、各特定
組織ドメイン名(ここでは
ル組織3内宛の受信メールの処理フローを図3に示す。
先ず、代理サーバ1は複数の特定組織ドメイン名宛の受
信メール(受信E−Mail)をSMTPで受信し(#
21)、アドレス補完処理を実行し(#22)、各特定
組織ドメイン名(ここでは
【0031】abc.co.jp)宛の受信メールを一つのユーザ
アカウントに対応させて蓄積して(#23)、すなわち
受信メールを各ユーザアカウントに対応させて受信す
る。
アカウントに対応させて蓄積して(#23)、すなわち
受信メールを各ユーザアカウントに対応させて受信す
る。
【0032】次いで、ローカルサーバ4は一定時間間隔
毎に又は予め設定された時刻に間歇的に代理サーバ1に
接続して、各ユーザアカウント宛の受信メールのPOP
配送を要求(#24)し、代理サーバ1がPOP配信す
る(#25)。ローカルサーバ4は受信メールがなくな
るまでPOP受信し(#26)、受信メールの特定組織
ドメイン名を削除し、ヘッダを解釈してローカル組織3
内のメールユーザ42a宛のメールデータとして各メー
ルアカウント毎に再登録する(#27)。そして、メー
ルユーザ42aからのPOP要求に基づいてPOP配信
する(#28)。
毎に又は予め設定された時刻に間歇的に代理サーバ1に
接続して、各ユーザアカウント宛の受信メールのPOP
配送を要求(#24)し、代理サーバ1がPOP配信す
る(#25)。ローカルサーバ4は受信メールがなくな
るまでPOP受信し(#26)、受信メールの特定組織
ドメイン名を削除し、ヘッダを解釈してローカル組織3
内のメールユーザ42a宛のメールデータとして各メー
ルアカウント毎に再登録する(#27)。そして、メー
ルユーザ42aからのPOP要求に基づいてPOP配信
する(#28)。
【0033】かかる一実施形態のインターネットメール
システムにあっては、上記したように、特定組織ドメイ
ン名宛の受信メールを受信する代理サーバ1と、その代
理サーバ1にインターネット2を介して間歇的に接続さ
れるローカルサーバ4とを備え、そのローカルサーバ4
が代理サーバ1から受信メールを一括受信するととも
に、送信メールを代理サーバ1に一括送信するから、ロ
ーカルサーバ4が代理サーバ1に常時ではなく間歇的に
接続された時に、代理サーバ1に蓄積された受信メール
を一括受信し、かつ蓄積した送信メールを一括送信し
て、ローカルサーバ4をインターネット2に費用の高い
専用線で接続することなく、通信費用(電話料金)を節
約することができる。
システムにあっては、上記したように、特定組織ドメイ
ン名宛の受信メールを受信する代理サーバ1と、その代
理サーバ1にインターネット2を介して間歇的に接続さ
れるローカルサーバ4とを備え、そのローカルサーバ4
が代理サーバ1から受信メールを一括受信するととも
に、送信メールを代理サーバ1に一括送信するから、ロ
ーカルサーバ4が代理サーバ1に常時ではなく間歇的に
接続された時に、代理サーバ1に蓄積された受信メール
を一括受信し、かつ蓄積した送信メールを一括送信し
て、ローカルサーバ4をインターネット2に費用の高い
専用線で接続することなく、通信費用(電話料金)を節
約することができる。
【0034】また、代理サーバ1が複数の特定組織ドメ
イン名に対応したユーザアカウントをそれぞれ設け、そ
の各ユーザアカウントに対応させて受信メールを受信す
るから、特定組織ドメイン名が複数存在したときであっ
ても、一つの代理サーバ1でもって送信メールのSMT
P配信負荷を級数的に増加させることなく安定的に容易
に運用できるとともに、ローカル組織3内のメールユー
ザ42aに任意のユーザアカウント(例えばドメイン名
等)を設定することができる。
イン名に対応したユーザアカウントをそれぞれ設け、そ
の各ユーザアカウントに対応させて受信メールを受信す
るから、特定組織ドメイン名が複数存在したときであっ
ても、一つの代理サーバ1でもって送信メールのSMT
P配信負荷を級数的に増加させることなく安定的に容易
に運用できるとともに、ローカル組織3内のメールユー
ザ42aに任意のユーザアカウント(例えばドメイン名
等)を設定することができる。
【0035】また、ローカルサーバ4がローカル組織3
内のメールユーザ42aに割り当てられた各メールアカ
ウントを登録するとともに、一括受信した受信メールを
各メールアカウント毎に分離登録するから、各メールア
カウントをプロバイダのメールサーバに設定せず、メー
ルアカウント管理をプロバイダ側ではなくローカルサー
バ4側で実行して、E−Mail契約料金を節約でき、
かつメールアカウントの追加、削除、又は変更するため
のプロバイダへの情報交換を不要にできるとともに、ロ
ーカルサーバ4がローカル組織3内のメールを処理して
通信費用を節約することができる。
内のメールユーザ42aに割り当てられた各メールアカ
ウントを登録するとともに、一括受信した受信メールを
各メールアカウント毎に分離登録するから、各メールア
カウントをプロバイダのメールサーバに設定せず、メー
ルアカウント管理をプロバイダ側ではなくローカルサー
バ4側で実行して、E−Mail契約料金を節約でき、
かつメールアカウントの追加、削除、又は変更するため
のプロバイダへの情報交換を不要にできるとともに、ロ
ーカルサーバ4がローカル組織3内のメールを処理して
通信費用を節約することができる。
【0036】また、ローカルサーバ4が一定時間間隔毎
に又は予め設定された時刻に代理サーバ1に接続される
から、ローカルサーバ4が代理サーバ1から受信メール
又は送信メールを予め設定されたスケジュールに基づい
て送受信して、通信費用をさらに節約できるとととも
に、ローカルサーバ4を効率よく使用することができ
る。
に又は予め設定された時刻に代理サーバ1に接続される
から、ローカルサーバ4が代理サーバ1から受信メール
又は送信メールを予め設定されたスケジュールに基づい
て送受信して、通信費用をさらに節約できるとととも
に、ローカルサーバ4を効率よく使用することができ
る。
【0037】また、ローカルサーバ4が受信メールを代
理サーバ1からPOP受信するとともに、送信メールを
代理サーバ1にSMTP送信するから、確立された送受
信技術であるPOP技術及びSMTP技術を使用して、
確実に送信メール及び受信メールを代理サーバ1に送受
信できるとともに、パスワード及びメールアカウントを
使用して容易に受信メールを受信することができる。
理サーバ1からPOP受信するとともに、送信メールを
代理サーバ1にSMTP送信するから、確立された送受
信技術であるPOP技術及びSMTP技術を使用して、
確実に送信メール及び受信メールを代理サーバ1に送受
信できるとともに、パスワード及びメールアカウントを
使用して容易に受信メールを受信することができる。
【0038】なお、本実施形態では、ローカルサーバ4
が受信メールを代理サーバ1からPOP受信したが、受
信メールをIMAP(Internet Messag
eAcsess Protocol)、HTTP(Hy
pertext Transport Protoco
l)、HTTPS(Hypertext Transp
ort Protocol Secure)、FTP
(File Transport Protoco
l)、又はSMTPの通信方式でもって代理サーバ1か
ら受信してもよく、限定されない。
が受信メールを代理サーバ1からPOP受信したが、受
信メールをIMAP(Internet Messag
eAcsess Protocol)、HTTP(Hy
pertext Transport Protoco
l)、HTTPS(Hypertext Transp
ort Protocol Secure)、FTP
(File Transport Protoco
l)、又はSMTPの通信方式でもって代理サーバ1か
ら受信してもよく、限定されない。
【0039】また、本実施形態では、代理サーバ1が各
特定組織ドメイン名に対応したユーザアカウントを複数
設けたが、ユーザアカウントを設けずに一つの特定組織
ドメイン名宛の受信メールを受信してもよく、限定され
ない。
特定組織ドメイン名に対応したユーザアカウントを複数
設けたが、ユーザアカウントを設けずに一つの特定組織
ドメイン名宛の受信メールを受信してもよく、限定され
ない。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載のインターネットメールシ
ステムは、特定組織ドメイン名宛の受信メールを受信す
る代理サーバと、その代理サーバにインターネットを介
して間歇的に接続されるローカルサーバとを備え、その
ローカルサーバが代理サーバから受信メールを一括受信
するとともに、送信メールを代理サーバに一括送信する
から、ローカルサーバが代理サーバに常時ではなく間歇
的に接続された時に、代理サーバに蓄積された受信メー
ルを一括受信し、かつ蓄積した送信メールを一括送信し
て、ローカルサーバをインターネットに費用の高い専用
線で接続することなく、通信費用(電話料金)を節約す
ることができる。
ステムは、特定組織ドメイン名宛の受信メールを受信す
る代理サーバと、その代理サーバにインターネットを介
して間歇的に接続されるローカルサーバとを備え、その
ローカルサーバが代理サーバから受信メールを一括受信
するとともに、送信メールを代理サーバに一括送信する
から、ローカルサーバが代理サーバに常時ではなく間歇
的に接続された時に、代理サーバに蓄積された受信メー
ルを一括受信し、かつ蓄積した送信メールを一括送信し
て、ローカルサーバをインターネットに費用の高い専用
線で接続することなく、通信費用(電話料金)を節約す
ることができる。
【0041】請求項2記載のインターネットメールシス
テムは、請求項1記載のものの効果に加えて、代理サー
バが複数の特定組織ドメイン名に対応したユーザアカウ
ントをそれぞれ設け、その各ユーザアカウントに対応さ
せて受信メールを受信するから、特定組織ドメイン名が
複数存在したときであっても、一つの代理サーバでもっ
て送信メールのSMTP配信負荷を級数的に増加させる
ことなく安定的に容易に運用できるとともに、ローカル
組織内のE−Mailユーザに任意のユーザアカウント
(例えばドメイン名等)を設定することができる。
テムは、請求項1記載のものの効果に加えて、代理サー
バが複数の特定組織ドメイン名に対応したユーザアカウ
ントをそれぞれ設け、その各ユーザアカウントに対応さ
せて受信メールを受信するから、特定組織ドメイン名が
複数存在したときであっても、一つの代理サーバでもっ
て送信メールのSMTP配信負荷を級数的に増加させる
ことなく安定的に容易に運用できるとともに、ローカル
組織内のE−Mailユーザに任意のユーザアカウント
(例えばドメイン名等)を設定することができる。
【0042】請求項3記載のインターネットメールシス
テムは、請求項1又は請求項2記載のものの効果に加え
て、ローカルサーバがローカル組織内のメールユーザに
割り当てられた各メールアカウントを登録するととも
に、一括受信した受信メールを各メールアカウント毎に
分離登録するから、各メールアカウントをプロバイダの
メールサーバに設定せず、メールアカウント管理をプロ
バイダ側ではなくローカルサーバ側で実行して、E−M
ail契約料金を節約でき、かつメールアカウントの追
加、削除、又は変更するためのプロバイダへの情報交換
を不要にできるとともに、ローカルサーバがローカル組
織内のメールを処理して通信費用を節約することができ
る。
テムは、請求項1又は請求項2記載のものの効果に加え
て、ローカルサーバがローカル組織内のメールユーザに
割り当てられた各メールアカウントを登録するととも
に、一括受信した受信メールを各メールアカウント毎に
分離登録するから、各メールアカウントをプロバイダの
メールサーバに設定せず、メールアカウント管理をプロ
バイダ側ではなくローカルサーバ側で実行して、E−M
ail契約料金を節約でき、かつメールアカウントの追
加、削除、又は変更するためのプロバイダへの情報交換
を不要にできるとともに、ローカルサーバがローカル組
織内のメールを処理して通信費用を節約することができ
る。
【0043】請求項4記載のインターネットメールシス
テムは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のもの
の効果に加えて、ローカルサーバが一定時間間隔毎に又
は予め設定された時刻に代理サーバに接続されるから、
ローカルサーバが代理サーバから受信メール又は送信メ
ールを予め設定されたスケジュールに基づいて送受信し
て、通信費用をさらに節約できるととともに、ローカル
サーバを効率よく使用することができる。
テムは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のもの
の効果に加えて、ローカルサーバが一定時間間隔毎に又
は予め設定された時刻に代理サーバに接続されるから、
ローカルサーバが代理サーバから受信メール又は送信メ
ールを予め設定されたスケジュールに基づいて送受信し
て、通信費用をさらに節約できるととともに、ローカル
サーバを効率よく使用することができる。
【0044】請求項5記載のインターネットメールシス
テムは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のもの
の効果に加えて、ローカルサーバが受信メールを代理サ
ーバからPOP受信するとともに、送信メールを代理サ
ーバにSMTP送信するから、確立された送受信技術で
あるPOP技術及びSMTP技術を使用して、確実に送
信メール及び受信メールを代理サーバに送受信できると
ともに、パスワード及びメールアカウントを使用して容
易に受信メールを受信することができる。
テムは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のもの
の効果に加えて、ローカルサーバが受信メールを代理サ
ーバからPOP受信するとともに、送信メールを代理サ
ーバにSMTP送信するから、確立された送受信技術で
あるPOP技術及びSMTP技術を使用して、確実に送
信メール及び受信メールを代理サーバに送受信できると
ともに、パスワード及びメールアカウントを使用して容
易に受信メールを受信することができる。
【0045】請求項6記載のインターネットメールシス
テムは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のもの
の効果に加えて、ローカルサーバがIMAP、HTT
P、HTTPS、FTP、又はSMTPの通信方式でも
って受信メールを代理サーバから受信するから、通信方
式がPOPよりも進化した場合であっても容易に対応す
ることができる。
テムは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のもの
の効果に加えて、ローカルサーバがIMAP、HTT
P、HTTPS、FTP、又はSMTPの通信方式でも
って受信メールを代理サーバから受信するから、通信方
式がPOPよりも進化した場合であっても容易に対応す
ることができる。
【0046】請求項7記載のインターネットメール方法
は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のインター
ネットメールシステムを用いたインターネットメール方
法であれば、インターネットに常時接続された代理サー
バが特定組織ドメイン名宛の受信メールを受信するとと
もに送信メールを送信し、ローカル組織内の送受信機に
接続されたローカルサーバがインターネットを介して間
歇的に代理サーバに接続され、代理サーバから受信メー
ルを一括受信するとともに送信メールを代理サーバに一
括送信するから、ローカルサーバが代理サーバに常時で
はなく間歇的に接続された時に、代理サーバに蓄積され
た受信メールを一括受信すると共に、蓄積した送信メー
ルを一括送信して、ローカルサーバをインターネットに
接続する通信費用(電話料金)を節約することができ
る。
は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のインター
ネットメールシステムを用いたインターネットメール方
法であれば、インターネットに常時接続された代理サー
バが特定組織ドメイン名宛の受信メールを受信するとと
もに送信メールを送信し、ローカル組織内の送受信機に
接続されたローカルサーバがインターネットを介して間
歇的に代理サーバに接続され、代理サーバから受信メー
ルを一括受信するとともに送信メールを代理サーバに一
括送信するから、ローカルサーバが代理サーバに常時で
はなく間歇的に接続された時に、代理サーバに蓄積され
た受信メールを一括受信すると共に、蓄積した送信メー
ルを一括送信して、ローカルサーバをインターネットに
接続する通信費用(電話料金)を節約することができ
る。
【図1】本発明の一実施形態を示す構成図である。
【図2】同上のローカル組織内のメールユーザから発信
された送信メールの処理フローを表すフローチャート図
である。
された送信メールの処理フローを表すフローチャート図
である。
【図3】同上のローカル組織外から発信されて、ローカ
ル組織内宛の受信メールの処理フローをを表すフローチ
ャート図である。
ル組織内宛の受信メールの処理フローをを表すフローチ
ャート図である。
【図4】従来例を示す構成図である。
【図5】別の従来例を示す構成図である。
1 代理サーバ 2 インターネット 3 ローカル組織 4 ローカルサーバ 41 ネットワーク機器 42 送受信機 42a メールユーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 晋司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA19 GB01 GB03 HA01 JA31 JB22 KA16 KB06 KC30 LA11 5K030 GA20 HA06 HC01 HC13 HD06 HD09 JT06 KA04 KA06 LB02 LB03 LD11 LE13
Claims (7)
- 【請求項1】 インターネットに常時接続されて特定の
組織ドメイン名宛の受信メールを受信するとともに送信
メールを送信する代理サーバと、ローカル組織内の送受
信機及び間歇的にインターネットを介して代理サーバに
それぞれ接続されるローカルサーバとを備え、ローカル
サーバは接続された代理サーバから受信メールを一括受
信するとともに、送信メールを代理サーバに一括送信し
てなることを特徴とするインターネットメールシステ
ム。 - 【請求項2】 前記代理サーバは複数の前記特定組織ド
メイン名に対応したユーザアカウントを複数設け、その
各ユーザアカウントに対応させて受信メールを受信して
なることを特徴とする請求項1記載のインターネットメ
ールシステム。 - 【請求項3】 前記ローカルサーバは前記ローカル組織
内の複数のメールユーザのそれぞれに割り当てられた各
メールアカウントを登録するとともに、一括受信した前
記受信メールを各メールアカウント毎に分離登録してな
ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のインタ
ーネットメールシステム。 - 【請求項4】 前記ローカルサーバは、一定時間間隔毎
に又は予め設定された時刻に前記代理サーバに接続され
てなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
かに記載のインターネットメールシステム。 - 【請求項5】 前記ローカルサーバは前記受信メールを
前記代理サーバからPOP受信するとともに、前記送信
メールを前記代理サーバにSMTP送信してなることを
特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のイ
ンターネットメールシステム。 - 【請求項6】 前記ローカルサーバはIMAP、HTT
P、HTTPS、FTP、又はSMTPの通信方式でも
って前記受信メールを前記代理サーバから受信してなる
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
載のインターネットメールシステム。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
のインターネットメールシステムを用いたインターネッ
トメール方法であって、インターネットに常時接続され
た代理サーバが特定組織ドメイン名宛の受信メールを受
信するとともに送信メールを送信し、 ローカル組織内の送受信機に接続されたローカルサーバ
がインターネットを介して間歇的に代理サーバに接続さ
れ、接続された代理サーバから受信メールを一括受信す
るとともに、送信メールを代理サーバに一括送信するこ
とを特徴とするインターネットメール方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7002399A JP2000270012A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | インターネットメールシステム及びそれを用いたインターネットメール方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7002399A JP2000270012A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | インターネットメールシステム及びそれを用いたインターネットメール方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000270012A true JP2000270012A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13419602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7002399A Pending JP2000270012A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | インターネットメールシステム及びそれを用いたインターネットメール方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000270012A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002133261A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-10 | Comnic Corp | 広告情報配信方法およびシステム |
-
1999
- 1999-03-16 JP JP7002399A patent/JP2000270012A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002133261A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-10 | Comnic Corp | 広告情報配信方法およびシステム |
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---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050512 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061226 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070522 |