JP2000268066A - 配管設計システム - Google Patents

配管設計システム

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JP2000268066A
JP2000268066A JP11069020A JP6902099A JP2000268066A JP 2000268066 A JP2000268066 A JP 2000268066A JP 11069020 A JP11069020 A JP 11069020A JP 6902099 A JP6902099 A JP 6902099A JP 2000268066 A JP2000268066 A JP 2000268066A
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pipe
length
straight
reduction ratio
deformed
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JP11069020A
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English (en)
Inventor
Masao Uehara
政男 上原
Taiji Nakamura
泰司 中村
Takeshi Ishida
毅 石田
Kenji Tanaka
健次 田中
Yasunari Suematsu
康成 末松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Hitachi Seibu Software Co Ltd
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Hitachi Seibu Software Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計作業を容易かつ効率的にするとともに、
視覚的に把握が容易な配管図を作成することのできる配
管設計システムを提供する。 【解決手段】 操作者は、入力手段2により、現地にて
実際に測量した地点(測点)の情報等を入力する。管路
生成手段4は、入力された測点情報、管路生成のための
指示情報等に基づいて管路を生成し、所定の縮小比によ
り表示手段8において表示させる。管配置手段6は、管
路上に直管および異形管を配置し、表示手段8において
表示する。管配置手段6は、各直管および異形管の受け
口を、管路の表示に用いた縮小比よりも小さな縮小比に
て表示する。また、各異形管の長さを、管路の表示に用
いた縮小比よりも小さな縮小比にて表示する。したがっ
て、各直管および異形管の受け口、各異形管の長さは、
正確な縮小比で表示するよりも大きく表示され、視覚的
な確認が容易であつて、設計作業の効率化を図ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は配管の設計システムに関
するものであり、特にその設計効率の向上に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、水道管の配管設計は、現地にて測定した測点の座標
等をもとに、設計者が管路を作図し、当該管路上に水道
管を配置していくものであった。
【0003】水道管には、直管および異形管がある。図
20に示すように、直管Sは、その中心軸XSが直線的
であり、両端の口径が等しい。異形管は、直管以外の管
をいい、たとえば、曲管Cのように中心軸XCが曲線状
のものをいう。また、異形管としては、図21に示すよ
うに、中心軸がT字状のT字管T、中心軸が十字状の十
字管Jや、両端の口径φA、φBが異なる片落ち管Kなど
もある。
【0004】これらのうち、直管Sと曲管Cが最も多く
使用される。直管S、曲管Cともに、他の管と接続する
ための受け口RS、RCを有している。この受け口R
S、RCは、耐震形、標準形など、用途に応じて各種の
ものが用意されている。曲管Cの曲がり角度は、何種類
か規格化されて用意されている。また、直管S、曲管C
ともに、規格化された各種の口径のものが用意されてい
る。設計者は、これらを管路上に適切に配置して配管設
計を行う。
【0005】しかしながら、管路上への直管S、曲管C
等の配置は、設計者の経験に頼るところが多く、設計作
業が容易かつ効率的ではないという問題があつた。
【0006】また、設計時に、直管と曲管を正確な縮尺
で表現すると、図22に示すように、受け口の種類が判
別しにくく、直管に比べ曲管が短いため曲管が判別しに
くかった。このため、設計作業が効率的ではなく、完成
した配管図も視覚的な把握が容易でないという問題点が
あつた。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決し
て、設計作業を容易かつ効率的にすることのできる配管
設計システムを提供することを目的とする。
【0008】また、この発明は、設計作業を容易かつ効
率的にするとともに、視覚的に把握が容易な配管図を作
成することのできる配管設計システムを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1の配管設計システム、請求項7の配管設計方法は、入
力装置からの操作者の入力に基づいて、所定の縮小比に
より、表示装置上に管路を表示し、当該管路上に少なく
とも直管および異形管を配置して設計を行うに際し、各
直管および異形管の受け口を、前記所定の縮小比より大
きく表示し、各異形管の長さを、前記所定の縮小比より
大きく表示し、各直管の長さを、前記所定の縮小比より
小さく表示することを特徴としている。
【0010】したがって、受け口の大きさおよび異形管
の長さを、大きくするようにしているので、これらの部
分の視覚的判別が容易である。
【0011】請求項4の配管設計システム、配管設計プ
ログラムを記録した記録媒体、配管図は、各直管および
異形管の受け口を模式的に表現するとともに、実寸に関
わりなく固定的な大きさで誇大表現し、各異形管の長さ
を、実寸に関わりなく固定的な大きさで誇大表現し、各
直管の長さを、前記所定の縮小比より大きい縮小比によ
って実寸に対応付けて表現することを特徴としている。
したがつて、各直管の長さの違いを視覚的に容易に把
握することができる。
【0012】請求項5の配管設計システム、配管設計プ
ログラムを記録した記録媒体、配管図は、各直管につい
て、定尺管と切管を視覚的に区別できるように表示する
ことを特徴としている。したがつて、容易に、各直管の
長さの違いを視覚的に把握することができる。
【0013】請求項6の配管設計システム、配管設計プ
ログラムを記録した記録媒体は、各直管および異形管の
それぞれに関連づけて、実長さと表示長さの双方を記憶
するようにしたことを特徴としている。したがつて、測
点情報に訂正があった場合などにおいても、迅速に設計
を変更することができる。
【0014】請求項8の配管設計システム、請求項9の
記録媒体に記録された配管設計プログラム、請求項16
の配管設計方法は、測点情報、測点部における使用管情
報、測点間における使用管情報を入力し、測点情報に基
づいて、測点部における管路交角を算出し、測点部にお
ける使用管情報および算出した管路交角に基づいて、測
点部において用いる直管または異形管を決定して配置
し、測点情報に基づいて、測点間の実長を算出し、測点
間における使用管情報および算出した測点間実長に基づ
いて、測点間において用いる定尺直管の本数、実長と切
管の本数、実長を算出して配置することを特徴としてい
る。
【0015】したがって、設計者の経験や勘に頼ること
なく、効率的な配管設計を行うことができる。
【0016】請求項10の記録媒体に記録された配管設
計プログラムは、直管および異形管について、種類ごと
に、単独で使用可能な角度範囲を示した単管許容角度テ
ーブルと、曲管について、種類ごとに、組み合わせて使
用可能な角度範囲を示した複合曲管許容角度テーブルと
を参照して、測点部において用いる直管または異形管を
決定することを特徴としている。
【0017】したがって、迅速に、測点部において用い
る直管または異形管を決定することができる。
【0018】請求項11の記録媒体に記録された配管設
計プログラムは、直管について、種類ごとに、最小切管
長を示した最小切管長テーブルを参照して、測点間にお
いて用いる定尺直管の本数、実長と切管の本数、実長を
算出することを特徴としている。
【0019】したがって、迅速に、測点間において用い
る定尺直管の本数、実長と切管の本数、実長を決定する
ことができる。
【0020】請求項12の記録媒体に記録された配管設
計プログラム、請求項17の配管設計方法は、測点情報
に基づいて、所定の縮小比により管路を生成するととも
に、配置する各直管および異形管の受け口が前記所定の
縮小比より大きく表示されるようにし、配置する各異形
管の長さが前記所定の縮小比より大きく表示されるよう
にし、配置する各直管の長さが前記所定の縮小比より小
さく表示されるようにすることを特徴としている。
【0021】したがつて、受け口の大きさおよび異形管
の長さを、大きくするようにしているので、これらの部
分の視覚的判別が容易である。
【0022】請求項13の配管設計システム、記録媒体
に記録された配管設計プログラムは、各直管および異形
管の受け口を模式的に表現するとともに、実寸に関わり
なく固定的な大きさで誇大表現し、各異形管の長さを、
実寸に関わりなく固定的な大きさで誇大表現し、各直管
の長さを、前記所定の縮小比より大きい縮小比によつて
実寸に対応付けて表現することを特徴としている。した
がつて、各直管の長さの違いを視覚的に容易に把握する
ことができる。
【0023】請求項14の配管設計システム、記録媒体
に記録された配管設計プログラムは、各直管について、
定尺管と切管を視覚的に区別できるように表示すること
を特徴としている。したがつて、各直管の長さの違いを
視覚的にさらに容易に把握することができる。
【0024】請求項15の配管設計システム、記録媒体
に記録された配管設計プログラムは、各直管および異形
管のそれぞれに関連づけて、実長さと表示長さの双方を
記憶するようにしたことを特徴としている。したがっ
て、測点情報に訂正があった場合などにおいても、迅速
に設計を変更することができる。
【0025】この発明において「直管」とは、中心軸が
直線的であり、かつ、両端の口径が等しいような管をい
い、規格化された長さの定尺管、定尺管を切断した切管
を含む概念である。
【0026】「異形管」とは、直管以外の管をいい、中
心軸が直線的ではないような管、および中心軸が直線的
であっても両端の口径が異なるような管をいう。前者と
しては、中心軸が曲線状である曲管、中心軸が十字状で
ある十字管、中心軸がT字状であるT字管が含まれ、後
者としては、両端の口径が異なる片落ち管が含まれる。
【0027】「入力手段」とは、配管設計のために必要
な情報を入力するための手段をいい、マウス等のように
操作者の操作によつて入力されるものだけでなく、FD
ドライブ等のように記録媒体からデータを取り込むため
のものも含む概念である。実施形態では、キーボードま
たはマウス14、FDドライブ24、CD−ROMドラ
イブ22、通信回路16等が該当する。
【0028】「管路生成手段」とは、与えられた情報に
基づいて管路を生成する手段をいい、実施形態において
は、図3のステップS2がこれに対応する。
【0029】「管配置手段」とは、少なくとも管路上に
管を配置する手段をいい、実施形態においては、図3の
ステップS4、S7がこれに対応する。
【0030】「角度算出手段」とは、管路の曲がつた部
分の角度を算出する手段をいい。実施形態では、図8の
ステップS22がこれに対応する。
【0031】「測点部管配置手段」とは、測点部におけ
る管配置手段をいい、実施形態では、図8のステップS
25、S26がこれに対応する。
【0032】「測点間実長算出手段」とは、測点間の実
長を算出する手段をいい、実施形態では、図9のステッ
プS32がこれに対応する。
【0033】「測点間管配置手段」とは、測点管におけ
る管配置手段をいい、実施形態では、図9のステップS
32〜40、図10のステップS51〜S57がこれに
対応する。
【0034】「大きな縮小比」とは、縮小する度合いが
大きいことをいう。したがって、同一の対象を縮小して
表示した場合、縮小比が大きくなるほど、小さく表示さ
れる。
【0035】「プログラムを記録した記録媒体」とは、
プログラムを記録したROM、RAM、フレキシブルデ
ィスク、CD−ROM、メモリカード、ハードディスク
等の記録媒体をいう。CD−ROMやメモリ等のような
形態で記録を行うものだけでなく、通信回線、搬送波等
のように、その状態を変化させながら記録内容を伝達す
るようなものも含む概念である。また、CPUに接続さ
れて、記録されたプログラムが直接的に実行されるハー
ドディスクのような記録媒体だけでなく、一旦ハードデ
ィスク等にインストールした後に実行されるプログラム
を記録したCD−ROM等の記録媒体を含む概念であ
る。さらに、ここでいうプログラムには、直接実行可能
なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧
縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等
を含む。また、プログラムによつて実現される機能は
当該プログフム単独で実現されるものであつてもよく、
他のプログラム(例えばオペレーティングシステム)と
共同して実現されるものであっても良い。
【0036】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の一実施形態によ
る配管設計システムの全体構成を示す。入力手段2は、
操作者からの入力を受けるものである。操作者は、この
入力手段2により、現地にて実際に測量した地点(測
点)の情報等を入力する。管路生成手段4は、入力され
た測点情報、管路生成のための指示情報等に基づいて管
路を生成し、所定の縮小比により表示手段8において表
示させる。
【0037】また、管配置手段6は、操作者の入力した
管配置のための指示にしたがつて、管路上に直管および
異形管を配置し、表示手段8において表示する。操作者
は、表示手段8に表示された管の配置状況を見ながら、
配管設計を完成させる。
【0038】ここで、管配置手段6は、各直管および異
形管の受け口を、管路の表示に用いた縮小比よりも小さ
な縮小比にて表示する。また、各異形管の長さを、管路
の表示に用いた縮小比よりも小さな縮小比にて表示す
る。したがつて、各直管および異形管の受け口、各異形
管の長さは、正確な縮小比で表示するよりも大きく表示
され、視覚的な確認が容易であつて、設計作業の効率化
を図ることができる。さらに、完成した配管図において
も、各直管および異形管の受け口、各異形管の長さが、
正確な縮小比で表示するよりも大きく表示され、視覚的
に容易に確認することができる。
【0039】図2に、図1の配管設計システムをCPU
を用いて実現した場合のハードウェア構成を示す。処理
部であるCPU10には、表示手段である表示装置12
(CRTや液晶表示器等)、入力手段であるキーボード
/マウス14、通信回路16、メモリ18、ハードディ
スク20、CD−ROMドライプ22、フレキシブルデ
ィスク(FD) ドライブ24、印刷装置であるプリン
タ/プロッタ32が接続されている。
【0040】CPU10は、記録装置であるハードディ
スク20に記録された配管設計プログラムにしたがつ
て、各部を制御するものである。この配管設計プログラ
ムは、CD−ROMドライブ22を介して、CD−RO
M26に記録されたプログラムからハードディスク20
にインストールされたものである。なお、FDドライブ
24を介してフレキシブルディスク28からインストー
ルされたものであつてもよく、通信回路16を介してダ
ウンロードされたものであつても良い。
【0041】この実施形態においては、ハードディスク
20に、オペレーティングシステムとしてマイクロソフ
ト社のWindows98(商標)をインストールするようにし
ている。Windows98は、フアィルの管理、表示の制御、
入出力の制御等を行うものである。したがつて、配管設
計プログラムは、その機能をWINDOWS98と共同
して達成している。もちろん、他の実施形態において
は、その機能の一部または全部を配管設計プログラムが
単独で達成するようにしても良い。
【0042】図3に、ハードディスク20に記録された
配管設計プログラムのフローチャートを示す。ここで
は、水道管(ダクタイル管)の配管設計を行う場合を例
にとって説明する。
【0043】まず、CPU10は、操作者によつて、キ
ーボード/マウス14から、水道管の工事を行う現地を
測量したデータ(測点データ)および管路生成の指示入
力があるのを待つ(ステップS1)。かかる入力があれ
ば、CPU10は、所定の縮小率にしたがつて、管路を
生成して表示装置12により表示する(ステップS
2)。
【0044】たとえば、キーボード/マウス14によ
り、図4に示すように、測点IP1、IP2、IP3、
IP4の水平位置(地表面に対して水平な面における位
置)を順に入力すれば、表示装置12上に管路PPが生
成されて表示される。この管路PPは、管路PP12、
PP23、PP34から構成されている。また、CPU
10は、管路PPを、実寸に対して、所定の縮小比率を
保ちて表示するようにしている。なお、実際には、管路
は、水平位置だけでなく垂直位置(地表面に対して垂直
な面における位置)も考慮して設計しなければならない
が、ここでは、説明の簡単化のため、水平位置だけを考
慮して行う。
【0045】次に、CPU10は、操作者によつて、キ
ーボード/マウス14から、測点において用いる異形管
の形と継手の種類(耐震形、一般形等)、口径が入力さ
れるのを待つ。この実施形態では、予め、異形管の継手
の種類に応じて受け口の形態の異なるシンボルをテ―ブ
ルとしてハードディスクに記憶しておき、これを表示し
て、操作者に選択させるようにしている。また、口径に
ついても、口径の一覧を表示して選択させるようにして
いる。これらの入力があると、CPU10は、特定され
た測点上に、入力された種類・口径の異形管を表示す
る。
【0046】特定された測点上で異形管として曲管が指
定された場合、CPU10は、図5に示すように、曲管
C2、C3の受け口RC2、RC3、長さを、所定の縮
小率よりも大きく誇大表現して表示する(ステップS
4)。図において、L1、L2の長さは、正しい縮小率
よりも大きく表現されている。なお、L1、L2は画面
上には表示されず、実寸RL1、RL2が表示される。
【0047】また、受け口の形態によつて、当該曲管の
種類を模式的に表現するようにしている。たとえば、受
け口RC2の部分に2本線が入つた曲管C2は耐震形の
曲管、受け口RC3の部分に線が入つていない曲管C3
は一般形の曲管を示している。
【0048】次に、CPU10は、操作者によつて、キ
ーボード/マウス14から、測点間において用いる直管
の継手の種類(耐震形、一般形、定尺長等)、口径が入
力されるのを待つ(ステップS5)。直管の継手の種類
についても、異形管と同じように、ハードディスク20
に記録された一覧を表示して、操作者に選択させる。入
力があると、対象となる測点間の実寸と使用する直管の
実寸とから、測点間に配置する定尺の直管の本数を演算
する。さらに、定尺の直管を切断して配置する切管の長
さを演算する(ステップS6)。
【0049】CPU10は、このようにして演算した定
尺の直管、切管を、測点間の管路に配置して表示する
(ステップS7)。この際、受け口を誇大表現して表示
する。
【0050】たとえば、測点IP2と測点IP3の距離
が実寸で14mである場合、5mの定尺の直管を指定す
れば、図6に示すように、直管の表示が行われる。すな
わち、5mの定尺の直管が2本と、4mの切管(定尺の
直管を切断したもの)が配置される。
【0051】なお、前述のように、曲管の長さは、所定
の縮小率よりも大きく表示されている。したがつて、曲
管C2と曲管C3との間の表示寸法L3は、実寸を所定
の縮小率で表現した場合よりも小さくなつている。CP
U10は、この表示寸法L3を基準にして、5m、5
m、4mの比率を維持しつつ、それぞれの直管の表示寸
法L231、L232、L233を算出して、表示す
る。なお、画面上には、これら表示寸法は表示されず、
実寸RL231、RL232、RL233が表示され
る。
【0052】また、この実施形態では、切管S233の
表示色を定尺の直管S231、S232の表示色と異な
らせ、視覚的に確認しやすいようにしている。なお、表
示色ではなく、表示濃度、表示模様(ハッチング等)等
によつて、視覚的な区別をするようにしても良い。
【0053】以上のようにして、必要な測点データを全
て入力し、管の種類の指定等を完了すれば(ステップS
8)、配管図の出力を行う(ステツプS9)。配管図
は、図6に示す画面と同じものを、プリンタ/プロッタ
32によつてアウトプットすることによって得られる。
【0054】なお、CPU10は、各直管および異形管
について、その表示上の長さと、実寸の長さとの双方
を、それぞれの直管、異形管に関連付けて属性として記
憶させるようにしている。
【0055】また、この実施形態では、配管図をプリン
ト/プロットアウトして出力するようにしているが、F
Dドライブを介して、フレキシブルディスク30に配管
図のデータを出力するようにしても良い。また、通信回
路16を介して、伝送出力するようにしても良い。
【0056】なお、上記実施形態では、キーボード/マ
ウス14から測点データを入力するようにしたが、フレ
キシブルディスクに記録した測点データをFDドライブ
24を介して読み取るようにしても良い。また、通信回
路16を介して、測点データを受け取るようにしても良
い。
【0057】図7に、他の実施形態による配管設計シス
テムの全体構成を示す。入力手段52は、測点情報、測
点部における使用管情報、測点間における使用管情報を
入力するためのものである。管路生成手段64は、入力
された測点情報に基づいて管路を生成し、表示手段62
に表示する。角度算出手段54は、入力された測点情報
に基づいて、測点部における管路交角を算出する。測点
部管配置手段56は、算出された角度に基づいて、適合
する角度を有する異形管(曲管)または直管を決定す
る。
【0058】角度以外の種類(耐震型であるか通常型で
あるか、口径など)については、入力手段52からの入
力に基づいて決定する。決定した曲管、直管は、測点上
に配置されて、表示される。
【0059】測点間実長算出手段58は、入力された測
点情報に基づいて、管路を形成する測点間の実長を算出
する。測点間管配置手段60は、算出された測点間実長
と、入力された直管の定尺長さとに基づいて、定尺の直
管の使用本数と、切管の長さとを算出し、管路上に配置
して表示する。このようにして、配管図が生成される。
【0060】図7に示す配管設計システムを、CPUを
用いて実現した場合のハードウェア構成は、図2と同様
である。ただし、ハードディスク20に記録される配管
設計プログラムが異なるものとなる。
【0061】図8、図9、図10に、この実施形態にお
ける配管設計プログラムのフローチャートを示す。操作
者は、キーボード/マウス14を用いて、測点情報(水
平距離、水平角度、地盤高、土被り(深さ)等)を入力
する。この際の入力画面を、図11に示す。ここでは、
測点NO0、IP1〜IP8についての入力が行われた
状態が示されている。図において、「管中心高さ」は当
該測点における管の中心高さ、「土被り」はGL(埋設
位置の地表面)から当該管表面までの深さ、「地盤高」
はGLの標高、「水平距離」は水平面に投影した測量点
間距離、「水平角」は水平面に投影した角度である。ま
た、「本管径」は管の口径、「直管形式」「管種」「直管材
質」「異形管形式」「異形管材質」「異形管形状」は管
の種類を示すものである。
【0062】なお、これらの入力は、キーボード/マウ
ス14ではなく、フレキシブルディスク28からCSV
形式等のデータにて読み込むようにしても良い。
【0063】CPU10は、入力された各測点No.
0、IP1〜IP8を順に接続した管路を生成する。さ
らに、入力された水平距離、水平角度、地盤高、土被り
に基づいて、各測点IP1〜IP8における、3次元的
な管路交角(つまり管路の垂直の傾きも考慮した合成
角)を算出する(ステップS23)。なお、この実施形
態では、直線を0度として合成角を決定している(図1
6のθ1、θ2参照)。このようにして算出した合成角
は、図12に示すように、ハードディスク20に記録さ
れる。なお、この実施形態では、最終的な管路交角であ
る「合成角」以外に、「勾配」「傾斜角」等も算出して
記録するようにしている。
【0064】次に、CPU10は、ステップS23にお
いて算出した合成角と、入力された管種、管径に基づい
て、各測点において使用する管の選定を行う(ステップ
S25)。なお、ハードディスク20には、管の選定の
ための情報として、図13、図14に示す単管許容角度
テーブル、複合曲管許容角度テーブルが予めインストー
ルされて記録されている。これらテーブルは、それぞ
れ、管種、管径ごとに分類されて構成されている。CP
U10は、これらテーブルを用いて下記のようにして使
用する管の選定を行う。
【0065】ここでは、管路の曲がり部(IP点)にお
いて使用される曲管の選定例について述べる。
【0066】まず、当該測点において使用する管種、管
径に対応するテーブルの内容を取得する。次に、これら
の中から、算出した合成角が許容角度内に収まつている
ものを選択する。ここで、許容角度とは、その曲管の当
初の角度を基準として、曲管の継手を曲げることによつ
て形成することが可能な角度の範囲をいう。たとえば、
図13の第1行目においては、管径100mm、基準角
度90度の曲管は、87.5度〜92.5度の範囲にて
使用可能であることが示されている。また、図13で
は、25度より小さい角度の場合には、直管または異形
管(曲管を除く)を曲げて用いることが示されている。
【0067】合成角が許容角度内に収まるものが存在し
ない場合には、2つ以上の管を組み合わせて、所望の角
度を得るようにしている。この場合には、図14に示す
合成曲管許容角度テーブルを用いる。たとえば、1行目
では、45度、22.5度、11.25度の曲管を組み
合わせて、78.75度の基準角度を得ている。また、
この場合の許容角度範囲は、76.25度〜81.25
度であることも示されている。CPU10は、1つの管
によつて所望の角度が得られない場合には、図14を参
照して、複数の曲管を合成して所望の角度を得ることの
できる組み合わせを得る。なお、合成角が図13、14
に示す許容角度範囲に該当しないときは、操作者が手動
で配置することもできる。
【0068】上記のようにして管の選定を行つた後、選
定した管を当該測点に配置する(ステップS26)。併
せて、図16に示すように、角度θ1、θ2を表示す
る。この実施形態では、複数の曲管を組み合わせた場合
であつても、1つの曲管として表示するようにしている
が、図18に示すように、複数の曲管をそれぞれの角度
とともに表示するようにしてもよい。
【0069】なお、配置する曲管については、管種ごと
にシンボルがハードディスクに記録されている。このシ
ンボルは、図16に示すように、管路を表示した際の縮
小率よりも大きく表示されるようになつている。つま
り、受け口、長さにおいて誇大表現されたものとなつて
いる。また、受け口の形態によつて、模式的に管種を示
すようにしている。この実施形態では、各曲管に関連づ
けてその属性として、実長と表示長のデータを記録して
いる。
【0070】次に、図9のステップS32において、入
力された水平距離、地盤高、上被りに基づいて、測点間
の実長を算出する。次に、曲管と曲管との間の実長LP
(図16参照)を算出する。なお、この際、ハードディ
スク20に記録された便覧データを参照する。便覧デー
タには、各種類の曲管、直管の寸法が記述されている。
このようにして得た曲管間実長は、ハードディスク20
に記録される。
【0071】次に、入力された管種、管径に基づいて、
当該測点間に配置できる定尺の直管の数を算出する(ス
テップS35)。さらに、余つた長さを、仮の切管の長
さとする(ステップ36)。 CPU10は、ステップ
S37において、仮の切管長が、最小切管長よりも小さ
いかどうかを判断する。ここで、最小切管長とは、定尺
直管を切断して得ることが可能な最も短い切管の長さで
ある。この最小切管長は、管種、管径によつて定まるも
のであり、図15に示すように、あらかじめハードディ
スク20に最小切管長テーブルとしてインストールされ
て記録されている。CPU10は、このテーブルに基づ
いて、最小切管長を取得する。
【0072】仮の切管長が最小切管長よりも大きけれ
ば、仮の切管長をそのまま切管長として用いる。仮の切
管長が最小切管長よりも小さければ、定尺の直管の本数
を1本減らし(ステップS38)、切管を2本にして切
管長を算出する(ステップS39)。
【0073】以上のようにして、測点間の定尺の直管の
数、切管の数および長さを算出し、これをハードディス
ク20に記憶する。
【0074】次に、図10のステップS51において、
ステップS34において算出して記憶しておいた曲管間
実長をハードディスク20から読み出す。さらに、曲管
の表示長に基づいて、曲管間表示長を算出する(ステッ
プS52)。この曲管間表示長は、ハードディスク20
に記録される(ステップS53)。
【0075】続いて、定尺の直管の実長と本数、切管の
実長と本数に基づいて、曲管間表示を比例配分して、切
管の表示長、定尺の直管の表示長を算出する(ステップ
S54、S55)。この切管の表示長、定尺の直管の表
示長は、ハードディスク20に記録される(ステップS
56)。さらに、CPU10は、図17に示すように、
算出した表示長に基づいて定尺の直管、切管を管路上に
配置する(ステップS57)。この際、切管は定尺の直
管と異なる色等によつて表示し、視覚的に容易に区別で
きるようにしている。
【0076】設計が完了すれば、図17に示す画面表示
と同様のものを、配管図としてプリンタ/プロッタ32
からアウトプットする。この配管図においても、切管を
定尺の直管と異なる色等によつて表示し、視覚的に容易
に区別できるようにすることが好ましい。
【0077】なお、この実施形態では、図19に示すよ
うに、それぞれの直管および異形管に対応付けて、表示
寸法と実際寸法の双方をハードディスク20に記録する
ようにしている。
【0078】この実施形態では、図1と同じように、受
け口、曲管の長さについて誇大表現を行うようにしてい
るが、その他の表現方法、たとえば縮尺通りの正確な表
現方法を用いるようにしてもよい。
【0079】上記実施形態では、曲管について、受け口
や長さを誇大表現しているが、T字管、十字管、片落ち
管等の他の異形管についても、同様に受け口や長さを誇
大表現して適用することができる。また、受け口および
長さの双方を誇大表現せずに、何れか一方のみを誇大表
現するようにしてもよい。
【0080】上記実施形態では、水道管(上水道、下水
道、工業用水道、農業用水道)について説明したが、ガ
ス配管、プラント配管、工場やビル内のダクト配管等に
も同様に適用することがきる。
【0081】また、上記各実施形態では、CPUを用い
て各機能を実現しているが、その一部または全部をハー
ドウェアロジックによつて実現するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による配管設計システム
の全体構成を示す図である。
【図2】図1の配管設計システムをCPUを用いて実現
した場合のハードウェア構成を示す図である
【図3】配管設計プログラムのフローチャートである。
【図4】配管設計において、管路を表示した状態を示す
図である。
【図5】配管設計において、測点に曲管を配置した状態
を示す図である。
【図6】配管設計において、測点間に直管を配置した状
態を示す図である。
【図7】他の実施形態による配管設計システムの全体構
成を示す図である
【図8】配管設計プログラム中の、測点部における管の
配置を示すフローチャートである。
【図9】配管設計プログラム中の、測点間における定尺
の直管、切直管の数および長さの算出を示すフローチャ
ートであ
【図10】配管設計プログラム中の、測点間における表
示長の算出を示すフローチャートである。
【図11】測点情報の入力画面を示す図である。
【図12】測点における角度の計算結果を記録するテー
ブルを示す図である。
【図13】単管許容角度テーブルを示す図である。
【図14】複合曲管許容角度テーブルを示す図である。
【図15】最小切管長テーブルを示す図である。
【図16】管路設計中の表示画面を示す図である。
【図17】管路設計完了時の表示画面を示す図である。
【図18】複合曲管の表示方法を示す図である。
【図19】管に対応付けて記録された表示寸法と実際寸
法を示す図である。
【図20】実際の直管と曲管を示す図である。
【図21】曲管以外の異形管の例を示す図である。
【図22】従来の配管図を示す図である。
【符号の説明】
2・・・入力手段 4・・・管路生成手段 6・・・管配置手段 8・・・表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 泰司 大阪府大阪市中央区内本町2丁目4番16号 日立西部ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 石田 毅 大阪府大阪市中央区内本町2丁目4番16号 日立西部ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 田中 健次 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会社栗本鐵工所内 (72)発明者 末松 康成 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会社栗本鐵工所内 Fターム(参考) 5B046 AA01 BA05 BA10 DA02 FA04

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも直管と異形管を組み合わせて構
    成される配管の設計を支援するシステムであつて、 操作者からの入力を受け付ける入力手段と、 表示を行う表示手段と、 操作者の入力に基づいて、所定の縮小比により、表示手
    段上に管路を生成する管路生成手段と、 操作者の入力に基づいて、前記管路上に少なくとも直管
    および異形管を配置する管配置手段と、を備え、 前記管配置手段が、配置する各直管および異形管の受け
    口を、前記所定の縮小比より大きく表示されるように
    し、 配置する各異形管の長さが、前記所定の縮小比より大き
    く表示されるようにし、 配置する各直管の長さが、前記所定の縮小比より小さく
    表示されるようにすることを特徴とする配管設計システ
    ム。
  2. 【請求項2】入力装置と表示装置を有するコンピュータ
    に、少なくとも直管と異形管を組み合わせて構成される
    配管の設計支援を行わせるためのプログラムを記録した
    記録媒体であつて、 入力装置からの操作者の入力に基づいて、所定の縮小比
    により、表示装置上に管路を表示し、当該管路上に少な
    くとも直管および異形管を配置することによつて配管設
    計の支援を行うに際して、 各直管および異形管の受け口を、前記所定の縮小比より
    大きく表示し、各異形管の長さを、前記所定の縮小比よ
    り大きく表示し、各直管の長さを、前記所定の縮小比よ
    り小さく表示する処理をコンピュータに行わせるための
    配管設計プログラムを記録した記録媒体。
  3. 【請求項3】少なくとも直管と異形管を組み合わせて構
    成される配管の配管図であって、 各直管および異形管の受け口を、前記所定の縮小比より
    大きく表示し、 各異形管の長さを、前記所定の縮小比より大きく表示
    し、 各直管の長さを、前記所定の縮小比より小さく表示した
    ことを特徴とする配管の配管図。
  4. 【請求項4】請求項1のシステム、請求項2の記録媒体
    または請求項3の配管図において、 各直管および異形管の受け口を模式的に表現するととも
    に、実寸に関わりなく固定的な大きさで誇大表現し、 各異形管の長さを、実寸に関わりなく固定的な大ききで
    誇大表現し、 各直管の長さを、前記所定の縮小比より大きい縮小比に
    よつて実寸に対応付けて表現することを特徴とするシス
    テム、記録媒体または配管図。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかのシステム、記録
    媒体または配管図において、 各直管について、定尺管と切管を視覚的に区別できるよ
    うに表示することを特徴とするシステムまたは配管図。
  6. 【請求項6】請求項1、2、4、5のいずれかのシステ
    ムまたは記録媒体において、 各直管および異形管のそれぞれに関連づけて、実長さと
    表示長さの双方を記憶するようにしたことを特徴とする
    システムまたは記録媒体。
  7. 【請求項7】入力装置と表示装置を有するコンピュータ
    を用いて、少なくとも直管と異形管を組み合わせて構成
    される配管の設計を行う方法であつて、 入力装置からの操作者の入力に基づいて、所定の縮小比
    により、表示装置上に管路を表示し、当該管路上に少な
    くとも直管および異形管を配置して設計を行うに際し、 各直管および異形管の受け口を、前記所定の縮小比より
    大きく表示し、各異形管の長さを、前記所定の縮小比よ
    り大きく表示し、各直管の長さを、前記所定の縮小比よ
    り小さく表示することを特徴とする配管設計方法。
  8. 【請求項8】管路の配管設計を行うシステムであって、 測点情報、測点部における使用管情報、測点間における
    使用管情報を入力するための入力手段と、 測点情報に基づいて、測点部における管路交角を算出す
    る角度算出手段と、 測点部における使用管情報および算出した管路交角に基
    づいて、測点部において用いる直管または異形管を決定
    して配置する測点部管配置手段、 測点情報に基づいて、測点間の実長を算出する測点間実
    長算出手段と、 測点間における使用管情報および算出した測点間実長に
    基づいて、測点間において用いる定尺直管の本数、実長
    と切管の本数、実長を算出して配置する測点間管配置手
    段と、 少なくとも配管結果を表示する表示手段と、 を備えた配管設計システム.
  9. 【請求項9】コンピュータに配管の設計を行わせるため
    のプログラムを記録した記録媒体であって、 与えられた測点情報に基づいて、測点部における管路交
    角を算出し、 与えられた測点部における使用管情報および算出した管
    路交角に基づいて、 測点部において用いる直管または異形管を決定して配置
    し、 与えられた測点情報に基づいて、測点間の実長を算出
    し、 与えられた測点間における使用管情報および算出した測
    点間実長に基づいて、測点間において用いる定尺直管の
    本数、実長と切管の本数、実長を算出して配置し、 少なくとも配管結果を表示する処理をコンピュータに行
    わせるための配管設計プログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】請求項9の配管設計プログラムを記録し
    た記録媒体において、 直管および異形管について、種類ごとに、単独で使用可
    能な角度範囲を示した単管許容角度テーブルと、曲管に
    ついて、種類ごとに、組み合わせて使用可能な角度範囲
    を示した複合曲管許容角度テーブルとを参照して、測点
    部において用いる直管または異形管を決定することを特
    徴とする記録媒体。
  11. 【請求項11】請求項9または10の配管設計プログラ
    ムを記録した記録媒体において、 直管について、種類ごとに、最小切管長を示した最小切
    管長テーブルを参照して、測点間において用いる定尺直
    管の本数、実長と切管の本数、実長を算出することを特
    徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】請求項9〜11のいずれかの配管設計プ
    ログラムを記録した記録媒体において、 測点情報に基づいて、所定の縮小比により管路を生成す
    るとともに、 配置する各直管および異形管の受け口が前記所定の縮小
    比より大きく表示されるようにし、配置する各異形管の
    長さが前記所定の縮小比より大きく表示されるように
    し、配置する各直管の長さが前記所定の縮小比より小さ
    く表示されるようにすることを特徴とする記録媒体。
  13. 【請求項13】請求項8〜12のいずれかのシステムま
    たは記録媒体において、 各直管および異形管の受け口を模式的に表現するととも
    に、実寸に関わりなく固定的な大きさで誇大表現し、 各異形管の長さを、実寸に関わりなく固定的な大きさで
    誇大表現し、 各直管の長さを、前記所定の縮小比より大きい縮小比に
    よって実寸に対応付けて表現することを特徴とするシス
    テムまたは記録媒体。
  14. 【請求項14】請求項13のシステムまたは記録媒体に
    おいて、 各直管について、定尺管と切管を視覚的に区別できるよ
    うに表示することを特徴とするシステムまたは記録媒
    体。
  15. 【請求項15】請求項13、14のいずれかのシステム
    または記録媒体において、 各直管および異形管のそれぞれに関連づけて、実長さと
    表示長さの双方を記憶するようにしたことを特徴とする
    システムまたは記録媒体。
  16. 【請求項16】コンピュータを用いて管路の配管設計を
    行う方法であって、 測点情報、測点部における使用管情報、測点間における
    使用管情報を入力し、 測点情報に基づいて、測点部における管路交角を算出
    し、 測点部における使用管情報および算出した管路交角に基
    づいて、測点部において用いる直管または異形管を決定
    して配置し、 測点情報に基づいて、測点間の実長を算出し、 測点間における使用管情報および算出した測点間実長に
    基づいて、測点間において用いる定尺直管の本数、実長
    と切直管の本数、実長を算出して配置することを特徴と
    する配管設計方法。
  17. 【請求項17】請求項16の配管設計方法において、 測点情報に基づいて、所定の縮小比により管路を生成す
    るとともに、 配置する各直管および異形管の受け口が前記所定の縮小
    比より大きく表示されるようにし、配置する各異形管の
    長さが前記所定の縮小比より大きく表示されるように
    し、配置する各直管の長さが前記所定の縮小比より小さ
    く表示されるようにすることを特徴とする配管設計方
    法。
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