JP2000264770A - シードワイヤ評価方法およびその装置 - Google Patents

シードワイヤ評価方法およびその装置

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JP2000264770A
JP2000264770A JP11075153A JP7515399A JP2000264770A JP 2000264770 A JP2000264770 A JP 2000264770A JP 11075153 A JP11075153 A JP 11075153A JP 7515399 A JP7515399 A JP 7515399A JP 2000264770 A JP2000264770 A JP 2000264770A
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rotation
wire
seed
speed
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JP11075153A
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English (en)
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Shinji Tsuzuki
真治 都築
Tetsuya Endo
哲哉 遠藤
Hiroyuki Miura
博幸 三浦
Shinsuke Kondo
慎介 近藤
Yasuyuki Iwata
康幸 岩田
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Coorstek KK
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Toshiba Ceramics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 使用するシードワイヤが使用に適したもので
あるか否かを操業前に簡単かつ正確に評価できるシード
ワイヤ評価方法とその装置を提供すること。 【解決手段】 実際の半導体インゴットと同一形状・同
一重さからなるダミーインゴット6を吊り下げられたシ
ードワイヤ2を回転駆動するサーボモータ4の回転速度
をモータ速度検出器9により検出する。シードワイヤ2
の上端部の回転ならびにシードワイヤ2の下端部の回転
を検出する第1,第2の回転センサの検出出力からシー
ドワイヤの上端部の回転速度と回転位置を検出する1
4。上記情報が得られる回転速度特性と回転位相差特性
をみれば、シードワイヤ2の上端部と下端部の回転ム
ラ、回転捩じれ、回転遅れを知ることができ、これらの
状況から当該シードワイヤ2がその単結晶引上装置に適
しているか否かを簡単かつ正確に評価することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CZ(チョクラル
スキー)式半導体単結晶引上装置のためのシードワイヤ
の評価方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CZ式半導体単結晶引上装置、例えば、
CZ式シリコン単結晶引上装置におけるシリコン単結晶
の育成は、シードワイヤの先端に取り付けた種結晶をる
つぼ内の多結晶シリコンの融液中に浸し、シードワイヤ
をゆっくりと回転させながら所定の速度で引き上げてい
くことにより、種結晶の先端から単結晶を成長させてい
くものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記種結晶
の先端から成長していくシリコンインゴットの径や断面
形状を単結晶の各引き上げ工程(ネック工程、クラウン
工程、ボディ工程およびテール工程)において正確に制
御して高品質の単結晶を製造するには、回転するシード
ワイヤのワイヤ軸芯とるつぼの回転中心とが常に正確に
一致している必要があり、このような正確な制御を実現
するためには、シリコンインゴットを引き上げていくシ
ードワイヤの特性も極めて重要なファクターとなる。し
かしながら、従来、シードワイヤについてその特性を客
観的かつ具体的に求めてその適否を正確に評価する方法
がなかった。このため、従来においては、その単結晶引
上装置のシードワイヤとして適しているかどうかの判定
は、実際に単結晶を引き上げてみるまでは確認すること
ができなかった。
【0004】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、使用するシードワイヤがそのCZ式半導体
単結晶引上装置に適したものであるか否かを操業前に簡
単かつ正確に評価することができるシードワイヤ評価方
法とその装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、上記目的
を達成するため、評価対象とするシードワイヤをCZ式
半導体単結晶引上装置のプルヘッド部に取り付けるとと
もに、該シードワイヤの先端に実際の半導体インゴット
とほぼ同一の形状および重さからなるダミーインゴット
を吊り下げ、該状態でシードワイヤをCZ式半導体単結
晶引上装置のワイヤ回転機構部のモータによって回転駆
動しながら、該モータの回転速度と、回転するシードワ
イヤの上下両端部の回転速度および回転位置をそれぞれ
検出し、該検出されるモータの回転速度とシードワイヤ
の上下両端部の回転速度および回転位置情報とからシー
ドワイヤの上下両端部の回転速度特性と回転位相差特性
を作成し、該得られた回転速度特性と回転位相差特性か
らシードワイヤの適否を評価するようにしたものであ
る。
【0006】また、本発明装置は、上記目的を達成する
ため、実際の半導体インゴットとほぼ同一の形状および
重さからなるダミーインゴットを吊り下げたシードワイ
ヤを回転駆動するワイヤ回転機構部のモータの回転速度
を検出するモータ速度検出手段と、シードワイヤの上端
部の回転を検出する第1の回転検出手段と、シードワイ
ヤの下端部の回転を検出する第2の回転検出手段と、前
記第1および第2の回転検出手段の検出出力からシード
ワイヤの上端部の回転速度と回転位置を検出するワイヤ
回転速度・位置検出手段と、前記モータ速度検出手段で
得られるモータ回転速度情報と、前記ワイヤ回転速度・
位置検出手段で得られたシードワイヤの上下端部の回転
速度および回転位置情報とを用いてシードワイヤの上下
端部の回転速度特性と回転位相差特性を得るデータ収集
手段と、該データ収集手段で得られたシードワイヤの上
下端部の回転速度特性と回転位相差特性を所定の方法な
らびに形式で表示する表示手段とから構成したものであ
る。なお、前記ダミーインゴットは全体を複数個の小ブ
ロックに分割した組立式とすることが望ましい。
【0007】上記のような構成とした場合、使用するシ
ードワイヤの上下端部の回転速度特性と回転位相差特性
を簡単に得ることができ、この回転速度特性と回転位相
差特性を見ることによって、シードワイヤの回転ムラ、
回転捩じれ、回転遅れなどを知ることができ、これらか
ら当該シードワイヤがその単結晶引上装置に適している
か否かを簡単かつ正確に評価することができる。
【0008】また、分割組立式のダミーインゴットを用
いた場合には、単結晶の各引き上げ工程(ネック工程、
クラウン工程、ボディ工程およびテール工程)毎にシー
ドワイヤの上下端部の回転速度特性と回転位相差特性を
得ることができ、より正確にシードワイヤの適否を判定
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明になるシード
ワイヤ評価装置の一実施の形態を示すブロック図であ
る。図中、1はシリコンCZ式半導体単結晶引上装置の
プルヘッド部であって、シードワイヤ2はこのプルヘッ
ド部1の回転駆動軸筒1b内を通ってプルヘッド部1の
ワイヤ引上機構(図示せず)に繋がれ、所定の速度でゆ
っくりと引き上げられていくとともに、サーボドライバ
3、サーボモータ4およびロータリーエンコーダ5から
構成されるワイヤ回転機構部によってプルヘッド部1を
回転駆動させ、シードワイヤ2を所定の速度でゆっくり
と回転させるように構成されている。
【0010】前記シードワイヤ2の先端には、実際に製
造するシリコンインゴットとほぼ同一形状ならびに同一
重さからなる、例えばアルミニウム製のダミーインゴッ
ト6が吊り下げられる。この場合、アルミニウムはシリ
コンより比重が大きいため、その体積は実際のシリコン
インゴットより小さくなるが、特に問題はない。そし
て、プルヘッド部1の回転駆動軸筒1bの下端部には、
シードワイヤ2の上端部の回転速度を検出する第1の回
転センサ(第1の回転検出手段)7及び、上端部の1回
転を検出する第1の1回転検出センサ20が取り付けら
れているとともに、シードワイヤ2の下端部には、シー
ドワイヤ2の下端部の回転速度を検出する第2の回転セ
ンサ(第2の回転検出手段)8及び、下端部の1回転を
検出する第2の1回転検出センサ21が取り付けられて
いる。これら第1および第2の回転センサ7,8として
は、電磁式回転検出器や光電式回転検出器などの非接触
式の回転センサが用いられ、例えば、シードワイヤ2の
1回転360度につき1800パルス、すなわち、シー
ドワイヤ2が0.2度回転する毎にA相、B相パルスを
各1個づつ出力するようになっている。
【0011】サーボドライバ3には、ロータリーエンコ
ーダ5の出力するパルス信号をカウントして単位時間当
たりのパルス数からその時のサーボモータ4の回転速度
(rpm)を求め、これをアナログ電圧信号に変換して
出力するモータ速度検出器(モータ速度検出手段)9が
接続されている。
【0012】また、第1の回転センサ7には、シードワ
イヤ2が0.2度回転する度に出力するパルス信号をカ
ウントして単位時間当たりのカウント数からその時のシ
ードワイヤ2の上端部の回転速度(rpm)を求め、こ
れをアナログ電圧信号に変換して出力するパルスアナロ
グ変換器10と、回転センサ7の出力するパルス信号を
積算カウントしてその値をシードワイヤ2の上端部の回
転位置情報に変換し、これをアナログ電圧信号に変換し
て出力するとともに、第1の1回転検出センサ20が1
回転を検知した時点で積算カウント値を0にリセットす
るパルス積算アナログ変換器11が接続されている。
【0013】また、第2の回転センサ8には、前記第1
の回転センサ7と同様に、回転センサ8の出力するパル
ス信号をカウントして単位時間当たりのカウント数から
その時のシードワイヤ2の下端部の回転速度(rpm)
を求め、これをアナログ電圧信号に変換して出力するパ
ルスアナログ変換器12と、回転センサ8の出力するパ
ルス信号を積算カウントしてその値をシードワイヤ下端
部の回転位置情報に変換し、これをアナログ電圧信号に
変換して出力するとともに、第2の1回転検出センサ2
1が1回転を検知した時点で積算カウント値を0にリセ
ットするパルス積算アナログ変換器13が接続されてい
る。
【0014】前記したパルスアナログ変換器10,12
と、パルス積算アナログ変換器11、13は、いわゆる
ワイヤ回転速度・位置検出手段14を構成している。
【0015】データ収集部(データ収集手段)15は、
パーソナルコンピュータなどで構成された演算処理装置
であって、前記モータ速度検出器9から送られてくるモ
ータ4の回転速度信号、パルスアナログ変換器10、1
2から送られてくるシードワイヤ2の上下端部の回転速
度信号およびパルス積算アナログ変換器11、13から
送られてくるシードワイヤ2の上下端部の回転位置信号
をデジタルデータに変換して収集し、これら収集したデ
ータを基に図2(a)に示すようなシードワイヤ上下端
部の回転速度特性と図2(b)に示すようなシードワイ
ヤ上下端部の回転位相差特性を求めるものである。
【0016】また、表示部16は、プリンタやモニタな
どからなる表示手段であって、前記データ収集部15で
得られたシードワイヤ上下端部の回転速度特性や回転位
相差特性を、図2(a)(b)に示すような線グラフや
データ表として印刷し、あるいは画面表示するものであ
る。そして、この表示部16で印刷され、あるいは画面
表示された図2(a)(b)に示すようなシードワイヤ
上下端部の回転速度特性と回転位相特性を見ることによ
って、当該評価対象とするシードワイヤ2がその単結晶
引上装置に適したものであるか否かを判定するようにし
たものである。
【0017】次に、上記構成からなるシードワイヤ評価
装置の動作を説明する。まず、評価対象とするシードワ
イヤ2をプルヘッド部1の回転駆動軸筒1b内を通して
プルヘッド部1のワイヤ引上機構(図示せず)に接続す
るとともに、シードワイヤ2の先端に、実際の半導体イ
ンゴットと同一形状ならびに同一重さからなるダミーイ
ンゴット6を吊り下げる。
【0018】次いで、サーボドライバ3によってサーボ
モータ4を制御し、プルヘッド部1を所定の回転速度で
ゆっくりと回転を開始させる。さらに、必要な場合は同
時に、図示を略したワイヤ引上機構によってプルヘッド
部1を所定の速度でゆっくりと引き上げていく。これに
よって、プルヘッド部1に繋がれたシードワイヤ2は所
定の速度でゆっくりと回転し、必要に応じて引き上げら
れていく。
【0019】上記のようにしてシードワイヤ2の回転ま
たはさらに引き上げが開始されると、サーボモータ4の
回転速度は、ロータリーエンコーダ5によって検出され
る。そして、モータ速度検出器9は、このロータリーエ
ンコーダ5の出力するパルス信号をサーボドライバ3を
経由して受け取ってカウントし、単位時間当たりのパル
ス数からその時のモータ4の回転速度(rpm)を求
め、これをアナログ電圧信号に変換してデータ収集部1
5に送る。
【0020】一方、第1の回転センサ7は、シードワイ
ヤ2の上端部が0.2度回転する毎にA相、B相パルス
を各1個づつ出力し、パルスアナログ変換器10とパル
ス積算アナログ変換器12に送る。パルスアナログ変換
器10は、回転センサ7の出力するパルス信号をカウン
トし、単位時間当たりのカウント数からその時のシード
ワイヤ2の上端部の回転速度(rpm)を求め、これを
アナログ電圧信号に変換してデータ収集部15に送る。
さらに、パルス積算アナログ変換器11は、回転センサ
8の出力するパルス信号を積算カウントし、その積算カ
ウント値をシードワイヤ2の上端部の回転位置信号に変
換し、これをアナログ電圧信号に変換してデータ収集部
15に送るとともに、第1の1回転検出センサ20が1
回転を検知した時点でシードワイヤ2が1回転したもの
として積算カウント値を0にリセットする。
【0021】また、第2の回転センサ8は、シードワイ
ヤ2の下端部が0.2度回転する毎にA相、B相パルス
を各1個づつ出力し、パルスアナログ変換器12とパル
ス積算アナログ変換器13に送る。パルスアナログ変換
器12は、回転センサ8の出力するパルス信号をカウン
トし、単位時間当たりのカウント数からその時のシード
ワイヤ2の下端部の回転速度(rpm)を求め、これを
アナログ電圧信号に変換してデータ収集部15に送る。
さらに、パルス積算アナログ変換器13は、回転センサ
9の出力するパルス信号を積算カウントし、その積算カ
ウント値をシードワイヤ2の下端部の回転位置信号に変
換し、これをアナログ電圧信号に変換してデータ収集部
15に送るとともに、第2の1回転検出センサ21が1
回転を検知した時点でシードワイヤ2が1回転したもの
として積算カウント値を0にリセットする。
【0022】データ収集部15は、モータ速度検出器9
から送られてくるモータ4の回転速度(rpm)を示す
アナログ電圧信号と、パルスアナログ変換器10から送
られてくるシードワイヤ2の上端部の回転速度(rp
m)を示すアナログ電圧信号と、パルスアナログ変換器
12から送られてくるシードワイヤ2の下端部の回転速
度(rpm)を示すアナログ電圧信号とから、図2
(a)に示すようなシードワイヤ2の上下端部の回転速
度特性を作成し、表示部16に送る。また、パルス積算
アナログ変換器11から送られてくるシードワイヤ2の
上端部の回転位置を示すアナログ電圧信号と、パルス積
算アナログ変換器13から送られてくるシードワイヤ2
の下端部の回転位置を示すアナログ電圧信号とから、図
2(b)に示すようなシードワイヤ2の上下端部の回転
位相差特性を作成し、表示部16に送る。
【0023】表示部16は、データ収集部15で作成さ
れた前記シードワイヤ2の上下端部の回転速度特性(図
2(a))と回転位相差特性(図2(b))を記録紙に
ハードコピーし、あるいはモニタ画面などに表示する。
【0024】上記のようにして得られた図2(a)
(b)に示すような回転速度特性と回転位相差特性をみ
れば、シードワイヤ2の上端部と下端部の回転ムラ、回
転捩じれ、回転遅れを知ることができ、これらの状況か
ら当該シードワイヤ2がその単結晶引上装置に適してい
るか否かを簡単かつ正確に評価することができる。この
適・不適の評価基準としては、例えば、シードワイヤ2
の上下端部の回転速度の変動(回転ムラ)が小さく、上
下端部の回転捩じれや回転遅れが小さな場合に、当該シ
ードワイヤ2はその単結晶引上装置に適したシードワイ
ヤであると判定すればよい。
【0025】なお、上記実施の形態では、ダミーインゴ
ット6の全体を分割不可能に一体に構成したが、例え
ば、図3および図4に示すように、インゴット6の全体
を複数個の小ブロック61 〜6n に分割し、これら小ブ
ロック61 〜6n をネジ部17によって連結して組付け
るように構成してもよい。
【0026】このような分割組立式のダミーインゴット
6を用いた場合には、小ブロック61 〜6n を順次結合
していくことにより、単結晶の各引き上げ工程(ネック
工程、クラウン工程、ボディ工程およびテール工程)毎
にシードワイヤの上下端部の回転速度特性と回転位相特
性を得ることができ、より正確にシードワイヤ2の適否
を判定することができる。なお、各小ブロック61 〜6
n の外周面にそれぞれ穿たれた2つの小穴18は、組立
時に小ブロックを回してねじ込むためのハンドル19を
差し込む穴である。
【0027】また、前記実施の形態では、ダミーインゴ
ット6をアルミニウムで作成した場合を例示したが、シ
リコンを用いて作成してもよいし、また、シリコンに比
重が近ければ、合成樹脂などの他の材料を用いて作成す
ることができるものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法と装置
によれば、使用するシードワイヤがそのCZ式半導体単
結晶引上装置に適したものであるか否かを操業前に簡単
かつ正確に評価することができ、より高品質の半導体単
結晶を製造することが可能となる。
【0029】また、分割組立式のダミーインゴットを用
いた場合には、単結晶の各引き上げ工程(ネック工程、
クラウン工程、ボディ工程およびテール工程)毎にシー
ドワイヤの上下端部の回転速度特性と回転位相差特性を
得ることができ、より正確にシードワイヤの適否を判定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるシードワイヤ評価装置の一実施の
形態を示すブロック図である。
【図2】(a)はシードワイヤ評価装置によって得られ
たシードワイヤ上下端部の回転速度特性図、(b)シー
ドワイヤ評価装置によって得られたシードワイヤ上下端
部の回転位相差特性図である。
【図3】分割組立式のダミーインゴットの構造例を示す
縦断面図である。
【図4】図3中のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 プルヘッド部 1b 回転駆動軸筒 2 シードワイヤ 3 サーボドライバ 4 サーボモータ 5 ロータリーエンコーダ 6 ダミーインゴット 61 〜6n ダミーインゴットの小ブロック 7 第1の回転センサ 8 第2の回転センサ 9 モータ速度検出器 10 パルスアナログ変換器 11 パルス積算アナログ変換器 12 パルスアナログ変換器 13 パルス積算アナログ変換器 14 ワイヤ回転速度・位置検出手段 15 データ収集部 16 表示部 17 ネジ部 18 小穴 19 ハンドル 20 第1の1回転検出センサ 21 第2の1回転検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 博幸 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内 (72)発明者 近藤 慎介 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内 (72)発明者 岩田 康幸 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内 Fターム(参考) 4G077 AA02 BA04 EG12 EG28 EH10 PA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プルヘッド部に繋がれたシードワイヤを
    所定の回転速度で回転させながら所定の速度で引き上げ
    ていくようにしたCZ式半導体単結晶引上装置のための
    シードワイヤの評価方法であって、 評価対象とするシードワイヤをCZ式半導体単結晶引上
    装置のプルヘッド部に取り付けるとともに、該シードワ
    イヤの先端に実際の半導体インゴットとほぼ同一の形状
    および重さからなるダミーインゴットを吊り下げ、 該状態でシードワイヤをCZ式半導体単結晶引上装置の
    ワイヤ回転機構部のモータによって回転駆動しながら、
    該モータの回転速度と、回転するシードワイヤの上下両
    端部の回転速度および回転位置をそれぞれ検出し、 該検出されるモータの回転速度とシードワイヤの上下両
    端部の回転速度および回転位置情報とからシードワイヤ
    の上下両端部の回転速度特性と回転位相差特性を作成
    し、該得られた回転速度特性と回転位相差特性からシー
    ドワイヤの適否を評価することを特徴とするシードワイ
    ヤ評価方法。
  2. 【請求項2】 プルヘッド部に繋がれたシードワイヤを
    所定の回転速度で回転させながら所定の速度で引き上げ
    ていくようにしたCZ式半導体単結晶引上装置のための
    シードワイヤの評価装置であって、 実際の半導体インゴットとほぼ同一の形状および重さか
    らなるダミーインゴットを吊り下げたシードワイヤを回
    転駆動するワイヤ回転機構部のモータの回転速度を検出
    するモータ速度検出手段と、 シードワイヤの上端部の回転を検出する第1の回転検出
    手段と、 シードワイヤの下端部の回転を検出する第2の回転検出
    手段と、 前記第1および第2の回転検出手段の検出出力からシー
    ドワイヤの上端部の回転速度と回転位置を検出するワイ
    ヤ回転速度・位置検出手段と、 前記モータ速度検出手段で得られるモータ回転速度情報
    と、前記ワイヤ回転速度・位置検出手段で得られたシー
    ドワイヤの上下端部の回転速度および回転位置情報とを
    用いてシードワイヤの上下端部の回転速度特性と回転位
    相差特性を得るデータ収集手段と、 該データ収集手段で得られたシードワイヤの上下端部の
    回転速度特性と回転位相差特性を所定の方法ならびに形
    式で表示する表示手段とを備えたこと、 を特徴とするシードワイヤ評価装置。
  3. 【請求項3】 前記ダミーインゴットが全体を複数個の
    小ブロックに分割された組立式になることを特徴とする
    請求項2に記載されたシードワイヤ評価装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005225741A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Kashiwara Machine Mfg Co Ltd 単結晶製造装置
KR100884921B1 (ko) 2007-10-30 2009-02-20 현빈테크 주식회사 단결정 실리콘 잉곳 제조장치의 단결정 시드 견인용 와이어측정장치
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