JP2000262068A - 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路 - Google Patents
電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路Info
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Abstract
ング素子を直列接続して構成する場合、各素子のターン
オフタイミング差による電圧アンバランスによる過電圧
印加を抑制し、素子破壊を防止する。 【解決手段】各アームが2つのスイッチング素子の直列
接続からなる場合、例えば上アームで早くターンオンし
た方のスイッチング素子Q1だけに電圧が印加されるの
で、ゲート駆動回路GDU1によりQ1が過電圧となっ
たことが検出されたら、素子Q1を再オンさせること
で、上記課題の解決を図る。
Description
おける電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路、特に電
力変換回路を高電圧化するために各アームに電圧駆動型
半導体素子を直列接続して構成された電力変換装置にお
ける、電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路に関す
る。
ために、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジス
タ)を各アームに直列接続した場合の従来例で、IGB
Tを直列接続したインバータ1相分の回路を示す。
Q2(上アーム)とQ3,Q4(上アーム)、直流電源
Ed、スナバコンデンサCs1,Cs2、スナバダイオ
ードDs1,Ds2、スナバ抵抗Rs1,Rs2、およ
び各IGBT対応の充放電スナバ回路(RCDスナバ回
路)などから構成される。
駆動回路で、具体的には例えば図9に示すように、IG
BTをオン,オフさせるためのトランジスタTR1,T
R2およびインターフェイス回路IFなどから構成され
る。
10はQ1がターンオフしてから、時間Δt時間だけ遅
れてQ2がターンオフ動作を開始した場合を示してい
る。すなわち、IGBTを直列接続して運転する場合、
図10に示すように、素子特性のばらつき等により、I
GBTのターンオフタイミングに違いが生じると、各I
GBTの電圧分担にアンバランスが発生する。これは、
Q1が早くオフしてしまうと、Q2はオンしているため
に、Q1だけに電圧が印加されてしまうためである。こ
のようなわけで電圧アンバランスが発生するが、その対
策として、各IGBT対応に充放電スナバ回路(図8で
はRCDスナバ回路)を付加することによって、Q1
(先にオフしたIGBT)の電圧変化率(dv/dt)
を低減させ、Q2(遅れてオフするIGBT)がオフす
るまでの期間(Δt)にQ1に印加される電圧を抑制す
る。
て用いる場合、上述のように、各IGBTに充放電スナ
バ回路を付加することにより、ターンオフタイミングが
ずれた場合の電圧アンバランスによる過電圧印加やそれ
による素子破壊を防ぐことができるが、許容し得る時間
差を増加させようとすると、付加するスナバのコンデン
サ容量を大きくしなければならず、そうすると発生損失
が増大するために抵抗Rの形状が大きくなり、装置自体
も大きくなるなどの問題がある。したがって、この発明
の課題はスナバ回路のコンデンサ容量を大きくすること
なく、IGBTの高速な保護と再オン時の損失低減を図
ることにある。
るために、請求項1の発明では、各アームに電圧駆動型
半導体素子を直列接続してなる電力変換装置に対し、そ
の電圧駆動型半導体素子のスイッチングを制御する制御
装置と、この制御装置からの信号に基づき前記各電圧駆
動型半導体素子をオン,オフ駆動する駆動回路と、前記
電圧駆動型半導体素子に印加される電圧を検出し過電圧
かどうかを判断する過電圧判別回路と、前記電圧駆動型
半導体素子のターンオフ時に再び電圧駆動型半導体素子
をオンさせる再オン回路とを設け、前記各直列接続され
た電圧駆動型半導体素子のターンオフタイミングの差に
より、各電圧駆動型半導体素子の印加電圧にアンバラン
スが発生したときは、過電圧を検出し、過電圧が印加さ
れた電圧駆動型半導体素子を再オンさせることにより、
電圧駆動型半導体素子への過電圧印加およびそれにもと
づく素子破壊を防止するようにしている。
のゲート電圧を、前記電圧駆動型半導体素子のしきい値
付近の値の電圧レベルに設定することにより、再オン時
の発生損失を低減することができ(請求項2の発明)、
または、前記各電圧駆動型半導体素子のターンオフ時の
ゲート電圧を、しきい値電圧と逆バイアス電圧との間の
任意の電圧に一定時間クランプするクランプ回路を付加
し、再オンまでの時間を高速化することができる(請求
項3の発明)。
駆動型半導体素子を直列接続してなる電力変換装置に対
し、その電圧駆動型半導体素子のスイッチングを制御す
る制御装置と、この制御装置からのオン,オフ信号に基
づき前記各電圧駆動型半導体素子をオン,オフ駆動する
駆動回路と、前記電圧駆動型半導体素子に印加される電
圧を検出し過電圧かどうかを判断する過電圧判別回路
と、前記電圧駆動型半導体素子のターンオフ時に再び電
圧駆動型半導体素子を活性領域内でオンさせる再オン回
路と、この再オン回路の動作を停止させる再オン停止回
路と、電圧駆動型半導体素子のゲート電圧を放電させる
リセット回路と、前記制御装置からのオン信号による電
圧駆動型半導体素子のオン動作を一定時間遅らせるタイ
マー回路とを設け、前記制御装置からオフ信号が発せら
れたときに前記各直列接続された電圧駆動型半導体素子
のターンオフタイミングの差により、各電圧駆動型半導
体素子の印加電圧にアンバランスが発生したときは、過
電圧を検出し、過電圧が印加された電圧駆動型半導体素
子を活性領域内で再オンさせて、該電圧駆動型半導体素
子への過電圧印加およびそれにもとづく素子破壊を防止
している期間中に前記制御装置からオン信号が発せられ
たときには、前記再オン停止回路とリセット回路とを同
時に動作させて前記電圧駆動型半導体素子のゲート電圧
を放電させた後に、前記電圧駆動型半導体素子をオン動
作を開始させることにより、前記各直列接続された電圧
駆動型半導体素子のターンオンタイミングの差による各
電圧駆動型半導体素子への過電圧印加およびそれにもと
づく素子破壊を防止するようにしている。
圧駆動型半導体素子を直列接続してなる電力変換装置に
対し、その電圧駆動型半導体素子のスイッチングを制御
する制御装置と、この制御装置からのオン,オフ信号に
基づき前記各電圧駆動型半導体素子をオン,オフ駆動す
る駆動回路と、前記電圧駆動型半導体素子に印加される
電圧を検出し過電圧かどうかを判断する過電圧判別回路
と、前記電圧駆動型半導体素子のターンオフ時に再び電
圧駆動型半導体素子を活性領域内でオンさせる再オン回
路と、この再オン回路の動作を監視する再オン動作監視
回路と、前記再オン回路が動作したときには次のターン
オフタイミングを所定の時間遅らせるタイミング調整回
路とを設け、前記制御装置からオフ信号が発せられたと
きに前記各直列接続された電圧駆動型半導体素子のター
ンオフタイミングの差により、各電圧駆動型半導体素子
の印加電圧にアンバランスが発生したときは、過電圧を
検出し、過電圧が印加された電圧駆動型半導体素子を活
性領域内で再オンさせ、この再オン動作後、該制御装置
から次のオフ信号が発せられたときには、このオフ信号
にもとづくターンオフタイミングを所定の時間遅らせる
ことにより、前記各直列接続された電圧駆動型半導体素
子それぞれの電圧分担を均一化させて、各電圧駆動型半
導体素子への過電圧印加およびそれにもとづく素子破壊
を防止するようにしている。
態を示す構成図で、図8と同じく上,下アームにIGB
Tを2直列接続した例である。すなわち、外見上は各I
GBTのRCDスナバ回路がRCスナバ回路になった程
度であるが、ゲート駆動装置GDUが図2に示すよう
に、図9に示すゲート駆動回路に対して過電圧判別回路
OVと再オン回路ROとを付加した点で異なっている。
過電圧判別回路OVは、検出抵抗Rdによって検出され
た電圧が過電圧かどうかを判別するものであり、再オン
回路ROは、IGBTのターンオフ時にこれを再オンさ
せるものである。
説明する。いま、Q1が先にターンオフすると、Q1の
コレクタ・エミッタ間電圧VCEが上昇を始め、検出抵抗
Rdによって検出される電圧が過電圧検知レベルに達す
ると、過電圧判別回路OVにて過電圧と判断される。こ
れにより再オン回路ROが動作するので、Q1をターン
オン(再オン)させる。Q1が再オンすると、Q1のコ
レクタ・エミッタ間電圧VCEが下降して行くので、Q2
がターンオフするまでの時間Δtの間、Q1に過電圧が
印加されるのを防止することができる。
するための説明図である。これは、再オン回路ROにお
ける再オン時のゲート電圧VGEを、電圧駆動型半導体素
子のしきい値付近の電圧とするものである。図4の実線
がこの場合のゲート電圧VGEを示し、再オンレベルが高
い点線の場合と比べて、再オン終了後に逆バイアス電圧
に戻すまでの時間が低減できるため、再オン期間中のコ
レクタ電流の増加を低減することができる。また、図5
の再オン動作時のIGBT動作軌跡に示すように、再オ
ン時のゲート電圧VGEを電圧駆動型半導体素子のしきい
値付近の電圧とすることで、素子の活性領域内で再オン
動作をすることになるので、流し得るコレクタ電流がゲ
ート電圧で制限され、再オン動作時の電流を低減でき
る。図5において、この発明のようにしたときの再オン
電圧値VGE1 、再オン電圧値が高い場合をVGE2 とした
ときのそれぞれの電流制限値をIC1,IC2とすると、I
C1<IC2となり、流し得るコレクタ電流が低減されるこ
とが分かる。その結果、損失の増加を阻止することがで
きる。
構成図で、図2に示すものに対し、さらにゲート電圧ク
ランプ回路GCを付加して構成される。図7にこのよう
なゲート電圧クランプ回路GCがある場合と無い場合の
動作波形を比較して示す。すなわち、IGBTのコレク
タ・エミッタ間電圧VCEが過電圧検知レベルに達してか
ら、再オン回路ROが働いてゲート電圧がしきい値にな
り、IGBTが再オン動作を開始するまでの時間は、ゲ
ート電圧クランプ回路GCがある場合はT3、ない場合
はT4で、T3<T4となり、IGBT再オン動作の高
速化を図ることができる。これにより、電圧変化率(d
v/dt)の高い素子の過電圧印加による素子破壊を防
ぐことができる。
パルス幅変調(PWM)制御によりIGBTをオン,オ
フさせる場合に、前記制御装置からオフ信号が発せら
れ、前述の如く一方のIGBTのコレクタ・エミッタ間
電圧VCEが過電圧検知レベルに達してから、再オン回路
ROが働いてゲート電圧がしきい値付近となり、このI
GBTが活性領域内で再オンし、他方のIGBTのゲー
ト電圧は逆バイアスN15の状態で、前記制御装置から
オン信号が発せられるときには、双方のIGBTのター
ンオンタイミングがずれ、その結果、他方のIGBTに
過電圧が印加され素子破壊を招く恐れがあった。
の第4の実施の形態を示す構成図で、図2に示すものに
対し、さらに再オン停止回路RFとリセット回路GRと
タイマー回路OTとを付加して構成される。図12にこ
れらの回路が付加されたときの動作波形を示す。
して説明する。いま、直列接続された電圧駆動形半導体
素子Q1のゲート電圧VGEがQ1のしきい値付近の値に
制御され、これに対して電圧駆動形半導体素子Q2のゲ
ート電圧VGEは通常のオフ状態である逆バイアスN15
になっている状態で、前記制御装置からオン信号が発せ
られると、タイマー回路OTによりIGBTのターンオ
ン動作を一定の時間Δt2だけ遅らせ、このΔt2の間
に、再オン停止回路RFにより再オン回路ROの動作を
停止させつつ、リセット回路GRによりIGBTのゲー
ト電圧を逆バイアスN15までさげる。
GBTのゲート電圧は共に逆バイアスN15の状態にあ
り、該Δt2経過後からIGBTのターンオン動作を開
始することにより、Q1,Q2間のターンオンタイミン
グの差がより小さくでき、過電圧印加とそれによる素子
破壊を防止することができる。
装置がパルス幅変調(PWM)制御によりIGBTをオ
ン,オフさせる場合に、前記制御装置からオフ信号が発
せられ、前述の如く一方のIGBTのコレクタ・エミッ
タ間電圧VCEが過電圧検知レベルに達してから、再オン
回路ROが働いてゲート電圧がしきい値付近となり、こ
のIGBTが活性領域内で再オンさせる。しかしなが
ら、この再オン動作を前述のオフ信号に基づくターンオ
フ動作毎に繰り返すと、当該するIGBTの損失が増大
するという難点があった。
の第5の実施の形態を示す構成図で、図2に示すものに
対し、さらに再オン動作監視回路CKとタイミング調整
回路TCとを付加して構成される。図14にこれらの回
路が付加されたときの動作波形を示す。
して説明する。いま、直列接続された電圧駆動型半導体
素子Q1,Q2のターンオフタイミング差Δt3により
Q1のコレクタ・エミッタ電圧間電圧VCEが過電圧検出
レベルに到達すると、再オン回路ROによりQ1のゲー
ト電圧VGEがQ1のしきい値付近の値に制御される。こ
のとき、再オン動作監視回路CKにより再オン回路RO
が動作したことをタイミング調整回路TCに伝達され、
タイミング調整回路TCでは、前記制御装置からの次の
オフ信号にもとづくターンオフタイミングを所定の時間
遅らせるように制御し、その結果、Q1,Q2のターン
オフタイミング差Δt4(<Δt3)となり、Q1,Q
2それぞれのコレクタ・エミッタ電圧間電圧VCEがより
等しくなり、上述の再オン動作が繰り返すことを防止で
き、したがって、Q1の損失も軽減される。なお、以上
では電圧駆動形半導体素子としてIGBTについて説明
したが、この発明はこれ以外の素子についても適用でき
るのは勿論である。
型半導体素子が直列接続されて構成される電力変換装置
で、各素子のターンオフタイミング差による電圧アンバ
ランスが発生した場合、過電圧が印加された素子を再オ
ンさせることで、素子破壊を防止できる利点が得られ
る。また、再オンの素子のゲート電圧を素子のしきい値
付近の電圧レベルとすることで、再オン時の発生損失を
低減することができる。さらに、素子のターンオフ時の
電圧を、素子のしきい値電圧と逆バイアス電圧との間の
任意の電圧に一定期間クランプさせる回路を付加するこ
とで、素子を再オンさせるまでの時間の高速化を図るこ
とが可能となる。
タイマー回路とを付加すること、または、再オン動作監
視回路とタイミング調整回路とを負荷することにより、
PWM制御される電力変換装置に好適なゲート駆動回路
になる。
説明図
す構成図
GDU…ゲート駆動装置、Ed…直流電源、R…抵抗、
C…コンデンサ、D…ダイオード、TR…トランジス
タ、IF…インターフェイス回路、OV…過電圧判別回
路、RO…再オン回路、GC…ゲート電圧クランプ回
路、RF…再オン停止回路、GR…リセット回路、OT
…タイマー回路、CK…再オン動作監視回路、TC…タ
イミング調整回路。
Claims (5)
- 【請求項1】各アームに電圧駆動型半導体素子を直列接
続してなる電力変換装置に対し、その電圧駆動型半導体
素子のスイッチングを制御する制御装置と、この制御装
置からの信号に基づき前記各電圧駆動型半導体素子をオ
ン,オフ駆動する駆動回路と、前記電圧駆動型半導体素
子に印加される電圧を検出し過電圧かどうかを判断する
過電圧判別回路と、前記電圧駆動型半導体素子のターン
オフ時に再び電圧駆動型半導体素子をオンさせる再オン
回路とを設け、 前記各直列接続された電圧駆動型半導体素子のターンオ
フタイミングの差により、各電圧駆動型半導体素子の印
加電圧にアンバランスが発生したときは、過電圧を検出
し、過電圧が印加された電圧駆動型半導体素子を再オン
させることにより、電圧駆動型半導体素子への過電圧印
加およびそれにもとづく素子破壊を防止することを特徴
とする電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路。 - 【請求項2】再オン時のゲート電圧を、前記電圧駆動型
半導体素子のしきい値付近の値の電圧レベルに設定する
ことにより、再オン時の発生損失を低減することを特徴
とする請求項1に記載の電圧駆動型半導体素子のゲート
駆動回路。 - 【請求項3】前記各電圧駆動型半導体素子のターンオフ
時のゲート電圧を、しきい値電圧と逆バイアス電圧との
間の任意の電圧に一定時間クランプするクランプ回路を
付加し、再オンまでの時間を高速化したことを特徴とす
る請求項1に記載の電圧駆動型半導体素子のゲート駆動
回路。 - 【請求項4】各アームに電圧駆動型半導体素子を直列接
続してなる電力変換装置に対し、その電圧駆動型半導体
素子のスイッチングを制御する制御装置と、この制御装
置からのオン,オフ信号に基づき前記各電圧駆動型半導
体素子をオン,オフ駆動する駆動回路と、前記電圧駆動
型半導体素子に印加される電圧を検出し過電圧かどうか
を判断する過電圧判別回路と、前記電圧駆動型半導体素
子のターンオフ時に再び電圧駆動型半導体素子を活性領
域内でオンさせる再オン回路と、この再オン回路の動作
を停止させる再オン停止回路と、電圧駆動型半導体素子
のゲート電圧を放電させるリセット回路と、前記制御装
置からのオン信号による電圧駆動型半導体素子のオン動
作を一定時間遅らせるタイマー回路とを設け、 前記制御装置からオフ信号が発せられたときに前記各直
列接続された電圧駆動型半導体素子のターンオフタイミ
ングの差により、各電圧駆動型半導体素子の印加電圧に
アンバランスが発生したときは、過電圧を検出し、過電
圧が印加された電圧駆動型半導体素子を活性領域内で再
オンさせて、該電圧駆動型半導体素子への過電圧印加お
よびそれにもとづく素子破壊を防止している期間中に前
記制御装置からオン信号が発せられたときには、前記再
オン停止回路とリセット回路とを同時に動作させて前記
電圧駆動型半導体素子のゲート電圧を放電させた後に、
前記電圧駆動型半導体素子をオン動作を開始させること
により、前記各直列接続された電圧駆動型半導体素子の
ターンオンタイミングの差による各電圧駆動型半導体素
子への過電圧印加およびそれにもとづく素子破壊を防止
することを特徴とする電圧駆動型半導体素子のゲート駆
動回路。 - 【請求項5】各アームに電圧駆動型半導体素子を直列接
続してなる電力変換装置に対し、その電圧駆動型半導体
素子のスイッチングを制御する制御装置と、この制御装
置からのオン,オフ信号に基づき前記各電圧駆動型半導
体素子をオン,オフ駆動する駆動回路と、前記電圧駆動
型半導体素子に印加される電圧を検出し過電圧かどうか
を判断する過電圧判別回路と、前記電圧駆動型半導体素
子のターンオフ時に再び電圧駆動型半導体素子を活性領
域内でオンさせる再オン回路と、この再オン回路の動作
を監視する再オン動作監視回路と、前記再オン回路が動
作したときには次のターンオフタイミングを所定の時間
遅らせるタイミング調整回路とを設け、 前記制御装置からオフ信号が発せられたときに前記各直
列接続された電圧駆動型半導体素子のターンオフタイミ
ングの差により、各電圧駆動型半導体素子の印加電圧に
アンバランスが発生したときは、過電圧を検出し、過電
圧が印加された電圧駆動型半導体素子を活性領域内で再
オンさせ、この再オン動作後、該制御装置から次のオフ
信号が発せられたときには、このオフ信号にもとづくタ
ーンオフタイミングを所定の時間遅らせることにより、
前記各直列接続された電圧駆動型半導体素子それぞれの
電圧分担を均一化させて、各電圧駆動型半導体素子への
過電圧印加およびそれにもとづく素子破壊を防止するこ
とを特徴とする電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回
路。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12989399A JP3724255B2 (ja) | 1998-06-26 | 1999-05-11 | 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路 |
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JP248799 | 1999-01-08 | ||
JP10-195109 | 1999-01-08 | ||
JP11-2487 | 1999-01-08 | ||
JP12989399A JP3724255B2 (ja) | 1998-06-26 | 1999-05-11 | 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000262068A true JP2000262068A (ja) | 2000-09-22 |
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Cited By (4)
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US10432101B2 (en) | 2016-08-10 | 2019-10-01 | Mitsubishi Electric Corporation | Power conversion apparatus |
-
1999
- 1999-05-11 JP JP12989399A patent/JP3724255B2/ja not_active Expired - Fee Related
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