JP2000261647A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000261647A
JP2000261647A JP11057350A JP5735099A JP2000261647A JP 2000261647 A JP2000261647 A JP 2000261647A JP 11057350 A JP11057350 A JP 11057350A JP 5735099 A JP5735099 A JP 5735099A JP 2000261647 A JP2000261647 A JP 2000261647A
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image
processing
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JP11057350A
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English (en)
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Taro Yokose
太郎 横瀬
Kazunori So
一憲 宋
Mitsuyuki Tamaya
光之 玉谷
Yasuharu Sakurai
康晴 桜井
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/20Drawing from basic elements, e.g. lines or circles

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • Image Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を圧縮符号化して保持してメモリリソー
スを有効に使うとともに画像の上書き処理を高速に行
う。 【解決手段】 上書き処理部20で上書き処理された部
分画像は小領域バッファ30に保持される。処理予測部
90は、小領域バッファ30に保持されている部分画像
についてすでに上書き処理がすべて終了しているかどう
か判別する。終了していれば、終了判定部91が部分画
像を符号化部50に送り、符号を圧縮ページメモリ60
にストアする。終了していない部分画像は圧縮されずに
圧縮ページメモリ60にストアされる。圧縮されていな
い部分画像は、所定の上書き処理において圧縮ページ6
0からそのまま読み出され出力切り換え部40を介して
上書き処理部20にフィードバックされる。圧縮ページ
メモリ60の符号は出力切り換え部40を介して復号部
70に送られ復号され、画像出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データを処理す
る技術に関するものであり、特に画像の上書き処理を安
価かつ高速に実現しようとする技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】まず本発明が対象とする画像の上書き処
理について定義する。すなわち、画像の上書き処理とは
ある単位の画像を別の画像の上に重ね書きする処理を指
す。例えばPDL(Page Description
Language、ページ記述言語)の1種であるP
S(PostScript、『Postscriptリ
ファレンスマニュアル第2版』(Adobe Syst
ems, アスキー)など、PostScriptは米
国アドビシステムズ社の商標)で処理されるような、不
透明インクによる重ね書きはこれに含まれる。上で定義
したある単位とはPDLでいうラスタ1枚であってもよ
いし、描画オブジェクト1個であってもよい。
【0003】上書き処理は画像の空間座標に対して一方
向の処理では行えない。以下、これについて説明する。
一般の画像処理は、例えば画像の左上から右下に向かっ
て一方向の処理で実現できる。例えば拡大、縮小、空間
フィルタといった処理がこれに含まれる(『画像解析ハ
ンドブック』(高木、下田、東京大学出版会)など)。
これに対し、上書き処理では上書きしようとする画像が
出力画像の空間座標に対してランダムに入力され得る。
従って入力順に処理する限り、出力画像上では空間座標
順に処理することができなくなる。図13は上書き処理
の説明図である。図中、210、211は描画オブジェ
クトである。ここではオブジェクト210の上にオブジ
ェクト211を上書きする処理を例示している。出力画
像上でランダムスキャンが必要となること、また上書き
処理にページメモリが必要なことは同図から明らかであ
る。
【0004】このように上書き処理は、ある処理途中の
データに加工を加えて処理を進めていく。これをデータ
フローとして見ると、いわゆるフィードバックループが
発生していることがわかる。一般にフィードバックルー
プは処理時間のオーバーヘッドを発生し、制御を複雑化
するので、短い方がよい。
【0005】さてページメモリの必要性をコスト的見地
から見た場合、メモリは少ない方が好ましい。近年画像
出力機器の高画質化につれて画像の解像度が高くなって
いるので、メモリ単価の低下にもかかわらず依然として
メモリ削減は重要な課題である。そこでページメモリを
削減する従来技術について説明する。
【0006】[第1の従来例]第1の従来例として特開
平5−31974号公報について説明する。第1の従来
例の基本的原理は上書き処理の終了した画像をページメ
モリに格納する際に画像圧縮符号化を応用することによ
り、必要なメモリ量を削減する点にある。
【0007】図14は第1の従来例の構成図である。た
だし該公報の開示内容の主旨を損ねず、かつ本発明の説
明に沿うよう各用語を変更し、また説明に不要な部分は
省略した。図中、10は画像入力部、20は上書き処理
部、30は小領域バッファ、40は出力切換え部、50
は符号化部、60は圧縮ページメモリ、70は復号部、
80は画像出力部、110は入力画像データ、120、
130は処理画像データ、140は格納画像データ、1
50は出力画像データ、160、170は符号データ、
180は復号画像データである。
【0008】図14の各部について説明する。画像入力
部10は外部から画像データ110を入力する。上書き
処理部20は予め定められた小領域を処理単位として、
格納画像データ140に画像データ110を上書き処理
し、処理画像データ120として小領域バッファ30へ
送出する。小領域バッファ30は処理画像データ130
を格納し、処理画像データ140として出力切換え部4
0へ送出する。出力切換え部40は上書き処理が終了し
ていれば出力画像データ150として符号化部50へ、
そうでなければ格納画像データ140として上書き処理
部20へ送出する。符号化部50は出力画像データ15
0に所定の圧縮符号化を施し、符号データ160として
圧縮ページメモリ60へ送出する。圧縮ページメモリ6
0は符号データ160を蓄積し、全ての小領域に対応す
る符号データが揃ったら符号データ170として復号部
70へ送出する。復号部70は符号化部50の逆変換と
なるような復号処理を行い、復号画像データ180とし
て画像出力部80へ送出する。画像出力部80は復号画
像データ180を外部へ出力する。
【0009】以上の構成に基づいて第1の従来例の画像
処理手順について説明する。図15は第1の従来例の動
作を説明するフローチャートである。
【0010】説明に入る前に用語の定義を行う。第1の
従来例では画像を部分画像に分割して扱う。これを小領
域と呼ぶ。また現在処理している画像を注目画像、同様
に処理している小領域を注目小領域と呼ぶことにする。
【0011】以下、図15を用いて第1の従来例の動作
を説明する。S10では画像入力部10において入力画
像データ110を入力する。S20では入力画像データ
110を小領域単位に独立に扱い、現在入力されている
部分が注目小領域に相当すればS30へ、そうでなけれ
ばS50へ進む。S30では小領域バッファ30に格納
されている注目小領域を、出力切換え部40を通して、
格納画像データ140として読み出す。S40では上書
き処理部20において、格納画像データ140に対して
入力画像データ110の上書き処理を行う。S50では
入力画像データ110が注目小領域に該当しないので、
その小領域を読み飛ばす。S60では注目画像の全ての
小領域の処理が終了していればS70へ、そうでなけれ
ばS20へ進む。S70では全ての入力画像の処理が終
了していればS80へ、そうでなければS90へ進む。
S80では上書きが終了した出力画像データ150に対
して、符号化部50で符号化を行い、圧縮ページメモリ
60へ格納する。S90では注目画像を次の画像に移
す。S100では全ての小領域に対して上書き処理が終
了していればS110へ、そうでなければS120へ進
む。S110では復号部70において符号データ170
の復号処理を行い、画像出力80へ出力する。S120
では注目小領域を次の小領域に移し、注目画像を入力画
像データ110の先頭の画像に移す。
【0012】以上の動作において、符号化部50および
復号部70は符号データ160のデータ量が処理画像デ
ータ150より小さくなるような画像圧縮符号化を行
う。第1の従来例ではDCT(Discrete Co
sine Transform、離散コサイン変換)を
用いた圧縮の例が示されている。
【0013】第1の従来例によれば上書き処理を終了し
た画像を符号化して格納するため、画像1枚分の符号量
に相当するメモリを用意すればよく、メモリの削減が図
れる。以下、このように画像を圧縮して1枚蓄積するこ
とを目的としたメモリを、圧縮ページメモリと呼ぶ。
【0014】第1の従来例では符号化処理を出力画像の
画素順に行う構成としている。このため出力画像に合わ
せて入力画像を繰り返し入力する必要がある。これは処
理時間の増加という問題を招く。
【0015】[第2の従来例]そこでこれを解決する第
2の従来例として特開平5−37789号公報について
説明する。第2の従来例の基本的原理は上書き処理途中
の画像に画像圧縮符号化を行い、ページメモリに格納す
ることにより、必要なメモリ量を削減しつつ画像入力を
1度ですませる点にある。
【0016】図16は第2の従来例の構成図である。図
中、図14と同様の部分には同一の符号を付して説明を
省略する。141は格納画像データ、181は復号画像
データである。
【0017】以上の構成に基づいて第2の従来例の画像
処理手順について説明する。図17は第2の従来例の動
作を説明するフローチャートである。図中、図15と同
様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0018】以下、図17を用いて第2の従来例の動作
を説明する。S31では圧縮ページメモリ60に格納さ
れている注目小領域の符号データ170を読み出し、復
号部70において復号処理を行い、出力切換え部40を
通じて格納画像データ141として上書き処理部20へ
入力する。S81では注目小領域の上書き処理が終了し
ているか否かにかかわらず、符号化部50において処理
画像データ130に符号化処理を行う。
【0019】第2の従来例によれば第1の従来例同様に
圧縮ページメモリによるメモリの削減が図れ、また上書
き処理途中の小領域画像も圧縮ページメモリに格納する
ようにしたので同じ画像を繰り返し入力する必要がな
い。
【0020】一方、処理中のものも含めて全ての小領域
画像を符号するので、符号化処理の負荷が重く処理時間
のオーバヘッドが発生する。また符号化に非可逆符号化
を用いる場合、同一画像に符号化を繰り返すので、ジェ
ネレーションノイズと呼ばれる誤差の蓄積が行われ、画
質の劣化を招く。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来例の問題点を整理
する。図18は従来例による上書き処理のシーケンス例
である。ここでは入力画像1に入力画像2を上書き処理
するようなシーケンスを考える。
【0022】第1の従来例によれば小領域222にあた
る部分を処理するために、小領域220、221、22
3を読み飛ばす。他の部分でも同様に読み飛ばしが発生
するため、画像入力についてのオーバーヘッドが大きい
ことがわかる。また第2の従来例によれば小領域220
に小領域223を上書き処理する前に、小領域220を
復号する必要がある。これは図Dの格納画像データ14
1のフィードバックに相当するが、復号動作を含むため
にこのフィードバックループが長くなり、処理時間の増
加を招く。また前述したように非可逆符号化の場合には
画質劣化の問題もある。
【0023】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
で、安価かつ高速に上書き処理を実現する画像処理装置
を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するためになされたものであり、請求項1の発明によ
れば、一旦入力されてフィードバックされる画像と新た
に入力される他の画像とに対して上書き処理を行う画像
処理装置に:画像を入力する画像入力手段と;前記入力
画像と、フィードバックされる画像とに対して部分画像
単位の上書き処理を行う上書き処理手段と;前記上書き
処理手段から上書き処理結果として出力される部分画像
を保持する部分画像格納手段と;前記部分画像格納手段
の部分画像について処理予測を行う処理予測手段と;画
像を画像圧縮符号化する符号化手段と;前記処理予測手
段の処理予測に基づいて前記部分画像を前記符号化手段
により符号化するかどうかを決定する決定手段と;符号
化された部分画像および符号化されていない部分画像を
蓄積するデータ格納手段と;前記符号化手段で行われる
符号化処理の逆処理にあたる復号処理を施す復号手段
と;前記データ格納手段の出力が符号化されていない前
記部分画像ならば前記上書き処理手段へ、前記符号化さ
れた部分画像ならば前記復号手段へ出力先を切換える出
力切換え手段と;前記復号手段で得られる画像を出力す
る画像出力手段とを設け、前記処理予測は部分画像にそ
れ以降上書き処理がされるかどうかの予測を行い、前記
決定手段では上書き処理が終了した部分画像のみを符号
化手段へ送るようにしている。
【0025】この構成においては、上書き処理に必要の
ないと予測された部分画像を符号として保持し、上書き
処理に必要と予測された部分画像をそのまま保持するの
で、上書きのため部分画像をフィードバックするときに
は復号を行うことなくそのまま出力でき高速処理が可能
となり、しかも、処理が完了している部分画像は圧縮さ
れているのでメモリリソースを有効に使うことができ
る。
【0026】また、請求項2の発明によれば、一旦入力
されてフィードバックされる画像と新たに入力される他
の画像とに対して上書き処理を行う画像処理装置に:、
画像を入力する画像入力手段と;前記入力画像と、フィ
ードバックされる画像とに対して部分画像単位の上書き
処理を行う上書き処理手段と;前記上書き処理手段から
上書き処理結果として出力される部分画像を保持する部
分画像格納手段と;前記部分画像格納手段の部分画像に
ついて処理予測を行う処理予測手段と;画像を画像圧縮
符号化する符号化手段と;前記処理予測手段の処理予測
に基づいて前記部分画像を前記符号化手段により符号化
するかどうかを決定する決定手段と;符号化された部分
画像および符号化されていない部分画像を蓄積するデー
タ格納手段と;前記データ格納手段から出力される符号
に対して符号量を削減する符号変換を行う符号変換手段
と;前記データ格納手段の出力が符号化されていない前
記部分画像ならば前記上書き処理手段へ、前記符号なら
ば前記符号変換手段へ出力先を切換える出力切換え手段
と;前記符号変換手段で得られる符号を出力する符号出
力手段とを設け、前記処理予測は部分画像にそれ以降上
書き処理がされるかどうかの予測を行い、前記決定手段
では上書き処理が終了した部分画像のみを符号変換手段
へ送るようにしている。
【0027】この構成においても、上書き処理を高速に
行え、しかもメモリリソースを有効に利用することがで
きる。
【0028】また、請求項3の発明によれば、一旦入力
されてフィードバックされる画像と新たに入力される他
の画像とに対して上書き処理を行う画像処理装置に:画
像を入力する画像入力手段と;前記入力画像と、フィー
ドバックされる画像とに対して部分画像単位の上書き処
理を行う上書き処理手段と;前記上書き処理手段から上
書き処理結果として出力される部分画像を保持する部分
画像格納手段と;前記部分画像格納手段から出力される
部分画像を格納し、格納している部分画像を上記上書き
処理手段にフィードバックする第1のデータ格納手段
と;前記部分画像格納手段から出力される部分画像を画
像圧縮符号化する符号化手段と;前記符号化手段から出
力される符号を格納する第2のデータ格納手段と;前記
第2の格納手段から出力される符号に対して、前記符号
化手段で行われる符号化処理の逆処理にあたる復号処理
を施す復号手段と;前記復号手段で得られる画像を出力
する画像出力手段とを設け、前記部分画像を画像および
符号の形態でそれぞれ前記第1のデータ格納手段および
前記第2のデータ格納手段に格納するようにしている。
【0029】この構成においても、上書き処理を高速に
行え、しかもメモリリソースを有効に利用することがで
きる。
【0030】また、請求項4の発明によれば、一旦入力
されてフィードバックされる画像と新たに入力される他
の画像とに対して上書き処理を行う画像処理装置に:画
像を入力する画像入力手段と;前記入力画像と、フィー
ドバックされる画像とに対して部分画像単位の上書き処
理を行う上書き処理手段と;前記上書き処理手段から上
書き処理結果として出力される部分画像を保持する部分
画像格納手段と;前記部分画像格納手段から出力される
部分画像を格納し、格納している部分画像を上記上書き
処理手段にフィードバックする第1のデータ格納手段
と;前記部分画像格納手段から出力される部分画像を画
像圧縮符号化する符号化手段と;前記符号化手段から出
力される符号を格納する第2のデータ格納手段と;前記
第2のデータ格納手段から出力される符号に対して符号
量を削減する符号変換を行う符号変換手段と;前記符号
変換手段で得られる符号を出力する符号出力手段とを設
け、前記部分画像は画像および符号の形態でそれぞれ前
記第1のデータ格納手段および前記第2のデータ格納手
段に格納するようにしている。
【0031】この構成においても、上書き処理を高速に
行え、しかもメモリリソースを有効に利用することがで
きる。
【0032】また、請求項5の発明においては、請求項
1ないし4の画像処理装置において、前記符号化手段お
よび復号手段で行われる符号化および復号処理は前記部
分画像を独立の画像として符号化することを特徴とする
ものである。
【0033】また、請求項6の発明においては、請求項
1ないし5の画像処理装置において、前記符号化手段お
よび復号手段で行われる符号化および復号処理は前記部
分画像を独立に符号化し、かつ前記符号変換手段で統合
しやすいように情報の一部を符号化しないで格納するこ
とを特徴とするものである。
【0034】また、請求項7の発明においては、請求項
6の画像処理装置において、前記情報の一部とは部分画
像の先頭と最後のブロックの直流成分であることを特徴
とするものである。
【0035】また、請求項8の発明においては、請求項
1ないし7の画像処理装置において、前記符号化手段お
よび復号手段で行われる符号化および復号処理は前記部
分画像を独立に符号化し、かつ前記符号変換手段で統合
しやすいように符号の並び順を考慮して複数の独立な符
号から構成するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0036】また、請求項9の発明においては、請求項
8の画像処理装置において、前記複数の独立な符号とは
ブロックライン単位に独立であることを特徴とするもの
である。
【0037】また、請求項10の発明においては、請求
項1ないし9の画像処理装置において、前記複数の独立
な符号は各符号の開始位置や符号長がサイド情報として
前記部分画像の符号に含まれていることを特徴とするも
のである。
【0038】また、請求項11の発明においては、請求
項2または4に記載の画像処理装置において、前記符号
変換手段で行われる符号変換処理は前記部分画像ごとの
符号のあい間に符号化および復号を初期化するような制
御信号を加えてつなげる処理であることを特徴とするも
のである。
【0039】また、請求項12の発明においては、請求
項10の画像処理装置において、前記制御信号とはリス
タートマーカーであることを特徴とするものである。
【0040】また、請求項13の発明においては、請求
項1ないし12の画像処理装置において、前記符号化手
段および復号手段で行われる符号化および復号処理はJ
PEGなどの非可逆符号化であることを特徴とするもの
である。
【0041】また、請求項14の発明においては、請求
項1ないし12の画像処理装置において、前記処理予測
手段で行われる処理予測はある部分画像がどの入力画像
に上書きされるかを調べる処理であることを特徴とする
ものである。
【0042】また、請求項15の発明においては、請求
項1ないし13の画像処理装置において、前記処理予測
は上書き処理が開始される前に前もって行われているこ
とを特徴とするものである。
【0043】また、請求項16の発明においては、請求
項1ないし13の画像処理装置において、前記処理予測
はその前に予測処理を行った画像の上書き処理に並行し
て行うことを特徴とするものである。
【0044】また、請求項17の発明においては、請求
項1ないし15の画像処理装置において、前記部分画像
は矩形であることを特徴とするものである。
【0045】また、請求項18の発明においては、請求
項16の画像処理装置において、前記部分画像の縦およ
び横の画素数は8の倍数であることを特徴とするもので
ある。
【0046】なお、本発明は、方法やソフトウェア製品
としても実現することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の具体的な説明の
前に、本発明の基本的な原理について述べる。
【0048】まず従来例について考察する。従来例で課
題にあげたような問題点が発生する理由は、上書き処理
のフィードバックループの扱いにあるといえる。
【0049】第1の従来例では圧縮ページメモリを実現
するための符号化および復号処理をフィードバックルー
プから除いているため、注目小領域に限ってみれば高速
な処理を実現できる。しかしこの構成を実現するため
に、処理シーケンスとして大きなフィードバックループ
を組み込むことになった。これは図Cのフローチャート
に示した、注目小領域の遷移に伴うループを指す。この
ため同一画像を何度も入力することになり、逆に処理時
間を増大する結果となった。
【0050】また第2の従来例では処理シーケンスのフ
ィードバックループを避けるため、小領域単位の上書き
処理に圧縮ページメモリへの格納を、データフローとし
て組み込んだ。この結果処理シーケンスは簡略化された
が、フィードバックループに本来必要ない符号化および
復号処理が組み込まれたため、ループが長くなり処理時
間を増大することになった。
【0051】そこで本発明ではフィードバックが必要な
データは符号化せず、そのまま出力できるデータのみを
符号化することを考える。そのため小領域毎に画像を解
析し、以降の処理パスの予測を行う。その結果としてフ
ィードバックが必要なデータ、すなわち上書き処理が終
了していない小領域は符号化せず、またフィードバック
が必要ないデータ、すなわち上書き処理が終了した小領
域は符号化して格納する。このようにして安価かつ高速
に上書き処理を実現することができる。
【0052】[第1の実施例]以下、本発明の第1の実
施例について具体的に説明する。図1は本発明の第1の
実施例を示すブロック図である。図中、図14、図16
と同様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図1において、90は処理予測部、91は終了判定部、
131は処理画像データ、190は格納データ、191
は処理予測データである。
【0053】次に図1の各部について説明する。処理予
測部90は注目小領域の上書き処理について、最後の上
書きか否かを予測する。終了判定部91は処理予測部9
0による予測結果に基いて、上書き処理が終了している
データは出力画像データ150として符号化部50へ、
そうでないデータは処理画像データ131として圧縮ペ
ージメモリ60へ送出する。
【0054】以上の構成に基づいて第1の実施例の動作
について説明する。図2は第1の実施例の動作を示すフ
ローチャートである。図中、図15、図17と同様の部
分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0055】図2において、S210では処理画像デー
タ130の上書き処理が終了していればS80へ、そう
でなければS81へ進む。S81では処理画像データ1
31を符号化せず、そのまま圧縮ページメモリ60へ格
納する。
【0056】以上の動作の中で、処理予測部90におけ
る処理予測について説明する。処理予測は各小領域に残
された処理があるかどうかを予測する。このため、ある
小領域がどの入力画像に関連しているかを調べるが、こ
れは画素値情報を必要としないため通常のPDLのデコ
ンポーズより軽い処理で行える。特にラスタオブジェク
トを貼り込むような処理は相対的に高速に行える。
【0057】図3は処理予測の概念を説明したものであ
る。いま同図(a)を最終的に得たいとする。このとき
PDLデコンポーザは同図(b)ないし(e)に示すよ
うな情報を保持している。すなわち同図(b)は1枚目
の入力画像の画素値情報、同図(c)は1枚目の入力画
像の有効領域の外形を表す情報である。同図(c)のよ
うな外形情報を、以下形状情報と呼ぶ。同様に同図
(d)、同図(e)はそれぞれ2枚目の入力画像の画素
値情報、形状情報である。さて同図(a)をPDLデコ
ンポーザで生成する場合、一般には同図(c)および
(e)から同図(f)のような重ねた形状情報を作成し
ておき、その後同図(b)、(d)を参照して最終画像
(a)を生成する。一方本発明に必要なのは上で述べた
処理予測の結果だから、同図(f)のような情報で十分
であり後半の処理が省ける。前述したようなラスタオブ
ジェクトを貼り込むような処理の場合などは、この後半
の処理負荷が非常に重いので本実施例の効果が高くな
る。
【0058】以下に処理予測について詳細に説明する。
ここでは例としてPDL処理データの一形態であるエッ
ジリスト上での処理をとりあげる。エッジリストとはオ
ブジェクトの識別子とそのオブジェクトがラスタスキャ
ン方向に連続する個数を1つの単位情報とし、この単位
情報の羅列で画像全体を表現する形式を指す。特定の小
領域の処理予測は、その小領域内にオブジェクト間の切
れ目(エッジ)があるかないかで判断することができ
る。
【0059】この処理の様子を図4を用いて説明する。
同図(a)に示す外形情報のうち特定のラインに注目し
たのが同図(b)であり、これをエッジリスト表現した
のが同図(c)である。いま小領域の幅を8画素とす
る。同図(b)に含まれる3つの小領域について、同図
(c)におけるオブジェクト間のエッジの有無からだけ
で判定すると、中央の小領域のみ上書きが行われること
がわかる。左および右の小領域にもエッジが存在する
が、これはオブジェクト間のエッジではないので条件に
該当しない。以上は各小領域の最上ラインに対しての処
理なので、最終的には同様の処理を小領域中の各ライン
について行う必要がある。
【0060】以上エッジリスト上での処理予測を説明し
たが、他にもいくつかの手法が考えられる。例えば小領
域をn画素×n画素ブロックとした場合、解像度を1/
nに落として描画することで小領域単位の上書きの有無
を確認することができる。この場合たまたま小領域と同
じ大きさで上書きするケースを上書きありと誤判定する
可能性があるが、そのままでも総体的な影響は少ない
し、処理の精度をその部分だけ変更すれば誤判定を回避
できる。またデコンポーズ処理では一般にエッジリスト
の手前でディスプレイリストという2次元情報の形態を
とるが、ここからエッジリストと同様な処理予測を行っ
てもよい。こうすれば1次元情報であるエッジリストよ
りも少ない処理数で処理予測を行うことができる。
【0061】また以上では誤判定のない処理予測につい
て説明したが、誤判定を許すかわりに処理負荷を削減す
るようなバリエーションも考えられる。上述の解像度を
落とした描画の例はこの一例で、他にも上書きのありそ
うな部分だけ局所的に処理予測したり、複雑な形状情報
を簡単な図形で近似して処理予測することが考えられ
る。
【0062】このような場合に起こる誤判定のうち、上
書きがない小領域を上書きありとする誤判定について
は、処理終了後の圧縮ページメモリ60に処理画像デー
タ131が残ることになる。従って処理終了後にそのよ
うなデータを符号化するステップを追加する必要があ
る。逆に上書きのある小領域を上書きなしとする誤判定
については、上書きしようとする小領域が符号データ1
60として圧縮ページメモリ60に格納されることにな
る。このような誤判定は起きないように量子化の方向な
どで制御することが望ましい。これは例えば上書きなし
と判断された小領域のうち近似誤差によって誤判定され
た可能性があるものを検出し、それらを上書きありとし
て再判定する、といった制御を指す。このような制御が
不可能な場合は第2の従来例のように局所的に復号する
処理が必要になる。ただしこの復号処理は多く発生しな
いので、処理時間、画質ともに第2の従来例ほどの問題
は発生しない。
【0063】さて以上で説明してきた処理予測を事前
に、あるいは1ページ前の画像の上書き処理と並行して
行い、各小領域に対してどの入力画像が最後の上書き画
像になるかを記憶しておけば、あとはリアルタイムで終
了判定部91の動作を制御することができる。処理予測
の結果のデータフォーマット例を図5に示す。
【0064】ここでいう小領域とは画像全体に対して部
分画像であることを指し、小領域の横幅が必ずしも画像
の横幅と一致する必要はない。小領域のサイズは装置内
のバッファサイズや処理単位によって最適値が変化す
る。ただし本発明が目的とする小領域別の処理だけを考
えた場合には、細かく区切る方が処理が終了して圧縮で
きる小領域が多く発生し、本発明の効果を増幅する。
【0065】また、入力画像データ110は任意形状で
の上書きを実現するために画素値情報と形状情報のセッ
トとする。図6は入力画像データ110のデータフォー
マット例である。同図(a)はもっとも一般的なフォー
マットで、画素値情報と形状情報が1つのデータストリ
ームとなった場合である。もちろん画素値情報と形状情
報の順序が逆でもよい。同図(b)は画素単位に画素値
情報と形状情報を持った場合である。この場合形状情報
は上書きするかしないかを示す。同図(c)は形状情報
を小領域単位に分割し、小領域内の画素が全て上書きす
るかまたは全て上書きしない場合、形状有無を”なし”
として小領域の形状情報を1つにまとめてしまう場合で
ある。このようにすれば冗長な形状情報が不要となる。
もちろん小領域ごとに画素値情報と形状情報がセットに
なったようなデータ順でもよい。同図(d)は画像入力
部で各小領域について、処理中の画像より後に上書きが
あるかどうか知ることができる場合のフォーマットであ
る。この情報を形状情報に含めた以外は、ほぼ同図
(a)と同じ構成となっている。このような場合、図1
の処理予測データ191は入力画像データ110から直
接生成することが可能となるので、処理予測部90は簡
略化できる。
【0066】また、本実施例に用いる符号化手法は可逆
でも非可逆でも構わない。ただし本実施例によれば画像
の全ての小領域がただ1度だけしか符号化されないの
で、非可逆符号化を応用してもジェネレーションノイズ
を発生しない。非可逆符号化の代表例としては、例えば
多値画像圧縮符号化の国際標準でもあるJPEG(Jo
int Photographic Coding E
xperts Group、『カラー静止画像の国際標
準符号化方式−JPEGアルゴリズム−』(遠藤、イン
ターフェース、Dec.1991)など)のベースライ
ン手法(以下、JPEGと呼ぶ)があげられる。
【0067】本実施例では各小領域を独立な画像として
符号化する。前述のJPEGアルゴリズムを始め一般的
な画像符号化技術は画像を連続した情報として扱うの
で、符号になってしまうと分離が難しい。一方、本実施
例では小領域ごとに処理が終了したか否かで異なる扱い
をするので、始めから異なる画像として符号化しておく
のが好ましいためである。
【0068】本実施例の効果を確認するために机上で処
理時間を比較する。まず変数について、1画像を小領域
画像に分解したときの個数をS、全ての入力画像に含ま
れる小領域画像の総数をAとする。入力されるA個の小
領域画像に対して上書き処理をしてS個の小領域画像を
出力するので、必ずS≦Aである。また上書き処理と符
号化復号処理の処理時間をそれぞれTo、Tcとする。
上書き処理は負荷が軽く並列化も容易なために一般には
To<Tcの関係がある。
【0069】第1の従来例は画像の上書き時間がS×A
×To、また符号化時間がS×Tcとなるが、両処理を
並列動作させるとして総処理時間はmax(S×A×T
o,S×Tc)となる。次に第2の従来例の上書き時間
は復号がボトルネックとなりうるのでmax(A×T
o,A×Tc)となる。符号化時間は考えなくてよい。
これに対して本発明では上書き処理と符号化処理が並行
して行われ、遅い方がボトルネックになるのでmax
(A×To,S×Tc)となる。
【0070】図7は上書きする入力画像の枚数を横軸と
して各構成の処理時間を比較したものである。ただし3
500万画素の画像を1MByteの小領域に分割した
と想定しS=35、また上書き処理は4画素同時に処理
できると想定して4To=Tcと仮定した。縦軸は単位
時間当たりの処理枚数であり、大きい方が高速処理であ
ることを示す。同図より本発明の効果は明らかである。
【0071】本実施例によれば上書き処理に対するフィ
ードバックループに符号化処理や復号処理といった本来
必要ない処理が含まれないので、処理時間が短縮でき
る。一方上書きを終了した画像は符号化して圧縮ページ
メモリに蓄積するので、必要なメモリ量を削減すること
ができる。また圧縮効率の高い非可逆符号化を適用した
場合も、符号化が一度しか行われないので画質劣化が少
ない。
【0072】[第2の実施例]本発明の第2の実施例と
して復号処理を含めない画像処理装置について述べる。
画像圧縮符号化は第1の実施例で用いた一時的蓄積の用
途以外にも、データベースのような長期的蓄積や通信に
用いることがある。そこでそのような後処理を想定し、
圧縮した符号をそのまま出力とする実施例について述べ
る。
【0073】まず第2の実施例の基本的な考え方につい
て説明する。第1の実施例で述べたように図1の圧縮ペ
ージメモリ60には、小領域ごとに独立な画像として符
号化した結果が蓄積される。第1の実施例のような一時
的な蓄積にはこれで十分だが、上述の用途を目的とした
第2の実施例では符号量が重要な要素になる。符号量を
小さくするためには、一般的に画像をなるべく連続した
ものとして扱った方が好ましい。前出のJPEGの例で
いえば、ブロック間の直流成分の差分を符号化するのだ
が、その処理がまさにこの例にあたる。また符号データ
のハンドリングという点から考えても、小領域ごとの複
数の符号を1つにまとめた方が好ましい。
【0074】そこで第2の実施例では蓄積された符号を
出力する前に連続的な符号への変換を行うことを特徴と
する。以下、第2の実施例について具体的に説明する。
図8は本発明の第2の実施例のブロック図である。図
中、図1と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略
する。71は符号変換部、81は符号出力部、182は
出力符号データである。
【0075】図8の各部について説明する。符号変換部
71は符号データ170に所定の符号変換を施し、出力
符号データ182として符号出力部81へ送出する。符
号出力部81は出力符号データ182を外部へ出力す
る。
【0076】動作についての説明は第1の実施例から容
易に理解可能なので、省略する。
【0077】以上の中で、符号変換部71における符号
変換処理について説明する。図9は本実施例の符号変換
処理を説明する説明図である。同図(a)はJPEGの
基本的な符号フォーマットを簡単に説明したものであ
る。JPEGの符号は直流成分の差分値の符号と交流成
分値の符号で構成され、その前後にヘッダと終了情報
(EOI(End Of Image)とよばれる)が
配置される。符号データ170が小領域ごとに同図
(a)のフォーマットをとっていた場合、出力符号デー
タ182は例えば同図(b)のように構成できる。図
中、RST(ReSTart)はJPEGのマーカーと
呼ばれる制御信号の1つで、符号のビット位置と直流成
分の差分値を初期化する役割がある。従って小領域ごと
の符号をRSTでつなげば、別々に生成した符号を1枚
の画像として復号することができる。以上は出力符号デ
ータ182を工夫した場合だが、逆に符号データ170
をつなぎやすく構成してもよい。同図(c)はその一例
である。同図(c)のフォーマットは後続の符号に含ま
れる先頭ブロックと最終ブロックの直流成分値を、符号
化せずにそのままデータとしている点が特徴である。符
号データ170がこの形式であれば、前後の差分値を算
出して同図(a)の形式の出力符号データ182が簡単
に生成できる。
【0078】以上は小領域が画像全体と同じスキャン順
で構成されている場合の議論である。スキャン順につい
て図10を用いて説明する。JPEGの符号化は同図
(a)に示すスキャン順で行われる。これに対して同図
(b)の小領域1のように小領域を分割すれば、小領域
と画像全体を同じスキャン順で処理でき、上述の議論が
そのままあてはまる。これに対して同図(b)の小領域
2のように小領域を分割すると、スキャン順が変わるの
で符号データ170をそのままつなぐことができない。
図9(d)はそのような場合の符号フォーマット例であ
る。各ブロックライン単位で符号が独立になるように構
成し、各符号は同図(c)に従う。ただしブロックライ
ンとは縦がブロックサイズで横が画像サイズであるよう
な、横長の領域を指す。各ブロックラインを独立にする
ことによって、スキャン順の変換を容易にできる。この
場合各ブロックラインの符号の先頭位置や符号長などの
構成情報をヘッダに含めてもよい。そのようなサイドデ
ータの例を図10(c)に示す。
【0079】第2の実施例の効果を説明するために、符
号データ170と出力符号データ182の符号量を比較
する。符号データ170は図9(a)を想定し、画像全
体をまとめて符号化するのに比較して小領域ごとに30
0Byteのオーバーヘッドが入ると仮定する。また画
像全体をまとめて符号化したときの圧縮率を20、画像
サイズを3500万画素と仮定する。図11はこの仮定
の下で横軸に小領域のサイズをとった場合の符号データ
170と出力符号データ182の符号量比較である。同
図から特に小領域のサイズが小さい場合に、本実施例の
効果は明らかである。
【0080】なお、以上JPEGを例にとって説明した
が、同様に他の画像符号化手法にも本実施例を適用する
ことが可能である。
【0081】本実施例によれば一時的に蓄積した符号を
効率のよい符号に変換してから出力するので、より圧縮
効率の良い小さい符号量の符号を得ることができる。
【0082】[第3の実施例]本発明の第3の実施例と
して本発明において処理予測を含めない画像処理装置に
ついて述べる。第1の実施例で説明したように本発明に
おける処理予測は重い負荷の処理ではないが、実装上の
都合などで構成をよりシンプルにしたい場合がある。そ
のような場合に対応する実施例について述べる。
【0083】まず第3の実施例の基本的な考え方につい
て説明する。処理予測を省略するので符号化した画像に
上書き処理が発生する可能性がある。これを復号し始め
ると第2の従来例のように処理速度および画質が問題に
なるので、復号処理が不要になるように生の画像を格納
する手段を設ける。これにはページメモリが必要となる
のでコスト的には増加する。
【0084】以下、第3の実施例について具体的に説明
する。図12は本発明の第3の実施例のブロック図であ
る。図中、図1、図8と同様の部分は同一の符号を付し
て説明を省略する。61はページメモリである。
【0085】図12の各部について説明する。ページメ
モリ61は小領域バッファ30から送られる処理画像デ
ータ130を格納し、また格納画像データ140として
上書き処理部20へ送出する。
【0086】動作については第1、第2の実施例から容
易に理解できるので、省略する。
【0087】以上の中で、処理画像データ130は全て
の小領域についてページメモリ61と圧縮ページメモリ
60に2重に保持する。それ以降に入力された画像に対
して上書き処理が発生すればページメモリ61から該当
する小領域読み出す。圧縮ページメモリ60に格納した
データは全ての処理が終わった時点で出力する。従って
どの小領域も符号化処理は1度しかかからない。
【0088】本実施例ではページメモリ61を備えるた
め、第1、第2の従来例よりコストが高くなる。しかし
第1の実施例と処理速度、画質ともに変わらないので、
第1、第2の実施例同様、処理速度および画質面での効
果がある。
【0089】また圧縮ページメモリを使わない場合、例
えば第2の実施例の符号化部50、復号部70を省略し
た構成と比較すると、本実施例の圧縮ページメモリのコ
ストが無視できるのでコスト的には同等である。しかし
本実施例では圧縮ページメモリ60の出力中に、次のペ
ージの入力を行えるのに対し、上述の例ではページメモ
リをダブルバッファで持たねばならず、処理時間または
コストが2倍になる。
【0090】本実施例によれば画像を圧縮、非圧縮の2
重に格納するようにしたので、予測処理を省いたシンプ
ルな構成をとることができる。
【0091】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば安価でかつ高速な上書き処理装置を実現するこ
とができる。また非可逆符号化を適用した場合には高画
質な処理を実現できる。さらに圧縮効率の高い符号とし
て出力することができる。また処理予測を省いた構成も
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理装置の第1の実施例を示す
構成図である。
【図2】 本発明の画像処理装置の第1の実施例におけ
る上書き処理の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図3】 本発明の画像処理装置の第1の実施例におけ
る処理予測の説明図である。
【図4】 本発明の画像処理装置の第1の実施例におけ
る処理予測の説明図である。
【図5】 本発明の画像処理装置の第1の実施例におけ
る処理予測の結果のデータフォーマット例である。
【図6】 本発明の画像処理装置の第1の実施例におけ
る入力画像データ110のデータフォーマット例であ
る。
【図7】 本発明の画像処理装置の第1の実施例の効果
の説明図である。
【図8】 本発明の画像処理装置の第2の実施例を示す
構成図である。
【図9】 本発明の画像処理装置の第2の実施例におけ
る符号変換処理を説明する説明図である。
【図10】 本発明の画像処理装置の第2の実施例にお
けるスキャン順の説明図である。
【図11】 本発明の画像処理装置の第2の実施例の効
果の説明図である。
【図12】 本発明の画像処理装置の第3の実施例を示
す構成図である。
【図13】 上書き処理の概念を説明する説明図であ
る。
【図14】 第1の従来例の画像処理装置を示す構成図
である。
【図15】 第1の従来例の画像処理装置の動作の一例
を示すフローチャートである。
【図16】 第2の従来例の画像処理装置を示す構成図
である。
【図17】 第2の従来例の画像処理装置の動作の一例
を示すフローチャートである。
【図18】 第1および第2の従来例の処理シーケンス
を示す説明図である。
【符号の説明】
10 画像入力部 20 上書き処理部 30 小領域バッファ 40 出力切換え部 50 符号化部 60 圧縮ページメモリ 61 ページメモリ 70 復号部 71 符号変換部 80 画像出力部 81 符号出力部 90 処理予測部 91 終了判定部 110 入力画像データ 120 処理画像データ 130 処理画像データ 131 処理画像データ 140 格納画像データ 141 格納画像データ 150 出力画像データ 160 符号データ 170 符号データ 180 復号画像データ 181 復号画像データ 182 出力符号データ 190 格納データ 191 処理予測データ
フロントページの続き (72)発明者 玉谷 光之 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 桜井 康晴 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 5B047 AA30 EA02 EA09 EB13 EB15 5B057 BA01 CA12 CA16 CA19 CB12 CB16 CB19 CC02 CE08 CG02 CG05 CG07 CH11 CH18 DA17 DC04 DC16 5C073 AB07 BB02 CE01 CE04 5C076 AA13 AA36 BA03 BA05 BA06 5C078 BA21 BA42 CA12 CA14 CA27 CA31 DA00 DA01 DA02

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一旦入力されてフィードバックされる画
    像と新たに入力される他の画像とに対して上書き処理を
    行う画像処理装置において、 画像を入力する画像入力手段と、 前記入力画像と、フィードバックされる画像とに対して
    部分画像単位の上書き処理を行う上書き処理手段と、 前記上書き処理手段から上書き処理結果として出力され
    る部分画像を保持する部分画像格納手段と、 前記部分画像格納手段の部分画像について処理予測を行
    う処理予測手段と、 画像を画像圧縮符号化する符号化手段と、 前記処理予測手段の処理予測に基づいて前記部分画像を
    前記符号化手段により符号化するかどうかを決定する決
    定手段と、 符号化された部分画像および符号化されていない部分画
    像を蓄積するデータ格納手段と、 前記符号化手段で行われる符号化処理の逆処理にあたる
    復号処理を施す復号手段と、 前記データ格納手段の出力が符号化されていない前記部
    分画像ならば前記上書き処理手段へ、前記符号化された
    部分画像ならば前記復号手段へ出力先を切換える出力切
    換え手段と、 前記復号手段で得られる画像を出力する画像出力手段と
    を有し、 前記処理予測は部分画像にそれ以降上書き処理がされる
    かどうかの予測を行い、前記決定手段では上書き処理が
    終了した部分画像のみを符号化手段へ送るようにしたこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 一旦入力されてフィードバックされる画
    像と新たに入力される他の画像とに対して上書き処理を
    行う画像処理装置において、 画像を入力する画像入力手段と、 前記入力画像と、フィードバックされる画像とに対して
    部分画像単位の上書き処理を行う上書き処理手段と、 前記上書き処理手段から上書き処理結果として出力され
    る部分画像を保持する部分画像格納手段と、 前記部分画像格納手段の部分画像について処理予測を行
    う処理予測手段と、 画像を画像圧縮符号化する符号化手段と、 前記処理予測手段の処理予測に基づいて前記部分画像を
    前記符号化手段により符号化するかどうかを決定する決
    定手段と、 符号化された部分画像および符号化されていない部分画
    像を蓄積するデータ格納手段と、 前記データ格納手段から出力される符号に対して符号量
    を削減する符号変換を行う符号変換手段と、 前記データ格納手段の出力が符号化されていない前記部
    分画像ならば前記上書き処理手段へ、前記符号ならば前
    記符号変換手段へ出力先を切換える出力切換え手段と、 前記符号変換手段で得られる符号を出力する符号出力手
    段とを有し、 前記処理予測は部分画像にそれ以降上書き処理がされる
    かどうかの予測を行い、前記決定手段では上書き処理が
    終了した部分画像のみを符号変換手段へ送るようにした
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 一旦入力されてフィードバックされる画
    像と新たに入力される他の画像とに対して上書き処理を
    行う画像処理装置において、 画像を入力する画像入力手段と、 前記入力画像と、フィードバックされる画像とに対して
    部分画像単位の上書き処理を行う上書き処理手段と、 前記上書き処理手段から上書き処理結果として出力され
    る部分画像を保持する部分画像格納手段と、 前記部分画像格納手段から出力される部分画像を格納
    し、格納している部分画像を上記上書き処理手段にフィ
    ードバックする第1のデータ格納手段と、 前記部分画像格納手段から出力される部分画像を画像圧
    縮符号化する符号化手段と、 前記符号化手段から出力される符号を格納する第2のデ
    ータ格納手段と、 前記第2の格納手段から出力される符号に対して、前記
    符号化手段で行われる符号化処理の逆処理にあたる復号
    処理を施す復号手段と、 前記復号手段で得られる画像を出力する画像出力手段と
    を有し、 前記部分画像を画像および符号の形態でそれぞれ前記第
    1のデータ格納手段および前記第2のデータ格納手段に
    格納することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 一旦入力されてフィードバックされる画
    像と新たに入力される他の画像とに対して上書き処理を
    行う画像処理装置において、 画像を入力する画像入力手段と、 前記入力画像と、フィードバックされる画像とに対して
    部分画像単位の上書き処理を行う上書き処理手段と、 前記上書き処理手段から上書き処理結果として出力され
    る部分画像を保持する部分画像格納手段と、 前記部分画像格納手段から出力される部分画像を格納
    し、格納している部分画像を上記上書き処理手段にフィ
    ードバックする第1のデータ格納手段と、 前記部分画像格納手段から出力される部分画像を画像圧
    縮符号化する符号化手段と、 前記符号化手段から出力される符号を格納する第2のデ
    ータ格納手段と、 前記第2のデータ格納手段から出力される符号に対して
    符号量を削減する符号変換を行う符号変換手段と、 前記符号変換手段で得られる符号を出力する符号出力手
    段とを有し、 前記部分画像は画像および符号の形態でそれぞれ前記第
    1のデータ格納手段および前記第2のデータ格納手段に
    格納することを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記符号化手段および復号手段で行われ
    る符号化および復号処理は前記部分画像を独立の画像と
    して符号化することを特徴とする請求項1ないし4に記
    載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記符号化手段および復号手段で行われ
    る符号化および復号処理は前記部分画像を独立に符号化
    し、かつ前記符号変換手段で統合しやすいように情報の
    一部を符号化しないで格納することを特徴とする請求項
    1ないし5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記情報の一部とは部分画像の先頭と最
    後のブロックの直流成分であることを特徴とする請求項
    6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記符号化手段および復号手段で行われ
    る符号化および復号処理は前記部分画像を独立に符号化
    し、かつ前記符号変換手段で統合しやすいように符号の
    並び順を考慮して複数の独立な符号から構成するように
    したことを特徴とする請求項1ないし7に記載の画像処
    理装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の独立な符号とはブロックライ
    ン単位に独立であることを特徴とする請求項8に記載の
    画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の独立な符号は各符号の開始
    位置や符号長がサイド情報として前記部分画像の符号に
    含まれていることを特徴とする請求項1ないし9に記載
    の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記符号変換手段で行われる符号変換
    処理は前記部分画像ごとの符号を一画像の符号のように
    つなげることで符号量を削減することを特徴とする請求
    項2または4ないし10に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記一画像の符号のようにつなげる処
    理とは前記部分画像ごとの符号間で隣り合う直流成分の
    差分を算出し符号化する処理であることを特徴とする請
    求項11に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記一画像の符号のようにつなげる処
    理とは前記部分画像ごとの符号のあい間に符号化および
    復号を初期化するような制御信号を加えてつなげる処理
    であることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装
    置。
  14. 【請求項14】 前記制御信号とはリスタートマーカー
    であることを特徴とする請求項13に記載の画像処理装
    置。
  15. 【請求項15】 前記符号化手段および復号手段で行わ
    れる符号化および復号処理はJPEGなどの非可逆符号
    化であることを特徴とする請求項1ないし14に記載の
    画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記処理予測手段で行われる処理予測
    は簡易な画像生成処理によって行われることを特徴とす
    る請求項1ないし15に記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記処理予測は上書き処理が開始され
    る前に前もって行われていることを特徴とする請求項1
    ないし16に記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記処理予測はその前に予測処理を行
    った画像の上書き処理に並行して行うことを特徴とする
    請求項1ないし16に記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記部分画像は矩形であることを特徴
    とする請求項1ないし18に記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記部分画像の縦および横の画素数は
    8の倍数であることを特徴とする請求項19に記載の画
    像処理装置。
  21. 【請求項21】 画像を入力し、前記入力画像と、上書
    きの終了していない画像に対して部分画像単位の上書き
    処理を行い、前記部分画像がそれ以降上書きされるか否
    かの処理予測を行い、前記部分画像の上書き処理が終了
    していれば所定の手法で画像圧縮符号化を行って符号を
    生成し、前記部分画像または前記符号を蓄積し、前記符
    号に前記画像圧縮符号化の逆処理である復号処理を行う
    ことを特徴とする画像処理方法。
  22. 【請求項22】 画像を入力し、前記入力画像と、上書
    きの終了していない画像に対して部分画像単位の上書き
    処理を行い、前記部分画像がそれ以降上書きされるか否
    かの処理予測を行い、前記部分画像の上書き処理が終了
    していれば所定の手法で画像圧縮符号化を行って符号を
    生成し、前記部分画像または前記符号を蓄積し、前記符
    号に対して符号量を削減する符号変換処理を実行するこ
    とを特徴とする画像処理方法。
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