JP2000261177A - 太陽光発電システム用集電ボックス - Google Patents
太陽光発電システム用集電ボックスInfo
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- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
ウンサイジングが可能な太陽光発電システム用集電ボッ
クスを提供する。 【解決手段】各ストリング回路に対応する断路装置4お
よび逆流防止用ダイオード7を、ボックス本体内のプリ
ント基板上3に配設する。逆流防止用ダイオード7は放
熱板8に取付ける。ボックス本体2に放熱孔を形成し、
放熱板8によりこの放熱孔10からの埃等の侵入を防止
することが好ましい。
Description
備えた太陽光発電システムのための集電ボックスに関す
るものである。
は、太陽電池の各ストリング、すなわち太陽電池セルを
必要な直流電圧が得られるように直列接続したモジュー
ル群毎にそれぞれ断路装置、逆流防止用ダイオード、集
電開閉器、サージアブソーバを備えたものであり、従来
の太陽光発電システム用集電ボックスはこれらをIV電
線や銅バーを用いて内部配線したものであった。ところ
がストリング数が多くなると組み立て時の配線作業に手
数がかかり、組み立てコストが高くなる要因となってい
た。またストリング数が多くなると全体が大型になると
いう問題もあった。
の問題点を解決し、組み立て作業が簡略化でき、コスト
ダウンとダウンサイジングが可能な太陽光発電システム
用集電ボックスを提供するためになされたものである。
また本発明の他の目的は、内部機器からの発生熱を外部
に放熱することと、外部からの埃等の進入防止とを両立
させた太陽光発電システム用集電ボックスを提供するた
めになされたものである。
めになされた本発明は、太陽光発電システムの各ストリ
ング回路に対応する断路装置および逆流防止用ダイオー
ドを、ボックス本体内のプリント基板上に配設したこと
を特徴とするものである。なお、ボックス本体に放熱孔
を形成するとともに、逆流防止用ダイオードが取り付け
られた放熱板により、この放熱孔からの埃等の侵入を防
止した構造とすることが好ましい。なお請求項3以下の
内容については、以下の実施形態とともに詳細に説明す
る。
リント基板上に断路装置、逆流防止用ダイオード等を配
置したので従来のようなIV電線や銅バーを用いた内部
配線は不要となり、組み立て作業が簡略化できる。また
逆流防止用ダイオードは最も発熱し易いものであるが、
逆流防止用ダイオードを放熱板に取り付けるとともに、
ボックス本体に形成した放熱孔から放熱を行うようにし
た。またこれとともに、逆流防止用ダイオードが取り付
けられた放熱板により放熱孔からの埃等の侵入を防止す
るようにしたので、放熱と埃等の侵入防止とを同時に行
わせることができる。
ム用集電ボックスの実施形態を示す正面図であり、外扉
1を備えたボックス本体2の内部に、プリント基板3が
取り付けられている。図2はこのプリント基板3の斜視
図である。この例では太陽電池のストリング数は6であ
り、各ストリング回路に対応させて6個の断路装置4お
よび6個の逆流防止用ダイオード5が、入力端子台6及
びサージアブソーバ7とともにプリント基板3に取り付
けられている。
やその定期点検時に、各ストリング回路毎の電路の絶縁
抵抗測定を行うためのものであり、各ストリング回路を
切り離すための機器である。この実施形態では断路装置
4としてコネクタが用いられており、その引き抜きによ
り電路を断路する。
プリント基板3に直接取り付けるのではなく、図4のよ
うにプリント基板3の下部に設けられた機器取付ベース
を兼ねた放熱板8に固定されている。この組み付けを容
易にするため、プリント基板3にはドライバを通すため
の抜き孔9を設け、機器取付ベースを兼ねた放熱板8に
プリント基板3を取り付けた後に、この抜き孔9からド
ライバを通して逆流防止用ダイオード5を放熱板8に密
着固定できるようにしてある。
ため、図6のようにボックス本体2の上部に放熱孔10
を形成し、外扉1との隙間から内部の熱を持った空気を
外部に放出させるようにしてある。しかしこのままでは
放熱孔10から埃等が内部に入るおそれがあるため、放
熱板8の端部を折り曲げるか図2のように別の防埃板2
1を取付け、この放熱孔10からの埃等の侵入を防止し
ている。これにより内部機器からの発生熱を外部に放熱
することと、外部からの埃等の進入防止とを両立させる
ことができる。
ント基板3の上部には図7のように機器を覆うシールド
板11が取り付けられるため、そのシールド板11の端
部を折り曲げて放熱孔10からの埃等の侵入を防止して
もよい。なお、この実施形態では単一の集電開閉器12
が用いられており、各ストリング回路の断路は断路装置
4により行わせている。このため断路装置4や入力端子
台6を操作する際には、危険防止のために予め集電開閉
器12をオフとしておく必要がある。この操作手順を間
違えないように、集電開閉器12のハンドル13とシー
ルド板11との間にインターロック機構を設けておくこ
とが好ましい。
器12のハンドル13が嵌まる長孔14を形成するとと
もに、シールド板11の支持板16上の位置にも端部を
大径の円形孔とした長孔15を形成し、支持板16上面
のボルト頭部17をこの長孔15に嵌合させておく。こ
のボルト頭部17は大径の円形孔の部分でしかシールド
板11から抜けないようにしておく。このためハンドル
13がオンの位置ではシールド板11を矢印方向にずら
すことができず、ハンドル13をオフとして初めてシー
ルド板11を矢印方向にずらし、ボルト頭部17を大径
の円形孔と一致させてシールド板11を外すことができ
る。
8に集電開閉器12のハンドル13と連動するロック板
19を係合させておき、ハンドル13をオフの位置とす
るとロック板19がシールド板11の孔18から外れて
シールド板11を外すことができるようにしてある。
効果を持たせ、防水性の向上と溶接箇所の削減によるコ
ストダウンを狙って、図9のように前面のみ開口とした
ボックス本体2の上面に放熱孔10を設けておき、上側
と前側を一体にした外扉1を上方に開く構造を採用して
いる。太陽光発電システム用集電ボックスは定期点検等
の際に外扉1を開く必要があるが、外扉1を開いた状態
で保持できることが好ましい。そこで従来は扉を開放状
態に保持するため、ステー金具を用いていたので構造が
複雑で取付け作業性も悪かったが、この実施形態では図
9のように外扉1を開いた際に自重により回転して外扉
1を支えるロック金具20をボックス本体2の前面に取
り付けてある。
線よりボックス内側かつ横重心線より下側の箇所でボッ
クスに回動自在に枢支されているので、単に外扉1を開
くだけでロック金具20が回転し、図面上ロック金具2
0の右辺下方がボックスの水切り部22に当接して、外
扉1をその位置で支えることができる。外扉1を閉じる
際には、手でロック金具20を外扉1の内側に入れれば
よい。なおこの扉を開き状態に保持する構成は、本発明
の集電ボックスだけでなく種々の用途に用いることがで
きる。
発電システム用の直流集電装置は、断路装置および逆流
防止用ダイオードをボックス本体内のプリント基板上に
配設したため、従来の太陽光発電システム用集電ボック
スのようにIV電線や銅バーを用いて内部配線する必要
がなくなり、組み立て作業が簡略化でき、コストダウン
とダウンサイジングが可能となる。また最も発熱し易い
逆流防止用ダイオードを放熱板に取り付けるとともに、
外部からの埃の侵入を防止しつつ熱を外部に逃がすよう
にしたので、ボックス内部の温度上昇を抑制することが
できる等の利点がある。
である。
である。
である。
である。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 太陽光発電システムの各ストリング回路
に対応する断路装置および逆流防止用ダイオードを、ボ
ックス本体内のプリント基板上に配設したことを特徴と
する太陽光発電システム用集電ボックス。 - 【請求項2】 ボックス本体に放熱孔を形成するととも
に、逆流防止用ダイオードが取り付けられた放熱板によ
り、この放熱孔からの埃等の侵入を防止した請求項1に
記載の太陽光発電システム用集電ボックス。 - 【請求項3】 逆流防止用ダイオードが実装されたプリ
ント基板に抜き孔を設け、機器取付ベースを兼ねる放熱
板にプリント基板を取り付けた後に、この抜き孔から逆
流防止用ダイオードを放熱板に密着固定できるようにし
た請求項2に記載の太陽光発電システム用集電ボック
ス。 - 【請求項4】 プリント基板上に素子を覆うシールド板
を取付け、その端部を折り曲げることにより、埃等の侵
入を防止した請求項1に記載の太陽光発電システム用集
電ボックス。 - 【請求項5】 プリント基板上に素子を覆うシールド板
を取付け、機器取付ベースを兼ねる放熱板に取り付けら
れた集電開閉器のハンドルをオフとしたときにのみシー
ルド板を外せるインターロック機構を設けた請求項1に
記載の太陽光発電システム用集電ボックス。 - 【請求項6】 断路装置を着脱式のコネクタにより構成
した請求項1に記載の太陽光発電システム用集電ボック
ス。 - 【請求項7】 ボックス本体の外扉に、外扉を開いたと
きに自重により動き外扉を開いた状態に保持する金具を
設けた請求項1に記載の太陽光発電システム用集電ボッ
クス。
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---|---|---|---|
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JP05789799A Expired - Fee Related JP3594289B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 太陽光発電システム用集電ボックス |
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- 1999-03-05 JP JP05789799A patent/JP3594289B2/ja not_active Expired - Fee Related
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