JP2000259522A - ネットワーク管理システムおよび管理情報転送方法 - Google Patents

ネットワーク管理システムおよび管理情報転送方法

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JP2000259522A
JP2000259522A JP11060544A JP6054499A JP2000259522A JP 2000259522 A JP2000259522 A JP 2000259522A JP 11060544 A JP11060544 A JP 11060544A JP 6054499 A JP6054499 A JP 6054499A JP 2000259522 A JP2000259522 A JP 2000259522A
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JP
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JP11060544A
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Masahiro Takei
正浩 竹居
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理情報の性質を考慮せずに管理情報の転送
を行うことができ、ネットワーク管理エージェント装置
と各通信装置の双方から同時に同じ場所の書き込みが発
生した場合でも管理情報の一貫性を保持する。 【解決手段】 管理情報をその性質毎に性質別格納部1
5、25に格納し、アクセス情報格納部14に管理情報
の性質に応じたアクセス方式を登録しておく。そのた
め、管理情報の転送が行われる際にアクセス要求部11
1からアクセス方式が指定されなくても適切な方式での
転送が行える。また、性質別格納部15、25のデータ
の一貫性を保つための排他制御処理を行うロック制御部
124、224を備える。そのため、ネットワーク管理
エージェント装置1と各通信装置21〜23から同時に同
じ場所への書き込みが発生した場合でも、性質別格納部
15、25にそれぞれ格納されている管理情報の一貫性
は保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理情報をネット
ワーク管理エージェント装置と通信装置との間で転送す
るためのネットワーク管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】管理情報をネットワーク管理エージェン
ト装置と通信装置との間で転送する従来のネットワーク
管理システムとしては、特開平9−238138号公報
に記載されているようなシステムがあった。
【0003】この従来のネットワーク管理システムで
は、ネットワーク管理エージェント装置と通信装置の双
方の装置にメモリを配置し、双方のメモリにそれぞれ格
納される管理情報の格納順序を同一にして、さらにメモ
リ間のデータ転送を行うことにより管理情報の転送を行
なっていた。
【0004】管理情報には、事象変化が変化先からのイ
ベントで通知される緊急度の高い情報、相手側装置に値
を設定して相手側の動作を変更される装置制御に関する
情報等の複数の性質を有している。しかし、従来のネッ
トワーク管理システムでは、格納されている管理情報の
性質は何ら考慮されていないため、ネットワーク管理シ
ステムの利用者は、管理情報の転送を行なう際には管理
情報の性質に応じた最適なアクセス方式を指定しなけれ
ばならない。
【0005】また、この従来のネットワーク管理システ
ムでは、排他制御が考慮されていないため、ネットワー
ク管理エージェント装置と通信装置の双方の装置から同
時に同じ場所に書き込みが起こった際に、双方の装置に
格納されている管理情報の一貫性を保持することができ
なくなる場合が発生するという可能性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のネット
ワーク管理システムでは、下記のような問題点があっ
た。 (1)利用者は、管理情報の転送を行なう際には格納さ
れている管理情報の性質に応じたアクセス方式を指定し
なければならない。 (2)ネットワーク管理エージェント装置と各通信装置
の双方の装置から同時に同じ場所に書き込みが起こった
際に、双方に格納されている管理情報の一貫性を保持す
ることができなくなる場合がある。
【0007】本発明の目的は、利用者が管理情報の性質
を考慮せずに管理情報の転送を行うことができるネット
ワーク管理システムを提供することである。
【0008】また、本発明の他の目的は、ネットワーク
管理エージェント装置と各通信装置の双方の装置から同
時に同じ場所に書き込みが起こった場合でも、格納され
ている管理情報の一貫性が保持されるネットワーク管理
システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のネットワーク管理システムは、ネットワー
ク内に設けられた管理対象である通信装置の管理を行う
ためのネットワーク管理システムであって、前記通信装
置を管理するための制御を行なっている管理マネージャ
と、管理情報を転送するアクセス要求を発生させる第1
のアクセス要求部と、前記通信装置の管理を行うための
情報である管理情報をその性質毎に格納している第1の
性質別格納部と、前記第1の性質別格納部に格納されて
いる管理情報の性質に応じたアクセス方式の情報を格納
している第1のアクセス情報格納部と、管理情報の転送
を制御する第1の通信管理モジュールと、前記第1の通
信管理モジュールにより制御されて管理情報の転送を行
なう通信モジュールとを有する1つまたは複数の通信装
置と前記管理マネージャからのアクセス要求または前記
通信装置から転送された管理情報の前記管理マネージャ
への転送を実行している第2のアクセス要求部と、前記
第1の性質別格納部と同一の保持形式で管理情報を格納
している、前記各通信装置毎に設けられた第2の性質別
格納部と、前記第2の性質別格納部に格納されている管
理情報の性質に応じたアクセス方式の情報を格納してい
る第2のアクセス情報格納部と、管理情報の転送を制御
する第2の通信管理モジュールと、前記第2の通信管理
モジュールにより制御されて管理情報の転送を行なう多
通信モジュールとを有するネットワーク管理エージェン
ト装置とから構成されている。
【0010】本発明は、管理情報を予めその性質毎に格
納し、格納された管理情報の性質に応じたアクセス方式
の情報を格納しておくことにより、ネットワーク管理エ
ージェント装置と通信装置との間で管理情報を転送する
際に、アクセス方式の指定をしなくても自動的に適切な
アクセス方式が選択されるようにしたものである。
【0011】また、本発明のネットワーク管理システム
は、前記第1および第2の通信管理モジュールは、前記
第1および第2の性質別格納部に格納されているデータ
の一貫性を維持するための排他制御処理を行うロック制
御部をそれぞれ有している。
【0012】本発明は、第1および第2の性質別格納部
のデータの一貫性を維持するための排他制御処理を行う
ロック制御部を備えるようにしたので、ネットワーク管
理エージェント装置と各通信装置との間で書き込みが競
合した場合でも、第1および第2の性質別格納部にそれ
ぞれ格納されている管理情報の一貫性は保持されるよう
にしたものである。
【0013】また、本発明のネットワーク管理システム
は、前記アクセス方式の情報が、前記第1および第2の
性質別格納部における管理情報を同一の性質毎に格納し
た領域であるセグメントの番号、読出要求のアクセス要
求が発生した際に前記第1または第2の性質別格納部の
うちのどちらに格納されているデータを読み込むのかを
示す情報である読込方式の情報、前記ネットワーク管理
エージェント装置および前記各通信装置からの書き込み
が競合した際にどちらの装置からの書き込みを優先させ
るかを示す情報であるロック方式の情報、前記第2のア
クセス要求部によりアクセスの要求を受けたセグメント
が前記第2の性質別格納部に実際に存在しているかどう
かを表す情報であるエージェント格納方式の情報であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0015】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態のネットワーク管理システムの構成を示すブロ
ック図である。
【0016】本実施形態のネットワーク管理システム
は、ネットワーク管理エージェント装置1と、複数の通
信装置21〜23と、管理マネージャ3とから構成されて
いる。
【0017】管理マネージャ3は、予め定められた管理
プロトコルに基づいて、ネットワーク管理エージェント
装置1との間で情報交換を行うことによりネットワーク
全体の管理を行なっている。ネットワーク管理エージェ
ント装置1は、管理マネージャ3からの指示に基づいて
管理対象である通信装置21〜23の管理を行なってい
る。
【0018】ネットワーク管理エージェント装置1は、
ネットワーク管理エージェント装置1の振るまいを記述
するエージェントアプリケーション11と、装置間の管
理情報の転送を制御する通信管理モジュール12と、管
理情報を格納する性質別格納部15と、通信モジュール
13と、アクセス情報格納部14とから構成されてい
る。
【0019】アクセス情報格納部14は、性質別格納部
15に格納される管理情報のアクセス方式に関する情報
を格納している。
【0020】また、各通信装置21〜23は、通信装置の
動作を制御する装置ファームウェア21と、通信管理モ
ジュール22と、通信モジュール23と、アクセス情報
格納部24、性質別格納部25とから構成されている。
通信装置22、23の構成も通信装置21と同様であるた
め、その説明は省略する。
【0021】さらに、エージェントアプリケーション1
1はアクセス要求部111を有していて、装置ファーム
ウェア21は、アクセス要求部211を有している。
【0022】ネットワーク管理エージェント装置1は管
理対象の通信装置21〜23と通信モジュール13、23
を介してそれぞれ接続されている。またネットワーク管
理エージェント1は通信装置21〜23のように複数の通
信装置を同時に管理することも可能である。
【0023】本実施形態のネットワーク管理システムで
は、管理情報は通信装置21の性質別格納部25に性質
毎に分類して保持されている。ネットワーク管理エージ
ェント1における性質別格納部15においても、性質別
格納部25と同様の保持形式で管理情報が格納されてい
る。そして、性質別格納部15、25間で保持されたデ
ータを通信モジュール13、23を介して交換すること
により、ネットワーク管理エージェント装置1と通信装
置21の情報転送が行なわれる。
【0024】アクセス情報格納部14、24は性質別格
納部15、25に保持されている管理情報の各性質ごと
の読込時の動作、書き込み時の動作、ネットワーク管理
エージェント装置1と通信装置21との間で書き込みが
競合した際に優先する装置の設定等のアクセス方式を保
持している。
【0025】アクセス要求部111が管理情報にアクセ
スする場合は通信管理モジュール12に、アクセス要求
部111の識別子、アクセスする管理情報の名称を通知
する。また書き込みアクセスを行うにあたっては、アク
セス要求部111は、書き込みを行うデータも併せて通
信管理モジュール12に通知する。
【0026】通信管理モジュール12はアクセス要求部
111からのアクセス要求を受信し、アクセス情報格納
部14を検索して得られたアクセス方式に従い性質別格
納部15へのアクセスの実行、もしくは通信モジュール
13を介して通信装置21にアクセス要求を送出し、応
答として得られた管理情報をアクセス要求部111に返
却する。通信管理モジュール12はまた、通信装置21
〜23からのアクセス要求を通信モジュール13を介し
て受信して、性質別格納部15にアクセスして応答を返
却したり、アクセス要求部111に情報を転送を行う。
【0027】また、通信装置21からネットワーク管理
エージェント装置1への一方向の通知(通信装置側で検
出された状態変化等の通知)の送信が行われる場合に
は、アクセス要求部211はアクセスする管理情報の名
称と送付するデータとを通信管理モジュール22に送付
する。そして、通信管理モジュール22はアクセス情報
格納部24を検索し、得られた情報に従いネットワーク
管理エージェント装置1に対して通知を送信する。
【0028】本実施形態のネットワーク管理システムの
詳細な構成を示すブロック図を図2に示す。
【0029】ネットワーク管理エージェント装置1にお
けるエージェントアプリケーション11は、管理操作の
要求を送出するアクセス要求部111、112と通信装
置からの通知を受信する通知受信部113とを備えてい
る。図1におけるエージェントアプリケーション11で
は、アクセス要求部111のみを示していたが、エージ
ェントアプリケーション11は、図2に示すように複数
のアクセス要求部111、112を有することも可能で
ある。アクセス要求部111、112は、それぞれ障害
情報の取得、性能情報の取得といったプロセス毎に設け
られている。以下はアクセス要求部111についての動
作のみを説明するがアクセス要求部112も同様な動作
を行う。
【0030】通信管理モジュール12は、性質別格納部
15への読み書きを行う手段を提供するデータアクセス
部123と、性質別格納部15のデータの一貫性を維持
するための排他制御処理を行うロック制御部124と、
通信モジュール13に管理要求を送出するための通知送
信部127と、書込要求送信部128と、読出要求送信
部129と、他装置からのアクセスを受信するデータ受
信部130と、受信したデータのヘッダを解析するデー
タ解析部131と、他装置からのアクセス要求応答を返
却するための書込応答送信部125と、読出応答送信部
126と、これらの各構成要素123〜131を管理す
るためのアクセス制御部121とから構成される。
【0031】通信管理モジュール22は、データアクセ
ス部223と、ロック制御部224と、通知送信部22
7と、書込要求送信部228と、読出要求送信部229
と、データ受信部230と、データ解析部231と、書
込応答送信部225と、読出応答送信部226と、アク
セス制御部221とから構成されている。通信管理モジ
ュール22の構成および動作はネットワーク管理エージ
ェント装置1の通信管理モジュール12の構成および動
作と同じであるため、それぞれの構成要素の説明は省略
する。
【0032】次に、性質別格納部15、25のデータ構
造および管理情報が転送される様子を図3を参照して説
明する。
【0033】管理情報は、性質別格納部15、25内に
おいて、その管理情報が持つ性質:(例えば、事象変化が
変化先からのイベントで通知される緊急度の高い情報、
相手側装置に値を設定して相手側の動作を変更させる装
置制御に関する情報といった性質)毎に分類され、同種
の性質毎に性質別格納部15、25の媒体中に連続に格
納される。同種の性質でまとまった領域をセグメントと
呼ぶ。通信装置21〜23のうちの1つの通信装置の管理
のための情報は、1つもしくは複数のセグメントにより
格納され、ネットワーク管理エージェント装置1、通信
装置21〜23の双方で同じ形式によって格納される。
【0034】またネットワーク管理エージェント装置1
においては複数の通信装置21〜23の管理情報を区別す
るために,性質別格納部15の中においてセグメントに
通信装置21〜23に対応する識別子を付与する。性質別
格納部15は、格納領域151〜153により構成されて
いて、格納領域151〜153はそれぞれ通信装置21
3に対応している。またセグメント内に格納される管
理情報はネットワーク管理エージェント装置1の管理オ
ブジェクトインスタンス(MOI:Managed O
bject instance)161〜163の属性
a、c、eおよび通知情報b、dと1対1の対応関係を
保持し、また通信装置21、22においても、その情報は
端点の障害警報、通信経路の帯域等といったそれぞれの
主信号機能17と1対1の対応関係を保持している。ネ
ットワーク管理エージェント装置1と、各通信装置21
〜23間の管理情報の転送は、双方の装置間の性質別格
納部15、25のメモリコピーにより行なわれる。
【0035】上記のように構成した性質別格納部15、
25は各装置毎に配備される。エージェントアプリケー
ション11や装置ファームウエア21内のアクセス要求
部111、211は通信管理モジュール12、22に対
して、読込指示、書込指示をそれぞれ送出し、アクセス
結果を通信管理モジュール13、23から受け取る。
【0036】次に、図4を参照しアクセス情報格納部1
4の構成について説明する。アクセス情報格納部14で
は、性質別格納部15が保持しているセグメントの性質
情報をあらかじめ保持している。
【0037】図4を参照すると、アクセス情報格納部1
4は、対象となるセグメントを特定するための通信装置
の識別子、セグメント番号と、各セグメントのアクセス
情報を指定する読込方式、書込方式、ロック方式の情報
を格納している。
【0038】読込方式は、性質別格納部15、25のど
ちらに格納されているデータを読み込むのかを示す情報
であり、自側の性質別格納部から読込を行う"内部"、相
手側の性質別格納部から読込を行う"外部"の2種類から
選択される。書込方式は、性質別格納部15、25のど
ちらの性質別格納部に対して書き込みを行うのかを示す
情報であり、自側の性質別格納部にのみ書き込みを行
う"内部"、相手側の性質別格納部と自側の性質別格納部
に書き込みを行う"外部"、相手側の性質別格納部に書き
込みを行い、相手側で通知を発行させる"通知"、書き込
みを禁止させる"禁止"の4種類から選択される。
【0039】ロック方式は、書き込みが競合した際にど
ちらの装置の書き込みを優先させるかを示す情報であ
り、書き込み競合時にネットワーク管理エージェント装
置側の書き込みを優先させる"エージェント優先"、書き
込み競合時に通信装置側の書き込みを優先させる"通信
装置優先"、書き込み競合時に、どちらか一方の書き込
みを優先させる"双方優先"、排他制御を行わない"無し"
の3種類から選択される。
【0040】なおネットワーク管理エージェント装置1
では、複数の通信装置21〜23を管理するので、アクセ
ス情報格納部14においても管理する通信装置の台数に
対応した情報を有するが、通信装置21〜23の各アクセ
ス情報格納部24では、自分自身の情報を有する。アク
セス情報格納部14、24はこれらの情報を、アクセス
制御部121、221からの要求にしたがって検索して
応答を返却する。
【0041】次に、各種要求の送受信時に行われるロッ
ク制御について図5〜8を用いて説明する。性質別格納
部15、25のデータの一貫性を保つため、同じ箇所に
対して同時にネットワーク管理エージェント装置1と通
信装置21〜23から書き込みが起きた時の動作を以下の
4方式に分別し、各セグメント毎に適切な排他制御方式
を設定し双方のアクセス情報格納部14、24に格納す
る。
【0042】第1の動作方式は、ネットワーク管理エー
ジェント装置1の書き込み処理を優先させる方式であ
り、第2の動作方式は、通信装置21〜23の書き込み処
理を優先させる方式であり、第3の動作方式は、いずれ
かの装置も処理を優先し、アクセス競合が起きた時は再
送を行う方式である。第4の動作方式はロック制御を行
わない方式である。
【0043】第1〜第3のロック制御の動作方式につい
て、それぞれ書込要求の競合が起きた時の動作を説明す
る。
【0044】第1の動作方式と第2の動作方式は優先側
と非優先側を互いに入れ換えれば同様であるので、図5
を用いて同時に説明する。図5を参照すると優先側の書
込要求時には自側の性質別格納部15(または25)に
ロックをかけ(ステップ31)、書込要求を相手側に通知
する(ステップ32)。非優先側の書込要求時には自側の
性質別格納部25(15)にはロックをかけずに書き込
み要求を送信する(ステップ39)。
【0045】優先側の書込要求処理は、相手側において
ロックをかけて(ステップ33)書き込みを行い(ステッ
プ34)、そのロックを解除し(ステップ35)、書込成
功を返し(ステップ36)、自側の性質別格納部15(2
5)に書き込みを行い(ステップ37)、ロックを解除す
る(ステップ38)。
【0046】非優先側の書き込み処理は、相手側におい
てロックをかけようとするが、すでに優先側の書込処理
がロックをかけているので失敗し(ステップ40)、書込
失敗が返却され(ステップ41)、書き込み処理は失敗す
る。
【0047】第3の動作方式について図6を用いて説明
する。優先側Aからの書き込み要求は、自側の性質別格
納部15をロックし(ステップ51)、書き込み要求を相
手側に送付する(ステップ52)ことにより開始される。
優先側Bからの書き込み要求も同じく自側の性質別格納
部25(15)をロックし(ステップ65)、書き込み要
求を相手側に送付する(ステップ66)ことにより開始さ
れる。
【0048】優先側A、Bともに相手側でロックを試み
るが、既にロックがかけられているので失敗し(ステッ
プ53、67)、書き込み失敗が返却される(ステップ
54、68)。
【0049】優先側A、優先側Bともに任意時間だけ待
機した後(ステップ56、70)に書き込み要求の再送を
行う。いま、優先側Aの方が先に再送要求を出したとす
ると、優先側Aの書き込み動作がまず成功する(ステッ
プ57〜64)。ついで、優先側Bの書き込み動作が成
功する(ステップ71〜78)。この結果、双方にはB側
の書き込み結果が残る。
【0050】次にロック制御の動作を図7を元に説明す
る。ロックの対象となるセグメントのロック方式がロッ
クをしない"無し"である場合には(ステップ171)、な
にも制御は行わずに制御は成功する(ステップ174)。
それ以外の場合は、ロック対象のセグメントのロックが
かけられるか調べ(ステップ172)、ロック可能であれ
ば、そのセグメントをロックして(ステップ173)成功
終了する(ステップ174)。もし、ロックができない場
合は任意時間待機する。待機回数が一定回数に達した場
合は(ステップ175)、ロック制御は失敗する(ステッ
プ177)。まだ達していない場合は、任意時間待機し
て(ステップ176)、再びロックできるかを調べる(ス
テップ172)。
【0051】次に、再送制御の動作を図8を元に説明す
る。まず、同じ要求に対して一定回数以上再送要求を実
行した場合(ステップ81)、タイムアウトとして、その
要求を出したアクセス要求部111または211にアク
セスの失敗応答を通知する(ステップ86)。まだ、一定
回数に達してない場合は、任意時間待機し(ステップ8
2)自側のアクセス対象のセグメントをロックを試みる
(ステップ83)。ロック制御に失敗した場合にも(ステ
ップ84)、アクセス要求部111または211に失敗
応答を通知する(ステップ86)。ロックに成功した場合
は、再び書き込み要求送信部128または228を呼び
出してアクセス要求部111または211から要求のあ
ったアクセス要求を相手側装置に送信する。
【0052】次に管理情報の要求と応答の流れについて
説明する。先ずアクセス要求部からアクセス制御部への
書込、読出の動作について、ネットワーク管理エージェ
ント装置1のアクセス要求部111からの要求を例に取
り、図2および図9〜12を用いて説明する。この動作
は、通信装置21内のアクセス要求部211からアクセ
ス制御部221へ要求があった場合においても同様であ
るためその説明は省略する。
【0053】アクセス要求部111からのアクセス要求
は、書込要求か読出要求かを区別するアクセス種類、通
信装置の識別子、アクセスするデータのセグメント番
号、セグメント内位置、アクセスするデータ(書込要求
の場合)、アクセス要求部を特定するアクセス識別子を
引数としてアクセス制御部121に通知される(ステッ
プ91)。
【0054】アクセス制御部121は、要求を受信する
と以下の処理を行う。まずアクセス種類により処理を分
岐する(ステップ92)アクセス種類が読み出しであると
きはアクセス情報格納部122から該当するセグメント
の読出方式を検索し(ステップ93)、読出処理(ステッ
プ94)を実行する。アクセス種類が書込である時は、
アクセス情報格納部14から該当するセグメントの書込
方式を検索し(ステップ96)、書込処理を実行する。
【0055】図9中の読出処理(ステップ94)につい
て図10を参照して説明する。読出方式が外部読出であ
る時は(ステップ101)、アクセス識別子、セグメン
ト、セグメント内位置を引数として読出要求送信部12
9を呼出す(ステップ105)。読出方式が内部読出であ
る時は(ステップ102)、自身の性質別格納部15から
該当するデータを獲得し(ステップ103)、要求元のア
クセス要求部111に獲得したデータを返却する(ステ
ップ104)。
【0056】次に、図9中の書き込み処理(ステップ9
6)について図11を参照して説明する。書込方式が外
部書込である時(ステップ301)は、性質別格納部15
のアクセス対象箇所にロック制御を行う(ステップ30
2)。ロック制御が成功すると、次いでアクセス識別
子、セグメント番号、セグメント内位置、転送データを
引数として書込要求送信部128を呼出す(ステップ3
04)。ロック制御が失敗した場合、要求元のアクセス
要求部111に要求が失敗したことを通知する(ステッ
プ304)。
【0057】書込方式がイベント通知である時(ステッ
プ305)は、アクセス識別子、セグメント番号、セグ
メント内位置、転送データを引数として通知送信部12
7を呼出し(ステップ306)、自側の性質別格納部15
に書き込みを行う(ステップ307)。通知送信部127
は送信先が結果を返さないので、応答を待たずに要求元
のアクセス要求部111に結果を通知する(ステップ3
08)。
【0058】書込方式が内部書込である時(ステップ3
09)は、まず自側の性質別格納部15のアクセス対象
箇所にロック制御を行う(ステップ310)。ロックが成
功したら性質別格納部15に書き込みを行う(ステップ
311)。次いで、ロック解除制御を行い(ステップ31
2)、要求元のアクセス要求部111に成功である旨の
結果を返却する(ステップ313)。ロック制御が失敗し
た場合、要求元のアクセス要求部111に要求が失敗し
たことを通知する(ステップ314)。
【0059】書込方式が書込禁止である時(ステップ3
15)は、要求元のアクセス要求部111に失敗である
旨の結果を返却する(ステップ316)。
【0060】ついで、図2および図12を用いて他装置
からのアクセスにより到着したデータの処理に関して、
データ解析部131からアクセス制御部121への要求
を例に取り説明する。この動作は、通信装置21、22
3内のデータ解析部231からアクセス制御部221
への要求が発生した場合でも同様である。
【0061】他の装置からのアクセス要求は通信モジュ
ール13を介してデータ受信部130で受信される。受
信したデータは、データ解析部131により処理され
る。
【0062】データ解析部131から、書込要求等の操
作を示すアクセス種別、セグメント番号、セグメント内
位置、データ(アクセス種別が書込要求、読出応答、通
知の場合)アクセス識別子(アクセス種別が通知以外の場
合)を引数としてアクセス制御部121を呼び出すこと
で受信処理が開始される(ステップ401)。
【0063】アクセス種別が通知である場合(ステップ
402)、性質別格納部15の該当する場所にデータを
書込み(ステップ403)、エージェントアプリケーショ
ン11の通知受信部113に書込のあったセグメント番
号、セグメント内オフセット、書込前の値を通知する
(ステップ404)。
【0064】アクセス種別が書込要求である場合(ステ
ップ405)、自側の性質別格納部15のアクセス対象
箇所に対してロック制御を行う(ステップ406)。ロッ
ク制御が失敗した場合には書込応答送信部125を介し
て書込失敗の応答を通知する(ステップ409)。ロック
制御が成功した場合は、性質別格納部15の該当する箇
所ににアクセスし(ステップ407)、ロックを解除し
(ステップ408)、書込応答送信部125を介して呼び
出し元装置に書込成功の応答を通知する(ステップ40
9)。
【0065】アクセス種別が読出要求である場合(ステ
ップ410)、性質別格納部15の該当する箇所にアク
セスしデータを取得し(ステップ411)、読出応答送信
部126を介してデータを呼び出し元に送付する(41
2)。
【0066】アクセス種別が書込応答である場合(ステ
ップ413)、応答が書き込み要求の成功であれば、性
質別格納部15の該当する箇所にデータを書き込み(ス
テップ417)、性質別格納部15の該当する箇所に設
定していたロックを解除し(ステップ418)、アクセス
識別子に対応する要求元のアクセス要求部111に書込
応答を通知する(ステップ419)。もし、応答が書き込
み要求の失敗であれば(ステップ414)、自側の性質別
格納部15にかけていたロックの解除制御を行い(ステ
ップ415)、書き込み要求の再送制御を行う(ステップ
4016)。
【0067】アクセス種別が読出応答である場合(ステ
ップ420)、性質別格納部15の該当する箇所に応答
により渡されたデータを書き込み(ステップ421)、ア
クセス識別子に対応する要求元のアクセス要求部111
に応答を返却する(ステップ422)。
【0068】本実施形態のネットワーク管理システムで
は、予めアクセス情報格納部14に性質別格納部15の
アクセス方式を登録しているため、アクセス要求部11
1からアクセス方式を指定しなくても適切な方式で管理
情報の転送を行えることができる。そのため、ネットワ
ーク管理システムの利用者は、管理情報の転送を行なう
際に格納されている管理情報の性質に応じたアクセス方
式を指定しなくてもよい。
【0069】また、通信管理モジュール12、22内に
それぞれロック制御部124、224を有しているた
め、ネットワーク管理エージェント装置1と各通信装置
1〜23の双方の装置から同時に同じ場所に書き込みが
起こった場合でも、双方に格納されている管理情報の一
貫性が保持される。
【0070】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態のネットワーク管理システムについて図13お
よび図14を参照して詳細に説明する。
【0071】本実施形態のネットワーク管理システム
は、図2に示したネットワーク管理システムにおいてネ
ットワーク管理エージェント装置1の代わりにネットワ
ーク管理エージェント装置4を備えたものである。
【0072】ネットワーク管理エージェント装置4が、
ネットワーク管理エージェント装置1と異なる点は、ア
クセス情報格納部14の代わりに非格納判別つきアクセ
ス情報格納部26を有していることである。
【0073】図13を参照すると、アクセス制御部12
1は、非格納判別つきアクセス情報格納部26にアクセ
スすることで、ネットワーク管理エージェント装置4の
管理情報のアクセス情報を得る。
【0074】非格納判別つきアクセス情報格納部26の
構成を図14を用いて説明する。非格納判別つきアクセ
ス情報格納部26は、通信装置識別子、セグメント番
号、読込方式、書込方式、ロック方式に加えてエージェ
ント格納方式の情報を格納している。エージェント格納
方式はそのセグメントが実際に自側の性質別格納部15
に存在しているかを表す情報であり、実際に存在してい
ることを示す"格納"と、実際には存在していないことを
表す"非格納"の2種類から選択される。エージェント格
納方式に"非格納"が選択されたセグメントでは、実際に
はデータは自側の性質別格納部15に格納されないこと
から、ロック方式は"無し"が選択される。
【0075】エージェント格納方式が"格納"の場合のア
クセス制御部の動作は、第1の実施形態と同様である。
エージェント格納方式が"非格納"の場合、自側の性質別
格納部15に対するアクセス、ロック制御は行われな
い。
【0076】書き込み/読込要求は、アクセス制御部1
21がアクセス要求部111から要求を受け、相手先通
信装置21〜23にアクセス要求を送信し、その応答をア
クセス要求のあったアクセス要求部111へ返却するこ
とにより実現する。また通信装置21〜23からの通知が
あった場合はアクセス制御部121が通知受信部127
を呼び出すことで実現する。
【0077】本発明の第2の実施形態は第1の実施形態
の効果に加えて、ネットワーク管理エージェント装置側
の性質別格納部15の容量を削減するという効果をさら
に有する。
【0078】また、上記第1および第2の実施形態で
は、ネットワーク管理エージェント装置1、4は、3つ
の通信装置21〜23を管理するものとして説明したが、
本発明はこのような構成に限定されるものではなく、任
意の数の通信装置を管理する場合でも同様に適用するこ
とができるものである。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、下記の
ような効果を有する。 (1)利用者は、管理情報の転送を行なう際に格納され
ている管理情報の性質に応じたアクセス方式を指定しな
くてもよい。 (2)ネットワーク管理エージェント装置と各通信装置
の双方の装置から同時に同じ場所に書き込みが起こった
場合でも、双方に格納されている管理情報の一貫性が保
持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のネットワーク管理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のネットワーク管理システム詳細な構成を
示すブロック図である。
【図3】性質別格納部15、25のデータ構造を説明す
るための図である。
【図4】図1中のアクセス情報格納部14に格納されて
いるアクセス情報のデータ構造を示す図である。
【図5】各種要求の送受信時に行われるロック制御につ
いて説明するための図である。
【図6】各種要求の送受信時に行われるロック制御につ
いて説明するための図である。
【図7】各種要求の送受信時に行われるロック制御につ
いて説明するためのフローチャートである。
【図8】再送制御の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図9】管理情報の要求と応答の制御を説明するための
フローチャートである。
【図10】管理情報の読み出し処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図11】管理情報の書き込み処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図12】他装置からのアクセスにより到着したデータ
の処理を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施形態のネットワーク管理
システムの構成を示すブロック図である。
【図14】図13中の非格納判別つきアクセス情報格納
部26に格納されているアクセス情報のデータ構造を示
す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク管理エージェント装置 21〜23 通信装置 3 管理マネージャ 4 ネットワーク管理エージェント装置 11 エージェントアプリケーション 12 通信管理モジュール 13 通信モジュール 14 アクセス情報格納部 15 性質別格納部 151〜153 格納領域 161〜163 管理オブジェクトインスタンス(MO
I) 17 主信号機能 21 装置ファームウェア 22 通信管理モジュール 23 通信モジュール 24 アクセス情報格納部 25 性質別格納部 26 非格納判別つきアクセス情報格納部 31〜41 ステップ 51〜78 ステップ 81〜86 ステップ 91〜96 ステップ 101〜105 ステップ 111、112 アクセス要求部 113 通知受信部 121 アクセス制御部 123 データアクセス部 124 ロック制御部 125 書込応答送信部 126 読出応答送信部 127 通知送信部 128 書込要求送信部 129 読出要求送信部 130 データ受信部 131 データ解析部 171〜177 ステップ 211、212 アクセス要求部 213 通知受信部 221 アクセス制御部 223 データアクセス部 224 ロック制御部 225 書込応答送信部 226 読出応答送信部 227 通知送信部 228 書込要求送信部 229 読出要求送信部 230 データ受信部 231 データ解析部 301〜316 ステップ 401〜422 ステップ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク内に設けられた管理対象で
    ある通信装置の管理を行うためのネットワーク管理シス
    テムであって、 前記通信装置を管理するための制御を行なっている管理
    マネージャと、 管理情報を転送するアクセス要求を発生させる第1のア
    クセス要求部と、前記通信装置の管理を行うための情報
    である管理情報をその性質毎に格納している第1の性質
    別格納部と、前記第1の性質別格納部に格納されている
    管理情報の性質に応じたアクセス方式の情報を格納して
    いる第1のアクセス情報格納部と、管理情報の転送を制
    御する第1の通信管理モジュールと、前記第1の通信管
    理モジュールにより制御されて管理情報の転送を行なう
    通信モジュールとを有する1つまたは複数の通信装置と
    前記管理マネージャからのアクセス要求または前記通信
    装置から転送された管理情報の前記管理マネージャへの
    転送を実行している第2のアクセス要求部と、前記第1
    の性質別格納部と同一の保持形式で管理情報を格納して
    いる、前記各通信装置毎に設けられた第2の性質別格納
    部と、前記第2の性質別格納部に格納されている管理情
    報の性質に応じたアクセス方式の情報を格納している第
    2のアクセス情報格納部と、管理情報の転送を制御する
    第2の通信管理モジュールと、前記第2の通信管理モジ
    ュールにより制御されて管理情報の転送を行なう多通信
    モジュールとを有するネットワーク管理エージェント装
    置とから構成されているネットワーク管理システム。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の通信管理モジュー
    ルは、前記第1および第2の性質別格納部に格納されて
    いるデータの一貫性を維持するための排他制御処理を行
    うロック制御部をそれぞれ有している請求項1記載のネ
    ットワーク管理システム。
  3. 【請求項3】 前記アクセス方式の情報が、 前記第1および第2の性質別格納部における管理情報を
    同一の性質毎に格納した領域であるセグメントの番号、
    読出要求のアクセス要求が発生した際に前記第1または
    第2の性質別格納部のうちのどちらに格納されているデ
    ータを読み込むのかを示す情報である読込方式の情報、
    前記ネットワーク管理エージェント装置および前記各通
    信装置からの書き込みが競合した際にどちらの装置から
    の書き込みを優先させるかを示す情報であるロック方式
    の情報である請求項1または2記載のネットワーク管理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記アクセス方式の情報が、 前記第1および第2の性質別格納部における管理情報を
    同一の性質毎に格納した領域であるセグメントの番号、
    読出要求のアクセス要求が発生した際に前記第1または
    第2の性質別格納部のうちのどちらに格納されているデ
    ータを読み込むのかを示す情報である読込方式の情報、
    前記ネットワーク管理エージェント装置および前記各通
    信装置からの書き込みが競合した際にどちらの装置から
    の書き込みを優先させるかを示す情報であるロック方式
    の情報、前記第2のアクセス要求部によりアクセスの要
    求を受けたセグメントが前記第2の性質別格納部に実際
    に存在しているかどうかを表す情報であるエージェント
    格納方式の情報である請求項1または2記載のネットワ
    ーク管理システム。
  5. 【請求項5】 ネットワーク内に設けられた管理対象で
    ある通信装置の管理を行うために、管理マネージャによ
    り制御されたネットワークワーク管理エージェント装置
    と前記通信装置との間で、前記通信装置の管理を行うた
    めの情報である管理情報を転送するための管理情報転送
    方法であって、 前記管理情報をその性質毎に格納するとともに管理情報
    の性質に応じたアクセス方式の情報を格納しておき、 前記管理マネージャからのアクセス要求に基づいて管理
    情報の転送を行う際に、格納されている管理情報の性質
    に基づいたアクセス方式を検索し、 得られた該アクセス方式に基づいて前記管理情報の読出
    /書込処理を行う管理情報転送方法。
  6. 【請求項6】 前記ネットワーク管理エージェント装置
    および前記各通信装置からの書き込みが競合した際に、
    前記ネットワーク管理エージェント装置と前記各通信装
    置に予め格納されている管理情報の一貫性を維持するた
    めの排他制御処理をさらに行う請求項5記載の管理情報
    転送方法。
  7. 【請求項7】 前記アクセス方式の情報が、 前記ネットワーク管理エージェント装置と前記各通信装
    置に予め格納されている管理情報を同一の性質毎に格納
    した領域であるセグメントの番号、読出要求のアクセス
    要求が発生した際に前記ネットワーク管理エージェント
    装置と前記各通信装置のうちのどちらの装置に予め格納
    されているデータを読み込むのかを示す情報である読込
    方式の情報、前記ネットワーク管理エージェント装置お
    よび前記各通信装置からの書き込みが競合した際にどち
    らの装置からの書き込みを優先させるかを示す情報であ
    るロック方式の情報である請求項5または6記載の管理
    情報転送方法。
  8. 【請求項8】 前記アクセス方式の情報が、 前記ネットワーク管理エージェント装置と前記各通信装
    置に予め格納されている管理情報を同一の性質毎に格納
    した領域であるセグメントの番号、読出要求のアクセス
    要求が発生した際に前記ネットワーク管理エージェント
    装置と前記各通信装置のうちのどちらの装置に予め格納
    されているデータを読み込むのかを示す情報である読込
    方式の情報、前記ネットワーク管理エージェント装置お
    よび前記各通信装置からの書き込みが競合した際にどち
    らの装置からの書き込みを優先させるかを示す情報であ
    るロック方式の情報、前記管理マネージャからのアクセ
    ス要求を受けたセグメントが前記ネットワーク管理エー
    ジェント装置に実際に存在しているかどうかを表す情報
    であるエージェント格納方式の情報である請求項5また
    は6記載の管理情報転送方法。
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