JP2000258593A - 廃棄物処理用溶融炉 - Google Patents

廃棄物処理用溶融炉

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JP2000258593A
JP2000258593A JP11061201A JP6120199A JP2000258593A JP 2000258593 A JP2000258593 A JP 2000258593A JP 11061201 A JP11061201 A JP 11061201A JP 6120199 A JP6120199 A JP 6120199A JP 2000258593 A JP2000258593 A JP 2000258593A
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furnace
drum
waste
discharge port
inlet
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Takeshi Nishikawa
雄 西川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属が多い廃棄物を効率良く連続的に溶融する
廃棄物処理用溶融炉。 【解決手段】廃棄物処理用溶融炉は金属を含む廃棄物を
収容したドラム缶11を内蔵する空間を有する炉本体1
2と、この空間に内蔵された廃棄物を溶融する誘導加熱
コイル13と、ドラム缶11を炉本体12に導入する導
入口14と、溶融した廃棄物を排出する排出口18を備
える。導入口14は炉本体12の側部に設けられドラム
缶11を横にした状態で導入可能な広さを有し、炉本体
12は導入口14から横にして導入されたドラム缶11
が転がりながら移動して炉端部に到達するように構成さ
れ、排出口18は炉本体12の炉端部近傍に設けられ、
誘導加熱コイル13はその主磁界の方向を前記ドラム缶
11の移動方向に一致するように少なくとも排出口18
近傍の炉本体12の周囲に設けられる。導入口14には
シャッタ16、排出口18にはバルブ19を設けること
が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物、特に原子
力関連施設の運転及び解体に伴って発生する固体状の廃
棄物の処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原子力関連施設の運転及び解体に伴って
発生する廃棄物には、木材、ウエス、衣類、紙等の可燃
物や、フィルタ、イオン交換樹脂、プラスチック等の難
燃物の他に、パイプ、鋼板、コンクリート、銅線等の不
燃物が含まれる。可燃物や難燃物については焼却・減容
化の後に重金属や放射性物質などを含む灰として直接ド
ラム缶に詰めて保管、管理される。一方、不燃物にあっ
てはそのまま、或はセメント、アスファルト、樹脂など
の空隙充填物とともにドラム缶に詰めて保管・管理され
ている。しかし、可燃性又は難燃性の焼却灰は灰の嵩密
度が低く、不燃物にあってはドラム缶に十分な充填がで
きないためドラム缶の本数が多くなり輸送上の負荷が増
大し、また保管場所を多く要する不具合がある。この点
を解消するためには減容率を更に向上させる必要があ
り、従来、この種の廃棄物処理装置として、誘導加熱コ
イルを使用して減容する放射性廃棄物の焼却固化装置
(特開昭60−186800)が開示されている。
【0003】この放射性廃棄物の焼却固化装置では、密
封容器状の炉本体の底部が昇降可能な底蓋によって開放
可能に閉止され、誘導加熱コイルはその主磁界の方向が
鉛直になるように炉本体の側壁の外周部に設けられ、更
に炉本体内部に誘導加熱コイルに対向して金属製の筒状
加熱体が設置される。底蓋上面に固着された支台上には
底蓋による炉本体底部の閉止時に筒状加熱体の下端部を
ほぼ閉止する底板が取付けられ、底板上には筒状加熱体
内に下方から挿入可能な容器が載置される。また炉本体
の上部には、排ガス口と、容器内に放射性廃棄物及び共
融物形成用の融剤を供給するための供給口と、燃焼用の
酸素含有ガスを供給するための酸素供給管とがそれぞれ
設けられる。
【0004】このように構成された放射性廃棄物の焼却
固化装置では、容器を炉本体内に設置し、誘導コイルに
通電すると、筒状加熱体が誘導加熱により加熱される。
この状態で放射性廃棄物の焼却灰と融剤を供給口から供
給すると、筒状加熱体の熱輻射、熱伝達による加熱作用
にて融解する。供給口から可燃性廃棄物を供給し、酸素
供給管から燃焼用空気を供給すると、可燃性廃棄物は燃
焼して焼却灰となり、融剤と共融して溶解する。容器内
が共融物で満たされると、共融物を冷却・固化し底蓋を
降下して容器ごと取出す。このように同一装置内で放射
性廃棄物の焼却と溶融固化処理を行えるので、飛散し易
い粉粒状の焼却灰の取扱作業が不要となり、能率的に放
射性廃棄物を処理できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の放
射性廃棄物の焼却固化装置では、誘導加熱コイルで筒状
加熱体及び容器を誘導加熱し、これらの熱により放射性
廃棄物を溶融する間接加熱であるため、熱効率が低い問
題点があった。特に放射性廃棄物に金属の占める割合が
多い場合には、誘導加熱コイルと容器内の廃棄物との間
に筒状加熱体があるため廃棄物中の金属が直接誘導加熱
される割合が少なくなり、熱効率の低下を招き、多くの
処理時間を要する問題点があった。
【0006】また、上記の放射性廃棄物の焼却固化装置
では、容器内が共融物で満たされた後には共融物を冷却
・固化して容器ごと取出すため、放射性廃棄物を連続的
に溶融させることができない不具合もある。連続的に廃
棄物を処理するために溶融状態の廃棄物を排出する排出
口を誘導加熱コイルの開口部である容器の上部又は下部
に設けることも考えられるが、誘導加熱コイルが炉本体
の外周部に設けらることに起因して容器の上部又は下部
における誘導加熱は弱く、溶融金属が冷却してその排出
が困難になる不具合がある。更に、主として焼却灰が共
融したスラグと金属とを分離して抜出せればその金属を
リサイクルできるので好ましい。本発明の目的は、金属
の占める割合が比較的多い廃棄物を効率良く連続的に溶
融できる廃棄物処理用溶融炉を提供することにある。本
発明の別の目的は、金属とスラグを分離して抜出して金
属のリサイクルを容易にし得る廃棄物処理用溶融炉を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、金属を含む廃棄物を収容したドラム
缶11を内蔵する空間を有する炉本体12と、この空間
に内蔵された廃棄物を溶融する誘導加熱コイル13と、
ドラム缶11を炉本体12に導入する導入口14と、溶
融した廃棄物を排出する排出口18を備えた廃棄物処理
用溶融炉の改良である。その特徴ある構成は、導入口1
4は炉本体12の側部に設けられドラム缶11を横にし
た状態で導入可能な広さを有し、炉本体12は導入口1
4から横にして導入されたドラム缶11が転がりながら
移動して炉端部に到達するように構成され、排出口18
は炉本体12の炉端部近傍に設けられ、誘導加熱コイル
13はその主磁界の方向を前記ドラム缶11の移動方向
に一致するように少なくとも排出口18近傍の炉本体1
2の周囲に設けられたところにある。
【0008】この請求項1に係る廃棄物処理用溶融炉で
は、炉本体12の内部空間に金属を含む廃棄物を収容し
たドラム缶を導入して誘導加熱コイル13に通電する
と、ドラム缶11及び廃棄物11のうちの金属が誘導加
熱により誘導電流が流れ、図2に示すように、このとき
発生するジュール熱により上記金属が加熱されて溶融さ
れる。ドラム缶11内に存在する可燃物及び難燃物は溶
融した金属の熱により燃焼・溶融し、炉本体12には溶
融した廃棄物11が貯留され、所定量以上の溶融した廃
棄物11は排出口18から排出される。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、ドラム缶11の移動方向が水平より5度以
内の角度である廃棄物処理用溶融炉である。この請求項
2に係る廃棄物処理装置では、ドラム缶11の移動方向
を水平より5度以内にすることにより、ドラム缶11の
自重による移動を可能にする。ドラム缶11の移動方向
が水平より5度を越えると炉端部に向うドラム缶11の
速度が速くなり過ぎてドラム缶11の制動機構が複雑に
なる。請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発
明であって、導入口14に導入口14を開閉するシャッ
タ16が設けられた廃棄物処理用溶融炉である。この請
求項3に係る廃棄物処理用溶融炉では、シャッタ16に
より導入口14を閉止した状態で誘導加熱コイル13に
通電することにより、誘導電流により発生するジュール
熱の炉本体12外部への漏れを防止する。
【0010】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
いずれかに係る発明であって、排出口18が炉端部の上
側近傍に設けられたスラグ排出口18aと炉端部の下側
近傍に形成された金属排出口18bからなり、金属排出
口18bにこの金属排出口18bを開閉するバルブ19
が設けられた廃棄物処理用溶融炉である。この請求項4
に係る廃棄物処理用溶融炉では、バルブ19により金属
排出口18bを閉止して廃棄物を連続的に溶融させる
と、溶融した廃棄物の上面は上昇し、その上面がスラグ
排出口18aに達すると、可燃物及び難燃物が燃焼・溶
融して共融するスラグがこのスラグ排出口18aから排
出される。一方、バルブ19を開放すると、金属排出口
18bから比重差により沈降する不純物が少ない溶融金
属が排出される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1及び図2に示すように、
本発明の廃棄物処理用溶融炉10は、ドラム缶11を内
蔵する空間を有する炉本体12と、誘導加熱コイル13
とを備える。ドラム缶11には金属を含む廃棄物が収容
され、この実施の形態における廃棄物は、原子力関連施
設の運転及び解体に伴って発生した固体金属廃棄物であ
る。炉本体12は耐熱性を有するマグネシア系若しくは
アルミナ系の耐火物等により形成され、外面は断熱壁1
2cによりそれぞれ被覆される。誘導加熱コイル13は
その主磁界の方向をドラム缶11の移動方向に一致する
ように炉本体12の周囲に設けられ、炉本体12の空間
に導入された導電性を有する廃棄物をドラム缶11とと
もに電磁誘導により加熱して溶融するために設けられ
る。誘導加熱コイル13は炉本体12の外周壁を被覆す
る断熱壁12c内に炉本体12の外周面を囲むように埋
設され、誘導加熱コイル13は図示しないが高周波電源
に電気的に接続される。
【0012】また、廃棄物処理用溶融炉10はドラム缶
11を炉本体12に導入する導入口14を備える。導入
口14は炉本体12の側部に設けられ、ドラム缶11を
横にした状態で導入可能な広さを有し、炉本体13はこ
の導入口14から横にして導入されたドラム缶11が転
がるような内底面12a,12bを有する。本実施の形
態における内底面は導入口14に連続する第1底面12
aと、第1底面12aより緩やかな傾斜角度を有しその
第1底面12aに連続して炉端部まで形成された第2底
面12bとにより2段階の傾斜面を有するように構成さ
れる。この第1底面12aの傾斜角度θは水平より5度
以内に形成され、導入口14から導入されたドラム缶1
1は水平より5度以内の角度で転がりながら炉本体13
の内部空間を移動して炉端部に到達するように構成され
る。
【0013】導入口14にはこの導入口14を開閉する
シャッタ16が設けられる。シャッタ16は、導入口1
4を横断するように炉本体12の上部に設けられたレー
ル部17に摺動可能に挿入され、図示しない駆動手段に
より駆動されて導入口14を開放可能に閉止する。シャ
ッタ16はドラム缶11の高さより僅かに大きい幅を有
し、駆動されて導入口14を開放するとドラム缶11を
横にした状態で炉本体12に導入可能に形成される。シ
ャッタ16はシャッタ16を閉止した状態ではシャッタ
16から炉本体12内のガス及び熱が漏れないように気
密が保たれるように構成される。
【0014】更に、廃棄物処理用溶融炉10は溶融した
廃棄物を排出する排出口18が備えられ、誘導加熱コイ
ル13はこの排出口18の近傍にまで設けられる。この
実施の形態における排出口18はスラグ排出口18aと
金属排出口18bからなり、スラグ排出口18aは炉本
体12の炉端部の上側近傍に設けられる。金属排出口1
8bは、第2底面12bに連続する炉端部の下側近傍に
形成され、金属排出口18bにはこの金属排出口18b
を開閉するバルブ19が設けられる。
【0015】図3及び図4に詳しく示すように、バルブ
19は金属排出口18bに連通するベース孔21aを有
するたベース板21と、金属排出口18b及びベース孔
21aに挿入されノズル孔22aを有するインサートノ
ズル22と、ベース板21に取付られたボトムプレート
23及びシールプレート24と、ボトムプレート23及
びシールプレート24間に摺動可能に挿入されたスライ
ドプレート25と、ベース板21に取付けられスライド
プレート25を駆動する油圧シリンダ26とを有する。
ボトムプレート23及びシールプレート24にはノズル
孔22aに連通する孔23a,24aがそれぞれ形成さ
れる。スライドプレート25には上記孔23a,24a
に連通可能な連通孔25aと、連通孔25a近傍にノズ
ル孔22aに向って空気又はアルゴンガスを吹込み可能
な多数の小孔(図示せず)とが形成される。これらの小
孔はスライドプレート25内に形成された吹込み通路2
5bを介して図示しない空気タンク又はアルゴンガスタ
ンクに接続される。またスライドプレート25は連結具
56を介して油圧シリンダ26のピストン26aに接続
される。油圧シリンダ26のピストン26aを突出させ
ると金属排出口18bがスライドプレート25により閉
止されかつ上記小孔が金属排出口18bに臨み、ピスト
ン26aを引込むと金属排出口18bがスライドプレー
ト25の連通孔25aに連通して開放されるように構成
される。図3及び図4の符号27はシュート孔27aを
有するシュートノズルである。
【0016】図1及び図2に戻って、導入口14に臨む
外部にはドラム缶導入装置36が設置され、ドラム缶導
入装置36は外部に取付けられたケース37と、ケース
37に収容された電動ウインチ38と、このウインチ3
8に繰出し可能に巻取られたワイヤ39とを有し、ケー
ス37に形成された通孔37aに挿通されたワイヤ39
の先端には電磁石ブロック41が取付けられる。電磁石
ブロック41はブロック41内の図示しないコイルに通
電すると磁力が発生して横にしたドラム缶11の上面及
び下面に吸着し、非通電時に消磁してドラム缶11から
離れるように構成される。
【0017】このように構成された廃棄物処理用溶融炉
の動作を説明する。本発明の廃棄物処理用溶融炉10は
金属が比較的多い廃棄物を燃焼・溶融する。金属を含む
廃棄物を収容したドラム缶11の炉本体12内部への導
入は、ドラム缶導入装置36により行う。この導入は、
電磁石ブロック41のコイル(図示せず)に通電して電
動ウインチ38によりワイヤ39を僅かに繰出し、電磁
石ブロック41を炉本体12内部に導入するドラム缶1
1に吸着させる。次にシャッタ16を開放し、電動ウイ
ンチ38によりワイヤ39を徐々に繰出してドラム缶1
1を炉本体12内部に向って転がさせる。導入口14か
ら横にして導入されたドラム缶11は炉本体12の内部
空間を傾斜した内底面12a,12bに沿って転がりな
がら移動して炉端部に到達する。ドラム缶11が炉端部
に到達したならば、その後に電磁石ブロック41のコイ
ルへの通電を停止すると電磁石ブロック41がドラム缶
11から離れるので、ワイヤ39を電動ウインチ38に
より巻取って電磁石ブロック41を引戻す。その後炉本
体12の大きさにより処理すべき所定量のドラム缶11
を同様の手順により炉本体12の内部に導入し、所定量
のドラム缶11(図1では3個)を導入したならば、ワ
イヤ39を電動ウインチ38により巻取って電磁石ブロ
ック41を引戻した後シャッタ16を閉止する。
【0018】この状態で誘導加熱コイル13に高周波電
圧を印加すると、炉本体12内のドラム缶11及び廃棄
物のうちの金属に電磁誘導により誘導電流が流れ、この
とき発生するジュール熱によりドラム缶11及び廃棄物
中の金属が加熱され、図2に示すように溶融される。こ
の場合、ドラム缶11内に存在する僅かな可燃物及び難
燃物は溶融した金属の熱により燃焼・溶融し、燃焼時に
発生するガスは図示しないがガス排出管を通って排ガス
処理装置に導かれて浄化された後に排気される。可燃物
及び難燃物が燃焼・溶融して共融するスラグは、金属が
溶融した時点で溶融金属との比重差により上方に浮遊す
る。このように炉本体12内で廃棄物を溶融している間
に、シャッタ16を開放し、上記と同様にしてドラム缶
導入装置36によりドラム缶11を炉本体12内に転が
して入れることにより、金属の占める割合が比較的多い
廃棄物を効率良く連続的に溶融させることができる。
【0019】このように廃棄物を連続的に溶融させる
と、溶融した廃棄物の上面は上昇し、その上面がスラグ
排出口18aに達すると、スラグ排出口18aから上面
近傍における溶融した廃棄物が排出される。溶融した廃
棄物の上面近傍には可燃物及び難燃物が燃焼・溶融して
共融するスラグが浮遊しているため、スラグ排出口18
aからはこのスラグが主として排出される。一方、溶融
した廃棄物の下方は係る不純物が少ない溶融金属である
ため、バルブ19のスライドプレート25を油圧シリン
ダ26により摺動してスライドプレート25の連通孔2
5aを金属排出口18bに連通させることにより、金属
排出口18bから比重差により沈降する不純物の少ない
溶融金属を排出することができる。
【0020】なお、この実施の形態では廃棄物として原
子力関連施設の運転及び解体に伴って発生した固体状の
廃棄物を挙げたが、これに限定されるものではない。ま
た、この実施の形態では廃棄物をドラム缶に詰めた状態
で炉本体に収容したが、廃棄物がばらの状態でも或いは
圧縮された状態のままでもよい。廃棄物がばらの状態で
はバケット等に装填して炉本体内に装荷し、廃棄物が圧
縮された状態では把持して炉本体内に装荷する。また、
この実施の形態では連通孔をボトムプレート、スライド
プレート及びシールプレートの3枚で閉止するバルブを
挙げたが、ボトムプレート及びシールプレートの2枚で
閉止するバルブでもよい。また、この実施の形態ではバ
ルブを油圧シリンダにより駆動したが、エアシリンダ又
はその他のアクチュエータにより駆動してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、導
入口を炉本体の側部に設け、炉本体を導入口から横にし
て導入されたドラム缶が転がりながら移動して炉端部に
到達するように構成し、排出口を炉本体の炉端部近傍に
設けたので、炉本体内部に導入された金属を含む廃棄物
を誘導加熱コイルに通電してジュール熱により溶融して
いるときであっても、連続してドラム缶を炉本体内部へ
導入することが可能になり、所定量以上に溶融した廃棄
物を排出口から排出することができる。この結果、金属
の占める割合が比較的多い廃棄物を効率良く連続的に溶
融することができる。
【0022】また、排出口を炉本体の炉端部近傍に設け
たので、誘導加熱コイルを排出口近傍の炉本体に設ける
ことができ、排出口近傍にまで誘導加熱コイルを設ける
ことにより排出口における誘導加熱を強くすることがで
きる。この結果排出口近傍における溶融金属が冷却する
ことを防止してその排出を容易にすることができる。更
に、ドラム缶の移動方向を水平より5度以内にすること
により、ドラム缶の自重による移動を可能にし、導入口
にシャッタを設けてこのシャッタにより導入口を閉止す
れば誘導電流により発生するジュール熱の炉本体外部へ
の漏れを防止することができる。また、排出口を炉端部
の上側近傍及び下側近傍設けられたスラグ排出口と金属
排出口とから構成すれば、可燃物及び難燃物が燃焼・溶
融して共融するスラグと溶融金属とを分離して抜出すこ
とが可能になり、金属のリサイクルが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄物処理用溶融炉の構成を示す縦断
面図。
【図2】廃棄物が溶融した状態を示す図1に対応する断
面図。
【図3】そのバルブを示す拡大断面図。
【図4】バルブのスライドプレートをスライドして排出
口が開放された状態を示す図3に対応する断面図。
【符号の説明】
10 廃棄物処理用溶融炉 11 ドラム缶 12 炉本体 13 誘導加熱コイル 14 導入口 16 シャッタ 18 排出口 18a スラグ排出口 18b 金属排出口 19 バルブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属を含む廃棄物を収容したドラム缶(1
    1)を内蔵する空間を有する炉本体(12)と、前記空間に内
    蔵された前記廃棄物を溶融する誘導加熱コイル(13)と、
    前記ドラム缶(11)を炉本体(12)に導入する導入口(14)
    と、前記溶融した廃棄物を排出する排出口(18)を備えた
    廃棄物処理用溶融炉において、 前記導入口(14)は前記炉本体(12)の側部に設けられ前記
    ドラム缶(11)を横にした状態で導入可能な広さを有し、 前記炉本体(12)は前記導入口(14)から横にして導入され
    たドラム缶(11)が転がりながら移動して炉端部に到達す
    るように構成され、 前記排出口(18)は前記炉本体(12)の炉端部近傍に設けら
    れ、 前記誘導加熱コイル(13)はその主磁界の方向を前記ドラ
    ム缶(11)の移動方向に一致するように少なくとも前記排
    出口(18)近傍の前記炉本体(12)の周囲に設けられたこと
    を特徴とする廃棄物処理用溶融炉。
  2. 【請求項2】 ドラム缶(11)の移動方向が水平より5度
    以内の角度である請求項1記載の廃棄物処理用溶融炉。
  3. 【請求項3】 導入口(14)に前記導入口(14)を開閉する
    シャッタ(16)が設けられた請求項1又は2記載の廃棄物
    処理用溶融炉。
  4. 【請求項4】 排出口(18)が炉端部の上側近傍に設けら
    れたスラグ排出口(18a)と炉端部の下側近傍に形成され
    た金属排出口(18b)からなり、前記金属排出口(18b)に前
    記金属排出口(18b)を開閉するバルブ(19)が設けられた
    請求項1ないし3いずれか記載の廃棄物処理用溶融炉。
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