JP2000258554A - 積雪の有無を検知するセンサー装置 - Google Patents

積雪の有無を検知するセンサー装置

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JP2000258554A
JP2000258554A JP11101579A JP10157999A JP2000258554A JP 2000258554 A JP2000258554 A JP 2000258554A JP 11101579 A JP11101579 A JP 11101579A JP 10157999 A JP10157999 A JP 10157999A JP 2000258554 A JP2000258554 A JP 2000258554A
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Japan
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light
snow
sensor
illuminant
detecting
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JP11101579A
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English (en)
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Iwao Matsunaga
巌 松永
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ERUMEKKU DENSHI KOGYO KK
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ERUMEKKU DENSHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、突起物が全くなくて路上等に路面と
同一平面にして設置することができ、従来の不便さをな
くし、しかも積雪等の検知を確実になし得るような積雪
の有無を検知するセンサー装置を提供することを課題と
する。 【解決手段】本発明は、隔離された二つの室内におい
て、一方の室内には光量センサー1のみを装着し、もう
一方の室内には光量センサー1と発光体2とを装着し、
種々の条件において二つの室内における光量センサーの
出力の差を検知させ得ることを特徴とする積雪の有無を
検知するセンサー装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積雪の有無を検知するセ
ンサー装置に関し、特に、路上に積もった雪を検出して
消雪装置を駆動させ、消雪が完了するのと同時に消雪装
置の作動を停止させることにより消雪装置の経済的な使
用を可能にした積雪の有無を検知するセンサー装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、積雪の有無を検知する方法として
光電管類を使用し、2点間において光等の信号の遮断を
検知するものや、レーザー又は音波による距離の測定に
よって積雪量を検知するものなどが発明されている。し
かし、それらの方法では、道路上、あるいは道路傍に突
起物となる装置を設置することになり、路上などの積雪
を検知する場合、突起物の存在は検知器の保守の問題を
生じさせたり、或いはそれが交通障害の原因となったり
する。従って、突起物を存在させないで目的を達成させ
るようなやり方が実用上求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、突
起物が全くなくて路上等に路面と同一平面にして設置す
ることができ、従来の不便さを排除し、しかも積雪等の
検知を確実になし得ることを第1の課題とする。そのた
めに、本発明の装置を平坦な路面に埋め込み式にし、路
面と同一平面にして路上の障害物にならないようにす
る。より具体的には、本発明は近接した2つの小室を設
け、上部に透明ガラスの蓋をして積雪等の外部の状況に
より両小室内にそれぞれ光量の差を発生させるような手
段を講じており、外部からの人工的な信号との授受は一
切行わないために表面を平坦にすることができる。ま
た、路上に積もった雪を検出して消雪装置を駆動させ、
消雪が完了するのと同時に消雪装置の作動を停止させる
ことにより消雪装置の経済的な使用を可能にすることを
本発明の第2の課題とする。また、本発明の積雪の有無
を検知するセンサー装置が路上を走る車のタイヤの下に
なるとき、破損しないようにセンサーを収容する容器を
2つの近接した円筒型ケースで構成し、それを縦方向に
立てて使用し、それら2つの円筒型ケースの上面に強化
透明有機ガラスを蓋にして使用し、耐圧強度を高めて内
部の光量センサーと発光体とを保護することを第3の課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、隔離された二
つの室内において、一方の室内には光量センサー1のみ
を装着し、もう一方の室内には光量センサー1と発光体
2とを装着し、種々の条件において二つの室内における
光量センサーの出力の差を検知させ得ることを特徴とす
る積雪の有無を検知するセンサー装置である。
【0005】
【作用】本発明は、センサーを収容する容器を2つの近
接した円筒型ケースで構成し、それを縦方向に立てて使
用し、それら2つの円筒型ケースの上面に強化透明有機
ガラスを蓋にして使用する。第1の円筒型ケース5の室
内には光量センサー1のみを装着し、第2の室内には光
量センサー1と発光体2とを装着する。発光体2は常
時、発光しているが発光体ケース10によって遮光され
るので同室内へ光がもれることはなく、発光体の光は専
らガラス蓋3を透過して外部へ放光されるように構成さ
れている。
【0006】このような構成において、積雪がない時に
は、発光体2からの光は昼も夜もガラス蓋3を介して外
部へ放光されるので2つの円筒型ケース5、6内の光量
センサー1には何ら影響しない。即ち、2つの光量セン
サー1は共に同量の光を外からガラス蓋3を介して受光
するのみである。
【0007】他方、2つのガラス蓋3表面に雪又は他の
物質などが覆いかぶさった時、発光体2の光は外部へ放
光されることができず、ガラス面にぶつかって反射し、
円筒型ケース6内の光量センサー1に当たってそこで受
光される。その時、発光体2を有しない円筒型ケース5
の室内は外部からの光量が少なくなり、2つの円筒型ケ
ース5、6内の光量センサー1には大きな抵抗値の差が
生じる。この差によって回路を駆動させることができ
る。
【0008】抵抗値の差が大なる時、積雪が有るものと
して消雪装置を駆動させ、消雪が完了するのと同時に消
雪装置の作動を停止させるように回路を設定しておく。
【0009】
【実施例1】図1〜3に関して本発明を説明すれば、図
1は本発明の積雪の有無を検知するセンサー装置の平面
図、図2は縦断面図、図3は斜視図である。本発明の容
器は、2つの光学的に完全に遮断された小室を持つ円筒
状の金属容器であって、内径50mm、外径60mm、
高さ100mmの形状を有する2つの近接した円筒型ケ
ースで構成し、それを縦方向に立てて使用する。それら
2つの円筒型ケースの内部下方に中間床7を備え、第1
の円筒型ケース5の室内では光量センサーとして受光量
素子1のみを中間床7の上に上方向に向けて垂直に取付
け、第2の円筒型ケース6の室内には光量センサーとし
て受光量素子1と発光体2とを同様に中間床7の上に上
方向に向けて垂直に取付ける。中間床7の下には、アン
プを取付ける。発光体2は発光体ケース10で包囲され
遮光されているので同室内へ光がもれることはなく、発
光体の光は専らガラス蓋3を透過して外部へ放光され
る。それら2つの円筒型ケースの上面のガラス蓋3は強
化透明有機ガラスを使用する。使用時、発光体2は常時
点灯させておき、積雪検知器として積雪のような外部の
諸条件において2つの円筒型ケースの中の光量センサー
により受光量を検出して、2つの受光量の各条件におけ
る光量の差をもって積雪の状況を検知することを特徴と
する積雪の有無を検知するセンサー装置である。次に、
本発明の装置を実際に実施したときの測定データを示
す。 以上により24時間、冬季間の積雪の有無を確実に検知
するものである。
【0010】
【実施例2】図4に関連して説明すれば、この実施例は
実施例1の性能をより確実にするために、両方の光量セ
ンサー1の近くに予め小さな光源のバイヤス用ランプ1
1を設置し、光量センサー1にバイヤスを与えることに
より光量センサー1の感度の低い領域での性能を保証し
たものである。その他の構成、作用、効果は実施例1に
同じである。
【0011】
【効果】本発明は近接した2つの小室を設け、その上部
に透明ガラスの蓋をして積雪等の外部の状況により両小
室内にそれぞれ光量の差を発生させるような手段を講じ
ており、外部からの人工的な信号との授受は一切行わな
いために表面を平坦にすることができ、本発明の装置を
平坦な路面に埋め込み、路面と同一平面にするので、路
面に突起物を全くなくすことができる効果がある。ま
た、路上に積もった雪を検出して消雪装置を駆動させ、
消雪が完了するのと同時に消雪装置の作動を停止させる
ことにより消雪装置の経済的な使用を可能にする効果が
ある。また、本発明のセンサー装置が路上を走る車のタ
イヤの下になるとき、破損しないようにセンサーを収容
する容器を2つの近接した円筒型ケースで構成し、それ
を縦方向に立てて使用し、それら2つの円筒型ケースの
上面に強化透明有機ガラスを蓋にして使用し、耐圧強度
を高めて内部の光量センサーと発光体とを保護できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積雪の有無を検知するセンサー装置の
平面図である。
【図2】本発明の積雪の有無を検知するセンサー装置の
縦断面図である。
【図3】本発明の積雪の有無を検知するセンサー装置の
斜視図である。
【図4】バイアス用ランプを使用した本発明の積雪の有
無を検知するセンサー装置の変形例である。
【符号の説明】
1 光量センサー 2 発光体 3 強化透明有機ガラス 4 アンプ 5 第1円筒型ケース 6 第2円
筒型ケース 7 中間床 8 上室 9 下室 10 発光体
ケース 11 バイアス用ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01W 1/14 G01V 9/04 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隔離された二つの室内において、一方の室
    内には光量センサー1のみを装着し、もう一方の室内に
    は光量センサー1と発光体2とを装着し、種々の条件に
    おいて二つの室内における光量センサーの出力の差を検
    知させ得ることを特徴とする積雪の有無を検知するセン
    サー装置。
  2. 【請求項2】両方の光量センサー1の近くに予め小さな
    光源11をおき、それによって光量センサーにバイヤス
    を与えることにより光量センサーの感度の低い領域での
    性能をより確実にすることを特徴とする請求項1記載の
    積雪の有無を検知するセンサー装置。
JP11101579A 1999-03-05 1999-03-05 積雪の有無を検知するセンサー装置 Pending JP2000258554A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101735611B1 (ko) * 2012-03-05 2017-05-15 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 그 제어방법
JP2019082359A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 モニタリング装置、及びモニタリングシステム
US10365206B2 (en) 2017-09-21 2019-07-30 Japan Aerospace Exploration Agency Surface condition monitoring apparatus
JP2021089293A (ja) * 2021-02-12 2021-06-10 ジル コーポレイト リミティド 深さ計測器

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JP7024996B2 (ja) 2017-10-30 2022-02-24 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 モニタリングシステム
JP2021089293A (ja) * 2021-02-12 2021-06-10 ジル コーポレイト リミティド 深さ計測器
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