JP2000258421A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JP2000258421A
JP2000258421A JP11062707A JP6270799A JP2000258421A JP 2000258421 A JP2000258421 A JP 2000258421A JP 11062707 A JP11062707 A JP 11062707A JP 6270799 A JP6270799 A JP 6270799A JP 2000258421 A JP2000258421 A JP 2000258421A
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JP
Japan
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analysis
abnormality
analysis condition
screen
condition
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JP11062707A
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English (en)
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Toshiro Nakano
俊郎 中野
Satoshi Shibuya
敏 渋谷
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画面上で装置が異常と判断した入力箇所を指摘
することにより、オペレータ自身による分析条件の異常
を解析,修正し、更に分析を再開させる作業を軽減させ
ることを目的とする。 【解決手段】装置異常報告画面上に表示されている分析
条件の異常項目を指定し、修正ボタンを入力することに
より、装置はオペレータが指定した分析条件の異常項目
に対応して、前記分析項目ごとの異常な分析条件のデー
タを基に、異常の原因である分析条件の修正画面を表示
し、更に異常箇所の入力エリアに入力カーソルを移動
し、オペレータにその修正を促す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多種類かつ多様な
分析条件を用いて生体試料の分析ができることを特徴と
する自動分析装置に係り、特に分析条件の自動点検を実
施し、分析条件が正常である場合に限り分析を実施する
ことができる自動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動分析装置は、オペレータから
分析開始の指示を受け付けると、分析を開始する前に、
目的の試料を分析するための多種多様な分析条件を点検
し、その結果、分析条件の中で一つでも異常を検出した
場合は、オペレータに対して警告を発する意味で、その
異常項目を異常報告画面に表示し、オペレータからの分
析開始の指示を無効とさせていた。その分析条件の異常
という事態を、オペレータ自身の手によって解決しない
限り、自動分析装置は分析を開始することができないよ
うになっていた。
【0003】オペレータは、異常報告画面の異常項目か
ら、分析条件の異常箇所をオペレータ自身で解析し、そ
の分析条件の個別の条件表示画面をオペレータ自身が表
示させ、その画面内の分析条件の異常箇所をオペレータ
自身が探し出してその異常原因を修正し、オペレータ自
身で再度分析開始を指示し、改めて装置が実施する分析
条件の点検において正常であった場合に、はじめて分析
を開始することが可能となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】目的の生体試料を分析
するためには、各分析項目に対して、標準試料と試薬と
の組み合わせ、多波長光度計の使用条件、あるいは分析
項目間の相互関連性等の分析条件が適切であることが必
須である。
【0005】また近年の臨床生化学検査の大幅な自動化
に伴い、生化学自動分析装置も、より高機能,より高性
能へと大きな進歩を遂げ、迅速処理,多項目分析等の他
に、多種類の試料検体の同時分析も可能となってきてお
り、上記の分析条件も非常に複雑かつ厳密になってきて
いる。
【0006】上記従来の技術では、近年の自動分析装置
の高機能,高性能化に伴い、オペレータ自身による分析
条件の異常を解析,修正する作業は、高度な知識と時間
を要する場合が多々あることから、本来自動分析装置が
目指している迅速処理が実現できず、臨床生化学検査全
体の効率が上がらなくなるという現状がある。
【0007】本発明の目的は、オペレータの指示によ
り、異常報告画面から異常の原因である分析条件を修正
する専用画面を表示して、その画面上で異常な条件表示
箇所を指摘し、オペレータ自身による分析条件の異常を
解析,修正する作業を軽減させ、自動分析装置を迅速に
稼動させることにより、臨床生化学検査全体の効率を向
上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、分析開始時の分析条件の自動点検時、分析項目ごと
の異常報告画面表示用データ、及び分析項目ごとの異常
な分析条件のデータを個別に記憶する。操作部は前記異
常報告画面表示用データを基に異常報告画面を表示し、
その画面上に、分析条件の異常原因を修正する画面を表
示させるための修正ボタンを設ける。
【0009】オペレータは、装置異常報告画面上に表示
されている分析条件の異常項目を指定し、前記修正ボタ
ンを入力する。このボタン入力により、装置はオペレー
タが指定した分析条件の異常項目に対応して、前記分析
項目ごとの異常な分析条件データを基に、異常の原因で
ある分析条件の修正画面を表示し、更にその画面上で異
常な箇所の入力エリアに入力カーソルを移動し、オペレ
ータにその修正を促す。
【0010】また、一つの分析条件の異常の原因が複数
個ある場合は、分析条件修正画面上に、次の異常原因で
ある入力エリアへ移るための画面移動ボタン、及びそれ
以前の入力エリアに戻るための画面移動ボタンを設け、
それぞれのボタン入力に応じて、前記分析項目ごとの異
常な分析条件のデータを基に、該当する画面、若しくは
入力カーソルを移動させることにより、複数個の異常原
因の関連性をオペレータに指し示す。
【0011】更にその画面上に分析条件の修正完了ボタ
ンを設け、オペレータが修正完了ボタンを入力すること
により、装置は即座に分析を再開させるための分析条件
再点検処理を実施する。
【0012】以上により、オペレータ自身による分析条
件の異常を解析,修正する作業を軽減させ、自動分析装
置を迅速に稼動させることにより、臨床生化学検査全体
の効率を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
【0014】図1は自動分析装置全体の基本的な概略図
である。図2は本発明を実現するための処理方法を示す
処理フロー図である。図3は操作部の異常報告画面上に
分析条件の異常が発見された際の異常原因を修正する画
面を表示するボタンを設けることを示す図である。図4
は分析条件修正画面上に次の異常原因である入力エリア
へ移るための画面移動ボタン、それ以前の入力エリアに
戻るための画面移動ボタン、及び修正完了時に入力する
完了ボタンを設けることを示す図である。図5は本発明
を実現するための操作方法を示す操作フロー図である。
【0015】図1において、101は操作部であり、操
作部は、データを入力するためのキーボード102,デ
ータを表示するための表示装置103,データを印刷す
るための印刷装置104,分析部と接続するためのイン
タフェース105、及びデータを記憶するための記憶装
置106等の周辺装置を有するコンピュータである。分
析部107はインタフェース105を介して操作部10
1と接続している。108は反応ディスクであり、その
同心円上に反応容器109が複数個設置されている。反
応ディスク108の周囲には、試料分注プローブ11
0,試薬分注プローブ111,攪拌装置112,洗浄装
置113,光源114,多波長光度計115が、各々配
置されている。
【0016】試料分注プローブ110の回転円周上には
試料ディスク116が配置されている。試料を入れた試
料容器117は、試料ディスク116の同心円周上に複
数個設置されている。試薬分注プローブ111の回転円
周上には試薬ディスク118が配置され、その同心円周
上には種々の試薬が入った試薬ボトル119が複数個設
置されている。これらの機構動作は全て、インタフェー
ス120を介してコンピュータ121により制御されて
いる。
【0017】オペレータは、操作部101のキーボード
102と表示装置103内の分析条件画面123で分析
条件を入力した後、分析開始キー124を入力して装置
に対して分析の開始を指示する。
【0018】操作部101は分析条件が全て適切である
場合に限り、分析開始の指示をインタフェース105を
介して分析部107に送信する。一方、分析条件が適切
でない場合は、異常報告画面125で分析条件の異常を
オペレータに報告し、分析開始の指示は分析部107に
送信せずに、オペレータによる分析開始要求を無効にす
る。
【0019】分析部107は受信した分析開始の指示に
より、次のように分析動作を行う。試料分注プローブ1
10が、試料容器117の中に入った試料を所定量だけ
反応容器109に分注する。一つの試料容器117に対
する分注が完了したら、次の試料容器117が試料分注
プローブ110の真下に来るように試料ディスク116
が回転する。試料を分注された反応容器109は反応デ
ィスク108の回転動作により、反応ディスク108上
を回転移動する。その間に反応容器109の中の試料に
対し、試薬分注プローブ111による試薬ボトル119
内の試薬の分注、攪拌装置112による反応液の攪拌、
光源114及び多波長光度計115による吸光度の測定
が行われ、後に洗浄装置113によって分析の終了した
反応容器109が洗浄される。
【0020】測定された吸光度信号はA/Dコンバータ
122を経由し、インタフェース120を介してコンピ
ュータ121へ入る。この吸光度信号は、予め分析項目
毎に設定された分析法で測定しておいた標準試料液の吸
光度信号から作成した検量線に基づき、試料中の測定対
象成分の濃度データに変換される。濃度変換されたデー
タは測定結果として、インタフェース105を介して操
作部101に送信される。
【0021】操作部101は受信した測定結果を表示装
置103に画面表示したり、印刷装置104で印刷する
と共に、記憶装置106に格納する。
【0022】以上のように、自動分析装置が、目的とす
る試料を分析するためには、オペレータが入力した分析
条件が適切であることが必須である。以下、自動分析装
置が、分析を開始する前に実施する分析条件の点検にお
いて分析条件の異常を検出した際に、オペレータ自身が
如何に早急にその分析条件の異常という事態を解決でき
るかを説明する。
【0023】操作部301において、オペレータはキー
ボード302、またはマウス303等の入力により、分
析の開始を指示501する。分析の開始が指示される
と、操作部301は分析条件が適切であるかどうかの点
検を実施502する。実施する過程において、分析条件
が異常であると判断503した場合、操作部201は、
分析項目ごとの異常報告画面表示用データを記憶装置1
06内の記憶部A201に記憶202し、また分析項目
ごとの異常な分析条件のデータを記憶装置106内の記
憶部B203に記憶204する。
【0024】その結果、記憶部A201を参照し、表示
装置304内の異常報告画面305に分析条件の異常項
目をリストアップして表示504する。オペレータはそ
の異常報告画面305内で一つの分析条件異常項目を選
択306し、修正ボタン307を入力505することによ
り、操作部301は、記憶部B203を参照し、異常の
原因である分析条件の修正画面401を表示506す
る。
【0025】更に分析条件修正画面401上で、記憶部
B203の情報により、異常箇所である入力エリア40
2に入力カーソルを移動し、オペレータにその内容の修
正を促す。図4の例では、ALTという分析項目に対し
て、分析条件の設定を点検した結果、10という設定値
が他の設定との関係において異常であることを示してい
る。
【0026】また、分析条件の異常の原因が複数個ある
場合、分析条件修正画面401上に、次の異常原因の画
面、若しくは現在の画面上での次の異常箇所の入力エリ
アへ移ることができる画面移動ボタン403、及び前回
の異常箇所の入力エリアまで戻ることができる画面移動
ボタン404を表示し、それぞれのボタン入力507,
508で記憶部B203を参照し、画面の移動、若しく
は入力カーソルを移動することにより、オペレータは総
合的かつ的確に分析条件の異常を解析,修正することが
できる。
【0027】更に、オペレータが分析条件の修正を完了
したと判断した際、表示している分析条件修正画面内の
完了ボタン405を入力509することにより、装置は
分析条件の再点検を実施502する。その結果、オペレ
ータは分析開始の指示を改めて行う必要もなく、早急に
分析を再開することが可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
分析を開始する際の分析条件の自動点検処理中に何らか
の分析条件の異常が発見された場合に、オペレータの指
示により、異常報告画面から異常の原因である分析条件
の修正画面を表示して、その画面上で異常な入力箇所を
指摘することにより、オペレータ自身による分析条件の
異常を解析,修正する作業を軽減させ、更に分析の再開
させる手間を省くことで自動分析装置を迅速に稼動させ
ることにより、臨床生化学検査全体の効率を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動分析装置全体の基本的な概略を示
す構成図。
【図2】本発明を実現するための処理順を示すフローチ
ャート。
【図3】操作部の装置異常報告画面を示す図。
【図4】分析条件修正画面を示す図。
【図5】本発明を実現するための操作順を示す操作フロ
ーチャート。
【符号の説明】
201,202…記憶装置内の記憶部、301…操作
部、302…キーボード、303…マウス、304…表
示装置、305,401…表示画面、307,403,
404,405…入力ボタン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料中の成分を分析する分析部と、前記試
    料の分析条件を入力でき、分析の開始を指示できる操作
    部を備えた自動分析装置において、分析開始時の分析条
    件の点検処理の結果、見出された何らかの分析条件の異
    常を異常報告画面に表示する表示装置と、異常種類が前
    記異常報告画面で選択されたことに伴って分析条件修正
    用画面を前記表示装置に表示し、その修正用画面上で装
    置が異常と判断した個別の条件表示箇所を指摘するよう
    に制御する制御部を有することを特徴とする自動分析装
    置。
  2. 【請求項2】上記請求項1に記載の自動分析装置におい
    て、一つの分析条件の異常の原因が複数個ある場合、最
    初の異常原因である分析条件修正用画面を表示した後、
    その修正用画面上で、次の異常原因であると装置が判断
    した個別の条件表示箇所を順番に指摘すること、及び順
    番に指摘していく過程でそれ以前の異常原因の条件表示
    箇所へ戻れるように制御する制御部を有することを特徴
    とする自動分析装置。
  3. 【請求項3】上記請求項1に記載の自動分析装置におい
    て、分析条件修正用画面内で分析条件の修正完了を指示
    することができ、その指示によって装置は分析条件再点
    検処理を実施し、分析が再開できるように制御する制御
    部を有することを特徴とする自動分析装置。
JP11062707A 1999-03-10 1999-03-10 自動分析装置 Pending JP2000258421A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281844A (ja) * 2010-09-28 2010-12-16 Sysmex Corp 血液分析装置
US8001442B2 (en) 2005-12-09 2011-08-16 Shimadzu Corporation Data-processing system for measurement devices
JP2012117942A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Sysmex Corp 検体処理装置
JP2013074016A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Tokyo Electron Ltd 基板の処理方法及び基板の処理装置

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