JP2000255945A - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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JP2000255945A
JP2000255945A JP11059946A JP5994699A JP2000255945A JP 2000255945 A JP2000255945 A JP 2000255945A JP 11059946 A JP11059946 A JP 11059946A JP 5994699 A JP5994699 A JP 5994699A JP 2000255945 A JP2000255945 A JP 2000255945A
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JP
Japan
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car
curtain
banner
roller
rollers
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11059946A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Tsukamoto
栄伸 塚本
Joji Tanigawa
譲治 谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Priority to JP11059946A priority Critical patent/JP2000255945A/ja
Publication of JP2000255945A publication Critical patent/JP2000255945A/ja
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 かごの内面にコミニケーションのための手段
を設ける。 【解決手段】 かご1の内側に透明のアクリル板2を設
け、軸受4を介して回転自在に支持されるローラ5にた
れ幕3の一端を巻回し、たれ幕3の他端を下方へ引き出
すことによりアクリル板2の外側でたれ幕3を展開し、
ひも8をピン9に掛ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータに関し、
かごの内面に広告用等のたれ幕を着脱自在に設けたもの
である。
【0002】
【従来の技術】エレベータは、建物の内面に設けられた
昇降路に沿ってかごを昇降させる構成になっている。か
ごの内部には人が乗るため、人が自由に乗りおりできる
ような空間が確保されている。
【0003】エレベータは人を各階へ運ぶのが目的で設
けられるため、かごの内面には人の気持ちをなごませる
絵や宣伝効果をもたせる文字等が描かれることは少な
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、エレベータ
は多くの人が利用するものであり、かごの内面にコミニ
ケーションをとるための手段を設けないのは、せっかく
多くの人が利用する空間を有効に利用する状態にはなっ
ていない。
【0005】一方、かごが昇降して移動する時間はかご
の中の人は何もすることができず手もちぶさたの状態で
あり、たいくつである。
【0006】そこで本発明は、斯る課題を解決したエレ
ベータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の請求項1にかかるエレベータの構成は、昇降可能なか
ごの内面に透明板を設け、文字等を描いたシート材をか
ごと透明板との間に着脱自在に介在させたことを特徴と
し、請求項2に係るエレベータの構成は、請求項1にお
いて、一対のローラにシート材の一端と他端とを巻回
し、夫々のローラには当該ローラを回転駆動させるため
の駆動手段を連動連結したことを特徴とし、請求項3に
係るエレベータの構成は、請求項2において、透明板の
上部と下部とに夫々のローラを配置し、シート材を上下
方向へ移動させてローラに巻き取るようにしたことを特
徴とし、請求項4に係るエレベータの構成は、請求項2
において、透明板の左右位置に夫々のローラを配置し、
シート材を水平方向へ移動させてローラに巻き取るよう
にしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるエレベータの
実施の形態を説明する。 (a)実施の形態1 まず、実施の形態1を図1に示す。図中1はかごであ
り、かご1の内面のうちの三方の鉛直面には透明板とし
てのアクリル板2が取り付けられている。そして、かご
とアクリル板2との間にシート材としてのたれ幕3が夫
々設けられている。
【0009】たれ幕3には、デパート等で開催されるイ
ベント等の広告が描かれており、図1(a)に示す4つ
の軸受4のうちの対となるものに対して着脱自在なロー
ラ5に、夫々のたれ幕3が巻回されている。
【0010】3枚の夫々のたれ幕3がアクリル板2とか
ご1との間で揺れるのを防止するため、たれ幕3の上部
と下部とをアクリル板2へ押圧して固定する目的で、押
圧板6が設けられる。押圧板6は、かご1に取り付けら
れたシリンダ7のロッドに結合されている。単一のシリ
ンダ7によって押圧板6の中央を押すので、押圧板とし
て曲げモーメントに対して断面がL字形のものを用いる
のが望ましい。
【0011】ローラ5から巻き戻されたたれ幕3の下端
には図2に示すように一対のひも8の両端が結合される
一方、かご1の内面におけるひも8と対応する下部には
ひも8が係合する掛けピン9がピン受け10を介して取
り付けられている。なお、1aはかご1の入口である。
【0012】次に、斯るエレベータの作用を説明する。
かご1の中にたれ幕3を取り付けるには、たれ幕3を巻
回したローラ5を一対の軸受4にわたって取り付けられ
たのちに、たれ幕3の下端を下方へ下げて一対のひも8
をピン9に掛ける。次に、上下のシリンダ7を作用させ
て押圧板6によりたれ幕3をアクリル板2に押圧する。
たれ幕3の上下がアクリル板2に密着するため、たれ幕
3がゆらゆらと揺れるようなことはない。
【0013】たれ幕3を他のたれ幕3に交換する場合
は、前記と逆の手順でたれ幕3をローラ5に巻回し、ロ
ーラ5を一対の軸受4から取り外す。そして、新しいた
れ幕3を一対の軸受4に取り付ける。その後は前記と同
様にしてたれ幕3をアクリル板2の外側で展開し、固定
する。 (b)実施の形態2 次に、実施の形態2を図3に基づいて説明する。この実
施の形態は、実施の形態1においてたれ幕3に描かれた
内容を自動的に切り替えられるようにしたものである。
【0014】図のように、たれ幕3の一端が上のローラ
5に巻回され、他端が下のローラ5に巻回され、ローラ
5の軸12は図示しない軸受を介して回転自在に支持さ
れている。夫々のローラ5の軸12には歯車13が固着
され、かご1に取り付けられたモータ15の出力軸には
歯車13と噛み合う歯車14が固着されている。ローラ
5は、図示しない軸受に対して着脱自在になっている。
【0015】その他の構成は実施の形態1と同じなので
説明を省略する。
【0016】次に斯るエレベータの作用を説明する。か
ご1とアクリル板2との間における上下の図示しない軸
受にローラ5,5の軸12,12を装着する。そして、
シリンダ7を動作させることにより、押圧板6をたれ幕
3へ押圧し、たれ幕3の上下を固定する。
【0017】一定の期間が経過したら、上部又は下部の
モータ15を回転させる。すると、回転運動が歯車1
4,13を介してローラ5へ伝わり、たれ幕3がローラ
5に巻回される。このとき、他方のローラ5及びモータ
15は逆回転させられることになる。モータ15を回転
させることにより、たれ幕3に描かれた内容を変えるこ
とができる。
【0018】たれ幕3の内容の入れ替えがひと通り変わ
ったら、上下のローラ5を図示しない軸受から取り外す
ことにより、たれ幕3を取り外し、他のたれ幕3を取り
付ける。 (c)実施の形態3 次に実施の形態3を図4に示す。この実施の形態は、実
施の形態2が内容を切り替えるためのたれ幕3をローラ
5に巻回していたのに対し、内容を表示している部分の
外側に展開して保持するようにしたものである。
【0019】図4(a)に示すのは、たれ幕3を巻回す
るための一対のローラ5と単なる送り用の2本のフリー
ローラ16とを左右2組設けたものであり、かご1に対
する左右のローラ群の構成は対称である。実施の形態2
と同様にして一対のローラ5には夫々モータ15が連動
連結されている。
【0020】斯るエレベータでは、内容A,Bを描いた
たれ幕3が内側,外側に位置する状態において、かご1
の中からは内容Aのみを見ることができる。内側のロー
ラ5にたれ幕3を巻き取ることにより、内容Bをかご1
の内側へ移動させることができる。 図4(b)に示す
のは、図4(a)に対して1本のフリーローラ16を追
加し、内容A,B,Cを描いたたれ幕3が順に外側へ並
ぶようにしたものである。
【0021】斯るエレベータでは、上部のローラ5にた
れ幕3を巻き取ることにより、内容Cをかご1の内側へ
移動させることができ、下部のローラ5にたれ幕3を巻
き取ることにより内容Bをかご1の内側へ移動させるこ
とができる。
【0022】図4(c)に示すのは、図4(b)に対し
て更にもう一本のフリーローラ16を追加し、内容A,
B,C,Dを描いたたれ幕3が順に外側へ並ぶようにし
たものである。
【0023】斯るエレベータでは、内側のローラ5にた
れ幕3を巻き取ることにより、内容B,C,Dを順にか
ご1の内側へ移動することができる。 (d)実施の形態4 最後に、実施の形態4を図5に基づいて説明する。この
実施の形態は、たれ幕3が水平方向へ移動するようにし
たものである。図のようにかご1の3面におけるアクリ
ル2の外側に一枚のたれ幕3が設けられている。図中の
かご1の下部の両側の隅部にはたれ幕3を巻き取るため
のローラ5が夫々設けられており、ローラ5は実施の形
態2と同様にしてモータ15に連動連結されている。図
中のかご1の上部の2つの隅部には夫々3つのフリーロ
ーラ16が設けられ、たれ幕3を案内している。そし
て、たれ幕3が揺れるのを防止するため、たれ幕3の上
部,下部を押圧するためのシリンダ7が設けられ、シリ
ンダ7のロッドの先端に押圧板6が取り付けられてい
る。
【0024】次に、斯るエレベータの作用を説明する。
かご1の内面におけるP,Q,R面の3面にたれ幕3の
内容が表示される。左又は右のローラ5にたれ幕3を巻
回することにより、たれ幕3を時計方向又は反時計方向
へ移動させることができ、P,Q,R面には新しい内容
が表示される。ローラ5が正回転,逆回転を交互に行い
続けることにより、例えば魚の図形を水方向へ移動させ
て、あたかも水族館の中にいるような雰囲気を作り出す
ことができる。この場合においても、一対のローラ5と
たれ幕3を交換することにより、異なる内容をかご1の
内面に表示できる。
【0025】なお、透明板としてはアクリル板に代えて
ガラス板を用いることもできる。また、文字等とは文
字,絵,図柄,記号をいう。
【0026】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
〜4に係るエレベータによれば、かごの内面に設けた透
明板の外側に文字等を描いたシート材を挾持したので、
かごの中の人との間でコミニケーションをとることが可
能になり、宣伝機能やリラックスさせる機能を発揮する
ことができる。
【0027】請求項2〜4に係るエレベータによれば、
ローラを回転させることによってシート材を移動させる
ので、シート材に描かれた内容の表示を自動で変えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベータの実施の形態1におけ
るかごに係り、(a)は平面断面図、(b)は正面断面
図。
【図2】本発明によるエレベータの実施の形態1におけ
るかごの要部を示す斜視図。
【図3】本発明によるエレベータの実施の形態2におけ
るかごの要部を示す斜視図。
【図4】本発明によるエレベータの実施の形態3におけ
るかごの正面断面図。
【図5】本発明によるエレベータの実施の形態4におけ
るかごの平面断面図。
【符号の説明】
1…かご 2…アクリル板 3…たれ幕 5…ローラ 15…モータ
フロントページの続き (72)発明者 谷川 譲治 千葉県山武郡芝山町小池字水口2700−1 日本オーチス・エレベータ株式会社 芝山 工場内 Fターム(参考) 3F306 CB04 CB19 CB20 CB25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降可能なかごの内面に透明板を設け、
    文字等を描いたシート材をかごと透明板との間に着脱自
    在に介在させたことを特徴とするエレベータ。
  2. 【請求項2】 一対のローラにシート材の一端と他端と
    を巻回し、夫々のローラには当該ローラを回転駆動させ
    るための駆動手段を連動連結した請求項1に記載のエレ
    ベータ。
  3. 【請求項3】 透明板の上部と下部とに夫々のローラを
    配置し、シート材を上下方向へ移動させてローラに巻き
    取るようにした請求項2に記載のエレベータ。
  4. 【請求項4】 透明板の左右位置に夫々のローラを配置
    し、シート材を水平方向へ移動させてローラに巻き取る
    ようにした請求項2に記載のエレベータ。
JP11059946A 1999-03-08 1999-03-08 エレベータ Withdrawn JP2000255945A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104803261A (zh) * 2015-05-08 2015-07-29 吴江骏达电梯部件有限公司 一种电梯内广告装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20060509