JP2000255487A - 救命ボート - Google Patents

救命ボート

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JP2000255487A
JP2000255487A JP11061557A JP6155799A JP2000255487A JP 2000255487 A JP2000255487 A JP 2000255487A JP 11061557 A JP11061557 A JP 11061557A JP 6155799 A JP6155799 A JP 6155799A JP 2000255487 A JP2000255487 A JP 2000255487A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転翼あるいは固定翼の飛行体より投下可能
で、かつ遭難者に容易に発見可能な飛行体投下式の救命
ボートを提供する。 【解決手段】 ボート本体1を減速降下させるためのパ
ラシュート3と中空の空気供給管34と前記空気供給管
から供給される空気によって膨張する標識4とを有する
ものおよびボート本体1を減速降下させるためのパラシ
ュート3と、水に接触することによって気体を放出する
圧縮気体ボンベより放出された気体によって膨張する標
識4とを有し、前記標識の膨張によって前記作動索を引
っ張り、前記ボート本体を膨張させる救命ボートであ
る。 【効果】着水時の衝撃が小さく、収納袋、ボートなどの
簡略化を図ることができ、パラシュートは着水後シーア
ンカーとして作用し、救命ボートの流れ防止作用を営
む。膨張した標識が接続されているため、万一見失った
ときにも、前記標識を容易に発見可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は救命ボート、さらに詳細
には飛行体から投下するための救命ボートに関する。
【0002】
【従来技術及び問題点】海上などにおいて遭難が発生し
たときに、迅速に遭難者を救助するために、回転翼ある
いは固定翼の飛行体が遭難者の発見に利用されることが
ある。この場合、飛行体が遭難者の発見を行い、海上の
船舶に連絡することによって遭難者を救助するのが一般
的であるが、回転翼の飛行体の場合には、ホバリングが
可能であるため遭難者を懸吊することによって救助する
こともある。
【0003】しかしながら、海上などが著しく荒れてい
る場合、低高度で回転翼飛行体より.前記遭難者を懸吊
により救助することが困難な場合がある。更に天候が悪
いと低高度で飛行することは困難であり、救助ができな
いことも考えられる。また、固定翼の飛行体にあって
は、懸吊は不可能であり、遭難者の発見のみしか寄与で
きない。
【0004】このような場合に、回転翼飛行体において
は救命ボートを投下して、遭難者の助けとする場合が考
えられる。この場合には、従来、開放可能な収納袋に収
納され、作動索を引っ張ることによって収納袋より取り
出されて膨張するボート本体を有する救命ボートが使用
されている。
【0005】回転翼飛行体の場合には、ダウンウォッシ
ュなどの影響により遭難者にあまり近づくことはでき
ず、ある程度の高度が必要である。また直接投下するた
め投下速度が速く、ボート着水時の衝撃に耐える装置、
構造が必要であること、さらにこのように救命ボートを
見失ったときには遭難者の目線は水面とほぼ同一である
ため、極めて発見が困難になるという欠点があった。ま
た投下位置によっては救命ボートが遭難者に衝突し、致
命的な衝撃を与える恐れがあるという欠点がある。ま
た、固定翼飛行体においては、投下位置が著しく狂うと
いう欠点があった。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
であり、回転翼あるいは固定翼の飛行体より投下可能
で、かつ遭難者に容易に発見可能な飛行体投下式の救命
ボートを提供することを目的とする。
【0007】
【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ため、本発明による救命ボートは、気体によって膨張す
るボート本体とこのボート本体を減速降下させるための
パラシュートと前記パラシュートの傘頂を貫通して前記
傘頂に接続する中空の空気供給管と前記空気供給管に連
通して設けられ、前記空気供給管から供給される空気に
よって膨張する標識とを有することを特徴とするもので
ある。
【0008】また本発明による第二の救命ボートは、作
動索を引っ張ることによって気体を放出する圧縮気体ボ
ンベよりの前記放出された気体によって膨張するボート
本体とこのボート本体を減速降下させるためのパラシュ
ートと、水に接触することによって気体を放出する圧縮
気体ボンベより放出された気体によって膨張する標識と
を有し、前記標識は前記作動索に接続しており、前記標
識の膨張によって前記作動索を引っ張り、前記ボート本
体を膨張させることを特徴とする。
【0009】本発明による救命ボートは、パラシュート
によって前記救命ボート本体を減速降下させるため、着
水時の衝撃が小さく、収納袋、ボートなどの簡略化を図
ることができるという利点がある。さらにパラシュート
は着水後はシーアンカーとして作用することになり、救
命ボートの流れ防止作用を営むという利点がある。ま
た、膨張した標識が接続されているため、万一見失った
ときにも、前記標識を容易に発見可能となり、従来に比
較して著しく発見しやすくなるという利点がある。ま
た、減速降下するため、回転翼あるいは固定翼飛行体に
おいても投下位置が著しく狂うことがなくなり、投下可
能になるという利点がある。
【0010】
【実施例】図1は本発明による救命ボートの降下時の断
面図であるが、この図より明らかなように、気体によっ
て膨張するボート本体1(図2参照)を折り畳んで収納
する収納袋2は、前記ボート本体1の膨張によって解放
されるようになっているとともに、浮力を有するように
構成されており、パラシュート3の傘縁31に接続する
吊索32に取付けられ、減速降下可能になっている。
【0011】パラシュート3の傘頂33には中空の空気
供給管34の一方の端部がパラシュート3の内側に連通
するように設けられており、他方の端部は膨張可能な中
空の標識4の内部に連通するように接続されている。こ
の標識4は、目立ちやすい模様、色彩、再帰反射テープ
などが施されているのが好ましい。さらに実施例のよう
にボール状であることができるが、釣りに使用する浮子
状であってもよく、また他の形状であってもよいのは明
らかである。この標識4の頂上部には空気をはらんで開
傘するエアースクープ41が設けられており、救命ボー
トの減速降下中に風をはらんで前記標識が膨張しやすい
ようになっている。
【0012】図2は本発明の第2の救命ボートの概略断
面図であるが、この実施例においてはボート本体1を収
納する収納袋2と別体に標識4を折り畳んで収納する標
識収納袋42が設けられている。この標識収納袋42内
には、前記標識4とともに水に接触すると炭酸ガスを放
出する炭酸ガスボンベ(圧縮気体ボンベ)43が収納さ
れており、この放出された炭酸ガスによって前記標識4
が膨らむようになっている。前記収納袋2内にはボート
本体1を膨張させるための同様な炭酸ガスボンベ(圧縮
気体ボンベ)15が気嚢11に固定されて収納されてお
り(図3参照)、この炭酸ガスボンベ15は作動索5を
引っ張ることによって炭酸ガスを放出し、気嚢11を、
すなわちボート本体1を膨らませるようになっている。
前記標識4の頂上部にはこの作動索5の先端を固定する
固定片44が設けられており、このため前記標識4が膨
らむときに前記作動索5を引っ張って、前記収納袋2内
の炭酸ガスボンベ15を作動させるようになっている。
このため、着水して前記炭酸ガスボンベ43が作動して
標識を膨らませることによって、前記作動索5が引っ張
られ、炭酸ガスボンベ15が作動して、ボート本体1が
膨らむようになっている。
【0013】図3はボート本体1の平面図、図4は前記
図2のA−A断面図であるが、これらの図より明らかな
ように、ボート本体1は浮力を確保するためのリング状
(この実施例では正八角形のリング状)の気嚢11とこ
の気嚢11の中心空間部を塞ぐ甲板12から基本的にな
っている。この甲板12は、気嚢11の内側の高さのほ
ぼ中央部より下垂したのち、水平方向に伸長し、さらに
上方向に垂直に上昇して同様に気嚢11の内側の高さの
ほぼ中央部に達するような形状をしており(すなわち八
角形の箱状体を構成する)、遭難者の居住性を改善して
いる。この甲板12は、布などの柔軟性のある材料で構
成されており、図4より明らかなように気嚢11の内側
の高さのほぼ中央に周縁部が取付けられて、その柔軟性
により回動可能であるため、ボート本体1が膨張したと
きにどちらの側が上向きになっても、上述のような箱状
体が下方に形成されるようになっている。
【0014】この気嚢11の外側の高さのほぼ中央に、
接続端部が回動可能な乗り込み用のはしご13が設けら
れており、このはしご13も、どちらの側が上になって
も、常に下側になり、水中より遭難者がこのはしご13
を上って乗り込めるようになっている。このはしご13
のほぼ対向する気嚢11の外側部分の高さのほぼ中央
に、同様に接続端部が回動可能な安定水嚢14が設けら
れている(この実施例においてははしごの左右に1つづ
つ)。この1対の安定水嚢14は、前記はしご13より
遭難者が乗り込むときに、ボート本体1が遭難者の重量
などによってひっくり返らないようにするために設けら
れている。
【0015】この実施例においては、はしご13及び安
定水嚢14は対向する気嚢11の外側部分にそれぞれ設
けられており、どちら側よりも乗り込み可能になってい
る。
【0016】前記気嚢11は炭酸ガスボンベ15を有し
ており、この炭酸ガスボンベ15は収納袋2の外側に伸
長する作動索5に接続し、この作動索5を引っ張ること
によって、この炭酸ガスボンベ15より炭酸ガスが気嚢
11内に噴出されて、気嚢11が膨張するようになって
いる。この炭酸ガスボンベ15は着水時に自動的に作動
してボート本体1を膨張させるようなものであってもよ
い。この場合には作動索は必要なくなる。
【0017】図5から図7は、実施例1における救命ボ
ートの作用を説明するための図である。このような救命
ボートは、前述のように飛行体より投下されるものであ
るが、図5に回転翼飛行体6より投下された状態を示
す。救命ボートと回転翼飛行体6は自動索7によって分
離可能に接続しており、この実施例においては前記自動
索7は一方の端部は回転翼飛行体6に固定されており、
他方の先端部は救命ボートのパラシュート3の傘頂33
に接続している。このような状態で収納袋2に収納され
た救命ボートを投下すると、救命ボートの降下によって
自動索7は伸長し(図5のa参照)、収納袋2よりパラ
シュート3を引っ張り出すことになる。このとき、同時
に標識4とこれに接続する空気供給管34も収納袋2よ
り取り出される(図5のb)。
【0018】このようにパラシュート3が引っ張り出さ
れた後、自動索7は分離し(図5c)、救命ボートは自
由になって降下するとともに、パラシュート3は空気を
はらんで開傘する(図6のa参照)。さらに標識4のエ
アースクープ41も空気をはらんで開傘し、パラシュー
ト3の傘頂部33に形成された中空の空気供給管34よ
り、パラシュート3内の空気が標識4に供給されること
になり、標識4は膨張することになる(図6のb)。こ
のような状態で水面に減速降下すると、標識4は水面上
に浮くことになり、遭難者は救命ボートの位置を視認し
やすくなる。一方、パラシュート3は水面下に沈むとと
もに、今度は水をはらむことになり、シーアンカーとな
って救命ボートの流れるのを防止する作用を営む。
【0019】このように着水した救命ボートに遭難者が
乗り込むに際しては、図7のaに示すように、前記遭難
者8が前記収納袋2の外側に伸長する作動索5を引っ張
ることによって、炭酸ガスボンベ15中の炭酸ガスが救
命ボート本体1に噴出され膨張し(図7のb)、この膨
張に伴って、前記収納袋2が開いて前記収納袋2内より
ボート本体1が取り出される。この際、はしご13およ
び安定水嚢14は、ボート本体1の気嚢11の外側の高
さのほぼ中央に、接続端部が回動可能に設けられてお
り、このためはしご13も、ボート本体1のどちらの側
が上になっても、常に下側になり、水中より遭難者がこ
のはしご13を上って乗り込めるようになっている。こ
のはしご13の対向する気嚢11の外側部分の高さのほ
ぼ中央に、同様に接続端部が回動可能な安定水嚢14が
設けられており、この安定水嚢14によって遭難者8の
重量によって救命ボート本体1がひっくり返らないよう
になっている。
【0020】また甲板12も気嚢11のほぼ中央に回動
可能に設けられているので、前記ボート本体1がどちら
側になっても、甲板12は箱状体が下になるように形成
され、居住性が確保できるという利点がある。
【0021】図8及び図9は、本発明における第二の実
施例の救命ボートの作用を説明する図である。第一の発
明と同様に、救命ボートと回転翼飛行体6は自動索7に
よって分離可能に接続しており、この実施例においては
前記自動索7は一方の端部は回転翼飛行体6に固定され
ており、他方の先端部は救命ボートのパラシュート3の
傘頂33に接続している。このような状態で収納袋2に
収納された救命ボートを投下すると、救命ボートの降下
によって自動索7は伸長し(図8のa、b参照)、収納
袋2よりパラシュート3を引っ張り出すことになる。
【0022】このようにパラシュート3が引っ張り出さ
れた後、自動索7は分離し(図8c)、救命ボートは自
由になって降下するとともに、パラシュート3は空気を
はらんで開傘する(図9のa参照)。このような状態で
水面に減速降下し着水すると、標識収納袋42内の炭酸
ガスボンベ43は水に接触することになり、炭酸ガスを
放出し、この放出された炭酸ガスによって前記標識4が
膨らむ。前記収納袋2内にはボート本体1を膨張させる
ための炭酸ガスボンベ15が収納されており、この炭酸
ガスボンベ15は作動索5を引っ張ることによって炭酸
ガスを放出し、ボート本体1を膨らませるようになって
いる。前記標識4の頂上部にはこの作動索5の先端を固
定する固定片44が設けられており、このため前記標識
4が膨らむときに前記作動索5を引っ張って、前記収納
袋2内の炭酸ガスボンベ15を作動させるようになって
いる。このため、着水して前記炭酸ガスボンベ43が作
動して標識を膨らませることによって、前記作動索5が
引っ張られ、炭酸ガスボンベ15が作動して、ボート本
体1が膨らむようになっている。そしてパラシュート3
は水面下に沈むとともに、今度は水をはらむことにな
り、シーアンカーとなって救命ボートの流れるのを防止
する作用を営む(図9b参照)。この膨張に伴って、前
記収納袋2が開いて前記収納袋2内よりボート本体1が
取り出される。この際、はしご13および安定水嚢14
は、ボート本体1の気嚢11の外側の高さのほぼ中央
に、接続端部が回動可能に設けられており、このためは
しご13も、ボート本体1のどちらの側が上になって
も、常に下側になり、水中より遭難者がこのはしご13
を上って乗り込めるようになっている。このはしご13
の対向する気嚢11の外側部分の高さのほぼ中央に、同
様に接続端部が回動可能な安定水嚢14が設けられてお
り、この安定水嚢14によって遭難者8の重量によって
救命ボート本体1がひっくり返らないようになってい
る。
【0023】また甲板12も気嚢11のほぼ中央に回動
可能に設けられているので、前記ボート本体1がどちら
側になっても、甲板12は箱状体が下になるように形成
され、居住性が確保できるという利点がある。
【0024】上記実施例においては、回転翼飛行体の場
合について述べたが、パラシュートが装備されているた
め固定翼飛行体からも投下可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による救命
ボートによれば、パラシュートによって前記救命ボート
本体を減速降下させるため、着水時の衝撃が小さく、収
納袋、ボートなどの簡略化を図ることができるという利
点がある。さらにパラシュートは着水後はシーアンカー
として作用することになり、救命ボートの流れ防止作用
を営むという利点がある。また、膨張した標識が取付け
られているので、万一見失ったときにも、従来に比較し
て著しく発見しやすくなるという利点がある。また、減
速降下するため、回転翼あるいは固定翼飛行体において
も投下位置が著しく狂うことがなくなり、投下可能にな
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による救命ボートの減速降下状態の断面
図。
【図2】本発明による第二の救命ボートの減速降下状態
の概略断面図。
【図3】前記実施例のボート本体の平面図。
【図4】前記実施例のボート本体の図2におけるA−A
断面図。
【図5】本発明の作用を説明する説明図。
【図6】本発明の作用を説明する説明図。
【図7】本発明の作用を説明する説明図。
【図8】本発明の第二の救命ボートの作用を説明する説
明図。
【図9】本発明の第二の救命ボートの作用を説明する説
明図。
【符号の説明】
1 ボート本体 11 気嚢 12 甲板 13 はしご 14 安定水嚢 15 炭酸ガスボンベ 2 収納袋 3 パラシュート 33 傘頂 34 空気供給管 4 標識 42 標識収納袋 43 炭酸ガスボンベ 5 作動索 6 回転翼飛行体 7 自動索 8 遭難者

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体によって膨張するボート本体とこの
    ボート本体を減速降下させるためのパラシュートと前記
    パラシュートの傘頂を貫通して前記傘頂に接続する中空
    の空気供給管と前記空気供給管に連通して設けられ、前
    記空気供給管から供給される空気によって膨張する標識
    とを有することを特徴とする救命ボート。
  2. 【請求項2】 前記標識の頂上部に空気をはらんで開傘
    するエアースクープを設けたことを特徴とする請求項1
    記載の救命ボート。
  3. 【請求項3】 作動索を引っ張ることによって気体を放
    出する圧縮気体ボンベよりの前記放出された気体によっ
    て膨張するボート本体とこのボート本体を減速降下させ
    るためのパラシュートと、水に接触することによって気
    体を放出する圧縮気体ボンベより放出された気体によっ
    て膨張する標識とを有し、前記標識は前記作動索に接続
    しており、前記標識の膨張によって前記作動索を引っ張
    り、前記ボート本体を膨張させることを特徴とする救命
    ボート。
  4. 【請求項4】 前記ボート本体は気体によって膨張可能
    なリング状の気嚢を有しており、前記リング状の気嚢の
    内側の高さのほぼ中央部に周縁部が回動可能に接続する
    甲板を有し、前記甲板は、前記接続した周縁部より、下
    垂したのち、水平方向に伸長し、さらに上方向に垂直に
    上昇して同様に気嚢の内側の高さのほぼ中央部に達する
    ような箱状体となることを特徴とする請求項1から3記
    載のいずれかの救命ボート。
  5. 【請求項5】 前記気嚢の外側のほぼ中央部に回動可能
    に端部を固定されたはしごを有しており、このはしごの
    設けられた位置とほぼ対向する気嚢の外側のほぼ中央部
    に回動可能に端部を固定された安定水嚢が設けられてい
    ることを特徴とする請求項4記載の救命ボート。
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