JP2000253369A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JP2000253369A
JP2000253369A JP5324199A JP5324199A JP2000253369A JP 2000253369 A JP2000253369 A JP 2000253369A JP 5324199 A JP5324199 A JP 5324199A JP 5324199 A JP5324199 A JP 5324199A JP 2000253369 A JP2000253369 A JP 2000253369A
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JP5324199A
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English (en)
Inventor
Hiroji Yokoyama
洋児 横山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きなバッファが必要なく、伝送遅延を
起こすことなく、符号化データを伝送することができる
こと。 【解決手段】 画像信号や音声信号などを送信する場
合、まず、画像信号入力端子を介して入力された画像信
号が画像符号化部101の画像ブロック作成部201に
入力され、画像符号化されると共に、複数にブロック化
される。次に、ブロック化された画像ストリームは、管
理データ付与部202に送られ、画像ブロックが1画面
における先頭であるかどうかのブロック先頭情報と、ブ
ロックが継続するか否かのデータ継続情報とが付与され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信、マル
チメディア通信、動画像通信などに使用されるデータ伝
送装置に関し、特にMPEG(Moving Picture Experts
Group)−4における通信に使用されるデータ伝送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ディジタル伝送においては、
動画像信号や音響信号などを所定の標準規格の圧縮方式
で圧縮し、圧縮して得られた画像ストリーム、音声スト
リーム、データストリームを多重化し、この多重化スト
リームデータを伝送している。
【0003】この圧縮方式として、MPEG符号化方式
がある。MPEG符号化方式においては、主に放送への
応用を目的としたMPEG−2から主にマルチメディア
への応用を目的としたMPEG−4に移行してきてい
る。
【0004】MPEG−2の符号化方式では、動きの速
い画面で高画質を得ると同時に、静止画像でも高解像度
を得るためのフィールド/フレーム適応符号化方式を採
用している。
【0005】一方、MPEG−4の符号化方式は、マル
チメディアへの適用を睨んで標準化されている。MPE
G−4の符号化方式においては、符号化伝送すべき3次
元空間情報を、空間内に位置する人や建物などの各オブ
ジェクト毎に、又は1画面を複数の分割してなるブロッ
ク毎に、個別符号化することにより、符号化効率を高め
ると共に、各オブジェクトの加工・編集を可能にするオ
ブジェクト方式を採用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】MPEG−2の符号化
方式では、データ伝送の際に画像単位での伝送が義務づ
けられているために、画像符号化するときに、1画面
(1フレーム)単位でメモリにバッファリングを行な
い、その単位で伝送を行なっている。
【0007】しかしながら、上記のように1画面単位で
バッファリングし、その単位で伝送を行なうと、画面単
位のデータを保存するための比較的大きなバッファが必
要であると共に、1画面がバッファリングされるまでに
時間がかかるので、伝送遅延が生じてしまうという問題
がある。
【0008】例えば、図13に示すように、画像符号化
動作状態と伝送路状態のタイミングをみると、1画面デ
ータが完成するまでデータ伝送を開始しないので、伝送
路空き時間が発生してしまい、この伝送路空き時間が伝
送遅延を招くことになる。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、大きなバッファが必要なく、伝送遅延を起こすこ
となく、符号化データを伝送することができるデータ伝
送装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、画像信
号を画像符号化すると共にブロック化することにより画
像ストリームを得て、1画面における前記画像ブロック
の位置を示す管理情報を画像ブロック毎に付与し、前記
管理情報に基づいて前記画像ストリームに誤り検出符号
を付与して、送信側で画像の先頭と終結を画像ブロック
毎に認識させて、伝送遅延なく画像ブロック毎に伝送す
ることを可能とすることである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係るデータ
伝送装置は、画像信号を画像符号化すると共にブロック
化することにより画像ストリームを得る画像ブロック作
成手段と、1画面における前記画像ブロックの位置を示
す管理情報を前記画像ブロック毎に付与する管理情報付
与手段と、前記管理情報に基づいて前記画像ストリーム
に誤り検出符号を付与する誤り検出符号付与手段と、を
具備する構成を採る。
【0012】この構成によれば、画像信号を画像符号化
すると共にブロック化することにより画像ストリームを
得て、1画面における画像の位置、すなわち画像の先頭
と終結を示す管理情報を画像ブロック毎に付与し、前記
管理情報に基づいて前記画像ストリームに誤り検出符号
を付与するので、送信側では、管理データにより1画面
の画像の先頭と終結を画像ブロック毎に認識することが
できる。このため、1画面分の画像データをバッファリ
ングする必要がなく、大きなバッファが必要ない。ま
た、画像ブロック毎に伝送することが可能となるため、
伝送遅延を起こすことなく、符号化データを伝送するこ
とができる。
【0013】本発明の第2の態様に係るデータ伝送装置
は、第1の態様において、音声信号を音声符号化処理し
て得られた音声ストリーム及びデータを符号化処理して
得られたデータストリームの少なくとも一つを前記画像
ストリームと多重化する多重化手段を具備する構成を採
る。
【0014】この構成によれば、複数のメディアの情報
を多重して送受信するマルチメディア通信に適応するこ
とができる。
【0015】本発明の第3の態様に係るデータ伝送装置
は、第1又は第2の態様において、前記管理情報が、1
画面における先頭であるかどうかを示すブロック先頭情
報と、ブロックが継続するか否かを示すデータ継続情報
とを含む構成を採る。
【0016】この構成によれば、処理する画像ブロック
が1画面の先頭であるか終結であるかを判断することが
でき、より効率良く画像データ伝送を行なうことができ
る。
【0017】本発明の第4の態様に係るデータ伝送装置
は、第1から第3のいずれかの態様において、前記管理
情報が、前記画像ストリームの画像種別を示す画像種別
情報を含む構成を採る。
【0018】この構成によれば、画像種別を示す管理デ
ータにより、重要な画像を消去することがなくなり、受
信側の画像破綻発生を防止るすることができる。さら
に、送信側装置におけるバッファを効率良く使用するこ
とができる。
【0019】本発明の第5の態様に係るデータ伝送装置
は、画像信号を画像符号化すると共にブロック化し、誤
り検出符号が付与されて得られた画像ストリームを、音
声信号を音声符号化処理して得られた音声ストリーム及
びデータを符号化処理して得られたデータストリームの
少なくとも一つと多重化した多重化ストリームから画像
ストリームを分離する分離手段と、前記誤り検出符号を
用いた誤り検出の結果に基づいて管理情報を画像ストリ
ームに付与する管理情報付与手段と、を具備する構成を
採る。
【0020】この構成によれば、復号化部は、誤りの有
無を示す管理情報を参照して誤りのあるブロックの復号
は行なわないようにできるので、復号化部における処理
負荷を小さくすることができる。
【0021】本発明の第6の態様に係る基地局装置は、
第1から第5のいずれかの態様のデータ伝送装置を備え
たことを特徴とする。本発明の第7の態様に係る通信端
末装置は、第1から第5のいずれかの態様のデータ伝送
装置を備えたことを特徴とする。これらの構成によれ
ば、通信システムにおいて、伝送遅延なく通信を行なう
ことができる。
【0022】本発明の第8の態様に係るデータ伝送方法
は、画像信号を画像符号化すると共にブロック化するこ
とにより画像ストリームを得る画像ブロック作成工程
と、1画面における画像の位置、すなわち画像の先頭と
終結を示す管理情報を前記画像ブロック毎に付与する管
理情報付与工程と、前記管理情報に基づいて前記画像ス
トリームに誤り検出符号を付与する誤り検出符号付与工
程と、を具備する。
【0023】この方法によれば、画像信号を画像符号化
すると共にブロック化することにより画像ストリームを
得て、1画面における前記画像ブロックの位置を示す管
理情報を画像ブロック毎に付与し、前記管理情報に基づ
いて前記画像ストリームに誤り検出符号を付与するの
で、送信側では、管理データにより1画面の画像の先頭
と終結を画像ブロック毎に認識することができる。この
ため、1画面分の画像データをバッファリングする必要
がなく、大きなバッファが必要ない。また、画像ブロッ
ク毎に伝送することが可能となるため、伝送遅延を起こ
すことなく、符号化データを伝送することができる。
【0024】本発明の第9の態様に係るデータ伝送方法
は、画像信号を画像符号化すると共にブロック化し、誤
り検出符号が付与されて得られた画像ストリームを、音
声信号を音声符号化処理して得られた音声ストリーム及
びデータを符号化処理して得られたデータストリームの
少なくとも一つと多重化した多重化ストリームから画像
ストリームを分離する分離工程と、前記誤り検出符号を
用いた誤り検出の結果に基づいて管理情報を前記画像ス
トリームに付与する管理情報付与工程と、を具備する。
【0025】この方法によれば、復号化部は、誤りの有
無を示す管理情報を参照して誤りのあるブロックの復号
は行なわないようにできるので、復号化部における処理
負荷を小さくすることができる。
【0026】以下、本発明の実施の形態について添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態に係るデータ伝送装置を備えた通信システムを示す
ブロック図である。図1に示す通信システムは、送信側
装置と受信側装置を備えており、通信は無線で行われ
る。なお、伝送路については、無線に限定されず有線で
あっても良い。また、図1においては、送信側装置には
送信部のみを記載し、受信側装置には受信部のみを記載
している。ただし、送信側装置及び受信側装置共に送受
信を行なうことができるので、送信側装置は受信部を有
しており、受信側装置は送信部を有している。
【0028】送信側装置において、ビデオ素材からの画
像信号は、画像信号入力端子から入力され、画像符号化
部101に送られる。画像符号化部101では、画像信
号をブロック化すると共に、ブロック化された画像信号
に対して情報量を高能率で圧縮するための演算処理がな
される。具体的には、画像信号に対して、DCT(離散
コサイン変換)、量子化、動き補償などの、例えばMP
EG−4方式の演算処理がなされる。このような画像符
号化処理により、画像ストリームが得られる。なお、ブ
ロック化された画像信号については、1画面のどの位置
のブロックであるかを示す管理データを付与してメモリ
に格納する。
【0029】オーディオ素材からの音声(音響)信号
は、音声信号入力端子から入力され、音声符号化部10
2に送られる。音声符号化部102では、所定の音声符
号化方式に基づいて音声信号に対して、例えばMPEG
−4方式の符号化処理がなされる。このような音声符号
化処理により、音声ストリームが得られる。
【0030】その他のデータや制御データなどについて
は、所定の符号化器(図示せず)により、例えばMPE
G−4方式の符号化される。このような符号化処理によ
りデータストリームが得られる。
【0031】画像符号化処理された画像ストリーム及び
音声符号化処理された音声ストリームは、セレクタ10
3に入力される。セレクタ103では、再送管理を行な
うか、再送管理を行なわずに誤り検出符号付与を行なう
かを選択する。
【0032】再送管理が行なわれるようにセレクタ10
3で選択されると、再送管理部104において、画像ス
トリームのブロック毎にシーケンス番号を付与したり、
再送用バッファに画像ストリームを蓄積する。
【0033】一方、再送管理を行なわずに誤り検出符号
付与が行なわれるようにセレクタ103で選択される
と、誤り検出符号付与部105において、音声ストリー
ムに又は画像ブロックに、誤りを検出する誤り検出符号
を付与する。
【0034】これらの画像ストリーム、音声ストリー
ム、及びデータストリームは、多重化部106に送ら
れ、多重化処理され、その後この多重化されたストリー
ムは、所定の無線送信処理が施された後に、アンテナ1
08を介して送信される。なお、送信の際には、ストリ
ームは単一又は複数のパケットで送信される。
【0035】受信側装置において、アンテナ109から
受信された多重化ストリームは、分離部110で単一又
は複数のパケットから各ストリーム、すなわち画像スト
リーム、音声ストリーム、及びデータストリームに分離
される。
【0036】分離された各ストリームは、誤り検出・符
号削除部111に送られ、そこで受信単位(画像ストリ
ームについては受信ブロック単位)で誤り検出が行わ
れ、さらに誤り検出符号が削除される。
【0037】誤り検出・符号削除部111で誤りが検出
された場合、例えばシーケンス番号が抜けていたり、ビ
ット誤りが検出された場合には、再送管理部112にお
いて、誤りのあった受信単位又は受信ブロック単位につ
いて送信側装置に再送要求を発行し、再送データが受信
側装置に到着したときにストリームを画像復号化部11
3、音声復号化部114、又はデータ復号化部(図示せ
ず)に送る。
【0038】画像復号化部113においては、画像スト
リームを伸張するための演算処理がなされる。具体的に
は、画像ストリームに対して、逆DCT(逆離散コサイ
ン変換)、逆量子化、動き補償などの演算処理がなされ
る。このような画像復号化処理により、画像信号が得ら
れる。この画像信号は、画像信号出力端子を介してビデ
オ素材に送られる。
【0039】音声復号化部114においては、音声スト
リームに対して符号化方式に対応する復号化方式で復号
化処理がなされる。このような音声復号化処理により、
音声信号が得られる。この音声信号は、音声信号出力端
子を介してオーディオ素材に送られる。
【0040】なお、送信側装置及び受信側装置の通信制
御部107,115は、通信システムにおいて送信側装
置から受信側装置に通信を行なう際に、呼制御や、受信
側装置の能力、リソース状態などの装置設定についての
情報をネゴシエーションする。
【0041】上記構成を有する通信システムにおけるデ
ータ伝送装置の動作について図2を用いて説明する。
【0042】図2は、本発明の実施の形態1に係るデー
タ伝送装置の画像符号化部の構成を示すブロック図であ
る。図2に示すように、画像符号化部101は、入力さ
れた画像信号を画像符号化すると共に、1画面の画像を
所定数のブロックにブロック化して画像ストリームを得
る画像ブロック作成部201と、作成された画像ブロッ
クの画面における位置についての管理データ、例えば画
像ブロックが1画面における先頭であるかどうかのブロ
ック先頭情報や、ブロックが継続するか否かのデータ継
続情報をブロック化された画像ストリームに付与する管
理データ付与部202と、管理データが付与された画像
ストリームを格納するメモリ203とを有する。
【0043】画像信号や音声信号などを送信する場合、
まず、画像信号入力端子を介して入力された画像信号が
画像符号化部101の画像ブロック作成部201に入力
される。画像ブロック作成部201では、画像信号に対
してDCT処理、量子化処理が施されて、画像信号が圧
縮され、画像ストリームとなる。また、画像ブロック作
成部201では、画像ストリームが複数にブロック化さ
れる。さらに、画像ブロック作成部201では、画像信
号について動き補償などの演算処理を行なう。
【0044】画像ブロック作成部201におけるブロッ
ク化においては、まず、通信制御部107,115間の
ネゴシエーションで1秒間に何枚の画像を送るかの情報
や伝送レートに関する情報が通信制御部107を介して
画像ブロック作成部201に送られる。次いで、画像ブ
ロック作成部201は、画像枚数や伝送レートの情報に
基づいて、各ブロックのデータ長さが均一になるように
ブロック分けを行なう。
【0045】次に、ブロック化された画像ストリーム
は、管理データ付与部202に送られ、画像ブロックが
1画面における先頭であるかどうかのブロック先頭情報
と、ブロックが継続するか否かのデータ継続情報とが付
与される。このブロック先頭情報とデータ継続情報で管
理データを構成する。画像ブロックが1画面の先頭であ
るかどうか、ブロックが継続するかどうかについては、
1画面の区切りを示す信号により判別することができ
る。
【0046】このように管理データ付与された画像スト
リームはメモリ203に格納される。すなわち、メモリ
203には、図3に示すように、ブロックの先頭である
かブロックの途中であるかを示すブロック先頭情報30
1と、ブロック(データ)が継続するかブロック(デー
タ)が終結するかを示すデータ継続情報302とが、画
像ストリーム303に付与された状態で格納される。こ
のブロック先頭情報とデータ継続情報は、いずれも1ビ
ットであり、ブロック先頭情報301については、ブロ
ック先頭/ブロック途中を表わし、データ継続情報30
2については、データ継続/データ終結を表わす。な
お、この管理データのビット数には特に制限はなく、ブ
ロック情報やデータ情報の種類に応じて適宜増やしても
良い。
【0047】このように格納された画像ストリームは、
プロトコルスタックにおける誤り検出、誤り訂正、再送
などを行なう、アダプテーションレイヤにおいて、セレ
クタ103で再送管理を行なうかどうかの選択がなされ
た後に、誤り検出符号付与部105に送られて、誤り検
出符号が付与される。このとき、誤り検出符号付与部1
05は、画像ストリームに付与された管理データを参照
して誤り検出符号を付与するかどうかを判断する。具体
的には、画像ストリームに付与された管理データのブロ
ック先頭情報がブロック途中であり、データ継続情報が
データ終結である場合には、画像ストリームに誤り検出
符号を付与する。それ以外の場合(ブロック先頭でデー
タ継続、ブロック途中でデータ継続)には、画像ストリ
ームに誤り検出符号を付与しない。
【0048】このように誤り検出符号が付与された画像
ストリームは、多重化部106に送られる。一方、音声
信号入力端子を介して入力された音声信号は、音声符号
化部102に入力され、音声符号化部102において所
定の音声符号化方式により符号化されて音声ストリーム
となり、アダプテーションレイヤにおいて、誤り検出符
号付与部105で誤り検出符号が付与されて多重化部1
06に送られる。また、その他のデータについても、符
号化器により所定の符号化が施されてデータストリーム
となり、アダプテーションレイヤにおいて、誤り検出符
号付与部105で誤り検出符号が付与されて多重化部1
06に送られる。
【0049】これらの画像ストリーム、音声ストリー
ム、及びデータストリームは、マルチプルレイヤ(MU
Xレイヤ)において、多重化される。MUXレイヤで
は、各ストリームをパケット(画像パケット、音声パケ
ット、データパケット)にして、例えば、図4に示すよ
うなMUXパケットを構成する。すなわち、MUXパケ
ットには、ヘッダ401に続いて音声パケット402、
データパケット403、画像パケット404が含まれ
る。
【0050】多重化された信号は、アンテナ108を介
して受信側装置に伝送される。このとき、画像ストリー
ムについては、送信側では、管理データにより1画面に
おける画像の位置、すなわち画像の先頭と終結を画像ブ
ロック毎に認識することができるので、画像ブロック毎
に送信することができる。したがって、1画面分の画像
データをバッファリングする必要がなく、大きなバッフ
ァが必要なくなる。また、1画面の画像を貯めずに、画
像ブロック毎に伝送することが可能となるため、伝送遅
延を起こすことなく、符号化データを伝送することがで
きる。
【0051】なお、この場合、図5に示すように、画像
データ502にヘッダ501と誤り検出符号503が付
与された1画像ブロックの信号が、伝送単位と合わない
ときには、信号を複数(ここでは2回)に分割して伝送
することができる。
【0052】(実施の形態2)画像符号化部101のメ
モリ203においては、画像ブロックのシーケンス番号
の昇順に格納され、容量が一杯になったときに、先に格
納された画像ブロックから消去される。
【0053】MPEG方式においては、I(Intra)フレ
ームであるのかP(Predictive)フレームであるのかB(B
idirectionally)フレームであるのかにより、画像の重
要度が異なる。したがって、単にシーケンス番号により
メモリに格納された順序で消去すると、重要なIフレー
ムの画像を消去してしまう恐れがある。これにより、受
信側では、画像破綻を発生してしまうことがある。そこ
で、本実施の形態では、画像ブロックに画像種別情報を
管理データとして付与する場合について説明する。
【0054】通信システムにおけるデータ伝送装置の構
成は図1に示すものとほぼ同じであるので、画像符号化
部101の構成を中心に説明する。図6は、本発明の実
施の形態2に係るデータ伝送装置の画像符号化部の構成
を示すブロック図である。
【0055】図6は、本発明の実施の形態2に係るデー
タ伝送装置の画像符号化部の構成を示すブロック図であ
る。図6に示すように、画像符号化部101は、入力さ
れた画像信号を画像符号化すると共に、1画面の画像を
所定数のブロックにブロック化して画像ストリームを得
る画像ブロック作成部201と、作成された画像ブロッ
クの画面における位置について情報や画像種別情報など
の管理データをブロック化された画像ストリームに付与
する管理データ付与部202と、管理データが付与され
た画像ストリームを格納するメモリ203とを有する。
【0056】また、画像符号化部101は、現画面と前
画面との差分を求める差分演算部601と、この差分演
算の結果に基づいて画像種別を判定する画像種別判定部
602とを有する。
【0057】上記構成のデータ伝送装置において画像信
号や音声信号などを送信する場合、画像符号化部101
に入力された画像信号は、差分演算部601に入力さ
れ、そこで、画像符号化された現画面のデータと前画面
のデータとから前画面に対する現画面の差分を算出す
る。この差分結果は画像種別判定部602に送られて、
例えばしきい値判定によりIフレームであるかPフレー
ムであるかが判定される。
【0058】具体的には、差分結果が所定のしきい値を
超えると、動きが大きいとしてIフレームと判定する。
一方、差分結果が所定のしきい値以下であると、動きが
小さいとしてPフレームと判定する。この判定結果は、
管理データ付与部603に送られる。また、画像ブロッ
ク作成部201は、画像枚数や伝送レートの情報に基づ
いて、各ブロックのデータ長さが均一になるようにブロ
ック分けを行なう。
【0059】次に、ブロック化された画像ストリーム
は、管理データ付与部202に送られ、画像ブロックが
1画面における先頭であるかどうかのブロック先頭情報
と、ブロックが継続するか否かのデータ継続情報とが付
与される。また、画像種別情報が画像ストリームに付与
される。この画像種別情報を示す管理データは、Iフレ
ームとPフレームを識別するためには1ビットで良い。
ただし、それ以上のビット数にしてそれ以上の数の画像
種別を行なっても良い。
【0060】このように管理データ付与された画像スト
リームはメモリ203に格納される。すなわち、メモリ
203には、図7に示すように、画像種別を示す画像種
別情報701と、ブロックの先頭であるかブロックの途
中であるかを示すブロック先頭情報702と、ブロック
(データ)が継続するかブロック(データ)が終結する
かを示すデータ継続情報703とが、画像ストリーム7
04に付与された状態で格納される。
【0061】このように格納された画像ストリームは、
アダプテーションレイヤにおいて、セレクタ103で再
送管理を行なうかどうかの選択がなされた後に、誤り検
出符号付与部105に送られて、誤り検出符号が付与さ
れる。
【0062】このように誤り検出符号が付与された画像
ストリームは、多重化部106に送られる。また、音声
信号入力端子を介して入力された音声信号は、上述した
ように音声ストリームとなり、アダプテーションレイヤ
において、誤り検出符号付与部105で誤り検出符号が
付与されて多重化部106に送られる。また、その他の
データについても、上述したようにデータストリームと
なり、アダプテーションレイヤにおいて、誤り検出符号
付与部105で誤り検出符号が付与されて多重化部10
6に送られる。
【0063】これらの画像ストリーム、音声ストリー
ム、及びデータストリームは、マルチプルレイヤ(MU
Xレイヤ)において、多重化される。MUXレイヤで
は、各ストリームをパケット(画像パケット、音声パケ
ット、データパケット)にして、例えば、図4に示すよ
うなMUXパケットを構成する。
【0064】多重化された信号は、アンテナ108を介
して受信側装置に伝送される。このとき、画像ストリー
ムについては、送信側では、管理データにより1画面に
おける画像の位置、すなわち画像の先頭と終結を画像ブ
ロック毎に認識することができるので、画像ブロック毎
に送信することができる。また、画像種別を示す管理デ
ータにより、重要な画像を消去することがなくなり、受
信側の画像破綻発生を防止することができる。さらに、
送信側装置におけるバッファを効率良く使用することが
できる。また、受信装置側から再送要求があった場合
に、画像種別を示す管理データを参照して重要度の高い
画像を優先して再送することができる。
【0065】(実施の形態3)データ伝送装置において
は、送信する画像を蓄積したり、音声を録音することが
考えられる。このような場合に、装置におけるアプリケ
ーションに応じて画像を蓄積したり、音声を録音するこ
とが求められる。そこで、本実施の形態では、画像ブロ
ックにアプリケーション情報を管理データとして付与す
る場合について説明する。
【0066】通信システムにおけるデータ伝送装置の構
成は図1に示すものとほぼ同じであるので、画像符号化
部101の構成を中心に説明する。図8は、本発明の実
施の形態3に係るデータ伝送装置の画像符号化部の構成
を示すブロック図である。
【0067】図8は、本発明の実施の形態3に係るデー
タ伝送装置の画像符号化部の構成を示すブロック図であ
る。図8に示すように、画像符号化部101は、入力さ
れた画像信号を画像符号化すると共に、1画面の画像を
所定数のブロックにブロック化して画像ストリームを得
る画像ブロック作成部201と、作成された画像ブロッ
クの画面における位置についての管理データ、例えば画
像ブロックが1画面における先頭であるかどうかのブロ
ック先頭情報、ブロックが継続するか否かのデータ継続
情報、及びアプリケーションにおいて画像をどのように
処理するかを示すアプリケーション情報などをブロック
化された画像ストリームに付与する管理データ付与部8
02と、管理データが付与された画像ストリームを格納
するメモリ803とを有する。
【0068】また、画像符号化部101は、ユーザの操
作によりユーザが求めるアプリケーションを認識するア
プリケーション認識部801を有する。
【0069】上記構成のデータ伝送装置において画像信
号や音声信号などを送信する場合、画像符号化部101
に入力された画像信号は、画像ブロック作成部201に
送られ、そこで、画像枚数や伝送レートの情報に基づい
て、各ブロックのデータ長さが均一になるようにブロッ
ク分けされる。
【0070】次に、ブロック化された画像ストリーム
は、管理データ付与部802に送られ、画像ブロックが
1画面における先頭であるかどうかのブロック先頭情報
と、ブロックが継続するか否かのデータ継続情報と、ア
プリケーション情報とが付与される。このアプリケーシ
ョン情報を示す管理データは、ユーザの入力にしたがっ
て、画像を送信するか画像を蓄積するかを示すデータで
ある。この場合、画像の送信/蓄積を識別するために
は、1ビットで良いが、それ以上のビット数にしてそれ
以上の数の画像処理を行なうようにしても良い。
【0071】このように管理データ付与された画像スト
リームはメモリ803に格納される。すなわち、メモリ
803には、図9に示すように、画像の処理を示すアプ
リケーション情報901と、ブロックの先頭であるかブ
ロックの途中であるかを示すブロック先頭情報902
と、ブロック(データ)が継続するかブロック(デー
タ)が終結するかを示すデータ継続情報903とが、画
像ストリーム904に付与された状態で格納される。
【0072】なお、音声符号化部102においても同様
にアプリケーション認識部が設けられており、音声を録
音するか送信するかの管理データが音声ストリームに付
与される。
【0073】このように格納された画像ストリームは、
アダプテーションレイヤにおいて、セレクタ103で再
送管理を行なうかどうかの選択がなされた後に、誤り検
出符号付与部105に送られて、誤り検出符号が付与さ
れる。
【0074】このように誤り検出符号が付与された画像
ストリームは、多重化部106に送られる。また、音声
信号入力端子を介して入力された音声信号は、上述した
ように音声ストリームとなり、アダプテーションレイヤ
において、誤り検出符号付与部105で誤り検出符号が
付与されて多重化部106に送られる。また、その他の
データについても、上述したようにデータストリームと
なり、アダプテーションレイヤにおいて、誤り検出符号
付与部105で誤り検出符号が付与されて多重化部10
6に送られる。
【0075】これらの画像ストリーム、音声ストリー
ム、及びデータストリームは、マルチプルレイヤ(MU
Xレイヤ)において、多重化される。MUXレイヤで
は、各ストリームをパケット(画像パケット、音声パケ
ット、データパケット)にして、例えば、図4に示すよ
うなMUXパケットを構成する。
【0076】多重化された信号は、アンテナ108を介
して受信側装置に伝送される。このとき、画像ストリー
ムについては、送信側では、管理データにより1画面に
おける画像の位置、すなわち画像の先頭と終結を画像ブ
ロック毎に認識することができるので、画像ブロック毎
に送信することができる。また、画像の処理、すなわち
画像を送信するか蓄積するかを示す管理データ及び音声
の処理、すなわち音声を録音するか同心するかを示す管
理データにより、種々のアプリケーションに対応するこ
とができる。
【0077】(実施の形態4)本実施の形態では、受信
側装置において、画像ブロックに誤りのあることを示す
識別子を管理データとして付与する場合について説明す
る。
【0078】通信システムにおけるデータ伝送装置の構
成は図1に示すものとほぼ同じであるので、受信側装置
の誤り検出・符号削除部111の構成を中心に説明す
る。
【0079】図10は、本発明の実施の形態4に係るデ
ータ伝送装置の誤り検出・符号削除部の構成を示すブロ
ック図である。図10に示すように、誤り検出・符号削
除部111は、受信された画像ストリームの誤る検出符
号から誤りを検出する誤り検出部1001と、画像スト
リームから誤り検出符号を削除する誤り符号削除部10
02と、誤りがあるかどうかのエラー識別子とをブロッ
ク化された画像ストリームに付与する管理データ付与部
1003とを有する。
【0080】上記構成のデータ伝送装置において画像信
号や音声信号などを受信する場合、アンテナ109を介
して受信した信号は、分離部110に送られ、各ストリ
ームに分離される。分離された画像ストリームや音声ス
トリームは、誤り検出・符号削除部111の誤り検出部
1001に入力され、誤り検出符号を用いて誤り検出を
行なう。なお、誤り検出の方法としては、通常使用され
る方法を採用する。例えば、広く実用に用いられている
巡回符号(CRC)を採用する。
【0081】次いで、誤り検出がなされた画像ストリー
ムや音声ストリームは、誤り符号が削除された後に管理
データ付与部1003に送られて、誤り検出の結果に基
づいて管理データであるエラー識別子が付与される。こ
の場合、エラー識別子は1ビットで良いが、それ以上の
ビット数にしてそれ以上の数のエラー状況を表わすよう
にしても良い。図11に示すように、この画像ストリー
ム1102には、誤りの有無を示すエラー識別子110
1が付与される。なお、音声ストリームについても誤り
の有無を示すエラー識別子が付与される。
【0082】エラー識別子が付与されたストリームは、
それぞれ画像復号化部113及び音声復号化部114に
送られ、そこで所定の復号化処理される。このとき、復
号化部113,114では、エラー識別子を参照して誤
りのあるブロックの復号は行なわない。このように誤り
のあるブロックを復号しないときには、その前に正常に
受信したデータから画像や音声を補間して画像や音声を
作成する。これにより、復号化部113,114におけ
る処理負荷を小さくすることができる。
【0083】(実施の形態5)データ伝送装置において
は、受信する画像を蓄積したりすることが考えられる。
このような場合に、装置におけるアプリケーションに応
じて画像を蓄積したりことが求められる。そこで、本実
施の形態では、受信した画像ストリームにアプリケーシ
ョン情報を管理データとして付与する場合について説明
する。
【0084】通信システムにおけるデータ伝送装置の構
成は図1に示すものとほぼ同じであるので、受信側装置
の再送制御部112の構成を中心に説明する。
【0085】図12は、本発明の実施の形態5に係るデ
ータ伝送装置の再送制御部の構成を示すブロック図であ
る。図12に示すように、再送制御部112は、ユーザ
の入力に基づくアプリケーションにしたがって、処理す
る画像を選択する画像選択部1201と、ユーザの指示
にしたがって画像を静止画表示したり、動画表示した
り、動画を静止画として表示したりする制御を行なう画
像制御部1202と、処理対象のが図を格納するメモリ
1203と、管理データとして画像の処理内容を示すア
プリケーション情報を画像ストリームに付与する管理デ
ータ付与部1204とを有する。
【0086】上記構成のデータ伝送装置において画像信
号や音声信号などを受信する場合、アンテナ109を介
して受信した信号は、分離部110に送られ、各ストリ
ームに分離される。分離された画像ストリームは、誤り
検出・符号削除部111の誤り検出部1001に入力さ
れ、誤り検出符号を用いて誤り検出を行なう。なお、誤
り検出の方法としては、通常使用される方法を採用す
る。例えば、広く実用に用いられている巡回符号(CR
C)を採用する。
【0087】次いで、ユーザがアプリケーション、例え
ば動画表示、静止画表示、動画の静止画表示などを操作
した場合、誤り検出がなされた画像ストリームは、画像
選択部1201に入力され、そこで処理対象の画像が選
択される。この選択された画像は、ユーザの入力に基づ
くアプリケーションにしたがって静止画表示、動画表
示、動画の静止画表示に制御される。例えば、静止画表
示であれば、メモリ1203に格納された画像を表示
し、動画表示や動画の静止画表示であれば、受信された
画像について復号化を行なった後に画像表示する。これ
により、種々のアプリケーションに対応することができ
る。
【0088】この場合、アプリケーション情報は1ビッ
トで良いが、それ以上のビット数にしてそれ以上の数の
アプリケーションを表わすようにしても良い。図13に
示すように、この画像ストリーム1302には、画像の
処理を示すアプリケーション情報1301が付与され
る。
【0089】なお、上記実施の形態1〜5は、適宜組み
合わせて実施することができる。すなわち、管理データ
については、適宜組み合わせて画像ストリームに付与す
ることが可能である。
【0090】本発明は、無線通信システムにおける基地
局装置や移動局装置のような通信端末装置に適用するこ
とができる。これにより、通信システムにおいて、伝送
遅延なく通信を行なうことができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデータ伝送
装置は、画像信号を画像符号化すると共にブロック化す
ることにより画像ストリームを得て、1画面における前
記画像ブロックの位置を示す管理情報を画像ブロック毎
に付与し、前記管理情報に基づいて前記画像ストリーム
に誤り検出符号を付与するので、送信側では、管理デー
タにより1画面における画像の位置、すなわち画像の先
頭と終結を画像ブロック毎に認識することができる。こ
のため、1画面分の画像データをバッファリングする必
要がなく、大きなバッファが必要ない。また、画像ブロ
ック毎に伝送することが可能となるため、伝送遅延を起
こすことなく、符号化データを伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデータ伝送装置を備
えた通信システムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係るデータ伝送装置の
画像符号化部の構成を示すブロック図
【図3】上記実施の形態に係るストリーム管理状態を示
す図
【図4】本発明の実施の形態において送信される信号の
パケット構成を示す図
【図5】上記実施の形態に係るデータ伝送装置における
伝送フレームを示す図
【図6】本発明の実施の形態2に係るデータ伝送装置の
画像符号化部の構成を示すブロック図
【図7】上記実施の形態に係るストリーム管理状態を示
す図
【図8】本発明の実施の形態3に係るデータ伝送装置の
画像符号化部の構成を示すブロック図
【図9】上記実施の形態に係るストリーム管理状態を示
す図
【図10】本発明の実施の形態4に係るデータ伝送装置
の誤り検出・符号削除部の構成を示すブロック図
【図11】上記実施の形態に係るストリーム管理状態を
示す図
【図12】本発明の実施の形態5に係るデータ伝送装置
の再送管理部の構成を示すブロック図
【図13】上記実施の形態に係るストリーム管理状態を
示す図
【図14】従来のデータ伝送装置における伝送路状態と
画像符号化状態を示すタイミング図
【符号の説明】
101 画像符号化部 102 音声符号化部 103 セレクタ 104,112 再送管理部 105 誤り検出符号付与部 106 多重化部 107,115 通信制御部 110 分離部 111 誤り検出・符号削除部 113 画像復号化部 114 音声復号化部 201 画像ブロック作成部 202,603 管理データ付与部 601 差分演算部 602 画像種別判定部 801 アプリケーション認識部 1201 画像選択部 1202 画像制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を画像符号化すると共にブロッ
    ク化することにより画像ストリームを得る画像ブロック
    作成手段と、1画面における前記画像ブロックの位置を
    示す管理情報を前記画像ブロック毎に付与する管理情報
    付与手段と、前記管理情報に基づいて前記画像ストリー
    ムに誤り検出符号を付与する誤り検出符号付与手段と、
    を具備することを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 音声信号を音声符号化処理して得られた
    音声ストリーム及びデータを符号化処理して得られたデ
    ータストリームの少なくとも一つを前記画像ストリーム
    と多重化する多重化手段を具備することを特徴とする請
    求項1記載のデータ伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記管理情報は、1画面における先頭で
    あるかどうかを示すブロック先頭情報と、ブロックが継
    続するか否かを示すデータ継続情報とを含むことを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のデータ伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記管理情報は、前記画像ストリームの
    画像種別を示す画像種別情報を含むことを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれかに記載のデータ伝送装
    置。
  5. 【請求項5】 画像信号を画像符号化すると共にブロッ
    ク化し、誤り検出符号が付与されて得られた画像ストリ
    ームを、音声信号を音声符号化処理して得られた音声ス
    トリーム及びデータを符号化処理して得られたデータス
    トリームの少なくとも一つと多重化した多重化ストリー
    ムから画像ストリームを分離する分離手段と、前記誤り
    検出符号を用いた誤り検出の結果に基づいて管理情報を
    前記画像ストリームに付与する管理情報付与手段と、を
    具備することを特徴とするデータ伝送装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    のデータ伝送装置を備えたことを特徴とする基地局装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    のデータ伝送装置を備えたことを特徴とする通信端末装
    置。
  8. 【請求項8】 画像信号を画像符号化すると共にブロッ
    ク化することにより画像ストリームを得る画像ブロック
    作成工程と、1画面における前記画像ブロックの位置を
    示す管理情報を前記画像ブロック毎に付与する管理情報
    付与工程と、前記管理情報に基づいて前記画像ストリー
    ムに誤り検出符号を付与する誤り検出符号付与工程と、
    を具備することを特徴とするデータ伝送方法。
  9. 【請求項9】 画像信号を画像符号化すると共にブロッ
    ク化し、誤り検出符号が付与されて得られた画像ストリ
    ームを、音声信号を音声符号化処理して得られた音声ス
    トリーム及びデータを符号化処理して得られたデータス
    トリームの少なくとも一つと多重化した多重化ストリー
    ムから画像ストリームを分離する分離工程と、前記誤り
    検出符号を用いた誤り検出の結果に基づいて管理情報を
    前記画像ストリームに付与する管理情報付与工程と、を
    具備することを特徴とするデータ伝送方法。
JP5324199A 1999-03-01 1999-03-01 データ伝送装置 Pending JP2000253369A (ja)

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