JP2000253244A - 濃度画像の2値化方法及び記録媒体 - Google Patents

濃度画像の2値化方法及び記録媒体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】濃度画像のコントラストが悪い場合であって
も、高品質な2値画像を得ることができる濃度画像の2
値化方法を提供すること。 【解決手段】濃度画像I(x,y)に2次微分フィルタ
を適用し、2次微分出力値が正となる文字部分の蓋然性
が高い画素について正のヒストグラムH0を作成すると
ともに、2次微分出力値が負となる背景部分の蓋然性が
高い画素については負のヒストグラムH1を作成し、こ
れら正及び負のヒストグラムを用いてしきい値を設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された濃度画
像を所定のしきい値で2値化する濃度画像の2値化方法
及び記録媒体に関し、特に、濃度画像のコントラストが
悪い場合であっても、高品質な2値画像を得ることがで
きる濃度画像の2値化方法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、濃度画像を濃度画像そのものとし
て利用するのではなく、この濃度画像を一旦2値化し
て、該濃度画像に含まれる対象物の輪郭線や特徴量を抽
出することが多い。
【0003】このため、通常の2値化方式では、この濃
度画像の各画素のうち所定のしきい値以上の画素値を持
つ画素に新たな画素値「1」を付与し、このしきい値よ
りも画素値が小さな画素に新たな画素値「0」を付与す
ることになる。
【0004】このように、かかる濃度画像の2値化を行
う際には、一般に各画素の画素値をしきい値と比較する
ことになるため、このしきい値を2値化対象となる濃度
画像から自動的に設定する従来技術が知られている。
【0005】たとえば、このしきい値の自動設定方式と
して「判別基準法」と呼ばれる方式が知られており、こ
の判別基準法では、濃度画像から濃度ヒストグラムを作
成し、このヒストグラム上での対象物の分布(クラス)
と背景部の分布(クラス)を統計的に最適に分離する値
をしきい値とする。
【0006】このため、コントラストの強い文字画像の
ように、ヒストグラム上の対象物(文字部)の分布と背
景の分布とが明確に分離する場合には、この判別基準法
で設定したしきい値を用いることにより、高品質な2値
画像を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、濃度画
像のコントラストが悪い場合には、この判別基準法を用
いたとしても、ヒストグラム上の対象物の分布と背景部
の分布とが明確に現れないため、最適なしきい値を得る
ことができず、結局このしきい値を用いた2値化では、
その2値画像の画質が低下するという問題点がある。
【0008】図3は、この判別基準法を用いて濃度画像
を2値化した場合の処理結果の一例を示す図である。同
図(a)に示す濃度画像からは、同図(b)に示す濃度
ヒストグラムが得られるため、判別基準法を適用すると
図中に示すしきい値が得られる。その後、このしきい値
を用いて濃度画像を2値化すると、同図(c)に示す2
値画像が得られる。
【0009】ここで、同図(c)に示す2値画像では、
枠線をなす線分は抽出されているものの、本来抽出すべ
きである手書き文字がほとんど抽出されていない。その
理由は、枠線部分の画素値に比べて手書き文字の画素値
の方が背景の画素値に近いためである。
【0010】このように、本来抽出すべき対象物と背景
との間のコントラストが悪い場合には、対象物すべてを
2値画像中に取り込むことができず、結果的に人手を介
して2値化せざるを得なくなる。
【0011】このため、濃度画像のコントラストが悪い
場合に、いかにして2値化のためのしきい値を適切に設
定し、高品質な2値画像を取得するかが極めて重要な課
題となっていた。
【0012】そこで、本発明では上記問題点を解決し、
濃度画像のコントラストが悪い場合であっても、高品質
な2値画像を得ることができる濃度画像の2値化方法及
び記録媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る濃度画像の2値化方法は、入
力された濃度画像を所定のしきい値で2値化する濃度画
像の2値化方法において、前記濃度画像に対して2次微
分フィルタあるいは側抑制フィルタを適用して2次微分
出力を取得する2次微分出力取得工程と、この2次微分
出力取得工程で取得した2次微分出力に基づいて、その
2次微分出力の正の部分に対応する濃度画像から正のヒ
ストグラムを作成し、前記2次微分出力の負の部分に対
応する濃度画像から負のヒストグラムを作成するヒスト
グラム作成工程と、このヒストグラム作成工程で作成し
た正および負のヒストグラムに基づいてしきい値を決定
し、このしきい値によって前記濃度画像を2値化する2
値化工程とを含んだことを特徴とする。
【0014】また、請求項2の発明に係る濃度画像の2
値化方法は、前記ヒストグラム作成工程では、前記2次
微分出力の絶対値に対してシグモイド関数等で非線形に
処理した後の値を用いて正および負のヒストグラムを作
成することを特徴とする。
【0015】また、請求項3の発明に係わる濃度画像の
2値化方法は、前記2値化工程では、前記正のヒストグ
ラムの濃度0〜vまでの累積度数と、前記負のヒストグ
ラムの濃度v〜最大濃度までの累積度数との和を評価量
とし、この評価量が最大となる濃度vをしきい値とする
ことを特徴とする。
【0016】また、請求項4の発明に係わる濃度画像の
2値化方法は、前記2値化工程では、前記正のヒストグ
ラムの濃度0〜vまでの累積度数と、前記負のヒストグ
ラムの濃度v〜最大濃度までの累積度数との積を評価量
とし、この評価量が最大となる濃度vをしきい値とする
ことを特徴とする。
【0017】さらに、請求項5の発明に係わる記録媒体
は、入力された濃度画像に対して2次微分フィルタある
いは側抑制フィルタを適用して2次微分出力を取得し、
取得した2次微分出力に基づいて、その2次微分出力の
正の部分に対応する濃度画像から正のヒストグラムを作
成し、前記2次微分出力の負の部分に対応する濃度画像
から負のヒストグラムを作成し、作成した正および負の
ヒストグラムに基づいてしきい値を決定して、このしき
い値によって前記濃度画像を2値化するプログラムを格
納したことを特徴とする。
【0018】このように、本発明によれば、濃度画像に
対して2次微分フィルタなどを適用して2次微分出力を
取得し、取得した2次微分出力に基づいて、その2次微
分出力の正の部分に対応する濃度画像から正のヒストグ
ラムを作成するとともに、2次微分出力の負の部分に対
応する濃度画像から負のヒストグラムを作成し、作成し
た正および負のヒストグラムに基づいてしきい値を決定
することとしているので、濃度画像のコントラストが悪
い場合であっても、適切なしきい値を自動設定し、高品
質な2値画像を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る濃度画像の2値化方法について説明する。な
お、本実施の形態では、手書き文字の濃度画像を2値化
する場合を示すこととする。
【0020】まず最初に、本実施の形態に係わる濃度画
像の2値化方法の概念について図2を用いて説明する。
図2は、本実施の形態に係わる2値化方法の概念を説明
するための図である。
【0021】本実施の形態に係わる2値化方法では、図
2(a)に示す濃度画像全体のヒストグラムを1つだけ
作成するのではなく、同図(b)及び(c)に示すよう
に、正のヒストグラムと負のヒストグラムを作成する。
【0022】ここで、この正のヒストグラムは、濃度画
像の枠線部分及び手書き文字部分の可能性が高い画素の
濃度分布を示し、負のヒストグラムは、濃度画像の背景
部分の可能性が高い画素の濃度分布を意味する。
【0023】そして、この正のヒストグラムの累積度数
と負のヒストグラムの累積度数の和が最大となる濃度を
しきい値をすると、同図(b)及び(c)の図中に示す
しきい値が得られ、このしきい値を用いて濃度画像を2
値化すると、同図(d)に示す2値画像が得られる。
【0024】このように、本実施の形態に係わる2値化
方法では、正及び負という2種類のヒストグラムを作成
し、各ヒストグラムの累積度数の和が最大となる濃度を
しきい値とすることによって、手書き文字部分の画素の
欠落を防止している。
【0025】次に、本実施の形態に係わる2値化方法の
処理手順を具体的に説明する。図1は、本実施の形態に
係わる2値化方法の処理手順を示すフローチャートであ
る。なお、ここでは、濃度画像I(x,y)の各画素が
0〜255の256階調の濃度をとり得るものとし、画
素値が高くなればなるほど「白色」に近づくものとす
る。
【0026】同図に示すように、この2値化方法では、
まず最初に、図2(a)に示すような濃度画像I(x,
y)を入力し(ステップ101)、正及び負のヒストグ
ラムを作成する。
【0027】具体的には、X座標及びY座標の座標位置
を示す変数x及びyをそれぞれ初期化した後(ステップ
102〜103)、濃度画像I(x,y)に2次微分フ
ィルタL(x,y)を適用して2次微分を行ってG
(x,y)とし(ステップS104)、このG(x,
y)の絶対値をU(x,y)とする(ステップS10
5)。
【0028】そして、このG(x,y)の値が正である
か否かを判定し(ステップ106)、正である場合には
U(x,y)をH0(I(x,y))すなわち正のヒストグラ
ムに加算し(ステップ107)、正でない場合にはU
(x,y)をH1(I(x,y))すなわち負のヒストグラム
に加算する(ステップ108)。
【0029】その後、変数xをインクリメントし(ステ
ップ109)、この変数xが入力画像のX方向の画素数
Nx以下であるか否かを確認し(ステップ110)、N
x以下である場合にはステップ104に移行して同様の
処理を繰り返す。
【0030】これに対して、この変数xがNxを越える
場合には、変数yをインクリメントし(ステップ11
1)、この変数yが入力画像のY方向の画素数Ny以下
であるか否かを確認し(ステップ112)、Ny以下で
ある場合にはステップ103に移行して同様の処理を繰
り返す。
【0031】これに対して、この変数yがNyを越える
場合には、全ての画素についての処理を終了したことに
なるので、ヒストグラムの作成処理を終了して、しきい
値の算定処理に移行する。
【0032】具体的には、変数vを初期化した後(ステ
ップ113)、濃度0〜vまでの正のヒストグラムH0
の累積度数と、濃度v〜濃度255までの負のヒストグ
ラムH1の累積度数とを加算してp(v)を算定し(ス
テップ114)、このp(v)がPmaxよりも大きいか
否かを調べ(ステップ115)、Pmaxよりも大きい場
合には、しきい値を示す変数thにvを代入し、Pmax
にp(v)を代入する(ステップ116)。
【0033】その後、変数vをインクリメントして(ス
テップ117)、この変数vを255と比較し(ステッ
プ118)、この変数vが255以下の場合にはステッ
プ114に移行して同様の処理を繰り返し、変数vが2
55を越える場合には処理を終了する。
【0034】このように、上記ステップ102〜112
は、2次微分を用いた正及び負のヒストグラムの作成処
理を示し、ステップ113〜118は正及び負のヒスト
グラムを用いたしきい値の算定処理を示している。
【0035】次に、上記ステップ102〜112に示し
た正及び負のヒストグラム作成処理についてさらに具体
的に説明する。
【0036】濃度画像I(x,y)に対して2次微分フ
ィルタL(x,y)を適用すると、濃度変化の大きなと
ころで2次微分出力G(x,y)の値が大きくなる、例
えば図2(a)に示す文字画像の場合には、大きな濃度
変化がある文字と背景の境界付近の2次微分出力が大き
な値となる。
【0037】また、かかる2次微分を行うと、文字と背
景の境界付近の文字側では正の大きな値となり、背景側
では負の大きな値になるという性質がある。このため、
本実施の形態では、2次微分フィルタの出力が正の部分
は文字部の確率が高く、負の部分は背景部の確率が高く
なるという性質を利用している。
【0038】具体的には、この2次微分フィルタとして
ガウスラプラシアンフィルタL(x,y) を用いることができ、また2つのガウス関数の差である
DOG(Difference ofGaussians )などの側抑制フィ
ルタを2次微分フィルタとして用いることもできる。こ
のガウスラプラシアンフィルタを用いた2次微分出力G
(x,y)は、 となる。ただし、「*」は畳み込み演算を示すものとす
る。
【0039】その後、この2次微分出力G(x,y)の
絶対値が一定値以上の場合には1となり、一定値以下の
場合には0になるようにシグモイド関数 で非線形処理し、 を求める。なお、このシグモイド関数のk及びTは正の
定数である。
【0040】ここで、G(x,y)>0ならば、U
(x,y)を の算定式を用いて正のヒストグラムH0に加算し、G
(x,y)<0ならば、このU(x,y)を の算定式を用いて負のヒストグラムH1に加算する。
【0041】ここで、この正のヒストグラムは、文字部
と背景部の境界付近の文字側のみの濃度分布を示し、負
のヒストグラムは、文字と背景の境界付近の背景側のみ
の濃度分布を示すことになる。
【0042】このため、コントラストの低い濃度画像を
用いた場合であっても、文字部の濃度分布は正ヒストグ
ラムに、背景部の濃度分布は負ヒストグラムに現れ、文
字部と背景部の濃度分布を明確に分離することができ
る。
【0043】次に、図1のステップ113〜118に示
す正及び負のヒストグラムを用いたしきい値の算定処理
について説明する。
【0044】まず、正のヒストグラムH0は、文字部の
可能性が高い濃度分布を表しているので、あるしきい値
vで濃度画像I(x,y)を2値化する場合には、濃度
vまでのH0の累積度数が大きければ大きいほど、濃度
画像I(x,y)から文字部分が品質よく2値化される
ことになる。
【0045】一方、負のヒストグラムH1は、背景部の
可能性が高い濃度分布を表しているので、あるしきい値
vで濃度画像I(x,y)を2値化する場合には、濃度
v以上のH1の累積度数が大きければ大きいほど、濃度
画像I(x,y)から背景部分が品質よく2値化される
ことになる。
【0046】これらのことから、文字部と背景部を高品
質に2値化するためには、すべてのvについて、評価量
P(v) を計算し、この評価量P(v)が最大になる時点でのv
を求めればよいことになる。
【0047】上述してきたように、本実施の形態では、
濃度画像I(x,y)に2次微分フィルタを適用し、2
次微分出力値が正となる文字部分の蓋然性が高い画素に
ついて正のヒストグラムH0を作成するとともに、2次
微分出力値が負となる背景部分の蓋然性が高い画素につ
いてのヒストグラムH1を作成し、これら正及び負のヒ
ストグラムを用いてしきい値を設定するよう構成したの
で、コントラストが悪い濃度画像であっても、対象物の
欠落を招くことなく該濃度画像を2値化することができ
る。
【0048】なお、本実施の形態では、2値化のしきい
値を算定する際に、濃度0〜vまでの正のヒストグラム
H0の累積度数と、濃度v〜濃度255までの負のヒス
トグラムH1の累積度数とを加算して評価量p(v)を
算定することとしたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、 の算定式を用いて両者の累積度数を乗算し、この乗算し
た値を評価量p(v)とすることもできる。
【0049】また、本実施の形態では、手書き文字の濃
度画像を2値化する場合を示したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、会社名等の印字がある小切手
や、枠のある各種帳票に押された印鑑を切り出す場合に
も適用することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
濃度画像に対して2次微分フィルタなどを適用して2次
微分出力を取得し、取得した2次微分出力に基づいて、
その2次微分出力の正の部分に対応する濃度画像から正
のヒストグラムを作成するとともに、2次微分出力の負
の部分に対応する濃度画像から負のヒストグラムを作成
し、作成した正および負のヒストグラムに基づいてしき
い値を決定するよう構成したので、下記に示す効果が得
られる。
【0051】1)濃度画像のコントラストが悪い場合で
あっても、適切なしきい値を自動設定し、高品質な2値
画像を得ることが可能となる。
【0052】2)正及び負に分離した2次微分フィルタ
リングが行われていると言われる人間の視覚系と同様の
処理を行い、もって人が自ら判断して2値化を行う場合
に近い2値画像を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係わる2値化方法の処理手順を
示すフローチャートである。
【図2】本実施の形態に係わる2値化方法の概念を説明
するための図である。
【図3】従来の判別基準法を用いて濃度画像を2値化し
た場合の処理結果の一例を示す図である。
【符号の説明】
104 2次微分処理 107 正のヒストグラムの作成処理 108 負のヒストグラムの作成処理 114 しきい値の評価量の算定処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 BA30 CA02 CA06 CA12 CB02 CB06 CB12 CB16 CC02 CE12 DC23 5C077 LL01 MP06 MP07 PP41 PP47 PP48 PQ19 RR02 RR14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された濃度画像を所定のしきい値で
    2値化する濃度画像の2値化方法において、 前記濃度画像に対して2次微分フィルタあるいは側抑制
    フィルタを適用して2次微分出力を取得する2次微分出
    力取得工程と、 この2次微分出力取得工程で取得した2次微分出力に基
    づいて、その2次微分出力の正の部分に対応する濃度画
    像から正のヒストグラムを作成し、前記2次微分出力の
    負の部分に対応する濃度画像から負のヒストグラムを作
    成するヒストグラム作成工程と、 このヒストグラム作成工程で作成した正および負のヒス
    トグラムに基づいてしきい値を決定し、このしきい値に
    よって前記濃度画像を2値化する2値化工程とを含んだ
    ことを特徴とする濃度画像の2値化方法。
  2. 【請求項2】 前記ヒストグラム作成工程では、 前記2次微分出力の絶対値に対してシグモイド関数等で
    非線形に処理した後の値を用いて正および負のヒストグ
    ラムを作成することを特徴とする請求項1に記載の濃度
    画像の2値化方法。
  3. 【請求項3】 前記2値化工程では、 前記正のヒストグラムの濃度0〜vまでの累積度数と、
    前記負のヒストグラムの濃度v〜最大濃度までの累積度
    数との和を評価量とし、この評価量が最大となる濃度v
    をしきい値とすることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の濃度画像の2値化方法。
  4. 【請求項4】 前記2値化工程では、 前記正のヒストグラムの濃度0〜vまでの累積度数と、
    前記負のヒストグラムの濃度v〜最大濃度までの累積度
    数との積を評価量とし、この評価量が最大となる濃度v
    をしきい値とすることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の濃度画像の2値化方法。
  5. 【請求項5】 入力された濃度画像に対して2次微分フ
    ィルタあるいは側抑制フィルタを適用して2次微分出力
    を取得し、取得した2次微分出力に基づいて、その2次
    微分出力の正の部分に対応する濃度画像から正のヒスト
    グラムを作成し、前記2次微分出力の負の部分に対応す
    る濃度画像から負のヒストグラムを作成し、作成した正
    および負のヒストグラムに基づいてしきい値を決定し
    て、このしきい値によって前記濃度画像を2値化するプ
    ログラムを格納したことを特徴とする記録媒体。
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