JP2000253240A - 複製装置 - Google Patents

複製装置

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JP2000253240A
JP2000253240A JP11049996A JP4999699A JP2000253240A JP 2000253240 A JP2000253240 A JP 2000253240A JP 11049996 A JP11049996 A JP 11049996A JP 4999699 A JP4999699 A JP 4999699A JP 2000253240 A JP2000253240 A JP 2000253240A
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JP11049996A
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Akio Kojima
章夫 小嶋
康浩 ▲くわ▼原
Yasuhiro Kuwabara
Tatsumi Watanabe
辰巳 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速に、不正な複製を防止および追跡できる
複製装置。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ1からプリンタ
2にプリンタドライバ12を経由して印刷データ11を
転送する際、印刷情報解析回路15が印刷データ11を
モニターし、確認メモリ16で展開像を確認しながら、
複製禁止情報14からの情報と照合および解析を行な
う。もし、この印刷データ11の展開像が予め複製禁止
情報14に登録されているものと判定した場合は、プリ
ンタドライバ12に指示してプリンタ2への印刷データ
の転送を停止させる。これによって、不正な複製データ
をプリンタ2に出力する前に防止する。また、装置固有
な情報を自動的に印刷データに付与し、複製物の追跡を
容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機密文書、機密デ
ータ、著作権物など複製が禁止された機密データ、文
書、動画像、印刷物、紙幣や有価証券または各種金券等
に対し、不正な複製を防止する複製装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワーク化、デジタル化の進
展によって、個々の機器がネットワークに接続されて、
電子データを手軽に取得、印刷できるようになってき
た。一方、DTPでは作成原稿データに忠実な画像形成
を目的として技術開発が進められた結果、高精細な複製
物が得られるようになってきた。これによって、電子デ
ータを取得し、高精細な印刷が簡単にできる環境が整い
つつある。
【0003】一方で機密管理された文書に対しては複製
されると機密漏洩等問題になる。また、オリジナル原稿
と区別がつかない複製物が簡単に得られると、著作物の
不正使用、さらには、紙幣や有価証券など偽造に悪用さ
れる恐れがあり、被害が大きい。
【0004】従来より、カラー複写機には紙幣等に対し
偽造防止機能が搭載されていた。図13は従来のカラー
複写機のブロック図である。図13において、スキャナ
110から読み込まれた画像信号は、特定画像判定回路
120によって複写が禁止されている紙幣や証券類の画
像信号かどうかを画像特徴より判別し、縮小画像、鏡像
反転などの変換処理を行ってから画像を再生したりする
複写防止機能を起動することにより、複写物が容易に偽
造物とわかる処理をしてプリンタ130に出力し、偽造
を防止していた(例えば、特開平1−316783の画
像処理装置)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年の傾向として紙に
よる原稿だけでなく、電子化された文書の普及も目さま
しい。パーソナルコンピュータによって、ネットワーク
上から簡単に機密電子文書、著作物データを入手し、高
速プリンタで大量に不正印刷できるという課題がある。
【0006】ところで、上記先行技術は、スキャナから
読み取られた原稿の画像を判別するものであるので、ス
キャナから読み取られない電子データに係る上記課題に
は対処できない。
【0007】本発明は、上記課題を解決するもので、複
製が禁止された電子データの不正な複製を未然に、かつ
迅速に防止するデータ監視法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における第1の複製装置は、複製の対象デー
タと、複製が禁止されているデータ情報よりなる複製禁
止情報と、前記複製禁止情報に基づいて前記対象データ
から生成される展開像を監視するデータ監視手段と、前
記対象データの複製を生成する複製手段と、前記複製禁
止情報を登録する情報登録手段と、前記展開像が前記複
製禁止情報と見なされた時に複製動作を停止させるよう
に制御する制御手段とを備える。
【0009】また、本発明における第2の複製装置は、
複製の対象データと、前記複製データに関与した所定の
装置に固有な識別情報を抽出する第1の特定情報抽出手
段と、前記対象データに前記識別情報を付与し、新たな
複製データを生成する情報付加手段とを備える。
【0010】また、本発明における第3の複製装置は、
複製の対象データと、前記複製データに関与したソフト
ウェアに固有な特定アプリケーション情報を抽出する第
2の特定情報抽出手段と、前記対象データに前記特定ア
プリケーション情報を付与し、新たな複製データを生成
する情報付加手段とを備える。
【0011】また、本発明における第4の複製装置は、
複製データを受け入れ、複製データに従って複製物を生
成する複製装置において、前記複製データを解析し、複
製データに関与した所定の装置を特定する固有情報を抽
出する抽出手段と、抽出した固有情報を新たな複製デー
タとして複製物に付与する特定情報付与手段とを備え
る。
【0012】また、本発明における第5の複製装置は、
複製データを受け入れ、複製データに従って複製物を生
成する複製装置において、前記複製データを解析し、複
製データに関与したソフトウェアを特定する固有情報を
抽出する抽出手段と、抽出した固有情報を新たな複製デ
ータとして複製物に付与する特定情報付与手段とを備え
る。
【0013】また、本発明における第6の複製装置は、
複製データを受け入れ、複製データに従って複製物を生
成するネットワーク対応の複製装置であり、前記複製装
置に付与されたIPアドレスを抽出する抽出手段と、抽
出したIPアドレスを新たな複製データとして複製物に
付与する特定情報付与手段とを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0015】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態で、パーソナルコンピュータにおける不正
な複製を禁止する複製装置の一実施例を図1、図2、図
3、図4を用いて説明する。
【0016】図2はパーソナルコンピュータの使用環境
の構成図を示したものである。パーソナルコンピュータ
1(以下、パーソナルコンピュータ1をPC1と記述す
る。)には、様々なアプリケーション・ソフトウェアが
搭載され、簡易な印刷システムを構成した場合には編集
処理、加工処理、画像処理(色処理)を行う。スキャナ
3は画像をPC1に入力するのに使われる。プリンタ2
はPC1の印刷データに従って用紙、OHP用紙等に印
字イメージの像形成を行う。PC1はネットワーク10
0に接続されると、ネットワーク100上のネットワー
クスキャナ5(以下、NS5と記述する。)から画像を
取り込んだり、ネットワークプリンタ4(以下NP4と
記述する。)に印刷データを転送して印刷宇もできる。
DTPシステムは、色処理、加工を行うPC1、印刷
するプリンタ2があれば構成できる。更に、原稿を読み
取るのにスキャナ3を接続する。
【0017】次に、図1を用いて、PC1が特定の印刷
データ11を印刷する場合の動作を説明する。
【0018】図1はパーソナルコンピュータ1のブロッ
ク図である。PC1にインストールされたアプリケーシ
ョンで印刷イメージが確定すると印刷指定が行われ、印
刷データ11が生成される。さらに、印刷データ11は
プリンタドライバ12に渡される。プリンタドライバ1
2は、PC1からプリンタ2にデータの橋渡しを行う制
御プログラムとして、予めインストールされているもの
である。このプリンタドライバ12はアプリケーション
より印刷指定された印刷データ11をプリンタ2に転送
する。
【0019】印刷情報解析回路15は、プリンタ2に転
送される印刷データ11を常にモニターし、ページ記述
言語などで記載された文字列情報、画像パターン情報、
コード情報、電子透かし技術で埋め込まれた暗号情報な
どを確認メモリ16の中で最終的な展開像を事前に形成
し、複製禁止情報14からの情報と照合および解析を行
なう。もし、この印刷データ11の印刷情報が予め複製
禁止情報14に登録されているものと判定した場合は、
プリンタドライバ12に対して印刷データの転送を停止
させる停止命令151を出力する。プリンタドライバ1
2は、停止命令151によって、印刷データの転送を停
止する。これによって、不正な印刷をPC1レベルで防
止できる。
【0020】複製禁止情報14の内容は、印刷を禁止し
たい内容に対し、常に対応して更新できるようにする。
これによって、日々変更される機密管理レベル、機密情
報、日新月歩で技術開発が進歩する偽造防止技術、暗号
化技術に迅速に対応できる。この更新方法について説明
する。情報登録回路81は、情報カード210が挿入さ
れると、情報カード210の認証を行う。登録権利があ
ると判定した場合のみ、情報カード210に保存された
登録データを取得する。次に、情報登録回路81は、取
得した登録データに基づいて、複製禁止情報14の内容
を書き換える。また、登録データはネットワーク100
を経由して入手しても良い。このリモートによる登録機
能を持つことで、禁止印刷情報の更新が簡単に行え、日
常的に更新される最新情報に内容を維持することができ
る。機器に内蔵したメモリ交換が不要なので、更新を迅
速に行え、不正複製の広がりの拡大を防止できる。
【0021】また、認証確認を行うことで、情報の改ざ
ん、不正な印刷を行う者に対する改造防止ができる。ま
た、管理レベルを持たせることもでき、機密情報の管理
を様々な階層レベルで実現できる。
【0022】なお、情報カード210は、ICカード、
FD(フロッピー(登録商標)ディスク)、CD−RO
M、DVD−RAM等によって提供されてもよく、情報
登録できる記録メディアなら良い。 次に、図3を用い
て、複製禁止情報14の格納情報について説明する。図
3は複製禁止情報14の格納情報を示した図である。
【0023】複製禁止情報14としては、文書データの
文字情報141、画像パターン情報142、コード情報
143、画像中に電子透かし技術で挿入された暗号情報
144など、文書を特定できる情報が保存されている。
【0024】文書データの文字列情報141には、文書
中のタイトル、文書中の特定文字列(例えば、機密文書
の主要なキーワードなど)を保存する。画像パターン情
報142には、印刷情報を特定できる固有のパターン情
報が保存される。コード情報143には、原稿データに
文書管理コードが付与される場合に対応するコードの解
析情報が保存される。暗号情報144には、著作権で保
護された写真画像データに埋め込まれた電子透かし解読
情報や、スキャナ3で読み込む原稿に予め所定の暗号化
(セキュリティー印刷等)によって印刷されている暗号
パターンの解読アルゴリズム、コードの種別情報などが
保存される。複製禁止情報14は、文書、紙幣、証券、
金券などあらゆる印刷物を対象に、印刷情報を特定でき
るものであれば何でも良い。
【0025】次に、図4を用いて、印刷情報解析回路1
5の動作を説明する。図4は印刷情報解析回路15のブ
ロック図である。印刷情報解析回路15は、プリンタド
ライバ12を常にモニターし、印刷を開始する際に必ず
所定の動作を行うようにする。まず、動作を開始すると
描画エンジン154は、プリンタドライバ12から印刷
データ11の描画情報を入手し、確認メモリ16に描画
情報に従って描画動作を行う。描画された描画画像デー
タ161は、各種の解析エンジンによって、内容が解析
される。描画画像データ161の中のタイトル領域はタ
イトル解析エンジン155が領域を特定し、その内容の
解析結果を照合回路159に転送する。照合回路159
は複製禁止情報14の中から、照合情報として使える文
字情報141を選び出し、タイトル解析エンジン155
が転送してきた解析結果と照合する。照合の結果、一致
する情報が発見されると不正複製の印字と見なし、信号
151によってプリンタドライバ12の印刷動作を停止
させる。
【0026】同様に、文書解析エンジン156はテキス
ト領域を検出し内容を解析し、イメージ解析エンジン1
57は写真領域を検出し内容を解析し、コード解析エン
ジン158はコード領域を検出し内容を解析する。解析
結果は、それぞれ照合回路159に転送される。照合回
路159は複製禁止情報14の中から、照合情報として
使える文字情報141、画像パターン情報142、コー
ド情報143、暗号情報144をそれぞれ選択し、各種
解析エンジンから転送されてくる解析結果と照合する。
照合の結果、いずれかの一致検出発見されると不正複製
の印字と見なし、信号151によってプリンタドライバ
12の印刷動作を停止させる。また、コード解析エンジ
ン158は解読に必要なデコードアルゴリズムを照合回
路159に問い合わせて最新の解読アルゴリズムを入手
できるようにする。これによって、日新月歩する暗号技
術に常に対応できる。照合回路159は、各解析エンジ
ンからの問合わせに応じ、複製禁止情報14の中から必
要な情報を入手して各解析エンジンに返答する。
【0027】このように、複数の解析エンジンを有する
ことで、文書特徴の異なる様々な印刷原稿に対応でき
る。
【0028】以上、第1の実施の形態によれば、PC1
からプリンタに印刷を行う際に印刷内容を解析し、不正
複製を防止する機能を持たせることで、社内の機密文書
の不正複製、紙幣、金権の偽造などを未然に防ぐことが
できる。さらに、不正複製情報を簡単に更新できる仕組
みを持つことで、日々変更される機密管理レベル、機密
情報、日新月歩で技術開発が進歩する偽造防止技術、暗
号化技術に迅速に対応できる。結果、不正複製の広がり
の拡大を防止できる。
【0029】また、認証確認を行うことで、情報の改ざ
ん、不正な印刷を行う者に対する改造防止ができる。ま
た、管理レベルを持たせることもでき、機密情報の管理
を様々な階層レベルで実現できる。
【0030】また、パーソナルコンピュータに不正複製
防機能を持たせる場合は、特別なハードウェアはいらな
く、ソストウェアのみをインストールすれば良く、低コ
ストで実現できる。
【0031】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
はパーソナルコンピュータに不正複製防止機能を組み込
む複製装置を説明したが、ここでは、不正な複製物が出
回った時に、その不正複製物を出力した機器を特定し、
迅速に追跡することができる仕組みをもった複製装置の
一実施例を説明する。 図5は、機器固有の識別情報を
複製データに付加する情報付加回路18のブロック図で
ある。
【0032】情報付加回路18は、PC1に搭載される
中央制御装置(以下、CPUと記述する。)に内蔵され
るCPU識別情報18aを抽出し、その情報をプリンタ
ドライバ19に送る。プリンタドライバ19は、印刷デ
ータ11にCPU識別情報18aを付加し、新たな印刷
データとしてプリンタ2に出力する。CPUは、PC1
に固有かつ唯一なものであり、更にユーザを管理する情
報として有効な情報原である。
【0033】同様に、情報付加回路18は、PC1に搭
載されるアプリケーション登録情報18bを各アプリケ
ーションソフト92から取得し、その情報をプリンタド
ライバ19に送る。登録情報としては、ユーザ登録情
報、メールアドレスなど装置を使用しているユーザ情報
や、日付情報などである。プリンタドライバ19は、印
刷データ11にアプリケーション登録情報18bを付加
し、新たな印刷データとしてプリンタ2に出力する。
【0034】アプリケーション登録情報18bは、イン
ストール時のユーザ情報登録、ユーザーに配布される所
定のキー番号の登録などである。また、アプリケーショ
ンにユーザが設定するメールアドレスは使用ユーザの所
在を突き止める情報として有効であり、複製物に関与し
たユーザ、場所、日時を特定する情報として有効な情報
原となる。また、PC1のオペレーティングシステム
(以下、OSと記述する。)の登録情報を用いても良
く、搭載されるソフトウェアでユーザ特定、ソフトウェ
ア特定ができるものなら何でも良い。
【0035】また同様に、情報付加回路18は、PC1
に搭載されるハードウェア情報18cを抽出し、その情
報をプリンタドライバ19に送る。プリンタドライバ1
9は、印刷データ11にハードウェア情報18cを付加
し、新たな印刷データとしてプリンタ2に出力する。ハ
ードウェア情報として、PC1のCPUが搭載される基
板情報、ネットワークインタフェース93に設定されて
いるIPアドレスを取得する。また、接続されるプリン
タ2の情報をドライバより取得しても良い。
【0036】以上、第2の実施の形態によれば、機器若
しくはソフトウェアの使用ユーザ、場所、日付を特定す
る情報を印刷データに付与することで、複製物の出所場
所、日時、使用ユーザを追跡することができる。これに
よって、不正な複製物を出力した機器を迅速に突き止
め、その印刷データの作成状況が証拠として残されるの
で、不正な複製物の拡散を抑え、機密情報の漏洩範囲を
最小限にくい止める事ができる。
【0037】(第3の実施の形態)ここではプリンタ2
に追跡機能を持たせる一実施例を説明する。図6を用い
て、プリンタ2の動作を説明する。図6はプリンタ2の
ブロック図である。
【0038】プリンタ2はPC1からの印刷データを受
信バッファ21で受け、コマンド解析回路22に順次印
刷データを送る。コマンド解析回路22は受け取った印
刷データの言語、画像データフォーマットを解析する。
【0039】コマンド解析回路22は受け取った印刷デ
ータの言語、画像データフォーマットを解析すると共
に、印刷データに付与される識別情報222(装置情
報、ソフトウェア情報、ハードウェア情報等)を抽出
し、特定情報付加回路80に渡す。
【0040】次に、コマンド解析回路22は解析した結
果により、文字、図形描画を行う必要があれば、図形/
文字描画回路23に印刷データを転送する。図形/文字
描画回路23は、メモリコントローラ25を経由して、
画像メモリ26に所定の描画動作を行う。同様に、コマ
ンド解析回路22は解析した結果により、写真データを
展開する必要があれば、イメージ描画回路27に印刷デ
ータを転送する。
【0041】イメージ描画回路27は、メモリコントロ
ーラ25を経由して、画像メモリ26に所定の写真デー
タを展開する。
【0042】特定情報付加回路80は、メモリコントロ
ーラ25を経由して、画像メモリ26に識別情報222
を所定のパターンで変調して展開画像に付与する。例え
ば、図7に図示するように印刷データ261上に特定情
報コード1000が付与される。また、直接にプリンタ
エンジン24に所定のパターンを送付して紙に印刷して
も良い。
【0043】メモリコントローラ25は画像メモリ26
に所望の画像データが形成されるとプリンタエンジン2
4に画像データを転送する。プリンタエンジン24は、
受け取った画像データから紙に印刷を行う。
【0044】以上、第3の実施の形態によれば、プリン
タ2が受け取った印刷データから付与されている特定情
報を抽出し、プリンタ2の内部で印刷を行う際に、印刷
データ上に、更にその特定情報を自動的に付与するの
で、社内の機密文書の不正複製、紙幣、金権の偽造など
が行われた場合に機器の追跡を行うことができる。
【0045】(第4の実施の形態)ここではネットワー
クに接続されたプリンタ4に追跡機能を持たせる一実施
例を説明する。図8を用いて、プリンタ4の動作を説明
する。図8はプリンタ4のブロック図である。
【0046】プリンタ4はPC1等からの印刷データを
ネットワークインターフェース41を経由して受け、コ
マンド解析回路42に順次印刷データを送る。コマンド
解析回路42は受け取った印刷データの言語、画像デー
タフォーマットを解析する。コマンド解析回路42は受
け取った印刷データの言語、画像データフォーマットを
解析する。
【0047】次に、コマンド解析回路42は解析した結
果により、文字、図形描画を行う必要があれば、図形/
文字描画回路43に印刷データを転送する。図形/文字
描画回路43は、メモリコントローラ45を経由して、
画像メモリ46に所定の描画動作を行う。同様に、コマ
ンド解析回路42は解析した結果により、写真データを
展開する必要があれば、イメージ描画回路47に印刷デ
ータを転送する。
【0048】イメージ描画回路47は、メモリコントロ
ーラ45を経由して、画像メモリ46に所定の写真デー
タを展開する。
【0049】特定情報付加回路80は、ネットワークイ
ンターフェース41からプリンタ4に付与されているI
Pアドレス223抽出し、メモリコントローラ45を経
由して、画像メモリ46にIPアドレス223を所定の
パターンで変調して展開画像に付与する。付与する形態
は、例えば第3の実施の形態同様に、図7に図示するよ
うに印刷データ上に特定情報コード付与される。また、
直接にプリンタエンジン44に所定のパターンを送付し
て紙に印刷しても良い。
【0050】メモリコントローラ45は画像メモリ46
に所望の画像データが形成されるとプリンタエンジン4
4に画像データを転送する。プリンタエンジン44は、
受け取った画像データから紙に印刷を行う。
【0051】以上、第4の実施の形態によれば、ネット
ワークに接続されたプリンタ4の識別情報(IPアドレ
ス)がプリンタ4の内部で印刷を行う際に、印刷データ
上に、更に自動付与されるので、社内の機密文書の不正
複製、紙幣、金権の偽造などが行われた場合に、この機
器、どの場所で印刷されたかを簡単に特定でき、追跡を
行うことができる。これにより、機密情報の拡散を防止
できる。
【0052】なお、本発明の複製装置は、CPU、DS
Pによるソフトウェアによって実現できる。また、専用
のハードウェアによって実現しても良い。
【0053】また、機密文書管理ソフトウェアとしてデ
ーターベース、流通システム、電子メール等の文書交換
ソフトウェア、ドキュメントの配信ソフトウェアに組み
込むことも、もちろんできる。
【0054】また、静止画像にとどまらず、動画画像に
も同様に適用でき、動画データ管理にも応用することが
できる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複製が
禁止された原稿、電子データ等の不正な複製を未然に、
かつ迅速に防止することができる。
【0056】また、装置若しくはアプリケーションの固
有の情報を印刷物に自動付与するので、不正な複製を行
った装置を特定でき、機密情報の拡散を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるパーソナルコ
ンピュータ1のブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態であるパーソナルコ
ンピュータの使用環境の構成図
【図3】本発明の第1の実施の形態である複製禁止情報
14の格納情報を示した図
【図4】本発明の第1の実施の形態である印刷情報解析
回路15のブロック図
【図5】本発明の第2の実施の形態である情報付加回路
18のブロック図
【図6】本発明の第3の実施の形態であるプリンタ2の
ブロック図
【図7】本発明の第3の実施の形態である印刷データ2
61の説明図
【図8】本発明の第4の実施の形態であるプリンタ4の
ブロック図
【図9】従来のカラー複写機のブロック図
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 2 プリンタ 3 スキャナ 4 ネットワークプリンタ 5 ネットワークスキャナ 11 印刷データ 12 プリンタドライバ 13 情報更新回路 14 複製禁止情報 15 印刷情報解析回路 16 確認メモリ 18 情報付加回路 18a CPU識別情報 18b アプリケーション登録情報 18c ハードウェア情報 21 受信バッファ 22 コマンド解析回路 23 図形/文字描画回路 24 プリンタエンジン 25 メモリコントローラ 26 画像メモリ 27 イメージ描画回路 28 印刷情報解析回路 29 複製禁止情報 41 ネットワークインタフェース 42 コマンド解析回路 43 図形/文字描画回路 44 プリンタエンジン 45 メモリコントローラ 46 画像メモリ 47 イメージ描画回路 80 特定情報付加回路 81 情報登録回路 91 CPU 92 アプリケーション 93 ネットワークインタフェース 100 ネットワーク 210 情報カード 222 識別情報 223 IPアドレス 261 印刷データ 1000 特定情報コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 辰巳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP04 AR01 CL10 5B017 AA06 BA05 BA06 BA07 BB07 CA16 5B021 AA01 BB05 CC05 NN03 5C077 LL14 MP06 PP42 PP43 PQ08 PQ12 PQ22 TT02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複製の対象データと、 複製が禁止されているデータ情報よりなる複製禁止情報
    と、 前記複製禁止情報に基づいて前記対象データから生成さ
    れる展開像を監視するデータ監視手段と、 前記対象データの複製を生成する複製手段と、 前記複製禁止情報を登録する情報登録手段と、 前記展開像が前記複製禁止情報と見なされた時に複製動
    作を停止させるように制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする複製装置。
  2. 【請求項2】 前記複製禁止情報は、記憶メディアによ
    って提供されることを特徴とする請求項1記載の複製装
    置。
  3. 【請求項3】 前記複製禁止情報は、ネットワークによ
    って提供されることを特徴とする請求項1記載の複製装
    置。
  4. 【請求項4】 複製の対象データと、 前記複製データに関与した所定の装置に固有な識別情報
    を抽出する第1の特定情報抽出手段と、 前記対象データに前記識別情報を付与し、新たな複製デ
    ータを生成する情報付加手段と、を具備することを特徴
    とする複製装置。
  5. 【請求項5】 前記識別情報は中央処理装置(CPU)
    に付与されたチップ識別情報であることを特徴とする請
    求項4記載の複製装置。
  6. 【請求項6】 前記識別情報は装置に付与されたIPア
    ドレスであることを特徴とする請求項4記載の複製装
    置。
  7. 【請求項7】 複製の対象データと、 前記複製データに関与したソフトウェアに固有な特定ア
    プリケーション情報を抽出する第2の特定情報抽出手段
    と、 前記対象データに前記特定アプリケーション情報を付与
    し、新たな複製データを生成する情報付加手段と、 を具備することを特徴とする複製装置。
  8. 【請求項8】 前記特定アプリケーション情報は、ユー
    ザが設定しているメールアドレスであることを特徴とす
    る請求項7記載の複製装置。
  9. 【請求項9】 複製データを受け入れ、複製データに従
    って複製物を生成する複製装置において、 前記複製データを解析し、複製データに関与した所定の
    装置を特定する固有情報を抽出する抽出手段と、 抽出した固有情報を新たな複製データとして複製物に付
    与する特定情報付与手段と、を具備することを特徴とす
    る複製装置。
  10. 【請求項10】 前記所定の装置とは、パーソナルコン
    ピュータを特定できる識別番号であることを特徴とする
    請求項9記載の複製装置。
  11. 【請求項11】 前記識別情報は装置に付与されたIP
    アドレスであることを特徴とする請求項10記載の複製
    装置。
  12. 【請求項12】 複製データを受け入れ、複製データに
    従って複製物を生成する複製装置において、 前記複製データを解析し、複製データに関与したソフト
    ウェアを特定する固有情報を抽出する抽出手段と、 抽出した固有情報を新たな複製データとして複製物に付
    与する特定情報付与手段と、を具備することを特徴とす
    る複製装置。
  13. 【請求項13】 前記固有情報は、ユーザが設定してい
    るメールアドレスであることを特徴とする請求項12記
    載の複製装置。
  14. 【請求項14】 前記固有情報は、ソフトウェアの登録
    情報であることを特徴とする請求項12記載の複製装
    置。
  15. 【請求項15】 複製データを受け入れ、複製データに
    従って複製物を生成するネットワーク対応の複製装置に
    おいて、 前記複製装置に付与されたIPアドレスを抽出する抽出
    手段と、 抽出したIPアドレスを新たな複製データとして複製物
    に付与する特定情報付与手段と、を具備することを特徴
    とする複製装置。
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