JP2000253022A - Atm通信における回線試験方法及びその装置 - Google Patents

Atm通信における回線試験方法及びその装置

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JP2000253022A
JP2000253022A JP11054685A JP5468599A JP2000253022A JP 2000253022 A JP2000253022 A JP 2000253022A JP 11054685 A JP11054685 A JP 11054685A JP 5468599 A JP5468599 A JP 5468599A JP 2000253022 A JP2000253022 A JP 2000253022A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確認試験と関係のないPVCやPVPに影響
を与えずに、ATM伝送装置自体で、ATM網との契約
による最大セル速度に正しくポリシングされているかの
確認試験を可能にする。 【解決手段】 ATM伝送装置10から最大セル速度を
超える伝送速度でATM網20にループバックセルを送
信する。ATM伝送装置30がATM網20を通じた受
信時の伝送速度を測定し、この測定結果の伝送速度をセ
ルフォーマットにおける未使用フィールドに格納してA
TM網20に送信する。ATM伝送装置10が、送信最
大セル速度を超える伝送速度とATM網20を通じて受
信したセルフォーマットに格納された伝送速度とを比較
して往路伝送におけるポリシングが正しく行われている
かを確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最大セル速度(P
CR/Peak cell rate)を超えたATMセルをATM網が
破棄するポリシングが正しく行われたかを確認するAT
M通信における回線試験方法及びその装置に関し、特
に、契約した伝送速度の値(適宜、伝送速度と略称す
る)の最大セル速度を指定するATM網サービスにおい
て、仮想パス/仮想チャネルでのサービスの契約伝送速
度である最大セル速度を超えたATMセルをATM網が
破棄するポリシングが正しく行われているかの測定を測
定装置を用いないで行うATM通信における回線試験方
法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ATM網による通信では、仮想パ
ス(VP(Virtual Path)及び仮想チャネル(VC:Virtu
al Channel)によるサービスが周知である。このVP及
びVCによるATM網サービスは、予め通信回線業者と
契約した最大セル速度を超えて伝送されたATMセルを
ATM網が受け取った場合、そのATMセルを破棄して
いる。
【0003】この最大セル速度は、ユーザトラヒック量
の増加に伴って、その変更が必要になる。特に、VCに
よるATM網サービスでは、契約される最大セル速度が
頻繁に追加的に変更されることがある。この契約が行わ
れる通信先及び帯域が半固定のPVC(Permanent Virtu
al Channel/パーマネント仮想チャネル)やPVP(Per
manent Virtual Path /パーマネント仮想パス)では、
同一物理パスに論理多重が可能である。
【0004】この場合、ポリシングが正しく行われてい
るかの確認試験のための測定装置を接続すると、確認試
験と関係のないPVCやPVPに影響を与えてしまう。
このため、契約伝送速度として最大セル速度を指定する
ATM網サービスで、契約した最大セル速度に正しくポ
リシングされているかを、測定装置を用いないで確認で
きることが望まれている。換言すれば、ATM伝送装置
の設置時や最大セル速度の契約変更時に、その確認試験
(ATM網側での契約伝送速度の設定が正しく行われて
いるかを確認)を容易に実施するために、ATM伝送装
置自体に必要な確認試験機能を備えることが必要とされ
ている。
【0005】従来、この種のATM通信における確認試
験として各種の提案が行われている。例えば、特開平5
−30128号公報の「装置監視方式」では、ループバ
ック情報を書き込んだOAM(Operation Administrati
on and Maintenance /保守運用)セルを、ループバッ
ク部が通過する際に、ループバック情報を書き替えて比
較照合し、任意の位置の処理素子が正しく動作している
かの確認を可能にしている。また、特開平7−2359
29号公報の「経路確認方法」では、OAMセルをルー
プバックして、VP/VC経路の確認を可能にしてい
る。
【0006】また、特開平9−162891号公報の
「ATM交換機」では、生成した試験セルを折り返して
検査を行い、その自己診断を行っている。更に、特開平
10−84357号公報の「ループバックセル制御シス
テム」では、ループバックセルに折り返し時刻を記入し
て、伝送経路における局所的な遅延時間に対する正常性
を確認している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
において、契約伝送速度として最大セル速度を指定する
ATM網サービスでは、例えば、ATM伝送装置の設置
時や最大セル速度の契約変更時に、このATM伝送装置
及びATM網側でのそれぞれが、契約した伝送速度に正
しく設定されているかを確認する必要がある。この場
合、契約した最大セル速度に正しくポリシングされてい
るかの確認試験のための測定装置を接続すると、確認試
験と関係がないPVCやPVPに影響を与えてしまうと
いう欠点がある。換言すれば、使用するATM伝送装置
自体に必要な確認試験機能を備えることを必要とされて
いる。
【0008】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、確認試験と関係がないPV
CやPVPに影響を与えずに、契約伝送速度として最大
セル速度を指定するATM網サービスにあって、ATM
伝送装置自体で、契約した最大セル速度(PCR)に正
しくポリシングされているかの確認試験が可能になるA
TM通信における回線試験方法及びその装置の提供を目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のATM通信における回線試験方法は、AT
M伝送装置を収容するATM網を通じて実施するもので
あり、送信側のATM伝送装置から最大セル速度を超え
る伝送速度でATM網にループバックセルを送信する段
階と、受信側のATM伝送装置がATM網を通じたルー
プバックセルの受信時の伝送速度を測定する段階と、次
に、受信側のATM伝送装置が測定した受信時の伝送速
度を送信側のATM伝送装置に通知する段階とを有して
いる。
【0010】前記ATM伝送装置に通知する段階とし
て、受信時の測定結果の伝送速度をATM網を通じて送
信側のATM伝送装置に通知してポリシングが正しく行
われているかを確認している。
【0011】また、前記ATM伝送装置に通知する段階
として、ATM網を使用しない通信手段を用いて通知し
ている。
【0012】本発明のATM通信における回線試験方法
は、ATM伝送装置を収容するATM網を通じて実施す
るものであり、一方のATM伝送装置から最大セル速度
を超える伝送速度でATM網にループバックセルを送信
する段階と、他方のATM伝送装置がATM網を通じた
ループバックセルの受信時の伝送速度を測定する段階
と、他方のATM伝送装置が受信時の測定結果の伝送速
度をセルフォーマットにおける未使用フィールドに格納
してATM網に送信する段階と、一方のATM伝送装置
が、送信最大セル速度を超える伝送速度と受信したセル
フォーマットに格納された伝送速度とを比較して往路伝
送におけるポリシングが正しく行われているかを確認す
る段階とを有している。
【0013】前記一方のATM伝送装置が、セルフォー
マットにおける未使用フィールドに、他方のATM伝送
装置から一方のATM伝送装置への復路伝送における最
大セル速度を超える伝送速度を格納してATM網に送信
し、他方のATM伝送装置が、受信し、かつ、取り出し
た伝送速度で送信し、一方のATM伝送装置が、ATM
網を通じて受信したセルフォーマットに格納されている
伝送速度と受信時の復路伝送における伝送速度とを比較
して、復路伝送でのポリシングが正しく行われているか
を確認している。
【0014】本発明の回線試験対応ATM伝送装置は、
ATM網を通じたATM通信におけるポリシングの正常
確認を行うものであり、一方のATM伝送装置が、最大
セル速度を超える伝送速度でATM網にループバックセ
ルを送信し、この送信時の伝送速度と、ATM網を通じ
た他方のATM伝送装置から受信したセルフォーマット
に格納されている伝送速度とを比較して一方のATM伝
送装置から他方のATM伝送装置への往路伝送における
ポリシングが正しく行われているかを確認し、かつ、他
方のATM伝送装置が、ATM網からの受信時の伝送速
度を測定し、この伝送速度をセルフォーマットに格納し
てATM網に送信する構成としてある。
【0015】前記一方のATM伝送装置が、セルフォー
マットに、他方のATM伝送装置から一方のATM伝送
装置への復路伝送における最大セル速度を超える伝送速
度を格納してATM網に送信し、かつ、ATM網を通じ
て受信したセルフォーマットに格納されている伝送速度
と受信時の伝送速度とを比較して、復路伝送でのポリシ
ングが正しく行われているかを確認し、かつ、他方のA
TM伝送装置が、受信し、かつ、取り出した伝送速度で
送信する構成としてある。
【0016】また、前記ATM伝送装置として、生成し
たループバックセルに復路伝送でのシェーピング速度を
格納して出力するループバックセル生成部と、ループバ
ックセル生成部から受け取ったループバックセルを往路
伝送における伝送速度として指定し、この伝送速度にシ
ェーピングして出力するシェーピング部と、シェーピン
グ部からのループバックセルをATM網にを送信するセ
ル送信部と、ATM網からのATMセル受信するセル受
信部と、セル受信部からのATMセル中のループバック
セルを検出するループバックセル検出部と、ループバッ
クセル検出部が出力するループバックセルから測定結果
である伝送速度を出力するループバックセル受信伝送速
度測定部と、ループバックセル生成部で格納した復路伝
送でのシェーピング速度値を取り出すループバックセル
復路伝送処理部と、ループバックセル受信伝送速度測定
部が出力するループバックセルからシェーピング速度値
を取り出し、この値を書き替える処理を行うループバッ
クセル往路伝送処理部とを備える構成としてある。
【0017】前記セルフォーマットが、ITU−T
I.610勧告のセルフォーマットであり、このセルフ
ォーマットの未使用フィールドに伝送速度を格納してポ
リシングの正常確認の試験を実施する構成としてある。
また、前記往路伝送又は復路伝送におけるポリシングが
正しく行われているかの確認試験を、少なくともATM
伝送装置の設置時又は最大セル速度の契約変更時に実施
する構成としてある。
【0018】このような本発明のATM通信における回
線試験方法は、送信側ATM伝送装置が、最大セル速度
を超える伝送速度でATMセルを送信している。そし
て、受信側のATM伝送装置が、受信かつ測定した伝送
速度を、例えば、ATM網を通じて送信側のATM伝送
装置に通知し、又は、有線通信や無線通信を通じて通知
している。
【0019】この結果、確認試験と関係がないPVCや
PVPに影響を与えずに、契約伝送速度として最大セル
速度を指定するATM網サービスにあって、専用の測定
装置を用いずに、ATM伝送装置自体で、契約した最大
セル速度(PCR)に正しくポリシングされているかの
確認試験が可能になる。
【0020】本発明のATM通信における回線試験方法
及びその装置は、一方のATM伝送装置が、ループバッ
クセルを送信し、他方のATM伝送装置が受信時に測定
した伝送速度をセルフォーマットにおける未使用フィー
ルドに格納して送信する。更に、一方のATM伝送装置
が、送信した最大セル速度を超える伝送速度と受信した
セルフォーマットに格納された伝送速度とを比較して往
路伝送におけるポリシングが正しく行われているかの確
認試験を実施している。
【0021】また、一方のATM伝送装置が送信したセ
ルフォーマットにおける未使用フィールドに最大セル速
度を超える伝送速度で他方のATM伝送装置が送信す
る。この受信におけるセルフォーマットに格納されてい
る伝送速度と受信時の伝送速度とを一方のATM伝送装
置が比較して、復路伝送でのポリシングが正しく行われ
ているかの確認試験を行っている。
【0022】この結果、一方のATM伝送装置のみによ
って、ATM網における契約した最大セル速度(PC
R)に正しくポリシングされているかの確認試験が往路
伝送、復路伝送のいずれかで可能になる。また、往路伝
送及び復路伝送の両方に対する連続した確認試験も可能
になる。これによって、ATM伝送装置の設置時又は最
大セル速度の契約変更時などに実施される往路伝送、復
路伝送でのポリシングが正しく行われているかの確認試
験が、より容易に出来るようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明のATM通信におけ
る回線試験方法及びその装置の実施の形態を図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明のATM通信におけ
る回線試験方法及びその装置の実施形態における構成を
示すブロック図である。
【0024】図1において、この例は、ATMセルを伝
送して通信を行うATM伝送装置10,30が、契約伝
送速度として最大セル速度を通信回線業者が指定するA
TM網20に収容されている。ここでは、ATM伝送装
置10からATM網20を通じたATM伝送装置30へ
のOAMセルの一種であるループバックセルを用いた送
信を往路伝送とし、また、ATM伝送装置30からAT
M網20を通じたATM伝送装置10へのループバック
セルを用いた送信(返送)を復路伝送とする。
【0025】図2はATM伝送装置10,30の内部構
成を示すブロック図である。このATM伝送装置10,
30は、ITU−T I.610勧告で定められたOA
Mセルの一種であるループバックセルを生成し、以降の
図3に示すループバックセルの未使用2のフィールド
に、ATM伝送装置30が送信する復路伝送でのシェー
ピング速度値を格納して出力するループバックセル生成
部11と、このループバックセル生成部11から受け取
ったループバックセルを往路伝送における伝送速度とし
て指定し、その伝送速度にシェーピングして出力するシ
ェーピング部12と、このシェーピング部12から受け
取ったループバックセルをATM網20にを送信するセ
ル送信部13とを備えている。
【0026】また、このATM伝送装置10,30は、
ATM網20からのATMセルを受信するセル受信部1
4と、このセル受信部14からのATMセル中のループ
バックセルを検出するループバックセル検出部15と、
このループバックセル検出部15から受け取ったATM
セルの伝送速度(流量)の測定結果を出力するループバ
ックセル受信伝送速度測定部16と、ループバックセル
生成部11が格納した復路伝送でのシェーピング速度値
を取り出すループバックセル復路伝送処理部17と、シ
ェーピング速度値を取り出し、この値を書き替える処理
を行うループバックセル往路伝送処理部18とを備えて
いる。
【0027】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図3はループバックセルのフォーマットを示す図で
ある。図1及び図3において、ここではATM伝送装置
10が、ITU−T I.610勧告で定められたOA
Mセルの一種であるループバックセルをATM網20を
通じてATM伝送装置30に送信し、このATM伝送装
置30が折り返して送信する。
【0028】図2及び図3において、ATM伝送装置1
0は、図示しない制御部などからの試験確認起動信号が
入力されるループバックセル生成部11が、図3に示す
ループバックセルを生成し、このループバックセルの未
使用2のフィールドに、ATM伝送装置30が送信する
復路伝送でのシェーピング速度を格納してシェーピング
部12に出力する。このシェーピング部12は、受け取
ったループバックセルを往路伝送における伝送速度とし
て、指定された伝送速度にシェーピングしてセル送信部
13に出力する。セル送信部13は、シェーピング部1
2から受け取ったループバックセルをATM網20に送
信する。セル受信部14は、ATM網20から受信した
ATMセルをループバックセル検出部15に出力する。
【0029】ループバックセル検出部15は、セル受信
部14からのATMセル中のループバックセルを検出し
て、ループバックセル受信伝送速度測定部16に出力す
る。ループバックセル受信伝送速度測定部16は、ルー
プバックセル検出部15から受け取ったATMセルの伝
送速度(流量)を測定する。このループバックセル受信
伝送速度測定部16が測定したATMセルが、復路伝送
のループバックセルの場合は、ループバックセル復路伝
送処理部17に送出し、また、往路伝送のループバック
セルの場合は、測定結果である受信したATMセルの伝
送速度をループバックセル往路伝送処理部18に出力す
る。
【0030】ループバックセル復路伝送処理部17は、
ループバックセル内の未使用2のフィールドに格納され
た値を取り出す。ループバックセル往路伝送処理部18
は、ループバックセル内の未使用2のフィールドに格納
されている、復路伝送でのセル送信部13が送信したシ
ェーピング速度値を取り出してシェーピング部12に出
力する。この後に、ループバックセル受信伝送速度測定
部16での測定結果の値をループバックセル内の図3に
示す未使用2のフィールドに格納するとともに、図3に
示すループバックセルのLBフィールドの値を「1」か
ら「0」に書き替える。
【0031】次に、本発明の対応する実施形態の要部動
作について説明する。ここでは通信回線業者のATM通
信サービスにおいて、VPサービス、VCサービスにか
かわらず契約伝送速度として最大セル速度(PCR)を
指定する。この最大セル速度は往路伝送、復路伝送で異
なる場合がある。この最大セル速度を超えて受けとった
ATMセルは、ATM網で破棄する。いわゆる、ポリシ
ングである。
【0032】図4は実施形態においてPCR通りにAT
M網20で正しくポリシングされている場合(回線正常
の場合)の動作を説明するためのブロック図である。図
1から図4において、ATM伝送装置10は、往路伝送
の最大セル速度である伝送速度10Mbpsよりも速い
伝送速度11MbpsでループバックセルをATM網2
0に送信する。このとき図4に示すループバックセルの
未使用2のフィールドに、復路伝送における最大セル速
度である伝送速度5Mbpsよりも速い伝送速度6Mb
psの値を、復路伝送のシェーピング速度として格納す
る。
【0033】ATM網20は、最大セル速度に一致する
伝送速度でポリシングしているため、ATM伝送装置3
0は、ポリシングの伝送速度である10Mbpsでルー
プバックセルを受信する。ATM伝送装置30では、図
2に示すセル受信部14からの往路伝送のループバック
セルが、ループバックセル検出部15に入力されて、そ
の検出が行われる。ループバックセル検出部15からの
ループバックセルに対してループバックセル受信伝送速
度測定部16が、伝送速度を測定した結果をループバッ
クセル往路伝送処理部18に出力する。
【0034】なお、受けとったループバックセルに対す
る往路伝送、復路伝送の判別は、ITU−T I.61
0勧告に従って図3に示すループバックセルのフォーマ
ット中のLBフィールドの格納値が「1」の往路伝送、
又は、「0」の復路伝送であるかを区別して行う。
【0035】ループバックセル往路伝送処理部18は、
ループバックセルの図3に示すループバックセルのフォ
ーマット中の未使用2のフィールドに格納されている復
路伝送のシェーピング速度値である伝送速度6Mbps
を、シェーピング部12に通知する。次に、往路伝送の
ATMセルの伝送速度の測定結果である伝送速度10M
bpsの値を、ループバックセルの未使用2のフィール
ドに格納する。また、ITU−T I.610勧告に基
づいて、LBフィールドの値を「0」から「1」に書き
替える。シェーピング部12は、ループバックセル往路
伝送処理部18で処理されたループバックセルを、指示
された伝送速度6Mbpsでセル送信部13に出力す
る。セル送信部13がループバックセルを伝送速度6M
bpsでATM網20に送信する。
【0036】復路伝送でのループバックセルを受信した
ATM伝送装置10のループバックセル検出部15が、
ループバックセル受信伝送速度測定部16で伝送速度
(流量)を測定し、この測定結果をループバックセル復
路伝送処理部17に出力する。ループバックセル復路伝
送処理部17が、ループバックセルの未使用2のフィー
ルドに格納されている往路伝送のATMセルの伝送速度
の測定結果である伝送速度10Mbpsの値を読み取
る。
【0037】図5はPCR通りにATM網20でポリシ
ングされている場合(回線正常の場合)にATM伝送装
置10が認識する情報内容を説明するための図である。
図5に示すように、往路伝送及び復路伝送ともに、最大
セル速度よりも高速(伝送速度11Mbps,6Mbp
s)でループバックセルを伝送し、この最大セル速度と
受信した最大セル速度が同一であることから、最大セル
速度にATM網20でポリシングが正しく行われている
ことが判明する。
【0038】次に、ATM網20でポリシングが正しく
行われていない場合(回線異常の場合)について説明す
る。図6は実施形態においてATM網20でPCRとお
りにポリシングが正しく行われていない場合(回線異常
の場合)の動作を説明するためのブロック図である。図
1から図4及び図6において、ここでの図2に示すAT
M伝送装置10の動作は、前記したPCR通りにATM
網20でポリシングされている場合と(回線正常の場
合)と基本的に同様である。
【0039】ここでは往路伝送における最大セル速度が
伝送速度10Mbpsに対して、ATM網20での実際
のポリシング速度が伝送速度5Mbpsである。このた
め、ATM伝送装置10から伝送速度10Mbpsで送
信したループバックセルは、ATM網20を通じてAT
M伝送装置30では伝送速度5Mbpsで受信される。
この測定結果は、ATM伝送装置3における復路伝送で
のループバックセルの図3に示す未使用2のフィールド
に格納して送信され、ATM伝送装置10によって読み
取られる。この復路伝送では、最大セル速度が伝送速度
5Mbpsに対して実際のポリシング速度が伝送速度1
0Mbpsとなっている。このため、ATM伝送装置1
0から伝送速度6Mbpsで送信したループバックセル
は、そのままの伝送速度でATM伝送装置10で受信さ
れる。
【0040】図7はPCR通りにATM網20でポリシ
ングされていない場合(回線異常の場合)にATM伝送
装置10が復路で認識する情報内容を説明するための図
である。図7に示すように、往路伝送では最大セル速度
よりも高速(伝送速度11Mbps)でループバックセ
ルを伝送し、最大セル速度よりも受信した伝送速度が遅
くなっている。この最大セル速度よりもポリシング速度
が遅いことが判明する。また、復路伝送では、最大セル
速度よりも高速伝送でループバックセルを伝送し、受信
速度が送信速度よりも速い(送信速度と等しい)ことか
ら、最大セル速度よりもポリシング速度が速い伝送速度
(送信速度以上)であることが判明する。
【0041】このように、この実施形態では、ATM網
側のポリシング速度の確認を、ATM伝送装置に確認試
験のための測定装置を接続することなく実施できる。ま
た、ITU−T勧告で定義されるOAMセルの一種類で
あるループバックセルを使用して、通常のユーザセルの
伝送中でも、ATM網側のポリシング速度の確認が可能
になる。更に、VPサービス及びVCサービスの両方で
ATM網側のポリシング速度の確認ができるようにな
る。
【0042】なお、この実施形態では、ATM伝送装置
10からATM網20を通じたATM伝送装置30に対
する往路伝送とともに、その復路伝送における確認試験
を実施しているが、この反対の確認試験も同様に実施可
能である。すなわち、ATM伝送装置30からATM網
20を通じたATM伝送装置10に対する往路伝送とと
もに、その復路伝送における確認試験も本発明発明に含
まれる。
【0043】また、この実施形態では、一方側のATM
伝送装置10のみで、往路伝送及び復路伝送における確
認試験を実施している。例えば、ATM伝送装置10の
設置時に、その往路伝送及び復路伝送における確認試験
を実施できるようにしている。これに対して、ATM伝
送装置10,30のそれぞれが送信する個別の伝送路
(図1における往路伝送、復路伝送に対応)の確認試験
を実施するようにしても良い。
【0044】この場合、送信側となるATM伝送装置1
0(又はATM伝送装置30)から最大セル速度を超え
る伝送速度でATM網20にATMセル(ループバック
セルでも良い)を送信する。受信側となるATM伝送装
置30(又はATM伝送装置10)がATM網20を通
じて受信したATMセルの伝送速度を測定し、この測定
した受信時の伝送速度を送信側のATM伝送装置10
(又はATM伝送装置30)に通知する。この通知は、
例えば、ATM網10を通じて通知し、又は、有線通信
や無線通信を通じて通知する。
【0045】なお、この場合の実施形態では、ATM伝
送装置10,30に図2の全体の構成を設ける必要はな
く、送信側となるATM伝送装置10(又はATM伝送
装置30)に、ループバックセル生成部11からセル送
信部13の構成のみを配置すれば良い。また、受信側と
なるATM伝送装置30(又はATM伝送装置10)に
は、セル受信部14からループバックセル受信流量測定
部16までの構成を設ければ良い。この構成は、ATM
網20に収容されるATM伝送装置10,30の数や、
試験確認の状態などに基づいて決定する。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のATM通信における回線試験方法によれば、最大セル
速度を超える伝送速度で送信したATMセルを受信かつ
測定し、この伝送速度を、ATM網又は有線通信や無線
通信を通じて送信側のATM伝送装置に通知している。
【0047】この結果、確認試験と関係がないPVCや
PVPに影響を与えずに、契約伝送速度として最大セル
速度を指定するATM網サービスにあって、専用の測定
装置を用いずに、ATM伝送装置自体で、契約した最大
セル速度(PCR)に正しくポリシングされているかの
確認試験が出来るようになる。
【0048】また、本発明のATM通信における回線試
験方法及びその装置によれば、一方のATM伝送装置
が、送信した最大セル速度を超える伝送速度と他方のA
TM伝送装置からのループバックによって受信したセル
フォーマットに格納された伝送速度とを比較して往路伝
送におけるポリシングが正しく行われているかの確認試
験を実施している。
【0049】更に、一方のATM伝送装置が送信したセ
ルフォーマットにおける未使用フィールドに最大セル速
度を超える伝送速度で他方のATM伝送装置が送信す
る。この受信におけるセルフォーマットに格納されてい
る伝送速度と受信時の伝送速度とを一方のATM伝送装
置が比較して、復路伝送でのポリシングが正しく行われ
ているかの確認試験を行っている。
【0050】この結果、一方のATM伝送装置のみによ
って、ATM網における契約した最大セル速度(PC
R)に正しくポリシングされているかの確認試験が往路
伝送、復路伝送のいずれかで可能になる。また、往路伝
送及び復路伝送の両方に対する連続した確認試験が可能
になる。これによって、ATM伝送装置の設置時又は最
大セル速度の契約変更時などに実施される往路伝送、復
路伝送でのポリシングが正しく行われているかの確認試
験が、より容易に出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のATM通信における回線試験方法及び
その装置の実施形態における構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1中のはATM伝送装置の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図3】実施形態にあってループバックセルのフォーマ
ットを示す図である。
【図4】実施形態においてATM網でのポリシングが正
しく行われている場合の動作を説明するためのブロック
図である。
【図5】実施形態においてATM網でのポリシングが正
しく行われている場合に認識する情報内容を説明するた
めの図である。
【図6】実施形態においてATM網でポリシングが正し
く行われていない場合の動作を説明するためのブロック
図である。
【図7】実施形態において復路伝送でのポリシングが正
しく行われていない場合を認識する情報内容を説明する
ための図である。
【符号の説明】
10,30 ATM伝送装置 11 ループバックセル生成部 12 シェーピング部 13 セル送信部 14 セル受信部 15 ループバックセル検出部 16 ループバックセル受信伝送速度測定部 17 ループバックセル復路伝送処理部 18 ループバックセル往路伝送処理部 20 ATM網
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月21日(2000.4.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
請求項2】 ATM伝送装置を収容するATM網を通
じたATM通信における回線試験方法において、 一方のATM伝送装置から最大セル速度を超える伝送速
度でATM網にループバックセルを送信する段階と、 他方のATM伝送装置がATM網を通じたループバック
セルの受信時の伝送速度を測定する段階と、 他方のATM伝送装置が受信時の測定結果の伝送速度を
セルフォーマットにおける未使用フィールドに格納して
ATM網に送信する段階と、 一方のATM伝送装置が、送信最大セル速度を超える伝
送速度と受信したセルフォーマットに格納された伝送速
度とを比較して往路伝送におけるポリシングが正しく行
われているかを確認する段階と、 を有することを特徴とするATM通信における回線試験
方法。
請求項3】 前記一方のATM伝送装置が、セルフォ
ーマットにおける未使用フィールドに、他方のATM伝
送装置から一方のATM伝送装置への復路伝送における
最大セル速度を超える伝送速度を格納してATM網に送
信し、 他方のATM伝送装置が、受信し、かつ、取り出した伝
送速度で送信し、 一方のATM伝送装置が、ATM網を通じて受信したセ
ルフォーマットに格納されている伝送速度と受信時の復
路伝送における伝送速度とを比較して、復路伝送でのポ
リシングが正しく行われているかを確認することを特徴
とする請求項記載のATM通信における回線試験方
法。
請求項4】 ATM網を通じたATM通信におけるポ
リシングの正常確認を行う回線試験対応ATM伝送装置
において、 一方のATM伝送装置が、 最大セル速度を超える伝送速度でATM網にループバッ
クセルを送信し、この送信時の伝送速度と、ATM網を
通じた他方のATM伝送装置から受信したセルフォーマ
ットに格納されている伝送速度とを比較して一方のAT
M伝送装置から他方のATM伝送装置への往路伝送にお
けるポリシングが正しく行われているかを確認し、か
つ、 他方のATM伝送装置が、 ATM網からの受信時の伝送速度を測定し、この伝送速
度をセルフォーマットに格納してATM網に送信するこ
とを特徴とする回線試験対応ATM伝送装置。
請求項5】 前記一方のATM伝送装置が、 セルフォーマットに、他方のATM伝送から一方のAT
M伝送装置への復路伝送における最大セル速度を超える
伝送速度を格納してATM網に送信し、かつ、ATM網
を通じて受信したセルフォーマットに格納されている伝
送速度と受信時の伝送速度とを比較して、復路伝送での
ポリシングが正しく行われているかを確認し、かつ、 他方のATM伝送装置が、受信し、かつ、取り出した伝
送速度で送信することを特徴とする請求項記載の回線
試験対応ATM伝送装置。
請求項6】 前記ATM伝送装置として、 生成したループバックセルに復路伝送でのシェーピング
速度を格納して出力するループバックセル生成部と、 前記ループバックセル生成部から受け取ったループバッ
クセルを往路伝送における伝送速度として指定し、この
伝送速度にシェーピングして出力するシェーピング部
と、 前記シェーピング部からのループバックセルをATM網
にを送信するセル送信部と、 ATM網からのATMセル受信するセル受信部と、 前記セル受信部からのATMセル中のループバックセル
を検出するループバックセル検出部と、 ループバックセル検出部が出力するループバックセルか
ら測定結果である伝送速度を出力するループバックセル
受信伝送速度測定部と、 前記ループバックセル生成部で格納した復路伝送でのシ
ェーピング速度値を取り出すループバックセル復路伝送
処理部と、 前記ループバックセル受信伝送速度測定部が出力するル
ープバックセルからシェーピング速度値を取り出し、こ
の値を書き替える処理を行うループバックセル往路伝送
処理部と、 を備えることを特徴とする請求項又は記載の回線試
験対応ATM伝送装置。
請求項7】 前記セルフォーマットが、ITU−T
I.610勧告のセルフォーマットであり、このセルフ
ォーマットの未使用フィールドに伝送速度を格納してポ
リシングの正常確認の試験を実施することを特徴とする
請求項又は記載の回線試験対応ATM伝送装置。
請求項8】 前記往路伝送又は復路伝送におけるポリ
シングが正しく行われているかの確認試験が、 少なくともATM伝送装置の設置時又は最大セル速度の
契約変更時に実施されることを特徴とする請求項又は
記載の回線試験対応ATM伝送装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のATM通信における回線試験方法は、AT
M伝送装置を収容するATM網を通じたATM通信にお
ける回線試験方法において、送信側のATM伝送装置か
ら最大セル速度をえる伝送速度でATM網にATMセ
ルを送信する段階と、受信側のATM伝送装置がATM
網を通じた受信時の伝送速度を測定する段階と、受信側
のATM伝送装置が測定した受信時の伝送速度を、AT
M網を使用しない通信手段を用いて送信側のATM伝送
装置に通知し、ポリシングが正しく行われているかを確
認する構成としてある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、本発明の他のATM通信における回
線試験方法は、ATM伝送装置を収容するATM網を通
じて実施するものであり、一方のATM伝送装置から最
大セル速度を超える伝送速度でATM網にループバック
セルを送信する段階と、他方のATM伝送装置がATM
網を通じたループバックセルの受信時の伝送速度を測定
する段階と、他方のATM伝送装置が受信時の測定結果
の伝送速度をセルフォーマットにおける未使用フィール
ドに格納してATM網に送信する段階と、一方のATM
伝送装置が、送信最大セル速度を超える伝送速度と受信
したセルフォーマットに格納された伝送速度とを比較し
て往路伝送におけるポリシングが正しく行われているか
を確認する段階とを有している。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM伝送装置を収容するATM網を通
    じたATM通信における回線試験方法において、 送信側のATM伝送装置から最大セル速度を越える伝送
    速度でATM網にATMセルを送信する段階と、 受信側のATM伝送装置がATM網を通じた受信時の伝
    送速度を測定する段階と、 次に、受信側のATM伝送装置が測定した受信時の伝送
    速度を送信側のATM伝送装置に通知する段階と、 を有することを特徴とするATM通信における回線試験
    方法。
  2. 【請求項2】 前記ATM伝送装置に通知する段階とし
    て、 受信時の測定結果の伝送速度をATM網を通じて送信側
    のATM伝送装置に通知してポリシングが正しく行われ
    ているかを確認することを特徴とする請求項1記載のA
    TM通信における回線試験方法。
  3. 【請求項3】 前記ATM伝送装置に通知する段階とし
    て、 ATM網を使用しない通信手段を用いて通知することを
    特徴とする請求項1記載のATM通信における回線試験
    方法。
  4. 【請求項4】 ATM伝送装置を収容するATM網を通
    じたATM通信における回線試験方法において、 一方のATM伝送装置から最大セル速度を超える伝送速
    度でATM網にループバックセルを送信する段階と、 他方のATM伝送装置がATM網を通じたループバック
    セルの受信時の伝送速度を測定する段階と、 他方のATM伝送装置が受信時の測定結果の伝送速度を
    セルフォーマットにおける未使用フィールドに格納して
    ATM網に送信する段階と、 一方のATM伝送装置が、送信最大セル速度を超える伝
    送速度と受信したセルフォーマットに格納された伝送速
    度とを比較して往路伝送におけるポリシングが正しく行
    われているかを確認する段階と、 を有することを特徴とするATM通信における回線試験
    方法。
  5. 【請求項5】 前記一方のATM伝送装置が、セルフォ
    ーマットにおける未使用フィールドに、他方のATM伝
    送装置から一方のATM伝送装置への復路伝送における
    最大セル速度を超える伝送速度を格納してATM網に送
    信し、 他方のATM伝送装置が、受信し、かつ、取り出した伝
    送速度で送信し、 一方のATM伝送装置が、ATM網を通じて受信したセ
    ルフォーマットに格納されている伝送速度と受信時の復
    路伝送における伝送速度とを比較して、復路伝送でのポ
    リシングが正しく行われているかを確認することを特徴
    とする請求項4記載のATM通信における回線試験方
    法。
  6. 【請求項6】 ATM網を通じたATM通信におけるポ
    リシングの正常確認を行う回線試験対応ATM伝送装置
    において、 一方のATM伝送装置が、 最大セル速度を超える伝送速度でATM網にループバッ
    クセルを送信し、この送信時の伝送速度と、ATM網を
    通じた他方のATM伝送装置から受信したセルフォーマ
    ットに格納されている伝送速度とを比較して一方のAT
    M伝送装置から他方のATM伝送装置への往路伝送にお
    けるポリシングが正しく行われているかを確認し、か
    つ、 他方のATM伝送装置が、 ATM網からの受信時の伝送速度を測定し、この伝送速
    度をセルフォーマットに格納してATM網に送信するこ
    とを特徴とする回線試験対応ATM伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記一方のATM伝送装置が、 セルフォーマットに、他方のATM伝送から一方のAT
    M伝送装置への復路伝送における最大セル速度を超える
    伝送速度を格納してATM網に送信し、かつ、ATM網
    を通じて受信したセルフォーマットに格納されている伝
    送速度と受信時の伝送速度とを比較して、復路伝送での
    ポリシングが正しく行われているかを確認し、かつ、 他方のATM伝送装置が、受信し、かつ、取り出した伝
    送速度で送信することを特徴とする請求項6記載の回線
    試験対応ATM伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記ATM伝送装置として、 生成したループバックセルに復路伝送でのシェーピング
    速度を格納して出力するループバックセル生成部と、 前記ループバックセル生成部から受け取ったループバッ
    クセルを往路伝送における伝送速度として指定し、この
    伝送速度にシェーピングして出力するシェーピング部
    と、 前記シェーピング部からのループバックセルをATM網
    にを送信するセル送信部と、 ATM網からのATMセル受信するセル受信部と、 前記セル受信部からのATMセル中のループバックセル
    を検出するループバックセル検出部と、 ループバックセル検出部が出力するループバックセルか
    ら測定結果である伝送速度を出力するループバックセル
    受信伝送速度測定部と、 前記ループバックセル生成部で格納した復路伝送でのシ
    ェーピング速度値を取り出すループバックセル復路伝送
    処理部と、 前記ループバックセル受信伝送速度測定部が出力するル
    ープバックセルからシェーピング速度値を取り出し、こ
    の値を書き替える処理を行うループバックセル往路伝送
    処理部と、 を備えることを特徴とする請求項6又は7記載の回線試
    験対応ATM伝送装置。
  9. 【請求項9】 前記セルフォーマットが、ITU−T
    I.610勧告のセルフォーマットであり、このセルフ
    ォーマットの未使用フィールドに伝送速度を格納してポ
    リシングの正常確認の試験を実施することを特徴とする
    請求項6又は7記載の回線試験対応ATM伝送装置。
  10. 【請求項10】 前記往路伝送又は復路伝送におけるポ
    リシングが正しく行われているかの確認試験が、 少なくともATM伝送装置の設置時又は最大セル速度の
    契約変更時に実施されることを特徴とする請求項6又は
    7記載の回線試験対応ATM伝送装置。
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