JP2000251380A - 情報信号再生方法および情報信号再生装置。 - Google Patents

情報信号再生方法および情報信号再生装置。

Info

Publication number
JP2000251380A
JP2000251380A JP11050796A JP5079699A JP2000251380A JP 2000251380 A JP2000251380 A JP 2000251380A JP 11050796 A JP11050796 A JP 11050796A JP 5079699 A JP5079699 A JP 5079699A JP 2000251380 A JP2000251380 A JP 2000251380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information signal
information
reproducing
reproduction
text data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11050796A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kuroiwa
仁 黒岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11050796A priority Critical patent/JP2000251380A/ja
Publication of JP2000251380A publication Critical patent/JP2000251380A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報信号の再生タイミングを任意に変え、音
楽情報を聴くことに集中できる情報信号再生方法および
情報信号再生装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 情報信号再生装置は、情報信号の再生に
先立って、予め待機時間を設定する待機時間設定手段1
2と、情報信号の再生の開始を示す入力指示が可能な操
作キー群14と、情報信号の再生の開始を示す入力指示
がされたとき、光ディスク1に記録されている関連情報
を待機時間の期間中に再生し、待機時間が終了したと
き、関連情報の再生を終了し、情報信号の再生を開始す
るマイコン10とを備えたので、情報信号の再生タイミ
ングをユーザが任意に変えることにより、任意のタイミ
ングで音楽情報を聴くことに集中でき、使い勝手をよく
した情報信号再生装置を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、CD(コ
ンパクトディスク)プレーヤのような音楽情報を再生す
る情報信号再生方法および情報信号再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、CDプレーヤなどの音楽情報を再
生する再生装置においては、ユーザによる操作キー(例
えばプレイキー)の押圧により音楽情報の再生開始の入
力指示がされると、直ちに音楽情報の再生動作を開始し
てしまっていた。
【0003】このため、赤外線などを利用して操作キー
による入力指示が可能なリモートコントローラー(リモ
コン)ユニットなどが商品化され、適宜リモコンを用い
て入力操作を行うことができるようになった。
【0004】また、音楽情報の関連情報としてCDテキ
ストデータなどのテキスト情報が記録されているCDの
音楽情報を再生する場合には、音楽情報の再生中に関連
情報を表示部に表示することができるように構成されて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の再生装置では、ユーザと再生装置との距離が離れてい
る場合などに、操作キーを押圧してから試聴位置に着く
前に再生音が出力されてしまうことがあり、はなはだ使
い勝手が悪いものとなっていたという不都合があった。
【0006】また、リモコンを用いた場合にも、同様に
ユーザの操作直後に再生が開始されてしまっていたとい
う不都合があった。
【0007】また、表示部に表示されたテキスト情報を
見ながら音楽情報を聴くのは集中が妨げられるため、使
い勝手が悪いという不都合があった。
【0008】そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなさ
れたものであり、情報信号の再生タイミングをユーザが
任意に変えられるようにして、音楽情報を聴くことに集
中できるようにした情報信号再生方法および情報信号再
生装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の情報信号再生方
法は、記録媒体に記録された情報信号を再生する情報信
号再生方法において、上記情報信号の再生に先立って、
予め待機時間を設定し、上記情報信号の再生の開始を示
す入力指示がされたとき、上記記録媒体に記録されてい
る関連情報を上記待機時間の期間中に再生し、上記待機
時間が終了したとき、上記関連情報の再生を終了し、上
記情報信号の再生を開始するものである。
【0010】また、本発明の情報信号再生装置は、記録
媒体に記録された情報信号を再生する情報信号再生装置
において、上記情報信号の再生に先立って、予め待機時
間を設定する待機時間設定手段と、上記情報信号の再生
の開始を示す入力指示が可能な入力手段と、上記情報信
号の再生の開始を示す入力指示がされたとき、上記記録
媒体に記録されている関連情報を上記待機時間の期間中
に再生し、上記待機時間が終了したとき、上記関連情報
の再生を終了し、上記情報信号の再生を開始する再生制
御手段とを備えたものである。
【0011】従って本発明によれば、以下の作用をす
る。予め、再生に先立って、ユーザにより入力手段を用
いて待機時間の入力が行われる。これにより、制御手段
の待機時間設定手段は再生動作の待機時間を設定する。
次に、入力手段により光ディスクに対する再生動作の指
示に相当する入力操作が行われると、再生制御手段は表
示手段に操作内容を表示した後に、上述したディスクの
音楽情報の再生動作を待機状態にしたまま、音楽情報に
関連するテキストデータの再生動作が実行される。な
お、待機時間設定手段において設定される待機時間は、
複数段階に設定して待機時間は表示手段に表示すること
ができるようにする。
【0012】また、待機状態とは、スピンドルモータに
よるスピンドルサーボ、光学ピックアップの2軸アクチ
ュエータによるフォーカスサーボおよびトラッキングサ
ーボなどの各種サーボ動作が終了して、光学ピックアッ
プから再生用のレーザ光量を光ディスクに照射すれば再
生を開始できるように、いわゆるポーズ状態となってい
る状態をいう。
【0013】待機時間設定手段により待機時間が終了し
たことが再生制御手段に知らされると、再生制御手段は
表示手段におけるテキストデータの表示を停止し、トラ
ックの再生が実行され、デジタルのオーディオデータが
RFアンプにより高周波増幅されて、再生処理回路に供
給される。再生処理回路ではオーディオデータに対して
復調が施される。復調されたオーディオ信号はLチャン
ネルのオーディオ信号とRチャンネルのオーディオ信号
として増幅回路により増幅されスピーカにより再生音と
して出力される。
【0014】
【発明の実施の形態】本実施の形態の情報信号再生装置
は、CDプレーヤなどの音楽情報再生装置において、演
奏が指定されてから演奏が開始されるまでの待機時間を
任意に決定できるようにし、使い勝手を向上させると共
に、さらに、待機時間を利用して、例えば、CDテキス
トデータなどの関連情報を表示することで、音楽情報の
再生中は音楽に集中できるようにしたものである。
【0015】[光ディスク再生装置の構成]以下、本実
施の形態を説明する。まず、本実施の形態の光ディスク
再生装置の構成を図1を参照しながら説明する。本実施
の形態の光ディスク再生装置は、音楽情報を再生する際
に関連情報を表示する場合に適用されるものである。
【0016】以下に、情報信号再生装置としての光ディ
スク再生装置の構成を説明する。図1において、光ディ
スク再生装置は、信号処理系において、光ディスク1よ
り信号を読み取る光学ピックアップ2と、光学ピックア
ップ2により読み取られた信号を高周波増幅してRF再
生信号を出力するRFアンプ4と、RF再生信号にEF
M復調、デインターリーブ、エラー(誤り)訂正、D/
A変換等の処理を施して端子7を介してオーディオ信号
を出力する再生処理回路6と、再生処理回路6により復
調処理を施されたサブコードデータを解析してサブコー
ドPおよびQとサブコードR〜Wとを分離するサブコー
ドプロセッサ8と、サブコードプロセッサ8により分離
されたサブコードR〜Wをデコードしてテキストデータ
を取り出すデコーダ9と、を有して構成される。
【0017】また、光ディスク再生装置は、再生処理回
路6により復調処理が施されたオーディオ信号は、特に
図示はしないが、Lチャンネルのオーディオ信号とRチ
ャンネルのオーディオ信号として増幅回路により増幅さ
れスピーカにより再生音が出力されるように構成され
る。
【0018】また、光ディスク再生装置は、制御系にお
いて、再生動作を制御するマイクロコンピュータ(マイ
コン)10と、マイコン10に内蔵されて制御データを
記憶するメモリ11と、再生されたテキストデータを記
憶する不揮発性メモリからなる外部メモリ13と、光デ
ィスク再生装置に対する再生動作の指示に相当するキー
入力操作が行われる操作キー群14と、操作内容を表示
する表示部15とを有して構成される。
【0019】なお、マイコン10は、情報信号の再生に
先立って、予め入力指示された待機時間データを取り込
み所定のタイマーを用いて予め待機時間を設定する待機
時間設定手段12を有し、マイコン10は、情報信号の
再生の開始を示す入力指示がされたとき、記録媒体に記
録されている関連情報を待機時間の期間中に再生して待
機時間にテキストデータを表示し、待機時間が終了した
とき、関連情報の再生を終了し、情報信号の再生を開始
する再生制御手段を構成する。
【0020】また、光ディスク再生装置は、サーボ系に
おいて、RF再生信号の復調の際にクロック信号を抽出
して抽出されたクロック信号および速度エラー信号(V
E)に基づいてスピンドルモータ3および送りモータに
駆動信号を供給し、さらにトラッキングエラー信号(T
E)およびフォーカスエラー信号(FE)に基づいて光
学ピックアップ2の2軸アクチュエータに駆動信号を供
給してサーボ制御を行うサーボ回路5と、ディスク1を
回転させるスピンドルモータ3と、光学ピックアップ2
をディスク1の内周方向から外周方向に順次移動させる
送り(スレッド)モータとを有して構成される。
【0021】[光ディスク再生装置の動作]このように
構成された音響装置は、以下のような動作をする。図1
において、光学ピックアップ2は、ディスク1より信号
を読み取る。光学ピックアップ2により読み取られた信
号はRFアンプ4により高周波増幅されて、再生処理回
路6に供給されてEFM復調、デインターリーブ、エラ
ー(誤り)訂正、D/A変換等の処理が施された後に、
端子7を介して後段の増幅回路およびスピーカに供給さ
れて再生音が出力される。また、復調の際のRF再生信
号はサーボ回路5に供給される。
【0022】また、スピンドルモータ3はディスク1を
回転させ、送り(スレッド)モータは光学ピックアップ
2をディスク1の内周方向から外周方向に順次移動させ
る。サーボ回路5は、スピンドルモータ3および送りモ
ータに駆動信号を供給してサーボ制御を行う。このサー
ボ回路5はRF再生信号から抽出されるクロック信号に
基づいて駆動信号を生成している。また、サーボ回路5
は、上述したほかにマイコン10との通信やディスク1
のローディング機構や送り機構等のメカニカル機構部の
制御も行う。
【0023】予め、再生に先立って、ユーザにより操作
キー群14を用いて待機時間の入力が行われる。これに
より、マイコン10の待機時間設定手段12は再生動作
の待機時間を設定する。次に、操作キー群14により光
ディスク1に対する再生動作の指示に相当するキー入力
操作が行われると、表示部15であるディスプレイに操
作内容を表示した後に、上述したディスク1の音楽情報
の再生動作を待機状態にしたまま、音楽情報に関連する
テキストデータの再生動作が実行される。
【0024】なお、待機時間設定手段12において設定
される待機時間は、例えば、「短い(速い)」、「普
通」、「長い(遅い)」等の3段階に設定して待機時間
は表示部15に表示することができるようにする。これ
により、例えば、自動車内で音楽を聴く場合には、再生
のために操作キー群14から再生操作を入力してから試
聴位置までの移動時間は短いため、待機時間を「短い
(速い)」に設定するようにし、家で音楽を聴く場合に
は、再生のために操作キー群14から再生操作を入力し
てから試聴位置までの移動時間は長いため、待機時間を
「長い(遅い)」に設定するようにする。
【0025】また、待機状態(スタンバイ状態)とは、
スピンドルモータ3によるスピンドルサーボ、光学ピッ
クアップ2の2軸アクチュエータによるフォーカスサー
ボおよびトラッキングサーボなどの各種サーボ動作が終
了して、光学ピックアップ2から再生用のレーザ光量を
光ディスク1上に照射すれば再生を開始できるように、
いわゆるポーズ状態をいう。
【0026】また、再生される光ディスクに応じて表示
されるテキストデータの量が比較的多い場合は、再生の
ために操作キー群14から再生操作を入力してから表示
部にテキストデータが表示される時間は長いため、待機
時間を「長い(遅い)」に設定するようにし、テキスト
データの量が比較的少ない場合は、再生のために操作キ
ー群14から再生操作を入力してから表示部にテキスト
データが表示される時間は短いため、待機時間を「短い
(速い)」に設定する。
【0027】マイコン10はコマンドに基づいたコント
ロール信号を生成してサーボ回路5に供給する。サーボ
回路5はスピンドルモータ3および送りモータに駆動信
号を供給してサーボ制御を行う。これにより、スピンド
ルモータ3はディスク1を回転させて、送りモータは光
学ピックアップ2をディスク1の最内周のTOC領域に
移動させる。
【0028】所定位置で、光学ピックアップ2からディ
スク1にレーザービームを照射させて光学ピックアップ
2の2軸アクチュエータのフォーカスコイルを用いてフ
ォーカスサーボをかけ、光学ピックアップ2の2軸アク
チュエータのトラッキングコイルを用いてトラッキング
サーボをかける。このようにして、各サーボをかけた
後、TOC領域の信号を読み取りデジタルのテキストデ
ータの再生を行う。テキストデータは、サブコードプロ
セッサ8、デコーダ9、マイコン10を介して表示部1
5において設定された待機時間中表示される。
【0029】具体的には、再生処理回路6における復調
処理の際に、ディスク1の最内周のTOC(Table
Of Contents)のサブコード情報(開始終
了時間、アドレス等の情報およびテキストデータ)が読
み取とられ、サブコード情報はサブコードプロセッサ8
に供給される。
【0030】サブコードプロセッサ8に供給されたサブ
コードは、PおよびQチャンネルと、R〜Wチャンネル
とに分離される。PおよびQチャンネルのサブコードは
マイコン10に供給される。その結果、光ディスク1に
おける再生位置が制御されると共にトラック番号、再生
時間などが表示部15に表示される。さらに、マイコン
10に接続された不揮発性メモリ13に読み取られたT
OC情報などのデータが格納される。
【0031】ここで、オーディオCD規格においては、
サブコードPチャンネルを頭出しに、Qチャンネルを絶
対時間の計算などに用いているが、CDテキストという
規格ではリードイン領域のR〜Wチャンネルにテキスト
情報が記録されている。この記録には6500バイト程
度までが可能で、8カ国の言語に、それぞれ800バイ
ト以下の記録をして良いことになっている。テキスト情
報は、CD名(アルバム名、プログラム名)、演奏者
名、作詞者、作曲者、メッセージ、検索キーワード、識
別コード、曲のジャンルなどとなっている。
【0032】本実施の形態では、サブコードプロセッサ
8から出力されたR〜WまでのサブコードはCDテキス
トデコーダ9に供給されてCDテキストデータが取り出
される。取り出されたテキストデータはマイコン10に
供給され、表示に必要なデータは不揮発性メモリ13に
格納される。そして、不揮発性メモリ13から読み出さ
れたテキストデータはマイコン10を介して表示部15
において設定された待機時間中表示されることとなる。
【0033】このようにして、マイコン10の待機時間
設定手段12により待機時間が終了したことがマイコン
10に知らされると、マイコン10は表示部15におけ
るテキストデータの表示を停止し、トラックの再生が実
行され、デジタルのオーディオデータがRFアンプ4に
より高周波増幅されて、再生処理回路6に供給される。
再生処理回路6ではオーディオデータに対して復調が施
される。そして、端子7を介して出力されたオーディオ
信号はLチャンネルのオーディオ信号とRチャンネルの
オーディオ信号として増幅回路により増幅されスピーカ
により再生音が出力される。
【0034】図2に本実施の形態の待機時間の設定動作
のフローチャートを示し、図3に本実施の形態の待機時
間に基づいた再生動作のフローチャートを示す。図2に
示すように、再生に先立って、ステップS1で待機時間
設定を開始して、ステップS2で時間入力があったか否
かを判断する。具体的には、マイコン10が操作キー群
14により待機時間が入力されたことを認識する。
【0035】ステップS2で待機時間の入力があったと
きはステップS3へ進み、ステップS3で入力時間を待
機時間に設定してリターンする。具体的には、マイコン
10は、操作キー群14からの入力時間を待機時間とし
て内部のメモリ11に格納して再生動作の待機時間とし
て設定する。
【0036】次に、図3において、ステップS10でキ
ー入力があったとき、ステップS11で入力キーは再生
キーであるか否かを判断する。具体的には、マイコン1
0は、操作キー群14により再生キーの入力操作があっ
たことを認識する。
【0037】ステップS11で入力キーが再生キーでな
いと判断されたときは、ステップS12へ進み、各入力
キーに基づいた操作モードへ移行する。
【0038】また、ステップS11で入力キーが再生キ
ーであると判断されたときは、ステップS13へ進み、
ステップS13で待機タイマーをスタートさせる。具体
的には、マイコン10は設定された待機時間を内蔵タイ
マーを用いて計時する。
【0039】ステップS14で不揮発性メモリにデータ
があるか否かを判断する。具体的には、マイコン10
は、光ディスク1よりTOC情報を読み取った際に、既
に同じTOC情報が不揮発性メモリ13に格納されてい
るかどうかを判定する。
【0040】ステップS14で不揮発性メモリにデータ
が格納されていたときは、ステップS15でCDテキス
ト対応ディスクであるか否かを判断する。具体的には、
マイコン10は、不揮発性メモリ13に格納されている
データがCDテキスト規格に対応したディスクのテキス
トデータであるかどうかの判定を行う。
【0041】ステップS15でCDテキスト対応ディス
クであると判断されたときは、ステップS18へ進み、
ステップS18でテキストデータの表示を開始する。具
体的には、マイコン10はCDテキストデータを不揮発
性メモリ13から読み取り、順次スクロール等させて表
示部15に表示させる。
【0042】また、ステップS15でCDテキスト対応
ディスクでないと判断されたときは、ステップS19へ
進み、ステップS19で1曲目に移動して待機する。具
体的には、マイコン10は、不揮発性メモリ13にTO
C情報が格納されていても、当該ディスクがCDテキス
ト規格に対応したディスクでないときは、テキストデー
タを表示部15に表示させずに(なお、通常の時間デー
タおよびトラックNO.のみ表示する。)、光ディスク
1の1曲目(1トラック目)の位置に送りモータを用い
て光学ピックアップ2を移動させて再生動作の開始に備
えて待機させる。
【0043】一方、ステップS14で不揮発性メモリに
データが格納されていないときは、ステップS16でC
Dテキスト対応ディスクであるか否かを判断する。具体
的には、マイコン10は、TOC領域から再生されてい
るデータがCDテキスト規格に対応したディスクのテキ
ストデータであるかどうかの判定を行う。
【0044】ステップS16でCDテキスト対応ディス
クであると判断されたときは、ステップS17へ進み、
ステップS17でテキストデータを読み取る。具体的に
は、サブコードプロセッサ8から出力されたR〜Wまで
のサブコードはCDテキストデコーダ9に供給されてC
Dテキストデータが取り出される。取り出されたテキス
トデータはマイコン10に供給され、表示に必要なデー
タは不揮発性メモリ13に格納される。
【0045】ステップS18でテキストデータの表示を
開始する。具体的には、TOC領域から再生され不揮発
性メモリ13から読み出されたテキストデータはマイコ
ン10を介して表示部15において設定された待機時間
中表示されることとなる。なお、マイコン10はCDテ
キストデータを不揮発性メモリ13から読み取り、順次
スクロール等させて表示部15に表示させる。
【0046】また、ステップS16でCDテキスト対応
ディスクでないと判断されたときは、ステップS19へ
進み、ステップS19で1曲目に移動して待機する。具
体的には、マイコン10は、不揮発性メモリ13にTO
C情報が格納されていなくて、しかも、当該ディスクが
CDテキスト規格に対応したディスクでないときは、テ
キストデータを表示部15に表示させずに、光ディスク
1の1曲目(1トラック目)の位置に送りモータを用い
て光学ピックアップ2を移動させて再生動作の開始に備
えて待機させる。
【0047】ステップS20で待機時間が終了したか否
かを判断する。具体的には、マイコン10は内蔵された
待機タイマーが設定された待機時間の計時を終了したこ
とを認識する。
【0048】ステップS20で待機時間が終了したとき
は、ステップS21でテキストデータの表示を終了させ
る。具体的には、マイコン10は表示部15に表示され
ているテキストデータの表示を完全に終了させる。
【0049】ステップS21でテキストデータの表示を
終了させた後に、ステップS22で再生を開始する。
【0050】なお、本実施の形態では、マイコン10に
内蔵された待機タイマーをルーチン内で起動、監視して
いる例を示したが、これに限らず、待機時間終了時に割
り込み処理を行うタイマー割り込み処理として確実に待
機時間を制御しても良い。
【0051】[応用例]上述した本実施の形態では、不
揮発性メモリ13にCDテキスト情報が格納されていな
い場合には、直接光ディスク1のTOC領域からテキス
トデータを読み取るため、待機時間内に表示部15に表
示できるデータ量が減る可能性があるので、この場合、
TOC領域からのテキストデータの読み取り時のみスピ
ンドルモータ3を倍速で回転させて倍速で読み取りを行
ったりして、表示データの量を、待機時間より優先させ
るように制御しても良い。
【0052】また、上述した本実施の形態の再生動作の
待機設定を、送りモータを用いた光学ピックアップ2の
トラックジャンプ動作によるトラックアップ(外周方
向)時またはトラックダウン(内周方向)時にも適用す
ることにより、同様の効果を得ることができる。
【0053】本実施の形態の情報信号再生方法は、記録
媒体としての光ディスク1に記録された情報信号を再生
する情報信号再生方法において、情報信号の再生に先立
って、予め待機時間を設定し、情報信号の再生の開始を
示す入力指示がされたとき、記録媒体に記録されている
関連情報を待機時間の期間中に再生し、待機時間が終了
したとき、関連情報の再生を終了し、情報信号の再生を
開始するので、情報信号の再生タイミングをユーザが任
意に変えることにより、任意のタイミングで音楽情報を
聴くことに集中でき、使い勝手をよくすることができ
る。
【0054】また、本実施の形態の情報信号再生方法
は、上述において、関連情報を待機時間の期間中のみに
表示手段としての表示部15に表示するので、待機時間
中に関連情報のみを表示した後に、待機時間終了後に情
報信号のみの再生を行うことにより、関連情報または情
報信号にそれぞれ集中でき、使い勝手をよくすることが
できる。
【0055】また、本実施の形態の情報信号再生方法
は、上述において、記録媒体はディスク状記録媒体であ
り、情報信号はオーディオ信号であり、関連情報はテキ
ストデータであるので、待機時間中にテキストデータの
みの表示をした後に、待機時間終了後にオーディオ信号
のみの再生を行うことにより、テキストデータまたはオ
ーディオ信号にそれぞれ集中でき、使い勝手をよくする
ことができる。
【0056】また、本実施の形態の情報信号再生方法
は、上述において、テキストデータが不揮発性記憶手段
としての不揮発性メモリ13に記憶されているときは、
ディスク状記録媒体に記録されているテキストデータに
替えて、不揮発性記憶手段に記憶されている上記テキス
トデータを表示手段としての表示部15に表示するの
で、さらに重複してテキストデータを読み取ることな
く、既に不揮発性記憶手段に記憶されているテキストデ
ータを表示させて、処理時間を短縮することができる。
【0057】また、本実施の形態の情報信号再生装置
は、記録媒体としての光ディスク1に記録された情報信
号を再生する情報信号再生装置において、情報信号の再
生に先立って、予め待機時間を設定する待機時間設定手
段12と、情報信号の再生の開始を示す入力指示が可能
な入力手段としての操作キー群14と、情報信号の再生
の開始を示す入力指示がされたとき、記録媒体に記録さ
れている関連情報を待機時間の期間中に再生し、待機時
間が終了したとき、関連情報の再生を終了し、情報信号
の再生を開始する再生制御手段としてのマイコン10と
を備えたので、情報信号の再生タイミングをユーザが任
意に変えることにより、任意のタイミングで音楽情報を
聴くことに集中でき、使い勝手をよくした情報信号再生
装置を得ることができる。
【0058】また、本実施の形態の情報信号再生装置は
上述において、関連情報を表示する表示手段としての表
示部15を設け、待機時間の期間中のみに表示手段に表
示するので、待機時間中に関連情報のみを表示した後
に、待機時間終了後に情報信号のみの再生を行うことに
より、関連情報または情報信号にそれぞれ集中でき、使
い勝手をよくすることができる。
【0059】また、本実施の形態の情報信号再生装置
は、上述において、記録媒体はディスク状記録媒体であ
り、情報信号はオーディオ信号であり、関連情報はテキ
ストデータであるので、待機時間中にテキストデータの
みの表示をした後に、待機時間終了後にオーディオ信号
のみの再生を行うことにより、テキストデータまたはオ
ーディオ信号にそれぞれ集中でき、使い勝手をよくする
ことができる。
【0060】また、上述した本実施の形態の情報信号再
生装置は、上述において、テキストデータを記憶する不
揮発性記憶手段としての不揮発性メモリ13を設け、テ
キストデータが不揮発性記憶手段に記憶されているとき
は、ディスク状記録媒体に記録されているテキストデー
タに替えて、不揮発性記憶手段に記憶されている上記テ
キストデータを上記表示手段に表示するので、さらに重
複してテキストデータを読み取ることなく、既に不揮発
性記憶手段に記憶されているテキストデータを表示させ
て、データの読み取りを簡略化することができる。
【0061】
【発明の効果】この発明の情報信号再生方法は、記録媒
体に記録された情報信号を再生する情報信号再生方法に
おいて、上記情報信号の再生に先立って、予め待機時間
を設定し、上記情報信号の再生の開始を示す入力指示が
されたとき、上記記録媒体に記録されている関連情報を
上記待機時間の期間中に再生し、上記待機時間が終了し
たとき、上記関連情報の再生を終了し、上記情報信号の
再生を開始するので、情報信号の再生タイミングをユー
ザが任意に変えることにより、任意のタイミングで音楽
情報を聴くことに集中でき、使い勝手をよくすることが
できるという効果を奏する。
【0062】また、この発明の情報信号再生方法は上述
において、上記関連情報を上記待機時間の期間中のみに
表示手段に表示するので、待機時間中に関連情報のみを
表示した後に、待機時間終了後に情報信号のみの再生を
行うことにより、関連情報または情報信号にそれぞれ集
中でき、使い勝手をよくすることができるという効果を
奏する。
【0063】また、この発明の情報信号再生方法は、上
述において、上記記録媒体はディスク状記録媒体であ
り、上記情報信号はオーディオ信号であり、上記関連情
報はテキストデータであるので、待機時間中にテキスト
データのみの表示をした後に、待機時間終了後にオーデ
ィオ信号のみの再生を行うことにより、テキストデータ
またはオーディオ信号にそれぞれ集中でき、使い勝手を
よくすることができるという効果を奏する。
【0064】また、この発明の情報信号再生方法は、上
述において、上記テキストデータが不揮発性記憶手段に
記憶されているときは、上記ディスク状記録媒体に記録
されているテキストデータに替えて、不揮発性記憶手段
に記憶されている上記テキストデータを上記表示手段に
表示するので、さらに重複してテキストデータを読み取
ることなく、既に不揮発性記憶手段に記憶されているテ
キストデータを表示させて、処理時間を短縮することが
できるという効果を奏する。
【0065】また、この発明の情報信号再生装置は、記
録媒体に記録された情報信号を再生する情報信号再生装
置において、上記情報信号の再生に先立って、予め待機
時間を設定する待機時間設定手段と、上記情報信号の再
生の開始を示す入力指示が可能な入力手段と、上記情報
信号の再生の開始を示す入力指示がされたとき、上記記
録媒体に記録されている関連情報を上記待機時間の期間
中に再生し、上記待機時間が終了したとき、上記関連情
報の再生を終了し、上記情報信号の再生を開始する再生
制御手段とを備えたので、情報信号の再生タイミングを
ユーザが任意に変えることにより、任意のタイミングで
音楽情報を聴くことに集中でき、使い勝手をよくした情
報信号再生装置を得ることができるという効果を奏す
る。
【0066】また、この発明の情報信号再生装置は上述
において、上記関連情報を表示する表示手段を設け、上
記待機時間の期間中のみに上記表示手段に表示するの
で、待機時間中に関連情報のみを表示した後に、待機時
間終了後に情報信号のみの再生を行うことにより、関連
情報または情報信号にそれぞれ集中でき、使い勝手をよ
くすることができるという効果を奏する。
【0067】また、この発明の情報信号再生装置は、上
述において、上記記録媒体はディスク状記録媒体であ
り、上記情報信号はオーディオ信号であり、上記関連情
報はテキストデータであるので、待機時間中にテキスト
データのみの表示をした後に、待機時間終了後にオーデ
ィオ信号のみの再生を行うことにより、テキストデータ
またはオーディオ信号にそれぞれ集中でき、使い勝手を
よくすることができるという効果を奏する。
【0068】また、この発明の情報信号再生装置は、上
述において、上記テキストデータを記憶する不揮発性記
憶手段を設け、上記テキストデータが上記不揮発性記憶
手段に記憶されているときは、上記ディスク状記録媒体
に記録されているテキストデータに替えて、不揮発性記
憶手段に記憶されている上記テキストデータを上記表示
手段に表示するので、さらに重複してテキストデータを
読み取ることなく、既に不揮発性記憶手段に記憶されて
いるテキストデータを表示させて、データの読み取りを
簡略化することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の光ディスク再生装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】本実施の形態の待機時間の設定動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本実施の形態の再生時の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…光ディスク、2…光学ピックアップ、3…スピンド
ルモータ、4…RFアンプ、5…サーボ回路、6…再生
処理回路、7…端子、8…サブコードプロセッサ、9…
デコーダ、10…マイクロコンピュータ(マイコン)、
11…メモリ、12…待機時間設定手段、13…不揮発
性メモリ、14…操作キー群、15…表示部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された情報信号を再生す
    る情報信号再生方法において、 上記情報信号の再生に先立って、予め待機時間を設定
    し、 上記情報信号の再生の開始を示す入力指示がされたと
    き、上記記録媒体に記録されている関連情報を上記待機
    時間の期間中に再生し、 上記待機時間が終了したとき、上記関連情報の再生を終
    了し、 上記情報信号の再生を開始することを特徴とする情報信
    号再生方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報信号再生方法におい
    て、 上記関連情報を上記待機時間の期間中のみに表示手段に
    表示することを特徴とする情報信号再生方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報信号再生方法におい
    て、 上記記録媒体はディスク状記録媒体であり、上記情報信
    号はオーディオ信号であり、上記関連情報はテキストデ
    ータであることを特徴とする情報信号再生方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の情報信号再生方法におい
    て、 上記テキストデータが不揮発性記憶手段に記憶されてい
    るときは、上記ディスク状記録媒体に記録されているテ
    キストデータに替えて、上記不揮発性記憶手段に記憶さ
    れている上記テキストデータを上記表示手段に表示する
    ことを特徴とする情報信号再生方法。
  5. 【請求項5】 記録媒体に記録された情報信号を再生す
    る情報信号再生装置において、 上記情報信号の再生に先立って、予め待機時間を設定す
    る待機時間設定手段と、 上記情報信号の再生の開始を示す入力指示が可能な入力
    手段と、 上記情報信号の再生の開始を示す入力指示がされたと
    き、上記記録媒体に記録されている関連情報を上記待機
    時間の期間中に再生し、 上記待機時間が終了したとき、上記関連情報の再生を終
    了し、上記情報信号の再生を開始する再生制御手段とを
    備えたことを特徴とする情報信号再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報信号再生装置におい
    て、 上記関連情報を表示する表示手段を設け、上記待機時間
    の期間中のみに上記表示手段に表示することを特徴とす
    る情報信号再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の情報信号再生装置におい
    て、 上記記録媒体はディスク状記録媒体であり、上記情報信
    号はオーディオ信号であり、上記関連情報はテキストデ
    ータであることを特徴とする情報信号再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の情報信号再生装置におい
    て、 上記テキストデータを記憶する不揮発性記憶手段を設
    け、上記テキストデータが上記不揮発性記憶手段に記憶
    されているときは、上記ディスク状記録媒体に記録され
    ているテキストデータに替えて、上記不揮発性記憶手段
    に記憶されている上記テキストデータを上記表示手段に
    表示することを特徴とする情報信号再生装置。
JP11050796A 1999-02-26 1999-02-26 情報信号再生方法および情報信号再生装置。 Pending JP2000251380A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11050796A JP2000251380A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 情報信号再生方法および情報信号再生装置。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11050796A JP2000251380A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 情報信号再生方法および情報信号再生装置。

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000251380A true JP2000251380A (ja) 2000-09-14

Family

ID=12868768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11050796A Pending JP2000251380A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 情報信号再生方法および情報信号再生装置。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000251380A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1097766A (ja) 光ディスク記録再生装置及び同装置に適用する再生制御方法
US6577563B1 (en) Disk apparatus
US20020131762A1 (en) Information record and playback apparatus, information record and playback method, and program record medium recording information record and playback procedure program
JP2657969B2 (ja) イントロ・スキャン方法
JP2000251380A (ja) 情報信号再生方法および情報信号再生装置。
KR19990000177A (ko) 디브이디피(dvd)의 재생위치 제어장치 및 방법
JPH10320891A (ja) ディスク再生装置
JPH06203533A (ja) 情報編集方法
JP3604191B2 (ja) 記録再生装置、記録装置
JP2538637Y2 (ja) コンパクトディスクプレーヤ
KR0164731B1 (ko) 곡중 자동 반복방법 및 이 기능을 가진 컴팩트 디스크 재생장치
JP3017008B2 (ja) 情報記録再生装置
JPH10149632A (ja) ディスク再生装置
JP2000113650A (ja) 音声再生装置
JPH07262753A (ja) ミニディスク装置
JP5179078B2 (ja) データ記録装置、データ記録方法、及びデータ記録プログラム
JPH10125048A (ja) 光ディスク再生装置
JP2002329389A (ja) 入力装置
JPH07320454A (ja) 信号記録装置
JP2002269953A (ja) 情報記録再生装置
JPH0721692A (ja) ミニディスクプレーヤ
JPH07296511A (ja) 音量・音質の自動設定装置
JP2002133836A (ja) 割込記録機能付きの情報記録装置
JPH06282969A (ja) ディスク再生装置
JP2002269907A (ja) オーディオシステム