JP2000251070A - オンラインサイン認識方法 - Google Patents

オンラインサイン認識方法

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JP2000251070A
JP2000251070A JP11051801A JP5180199A JP2000251070A JP 2000251070 A JP2000251070 A JP 2000251070A JP 11051801 A JP11051801 A JP 11051801A JP 5180199 A JP5180199 A JP 5180199A JP 2000251070 A JP2000251070 A JP 2000251070A
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stroke data
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JP11051801A
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English (en)
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Tsukasa Morifuji
司 森藤
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Mitsui High Tec Inc
Original Assignee
Mitsui High Tec Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンラインサイン認識において、オフストロ
ークデータを用い、認識率の高い認識を行うことのでき
る認識方法を提供する。 【解決手段】 ストロークデータとオフストロークデー
タを連結して1つのストロークデータにまとめ、そのス
トロークデータを任意の数のストロークデータに時系列
に分割して認識を行うオンラインサイン認識方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サインなどの手書
き文字をオンラインで認識するオンラインサイン認識方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】オンラインサイン認識において、サイン
の入力は続け字で入力されることがあり、ストロークデ
ータで認識を行った場合、正確な認識を行うことができ
なかった。
【0003】特開平1−213772号公報には、筆記
文字の座標データを出力するタブレットを備え、そのタ
ブレットの出力データに基づき当該筆記文字を認識する
オンライン文字認識方式において、前記タブレットから
出力される座標データのうち不要データを除去して直線
化処理を行う前処理部と、その前処理部からの直線化さ
れた座標データに基づいて当該筆記文字を構成するスト
ロークの特徴点を抽出する特徴点抽出部と、この特徴点
抽出部からの特徴点に基づいてペンオンからペンオフま
でのオンストロークの特徴を表す特徴量を算出する第1
の特徴量算出部と、この第1の特徴量算出部からの特徴
量と、予め標準パターンから得られたオンストロークの
特徴量とのマッチングを行って距離を算出する第1の特
徴量マッチング部と、前記特徴点抽出部からの特徴点に
基づいてペンオフからペンオンまでの仮想線分であるオ
フストロークの特徴量を算出する第2の特徴量算出部
と、この第2の特徴量算出部からの特徴量と、予め標準
パターンから得られたオフストロークの特徴量とのマッ
チングを行って距離を算出する第2の特徴量マッチング
部と、前記第1の特徴量マッチング部及び第2の特徴量
マッチング部で算出された各距離に重み付けした結果を
加算し、その加算結果に基づいて当該筆記文字を認識す
る特徴量加算部とを具備するオンライン文字認識方式が
開示されている。
【0004】特開昭62−42288号公報には、筆順
変動がない場合に画数変動を生じても精度よく認識を行
うことのできる文字ストローク対応づけ方法を提供する
ことを目的として、入力文字を描く際のペンアップ時の
ストローク(オフストローク)と辞書パターンのオフス
トロークとの照合により参照する基準文字パターンの画
数を変化させた後、入力文字パターンとの照合を行う方
法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ストロークとストロークの間のペンが離間して移動する
データ(オフストロークデータ)を1つのストロークデ
ータとして用いる方法では、続け字で入力されることの
多いサイン認証においては、認識率を高めることはでき
なかった。本発明の目的は、オンラインサイン認識にお
いて、オフストロークデータを用い、認識率の高い認識
を行うことのできる認識方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のオンラインサイン認識方法は、ストローク
データとオフストロークデータを連結して1つのストロ
ークデータにまとめ、そのストロークデータを任意の数
のストロークデータに時系列に分割して認識を行うもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図2は、「木」という文字を手書きした例
を示すものであり、タブレット上でペンで書かれている
部分、すなわちストロークと、次のストロークまでペン
を浮かせて運ぶ部分、すなわちオフストロークがある
が、サインを書く場合は、オフストロークの部分も続け
字で書かれることがある。
【0008】そこで、本発明においては、タブレットな
どから取り込まれたサインのX座標、Y座標はN数で正
規化(比例配分)する。すなわち、タブレットに文字が
入力されるとき、時間と座標点を記録し、各ストローク
に対するトータル時間Tnを記憶する。次いで、各スト
ロークの移動距離を合計してトータルストローク長を求
める。このトータルストローク長から、正規化のための
N数の算出を行う。
【0009】次に、サンプリング間隔(時間)を算出す
る。すなわち、トータル時間TnをN数で割り、サンプ
リング地点の座標を算出し、各サンプリング地点の移動
量を算出する。このようにして比例配分されたX,Y座
標をファジィ角度情報に変換する。ファジィ角度情報は
メンバーシップ関数のグレードで表し、予め筆記者が登
録した基準データの角度情報との類似度を求め、登録さ
れた筆記者のサインかどうかを判定する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明のオンラインサイン認識方法を実施するため
のシステムのブロック図である。同図において、1は個
人サインデータベース2を有するサーバ、3、4はLA
N5でサーバ1に接続されたパソコン、6,7はそれぞ
れパソコン3,4に接続されたタブレット、8はサイン
認証ソフトである。本システムでは、あらかじめ登録さ
れたサインデータをデータベース2とし、サーバ1に保
存しておく、サイン認証ソフト8がパソコン3,4にイ
ンストールされ、サイン入力用タブレット6,7が用意
された端末パソコン4,5において、図1のようにタブ
レット6,7上にサインを入力する。入力が終了する
と、サーバ1からサインデータを読み込み、認証を行
う。
【0011】図4に本発明のオンラインサイン認識方法
のフローチャート、図5にサインのストローク番号に対
する時間TnとX座標、Y座標を示す。ステップ100
において、タブレットに文字を入力する。このとき、時
間毎に座標点を記録する。ステップ110において、各
ストロークに対するトータル時間Tnを記憶する。ステ
ップ120において、トータルストロークを検出する。
トータルストローク長は、各ストロークの移動距離を合
計して求める。このトータルストローク長は、N数の算
出のみに使用する。
【0012】ステップ130において、N数の算出を行
う。トータルストローク長が10000以下であればN
=100とし、10000以上の場合はストローク長1
00で割り整数化する。トータル時間によりN数を算出
してもよい。ステップ140において、サンプリング間
隔(時間)を算出する。すなわち、トータル時間Tnを
100で割る。図3のテーブルでSn=4.8の場合
は、Tn=4.8/100=0.048となる。
【0013】ステップ150において、サンプリング地
点の座標を算出する。N1=T2〜T3間のX座標、Y座
標の移動比率に基づき0.048秒での座標を算出す
る。 (XN1−X1):(X2−X1)=(TN1−T1):(T2
−T1)
【0014】ステップ160において、サンプリングス
トロークのベクトルを算出する。 (N1X=6+4/20*8=7.6) (N1Y=59+(−9)/20*8=55.4)
【0015】各サンプリング地点の移動量を算出する。 N1ΔX=7.6−2=5.6 N1ΔY=55.4−70=−14.6 このようにして比例配分されたX,Y座標はファジィ角
度情報に変換する。
【0016】まず正規の角度情報に変換する。図3のよ
うにΔx,Δyを求め、下式で角度を求める。 θ= arctan|Δy/Δx| (Δx>0,Δ
y>0) θ=180− arctan|Δy/Δx| (Δx<0,Δ
y>0) θ=180+ arctan|Δy/Δx| (Δx<0,Δ
y<0) θ=360− arctan|Δy/Δx| (Δx>0,Δ
y<0)
【0017】次にこの角度情報をファジィ化する。この
ファジィ角度情報は、μ=(μ0,μ1,μ2,μ3)で表
され、下式と表1で求められる。 μA=1−θ/90° μB=θ/90°
【0018】
【表1】
【0019】入力サインのベクトルの角度情報をμT0
μT1,μT2,μT3、基準データのベクトルの角度情報を
μD0,μD1,μD2,μD3とすると、あるベクトル同士の
類似度Snの算出方法は次式で表される。
【0020】
【数1】 上式において、maxは2式を比較して大きい方の値、
minは小さい方の値である。
【0021】この式とDPマッチングを用いて各ベクト
ル同士の類似度を求めていき、最終的な類似度を次式で
求める。 S=(S0+S1+S2+S3・・・・・+Sn)/n
【0022】類似度の最も高いものを選び、登録データ
と比較することにより、サインの筆跡認識を行う。この
ように、オフストロークデータを用いることにより、続
け字で入力されたサインでも、認識率を高く認識するこ
とができる。
【0023】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、スト
ロークデータのほかオフストロークデータも用いること
により、全てのストロークを合わせて一つのストローク
とみなして認識するので、サインが続け字で入力された
場合であっても、認識率の高いオンラインサイン認識を
行うことができる。また、時系列に分割して認識を行う
ので、筆記者のコンディションなどでストローク長が変
わってもストロークの時間は余り変わらないことから、
認識率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のオンラインサイン認識方法を実施す
るためのシステムのブロック図である。
【図2】 ストロークデータとオフストロークデータの
説明図である。
【図3】 入力されたストロークの正規化の方法を示す
説明図である。
【図4】 本発明のオンラインサイン認識方法のフロー
チャートである。
【図5】 サインのストローク番号に対する時間Tnと
X座標、Y座標を示すテーブルである。
【符号の説明】
1 サーバ、2 個人サインデータベース、3,4 パ
ソコン、5 LAN、6,7 タブレット、8 サイン
認証ソフト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロークデータとオフストロークデー
    タを連結して1つのストロークデータにまとめ、そのス
    トロークデータを任意の数のストロークデータに時系列
    に分割して認識を行うことを特徴とするオンラインサイ
    ン認識方法。
JP11051801A 1999-02-26 1999-02-26 オンラインサイン認識方法 Pending JP2000251070A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102694586A (zh) * 2012-05-09 2012-09-26 电信科学技术研究院 一种基于波束赋形的递归平均处理方法和设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102694586A (zh) * 2012-05-09 2012-09-26 电信科学技术研究院 一种基于波束赋形的递归平均处理方法和设备
CN102694586B (zh) * 2012-05-09 2014-08-20 电信科学技术研究院 一种基于波束赋形的递归平均处理方法和设备

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