JP2000250032A - 面光源装置 - Google Patents

面光源装置

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JP2000250032A
JP2000250032A JP11051669A JP5166999A JP2000250032A JP 2000250032 A JP2000250032 A JP 2000250032A JP 11051669 A JP11051669 A JP 11051669A JP 5166999 A JP5166999 A JP 5166999A JP 2000250032 A JP2000250032 A JP 2000250032A
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light source
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source device
light guide
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JP11051669A
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English (en)
Inventor
Ryosuke Naito
亮介 内藤
Masayuki Shinohara
正幸 篠原
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体のサイズを大きくすることなく、指向性
を良好にできるコリメート光源を提供する。 【解決手段】 円盤状をした導光板22の下面中央部に
円錐状の光入射面28を設け、光入射面28に囲まれた
空間に光源25を配置する。導光板22下面には、光源
25を中心として、平坦面31と角度約45度の偏向面
32を同心状に、かつ交互に設ける。導光板22の上面
は光出射面26となっており、その上にレンズシート2
4を載置する。レンズシートは、円環状のシリンドリカ
ルレンズ33を同心状に配置したもので、各シリンドリ
カルレンズ33の焦点位置は対向する偏向面32の上に
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は面光源装置に関す
る。特に、コリメート光を出射させるための面光源装置
に関する。
【従来の技術】光学機器、例えばセンサ光源、投光器、
液晶表示装置のバックライト、フォトセンサ、懐中電
灯、信号機などではコリメート光が必要とされる場合が
ある。コリメート光が必要とされる場合には、一般にレ
ンズや反射鏡を用いて光源の光をコリメート光に変換し
ている。
【0002】例えば、従来のコリメート光源1は図1に
示すような構造を有している。ケース2の先端にはレン
ズ3が設けられており、レンズ3の焦点位置(ケース2
の底面)には光源4が配置されている。しかして、光源
4から出射された光5は、レンズ3で屈折することによ
って平行光束となり、コリメート光として出射される。
【0003】ところで、光源の大きさが一定であるとす
ると、コリメート光の指向性はレンズの面積によって決
まる。すなわち、図2(a)に示すように、光源4から
出てレンズ3でコリメート化されたコリメート光の指向
角をθ、レンズの面積をSとすると、輝度不変の法則の
結果として、 θ・S = 一定 … の関係があり、レンズ3の面積Sを大きくすることによ
ってコリメート光の指向角θを小さくすることができ
る。
【0004】よって、指向性の良好なコリメート光源を
得ようとすれば、図2(b)に示すように、大きな面積
Sを有するレンズ3を用いればよいが、大きな面積Sの
レンズ3を用いると焦点距離fも長くなり、レンズ3と
光源4との距離も大きくなる。この結果、コリメート光
源全体のサイズが大きくなり、これを利用する光学機器
の小型化を阻害する結果となる。
【0005】しかし、上記式から分かるように、光の
指向性はレンズの焦点距離に依存するのでなく、レンズ
の面積、すなわち光出射面の面積に依存している。この
ことは、必ずしもコリメート光源の体積が大きくなくて
もよく、光出射面の面積が大きければよいことを示して
いる。
【0006】光出射面の大きな光源としては、図3に示
すような面光源装置11が提案されている。これは、屈
折率の大きな透明樹脂からなる導光板12の端面に対向
させて光源13を配置し、光源13から出た光17を導
光板12の端面から導光板12内部に導入し、導光板1
2内部で光17を全反射させることによって光17を閉
じ込めるものである。導光板12の底面には拡散パター
ン(図示せず)が設けられており、導光板12の底面で
散乱された光17のうち、導光板12の上面に向けて全
反射の臨界角よりよ小さな入射角で入射した光17は、
導光板12の上面から外部へ出射される。導光板12の
上方にはマイクロプリズムアレイ14を配置し、その上
にスペーサ15を介してマイクロレンズアレイ16を配
置してあり、導光板12から出射された光17はマイク
ロプリズムアレイ14を通して偏向された後、マイクロ
レンズアレイ16でコリメート化されて出射される。
【0007】しかしながら、このような面光源装置11
では、導光板単体の場合と比べてマイクロプリズムアレ
イ14やスペーサ15、マイクロレンズアレイ16等が
積層されていて厚みが大きくなっている。このため、面
光源装置11の小型化が困難であり、面光源装置11の
製作も難しかった。
【0008】また、このような構造では、マイクロプリ
ズムアレイ14のサイズを小さくすればコリメート光の
指向性は良好になるが、光源13からの光がほとんどマ
イクロプリズムアレイ14に入射しなくなり、光の利用
効率が悪くなる問題がある。さらに、この面光源装置1
1では、図3と平行な平面(プリズムの配列方向の平
面)での指向性は向上しているが、図3と垂直な平面で
の指向性は改善されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の技術的
問題点を解決するためになされたものであり、その目的
とするところは、全体のサイズを大きくすることなく、
指向性を良好にできる面光源装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の面光源
装置は、光入射面及び光出射面を有する導光板と、前記
光入射面の近傍に配置された、導光板と比較して小さな
光源と、前記光出射面の上に設置されたマイクロレンズ
アレイとを備えた面光源装置において、前記光源から導
光板内に導入された光を前記光出射面への入射角が小さ
くなるように偏向させることができる偏向面を、前記導
光板の光出射面と対向する面に部分的に形成し、前記マ
イクロレンズアレイを構成するマイクロレンズの焦点を
ほぼ前記偏向面上に位置させたことを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の面光源装置は、請求項1
に記載の面光源装置における前記偏向面が、前記光出射
面に垂直で前記光源と偏向面を結ぶ方向を含む面内にお
いて、前記光出射面とほぼ45度の角度を成すことを特
徴としている。
【0012】請求項3に記載の面光源装置は、請求項1
に記載の面光源装置における前記偏向面が、前記光源を
中心とする円周方向に沿って形成され、前記マイクロレ
ンズアレイは、前記光源を中心とする円周方向に沿って
延びたシリンドリカルレンズによって構成されているこ
とを特徴としている。
【0013】請求項4に記載の面光源装置は、請求項1
に記載した面光源装置の前記導光板の光入射面近傍の領
域において、光源から遠くなるほど前記導光板の厚みが
厚くなっていることを特徴としている。
【0014】請求項5に記載の面光源装置は、請求項4
に記載の面光源装置における前記導光板の光入射面近傍
の領域が、偏向面を含まない領域であることを特徴とし
ている。
【0015】請求項6に記載の面光源装置は、請求項1
に記載の面光源装置において、前記光源から遠くなるほ
ど、前記マイクロレンズアレイの密度が大きいことを特
徴としている。
【0016】請求項7に記載の面光源装置は、請求項1
に記載の面光源装置において、前記偏向面よりも前記光
源に近い側で、前記導光板の光出射面と対向する面に凸
部を設けたことを特徴としている。
【0017】請求項8に記載の面光源装置は、請求項1
に記載の面光源装置において、前記光源の光軸を通る断
面にて、前記光出射面の法線に対する光入射面の傾きα
が、 0 < α < (π/2)−arcsin(1/n) (ただし、nは導光板の屈折率)を満たすことを特徴と
している。
【0018】請求項9に記載の面光源装置は、請求項1
に記載の面光源装置における前記導光板の上に、複数層
のマイクロレンズアレイを積層したことを特徴としてい
る。
【0019】請求項10に記載の面光源装置は、請求項
1に記載の面光源装置において、前記マイクロレンズア
レイを形成された部材と前記導光板とを互いに位置決め
するための嵌合手段を備えたことを特徴としている。
【0020】
【作用】請求項1に記載の面光源装置にあっては、光源
から導光板内に導入された光を光出射面への入射角が小
さくなるように偏向させることができる偏向面を導光板
の光出射面と対向する面に部分的に形成し、マイクロレ
ンズアレイを構成するマイクロレンズの焦点をほぼ偏向
面上に位置させているから、偏向面で偏向されて光出射
面に全反射の臨界角よりも小さな入射角で入射した光は
導光板の光出射面から出射され、マイクロレンズアレイ
を通過することによってコリメート化され、コリメート
光として出射される。また、光の出射面積は導光板の光
出射面全体に広げることができるので、コリメート光の
指向性を向上させることができる。さらに、主として光
源と導光板とマイクロレンズアレイによって構成され、
マイクロプリズムアレイなどを用いていないので、面光
源装置を小型化することができ、製作も容易になり、光
の利用効率も向上する。
【0021】請求項2に記載の面光源装置にあっては、
請求項1に記載の面光源装置における前記偏向面が、前
記光出射面に垂直で前記光源と偏向面を結ぶ方向を含む
面内において、前記光出射面とほぼ45度の角度を成し
ているから、光源側から導光されてきた光を反射するこ
とにより、光出射面への入射角が小さくなるように偏向
させることができる。
【0022】請求項3に記載の面光源装置にあっては、
請求項1に記載の面光源装置における前記偏向面が、前
記光源を中心とする円周方向に沿って形成され、前記マ
イクロレンズアレイは、前記光源を中心とする円周方向
に沿って延びたシリンドリカルレンズによって構成され
ているから、光源を中心とする円周方向で光の指向性が
悪くなることがない。
【0023】請求項4に記載の面光源装置にあっては、
請求項1に記載した面光源装置の前記導光板の光入射面
近傍の領域において、光源から遠くなるほど前記導光板
の厚みが厚くなっているから、光入射面から導光板内に
入射した光は、光入射面近傍の領域において反射される
ことによって光の進行方向を揃えられる。従って、面光
源装置から出射される光の指向性を向上させることがで
きる。
【0024】請求項5に記載の面光源装置にあっては、
請求項4に記載の面光源装置における前記導光板の光入
射面近傍の領域が、偏向面を含まない領域となっている
から、出射光の指向性を低下させるような光入射面近傍
の光が光出射面から出射されず、コリメート光の指向性
が向上する。
【0025】請求項6に記載の面光源装置にあっては、
請求項1に記載の面光源装置において、前記光源から遠
くなるほどマイクロレンズアレイの密度が大きくなって
いるから、導光板の光源付近の領域と光源から離れた領
域との輝度の差を小さくするのに有効である。
【0026】請求項7に記載の面光源装置にあっては、
請求項1に記載の面光源装置において、前記偏向面より
も前記光源に近い側で、前記導光板の光出射面と対向す
る面に凸部を設けているから、光出射面と対向する面に
おいて偏向面の近傍で反射した光が、その直後に偏向面
で反射することにより、コリメート光の指向性が低下す
るのを防止できる。
【0027】請求項8に記載の面光源装置にあっては、
請求項1に記載の面光源装置において、前記光源の光軸
を通る断面にて、前記光出射面の法線に対する光入射面
の傾きαが、 0 < α < (π/2)−arcsin(1/n) (ただし、nは導光板の屈折率)を満たしているから、
導光板の光入射面における反射をできるだけ少なくで
き、光の利用効率を向上させることができる。
【0028】請求項9に記載の面光源装置にあっては、
請求項1に記載の面光源装置における前記導光板の上
に、複数層のマイクロレンズアレイを積層しているか
ら、1層のマイクロレンズアレイでは出射光のコリメー
ト化が困難な場合でも、複数層のマイクロレンズアレイ
によってコリメート化することができる。
【0029】請求項10に記載の面光源装置にあって
は、請求項1に記載の面光源装置において、前記マイク
ロレンズアレイを形成された部材と前記導光板とを互い
に位置決めするための嵌合手段を備えているから、マイ
クロレンズアレイを構成するマイクロレンズの焦点位置
と偏向面とを簡単に、かつ精度よく位置合せすることが
できる。
【0030】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図4は本発明
の一実施形態による面光源装置21の一部破断した斜視
図である。この面光源装置21は円盤状をした導光板2
2の上にスペーサ23を介して同心円状のシリンドリカ
ルレンズパターンを有するレンズシート24を重ね、導
光板22の下面中央にLED等の小さな光源25を配置
したものである。
【0031】導光板22は、ポリカーボネイト樹脂やメ
タクリル樹脂等の透明で屈折率の高い樹脂によって円盤
状に成形されている。導光板22の上面は平坦に形成さ
れて光出射面26となっており、その中心には円柱状を
した位置決め用の突起27が突出している。導光板22
の下面中央部には、円錐状をした光入射面28が形成さ
れており、LED等の小さな光源25は光入射面28に
囲まれた窪み29に納めるようにして配置されている。
光入射面28の面積は、光出射面26の面積の1/10
以下であればよいが、1/100以下とすることが望ま
しい。光源25はできるだけ発光領域の小さなものが望
ましく、点光源が理想的であるが、光源25の発光領域
が光入射面28よりも小さい場合には、近似的に点光源
とみなすことができる。また、光入射面28には、レン
ズパターンやプリズム状パターン、拡散パターン等を加
工することにより(図示せず)、導光板22内部に入射
した光の指向性を高めるようにしてもよい。
【0032】光入射面28と隣接するその外周領域に
は、光入射面28よりも大きな頂角の円錐台状をした指
向角制御部30を設けてあり、この領域では導光板22
の厚みが光入射面28の中心から遠くなるに従って徐々
に厚くなっている。なお、この指向角制御部30には、
後述の偏向面32は設けない。
【0033】指向角制御部30よりも外周側において
は、導光板22下面は断面が階段状となるように形成さ
れており、導光板22の厚みは内周側で厚く、外周側へ
ゆくほど段階的に薄くなっている。詳しくいうと、導光
板22下面の断面階段状となった領域は、光出射面26
と平行な輪帯状の平坦面31と、環状の傾斜面からなる
偏向面32(段差部分)とが光源25を中心として同心
円状に、かつ交互に配列されている。平坦面31では導
光板22の厚みは均一になっているが、偏向面32では
導光板22の厚みが変化し、偏向面32の両側の平坦面
31では導光板22の厚みが不連続的に変化して導光板
22の厚みは外周側ほど薄くなっている。また、平坦面
31の幅(輪帯幅)は、外周側のものほど小さくなって
いる。偏向面32は、光出射面26の法線に対してほぼ
45度の角度をなす傾斜面とすることが望ましい。
【0034】また、導光板22の上面には、導光板22
とレンズシート24の間に所定間隔を保持させるため、
透明樹脂からなる所定厚みの円環シート状をしたスペー
サ23が置かれている。これは導光板22とレンズシー
ト24の間に空気層を設けることを目的としている。ス
ペーサ23の上には、円環状に湾曲した断面平凸レンズ
状のシリンドリカルレンズ(以下、レンズという)33
を同心円状に配列したレンズシート24を重ねている。
レンズシート24は、外周側ほどレンズ33の密度が小
さくなっており、レンズ33は外周側にに位置するもの
ほど焦点距離が短くなっている。レンズシート24に形
成されている各レンズ33は、その断面における光軸が
導光板22の偏向面32を通過するように配置されてお
り、導光板22及びレンズシート24の中心軸を通る各
断面において各レンズ33の光学的な焦点位置が対応す
る偏向面32上となるように設計されている。
【0035】図5に示すように、レンズシート24下面
の中心には、導光板22の突起27と精密に嵌合する位
置決め用の凹部34が設けられており、導光板22の突
起27とレンズシート24の凹部34とを嵌合させるこ
とによってレンズシート24と導光板22とを精密に位
置合せできるようにしている。突起27と凹部34の許
容誤差は、導光板22の大きさにもよるが、一般的には
数10μm〜100μmであり、これは射出成形などで
十分に製作可能な精度である。こうしてレンズシート2
4と導光板22を精密に位置合せすることにより、各レ
ンズ33の焦点位置を精度よく偏向面32に一致させる
ことができ、精度よいコリメート光を得ることができ
る。なお、スペーサ23には、突起27を通過させるた
めの孔35が開口されている。
【0036】レンズシート24に設けられている各レン
ズ33は、光源25から遠ざかるほど密度が高くなって
いる。これは、外周側へゆくほど、平坦面31の幅が短
くなって偏向面32の密度が次第に高くなることに対応
している。
【0037】導光板22の下面には、正反射シート36
が対向させられている。また、導光板22の外周縁の下
面には、面光源装置21を平らな面に安定に置くための
支持脚37が設けられている。
【0038】しかして、上記のような面光源装置21に
おいては、図6に示すように、光源25から出射した光
Lは、光入射面28から導光板22内部に入射する。こ
のとき光入射面28から導光板22の内部に入射した光
Lのうち、光出射面26に対して比較的小さな入射角で
導光板22内部に入射した光L1は、図6に示すよう
に、指向角制御部30で全反射されることにより、光の
進行方向が光出射面26と平行な方向に近くなるように
偏向させられる。この指向角制御部30の働きで、指向
角制御部30よりも外周方向へ広がってゆく光の進行方
向が揃えられ、指向性が向上させられる。
【0039】しかも、この指向角制御部30には偏向面
32を設けず、レンズシート24の中心部にはレンズ3
3を設けないようにしているので、光出射面26に対し
て小さな入射角で入射した光L1が指向角制御部30で
光の方向を揃えられることなく光出射面26から直ちに
出射されるのを防止できる。よって、面光源装置21か
ら出射されるコリメート光の指向性をより向上させるこ
とができる。
【0040】指向角制御部30から外周方向へ広がって
ゆく光Lは、光出射面26と平坦面31との間で全反射
を繰り返すことにより、さらに外周方向へ広がってゆ
く。偏向面32は光Lを全反射させることによって光L
の進行方向を光出射面26の法線方向へ曲げる働きをす
るので、偏向面32に入射した光Lは偏向面32で全反
射することによって光出射面26へ小さな入射角で入射
し、全反射の臨界角よりも小さな入射角で光出射面26
に入射した光Lは光出射面26から導光板22の外部へ
出射される。
【0041】導光板22の光出射面26から出た光L
は、スペーサ23及びレンズシート24を透過して前方
へ照射されるが、レンズシート24の各レンズ33の焦
点は偏向面32に位置しているから、偏向面32で反射
した光Lは各レンズ33によってコリメート化される。
こうしてレンズシート24で光Lがコリメート化される
ので、面光源装置21からは広い出射面積(光出射面2
6の中心を除く領域)でコリメート光が出射される。
【0042】上記のようにして、この面光源装置21に
あっては、指向角制御部30により、導光板22内部を
伝搬する光の指向性を良好にして光出射面26から出射
させるので、面光源装置21から出射されるコリメート
光の指向性が向上する。さらに、導光板22全体に光を
広げて光出射面26のほぼ全体から光を出射させること
により、コリメート光の出射面積を大きくすることがで
きるから、前記式から分かるように、面光源装置21
の指向角を小さくすることができる。よって、本発明に
よれば、指向性の良好なコリメート光源25を容易に製
作することができる。また、従来の面光源装置21のよ
うに、マイクロプリズムアレイ等を用いていないので、
面光源装置21を小型化でき、小型で指向性の良好なコ
リメート光源を製作することができる。
【0043】また、偏向面32及び平坦面31は、光源
25を中心として同心円状に配置されているので、導光
板22内を伝わる光は光源25を中心とする円周方向へ
偏向されることがなく、この方向で指向性が悪くなるこ
ともない。
【0044】導光板22の下面には正反射シート36が
対向しているから、図5に示すように、導光板22の下
面から漏れた光L2は正反射シート36で反射されて再
び導光板22内部に戻り、光出射面26以外から漏れる
光を少なくし、光の利用効率を高めて面光源装置21の
輝度を大きくできる。また、本発明の面光源装置21で
は、従来例のようにマイクロプリズムアレイを用いてい
ないので、マイクロプリズムアレイによって光利用効率
が低下する恐れもない。
【0045】また、導光板22の外周方向へ行くほど到
達する光量は少なくなるが、この面光源装置21では、
外周側ほど偏向面32及びレンズ33の密度を大きくし
て光出射面26から出射される確率を大きくしているの
で、面光源装置21の輝度分布を均一化することができ
る。また、これは、導光板22が外周側ほど薄くてレン
ズ33の焦点距離が短くなることとの整合性をとる上で
も都合がよい。
【0046】また、光源25の光の利用効率を向上させ
るためには、光源25から出た光のうち、光入射面28
で反射される光をできるだけ少なくすることが望まし
い。そのためには、光源25の光軸を通る断面におい
て、図7に示すように、光出射面26の法線に対する光
入射面28の傾きαが、 0 < α < (π/2)−arcsin(1/n) … を満たすようにすればよい。ただし、nは導光板22の
屈折率である。
【0047】上記式は、導光板22の光入射面28に
おける反射をできるだけ小さくするための条件である。
図7を用いて上記式を説明する。まず、光入射面28
が光出射面26に垂直であると、光源25から出て光入
射面28に入射する光の反射が大きくなる。従って、光
入射面は光源25の光軸に対して傾いていることが望ま
しい。すなわち、α>0 であることが望ましい。
【0048】光入射面28を傾けると、光源25から出
射される光が光入射面28に対してより垂直入射に近く
なり、光入射面28における反射を抑制することができ
るが、光入射面28の角度αを大きくし過ぎると、光入
射面28から導光板22内に入射した光が導光板22で
反射されることなく直ちに導光板22を突き抜けてしま
う。そこで、光入射面28に垂直入射した光が光出射面
26に全反射の臨界角θcで入射するときの角度αを上
限値と考えて、この上限値を求めると、図7から分かる
ように、 sin(π/2−α)=1/n となる。このときの角度αは、π/2−arcsin(1/
n)と表わされるから、好ましい光入射面28の角度は
上記式で表わされることになる。
【0049】(第2の実施形態)図8は本発明の別な実
施形態による面光源装置に用いられる導光板22の一部
を示す断面図である。この導光板22にあっては、導光
板22下面において、偏向面32に隣接して偏向面32
の内周側(光源25に近い側)に環状の凸部41を設け
ている(導光板22の内部から見ると凹溝になる)。ま
た、偏向面32の外面には正反射シート42を貼ってい
る。
【0050】図9は比較説明のため、凸部41を設けて
いない導光板22を示している。光線L6,L7は偏向
面32で反射した後、光出射面26から出射された光線
を示しており、光線L8は偏向面32の近傍において平
坦面31で反射した後に偏向面32で反射し、光出射面
26から出射された光線を示している。ここで、光線L
6と光線L8とは同じ角度で導光板22下面に入射して
いるが、光線L8は平坦面31で全反射した直後に偏向
面32に到達することで、光出射面26から出射される
光の指向性を悪くしている。
【0051】これに対し、図6に示した導光板22を用
いると、図9に示した光線L8が生じなくなり、偏向面
32の近傍において平坦面31で全反射した光が偏向面
32に到達するのを防止することができる。この結果、
面光源装置から出射される光の指向性をより向上させる
ことができる。
【0052】(第3の実施形態)図10は本発明のさら
に別な実施形態による面光源装置に用いられる導光板2
2の一部を示す拡大斜視図(導光板22内部から導光板
22の下面を見た斜視図)である。この導光板22にあ
っては、導光板22の円周方向に沿って偏向面32にプ
リズム状パターン43を形成している。このプリズム状
パターン43の各面43aの間の角度は略90度であ
る。偏向面32にプリズム状パターン43を形成するこ
とにより、偏向面32に入射する光L9をプリズム状パ
ターン43で2度全反射させることによって偏向面32
から導光板22の外部へ光が漏れるのを防止し、面光源
装置の光利用効率を向上させることができる。
【0053】(第4の実施形態)図11は本発明のさら
に別な実施形態による面光源装置51を示す一部破断し
た断面図である。この面光源装置51にあっては、レン
ズシート24に形成されているレンズ33の断面形状を
平凸レンズでなく、メニスカスレンズ形状にしている。
また、導光板22とレンズシート24の間に一定間隔を
保つためのスペーサ23は、導光板22とレンズシート
24の周辺部にのみ設け、接着剤で固定している。レン
ズ33の断面形状をメニスカスレンズ形状にしているの
で、導光板22の光出射面26とレンズシート24の間
に空隙52が生じる。そのため、レンズシート24又は
スペーサ23が導光板22に密着している場合に比べる
と、光出射面26における全反射の臨界角が大きくな
り、光出射面26から出射される光量が増加する。この
結果、導光板22とレンズシート24の界面で反射して
利用されない光が減少し、光の利用効率が向上する。
【0054】この面光源装置51でも、断面がメニスカ
スレンズ状をしたレンズ(円環状のシリンドリカルレン
ズ)33の光学的な焦点位置も導光板22の偏向面32
にあるので、光出射面26から光出射面26とレンズシ
ート24の間の空隙52に出射された光は、レンズ33
を透過してコリメート化される。
【0055】(第5の実施形態)図12は本発明のさら
に別な実施形態による面光源装置に用いられる導光板2
2の一部破断した断面図である。この導光板22にあっ
ては、正反射シートに代え、導光板22の下面に白色樹
脂53を塗布し、導光板22の下面から漏れた光を白色
樹脂53で反射させて導光板22内に戻し、光のロスを
少なくしたものである。また、この白色樹脂53の底面
を平らに成形し、導光板22を安定に置くことができる
ようにしており、白色樹脂53に支持脚の機能を持たせ
ている。また、レンズシート24の下面外周部には、導
光板22との間に空気層を設けるための、スペーサ代わ
りの突部23aが突設されている。
【0056】(第6の実施形態)図13は導光板22の
下面からの光の漏れを少なくする別な方法を説明する斜
視図である。この導光板22にあっては、下面の各平坦
面31及び偏向面32に円周方向に沿ったプリズム状パ
ターン54を形成している(偏向面32のプリズム状パ
ターン54については、図10も示したプリズム状パタ
ーン43と同様なものとなる)。導光板22内部を伝搬
する光は、導光板22の下面においては、プリズム状パ
ターン54で2度全反射させることにより、導光板22
の下面から光が漏れるのを防止することができる。
【0057】(第7の実施形態)導光板22から出射さ
れる光は指向性が悪いので、1枚のレンズシート24で
はコリメート化が困難な場合がある。そのような場合に
は、図14に示すように、2枚以上のレンズシート24
を積層し、導光板22から出射されて2枚以上のレンズ
シート24を通過した後に光線がコリメート化されるよ
うにすればよい。
【0058】このとき各レンズシート24に設けられる
レンズ33は断面メニスカスレンズ状とし、積層された
レンズ33間に空隙が生じるようにすれば、レンズ33
どうしの接触による干渉縞の発生を防止できる。また、
下層のレンズシート24の中央部に突起55を設け、上
層のレンズシート24の凹部56と下層のレンズシート
24の突起55とを嵌合させてレンズシート24間の位
置決めを行なう。
【0059】(第8の実施形態)図15は光源25の光
を導光板22内に効率よく導入するための構造を説明す
るための図であって、光入射面28の近傍を示す断面図
である。この導光板22では、導光板22の下面中央部
において略円柱状の窪み29を形成し、当該窪み29の
天面に反射鏡57を設け、窪み29の外周面を光入射面
28としている。このような構造によれば、光源25か
ら上方へ出射された光Lは、反射鏡57で反射された後
に光入射面28から導光板22内に入射する。従って、
光源25から上方へ出射された光を有効に利用すること
ができ、光利用効率を向上させることができる。
【0060】また、窪み29の天面に設ける反射鏡59
を、図16に示すように、光源25を焦点とする楕円の
一部を光源25の中心軸の回りに回転させてできる面で
形成すれば、光源25の光がさらに導光板22に導入さ
れ易くなり、光利用効率をより向上させることができ
る。
【0061】(第9の実施形態)図17は本発明の面光
源装置61(すなわち、導光板22、レンズシート24
等)を三角形状に形成したものである。面光源装置61
を三角形(正三角形、直角三角形など)にしておけば、
図17に示すように、複数の面光源装置61を隣接して
並べることにより大光量、大面積の面光源装置を得るこ
とができ、面光源装置61をアレイ化することができ
る。もちろん、アレイ化するための面光源装置61の形
状は、三角形に限らず、図18に示すように、四辺形
(正方形、長方形、平行四辺形など)でもよく、図19
に示すように六角形にしてもよい。
【0062】
【発明の効果】請求項1に記載の面光源装置によれば、
光源から導光板内に導入された光を光出射面への入射角
が小さくなるように偏向させることができる偏向面を導
光板の光出射面と対向する面に部分的に形成し、マイク
ロレンズアレイを構成するマイクロレンズの焦点をほぼ
偏向面上に位置させているから、指向性の良好なコリメ
ート光を出射することができる。さらに、マイクロプリ
ズムアレイなどを用いていないので、面光源装置を小型
化することができ、製作も容易になり、光の利用効率も
向上する。
【0063】請求項2に記載の面光源装置によれば、請
求項1に記載の面光源装置における前記偏向面が、前記
光出射面に垂直で前記光源と偏向面を結ぶ方向を含む面
内において、前記光出射面とほぼ45度の角度を成して
いるから、光源側から導光されてきた光を反射すること
により、光出射面への入射角が小さくなるように偏向さ
せることができる。
【0064】請求項3に記載の面光源装置によれば、請
求項1に記載の面光源装置における前記偏向面が、前記
光源を中心とする円周方向に沿って形成され、前記マイ
クロレンズアレイは、前記光源を中心とする円周方向に
沿って延びたシリンドリカルレンズによって構成されて
いるから、光源を中心とする円周方向で光の指向性が悪
くすることがない。
【0065】請求項4に記載の面光源装置によれば、請
求項1に記載した面光源装置の前記導光板の光入射面近
傍の領域において、光源から遠くなるほど前記導光板の
厚みが厚くなっているから、光入射面から導光板内に入
射した光を光入射面近傍の領域で反射させることによ
り、光の指向性を向上させることができる。
【0066】請求項5に記載の面光源装置によれば、請
求項4に記載の面光源装置における前記導光板の光入射
面近傍の領域が、偏向面を含まない領域となっているか
ら、出射光の指向性を低下させるような光入射面近傍の
光が光出射面から出射されず、コリメート光の指向性が
向上する。
【0067】請求項6に記載の面光源装置によれば、請
求項1に記載の面光源装置において、前記光源から遠く
なるほどマイクロレンズアレイの密度が大きくなってい
るから、導光板の光源付近の領域と光源から離れた領域
との輝度ばらつきを小さくできる。
【0068】請求項7に記載の面光源装置によれば、請
求項1に記載の面光源装置において、前記偏向面よりも
前記光源に近い側で、前記導光板の光出射面と対向する
面に凸部を設けているから、光出射面と対向する面にお
いて偏向面の近傍で反射した光が、その直後に偏向面で
反射することにより、コリメート光の指向性が低下する
のを防止できる。
【0069】請求項8に記載の面光源装置によれば、請
求項1に記載の面光源装置において、前記光源の光軸を
通る断面にて、前記光出射面の法線に対する光入射面の
傾きαが、 0 < α < (π/2)−arcsin(1/n) (ただし、nは導光板の屈折率)を満たしているから、
導光板の光入射面における反射をできるだけ少なくで
き、光の利用効率を向上させることができる。
【0070】請求項9に記載の面光源装置によれば、請
求項1に記載の面光源装置における前記導光板の上に、
複数層のマイクロレンズアレイを積層しているから、1
層のマイクロレンズアレイでは出射光のコリメート化が
困難な場合でも、複数層のマイクロレンズアレイによっ
てコリメート化することができる。
【0071】請求項10に記載の面光源装置によれば、
請求項1に記載の面光源装置において、前記マイクロレ
ンズアレイを形成された部材と前記導光板とを互いに位
置決めするための嵌合手段を備えているから、マイクロ
レンズアレイを構成するマイクロレンズの焦点位置と偏
向面とを簡単に、かつ精度よく位置合せすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコリメート光源を示す断面図である。
【図2】(a)(b)はコリメート光源におけるレンズ
の面積と指向角との関係を説明する図である。
【図3】従来の面光源装置を示す概略断面図である。
【図4】本発明の一実施形態による面光源装置を示す一
部破断した斜視図である。
【図5】図4の面光源装置において、導光板とレンズシ
ートとを分離して示す斜視図である。
【図6】図4の面光源装置における光の挙動を説明する
図である。
【図7】図4の面光源装置において、光入射面の角度の
決め方を説明する図である。
【図8】本発明の別な実施形態による面光源装置に用い
られる導光板の一部を示す断面図である。
【図9】図8の導光板に設けられている凸部の作用を説
明するための比較図である。
【図10】本発明のさらに別な実施形態による面光源装
置に用いられる導光板の下面の構造を示す一部破断した
斜視図である。
【図11】本発明のさらに別な実施形態による面光源装
置の一部破断した断面図である。
【図12】本発明のさらに別な実施形態による面光源装
置に用いられる導光板の一部破断した断面図である。
【図13】本発明のさらに別な実施形態による面光源装
置に用いられる導光板の下面側からの斜視図である。
【図14】本発明のさらに別な実施形態による面光源装
置の一部破断した断面図である。
【図15】本発明のさらに別な実施形態の面光源装置に
おける光入射面近傍の構造を示す断面図である。
【図16】本発明のさらに別な実施形態の面光源装置に
おける光入射面近傍の構造を示す断面図である。
【図17】本発明のさらに別な実施形態による面光源装
置を集合状態で示す平面図である。
【図18】本発明のさらに別な実施形態による面光源装
置を集合状態で示す平面図である。
【図19】本発明のさらに別な実施形態による面光源装
置を集合状態で示す平面図である。
【符号の説明】
22 導光板 24 レンズシート 25 光源 26 光出射面 27 突起 28 光入射面 30 指向角制御部 31 平坦面 32 偏向面 33 レンズ(円環状のシリンドリカルレンズ) 34 凹部 41 凸部 43、54 プリズム状パターン 59 反射鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H038 AA52 AA55 BA06 2H091 FA14Z FA16Z FA21Z FA23Z FA26Z FA31Z FA45Z FB02 FD06 FD12 LA11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光入射面及び光出射面を有する導光板
    と、前記光入射面の近傍に配置された、導光板と比較し
    て小さな光源と、前記光出射面の上に設置されたマイク
    ロレンズアレイとを備えた面光源装置において、 前記光源から導光板内に導入された光を前記光出射面へ
    の入射角が小さくなるように偏向させることができる偏
    向面を、前記導光板の光出射面と対向する面に部分的に
    形成し、前記マイクロレンズアレイを構成するマイクロ
    レンズの焦点をほぼ前記偏向面上に位置させたことを特
    徴とする面光源装置。
  2. 【請求項2】 前記偏向面は、前記光出射面に垂直で前
    記光源と偏向面を結ぶ方向を含む面内において、前記光
    出射面とほぼ45度の角度を成すことを特徴とする、請
    求項1に記載の面光源装置。
  3. 【請求項3】 前記偏向面は、前記光源を中心とする円
    周方向に沿って形成され、前記マイクロレンズアレイ
    は、前記光源を中心とする円周方向に沿って延びたシリ
    ンドリカルレンズによって構成されていることを特徴と
    する、請求項1に記載の面光源装置。
  4. 【請求項4】 前記導光板の光入射面近傍の領域におい
    て、光源から遠くなるほど前記導光板の厚みが厚くなっ
    ていることを特徴とする、請求項1に記載の面光源装
    置。
  5. 【請求項5】 前記導光板の光入射面近傍の領域は、偏
    向面を含まない領域であることを特徴とする、請求項4
    に記載の面光源装置。
  6. 【請求項6】 前記光源から遠くなるほど、前記マイク
    ロレンズアレイの密度が大きいことを特徴とする、請求
    項1に記載の面光源装置。
  7. 【請求項7】 前記偏向面よりも前記光源に近い側で、
    前記導光板の光出射面と対向する面に凸部を設けたこと
    を特徴とする、請求項1に記載の面光源装置。
  8. 【請求項8】 前記光源の光軸を通る断面において、前
    記光出射面の法線に対する光入射面の傾きαが、 0 < α < (π/2)−arcsin(1/n) (ただし、nは導光板の屈折率)を満たすことを特徴と
    する、請求項1に記載の面光源装置。
  9. 【請求項9】 前記導光板の上に、複数層のマイクロレ
    ンズアレイを積層したことを特徴とする、請求項1に記
    載の面光源装置。
  10. 【請求項10】 前記マイクロレンズアレイを形成され
    た部材と前記導光板とを互いに位置決めするための嵌合
    手段を備えた、請求項1に記載の面光源装置。
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