JP2000249100A - 排液装置 - Google Patents

排液装置

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JP2000249100A
JP2000249100A JP11050611A JP5061199A JP2000249100A JP 2000249100 A JP2000249100 A JP 2000249100A JP 11050611 A JP11050611 A JP 11050611A JP 5061199 A JP5061199 A JP 5061199A JP 2000249100 A JP2000249100 A JP 2000249100A
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JP
Japan
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casing
sealed container
air supply
air feed
tube
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Application number
JP11050611A
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English (en)
Inventor
Tadahiro Nagatomi
忠洋 永冨
Mitsuo Sanpei
三男 三瓶
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例え高粘度であったり、排液量が多量であっ
ても、密閉容器内の液体を確実に、しかも短時間に抜き
出すことができるようにした排液装置を提供する。 【解決手段】 密閉容器13内の液体を抜き出す排液装
置であって、密閉容器13内に高圧気体を導入する給気
手段21と、密閉容器13の内部に端部を挿入して気密
的に取付け可能な排液チューブ30とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、駆動装置
に備えられた減速機や軸封装置内の潤滑油を交換する際
に潤滑油を抜き出したり、密閉式タンクを備えた各種装
置の該タンク内に貯蔵された油、水或いは化学液等の液
体を抜き出すのに使用される排液装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、水中式や密閉式(準密閉式を含
む)の駆動装置は、原動機、減速機及び軸封装置等で構
成され、この減速機あるいは軸封装置内には潤滑油が注
入されており、この潤滑油は劣化した場合等に新しいも
のと交換される。
【0003】従来、この種の潤滑油の交換作業は、原動
機、減速機及び軸封装置等が一体となった駆動装置の最
下端部にある排油口のドレンを開放して、ここから潤滑
油を流し出した後、給油口から新しい潤滑油を給油した
り、分解して排油した後に新しい潤滑油を給油するよう
にしていた。しかしながら、この作業はかなり面倒で、
熟練を要するばかりでなく、危険を伴うものであった。
【0004】このため、排油ホースの一端に真空ポンプ
等の吸引装置を接続し、この排油ホースの他端を給油口
等から駆動装置の潤滑油タンク等の内部に挿入し、吸引
装置を駆動させて潤滑油を吸引することで排油すること
が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、真空ポ
ンプ等の吸引装置を使用して潤滑油を吸引する従来の技
術にあっては、潤滑油の粘度が低い場合や排油量が少な
い場合には有効であるものの、潤滑油が高粘度の場合や
排油量が多い場合には、真空ポンプの容量が不足して吸
引が不可能となったり、吸引に多くの時間を要すること
があるといった問題があった。
【0006】本発明は、上述の事情に鑑みて為されたも
ので、例え高粘度であったり、排液量が多量であって
も、密閉容器内の液体を確実に、しかも短時間に抜き出
すことができるようにした排液装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の排液装置は、密
閉容器内の液体を抜き出す排液装置であって、前記密閉
容器内に高圧気体を導入する給気手段と、前記密閉容器
の内部に端部を挿入して気密的に取付け可能な排液チュ
ーブとを有することを特徴とする。これにより、密閉容
器内に、例えば0.5〜0.8kg/cm程度の高圧
気体を導入して封入することで、密閉容器内の液体を該
液体内に先端を浸漬させて密閉容器の外方に延びる排液
チューブから確実かつ短時間で抜き出すことができる。
【0008】また、前記排液チューブには、前記密閉容
器内への挿入量を調節する調節機構を有する取付け金具
が備えられていることを特徴とする。これにより、排液
チューブの先端が密閉容器の底部に達するようにその挿
入量を調節することで、密閉容器内の液体のほぼ全量を
抜き出すことができる。
【0009】また、前記給気手段は、圧縮空気供給源ま
たは不活性ガス供給源に接続されていることを特徴とす
る。液体の種類によっては、空気中に含まれる酸素と反
応することもあるので、例えば窒素ガス等の不活性ガス
を高圧気体として使用することで、この危険性を回避す
ることができる。
【0010】更に、前記給気手段には、圧力計及び給気
バルブが備えられていることを特徴とする。これによ
り、密閉容器内に導入される高圧気体の圧力を圧力計に
より確認しながら、給気バルブの開度を調整すること
で、排液チューブからの排液量を調節することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の排液
装置について図面を参照して説明する。この実施の形態
は、原動機11と減速機12とを備えた水中式、或いは
密閉式の駆動装置10における該減速機12の密閉され
たケーシング(密閉容器)13内に注入された潤滑油の
引き抜きに使用した例を示すものである。
【0012】図1に示すように、この排液装置には、コ
ンプレッサや送風設備等の圧縮空気供給源20に接続さ
れて圧縮空気をケーシング13内に導入する給気手段2
1と、ケーシング13内に端部を挿入して、この内部の
潤滑油を流通させて外部に抜き取る排液チューブ30と
が備えられている。
【0013】前記給気手段21には、圧縮空気を給気す
る給気配管22が備えられ、この給気配管22の途中に
は、圧縮空気の給気量をコントロールして排油量を増減
するための給気バルブ23と、給気圧力を確認するため
の圧力計24が設置されている。そして、給気配管22
の自由端には、雄ねじ部22aが設けられ、この雄ねじ
部22aをケーシング13の上部に設けられた給油口1
3aの雌ねじ部に螺合することで、給気配管22がケー
シング13に気密的に取付けられるようになっている。
【0014】一方、前記排液チューブ30は、剛性の高
い、例えば鋼管製の金属チューブ31と、柔軟性に優れ
たビニールホース32とを連結部33で連結して構成さ
れているとともに、前記金属チューブ31をケーシング
13に取付けるための取付け金具34が備えられてい
る。
【0015】前記取付け金具34は、図2に詳細に示す
ように、内部に段差部を有し、一端の外周面に雄ねじ部
35aを、他端の内周面に雌ねじ部35bをそれぞれ形
成した略円筒状の金具本体35と、この金具本体35の
内部に収納されたパッキン36と、前記雌ねじ部35b
に螺合する中空の締付けグランド37とを有している。
そして、パッキン36は、金具本体35の段差部と締付
けグランド37の端面との間に一対の座金38を介在さ
せた状態で挟まれて、締付けグランド37の締付けによ
る前進に伴って、軸方向の内方に圧縮されて半径方向の
内方に膨出するように構成されている。
【0016】これにより、先ず金具本体35の雄ねじ部
35aをケーシング13の上部に設けられた給油口13
bの雌ねじ部に螺合し、必要に応じてパッキン39を介
在させることで、金具本体35をケーシング13に気密
的に取付ける。そして、金属チューブ31をその先端が
ケーシング13の底部付近に達する位置まで挿入した
後、締付けグランド37を締付け、パッキン36を半径
方向内方に膨出させて金属チューブ31の外周面に圧着
させることで、金属チューブ31を気密的に固定するよ
うになっている。
【0017】次に、この実施の形態における排油作業の
手順について説明する。先ず、給気手段21の給気配管
22及び排液チューブ30をケーシング13に気密的に
取付ける。この時、金属チューブ31は、その先端がケ
ーシング13の底部より、例えば3〜5mm程度に位置
するようにして、締付けグランド37を締付けて固定す
る。
【0018】次に、給気配管22の他端をコンプレッサ
あるいは送風設備等の圧縮空気供給源20に接続し、圧
力計24により圧力を確認しながら、給気バルブ23を
徐々に開ける。この時の圧力は、例えば、0.5〜0.
8kg/cm程度に設定し、これにより、ケーシング
13内の潤滑油が排油チューブ30内を流れてビニール
ホース32の先端から排油されることを確認する。
【0019】そして、給気バルブ23の開度を調整しな
がら、排油量を調節し、ケーシング13から全量の潤滑
油が抜け終わった時に給気バルブ23を閉めて、排油作
業を完了する。
【0020】なお、前記実施の形態にあっては、高圧気
体として圧縮空気を使用した例を示しているが、給気手
段を圧縮空気供給源の代わりに不活性ガス供給源に接続
して、例えば窒素ガス等の不活性ガスを高圧気体として
使用しても良い。液体の種類によっては、空気中に含ま
れる酸素と反応することもあるので、このように不活性
ガスを使用することで、この危険性を回避することがで
きる。
【0021】また減速機の排油に使用した例を示してい
るが、軸封装置の排油に使用したり、あるいは密閉式タ
ンクを備えた各種装置の該タンク内に貯蔵された油、水
或いは化学液等の液体を抜き出すのに使用できることは
勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例え高粘度であったり、排液量が多量であっても、密閉
容器内の液体を確実に、しかも短時間に抜き出すことが
でき、しかも排液作業を安全に行うことができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の排液装置の使用例を示す
一部切断の正面図である。
【図2】同じく、取付け金具部の拡大断面図である。
【符号の説明】
13 ケーシング(密閉容器) 20 圧縮空気供給源 21 給気手段 22 給気配管 23 給気バルブ 24 圧力計 30 排液チューブ 31 金属チューブ 32 ビニールホール 34 取付け金具 35 金具本体 36 パッキン 37 締付けグランド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内の液体を抜き出す排液装置で
    あって、 前記密閉容器内に高圧気体を導入する給気手段と、 前記密閉容器の内部に端部を挿入して気密的に取付け可
    能な排液チューブとを有することを特徴とする排液装
    置。
  2. 【請求項2】 前記排液チューブには、前記密閉容器内
    への挿入量を調節する調節機構を有する取付け金具が備
    えられていることを特徴とする請求項1記載の排液装
    置。
  3. 【請求項3】 前記給気手段は、圧縮空気供給源または
    不活性ガス供給源に接続されていることを特徴とする請
    求項1記載の排液装置。
  4. 【請求項4】 前記給気手段には、圧力計及び給気バル
    ブが備えられていることを特徴とする請求項1記載の排
    液装置。
JP11050611A 1999-02-26 1999-02-26 排液装置 Pending JP2000249100A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104110573A (zh) * 2013-04-18 2014-10-22 气体科技能源概念公司 用于喷枪、燃料电池、热喷涂、热去毛刺和富勒烯制造设备的燃料模块
CN108609572A (zh) * 2018-03-14 2018-10-02 李贺敏 一种可避免造成污染的汽车生产油液加注设备

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