JP2000246560A - 型枠用ボルト締緩装置 - Google Patents

型枠用ボルト締緩装置

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JP2000246560A
JP2000246560A JP11056655A JP5665599A JP2000246560A JP 2000246560 A JP2000246560 A JP 2000246560A JP 11056655 A JP11056655 A JP 11056655A JP 5665599 A JP5665599 A JP 5665599A JP 2000246560 A JP2000246560 A JP 2000246560A
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bolt
pinion
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axis direction
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Kazumitsu Kawai
一光 川合
Yoshihide Nakamoto
良英 中元
Satoshi Tahira
敏 田平
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SHINKO TECHNO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型枠の走行方向の長さが短く、省スペースと
作業の効率化に適した型枠用ボルト締緩装置を提供す
る。 【解決手段】 Y軸移動台をラックとラックに移動自在
に係合する複数のピニオンとピニオンの回転軸を軸支
し、ピニオンの回転にともなって移動自在なガイド体を
有するものとし、ねじ軸方式のように支持具や防塵カバ
ーを必要とせず、また、複数のY軸移動台を上流端側に
密接に待機させ、ボルト位置検出手段のボルト位置信号
を受けて、ボルト群のそれぞれの位置上にボルト締緩ツ
ールを個別に移動させる制御手段を有し、一括制御方式
のように対象ボルト群のピッチに対応する間隔を開けて
待機させる必要がなく、その分だけY軸方向の長さを短
くすることができたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートポー
ル、パイル等を成形する分割可能な型枠の締結ボルトの
締め又は緩めを自動的に行う型枠用ボルト締緩装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリートポール等の製造工程は、
(1) 心となる鉄筋の組立、(2) 鉄筋の型枠への組込み、
(3) 型枠のボルト締め、(4) 鉄筋の緊張とコンクリート
の注入、(5) 遠心力によるコンクリートの締め固め、
(6) 蒸気養生槽での養生、(7) 型枠のボルト緩め、(8)
脱型、(9) 空気中での養生などの順序で行われる。型枠
用ボルト締緩装置は、この工程(3) 及び(7) に用いられ
るものである。
【0003】型枠1は、例えば、図2に示す如く半円状
の2個の割型2と3からなり、それぞれの端部に突出す
るフランジ2a,3aを重ね合わせ、ボルトb(b1
2,b3 ・・・)で締結することにより中空円筒状に
形成される。そして、このボルトbを緩めて抜くことに
より、分解される。型枠1は、タイヤ5により回転自在
に支持されており、この型枠1内にコンクリートを注入
し、図示しない回転機構により型枠1を回転させること
により、コンクリートの締め固めが行われるようになっ
ている。
【0004】図7において、型枠1のボルトを型枠用ボ
ルト締緩装置10,10で締める工程は、型枠1を位置
(a) から位置(b) へと通過させつつ行い、ボルト締めを
終わった型枠1は、コンクリート注入を行うため位置
(c) へ、次いでコンクリートの締め固めのため位置(d)
へと順次送っていくのが、スペース利用の上からみて効
率的である。ところで、型枠1は、細長いものであるた
め、型枠用ボルト締緩装置10の長さが長いと、型枠1
が型枠用ボルト締緩装置10から抜けられず、位置(b)
から位置(c) への移動ができなくなるため、型枠用ボル
ト締緩装置10の設置ができないか、あるいはいったん
位置(a) へ戻してから位置(c) ,位置(d) へ移動させる
など大幅な変更を強いられることになる。したがって、
型枠用ボルト締緩装置10の長さを少しでも短くするこ
とが強く求められていた。
【0005】図8は、本出願人が、先に提案した型枠用
ボルト締緩装置(特開昭10−109233号)の側面
図である。図8において、1はボルト締めしようとする
型枠であり、種々の直径のものがある。型枠用ボルト締
緩装置10aは、それぞれボルトを締め・緩めするツー
ル60、X軸方向(型枠1の幅方向)に移動するX軸移
動台20、Y軸方向(型枠1の長さ方向)に移動するY
軸移動台30、Z軸方向(上下方向)に移動するZ軸移
動台40等からなる。
【0006】X軸移動台20は、基台50上に設けられ
たリニヤガイド51にそってX軸方向に移動自在に設け
られている。また、X軸移動台20上には、両端に設け
られた支柱41とその上部に設けられた横棒42からな
るフレームが形成され、Z軸昇降台40は両支柱41,
41に摺動自在に設けられたボス部43,43によって
支持されている。Z軸移動台40の昇降用モータ44に
よって与えられる回転力が伝達機構45(傘歯車45
a,伝達軸45b,ジャッキ45c,ねじ軸45d)に
よってナット46に伝達され、ねじ軸45dの回転にと
もなってナット46が昇降し、それにともなってZ軸移
動台40が昇降する。
【0007】Z軸移動台40の上には型枠用ボルト締緩
装置10aの長さ方向に延在する非回転ねじ軸31が設
けられ、支持具33,33によって、その両端をZ軸移
動台40に固設されている。そして、ねじ軸31には複
数のナット32α,32β,32γが螺合され、図示し
ない回転駆動機構によって、回転することにより、ねじ
軸31にそって型枠の長さ方向に移動自在に設けられて
いる。複数のY軸移動台30(30α,30β,30
γ)は、ナット32α,32β,32γを介してねじ軸
31に結合されるとともに、ねじ軸の背面側にねじ軸と
平行に配設されたリニヤガイドにそって摺動自在に支持
されている(以下この移動機構を「ねじ軸方式」とい
う。なお、ねじ軸方式には、非回転ねじ軸方式だけでな
く、ねじ軸自体が回転するようにしたものもある) また、各Y軸移動台30(30α,30β,30γ)に
は、それぞれボルト締緩ツール60(60α,60β,
60γ)が昇降自在に保持される。図8において、型枠
台車6に載置された型枠1は方向Iにむかって走行して
おり、型枠位置検知器21の基準体検知センサ27が型
枠1のタイヤ5を検知すると、型枠位置検知器21が作
動して、型枠1のY軸方向の走行位置を検出するよにな
っている。
【0008】上記の従来の型枠用ボルト締緩装置10a
においては、Y軸移動台30の移動のために必要なねじ
軸31の有効長以外にY軸方向に必要なスペースとし
て、まず支持具33がある。また、型枠用ボルト締緩装
置10aのY軸移動台30は、前述のように複数のナッ
ト32を介してねじ軸と結合されているが、この構造で
は埃が付着するととれにくいので累積していく傾向があ
り、やがてナットの回転を阻害することになる。これを
防止するため、図6に示すようにY軸移動台30α,3
0γと支持具33との間に蛇腹カバーを設けるためのス
ペースWcが必要となり、その分ねじ軸31を長くしな
ければならないという問題もあった。
【0009】また、型枠用ボルト締緩装置10aのY軸
移動台30の初期位置は、図8の位置#1,#2,#3
に示すようにねじ軸31の上流側に互いに密接している
が、型枠1の接近が検知されると、図6に示すように、
Y軸移動台30β(及びボルト締緩ツール60β)を基
準とし、Y軸移動台30α(及びボルト締緩ツール60
α)、Y軸移動台30γ(及びボルト締緩ツール60
γ)をボルトのピッチに合わせた所定間隔nを隔てて待
機させるものであり、型枠1の進入により、3基のY軸
移動台30α,30β,30γ(ツール60α,60
β,60γ)が対象ボルト群b3 ,b2 ,b1 上に位置
したとき全ツールを一括して型枠1と同調移動させつつ
締緩動作を行なう。ツール位置60α1 ,60β1 ,6
0γ1 で、締め・緩めが終わると、次の対象ボルト群の
ピッチにツール間隔を合わせながら、待機位置に復帰す
るか、又は次の対象ボルト群との合流位置に移動させて
同調移動させつつ締緩作業を行なう。以下同様にして、
順次移動、同調、締め・緩めを行なうものである(以下
この制御方式を「一括制御方式」という)。ボルトピッ
チは型枠の種類によってさまざまであるが、ねじ軸31
は、その最大のものに対応できる長さを備える必要があ
り、そのための余分の長さが必要になるという問題があ
った。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するためになされたものであって、型枠の走行方
向の長さが短く、コンクリートポール等の製造工場の省
スペースと流れ作業の効率化に適した型枠用ボルト締緩
装置の提供を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のうち請求項1の発明は、一方向に移動する
型枠のボルトの締め・緩めを行う型枠用ボルト締緩装置
であって、前記型枠の幅方向(X軸方向)及び上下方向
(Z軸方向)に移動自在なX軸・Z軸移動台と、前記X
軸・Z軸移動台に固設され、前記型枠の長さ方向(Y軸
方向)に延在するリニア固定体と、前記リニア固定体に
係合してその一面上を長さ方向(Y軸方向)に移動する
移動体を有し、前記移動体の移動にともない、前記型枠
の長さ方向(Y軸方向)に移動自在に列設された複数の
Y軸移動台と、このY軸移動台に対して昇降自在に設け
られ、ボルトの締め・緩めを行うボルト締緩ツールとを
備え、前記リニア固定体は、ラックからなり、前記Y軸
移動台は、前記ラックに係合するピニオンと、前記ピニ
オンの回転軸を回転駆動する駆動手段と、前記ラックに
摺動自在に結合され、前記ピニオンの回転軸を回転自在
に軸支し、前記ピニオンの回転にともなって前記ピニオ
ンとともにY軸方向に移動自在なガイド体とを有するこ
とを特徴とする。Y軸移動台は、X軸・Z軸移動台に固
設され、Y軸方向に延在するラックとこれに螺合するピ
ニオンの回転にともなってY軸方向に移動自在に設けら
れている(以下この移動機構を「ラック・ピニオン方
式」という)ので、ねじ軸方式のように支持具を必要と
せず、また埃もたまりにくいので、防塵カバーを設ける
必要がない。
【0012】また、請求項2記載の発明は、一方向に移
動する型枠のボルトの締め・緩めを行う型枠用ボルト締
緩装置であって、前記型枠の幅方向(X軸方向)及び上
下方向(Z軸方向)に移動自在なX軸・Z軸移動台と、
前記X軸・Z軸移動台に固設され、前記型枠の長さ方向
(Y軸方向)に延在するリニア固定体と、前記リニア固
定体に係合してその一面上を長さ方向(Y軸方向)に移
動する移動体を有し、前記移動体の移動にともない、前
記型枠の長さ方向(Y軸方向)に移動自在に列設された
複数のY軸移動台と、このY軸移動台に対して昇降自在
に設けられ、ボルトの締め・緩めを行うボルト締緩ツー
ルと締め・緩めすべきボルトの位置を検出するボルト位
置検出手段と、前記複数のY軸移動台を前記リニア固定
体の上流側端に互いに密接して待機させ、前記ボルト位
置検出手段のボルト位置信号を受けて、前記締め・緩め
すべきボルト群のそれぞれの位置上にボルト締緩ツール
を個別に移動させ、ボルトを締緩するよう制御する制御
手段とを備えてなることを特徴とする。制御手段を、複
数のY軸移動台をリニア固定体の上流側端に互いに密接
して待機させ、ボルト位置検出手段のボルト位置信号を
受けて、締め・緩めすべきボルト群のそれぞれの位置上
にボルト締緩ツールを個別に移動させる(以下この制御
方式を「個別制御方式」という)ので、ボルト締緩ツー
ルを対象ボルト群のピッチに対応する間隔を設けて待機
させる必要がない。
【0013】なお、本発明において、リニア固定体と
は、ラック、ねじ軸、リニアモータの固定子など、細長
の平板や真っ直ぐな棒のようなリニアな形状を有し、支
持台に固定されてその一面上を後記移動体が移動可能に
係合し得るものをいい、移動体とは、ピニオン、ナッ
ト、リニアモータの回転子など、前記リニア固定体の一
面上を移動可能に係合しうるものをいう。また、係合と
は、噛合、螺合、電磁結合などエネルギ伝達、エネルギ
ー変換に関する係わり合いのすべてをいう。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図において従来の型枠用ボ
ルト締緩装置と基本的に同じ部分は、図8と同じ符号を
付し、説明を省略し、一部図示を省略する。
【0015】図1は、これから型枠1のボルトを締緩し
ようとする本発明の型枠用ボルト締緩装置10の説明図
であり、図2は、型枠1とボルト位置検出手段の一部を
示す斜視図でありる。型枠1の突出するフランジ2a,
3aは、両側にあるから、型枠用ボルト締緩装置10
は、図面の手前側に対称に設けられるものを含めて1対
設けられるが、同じ働きをするので、片方のみで説明す
る。図1において、20はX軸方向(型枠1の幅方向)
に移動自在なX軸移動台、40は前記X軸移動台に配置
されてZ軸方向(上下方向)に移動自在なZ軸移動台、
50は基台、60はボルトを締め・緩めするボルト締緩
ツール(以下単に「ツール」ともいう)であり、これら
は図8のものと同じである。X軸移動台20とZ軸移動
台40を総称するときは、以下X軸・Z軸移動台とい
う。
【0016】Z軸移動台40上にラック11が固設さ
れ、型枠の長さ方向(Y軸方向)に延在している。複数
のY軸移動台12(12α,12β,12γ)は、ラッ
ク11に係合するピニオン13(13α,13β,13
γ)と、このピニオンの回転軸15(15α,15β,
15γ)を減速機16(16α,16β,16γ)を介
して回転駆動する駆動手段17(17α,17β,17
γ)と、後述するガイド体(図示せず)とを有する。
【0017】なお、本発明において、ラックとは、以下
に詳述するように、平らな板又は真っ直ぐな棒などの一
面に等間隔に同形の歯を刻んだものだけでなく、円柱状
のピンを等間隔に回転可能に軸支するレール状体など、
ピニオンの回転軸の回転にともないピニオンがその上を
移動可能に係合する形成された同機能のものを含む。ま
た、本発明において、ピニオンとは、小円柱体の円周に
等間隔に同形の歯を刻んだものだけでなく、同軸に結合
された2枚の円板の円周部に小円柱状のピンを等間隔に
軸支する小歯車状体や図4に基づいて後述する2本のピ
ンと偏心クランクシャフトとを揺動プレートで結合した
揺動体など、その回転軸の回転により前記ラック上を移
動可能に形成された同機能のものを含む。
【0018】図3は、上記ラック11とY軸移動台12
のピニオン13及びガイド体14の一例を示す斜視図で
ある。ガイド体14の上下面14a,14bの縁部は、
ラック11の上下面11a,11aに設けられたガイド
溝11a1 ,11a1 に摺動自在に結合され、またガイ
ド体の上下面14a,14bの中央部は、ピニオン13
の回転軸15を回転自在に軸支する。そして、ピニオン
13の回転軸15が駆動手段17によって回転される
と、その回転にともなってピニオン13とともにY軸方
向に移動するので、このY軸移動台に対して昇降自在に
設けられたボルト締緩ツール60(60α,60β,6
0γ)もそれにともなって移動する。
【0019】図4は、ラックとY軸移動台の別の例を示
す模式図である。この例のピニオン13′は、円柱状の
2本のピン13′aと偏心クランクシャフト13′bと
両者を結合する揺動プレート13′cとを有し、偏心ク
ランクシャフト13′bの回転軸15′は、ガイド体1
4′によって回転自在に軸支されている。ガイド体1
4′は、図3のガイド体14と同様、ラック11′の上
下面11′aに設けられたガイド溝11′a1 に摺動自
在に結合されている。この二つの偏心クランクシャフト
13′bの回転軸15′のいずれかを図示しない回転駆
動手段によって回転させることにより、Y軸移動台1
2′がY軸方向に移動する。
【0020】位置(a) において、ラック11′の歯型の
谷間に嵌合されていた円柱ピン13′aの中心は、偏心
クランクシャフト13′bの矢示方向への回転にともな
い、揺動プレート13′cを介して、図4(d) に示す矢
示方向に運動し、ラック11′の歯面上を進行する。一
方、偏心クランクシャフト13′bの回転軸15′はガ
イド体14′に軸支されているので、ピニオン13′
は、円柱状ピン13′aの進行にともなって、位置(b)
、位置(c) の方へと直線的に移動する。以上は、揺動
体からなるピニオン13′が1枚の場合についての説明
であるが、実際にはこのようなピニオン13′を単位ピ
ニオンとして、この単位ピニオンをZ軸方向に複数枚設
けたものとし、各単位ピニオンの円柱ピン13′aが位
相差をもって、順次ラック11′と噛みあうようにすれ
ば、両者の結合がいっそう強固になり、Y軸移動台の移
動が一層スムースになるので好ましい。
【0021】ラック11,11′は、X軸・Z軸移動台
上にそれ自体が固設されるのでねじ軸方式のように、別
に支持具を設ける必要がなく、また、ラック11,1
1′も、これに係合するピニオン13,13′も、歯面
にも埃がたまりにくいので防塵カバーを設ける必要がな
いので、それだけY軸方向の長さが短くなる。
【0022】次に、図1にもどり、ボルト位置検出手
段、制御盤及び操作盤について説明する。90は、型枠
走行位置検出器で、型枠台車6に取り付けられたラック
91とこれに係合し、型枠の走行にともなって回転する
ピニオン及びピニオンの回転数を計測するエンコーダか
らなる計測部92とで構成される。型枠走行位置検出器
90の計測部92は、図示のように型枠用ボルト締緩装
置10の上流側に設けられるだけでなく、図示しない下
流側にも設けられる。型枠1の前端が型枠用ボルト締緩
装置10内を通過し、下流側に設けられた図示しない計
測部92の前に達する時間になると、制御盤70からの
信号により、この下流側の計測部92のピニオンが型枠
1の前記ラック91に係合し、制御盤70の記憶部70
bに記憶された前記上流側の計測部の読みに下流側計測
部の読みを加算していくように形成されているので、走
行完了まで連続して走行距離が計測される。93は、X
軸方向の距離を測定するX距離計、94は、Z軸方向の
距離を測定するZ距離計で、X軸・Z軸移動台に取り付
けられている。X距離計93及びZ距離計94には、例
えばレーザ変位計が用いられる。
【0023】制御盤70は、演算部70a,記憶部70
b,タイマー部70cを備えている。制御盤70は、ボ
ルト位置(X,Z)に応じてX距離計93をZ軸方向
に、Z距離計94をX軸方向に移動自在に移動させ、そ
れらがボルト位置(X,Z)を検出するように制御する
ほか、必要な制御を行う。記憶部70bには、ボルト検
出ルーチンや、ボルト締緩ルーチンが格納されている。
また、記憶部70bには、ボルト等の検出を行った測定
結果を個々の型枠ごとにファイルとして保存できるよう
になっている。Y軸方向のボルト位置(Y)は、型枠1
が図1のようにY座標の負方向に、移動速度Vで走って
いるものとし、距離計93,94のY座標をYsとする
と、距離計93,94がボルト位置(X,Z)を検知し
た時間からT秒後のボルト位置Yは、式で得られる。 Y=Ys−(V×T) なお、距離計93,94とツール60γの間のY軸方向
の距離をY0 とし、 T=Y0 /V としておくと、距離計93,94がボルト位置(X,
Z)を検知してから、T秒後にボルトb1 がツール60
γの直下にくることになる。速度は、型枠走行位置検出
装置90から制御盤70に入力される走行距離に関する
信号fY と制御盤70のタイマー部70cによって計測
される走行時間から演算部70aによって求められる。
【0024】こうして、対象ボルト群b1 ,b2 ,b3
の位置が検知されると、後述するようにボルト締緩ルー
チンにしたがって、制御盤70からY軸移動台12γ,
12β,12αのサーボモータ17γ,17β,17α
に順次制御信号g1 ,g2 ,g3 が送られ、ピニオン1
3γ,13β,13αが駆動されて、Y軸移動台12
γ,12β,12α(及びツール60γ,60β,60
α)が対象ボルト群b1,b2 ,b3 の上に順次移動
し、予め操作盤から入力された締緩条件にしたがって、
順次締緩作業が行われる。
【0025】操作盤80は、ボルト締緩ツール60がボ
ルトb1 ,b2 ,b3 を締緩する際の回転速度や、その
トルク限界等の必要な諸条件を設定し、制御盤70に入
力し、また、制御盤70から必要なデータを読み出して
表示を行う。
【0026】上記のX距離計93、Z距離計94、型枠
走行位置検出装置90とそれらの信号を受け、対象ボル
ト群のボルト位置を演算する制御盤70と操作盤80の
機能とが本発明のボルト位置検出手段を構成する。ま
た、上記Y軸移動台12の待機位置への復帰や待機位置
からボルトの上に移動させ、ボルトを締緩したり、待機
位置へ復帰させたりする過程を制御する制御盤70のボ
ルト締緩ルーチンとサーボモータ17α,17β,17
γの検出部及び操作盤が本発明の制御手段を構成する。
なお、本例ではX距離計93、Z距離計94は、X軸・
Z軸移動台に取り付けたが、X軸・Z軸移動台とは別個
に型枠の走行路の両側の適所に設け、X・Z平面内での
X距離計93、Z距離計94自体の動きを制御すること
によって、ボルト位置(X,Z)を検知できるようにし
てもよい。
【0027】なお、型枠1のボルト群b1 ,b2 ,b3
・・・は、その表面の磨耗や錆により締緩がスムースに
行われなくなるので、従来手作業で注油を行なっている
が、Z軸移動台40の適所に注油器を取り付け、制御盤
70の記憶部に、上記ボルト締緩作業で、例えば型枠1
の進入により、注油ノズルが締緩すべき対象ボルトに位
置したタイミングに注油器から潤滑油を注油するよう制
御する注油ルーチンを記憶させて、自動注油手段を構成
しておくのが好ましい。
【0028】次に、型枠用ボルト締緩装置10のボルト
検出動作、ボルト締緩動作について、図1及び図5にも
とづいて詳述する。まず、操作盤80を操作することに
より、ツール60のソケットの回転速度や、そのトルク
限界等の必要な諸条件を設定する。型枠1を台車6にセ
ットし、運転ボタンを押すと、先ず図示しない型枠検出
装置により、型枠のサイズが検出され、型枠1のサイズ
によって、あらかじめ決められたX軸方向、Z軸方向の
位置へツール60がくるようX軸移動台、Z軸移動台を
移動させて位置決めされ、また、Y軸移動台12α,1
2β,12γ(及びボルト締緩ツール60α,60β,
60γ)を初期位置へと移動し、型枠走行位置検知器9
0の計測部がラック91に係合する。そして、これらの
移動が完了すると、型枠1がスタートする。図示しない
型枠進入検出用光電スイッチにより、型枠1の進入が検
知されると、X距離計、Z距離計、型枠走行位置検出装
置などのボルト位置検出手段により、ボルトb1
2 ,b3 が順次検出される。Y軸移動台12α,12
β,12γの待機位置は、従来の一括制御方式の場合と
異なり、図5に示すように初期位置のまま、リニア固定
体であるラック11の上流側端に密接して並んでいる。
このときのボルト締緩ツール60α,60β,60γの
相互間隔をmとすると、このmは、Y軸移動台12α−
12β間、12β−12γ間に、相互の接触による損傷
を防止するために、Y軸移動台12βの両側に設けられ
たフィックスドダンパ19,19が入るだけの最小限の
間隔であり、Y軸移動台12α,12γとラック11の
端部11b,11bとの間隔は、クッションダンパ1
8,18が入るだけの最小限の間隔である。
【0029】型枠1が、図2に示すように、Y軸方向に
一定速度、例えば10m/minで移動する。図示しな
い型枠検出装置からの信号により、型枠1のサイズが判
定されると、記憶部70bからその型枠のボルトb1
標準のX,Z座標を読みとり、型枠位置検出装置90と
制御盤のタイマー部70cから、走行速度Vを読みと
り、制御盤70からの制御信号により、先ずZ距離計9
4をボルトb1 を視野に入れることのできる位置に移動
する。そして、まずZ距離計94でボルトb1 のZ軸方
向の距離Z1 を測定し、その検出信号fZ を制御盤に入
力する。それを受けた制御盤70からの制御信号によ
り、X距離計のZ軸方向の位置をそれに合わせると、ボ
ルトb1 がX距離計の視野に入り、X軸方向の距離X1
が正確に測定されるので、その検出信号fX を制御盤に
入力する。それを受けた制御盤70からの制御信号によ
り、Z距離計のX軸方向の位置がさらに正確に制御され
る。
【0030】さらに、図1及び図5において、記憶部7
0bから読み出された式により、演算部70aでボル
トb1 のT時間後のY軸方向の位置Y1 を演算し、制御
盤70から、Y軸12γの駆動手段であるサーボモータ
17γ上に制御信号g1 を送り、演算されたT秒後にボ
ルト位置(X1 ,Y1 ,Z1 )がツール60γの直下に
くるので、ツール60γのY軸方向の移動速度を型枠1
のそれと同調させ、ストロークS移動しながらボルトb
1 の締緩動作を行なう。同様にして、ボルトb2 ,b3
の位置(X2 ,Y2 ,Z2 ),(X3 ,Y3 ,Z3 )を
検出し、演算し、制御盤70からの制御信号g2 ,g3
によって、そのボルトがツール60β1 ,60α1 の直
下にきたとき、それぞれ型枠1と同調移動を開始させ、
型枠1と並走させながら、ボルトb2 ,b3 を締緩す
る。すべてのツールが締緩作業を終わったとき全ツール
をいったん待機位置に復帰させてから、上記と同様にし
て個別に同調、締緩を行なうか、又は順次検出される次
の対応するボルトとの一番近い合流点を演算して、その
上に個別に移動させ、締緩作業を行なう。
【0031】次のボルト群b4 ,b5 ,b6 (図示せ
ず)についても同様に、位置検出を行ない、Y軸移動台
12,ツール60の移動を行ない、以下順次繰り返し行
うが、これらの中で、ストロークSが最大になる場合の
値をSMAX とし、ラック11の必要な長さをL,Y軸移
動台の幅をWyとすると、式が成り立つ。 L=SMAX +2×(m+Wd+We)+Wy ただし、m:待機位置でのツール間隔 We:ラックの端部11bの幅 Wd:クッションダンパ18の幅
【0032】比較のため、従来の一括制御方式の制御手
段によるY軸移動台の制御を図6を参照して考えると、
上記本発明のラック11に相当する非回転ねじ軸の支持
台となるZ軸移動台40の長さL′は、待機時のツール
間隔をnとし、上記の場合と同様、非回転ねじ軸31の
支持具33の幅をWs、防塵用の蛇腹用スペースをW
c、Y軸移動台12の幅をWy、ストロークSが最大に
なる場合の値をSMAX とすると、図6から明らかなよう
に、 L′=SMAX +2×(n+Wc+Ws+We)+Wy となる。従って、従来の型枠用ボルト締緩装置10aの
非回転ねじ軸の長さL′と本発明の型枠用ボルト締緩装
置10のラックの長さLとの差は、 L′−L=2×(n−m)+2×(Wc+Ws−Wd) となり、 (イ)待機時のツール間隔の差(n−m)の2倍、及び (ロ)蛇腹用スペースWc及び非回転ねじ軸の支持具の
幅Wsとクッションダンパの幅Wdとの差(Wc+Ws
−Wd)の2倍 だけ短くなることがわかる。具体的には、(イ)におい
て、nは450mm,mは、200mm程度であるか
ら、個別制御方式とすることにより、500mm程度短
くなり、(ロ)において、蛇腹カバー用のスペースWc
は300mm程度、ねじ軸支持具の幅Wsは100mm
程度であるから、クッションダンパの幅Wd80mm程
度を差し引いても、ラック・ピニオン方式とすることに
より、640mm程度は短くなる。したがって、ラック
・ピニオン方式でかつ個別制御方式とすれば、少なくと
も1000mm以上も短くすることができる。
【0033】以上のように、型枠用ボルト締緩装置10
の長さを短くすることができるので、図7に示すよう
に、型枠1のボルトを型枠用ボルト締緩装置10,10
で締める工程は、型枠1を位置(a) から位置(b) へと通
過させつつ行い、ボルト締めを終わった型枠1は、コン
クリート注入を行うため位置(c) へ、次いでコンクリー
トの締め固めのため位置(d) へと順次送っていくことが
できるので、スペース利用上も作業上も極めて効率的で
ある。
【0034】また、型枠用ボルト締緩装置10の長さが
短いと、図7の位置(A) −位置(B)間にレールを設け、
その間を移動自在にすることが容易であり、(a) −(b)
ラインと(c) −(d) ラインのどちらでも型枠締緩作業が
できるので、型枠1を位置(b) から位置(c) へ移動させ
るかわりに、型枠用ボルト締緩装置10を位置(B) へ移
動させ、(c) −(d) ラインで新しい型枠のボルト締め作
業をし、その間に(a)−(b) ラインでボルト締めを終わ
った型枠1へのコンクリート注入や締め固めを行うな
ど、状況に応じて二つのラインを休ますことなく自由に
利用できるのでさらに効率的である。
【0035】以上の実施の形態において、Y軸移動台の
移動機構がラック・ピニオン方式のものであって、制御
手段が個別制御方式のものについてのみ述べたが、移動
機構がラック・ピニオン方式で、制御方式が一括制御方
式のものや、Y軸移動台の制御手段が個別制御方式のも
のであって、移動機構がねじ軸方式(回転ねじ軸方式を
含む)のものも本発明に含まれる。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
発明は、Y軸移動台がY軸方向に延在するラックとこの
ラックに移動自在に係合する複数のピニオンと、このピ
ニオンの回転軸を回転駆動する駆動手段と、それぞれの
ピニオンの回転軸を回転自在に軸支し、ピニオンの回転
にともなってピニオンとともにY軸方向に移動自在なガ
イド体とを有するので、ねじ軸方式のように支持具を必
要とせず、また埃もたまりにくいので、防塵用カバーを
設ける必要がなく、それだけY軸方向の長さを短くする
ことができるという効果を奏する。
【0037】請求項2記載の発明は、締め・緩めすべき
ボルトの位置を検出するボルト位置検出手段と、前記複
数のY軸移動台を前記リニア固定体の上流側端に互いに
密接して待機させ、前記ボルト位置検出手段のボルト位
置信号を受けて、前記締め・緩めすべきボルト群のそれ
ぞれの位置上にボルト締緩ツールを個別に移動させる制
御手段とを有するので、ボルト締緩ツールを予め対象ボ
ルト群のピッチに対応する間隔を開けて待機させる必要
がなく、その分だけ型枠用ボルト締緩装置のY軸方向の
長さを短くすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の型枠用ボルト締緩装置の説明図であ
る。
【図2】型枠とボルト位置検出手段の一部を示す斜視図
である。
【図3】本発明の型枠用ボルト締緩装置のラックとこれ
に係合するピニオンを有するY軸移動台の斜視図であ
る。
【図4】本発明の型枠用ボルト締緩装置のラックとこれ
に係合するピニオンを有するY軸移動台の別の例を示す
模式図である。
【図5】本発明の個別制御方式の型枠用ボルト締緩装置
の動作説明図である。
【図6】従来の一括制御方式の型枠用ボルト締緩装置の
動作説明図である。
【図7】コンクリートポールの製造工程を示す説明図で
ある。
【図8】従来の型枠用ボルト締緩装置の側面図である。
【符号の説明】
1 型枠 10 型枠用ボルト締緩装置 11,11′ ラック 12,12′ Y軸移動台 13 13′ピニオン 20 X軸移動台 40 Z軸移動台 60 ボルト締緩ツール 70 制御盤 80 操作盤 90 型枠走行位置検出装置 93 X距離計 94 Z距離計 b1 ,b2 ,b3 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田平 敏 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番 1号 神鋼テクノ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に移動する型枠のボルトの締め・
    緩めを行う型枠用ボルト締緩装置であって、 前記型枠の幅方向(X軸方向)及び上下方向(Z軸方
    向)に移動自在なX軸・Z軸移動台と、 前記X軸・Z軸移動台に固設され、前記型枠の長さ方向
    (Y軸方向)に延在するリニア固定体と、 前記リニア固定体に係合してその一面上を長さ方向(Y
    軸方向)に移動する移動体を有し、前記移動体の移動に
    ともない、前記型枠の長さ方向(Y軸方向)に移動自在
    に列設された複数のY軸移動台と、 このY軸移動台に対して昇降自在に設けられ、ボルトの
    締め・緩めを行うボルト締緩ツールとを備え、 前記リニア固定体は、ラックからなり、 前記Y軸移動台は、前記ラックに係合するピニオンと、
    前記ピニオンの回転軸を回転駆動する駆動手段と、前記
    ラックに摺動自在に結合され、前記ピニオンの回転軸を
    回転自在に軸支し、前記ピニオンの回転にともなって前
    記ピニオンとともにY軸方向に移動自在なガイド体とを
    有することを特徴とする型枠用ボルト締緩装置。
  2. 【請求項2】 一方向に移動する型枠のボルトの締め・
    緩めを行う型枠用ボルト締緩装置であって、 前記型枠の幅方向(X軸方向)及び上下方向(Z軸方
    向)に移動自在なX軸・Z軸移動台と、 前記X軸・Z軸移動台に固設され、前記型枠の長さ方向
    (Y軸方向)に延在するリニア固定体と、 前記リニア固定体に係合してその一面上を長さ方向(Y
    軸方向)に移動する移動体を有し、前記移動体の移動に
    ともない、前記型枠の長さ方向(Y軸方向)に移動自在
    に列設された複数のY軸移動台と、 このY軸移動台に対して昇降自在に設けられ、ボルトの
    締め・緩めを行うボルト締緩ツールと 締め・緩めすべきボルトの位置を検出するボルト位置検
    出手段と、 前記複数のY軸移動台を前記リニア固定体の上流側端に
    互いに密接して待機させ、前記ボルト位置検出手段のボ
    ルト位置信号を受けて、前記締め・緩めすべきボルト群
    のそれぞれの位置上にボルト締緩ツールを個別に移動さ
    せ、ボルトを締緩するよう制御する制御手段と、を備え
    てなることを特徴とする型枠用ボルト締緩装置。
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