JP2000245665A - 電気掃除機用ホース - Google Patents
電気掃除機用ホースInfo
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- JP2000245665A JP2000245665A JP11052477A JP5247799A JP2000245665A JP 2000245665 A JP2000245665 A JP 2000245665A JP 11052477 A JP11052477 A JP 11052477A JP 5247799 A JP5247799 A JP 5247799A JP 2000245665 A JP2000245665 A JP 2000245665A
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Abstract
に視覚によって直ちにその極性を判別され、コネクター
との電気接続作業が容易で面倒な手間を要しない電気掃
除機用ホースを提供する。 【解決手段】 軟質合成樹脂からなるホース壁に
ダブルピッチ状に添着した硬質合成樹脂からなる螺旋補
強体の内部に裸の導電線を内蔵するとともに、導電線の
極性判別手段を設ける。
Description
電気掃除機用ホースに関するものである。
ホース壁に硬質合成樹脂からなる螺旋補強体を添着して
保形するとともに、リモートスイッチ用やパワーブラシ
駆動用等の電気回路を構成する導電体として樹脂被覆さ
れていない裸銅線を螺旋補強体の内部に移動可能に遊挿
した電気掃除機用ホースを特願平11-4080号とし
て提案している。
において導電体とコネクターとの電気接続を行う際に、
ダブルピッチで内蔵させた導電体の+と−の極性を判別
する必要があるため、樹脂被覆された導電体を用いる場
合にはその樹脂被覆を互いに異なる色に着色して極性を
判別している。
案においては、樹脂被覆されていない低コストの裸の銅
線を使用できる利点があるが、ホース両端における導電
体の極性を人間の視覚や触覚をもって直ちに判別するこ
とができず、テスター等の測定器で導通を確認して判別
しなければならないという面倒な問題があることが判明
した。
れない裸の導電線が主に視覚によって直ちにその極性を
判別され、コネクターとの電気接続作業が容易で面倒な
手間を要しない電気掃除機用ホースを提供することを目
的とする。
成するため、下記の構成を手段とするものである。 (1)軟質合成樹脂からなるホース壁に硬質合成樹脂か
らなる螺旋補強体をダブルピッチ状に添着して保形した
ホースであって、前記螺旋補強体の内部に裸の導電線を
内蔵するとともに、前記導電線の極性判別手段を設けて
あることを特徴とする電気掃除機用ホース。 (2)ダブルピッチの裸の導電線の一方にメッキを施
し、他方と異なる色彩に着色して極性判別手段とした上
記(1)に記載の電気掃除機用ホース。 (3)ダブルピッチの螺旋補強体の一方を他方と異なる
表面形状に形成して極性判別手段とした上記(1)に記
載の電気掃除機用ホース。 (4)ホース壁と螺旋補強体間に挟持した線状体を極性
判別手段とした上記(1)に記載の電気掃除機用ホー
ス。 (5)ホース壁の外面または内面にダブルピッチの螺旋
補強体の一方を他方と識別できる表示を付して極性判別
手段とした上記(1)に記載の電気掃除機用ホース。
て説明する。図中、図1は電気掃除機の全体の外観を示
し、図2は本発明のホースの管壁の一部を断面で示した
全体形状を示し、図3は管壁の一部拡大断面図である。
樹脂からなるホース壁2の外周面に硬質合成樹脂からな
る2条の螺旋補強体3a,3bをダブルピッチで添着し
て形成されるもので、電気掃除機の掃除機本体20に設
けられた吸気口に接続パイプ21を介して可撓性ホース
1の一端が接続され、可撓性ホース1の他端は手元操作
部22に接続され、手元操作部22に連続して延長管2
3、続いて床用ノズル24が接続されて電気掃除機が構
成されている。
性エラストマー(TPE)、例えばオレフィン系TP
E,スチレン系TPE,ウレタン系TPE,水素添加ス
チレンブタジエンラバー(HSBR)などやこれらの混
合材料製の押出溶融テープからなる条帯を螺旋状に捲回
し、その側縁同士を融着により接合して形成されてい
る。
PE等と相溶性があり熱融着可能な硬質合成樹脂、例え
ばポリプロピレン(PP),ポリエチレン(PE)など
のポリオレフィン系樹脂が押出成形されたもので、ホー
ス壁2の外周面に螺旋状に捲回されて固着されている。
この螺旋補強体3を形成する硬質合成樹脂は、硬度の大
きいもの例えば曲げ弾性率が10,000kgf/cm
2(JIS K6758の引張試験による)以上のもの
を選択するのが好ましい。
(例えば直径0.12mmの銅線を10本撚ったもの)
からなる導電線4が遊びを持った状態で挿入されてお
り、導電線4の周囲には螺旋補強体3との間に移動空間
5が形成されている。この導電線4は、螺旋補強体3を
形成する硬質合成樹脂を押出ヘッドから押出成形する際
に押出ヘッドの中心部にあらかじめ挿通しておき、硬質
合成樹脂を押出ヘッドから注出するときに内部の導電体
に密着させず間隙をあけて行うことにより遊挿されるも
のである。
が錫メッキが施され銀色を呈し、他方はメッキされない
で元の銅色を呈しており、視覚により互いに識別されて
極性が判別される。
を行う他の実施例を示し、図4は、ダブルピッチの螺旋
補強体の一方3aにのみ突起6を形成して、突起のない
他方3bと視覚や触覚で識別できるようにし、突起6の
ある螺旋補強体3aに内蔵する導電線4をプラス線と
し、突起のない螺旋補強体3bに内蔵する導電線4をマ
イナス線として極性を判別する。図5は、螺旋補強体の
一方3aにのみ凹部7を形成して、凹部のない他方3b
と識別できるようにしたものである。
aとの間にのみ繊維等の線状体8を挟持させて、線状体
8が埋設されていない他方3bと識別できるようにした
もの、図7は、螺旋補強体の一方3aが添着されたホー
ス壁2のみにライン9を表示して、ライン9のない他方
3bと識別できるようにしたもの、図8は、螺旋補強体
の一方3aの近傍のホース壁2表面に凸条10を形成し
て、凸条10のない他方3bと識別できるようにしたも
のである。なお、本発明は前記実施例に限定されず、螺
旋補強体の一方3a付近のホース壁2表面にのみシボを
施し、シボのない他方3bと識別できるようにしてもよ
い。
た樹脂被覆されない裸の導電線であっても、ホース両端
における導電線の極性判別が視覚等で極めて容易に行う
ことができ、低コストの導電線をリモートスイッチ用や
パワーブラシ駆動用等の電気回路を構成する導電体とし
て自由に利用できる利点がある。
正面図である。
拡大断面図である。
拡大断面図である。
拡大断面図である。
拡大断面図である。
拡大断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 軟質合成樹脂からなるホース壁に硬質合
成樹脂からなる螺旋補強体をダブルピッチ状に添着して
保形したホースであって、前記螺旋補強体の内部に裸の
導電線を内蔵するとともに、前記導電線の極性判別手段
を設けてあることを特徴とする電気掃除機用ホース。 - 【請求項2】 ダブルピッチの裸の導電線の一方にメッ
キを施し、他方と異なる色彩に着色して極性判別手段と
した請求項1に記載の電気掃除機用ホース。 - 【請求項3】 ダブルピッチの螺旋補強体の一方を他方
と異なる表面形状に形成して極性判別手段とした請求項
1に記載の電気掃除機用ホース。 - 【請求項4】 ホース壁と螺旋補強体間に挟持した線状
体を極性判別手段とした請求項1に記載の電気掃除機用
ホース。 - 【請求項5】 ホース壁の外面または内面にダブルピッ
チの螺旋補強体の一方を他方と識別できる表示を付して
極性判別手段とした請求項1に記載の電気掃除機用ホー
ス。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05247799A JP3656980B2 (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 電気掃除機用ホース |
US09/866,650 US6698457B2 (en) | 1999-01-11 | 2001-05-30 | Flexible hose, manufacturing method thereof and extruder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05247799A JP3656980B2 (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 電気掃除機用ホース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000245665A true JP2000245665A (ja) | 2000-09-12 |
JP3656980B2 JP3656980B2 (ja) | 2005-06-08 |
Family
ID=12915814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05247799A Expired - Fee Related JP3656980B2 (ja) | 1999-01-11 | 1999-03-01 | 電気掃除機用ホース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3656980B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018514365A (ja) * | 2015-05-11 | 2018-06-07 | イントロパック カンパニー リミテッド | 真空低温調理器 |
-
1999
- 1999-03-01 JP JP05247799A patent/JP3656980B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018514365A (ja) * | 2015-05-11 | 2018-06-07 | イントロパック カンパニー リミテッド | 真空低温調理器 |
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Publication number | Publication date |
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JP3656980B2 (ja) | 2005-06-08 |
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