JP2000245014A - 車両のインバータ搭載構造 - Google Patents

車両のインバータ搭載構造

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JP2000245014A
JP2000245014A JP11042942A JP4294299A JP2000245014A JP 2000245014 A JP2000245014 A JP 2000245014A JP 11042942 A JP11042942 A JP 11042942A JP 4294299 A JP4294299 A JP 4294299A JP 2000245014 A JP2000245014 A JP 2000245014A
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JP
Japan
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inverter
cooler
vehicle
mounting structure
drive mechanism
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JP11042942A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Yamada
良昭 山田
Atsushi Yamada
淳 山田
Masakazu Sasaki
正和 佐々木
Hiroshi Ienaka
弘 家中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のインバータ搭載構造において、インバ
ータの脱着作業を容易にする。 【解決手段】 インバータ1を冷却する冷却器2と、冷
却器2に冷却媒体を循環させる冷却回路3と、冷却器2
を冷却回路3に接続した状態でインバータ1に対して接
離可能に支持する冷却器支持機構4と、冷却器2をイン
バータ1に押し付ける駆動機構6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車やハイ
ブリッド車両において、インバータを車両に搭載する構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トランジスタ等の発熱部品で構成される
インバータを冷却するため、インバータのまわりに冷却
液を循環させてその発熱を持ち去る水冷式冷却装置を備
えるものがあった。
【0003】従来、この種のインバータを車両に搭載す
る構造として、例えば特開平7−194139号公報に
開示されたものは、冷却器がインバータに一体化して設
けられ、冷却液が循環する冷却器(ヒートシンク)を構
成する部材(ベース)にトランジスタ等の発熱部品が固
定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のインバータ搭載構造にあっては、冷却器とイ
ンバータが一体化して設けられているため、車両からイ
ンバータを取り外す際に、冷却器に冷却液を導く配管を
外す必要があり、車両の限られたスペースで行われるこ
の脱着作業に手間がかかるという問題点があった。ま
た、配管を脱着する際に冷却液がインバータの電気回路
にかかる心配があった。
【0005】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、車両のインバータ搭載構造において、インバ
ータの脱着作業を容易にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、走行用モ
ータに供給される電力を変換するインバータと、インバ
ータを冷却する冷却器と、冷却器に冷却媒体を循環させ
る冷却回路とを備える車両のインバータ搭載構造に適用
する。そして、冷却器を冷却回路に接続した状態でイン
バータに対して接離可能に支持する支持機構と、冷却器
をインバータに押し付ける駆動機構とを備えるものとし
た。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、イン
バータを略水平方向に移動可能に支持するスライドレー
ルを備え、冷却器支持機構は冷却器を略垂直方向に移動
可能に支持するものとした。
【0008】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、駆動機構として冷却器と車体の間に移動可能な楔
ブロックを介装するものとした。
【0009】第4の発明は、第1または第2の発明にお
いて、駆動機構として冷却器と車体の間に伸縮可能なジ
ャッキを介装するものとした。
【0010】
【発明の作用および効果】第1の発明において、インバ
ータの脱着時に冷却器から冷却回路の配管を外す必要が
ないため、冷却液がインバータの回路にかかる心配がな
く、インバータを容易に脱着することができる。
【0011】第2の発明において、重量の大きいインバ
ータをスライドレールを介して容易に脱着することがで
きる。
【0012】第3の発明において、楔ブロックを移動し
て冷却器をインバータに押し付けることにより、冷却器
を確実に保持できるとともに、インバータを容易に脱着
することができる。
【0013】第4の発明において、ジャッキを伸縮させ
て冷却器をインバータに押し付けることにより、冷却器
を確実に保持できるとともに、インバータを容易に脱着
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0015】図1において、1はハイブリッド車両に搭
載されるインバータであり、図示しない発電機で発電さ
れる電力がインバータ1を介して図示しない走行用モー
タとバッテリに供給される。インバータ1はトランジス
タ、抵抗、コンデンサ等で構成される電力変換回路が基
板上に設けられており、その作動時にこれらの部品から
熱が発生する。
【0016】図1において、2はインバータ1を冷却す
る冷却器であり、冷却器2はこれを循環する冷却液(冷
却媒体)によってインバータ1の熱を持ち去る熱交換器
として機能する。
【0017】図4に示すように、冷却器2に冷却媒体と
して冷却液を循環させる冷却回路3が配設される。冷却
回路3は冷却液を貯留するタンク12と、タンク12か
ら冷却液を冷却器2に送るポンプ11と、冷却器2を通
過してインバータ1の熱を吸収した冷却液から外気への
放熱を促すラジエータ13とを備え、インバータ1を強
制的に冷却するようになっている。冷却器2はその入り
口がホース14を介してポンプ11の吐出側に連通し、
その出口が図示しないホースを介してラジエータ13に
連通している。
【0018】そして本発明の要旨とするところである
が、冷却器2をインバータ1と分離して設け、冷却器2
を冷却回路3に接続した状態でインバータ1に対して接
離可能に支持する支持機構4と、冷却器2をインバータ
1に押し付ける駆動機構6とを備えて、インバータ1が
冷却器2と独立して取り外せる構造とする。
【0019】冷却器2はインバータ1のアンダパネル1
5に接合し、インバータ1の電力変換回路に生じる熱を
吸収するようになっている。アンダパネル15は電力変
換回路の基板を支持する機能と、回路に生じる熱を冷却
器2に伝える機能を持っている。
【0020】支持機構4として、冷却器2と車体9の間
には板バネ17が介装される。板バネ17はS字形に折
り曲げられ、冷却器2を略垂直方向に移動可能に支持す
るとともに、冷却器2をインバータ1から離れる方向に
付勢している。なお、冷却器支持機構4として、板バネ
17の代わりに冷却器2を略垂直方向に移動可能に支持
するスライドレールを設けてもよい。
【0021】駆動機構6として、冷却器2の背面18に
摺接しながら移動する楔ブロック21と、楔ブロック2
1をリンク23を介して移動させるロックレバー24を
備える。楔ブロック21はその上面22が水平面に対し
て傾斜する楔形をしており、これに摺接する冷却器2の
背面18も同じく水平面に対して傾斜して形成される。
楔ブロック21は図1に矢印で示すように右方向に移動
することにより、冷却器2を上昇させる。
【0022】図3に示すように、インバータ1は車体9
に一対のスライドレール31を介して略水平方向に移動
可能に支持され、垂直方向への移動が規制されている。
【0023】車体9にはコネクタボックス7が固定さ
れ、図2に示すようにインバータ1側に設けられる複数
の端子10がコネクタボックス7に差し込まれることに
より、発電機と走行用モータとバッテリおよびコントロ
ーラに配線がつながるようになっている。
【0024】以上のように構成されて、次に作用につい
て説明する。
【0025】インバータ1の取り付け時は、図1に示す
ように、インバータ1がコネクタボックス7に当接する
所定位置にある状態で、ロックレバー24を起こして楔
ブロック21を図において右方向に移動させ、冷却器2
を上昇させる。こうして冷却器2をインバータ1に押し
付けた状態で、インバータ1を車体9に固定する。
【0026】インバータ1が取り付けられた状態で、冷
却器2は駆動機構6を介して垂直方向の移動が係止され
ているため、車両の振動等を受けても冷却器2がインバ
ータ1のアンダパネル15に密着した状態を維持でき
る。なお、インバータ1にロックレバー24の倒れを係
止する爪を設けて二重にロックするようにしてもよい。
【0027】インバータ1の取り外し時は、図2に矢印
で示す方向にロックレバー24を倒して楔ブロック21
を図において左方向に移動させ、冷却器2をインバータ
1から離した後、インバータ1をスライドレール31に
沿って引き出す。
【0028】このようにインバータ1の脱着時に冷却器
2からホース14等を外す必要がないため、冷却液がイ
ンバータ1の回路にかかる心配がなく、インバータ1を
容易に脱着することができる。また、重量の大きいイン
バータ1をスライドレール31を介して容易に脱着する
ことができる。
【0029】次に図5に示す他の実施の形態として、楔
ブロック21に転接する玉軸受26冷却器2に取り付け
て、楔ブロック21の摺動抵抗を減らしてもよい。
【0030】次に図6に示す他の実施の形態として、楔
ブロック21をネジ棒27を介して移動させる構成とし
てもよい。ネジ棒27は楔ブロック21に螺合し、図中
矢印で示すようにハンドル28を介して回転されること
により、楔ブロック21を水平方向に移動させるように
なっている。
【0031】次に図7に示す他の実施の形態は、駆動機
構6として冷却器2と車体の間にリンク式ジャッキ35
を備え、ジャッキ35を伸縮させて冷却器2を昇降させ
るものである。ジャッキ35は、4本のリンク36によ
って構成され、下の回動支点37が車体9に連結され、
上の回動支点38が車体9に連結され、左右の回動支点
に部材41,42が連結され、各部材41,42に渡る
ネジ棒43を介して伸縮される、いわゆるパンタグラフ
構造をしている。ネジ棒43は部材41を挿通するとと
もに部材42に螺合し、図中矢印で示すようにハンドル
44を介して回転されることにより、ジャッキ35が垂
直方向に伸縮して、冷却器2を昇降させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正面図。
【図2】同じくインバータの取り外し時の状態を示す正
面図。
【図3】同じく側面図。
【図4】同じく冷却回路図。
【図5】他の実施の形態を示す正面図。
【図6】さらに他の実施の形態を示す正面図。
【図7】さらに他の実施の形態を示す正面図。
【符号の説明】
1 インバータ 2 冷却器 3 冷却回路 4 支持機構 6 駆動機構 9 車体 14 ホース 17 板バネ 21 楔ブロック 24 ロックレバー 35 パンタグラフ式ジャッキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 正和 埼玉県上尾市大字壱丁目一番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (72)発明者 家中 弘 埼玉県上尾市大字壱丁目一番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 Fターム(参考) 3D035 AA01 AA03 5H115 PC06 PG04 PI11 PI16 PI24 PI29 PU21 PV09 PV23 UI34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行用モータに供給される電力を変換する
    インバータと、 前記インバータを冷却する冷却器と、 前記冷却器に冷却媒体を循環させる冷却回路と、 を備える車両のインバータ搭載構造において、 前記冷却器を前記冷却回路に接続した状態で前記インバ
    ータに対して接離可能に支持する支持機構と、 前記冷却器を前記インバータに押し付ける駆動機構と、 を備えたことを特徴とする車両のインバータ搭載構造。
  2. 【請求項2】前記インバータを略水平方向に移動可能に
    支持するスライドレールを備え、 前記冷却器支持機構は前記冷却器を略垂直方向に移動可
    能に支持することを特徴とする請求項1に記載の車両の
    インバータ搭載構造。
  3. 【請求項3】前記駆動機構として前記冷却器と車体の間
    に移動可能な楔ブロックを介装したことを特徴とする請
    求項1または2に記載の車両のインバータ搭載構造。
  4. 【請求項4】前記駆動機構として前記冷却器と車体の間
    に伸縮可能なジャッキを介装したことを特徴とする請求
    項1または2に記載の車両のインバータ搭載構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103935262A (zh) * 2014-04-25 2014-07-23 宁波南车城市轨道交通装备有限公司 一种多设备安装结构
JP2015116082A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 株式会社東芝 車両用電力変換装置及び鉄道車両
KR20220037752A (ko) 2020-09-18 2022-03-25 현대자동차주식회사 차량용 램프 장치
KR20220048136A (ko) 2020-10-12 2022-04-19 현대자동차주식회사 차량용 램프 시스템

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103935262B (zh) * 2014-04-25 2016-03-02 宁波南车城市轨道交通装备有限公司 一种多设备安装结构
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US11339946B2 (en) 2020-09-18 2022-05-24 Hyundai Motor Company Lamp device for vehicle
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