JP2000244774A - 輪郭補正装置 - Google Patents

輪郭補正装置

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JP2000244774A
JP2000244774A JP11047185A JP4718599A JP2000244774A JP 2000244774 A JP2000244774 A JP 2000244774A JP 11047185 A JP11047185 A JP 11047185A JP 4718599 A JP4718599 A JP 4718599A JP 2000244774 A JP2000244774 A JP 2000244774A
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signal
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Kohei Inamura
浩平 稲村
Yukio Masuda
幸男 増田
Izumi Kanai
泉 金井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力データとこれに輪郭補正を施した出力デ
ータとで、連続する2つのデータの大小関係が逆転する
事態を回避する。 【解決手段】 順次入力される映像信号S3の各データ
を、その前後のデータと比較し、それらの3つのデータ
が非直線的に増加または減少する場合には、前後のデー
タのうちの値の近い方に切り替えて出力する切替出力手
段1〜9、11を備えた輪郭補正装置において、前記切
替えによって、各連続する2つのデータの大小関係が、
前記入力されるデータと出力されるデータとで逆転する
場合はその逆転を生じさせる前記切替えを抑制する切替
抑制手段9、10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号の鮮鋭度
を向上させるために用いる輪郭補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−46294号公報に開示され
ている輪郭補正装置は、サンプリングした映像信号の連
続する3点についてデータが非直線的に増加または減少
することを判別し、この判別結果を受けて動作し、前記
連続する3個のサンプリングされた点のうち中央のデー
タを、前後のデータのうちの近い方のデータをもって置
換して出力する置換手段を具備している。この装置につ
いて図7および図8を用いて説明する。連続する3個の
映像データS1、S2、S3が非直線的に増加または減
少するパターンとしては、図7の(a−1)、(a−
2)、(b−1)、(b−2)の4通りが存在する。す
なわちS3<S2<S1である場合、S2−S3<S1
−S2が成立するかまたはS2−S3>S1−S2が成
立するかによって、(a−1)、(a−2)の2通りの
パターンがあり、S3>S2>S1である場合は、S3
−S2>S2−S1が成立するかまたはS3−S2<S
2−S1かによって(b−1)、(b−2)の2通りの
パターンがあり、計4通りのパターンとなる。
【0003】水平輪郭の強調は、この連続する3個のデ
ータS1、S2、S3が非直線的に増加または減少する
場合に限り、中央のデータS2を前後のデータS1、S
3のうち値の近い方のデータをもって置換することによ
って行われる。すなわち図7の増加パターンに関して
は、差分データにS2−S3<S1−S2なる関係が成
立する場合には中央のデータS2を後続のデータS3で
置換し、差分データにS2−S3>S1−S2なる関係
が成立する場合には、中央のデータS2を先行するデー
タS1で置換する。図7の減少パターンに関しては、差
分データにS3−S2>S2−S1なる関係が成立する
場合には、中央のデータS2を先行するデータS1で置
換し、差分データにS3−S2<S2−S1なる関係が
成立する場合には中央のデータS2を後続のデータS3
で置換する。この輪郭補正装置を用いると、図8(a)
に示す波形を入力した場合、出力は図8(b)のように
なり、輪郭が補正されて出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来の技術では、図9(a)に示すようなパターンが入
力された場合、出力は図9(b)に示すような形にな
る。すなわち、データP1とP2は処理前と大小関係が
逆転してP1’およびP2’となってしまい、画質劣化
につながるという不具合がある。
【0005】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑み、オーバシュート/アンダシュートが付かな
いような輪郭補正装置において、原信号における連続す
る点のデータの大小関係が、補正後に逆転することの無
いようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、順次入力される映像信号の各データを、その
前後のデータと比較し、それらの3つのデータが非直線
的に増加または減少する場合には、前記前後のデータの
うちの値の近い方に切り替えて出力する切替出力手段を
備えた輪郭補正装置において、前記切替えによって、各
連続する2つのデータの大小関係が、前記入力されるデ
ータと出力されるデータとで逆転する場合はその逆転を
生じさせる前記切替えを抑制する切替抑制手段を具備す
ることを特徴とする。これによれば、入力されるデータ
と出力されるデータとで、連続する2つのデータの大小
関係が逆転する事態が回避され、これにより画質の劣化
が防止される。
【0007】ここで、前記切替出力手段はたとえば、前
記順次入力される映像信号に基づいて、順次前記3つの
データを同時に出力する同時出力手段と、これが出力す
る前記3つのデータを選択的に切り替えて出力するため
の切替手段と、前記前後のデータのうちの値の近い方へ
の切替えを行うために、前記3つのデータに基づいて前
記切替手段を制御するための制御信号を出力する切替制
御手段とを備える。
【0008】また、前記切替抑制手段は、前記切替制御
手段の出力を遅延して得られる前回の制御信号と、前記
切替制御手段が今出力しようとしている今回の制御信号
の内容とに基づき、今回の制御信号により前記逆転が生
じると判定される場合は、今回の制御信号を前記切替え
を行わない内容の信号とすることにより前記切替えが行
われないようにする。
【0009】あるいは、前記切替抑制手段は、前記切替
出力手段の出力において、前記逆転を生じさせている2
つのデータを前記切替え前のデータに戻すものである。
すなわち、前記切替抑制手段は、前記切替出力手段から
順次出力される各データを、その前後のデータと伴に順
次同時に出力する同時出力手段と、これら3つのデータ
を選択的に切り替えて出力する切替手段と、この切替手
段からの出力が、前記逆転を生じさせている2つのデー
タを前記切替え前のデータに戻した状態となるように前
記切替手段を制御する切替制御手段とを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態におい
ては、輪郭補正装置は、所定の周波数でサンプリングさ
れた映像信号を入力とし、注目するサンプリングポイン
トS0、その前のサンプリングポイントS−1、および
後ろのサンプリングポイントS+1とをあわせた3つの
連続するサンプリングポイントS−1、S0およびS+
1のデータの大小関係を判別する判別手段と、この判別
手段の判別結果を受けて動作し、前記連続する3つのサ
ンプリングポイントのデータが非直線的に増加または減
少する場合には、前後のサンプリングポイントS−1、
S+1のデータのうち注目するサンプリングポイントS
0のデータに近い方を選択して出力する切替手段と、前
記切替えの結果により元のデータの大小関係と切替え結
果の大小関係とで逆転が生じる場合、これを検出し、切
替えを抑制して出力する手段を備える。
【0011】前記大小関係の逆転を検出して切替えを抑
制する手段は、前記切替手段の出力を遅延して前記切替
手段にフィードバックすることにより、1サンプル時間
前の切替え結果に対して現在のデータによる切替えを行
うと大小関係の逆転が起こる場合、切替えをせずに注目
するサンプリングポイントのデータをそのまま出力す
る。
【0012】あるいは、前記大小関係の逆転を検出して
切替えを抑制する手段は、前記切替手段を第1の切替手
段とし、その切替え結果を入力として逆転した部分を元
に戻して出力する第2の切替手段を備える。これによれ
ば、隣り合う点の大小関係が逆転してしまうということ
なしに入力映像信号のエッジが改善され、画質を劣化さ
せずに輪郭補正が行われる。
【0013】
【実施例】[実施例1]図1は本発明の第1の実施例に
係る輪郭補正装置のブロック図である。図1において、
1および2は直列に接続された遅延回路、3および4は
それぞれ遅延回路1および2に並列に接続された加算
器、5および6はそれぞれ加算器3および4の出力側に
接続された絶対値回路、7は絶対値回路5および6の出
力を比較する比較回路、8は加算器3および4の出力に
基づいて符号判定を行う符号判定回路、11は遅延回路
1の入力側および出力側ならびに遅延回路2の出力側に
接続された端子a〜cを有する切替スイッチ、9は符号
判定回路8および比較回路7の出力に基づいて切替スイ
ッチ11を制御するスイッチ制御回路、10はスイッチ
制御回9の出力を遅延させてスイッチ制御回路9へ戻す
遅延回路である。
【0014】この構成において、入力された映像信号は
遅延回路1および遅延回路2によってそれぞれサンプリ
ング点1ドット分遅延される。遅延回路2の出力がS
1、遅延回路1の出力がS2、遅延回路1の入力がS3
であり、S1〜S3は連続する3点のデータとなる。デ
ータS1〜S3は切替スイッチ11に入力され、切替ス
イッチ11の端子aにS3が、端子bにS2が、端子c
にはS1が入力される。
【0015】加算器3および加算器4ではそれぞれS3
−S2、S1−S2が計算される。これらのデータは符
号判定回路8に送られ、またS3−S2は絶対値回路5
に、S1−S2は絶対値回路6にも送られる。符号判定
回路8はS3−S2およびS1−S2の符号を調べ、両
者が同符合かそれとも異なる符号であるかをスイッチ制
御回路9に通知する。絶対値回路5および絶対値回路6
はそれぞれS3−S2およびS1−S2の絶対値をと
り、比較回路7に入力する。比較回路7は| S3−S2
| と| S1−S2| を比較し、その結果をスイッチ制御
回路9に通知する。スイッチ制御回路9には制御入力と
して符号判定回路8および比較回路7からの上述の信号
が入力される。また、スイッチ制御回路9の出力は遅延
回路10を通り、再びスイッチ制御回路9に入力され
る。
【0016】スイッチ制御回路9は符号判定回路8から
の入力が、S3−S2とS1−S2が同符号である旨を
示す場合には、端子bを選択する信号を出力する。符号
判定回路8からの入力が異符号である旨を示す場合に
は、比較回路7の信号と遅延された1サンプリング時間
前のスイッチ制御回路9の出力に従って、| S3−S2
| <| S1−S2| であれば端子aを選択し、| S3−
S2| >| S1−S2|の時には1サンプリング時間前
のスイッチ制御回路9の出力が端子aを選択する信号で
あれば端子bを、そうでなければ端子cを選択する信号
を出力する。また| S3−S2| =| S1−S2| であ
れば、1サンプリング時間前のスイッチ制御回路9の出
力には関係なく端子bを選択する信号を出力する。これ
らの関係をまとめると図2のようになる。切替スイッチ
11はスイッチ制御回路9からの信号に従って信号S1
〜S3を切り替えて出力することにより、輪郭補正した
映像信号を出力する。
【0017】このように補正することにより、図8
(a)に示すようなエッジの場合は従来例と同様に輪郭
補正されるが、図9(a)のような場合は図3に示すよ
うに補正し、隣り合う点の値が逆転してしまうというこ
とを避けることができる。したがって、画質を劣化させ
ずに輪郭補正を行うことができる。
【0018】[実施例2]図4は本発明の第2の実施例
に係る輪郭補正装置のブロック図である。図4の左半分
の部分は図1の第1実施例とほぼ同じであり、同じ機能
をもつものは同じ符号を付してある。図4において、1
2は符号判定回路8および比較回路7の出力に基づいて
切替スイッチ11を制御するスイッチ制御回路、13お
よび14は切替スイッチ11の出力側に直列に接続され
た遅延回路、15はスイッチ制御回路12の出力側に接
続された遅延回路、16は遅延回路15とスイッチ制御
回路12の出力に基づいてデータの逆転の発生を検出す
る逆転検出回路、18は遅延回路13の入力側および出
力側ならびに遅延回路14の出力側に接続された端子d
〜fを有する切替スイッチ、17は逆転検出回路16の
出力に基づいて切替スイッチ18を制御するスイッチ制
御回路である。
【0019】この構成において、入力された映像信号
は、遅延回路1を経て遅延された信号S1となり、信号
S1は遅延回路2を経てさらに遅延された信号S3とな
る。信号S1、S2、S3は実施例1と同様に切替スイ
ッチ11に入力される。加算器3および4、絶対値回路
5および6、比較回路7、ならびに符号判定回路8の動
作は実施例1と同じなので説明を省略する。比較回路7
および符号判定回路8の出力はスイッチ制御回路12に
入力され、スイッチ制御回路12はその入力に従って切
替スイッチ11を切り替える。スイッチ制御回路12は
符号判定回路8からの入力が、S3−S2とS1−S2
が同符号である旨を示す場合には、端子bを選択する信
号を出力する。また、符号判定回路8からの入力が異符
号である旨を示す場合には、比較回路7の信号に従っ
て、| S3−S2| <| S1−S2|であれば端子aを
選択する信号を出力し、| S3−S2| >| S1−S2
| の時には端子cを選択する信号を出力する。また| S
3−S2| =| S1−S2| であれば端子bを選択する
信号を出力する。これらの関係をまとめると図5の表の
ようになる。
【0020】切替スイッチ11から出力される信号S6
は、遅延回路13によってサンプリング点1ドット分遅
延されて信号S5となり、信号S5はさらに遅延回路1
4によってサンプリング点1ドット分遅延され、信号S
4となる。信号S6は切替スイッチ18の端子dに、信
号S5は端子eに、信号S4は端子fにそれぞれ入力さ
れる。
【0021】一方、スイッチ制御回路12の出力CS1
はそのまま逆転検出回路16に入力されるとともに、出
力CS1を遅延回路15で1サンプリング期間遅延させ
たものCS2が逆転検出回路16に入力される。逆転検
出回路16はCS1が端子cを選択する信号であり、か
つCS2が端子aを選択する信号である時、データの逆
転が起こったとして、スイッチ制御回路17に出力する
トリガ信号TRGをON(オン)にする。スイッチ制御
回路17は、通常は端子eを選択するように制御信号C
S3を出力しているが、逆転検出回路16からのトリガ
信号TRGがONになると、最初の1サンプル時間は端
子dを選択する信号を出力し、次の1サンプル時間は端
子fを選択する信号を出力する。これにより、切替スイ
ッチ11の出力S6では逆転していた大小関係が修正さ
れて出力される。
【0022】これを、図6のタイミングチャートを用い
て説明する。信号S2が同図に示すようなものであった
とすると、時刻T1〜T7においてスイッチ制御回路1
2の出力CS1はT2、T3、T4、T5で端子aまた
はcを選択する信号となり、切替スイッチ11から、補
正が行われた信号S6が出力される。ここで、時刻T3
とT4では元の信号S2と大小関係が逆転している。逆
転検出回路16では信号CS1が端子c、CS2が端子
aを選択する信号となる時にトリガ信号TRGがONと
なるので、時刻T4でトリガ信号TRGがONとなる。
このためスイッチ制御回路17の出力CS3は時刻T4
において端子d、次のT5で端子fを選択する信号とな
り、その後、また端子eを選択する信号に戻る。したが
って切替スイッチ18の出力OUTは図の通りとなる。
出力OUTにおいては、元の信号S2の時刻T2および
T5に相当する位置の信号値は補正されているが、時刻
T3とT4の位置に相当する信号値は元のままになり、
逆転を起こしていない。
【0023】このように補正することにより、図8
(a)に示すようなエッジの場合は従来例と同様に輪郭
補正されるが、図9(a)のような場合でも、隣り合う
点の大小関係が補正前と後とで逆転してしまうというこ
とが避けられ、画質を劣化させずに輪郭補正することが
できる。
【0024】以上説明したように本実施例によれば、注
目するサンプリングポイントとその前後のサンプリング
ポイントをあわせた3つの連続するサンプリングポイン
トのデータが非直線的に増加または減少する場合には、
前後のサンプリングポイントのデータのうち注目するサ
ンプリングポイントのデータに近い方を選択し、それ以
外のときには注目する点のデータをそのまま出力する切
替手段を用いて輪郭補正をするが、前記切替えの結果に
より元のデータの大小関係と切替え結果の大小関係とで
逆転が生じる場合は、これを検出し、切替えを抑制して
出力する手段をもつように構成したため、画質劣化を起
こさずに輪郭補正を行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力データとこれに輪郭補正を施した出力データとで、連
続する2つのデータの大小関係が逆転する事態を回避す
ることができる。したがって、画質の劣化を防止しなが
ら、輪郭補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る輪郭補正装置の
ブロック図である。
【図2】 図1の装置におけるスイッチ制御回路の動作
を示す表の図である。
【図3】 図1の装置による輪郭補正動作を示す図であ
る。
【図4】 本発明の第2の実施例に係る輪郭補正装置の
ブロック図である。
【図5】 図4の装置のスイッチ制御回路の動作を示す
表の図である。
【図6】 図4の装置の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図7】 従来例の動作を説明するための信号波形図で
ある。
【図8】 従来例の動作を説明するための別の信号波形
図である。
【図9】 従来例の課題を示す図である。
【符号の説明】
1,2:遅延回路、3,4:加算器、5,6:絶対値回
路、7:比較回路、8:符号判定回路、9:スイッチ制
御回路、10:遅延回路、11:切替スイッチ、12:
スイッチ制御回路、13,14,15:遅延回路、1
6:逆転検出回路、17:スイッチ制御回路、18:切
替スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金井 泉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 5C021 PA42 PA57 PA62 PA66 RB08 SA25 XB03 XB04 YC10 5C082 BA20 BA35 CA22 CA85 CB01 DA51 MM10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次入力される映像信号の各データを、
    その前後のデータと比較し、それらの3つのデータが非
    直線的に増加または減少する場合には、前記前後のデー
    タのうちの値の近い方に切り替えて出力する切替出力手
    段を備えた輪郭補正装置において、前記切替えによっ
    て、各連続する2つのデータの大小関係が、前記入力さ
    れるデータと出力されるデータとで逆転する場合はその
    逆転を生じさせる前記切替えを抑制する切替抑制手段を
    具備することを特徴とする輪郭補正装置。
  2. 【請求項2】 前記切替出力手段は、前記順次入力され
    る映像信号に基づいて、順次前記3つのデータを同時に
    出力する同時出力手段と、これが出力する前記3つのデ
    ータを選択的に切り替えて出力するための切替手段と、
    前記前後のデータのうちの値の近い方への切替えを行う
    ために、前記3つのデータに基づいて前記切替手段を制
    御するための制御信号を出力する切替制御手段とを備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の輪郭補正装置。
  3. 【請求項3】 前記切替抑制手段は、前記切替制御手段
    の出力を遅延して得られる前回の制御信号と、前記切替
    制御手段が今出力しようとしている今回の制御信号の内
    容とに基づき、今回の制御信号により前記逆転が生じる
    と判定される場合は、今回の制御信号を前記切替えを行
    わない内容の信号とすることにより前記切替えが行われ
    ないようにするものであることを特徴とする請求項2に
    記載の輪郭補正装置。
  4. 【請求項4】 前記切替抑制手段は、前記切替出力手段
    の出力において、前記逆転を生じさせている2つのデー
    タを前記切替え前のデータに戻すものであることを特徴
    とする請求項1または2に記載の輪郭補正装置。
  5. 【請求項5】 前記切替抑制手段は、前記切替出力手段
    から順次出力される各データを、その前後のデータと伴
    に順次同時に出力する同時出力手段と、これら3つのデ
    ータを選択的に切り替えて出力する切替手段と、この切
    替手段からの出力が、前記逆転を生じさせている2つの
    データを前記切替え前のデータに戻した状態となるよう
    に前記切替手段を制御する切替制御手段とを備えること
    を特徴とする請求項4に記載の輪郭補正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2021111838A1 (ja) * 2019-12-04 2021-06-10

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JPWO2021111838A1 (ja) * 2019-12-04 2021-06-10
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