JP2000242653A - 類似事例検索装置およびその方法 - Google Patents

類似事例検索装置およびその方法

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JP2000242653A
JP2000242653A JP11040543A JP4054399A JP2000242653A JP 2000242653 A JP2000242653 A JP 2000242653A JP 11040543 A JP11040543 A JP 11040543A JP 4054399 A JP4054399 A JP 4054399A JP 2000242653 A JP2000242653 A JP 2000242653A
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Hideo Shimazu
秀雄 島津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間的に推移する操作や動作の変化が表現さ
れている事例データを効果的に格納・検索する類似事例
検索装置を提供する。 【解決手段】 利用者が自身の問題を操作や動作列とし
て逐次的に並べた問題記述と、操作や動作列を逐次的に
記述した形で障害事象を説明し、更にそれに対する対処
方法を対で記述した障害事例記述と、障害事例記述を複
数格納した事例配列と、問題記述を与えられると、事例
配列から障害事例を1つずつ取り出し、その障害事象部
分と問題記述を比較し、障害事象部分の記述が問題記述
を包含するときには、取り出された障害事例を問題記述
にマッチした事例として判定し、類似事例として利用者
に提示する類似事例検索部と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者によって記
述された逐次的な問い合せ記述を与えられると障害事象
の部分が同様に逐次的に記述された障害事例のデータベ
ースの中から、類似した障害事例を選別して利用者に提
示する類似事例検索装置、その方法及びその方法をコン
ピュータに実行させるためのプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】製品を販売したりサービスを提供してい
る会社の中には、お客様サービスセンターとか顧客相談
室などという名称で、顧客からの質問やクレームを受け
付ける窓口があることが多い。このようなセクションで
は、よせられた質問やクレームをデータベース化して保
存しておき、新たな質問やクレームが来たときに、その
データベースを検索して、似た過去の質問やクレームが
なかったかどうかを調べ、あればそのときの対応の仕方
を参考にして、現在の質問やクレームの対応の一助とす
る場合がある。
【0003】このような質問やクレームなどの事例をデ
ータベース化する方法として2つ紹介する。1つは、図
4のように事例の内容を表わす概念の階層を用意してお
き、その階層の葉の部分に事例をくくりつけて保持する
方法である。図4の例は、パソコン通信サービスに関す
る問い合わせ事例の格納例である。例えば、質問全体を
示す先頭ノード「質問」の下には、いくつかの代表的な
分類が並んでいる。そのうちの1つが「電子メール」で
ある。電子メールというノードは、更にその下に「送
信」と「受信」という分類があり、その下に実際の問い
合わせの事例がくくり付けられている。検索時には、こ
の概念階層を上から下にたどっていく。つまり、検索内
容の概要をまず知って、それをさらに細かく分類する作
業をして、概念階層を下に向かっていくことになる。
【0004】もう1つは、図5に示すように関係データ
ベース管理システム(Relational Database Management
System)を利用して、各事例を関係データベースの1レ
コードとして表現しておく手法である。関係データベー
スでは、各レコードは、属性の値の集合で表現される。
従ってそれらのレコードの集合は、2次元の表で表わさ
れることになる。検索時には、問い合わせを幾つかの属
性に分解して、それらの属性の条件を設定することにな
る。例えば、図5の例は、車のデータベースであるが、
「車名はカローラで、色は赤系統、タイプはセダン」な
どといえば、それらの属性(ここでは、車名、色、タイ
プ)などの属性に対して、特定の条件を設定すれば、そ
れでデータベースの検索式ができあがる。関係データベ
ースの検索言語であるSQL(Structured Query Langu
age,参考文献: "ANSI DatabaseLanguage SQL with Int
egrity Enhancement", ANSI X3.135.1-1989, 1989年)
を使うと、 で検索が成功する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような事例データ
ベースでは、迅速に検索できることが非常に重要であ
る。なぜならば、顧客からの問い合わせが電話または対
面であったときに、ゆっくり時間をかけて検索するわけ
にはいかないからである。しかし、ある種の問い合わせ
やクレームの事例においては、時間的に推移する状態や
動作の列が重要な意味を持つ場合がある。例えば、顧客
からの特定の製品へのクレーム情報などでは、「自分が
Xを行ったら、機械はYという反応を示した。そして、
自分がZという動作をしようとしたら、何も言わなくな
った」などという表現が一般的である。このような例で
は、図4や図5のような実現方法では検索の時に困難が
生ずる。
【0006】まず、図4のような概念階層では、階層の
上下のノードは、同一の内容を抽象化して表現している
か、より具体化して表現しているかの違いであるし、階
層の横に同レベルのノードの間には、意味的な関係は存
在しない。例えば、図4の「導入」「接続」「電子メー
ル」などは同レベルに存在するノードだが、互いに何の
意味的関係もない。従って、「自分がXを行ったら、機
械はYという反応を示した。そして、自分がZという動
作をしようとしたら、何も言わなくなった」などという
事象や動作の時間的な流れを表わす方法がない。
【0007】また、図5のような関係データベースを使
った場合にも、関係データベース中の各属性の間には、
何の意味的関係も存在しない。例えば、図5で、「車
名」「色」「タイプ」の属性は、それぞれ独立である。
従って、ここでも事象や動作の時間的な流れを表わす方
法がない。
【0008】本発明の目的は、時間的に推移する操作や
動作の変化が表現されている事例データを効果的に格納
・検索する類似事例検索装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による類似事例検
索装置は、利用者が自身の問題を操作や動作列として逐
次的に並べた問題記述と、操作や動作列を逐次的に記述
した形で障害事象を説明し、更にそれに対する対処方法
を対で記述した障害事例記述と、前記障害事例記述を複
数格納した事例配列と、前記問題記述を与えられると、
前記事例配列から障害事例を1つずつ取り出し、その障
害事象部分と前記問題記述を比較し、前記障害事象部分
の記述が前記問題記述を包含するときには、前記取り出
された障害事例を前記問題記述にマッチした事例として
判定し、類似事例として利用者に提示する類似事例検索
部と、を備えることを特徴とする。
【0010】また、本発明による類似事例検索装置は、
上記の類似事例検索装置において、前記類似事例検索部
中の与えられた問題記述と障害事例の間の包含関係を判
定する部分において、初期値として、類似度の値をゼロ
にセットしておき、問題記述中に逐次的に並べられた操
作や動作列の先頭の記述を1つ取り出し、一方、障害事
象部分に逐次的に並べられた操作や動作列の先頭の記述
を1つ取り出し、前記操作や動作列同士が類似している
かどうかを検査し、類似していれば、類似度の値を1つ
加え、前記問題記述の次の記述を取り出して、前記類似
していると判定された障害事象中の記述よりも逐次的に
後ろの記述を取り出して、前記類似性を判定すること
を、前記問題記述がなくなるまで繰り返すことを行い、
一方、類似していない場合は、前記障害事象部分の次の
記述を取り出して類似性の比較をすることを繰り返し、
前記障害事象部分の次の記述がなくなれば、類似してい
ないと判定して処理を終了し、他方、前記問題記述のす
べてに対して類似と認められる記述を有する障害事象記
述の場合には、前記問題記述に対して類似事例であると
判定して処理を終了することを特徴とする。
【0011】更に、本発明による類似事例検索装置は、
上記の類似事例検索装置において、類似事例検索部は、
前記2つの記述の類似度を検査する部分において、それ
ぞれの記述から与えられた記述からあらかじめ登録して
おいたキーワードを抽出し、あらかじめ登録しておいた
閾値以上に両方に含まれる共通のキーワードが存在する
場合には、類似な記述であると判定し、そうでない場合
には類似でないと判定する手段を備えることを特徴とす
る。
【0012】本発明による類似事例検索方法は、時系列
順の1又は2以上の問題記述を有する所定の問題に類似
する事例を時系列順の1又は2以上の障害事象記述を有
する複数の事例から検索する類似事例検索方法におい
て、前記所定の問題の前記1又は2以上の問題記述の各
々に類似する前記複数の事例の各々の1又は2以上の前
記障害事象記述の1を前記1又は2以上の前記障害事象
記述の最先のものから順に探索し、探索された障害事象
記述を探索の対象から外しながら、該探索を前記1又は
2以上の問題記述の最先のものから順に行い、探索され
た前記障害事象記述の数を類似度として求める第1のス
テップを有することを特徴とする。
【0013】また、本発明による類似事例検索方法は、
上記の類似事例検索方法において、前記類似度が所定の
値を越えている事例を抽出する第2のステップを更に有
することを特徴とする。
【0014】また、本発明による類似事例検索方法は、
上記の類似事例検索方法において、前記複数の事例の各
々には対処方法が随伴することを特徴とする。
【0015】更に、本発明による類似事例検索方法は、
上記の類似事例検索方法において、前記第1のステップ
において、共通キーワード数が所定の値を超えていると
きに前記問題記述と前記障害時状記述とが類似している
と判定するとすることを特徴とする。
【0016】更に、本発明による類似事例検索方法は、
上記の類似事例検索方法において、前記第1のステップ
が、前記問題記述及び前記障害事象記述を形態素解析す
るステップと、該形態素解析の結果からキーワードを抽
出するステップとを有することを特徴とする。
【0017】更に、本発明による類似事例検索方法は、
上記の類似事例検索方法において、前記問題記述及び前
記障害事象記述には、対象物に対する操作及び前記対象
物の動作が記述されていることを特徴とする。
【0018】本発明によるコンピュータ読み取り可能な
記録媒体は、上記の類似事例検索方法をコンピュータに
実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明全体を表わした実施形態で
ある。1は、利用者が自身の問題を操作や動作列として
逐次的に並べた問題の記述が格納された問題記述格納部
である。1つの障害事例は、事例の一意名を格納した事
例ID 2、逐次的に操作列や動作列が記述された障害
事象記述格納部3、対処方法記述格納部4、類似度格納
部5を1組として5組からなる。6は、障害事例を複数
格納した事例配列である。7は、問題記述格納部1の問
題記述と事例配列6中の障害事例の間の類似度を計算
し、類似事例を選別して利用者に提示する類似事例検索
部である。8は、ある事例が与えられた入力に対して類
似かどうかを判定するときの閾値を格納する閾値格納部
である。問題記述格納部1と障害事象記述格納部3は、
複数の操作や動作の列を格納するので、配列形式をと
る。
【0021】図2に、類似事例検索部7の処理をフロー
チャートで示す。フローチャート中の記述を簡潔にする
ために、以下の表現を採用する。問題記述格納部1は、
input()で表現し、その中の各操作や動作は、i
番目の記述をinput(i)で表わす。事例配列6
は、i番目の事例を「case(i)」で表わす。i番
目の事例の事例ID 2は、「case(i).事例I
D」で表わす。i番目の事例の障害事象記述格納部3
は、「case(i).problem」で表わす。ま
た、障害事象記述格納部3中の各操作や動作は、そのj
番目のものを「case(i).problem
(j)」で表わす。i番目の事例の対処方法記述格納部
4は、「case(i).対処方法」で表わす。i番目
の事例の類似度格納部5は、「case(i).類似
度」で表わす。
【0022】次に本実施形態の動作について図2を参照
して説明する。
【0023】図2の処理の流れは、以下のようになる。
【0024】100で、変数Iに0を代入する。これを
I<=0で表現する。次に、101へ進む。
【0025】101で、事例配列から1つ取り出す。そ
れをCase(I)で表現する。次に、102へ進む。
【0026】102で、case(I)が存在するか調
べる。あれば、103へ、なければ200へ進む。
【0027】103で、変数Qに0を代入する。(Q<
=0)。次に、104へ進む。
【0028】104で、問題記述格納部1から1つ記述
を取り出す。これをinput(Q)で表わす。次に、
105へ進む。
【0029】105で、input(Q)が存在するか
調べる。あれば106へ、なければ300へ進む。
【0030】106で、変数Cに0を代入する。(C<
=0)。次に、107へ進む。
【0031】107で、case(I)の障害事象記述
格納部から1つ記述を取り出す。
【0032】これは、Case(I).problem
(C)で表わす。次に、108へ進む。
【0033】108で、case(I).proble
m(C)が存在するか調べる。あれば109へ、なけれ
ば300へ進む。
【0034】109で、case(I).proble
m(C)とinput(Q)がマッチするか調べる。マ
ッチしたら110へ、しなければ400へ進む。
【0035】110で、Case(I).類似度に1加
える。変数Cと変数Qに1を加える。そして104へ進
む。
【0036】途中分岐した先の200では、事例配列を
見て、case().類似度の値が閾値格納部8より大
きい事例のIDを提示する。途中分岐した先の300で
は、変数Iに1加え、101へ進む。途中分岐した先の
400では、変数Cに1加え、107へ進む。
【0037】図3は、図2のフローチャートの中の10
9で、case(I).problem(C)とinp
ut(Q)がマッチするかどうか調べる部分を実現する
1実施形態を表わしている。10は、第1自然語文格納
部であり、利用者の問い合せ記述input(Q)が格
納される。11は、第2自然語文格納部であり、障害事
象記述case(i).problem(j)が格納さ
れる。12は、形態素解析部であり、自然語文を入力と
して受け取ると、単位単語に分割し、単語列を出力す
る。形態素解析部12は、機械翻訳等で使われる通常の
手法で実現すればよく、本発明で特定のものを主張する
ものではない。19は、前もって人手で登録したキーワ
ードを登録したキーワード辞書である。13は、形態素
解析部12の出力を受け取り、キーワード辞書19に登
録されたキーワードがあれば、それだけを取り出して出
力するキーワード抽出部である。14は、第1キーワー
ド列格納部であり、第1自然語文格納部10に格納され
た自然語文から取り出されたキーワードが格納される。
15は、第2キーワード列格納部であり、第2自然語文
格納部11に格納された自然語文から取り出されたキー
ワードが格納される。16は、共通キーワード計数部
で、第1キーワード列格納部14と第2キーワード列格
納部15の両方に含まれるキーワードのみを選択してそ
の数を計数し出力する。17は、閾値格納部で、前もっ
て人手によって決められた数値が格納されている。18
は、類似度判定部で、第1キーワード列格納部14と第
2キーワード列格納部15で共通して存在するキーワー
ドの数が、閾値格納部17の値を超えている場合は、第
1自然語文格納部10と第2自然語文格納部11は、類
似していると判定し、そうでない場合は、類似していな
いと判定して、その結果を出力する。
【0038】類似していると判定された場合は、図2に
おいて110へ進み、類似していないと判定された場合
は、図2において400へ進むことになる。
【0039】なお、上記の実施形態による方法は、CP
Uに当該方法を実行させるためのプログラムを記録した
CD−ROMなどの記録媒体からCPUが当該プログラ
ムを読み込んで実行することにより実現することもでき
る。
【0040】また、上記の実施形態による装置は、CP
Uを当該装置の各手段として機能させるためのプログラ
ムを記録したCD−ROMなどの記録媒体からCPUが
当該プログラムを読み込んで実行することにより実現す
ることもできる。
【0041】この際、通常は、CPUは、オペレーティ
ングシステムにより、当該プログラムを当該記録媒体か
ら主メモリに一旦転送した後に、主メモリから当該プロ
グラムを読み込んで実行する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
時間的に推移する状態変化が表現されている事例データ
の集合から、利用者の要求に応じて検索を迅速に検索す
ることができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す類似事例検索部7の処理をフローチ
ャートで示したものである。
【図3】図2のフローチャートの中の109で、cas
e(I).problem(C)とinput(Q)が
マッチするかどうか調べる部分を実現する1実施形態を
表わしている。
【図4】従来手法として、概念階層を使った実現手法を
説明するための図である。
【図5】従来手法として、関係データベースを使った実
現手法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 問題記述格納部 2 事例ID 3 障害事象記述格納部 4 対処方法記述格納部 5 類似度格納部 6 事例配列 7 類似事例検索部 8 閾値格納部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が自身の問題を操作や動作列とし
    て逐次的に並べた問題記述と、操作や動作列を逐次的に
    記述した形で障害事象を説明し、更にそれに対する対処
    方法を対で記述した障害事例記述と、前記障害事例記述
    を複数格納した事例配列と、前記問題記述を与えられる
    と、前記事例配列から障害事例を1つずつ取り出し、そ
    の障害事象部分と前記問題記述を比較し、前記障害事象
    部分の記述が前記問題記述を包含するときには、前記取
    り出された障害事例を前記問題記述にマッチした事例と
    して判定し、類似事例として利用者に提示する類似事例
    検索部と、を備えることを特徴とする類似事例検索装
    置。
  2. 【請求項2】 前記類似事例検索部中の与えられた問題
    記述と障害事例の間の包含関係を判定する部分におい
    て、初期値として、類似度の値をゼロにセットしてお
    き、問題記述中に逐次的に並べられた操作や動作列の先
    頭の記述を1つ取り出し、一方、障害事象部分に逐次的
    に並べられた操作や動作列の先頭の記述を1つ取り出
    し、前記操作や動作列同士が類似しているかどうかを検
    査し、類似していれば、類似度の値を1つ加え、前記問
    題記述の次の記述を取り出して、前記類似していると判
    定された障害事象中の記述よりも逐次的に後ろの記述を
    取り出して、前記類似性を判定することを、前記問題記
    述がなくなるまで繰り返すことを行い、一方、類似して
    いない場合は、前記障害事象部分の次の記述を取り出し
    て類似性の比較をすることを繰り返し、前記障害事象部
    分の次の記述がなくなれば、類似していないと判定して
    処理を終了し、他方、前記問題記述のすべてに対して類
    似と認められる記述を有する障害事象記述の場合には、
    前記問題記述に対して類似事例であると判定して処理を
    終了することを特徴とする類似事例検索部を持つ類似事
    例検索装置。
  3. 【請求項3】 類似事例検索部は、前記2つの記述の類
    似度を検査する部分において、それぞれの記述から与え
    られた記述からあらかじめ登録しておいたキーワードを
    抽出し、あらかじめ登録しておいた閾値以上に両方に含
    まれる共通のキーワードが存在する場合には、類似な記
    述であると判定し、そうでない場合には類似でないと判
    定する手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の
    類似事例検索装置。
  4. 【請求項4】 時系列順の1又は2以上の問題記述を有
    する所定の問題に類似する事例を時系列順の1又は2以
    上の障害事象記述を有する複数の事例から検索する類似
    事例検索方法において、 前記所定の問題の前記1又は2以上の問題記述の各々に
    類似する前記複数の事例の各々の1又は2以上の前記障
    害事象記述の1を前記1又は2以上の前記障害事象記述
    の最先のものから順に探索し、該検索を、探索された障
    害事象記述を探索の対象から外しながら、前記1又は2
    以上の問題記述の最先のものから順に行い、探索された
    前記障害事象記述の数を類似度として求める第1のステ
    ップを有することを特徴とする類似事例検索方法。
  5. 【請求項5】 前記類似度が所定の値を越えている事例
    を抽出する第2のステップを更に有することを特徴とす
    る請求項4に記載の類似事例検索方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の事例の各々には対処方法が随
    伴することを特徴とする請求項4又は5に記載の類似事
    例検索方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のステップにおいて、共通キー
    ワード数が所定の値を超えているときに前記問題記述と
    前記障害時状記述とが類似していると判定するとするこ
    とを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の
    類似事例検索方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のステップが、前記問題記述及
    び前記障害事象記述を形態素解析するステップと、該形
    態素解析の結果からキーワードを抽出するステップとを
    有することを特徴とする請求項7に記載の類似事例検索
    方法。
  9. 【請求項9】 前記問題記述及び前記障害事象記述に
    は、対象物に対する操作及び前記対象物の動作が記述さ
    れていることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1
    項に記載の類似事例検索方法。
  10. 【請求項10】 請求項4乃至9のいずれか1項に記載
    の類似事例検索方法をコンピュータに実行させるための
    プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 時系列順の1又は2以上の問題記述を
    有する所定の問題に類似する事例を時系列順の1又は2
    以上の障害事象記述を有する複数の事例から検索する類
    似事例検索装置において、 前記所定の問題の前記1又は2以上の問題記述の各々に
    類似する前記複数の事例の各々の1又は2以上の前記障
    害事象記述の1を前記1又は2以上の前記障害事象記述
    の最先のものから順に探索し、該検索を、探索された障
    害事象記述を探索の対象から外しながら、前記1又は2
    以上の問題記述の最先のものから順に行い、探索された
    前記障害事象記述の数を類似度として求める第1の手段
    を備えることを特徴とする類似事例検索装置。
  12. 【請求項12】 前記類似度が所定の値を越えている事
    例を抽出する第2の手段を更に有することを特徴とする
    請求項11に記載の類似事例検索装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の事例の各々には対処方法が
    随伴することを特徴とする請求項11又は12に記載の
    類似事例検索装置。
  14. 【請求項14】 前記第1のステップにおいて、共通キ
    ーワード数が所定の値を超えているときに前記問題記述
    と前記障害時状記述とが類似していると判定するとする
    ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に
    記載の類似事例検索装置。
  15. 【請求項15】 前記第1のステップが、前記問題記述
    及び前記障害事象記述を形態素解析するステップと、該
    形態素解析の結果からキーワードを抽出するステップと
    を有することを特徴とする請求項14に記載の類似事例
    検索装置。
  16. 【請求項16】 前記問題記述及び前記障害事象記述に
    は、対象物に対する操作及び前記対象物の動作が記述さ
    れていることを特徴とする請求項11乃至15のいずれ
    か1項に記載の類似事例検索装置。
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