JP2000242314A - プログラム判別表示方法および装置 - Google Patents

プログラム判別表示方法および装置

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JP2000242314A
JP2000242314A JP4011899A JP4011899A JP2000242314A JP 2000242314 A JP2000242314 A JP 2000242314A JP 4011899 A JP4011899 A JP 4011899A JP 4011899 A JP4011899 A JP 4011899A JP 2000242314 A JP2000242314 A JP 2000242314A
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桂三 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラマブルコントローラで使用するラダ
ープログラムの各ラダー回路の正常、異常を自動的に判
別してこれを識別可能に表示するようにしたプログラム
判別表示方法および装置を提供する。 【解決手段】 プログラマブルコントローラで使用する
ラダープログラムの各ラダー回路の正常、異常を自動的
に判別し、異常と判別されたラダー回路はその左母線の
色を変更して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラム判別
表示方法および装置に関し、詳しくは、ラダーエディタ
で作成したラダー回路、プログラマブルコントローラか
らアップロードしたラダープログラムを構成するラダー
回路、フロッピーディスクまたはハードディスクからロ
ードしたラダープログラムを構成するラダー回路の正
常、異常を判別してこれを識別可能に表示するようにし
たプログラム判別表示方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、センサ,アクチュエータ等を制御
するプログラマブルコントローラ(PLC)は、例えば
図9に示すように、CPUユニット50と、システムバ
ス90を介してCPUユニット50と接続するNCユニ
ット等からなる高機能I/Oユニット60および他の通
信ユニットとデータを送受信する通信ユニット70とか
ら構成されている。
【0003】CPUユニット50は、ラック上に有する
高機能I/Oユニット60および通信ユニット70を制
御するようになっているとともに、ツールケーブル10
0を介してデータを設定させるツール(アプリケーショ
ンソフトウェア)1,高機能I/Oユニット60でモニ
タリングを実行させるツール2(アプリケーションソフ
トウェア)を稼働させるパーソナルコンピュータ80と
接続するようになっている。
【0004】高機能I/Oユニット60は、特殊な制
御、例えばNC制御,PID制御等を実施するものであ
る。
【0005】通信ユニット70は、他のノードとなる別
のCPUユニット50または高機能I/Oユニット60
とデータを送受信するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したプ
ログラマブルコントローラシステムにおいて、各プログ
ラマブルコントローラは、ラダ−プログラムで駆動制御
されているが、このラダープログラムの各ラダー回路の
正常、異常の判別は専門的な知識が必要であるととも
に、非常に手間がかかり、これがシステム運用の上で大
きな問題となっていた。
【0007】そこで、この発明は上述した問題点に鑑
み、プログラマブルコントローラで使用するラダープロ
グラムの各ラダー回路の正常、異常を自動的に判別して
これを識別可能に表示するようにしたプログラム判別表
示方法および装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明においては、プログラマブルコントロー
ラで使用するラダープログラムの各ラダー回路の正常、
異常を自動的に判別し、異常と判別されたラダー回路は
その左母線の色を変更して表示することでその異常をユ
ーザが容易かつ迅速に識別できるように構成されてい
る。
【0009】すなわち、請求項1の発明においては、プ
ログラマブルコントローラで使用するラダープログラム
を判別表示するプログラム判別表示方法において、ラダ
ーエディタでラダー回路を作成するとともに、該作成し
たラダー回路の正常、異常を判別し、異常と判別された
場合は作成したラダー回路の左母線の色を変更して表示
することを特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明においては、プログ
ラマブルコントローラで使用するラダ−プログラムを判
別表示するプログラム判別表示方法において、上記プロ
グラマブルコントローラからラダープログラムをアップ
ロードし、該アップロードしたラダープログラムからラ
ダー回路を一つずつ切り出し、該切り出したラダー回路
の正常、異常をそれぞれ判別して、異常と判別された場
合は該切り出したラダー回路の左母線の色を変更して表
示することを特徴とする。
【0011】また、請求項3の発明においては、プログ
ラマブルコントローラで使用するラダープログラムを判
別表示するプログラム判別表示方法において、外部記憶
装置にセーブしたラダープログラムをロードし、該ロー
ドしたラダープログラムからラダー回路を一つずつ切り
出し、該切り出したラダー回路の正常、異常をそれぞれ
判別して、異常と判別された場合は該切り出したラダー
回路の左母線の色を変更して表示する。
【0012】また、請求項4の発明においては、プログ
ラマブルコントローラで使用するラダープログラムを判
別表示するプログラム判別表示装置において、上記ラダ
ープログラムからラダー回路を一つずつ切り出す切出手
段と、上記切出手段で切り出したラダー回路の正常、異
常をそれぞれ判別する判別手段と、上記判別手段で異常
と判別されたラダー回路の左母線の色を変更して表示す
る表示制御手段と、を具備することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るプログラム
判別表示方法および装置を図面を参照して説明する。
【0014】図1はこの発明に係るプログラム判別表示
方法および装置を適用して構成したプログラマブルロジ
ックコントローラシステムの一実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【0015】この実施の形態のプログラマブルロジック
コントローラシステム(以下、PLCシステムという)
は、センサ,アクチュエータ等の制御対象機器を制御す
る第1のプログラマブルコントローラ(以下、第1のP
LCという、)1および第2のプログラマブルコントロ
ーラ(以下、第2のPLCという)1aと、後述するツ
ールを稼働するパーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ンという)2とから構成されている。
【0016】第1のPLC1は、CPUユニット11
と、高機能ユニット12と、通信ユニット13とを備え
ており、これらがデータバス,アドレスバス等からなる
システムバス14と接続された構成になっている。
【0017】CPUユニット11は、ラック上に有する
高機能I/Oユニット12および通信ユニット13を制
御するとともに、ツールケーブル3を介してパソコン2
と接続されており、パソコン2から受信したツールの所
定処理を実行するようになっている。
【0018】このCPUユニット12は、CPUユニッ
ト自身を制御するマイクロコンピュータ(マイコン)1
11と、マイクロコンピュータ111がシステムバス1
4を介して各ユニット12,13にアクセスするための
インタフェースを行うマイコンバスASIC112と、
ツールからの受信データ(以下、コマンドメッセージと
いう)を複数格納するとともにツールに対して送信する
送信データ(レスポンスメッセージという)を格納する
メモリ113と、通信処理を行う通信処理プログラムを
格納する通信処理プログラムメモリ114とを有するよ
うな構成になっている。
【0019】高機能I/Oユニット12は、特殊な制御
を行うためユニット、例えばNCユニット等であり、高
機能I/Oユニット自身を制御するマイクロコンピュー
タ(マイコン)121と、システムバス14とこのユニ
ットのインタフェースを行うバスASIC122と、C
PUユニット11から送信されてきたコマンドおよびC
PUユニット11に対して送信するレスポンスを格納す
るメモリ123とを有するような構成になっている。
【0020】通信ユニット13は、CPUユニット11
からの受信したコマンドメッセージを、接続している他
のノードに有する通信ユニットに送信するとともに、そ
れに対するレスポンス等を受信し、これをCPUユニッ
ト11に送信するようになっており、通信ユニット自身
を制御するマイクロコンピュータ(マイコン)131
と、システムバス14とこのユニットのインタフェース
を行うバスASIC132と、CPUユニット11から
送信されてきたコマンド等およびCPUユニット11に
対して送信するレスポンスメッセージを格納するメモリ
133とを有する構成になっている。
【0021】パソコン2は、表示画面上に複数のウィン
ドウを表示できるものであって、このウィンドウを使用
して複数のツール21(アプリケーションソフトウェ
ア)(図面上では#1のツール21および#2のツール
21)を実行するようになっている。
【0022】さて、この実施の形態のPLCシステムに
おいては、ラダーエディタで作成したラダー回路、第1
のPLC1若しくは第2のPLC1aからアップロード
したラダープログラムを構成するラダー回路、フロッピ
ーディスクまたはハードディスクからロードしたラダー
プログラムを構成するラダー回路の正常、異常をパソコ
ン2で判別し、これをパソコン2の表示画面上にユーザ
が識別可能に表示できるように構成されている。
【0023】図2は、この実施の形態におけるプログラ
ム判別表示処理を示す機能ブロック図である。
【0024】図2において、この プログラム判別表示
処理は、 1)ラダーエディタ201で作成したラダー回路 2)フロッピーディスクまたはハードディスク(FD/
HD)からロード202したラダープログラムからラダ
ー回路切り出し部204で切り出したラダー回路 3)PLCからアップロード203したラダープログラ
ムからラダー回路切り出し部204で切り出したラダー
回路 について、 a)ラダー回路が成立しているか b)ラダー回路中にある命令が対象のプログラマブルコ
ントローラでサポートされているか c)ラダー回路中にあるすべての命令にオペランドの不
足がないか d)ラダー回路中にあるオペランドが対象のプログラマ
ブルコントローラでサポートされているか のチェックを行い、上記a)〜d)のうちの少なくとも
一つが成立しないとこれを異常としてエラー判別部21
1で判別し、この場合、ラダー図の母線の色を変えてラ
ダー画面214に表示するように構成されている。
【0025】すなわち、ラダーエディタ201で作成さ
れたラダー回路は1回路ずつラダー図表示部205に入
力される。
【0026】また、フロッピーディスクまたはハードデ
ィスク(FD/HD)からロードしたラダープログラム
およびPLCからアップロードしたラダープログラムは
ラダー回路切り出し部204に入力され、ここで、該ラ
ダープログラムにより構成されるラダー回路が1回路ず
つ切り出されて、ラダー図表示部205に入力される。
【0027】ラダー図表示部205は、ラダーエディタ
201で作成されたラダー回路若しくはフロッピーディ
スクまたはハードディスク(FD/HD)からロードさ
れラダー回路切り出し部204で1回路ずつ切り出され
たラダー回路若しくはPLCからアップロードされラダ
ー回路切り出し部204で1回路ずつ切り出されたラダ
ー回路をそれぞれラダー図に変換して画面合成部213
に出力する。
【0028】一方、命令エラーチェック部208は、命
令データベース(命令DB)206に格納された命令情
報を参照して当該ラダー回路中にある命令が対象のプロ
グラマブルコントローラでサポートされているかを調べ
る。
【0029】また、オペランド有無チェック部209
は、命令データベース(命令DB)206に格納された
命令情報を参照して当該ラダー回路中にあるすべての命
令にオペランドの不足がないかを調べる。
【0030】また、オペランドエラーチェック部210
は、オペランドデータベース(オペランドDB)207
に格納されたオペランド情報を参照して当該ラダー回路
中にあるオペランドが対象のプログラマブルコントロー
ラでサポートされているかを調べる。
【0031】エラー判別部211は、命令エラーチェッ
ク部208およびオペランド有無チェック部209およ
びオペランドエラーチェック部210の出力に基づき、
当該ラダー回路のエラーの有無を判別し、その判別結果
を左母線表示部212に通知する。
【0032】左母線表示部212は、エラー判別部21
1の判断結果に基づきラダー図の母線を画像合成部21
3に出力する。ここで、左母線表示部212は、エラー
判別部211でエラー無しと判別された場合は、ラダー
図の通常の色の母線を出力し、エラー判別部211でエ
ラー有りと判別された場合は、ラダー図の通常の色とは
異なる色の母線を出力する。
【0033】画像合成部213は、ラダー図表示部20
5から出力されたラダー図と左母線表示部212から出
力されたラダー図の母線を合成し、これをラダー画面2
14に表示する。
【0034】次に、図2に示したプログラム判別表示処
理の詳細を図3乃至図5に示したフローチャートを参照
して更に説明する。
【0035】図3は、ユーザがラダーエディタ201で
ラダー回路を作成する場合における図2に示したプログ
ラム判別表示処理を示すフローチャートである。
【0036】図3において、まず、ユーザがラダーエデ
ィタ201でラダー回路を作成する(ステップ30
1)。
【0037】次に、作成したラダー回路が成立している
かを調べ(ステップ302)、作成したラダー回路が成
立している場合は(ステップ302でYES)、次に、
作成した回路中にある命令が対象のPLCでサポートさ
れているかを調べる(ステップ303)。
【0038】ここで、作成した回路中にある命令が対象
PLCでサポートされている場合は(ステップ303で
YES)、次に、作成した回路中にある全ての命令にオ
ペランドの不足はないかを調べる(ステップ304)。
ここで、作成した回路中にある全ての命令にオペランド
の不足がないと判断されると(ステップ304でYE
S)、作成した回路中にあるオペランドが対象のPLC
でサポートされているかを調べる(ステップ305)。
【0039】ここで、作成した回路中にあるオペランド
が対象のPLCでサポートされていると判断されると、
このラダー回路は正常であるのでラダー回路の左母線の
色を変更しない(ステップ306)。
【0040】しかし、ステップ302で、作成したラダ
ー回路が成立していないと判断された場合(ステップ3
02でNO)、または、ステップ303で、作成した回
路中にある命令が対象のPLCでサポートされていない
と判断された場合(ステップ303でNO)、または、
ステップ304で、作成した回路中にある命令にオペラ
ンドの不足があると判断された場合(ステップ304で
NO)、または、ステップ305で、作成した回路中に
あるオペランドが対象のPLCでサポートされていない
と判断された場合は(ステップ305でNO)、このラ
ダー回路は異常であるとしてラダー回路の左母線の色を
変更する(ステップ307)。
【0041】図4は、PLCからラダープログラムをア
ップロードする場合における図2に示したプログラム判
別表示処理を示すフローチャートである。
【0042】図4において、まず、PLCからラダープ
ログラムをアップロードし、ラダー回路を一つずつ切り
出す(ステップ311)。
【0043】次に、切り出したラダー回路が成立してい
るかを調べ(ステップ312)、切り出したラダー回路
が成立している場合は(ステップ312でYES)、次
に、切り出した回路中にある命令が対象のPLCでサポ
ートされているかを調べる(ステップ313)。
【0044】ここで、切り出した回路中にある命令が対
象のPLCでサポートされている場合は(ステップ31
3でYES)、次に、切り出した回路中にある全ての命
令にオペランドの不足はないかを調べる(ステップ31
4)。ここで、切り出した回路中にある全ての命令にオ
ペランドの不足がないと判断されると(ステップ314
でYES)、切り出した回路中にあるオペランドが対象
のPLCでサポートされているかを調べる(ステップ3
15)。
【0045】ここで、切り出した回路中にあるオペラン
ドが対象のPLCでサポートされていると判断される
と、このラダー回路は正常であるのでラダー回路の左母
線の色を変更しない(ステップ316)。
【0046】しかし、ステップ312で、切り出したラ
ダー回路が成立していないと判断された場合(ステップ
312でNO)、または、ステップ313で、切り出し
た回路中にある命令が対象のPLCでサポートされてい
ないと判断された場合(ステップ313でNO)、また
は、ステップ314で、切り出した回路中にある命令に
オペランドの不足があると判断された場合(ステップ3
14でNO)、または、ステップ315で、切り出した
回路中にあるオペランドが対象のPLCでサポートされ
ていないと判断された場合は(ステップ315でN
O)、このラダー回路は異常であるとしてラダー回路の
左母線の色を変更する(ステップ317)。
【0047】なお、上記ステップ312からステップ3
17までの処理は、切り出したラダー回路の数だけ繰り
返される。
【0048】図5は、セーブしたラダープログラムをフ
ロッピーディスクまたはハードディスク(FD/HD)
からロードする場合における図2に示したプログラム判
別表示処理を示すフローチャートである。
【0049】図5において、まず、セーブしたラダープ
ログラムをフロッピーディスクまたはハードディスク
(FD/HD)からロードし、ラダー回路を一つずつ切
り出す(ステップ321)。
【0050】次に、切り出したラダー回路が成立してい
るかを調べ(ステップ322)、切り出したラダー回路
が成立している場合は(ステップ322でYES)、次
に、切り出した回路中にある命令が対象のPLCでサポ
ートされているかを調べる(ステップ323)。
【0051】ここで、切り出した回路中にある命令が対
象のPLCでサポートされている場合は(ステップ32
3でYES)、次に、切り出した回路中にある全ての命
令にオペランドの不足はないかを調べる(ステップ32
4)。ここで、切り出した回路中にある全ての命令にオ
ペランドの不足がないと判断されると(ステップ324
でYES)、切り出した回路中にあるオペランドが対象
のPLCでサポートされているかを調べる(ステップ3
25)。
【0052】ここで、切り出した回路中にあるオペラン
ドが対象のPLCでサポートされていると判断される
と、このラダー回路は正常であるのでラダー回路の左母
線の色を変更しない(ステップ326)。
【0053】しかし、ステップ322で、切り出したラ
ダー回路が成立していないと判断された場合(ステップ
322でNO)、または、ステップ323で、切り出し
た回路中にある命令が対象のPLCでサポートされてい
ないと判断された場合(ステップ323でNO)、また
は、ステップ324で、切り出した回路中にある命令に
オペランドの不足があると判断された場合(ステップ3
24でNO)、または、ステップ325で、切り出した
回路中にあるオペランドが対象のPLCでサポートされ
ていないと判断された場合は(ステップ325でN
O)、このラダー回路は異常であるとしてラダー回路の
左母線の色を変更する(ステップ327)。
【0054】なお、上記ステップ322からステップ3
27までの処理は、切り出したラダー回路の数だけ繰り
返される。
【0055】図6は、ラダー画面に表示されたラダー回
路が異常である場合の表示例を示す図である。
【0056】図6において、赤の縦線(母線)は、回路
が成立していないことを示している。ここで回路が成立
すれば、この回路が成立した時点でこの赤の縦線(母
線)は消える。
【0057】なお、この実施の形態のPLCシステムに
おいては、ラダー画面において、エラー個所やアドレス
使用個所へ自動ジャンプ可能に構成されている。
【0058】すなわち、図7にように、エラー個所があ
る場合は、プログラムチェック結果を見て、原因となっ
ているエラー個所にジャンプすることが可能である。
【0059】また、図8に示すように、そのアドレスが
他のどの命令で使用されているかを見たいとき、そのア
ドレスを指定している接点やコイルの位置にカーソルを
移動させ、そのままクロスリファレンスを表示させるこ
とができる。更にはその個所へのジャンプや、命令語の
ソートも可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明にお
いては、プログラマブルコントローラで使用するラダ−
プログラムを判別表示するプログラム判別表示方法にお
いて、ラダーエディタでラダー回路を作成するととも
に、該作成したラダー回路の正常、異常を判別し、異常
と判別された場合は作成したラダー回路の左母線の色を
変更して表示するように構成したので、ラダーエディタ
で作成したラダー回路の正常、異常を自動的に判別して
これを識別可能に表示することが可能になる。
【0061】また、請求項3の発明においては、プログ
ラマブルコントローラで使用するラダープログラムを判
別表示するプログラム判別表示方法において、上記プロ
グラマブルコントローラからラダープログラムをアップ
ロードし、該アップロードしたラダープログラムからラ
ダー回路を一つずつ切り出し、該切り出したラダー回路
の正常、異常をそれぞれ判別して、異常と判別された場
合は該切り出したラダー回路の左母線の色を変更して表
示するように構成したので、プログラマブルコントロー
ラからアップロードしたラダープログラムを構成するラ
ダー回路の正常、異常を自動的に判別してこれを識別可
能に表示することが可能になる。
【0062】また、請求項5の発明においては、プログ
ラマブルコントローラで使用するラダープログラムを判
別表示するプログラム判別表示方法において、外部記憶
装置にセーブしたラダープログラムをロードし、該ロー
ドしたラダープログラムからラダー回路を一つずつ切り
出し、該切り出したラダー回路の正常、異常をそれぞれ
判別して、異常と判別された場合は該切り出したラダー
回路の左母線の色を変更して表示するように構成したの
で、外部記憶装置からロードしたラダープログラムを構
成するラダー回路の正常、異常を自動的に判別してこれ
を識別可能に表示することが可能になる。
【0063】また、請求項7の発明は、プログラマブル
コントローラで使用するラダ−プログラムを判別表示す
るプログラム判別表示装置において、上記ラダープログ
ラムからラダー回路を一つずつ切り出す切出手段と、上
記切出手段で切り出したラダー回路の正常、異常をそれ
ぞれ判別する判別手段と、上記判別手段で異常と判別さ
れたラダー回路の左母線の色を変更して表示する表示制
御手段と、を具備して構成したので、プログラマブルコ
ントローラで使用するラダープログラムの各ラダー回路
の正常、異常を自動的に判別してこれを識別可能に表示
するようにしたプログラム判別表示装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るプログラム判別表示方法および
装置を適用して構成したプログラマブルロジックコント
ローラシステムの一実施の形態を示すブロック図。
【図2】この実施の形態におけるプログラム判別表示処
理を示す機能ブロック図。
【図3】ユーザがラダーエディタでラダー回路を作成す
る場合における図2に示したプログラム判別表示処理を
示すフローチャート。
【図4】PLCからラダープログラムをアップロードす
る場合における図2に示したプログラム判別表示処理を
示すフローチャート。
【図5】セーブしたラダープログラムをフロッピーディ
スクまたはハードディスク(FD/HD)からロードす
る場合における図2に示したプログラム判別表示処理を
示すフローチャート。
【図6】ラダー画面に表示されたラダー回路が異常であ
る場合の表示例を示す図。
【図7】この実施の形態におけるラダー画面におけるエ
ラー個所への自動ジャンプを説明する図。
【図8】この実施の形態におけるラダー画面におけるア
ドレス使用個所への自動ジャンプを説明する図。
【図9】従来のプログラマブルロジックコントローラシ
ステムの一例を示すブロック図。
【符号の説明】
1,1a プログラマブルコントローラ 11 CPUユニット 111 マイクロコンピュータ 112 バスASIC 113 メモリ 114 通信処理プログラム格納メモリ 12 高機能ユニット 121 マイクロコンピュータ 122 バスASIC 123 メモリ 13 通信ユニット 131 マイクロコンピュータ 132 バスASIC 133 メモリ 14 システムバス 2 パーソナルコンピュータ 3 ツールケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブルコントローラで使用する
    ラダープログラムを判別表示するプログラム判別表示方
    法において、 ラダーエディタでラダー回路を作成するとともに、該作
    成したラダー回路の正常、異常を判別し、異常と判別さ
    れた場合は作成したラダー回路の左母線の色を変更して
    表示することを特徴とするプログラム判別表示方法。
  2. 【請求項2】 プログラマブルコントローラで使用する
    ラダープログラムを判別表示するプログラム判別表示方
    法において、 上記プログラマブルコントローラからラダープログラム
    をアップロードし、該アップロードしたラダープログラ
    ムからラダー回路を一つずつ切り出し、該切り出したラ
    ダー回路の正常、異常をそれぞれ判別して、異常と判別
    された場合は該切り出したラダー回路の左母線の色を変
    更して表示することを特徴とするプログラム判別表示方
    法。
  3. 【請求項3】 プログラマブルコントローラで使用する
    ラダープログラムを判別表示するプログラム判別表示方
    法において、 外部記憶装置にセーブしたラダープログラムをロード
    し、該ロードしたラダープログラムからラダー回路を一
    つずつ切り出し、該切り出したラダー回路の正常、異常
    をそれぞれ判別して、異常と判別された場合は該切り出
    したラダー回路の左母線の色を変更して表示することを
    特徴とするプログラム判別表示方法。
  4. 【請求項4】 プログラマブルコントローラで使用する
    ラダープログラムを判別表示するプログラム判別表示装
    置において、 上記ラダープログラムからラダー回路を一つずつ切り出
    す切出手段と、 上記切出手段で切り出したラダー回路の正常、異常をそ
    れぞれ判別する判別手段と、 上記判別手段で異常と判別されたラダー回路の左母線の
    色を変更して表示する表示制御手段と、 を具備することを特徴とするプログラム判別表示装置。
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