JP2000242181A - 情報表示板の浸水防止方法およびその装置 - Google Patents

情報表示板の浸水防止方法およびその装置

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JP2000242181A
JP2000242181A JP11043395A JP4339599A JP2000242181A JP 2000242181 A JP2000242181 A JP 2000242181A JP 11043395 A JP11043395 A JP 11043395A JP 4339599 A JP4339599 A JP 4339599A JP 2000242181 A JP2000242181 A JP 2000242181A
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pressure
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JP11043395A
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Shigeo Yasui
重男 安井
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Nagoya Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Nagoya Electric Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報表示板は防水試験による防水性が確認さ
れると製品として出荷されるが、実際に設置される道路
上において降雨と同時に風による風圧が表示板に加わる
ことが多く、特に、台風時においては相当な圧力が加わ
るため、前記防水試験においては問題が無くとも、前記
風圧によって前記フレームに歪が生じて表示ユニットと
フレームとの間に隙間ができ浸水が発生するという問題
があった。 【解決手段】 発光ダイオード等の光源をマトリックス
状に配置した表示ユニット3を前面に多数配置し、前記
光源を点灯することにより文字や図柄等の情報を表示す
る密閉構造を備えた情報表示板2に対して、雨滴センサ
51が降雨を検出し、かつ、風圧センサ52が所定の風
圧を検出した時に、加圧装置によって情報表示板内を加
圧状態となし、かつ、該情報表示板内の圧力が前記風圧
センサで検出した圧力よりも大きくなるように制御する
情報表示板の浸水防止方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塵や雨水の浸入によ
る故障を防止するために密閉構造とした情報表示板、例
えば、道路上に設置して道路情報等を表示するようにし
た道路情報表示板であって、発光ダイオードが組み込ま
れた表示ユニットと該表示ユニットを取付けるための本
体側フレーム、または本体と扉部パッキン等の密閉部分
に隙間が生じ浸水が発生することを防止するための浸水
防止方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、情報表示板(道路情報表示板)の
構成を図2、図4と共に説明する。1は車道の側道側に
立設された支柱で、上方に表示板2が梁11を介して取
付けられている。また、前記支柱1には表示板2が故障
した時などに登る梯子12が取付けられている。
【0003】表示板2はボックス形状であって、前記梯
子12側の側面側に保守のための扉21が密閉状態とな
るように取付けられ、前面には後述する表示ユニット3
が水密状態で取付けられるフレーム22が取付けられて
いる。なお、フレーム22は図6に示すように、後述す
る表示ユニット3におけるコネクタ34が挿入される孔
が形成されると共に背面側に補強用リブが格子状に形成
されている。
【0004】なお、23は前記梯子12から表示板2の
前記扉21へ移動するためのステップ、24は表示板2
の上面に取付けられた赤、青、黄色からなる信号灯にし
て、走行車に対して注意を促すためのものである。
【0005】表示ユニット3は図6、図7に示すような
縦、横16個の孔がマトリックス状に形成された合成樹
脂性のケース31に、赤、緑あるいは赤、青、緑の発光
素子からなる発光ダイオード(ランプ)32を水密に嵌
合固定したものである。また、ケース31の前面には各
列毎に庇33が一体的に形成されている。そして、ケー
ス31の背面には前記発光ダイオード32の点滅を制御
するための信号線を接続するコネクタ34が取付けられ
ている。なお、ケース31の裏面の周縁にはゴム等によ
るリング状のパッキン4が装着されている。
【0006】前記した表示ユニット3を前記したフレー
ム22に取付けるには、図8に示すようにフレーム22
に対して前記ケース31の裏面に取付けられたパッキン
4を介してフレーム22の前面側に当接した状態で裏面
側からネジによって前記パッキン4を圧着するようにし
て固定する。これにより、表示ユニット3とフレーム2
2は水密状態で固定されるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記したような表示板
は防水試験が行われ、該防水試験による防水性が確認さ
れると製品として出荷されるものであるが、実際に設置
される道路上において降雨と同時に風による風圧が表示
板に加わることが多く、特に、台風時においては相当な
圧力が加わるため、前記防水試験においては問題が無く
とも、前記風圧によって前記フレームに歪が生じて表示
ユニットとフレームとの間に隙間ができ浸水が発生する
といった問題があった。
【0008】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、降雨時および所定以
上の風圧が表示板に加わった時に、表示板内の圧力を前
記風圧と同じあるいはそれ以上の圧力とすることによ
り、外部からの浸水を防止した情報表示板の浸水防止方
法およびその装置を提供せんとするにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報表示板
の浸水防止方法は前記した目的を達成せんとするもの
で、その手段は、発光ダイオード等の光源をマトリック
ス状に配置した表示ユニットを前面に多数配置し、前記
光源を点灯することにより文字や図柄等の情報を表示す
る密閉構造を備えた情報表示板に対して、雨滴センサが
降雨を検出し、かつ、風圧センサが所定の風圧を検出し
た時に、加圧装置によって情報表示板内を加圧状態とな
し、かつ、該情報表示板内の圧力が前記風圧センサで検
出した圧力よりも大きくなるように制御したことを特徴
とする。
【0010】また、本発明に係る情報表示板の浸水防止
装置は、発光ダイオード等の光源をマトリックス状に配
置した表示ユニットを前面に多数配置し、前記光源を点
灯することにより文字や図柄等の情報を表示する密閉構
造を備えた情報表示板と、降雨を検出する雨滴センサ
と、前記情報表示板に加わる風圧を検出する風圧センサ
と、前記情報表示板内の圧力を検出する圧力センサと、
前記情報表示板内に圧縮空気を供給するコンプレッサー
等の加圧装置と、前記雨滴センサによる降雨を検出した
出力と、前記風圧センサによる圧力が一定値を越えた時
に前記加圧装置を駆動し、前記圧力センサにより検出さ
れた前記情報表示板内の圧力が前記風圧センサにより検
出した圧力よりも大きな圧力となるように制御する制御
装置とを具備したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報表示板の
浸水防止装置の実施の形態を図1〜図3と共に説明す
る。図1において、5は水による導通を検出する等の雨
滴センサ51および該雨滴センサと一体的あるいは別個
に形成された風速計等の表示板2の前後に対する圧力を
検出する風圧センサ52とからなる複合センサにして、
支柱1の上端に取付けられている。なお、複合センサ5
における雨滴センサ51は表示板2の前面に配置しても
よい。6はステップ23に載置されたコンプレッサーや
ブロー等の加圧器と、表示板内の圧力を調整する圧力調
整器からなる加圧装置である。
【0012】また、表示板2には図示しない開閉バルブ
が取付けられ、該開閉バルブと前記加圧装置6の圧力調
整器とがパイプを介して接続されている。7は表示板2
内の圧力を検出する圧力センサにして、これらは図2に
示す制御装置8に電気的に接続されている。なお、制御
装置8は好ましくは表示板2内に取付けることが望まし
い。
【0013】なお、図1において加圧装置6は外部のス
テップ23上に設置されたものを示したが、加圧装置6
は表示板2内に配置し、外気を吸引する開口部に加圧装
置6の吸引口を接続し、加圧装置6を駆動した時に外気
を表示板2内に吸引して加圧状態とするようにしてもよ
い。また、表示板2には電磁弁等からなる排気バルブが
取付けられている。
【0014】このように構成した本発明の情報表示板の
浸水防止装置の動作を図3のフローチャートと共に説明
する。制御装置8は雨滴センサ51が降雨を検出したか
否かを監視し(ステップS1)、降雨状態であると判断
すると風圧センサ52が予め設定した風力、例えば、台
風等によって20m /sec 以上であるか否かを監視する
(ステップS2)。
【0015】そして、風圧センサ52が前記風速以上を
検出したと判断すると加圧装置6を駆動し、表示板2内
を加圧状態にする(ステップS3)。次いで、制御装置
8は表示板2内に設置された圧力センサ7の圧力が前記
風圧センサの圧力と略同じか、あるいはそれ以上になっ
たか否かを監視し(ステップS4)、略同じあるいは以
上になったと判断すると前記加圧装置6を一旦停止させ
る(ステップS5)。
【0016】そして、表示板2に当たる風圧と表示板2
内の圧力とを常に比較監視し(ステップS6)、表示板
2内の圧力が小さくなるとステップS3に戻って再び加
圧装置6を駆動してステップS4に進む。なお、表示板
2内の圧力を大きくした状態において、一定時間以上、
風圧が弱い状態を維持しているか否かを監視し(ステッ
プS7)、風圧が弱い状態が一定時間以上続いていると
判断した場合には、排気バルブを開放して表示板2内の
圧力を外圧と同じになるように低下させる(ステップS
8)。
【0017】前記したように、降雨時において風力が一
定値以上になると、表示板2内の圧力が前記風力と略同
じあるいは以上となるように制御されることから、表示
ユニット3とフレーム22、または扉21と本体との間
のパッキン部分からの浸水の発生を防止することができ
る。
【0018】しかも、前記強風時における表示板内の加
圧は、雨滴センサと風圧センサよりの出力で自動的に行
えることから、作業員が現場まで赴く必要もなく、従っ
て、台風等の危険な状態における作業員の安全を確保で
きる。
【0019】なお、前記した実施の形態にあっては、風
圧センサ52として風力計を使用した場合について説明
したが、フレーム22が風圧によって撓むのを検出す
る、例えば、歪み計をフレーム22に取付け、該歪み計
によって風力を逆算するようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明は前記したように、降雨時および
所定以上の風圧が表示板に加わった時に、表示板内の圧
力を前記風圧と同じあるいはそれ以上の圧力とするよう
にしたので、隙間が生じたパッキン部分からの浸水の発
生を防止できると共に、全自動化が可能であることか
ら、作業員の労力を必要としない等の効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報表示板の浸水防止装置の概略
を示す斜視図である。
【図2】浸水防止を行うための回路ブロック図である。
【図3】同上の制御装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】情報表示板全体の正面図である。
【図5】同上の側面図である。
【図6】発光ダイオードが取付けられた表示ユニットの
正面図である。
【図7】同上の側面図である。
【図8】表示板におけるフレームに表示ユニットを取付
ける状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 表示板 3 表示表示ユニット 5 複合センサ 51 雨滴センサ 52 風圧センサ 6 加圧装置 7 圧力センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光ダイオード等の光源をマトリックス
    状に配置した表示ユニットを前面に多数配置し、前記光
    源を点灯することにより文字や図柄等の情報を表示する
    密閉構造を備えた情報表示板に対して、雨滴センサが降
    雨を検出し、かつ、風圧センサが所定の風圧を検出した
    時に、加圧装置によって情報表示板内を加圧状態とな
    し、かつ、該情報表示板内の圧力が前記風圧センサで検
    出した圧力よりも大きくなるように制御したことを特徴
    とする情報表示板の浸水防止方法。
  2. 【請求項2】 発光ダイオード等の光源をマトリックス
    状に配置した表示ユニットを前面に多数配置し、前記光
    源を点灯することにより文字や図柄等の情報を表示する
    密閉構造を備えた情報表示板と、 降雨を検出する雨滴センサと、 前記情報表示板に加わる風圧を検出する風圧センサと、 前記情報表示板内の圧力を検出する圧力センサと、 前記情報表示板内に圧縮空気を供給するコンプレッサー
    等の加圧装置と、 前記雨滴センサによる降雨を検出した出力と、前記風圧
    センサによる圧力が一定値を越えた時に前記加圧装置を
    駆動し、前記圧力センサにより検出された前記情報表示
    板内の圧力が前記風圧センサにより検出した圧力よりも
    大きな圧力となるように制御する制御装置と、 を具備した情報表示板の浸水防止装置。
JP11043395A 1999-02-22 1999-02-22 情報表示板の浸水防止方法およびその装置 Pending JP2000242181A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100782531B1 (ko) 2006-07-11 2007-12-05 주식회사 남신테크 동력게시대용 현수막의 위치제어장치
KR101392260B1 (ko) 2013-01-30 2014-05-07 주식회사 케이엘디 감전방지 단자대를 이용한 재해안내 전광판
KR101769330B1 (ko) * 2015-10-30 2017-08-18 (주)칼라아트 스마트 채널사인

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