JP2000240886A - プラグ方向制御法 - Google Patents

プラグ方向制御法

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JP2000240886A
JP2000240886A JP11045584A JP4558499A JP2000240886A JP 2000240886 A JP2000240886 A JP 2000240886A JP 11045584 A JP11045584 A JP 11045584A JP 4558499 A JP4558499 A JP 4558499A JP 2000240886 A JP2000240886 A JP 2000240886A
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plug
flange
opening
joint
main pipe
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JP11045584A
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English (en)
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Teruaki Fujimaki
輝明 藤巻
Taku Nasu
卓 那須
Minoru Nemoto
実 根本
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Nippon Kokan Koji KK
JFE Engineering Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kokan Koji KK
Tokyo Gas Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラグ20の方向がねじれず、クーポンの内周
面が本管1の内周面とずれないプラグ方向制御法とす
る。 【解決手段】凹溝12を設けたフランジ状部11に、一
対のピン挿入孔14を設け、プラグ20の外端部にスト
ッパ23を設け、一方のピン挿入孔14に挿入した一方
のストップピン15は、ストッパ23が当接してプラグ
20の回動が停止し、他方のピン挿入孔14に他方のス
トップピン15を挿入して、プラグ20の反対方向への
回動を阻止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管内の流体の流
れを止めずに工事が可能なノーブロー工法で、クーポン
付きプラグを、配管に取付けた継手にセットする方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノーブロー工法は広く行なわれて
おり、特開平5−79595号公報にも記載されてい
る。
【0003】しかしながら、本発明が改良しようとする
従来の技術は、前記公報に記載された技術と細部では異
なる点もあるので、以下、主として、本発明が改良しよ
うとする従来の技術について、説明する。
【0004】従来、配管されている本管1に破損箇所が
発生したり(図6に示す)、或は本管1に新らたに弁等
を設置しようとする場合に、配管内の流体の流れを止め
ずに、改修工事を施工するため、本管1の改修すべき箇
所4にバイパス回路111を設置している。
【0005】そして、前記バイパス回路111の設置
は、改修すべき箇所4の上流側と下流側に、図6・図7
に示すように、本管1にそれぞれ、本管1を覆う継手8
を装着する。
【0006】そして、継手8にそれぞれゲートバルブ1
08を装着し、ゲートバルブ108に穿孔機116を装
着して、ゲートバルブ108を開き、カッター117で
本管1の周壁の上部を切離して開口部2を形成し(図
7)、切離した周壁は保持具118で保持して、穿孔機
116内に引上げる。
【0007】そして、ゲートバルブ108を閉ざして、
ゲートバルブ108から穿孔機116を、取外し、さら
に、それぞれのゲートバルブ108にストッピングマシ
ン109を装置し(図6)、ストッピングマシン109
のそれぞれのバイパス取出口110に、バイパス回路1
11を接続すると共に、本管1の開口部2より、若干改
修すべき箇所4寄りの位置の本管1を図示してない弁板
で閉塞して、バイパス回路111を形成する。
【0008】そして、バイパス回路111で流体を流し
ながら、改修すべき箇所4の改修を行なう。そして、本
管1の改修が終った後、本管1を閉塞していた弁板を除
くと共に、図8に示す、本管1を覆って装着された継手
8に設けた環状のフランジ状部11に、図8には図示し
てないゲートバルブ108を使って、プラグ20を取付
けるものである。
【0009】そして、プラグ20は、外周に凹状溝25
が設けてあり、この凹状溝25にはOリング22が嵌入
してあり、このOリング22は、継手8のフランジ状部
11の内周面に密接するように形成してある。
【0010】そして、プラグ20は、図10にも示すよ
うに、プラグ本体29と、一対のスライド板38と、図
8〜図11に示す丸棒48を備えており、プラグ本体2
9の中央孔30には、中央ねじ孔31が設けられ、この
中央ねじ孔31に丸棒48の雄ねじが螺合している。
【0011】そして、プラグ本体29の上面には一対の
長溝32を設け、この長溝32の中にばね41を入れ、
このばね41の端部をスライド板38の下面側に設けた
取付具40に係止して一対のスライド板38に、互いに
引き寄せるような力が作用するように形成してある。
【0012】そして、スライド板38は、それぞれ2個
の長孔39を通して挿入された止ねじ33を止ねじ孔3
4に螺合することにより本体に固定できるように形成し
てあり、さらに、上面にそれぞれテーパー部42が設け
てある。
【0013】そして、本体の中央ねじ孔31に螺合する
丸棒48には、図11に示すように、円錐部49を設
け、この円錐部49にテフロン51が張設してある。そ
して、図11に示す、丸棒48を回転すると、テフロン
51がプラグ20の本体の中央孔30に接触して、この
部分をシールし、また、円錐部49がスライド板38に
設けたテーパー部42に接触してスライド板38を移動
させ、そして、その先端が継手8の凹溝12に入ってプ
ラグ20が固定されるように形成してある。
【0014】そして、前記したプラグ20の固定の操作
は、図12に示す従来例のプラグ回転機123に装着し
た、図示してないアダプターにより行なうように形成し
てある。
【0015】そして、前記従来例のプラグ回転機123
は、継手8のフランジ状部11に装着するフランジ69
を下端部に設けた、カバー筒124の内面に縦溝70を
設け、カバー筒124内に筒状副軸127を挿入し、筒
状副軸127に設けた突部128を、カバー筒124の
縦溝70に係合し、カバー筒124の頂部125を貫通
して設けた主軸126を、筒状副軸127に挿入し、筒
状副軸127の雌ねじ130に、主軸126の雄ねじ1
29を螺合したものである。
【0016】そして、前記筒状副軸127の下端部は、
図示してないアダプターを介して、プラグ20が備えた
丸棒48に結合するように形成されている。そして、改
修すべき箇所4の改修が終ると、本管1を閉塞していた
図示してない弁板を除き、バイパス回路111も除去す
る。そして、バイパス回路111に流体を流していた開
口部2は継手8のフランジ状部11に挿入したプラグ2
0によって、流体が漏れないように閉ざされるが、本管
1には開口部2が凹所として残る。
【0017】そうすると、後日清掃や検査のため本管1
内を図示してないピグを通すとき、ピグが開口部2の凹
所に引っ掛り通過できないこととなる。そこで、本管1
に開口部2を穿孔したときできた切片を、プラグ20
に、短管21を介して取付けて、クーポン3として、開
口部2に挿入し、凹所を閉ざし、ピグが引っ掛からない
ようにしている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前記クーポン3を取付
けたプラグ20は、継手8のフランジ状部11に装着す
るとき、Oリング22がフランジ状部11の開口の内周
面に接触しながら降下する。
【0019】そして、その接触によって、プラグ20の
方向がねじれ、クーポン3の内周面が、図9に示すよう
に、本管1の内周面とずれ、後日の本管1内のピグの通
過の障害となることがあった。
【0020】本発明は、前記事項に鑑みなされたもので
あり、プラグ20の方向がねじれず、クーポン3の内周
面が、本管1の内周面とずれないように、プラグ20の
方向を容易に制御できるようにすることを課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、本管1を
覆って継手8を装着し、継手8に設けた環状のフランジ
状部11の開口の内周面に凹溝12を設け、フランジ状
部11の開口に、開口を閉ざすプラグ20を挿入し、プ
ラグ20に短管21を介してクーポン3を取付け、クー
ポン3を本管1の周壁に設けた開口部2に挿入し、フラ
ンジ状部11の開口に挿入したプラグ20に、一対のス
ライド板38を設け、スライド板38の端部を凹溝12
に挿入して、プラグ20を固定するようにしたプラグ方
向制御法において、凹溝12の上部と下部のフランジ状
部11に、周方向に間隔を置いて一対のピン挿入孔14
を設け、プラグ20の周縁部に、半径方向に延びて外端
部が凹溝12内を移動できるストッパ23を設け、一対
のピン挿入孔14のうち、一方のピン挿入孔14に挿入
した一方のストップピン15は、本管1の周壁に設けた
開口部2内の所定の位置に、クーポン3が達した位置
で、ストッパ23が一方のストップピン15に当接して
プラグ20の回動が停止し、他方のピン挿入孔14に他
方のストップピン15を挿入することによって、プラグ
20の反対方向への回動を阻止するプラグ方向制御法と
した。
【0022】第2の発明は、プラグ20に、プラグ20
の上面と下面を連通する通路57を設け、通路57にば
ね60で通路57を閉鎖する向きに押圧される弁体58
を設け、弁体58を、継手8に装着したプラグ回転機6
7で動かして、通路57を開けるように形成したプラグ
方向制御法用プラグとした。
【0023】第3の発明は、継手8のフランジ状部11
に装着するフランジ69を、下端部に設けた外筒68内
に、内周面に雌ねじ76を設けた筒状の送り軸75を回
動可能に嵌入し、送り軸75に、外周面に前記雌ねじ7
6に螺合する雄ねじ83を設けた中心軸82を螺合して
嵌入し、中心軸82にクラッチ棒99を上下動可能に嵌
入し、クラッチ棒99にクラッチ棒99の上下動により
出没するクラッチ板100を設け、クラッチ板100
は、突出位置で外筒68の内面に設けた縦溝70に係合
して、中心軸82を外筒68に対して上下動可能で回動
不能に係合し、中心軸82の下端部に、アーム91の突
出するプラグ回転アーム90を上下動可能に設け、プラ
グ回転アーム90は、ばね89により中心軸82に対し
て、下方に押圧されるように形成し、かつ、継手8に装
着された外筒68は、密封状態に保持できるように形成
したプラグ回転機とした。
【0024】
【発明の実施の形態】以下図に基いて本発明の実施の形
態の説明をする。この発明のプラグ方向制御法の実施の
形態は、図1及び図6〜図8にも示した従来例と同様の
形態を、形態の基礎とするものである。
【0025】すなわち、継手8は、本管1の下部に当接
する継手下部9と、本管1の上部に当接する継手上部1
0を、溶接して、本管1を気密に覆う継手8を形成し
て、本管1に装着している。
【0026】そして、継手8に設けた環状のフランジ状
部11の開口の内周面に、環状に凹溝12を設けてい
る。そして、フランジ状部11の開口に、開口を閉ざす
プラグ20を挿入し、プラグ20の下面には、短管21
を溶接して取付け、短管21の下端には、クーポン3を
溶接して取付けてある。
【0027】そして、このクーポン3は、図7に示すよ
うに、本管1にカッター117で開口部2を形成すると
き、本管1の周壁より切離した周壁で形成している。そ
して、前記クーポン3を、本管1の周壁に設けた開口部
2に挿入している。
【0028】そして、フランジ状部11の開口に挿入し
たプラグ20の表面側に、一対のスライド板38を対向
して設け、そして、この一対のスライド板38は、外方
の端部を凹溝12に挿入し、かつ、スライド板38の2
箇所に設けた長孔39に挿通した止ねじ33を、プラグ
本体29に設けた止ねじ孔34に、螺着するようにして
いる。
【0029】そして、スライド板38に設けたテーパー
部42を、丸棒48を螺入することによって、丸棒48
に設けた円錐部49で、スライド板38の端部を押込む
ように形成してある。
【0030】そして、この実施の形態は、前記公知のプ
ラグ方向制御法において、さらに、以下に記載するよう
にしたものである。すなわち、図1〜図3に示すよう
に、凹溝12の上部と下部のフランジ状部11に、フラ
ンジ状部11の表面と略直角となるようにして、周方向
に、後記するストッパ23の幅と略同一幅の間隔を置い
て、一対のピン挿入孔14を設けている。
【0031】そして、プラグ20の周縁部には、プラグ
20の半径方向の外方に延びて、外端部が凹溝12内
を、周方向に回動するように移動できるストッパ23を
設けてある。
【0032】そして、一対のピン挿入孔14のうち、一
方のピン挿入孔14に挿入した一方のストップピン15
は、本管1の周壁に設けた開口部2内の所定の位置に、
クーポン3が達した位置で、ストッパ23が一方のスト
ップピン15に当接して、プラグ20の回動が停止する
ように形成してある。
【0033】そして、他方のストップピン15を他方の
ピン挿入孔14に挿入することによって、プラグ20の
反対方向への回動を阻止するプラグ方向制御法である。
そして、プラグ20に設けた一対のスライド板38は、
ばね41の引っ張力に抗して、丸棒48の円錐部49
が、スライド板38のテーパー部42に当接して、スラ
イド板38を押圧して、一対のスライド板38を離し、
その先端はフランジ状部11の凹溝12に入るように形
成してある。
【0034】そして、一対のスライド板38の間には、
間隙部43が発生し、この間隙部43には、タップ孔2
4が設けてあり、このタップ孔24に螺合するボルトに
より、ストッパ23が取付けてある。
【0035】そして、前記ストッパ23の先端は凹溝1
2に入る長さで、かつ、ストップピン15に当接する長
さに形成されている。プラグ20の上面と下面を連通す
る通路57を開閉する均圧弁56の実施の形態は、図4
に示すように、プラグ20に、プラグ20の上面と下面
を連通する通路57を設けている。
【0036】そして、通路57に弁体58を挿入し、弁
体58は、ばね60によって押圧されて、弁体58に設
けたOリングで、通路57を閉鎖するように形成してあ
る。そして、前記ばね60は、プラグ20の下面に、ビ
ス62で止着した押え板61により押えられており、こ
の押え板61には、通路57が設けてある。
【0037】そして、弁体58には、通路57を通っ
て、プラグ20の上面に突出するプランジャー59が設
けてある。そして、継手8のフランジ状部11に装着し
たプラグ回転機67のアーム91で、前記プランジャー
59を動かして、弁体58を動かし、通路57を開くこ
とができるように形成したプラグ方向制御用プラグとし
たものである。
【0038】本発明のプラグ20を装着するプラグ回転
機67の実施の形態は、図5に示されている。そして、
図8に示す継手8のフランジ状部11に装着するフラン
ジ69を、下端部に設け、内側に縦溝70を設けた外筒
68を備えている。
【0039】そして、外筒68内の上部に、内周面に雌
ねじ76を設けた筒状の送り軸75を回動可能に嵌入
し、この送り軸75の上端部には、外筒68の上部から
外方に突出するハンドル77が設けてある。そして、送
り軸75の外周には、外筒1と送り軸75の間を気密に
保持するOリングが嵌合してある。
【0040】そして、送り軸75に、外周面に前記雌ね
じ76に螺合する雄ねじ83を設けた中心軸82を螺合
して嵌入し、中心軸82には、中心軸82の上部から中
心軸82の中程に達する中心孔81を設け、中心孔81
の下端は、中心軸82の側方に開口する開放孔80に形
成してある。
【0041】そして、前記中心軸82の開放口部80
に、クラッチ板100の下部を第1ピン102で回動可
能に軸着すると共に、クラッチ板100には、先端側が
上方に傾斜する係合用溝状孔101を設けてある。
【0042】そして、前記中心軸82の中心孔81にク
ラッチ棒99を上下動可能に挿入し、クラッチ棒99の
下端部の2つに分かれた板状部で、クラッチ板100を
挟み、そして、前記クラッチ板100と、クラッチ板1
00を挟んだクラッチ棒99の下端部を、係合用溝状孔
101を貫通する第2ピン103で回動可能に軸着した
ものである。
【0043】そして、前記クラッチ板100は、クラッ
チ棒99を下方に押すことにより、第1ピン102を中
心にして先端部が下方に回動して、縦溝70に上下動可
能で回動不能に係合し、クラッチ棒99を引上げること
により、クラッチ板100は先端部が上方に回動して、
外筒68の縦溝70から外れるように形成してある。
【0044】そして、クラッチ板100は、クラッチ棒
99を下方に押すことにより、縦溝70から外れ、クラ
ッチ棒99を引上げることにより縦溝70に係合するよ
うに形成することも可能であり、そして、クラッチ板1
00の係合用溝状孔101も、貫通孔とせず、クラッチ
板100の両側に有底の凹溝を設けたものとすることも
可能である。
【0045】そして、中心軸82の下端部に棒状部84
を設け、この棒状部84に、棒状部84を横方向に貫通
する縦方向が長い楕円状の貫通孔85を設け、この棒状
部84に下方から、プラグ回転アーム90の上部の筒状
部を嵌合し、筒状部の両側部に設けた縦長孔95と、棒
状部84の楕円状の貫通孔85に、係合用棒86を遊貫
して、中心軸82の棒状部84に対してプラグ回転アー
ム90を上下動可能に設けている。
【0046】そして、プラグ回転アーム90は、下方に
二股状に突出する一対のアーム91を設けており、そし
て、中心軸82に形成されている段部と、プラグ回転ア
ームの筒状部に形成されている段部の間には、ばね89
を介挿してあり、アーム91がプラグ20の上面にばね
89で圧接されるように形成してある。
【0047】そして、アーム91は、一対のスライド板
38で形成される間隙部43に挿入される厚さに形成し
てあり、そして、送り軸75とクラッチ棒99との間に
はOリングが介挿してある。
【0048】そして、送り軸75の中央部とクラッチ棒
99の間にもOリングが介挿してある。前記したプラグ
回転機67は、本管1に装着した継手8のフランジ状部
11に取付けたゲートバルブ(従来技術説明用の図7に
示す)に、ボルト結合する。
【0049】そして、クラッチ棒99を押して、クラッ
チ板100を外筒68の縦溝70に結合する。そしてハ
ンドル77を、中心軸82を降下させる向きに回転させ
て送り軸75を回転させると、中心軸82は回転せず降
下して、プラグ回転アーム90が降下する。
【0050】そして、アーム91の先端がプラグ20に
接触すれば、ハンドル77にばね89の反発力が伝わ
り、使用者はそれを感知できる。次にクラッチ棒99を
引き上げて、クラッチ板100を縦溝70から解除し
て、ハンドル77を回転させれば、プラグ回転アーム9
0のアーム91は、プラグ20の上をプラグ20に接触
しながら回転し、プラグ20の一対のスライド板38の
間の間隙部43(図2及び図4)に落ち込む。
【0051】ところで、ばね89の強度は、ばね89の
反発力が強いとプラグ回転アーム90のアーム91とプ
ラグ20との接触摩擦力が大きくなり、ハンドル77で
回転しようとしても、中心軸82が回転しなくなること
も生じる。
【0052】そこで、ばね89の強度は調整された反発
力となるように設定されている。次に前記の如く、一対
のスライド板38間の間隙部43にアーム91が落ち込
んだ状態で、ハンドル77を回転すると、その回転力が
アーム91を介してプラグ20に伝わり、プラグ20が
回転する。
【0053】そうすると、プラグ20に取付けたストッ
パ23も回転して、一方のストップピン15に当接して
回転は停止する。以上の手順において、一方のストップ
ピン15を挿入する一方のピン挿入孔14の設置位置
と、ストッパ23の取付位置を、プラグ20に取付けた
クーポン3の内周面と本管1の内周面がずれないで一致
する位置に設ければ、プラグ20を回転することによ
り、クーポン3の内周面と本管1の内周面を一致させる
ことができるものである。
【0054】
【発明の効果】第1の発明は、凹溝12のあるフランジ
状部11に、周方向に間隔を置いて一対のピン挿入孔1
4を設け、プラグ20に外端部が凹溝12内を移動でき
るストッパ23を設け、一方のピン挿入孔14に挿入し
た一方のストップピン15は、本管1の開口部2内の所
定の位置に、クーポン3が達した位置で、ストッパ23
が一方のストップピン15に当接して、プラグ20が停
止し、他方のピン挿入孔14に他方のストップピン15
を挿入することによって、プラグ20の反対方向への回
動も阻止するものである。
【0055】したがって、クーポン3を取付けたプラグ
20が、フランジ状部11に接触しながら降下して、プ
ラグ20の方向がねじれても、プラグ20のストッパ2
3が一方のストップピン15に当接して停止するので、
プラグ20のねじれは是正される。
【0056】そして、他方の挿入孔14に他方のストッ
プピン15を挿入することによって、プラグ20の反対
方向への回動も長期間にわたって阻止できるものであ
る。よって、クーポン3内周面が本管1の内周面とずれ
ることがなく、その後のピグの通過の障害とならないも
のである。
【0057】第2の発明は、プラグ20の上面と下面を
連通する通路57を設け、この通路57に通路57を閉
鎖する弁体58を設け、この弁体58をプラグ回転機6
7で動かして通路57を開けるように形成したものであ
る。
【0058】したがって、プラグ20を装着するときプ
ラグ回転機67で通路57を開けられるものである。よ
って、プラグ20の装着時に、本管1内の流体の圧力に
よって、スライド板38が凹溝12の天井面に圧接され
て、大きな摩擦力となり、大きな抵抗力となっていた押
圧力が、プラグ20の上面と下面の圧力が均等化するこ
とによって、なくなり、容易にプラグ20を回動させる
ことができることとなった。
【0059】第3の発明は、クラッチ棒99を操作して
クラッチ板100を突出させ、送り軸75を回転させる
ことにより、プラグ回転アーム90を、プラグ20の回
転ができる位置に進出させることができると共に、クラ
ッチ棒99の操作でクラッチ板100を没入させて、送
り軸75を回転させることにより、プラグ回転アーム9
0でプラグ20を回動させることができ、プラグ20の
回動が容易にできるものである。
【0060】そして、プラグ回転アーム90はばね89
で下方に押圧されているので、プラグ20の上面を回動
するアーム91は、一対のスライド板38の間隙部43
に確実に係合してプラグ20を回動できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施の形態の説明用の平面図
【図2】第1の発明の一実施の形態の説明用の要部の平
面図
【図3】第1の発明の一実施の形態の説明用の要部の断
面図
【図4】第2の発明の一実施の形態の説明用の要部の断
面図
【図5】第3の発明の一実施の形態の説明用の断面図
【図6】従来技術の説明用の側面図
【図7】従来技術の説明用の断面図
【図8】従来技術の説明用の断面図
【図9】従来技術の説明用の断面図
【図10】従来技術の説明用の分解した斜視図
【図11】従来技術の説明用の断面図
【図12】従来技術の説明用の断面図
【符号の説明】
1 本管 2 開口部 3 クーポン 4 改修すべき箇所 8 継手 9 継手下部 10 継手上部 11 フランジ状部 12 凹溝 13 取付用ねじ孔 14 ピン挿入孔 15 ストップピン 20 プラグ 21 短管 22 Oリング 23 ストッパ 24 タップ孔 25 凹状溝 29 プラグ本体 30 中央孔 31 中央ねじ孔 32 長溝 33 止ねじ 34 止ねじ孔 38 スライド板 39 長孔 40 取付具 41 ばね 42 テーパー部 43 間隙部 48 丸棒 49 円錐部 50 係合部 51 テフロン 56 均圧弁 57 通路 58 弁体 59 プランジャー 60 ばね 61 押え板 62 ビス 67 プラグ回転機 68 外筒 69 フランジ 70 縦溝 75 送り軸 76 雌ねじ 77 ハンドル 80 開放孔部 81 中心孔 82 中心軸 83 雄ねじ 84 棒状部 85 貫通孔 86 係合用棒 89 ばね 90 プラグ回転アーム 91 アーム 95 縦長孔 99 クラッチ棒 100 クラッチ板 101 係合用溝状孔 102 第1ピン 103 第2ピン 108 ゲートバルブ 109 ストッピングマシン 110 バイパス取出口 111 バイパス回路 116 穿孔機 117 カッター 118 保持具 123 従来例のプラグ回転機 124 カバー筒 125 頂部 126 主軸 127 筒状副軸 128 突部 129 雄ねじ 130 雌ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤巻 輝明 神奈川県横浜市金沢区並木3−9−3− 404 (72)発明者 那須 卓 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 根本 実 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地 日本 鋼管工事株式会社内 Fターム(参考) 3H025 EA01 EE02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本管1を覆って継手8を装着し、継手8に
    設けた環状のフランジ状部11の開口の内周面に凹溝1
    2を設け、フランジ状部11の開口に、開口を閉ざすプ
    ラグ20を挿入し、プラグ20に短管21を介してクー
    ポン3を取付け、クーポン3を本管1の周壁に設けた開
    口部2に挿入し、フランジ状部11の開口に挿入したプ
    ラグ20に、一対のスライド板38を設け、スライド板
    38の端部を凹溝12に挿入して、プラグ20を固定す
    るようにしたプラグ方向制御法において、 凹溝12の上部と下部のフランジ状部11に、周方向に
    間隔を置いて一対のピン挿入孔14を設け、プラグ20
    の周縁部に、半径方向に延びて外端部が凹溝12内を移
    動できるストッパ23を設け、一対のピン挿入孔14の
    うち、一方のピン挿入孔14に挿入した一方のストップ
    ピン15は、本管1の周壁に設けた開口部2内の所定の
    位置に、クーポン3が達した位置で、ストッパ23が一
    方のストップピン15に当接してプラグ20の回動が停
    止し、他方のピン挿入孔14に他方のストップピン15
    を挿入することによって、プラグ20の反対方向への回
    動を阻止するプラグ方向制御法。
  2. 【請求項2】プラグ20に、プラグ20の上面と下面を
    連通する通路57を設け、通路57にばね60で通路5
    7を閉鎖する向きに押圧される弁体58を設け、弁体5
    8を、継手8に装着したプラグ回転機67で動かして、
    通路57を開けるように形成したプラグ方向制御法用プ
    ラグ。
  3. 【請求項3】継手8のフランジ状部11に装着するフラ
    ンジ69を、下端部に設けた外筒68内に、内周面に雌
    ねじ76を設けた筒状の送り軸75を回動可能に嵌入
    し、送り軸75に、外周面に前記雌ねじ76に螺合する
    雄ねじ83を設けた中心軸82を螺合して嵌入し、中心
    軸82にクラッチ棒99を上下動可能に嵌入し、クラッ
    チ棒99にクラッチ棒99の上下動により出没するクラ
    ッチ板100を設け、クラッチ板100は、突出位置で
    外筒68の内面に設けた縦溝70に係合して、中心軸8
    2を外筒68に対して上下動可能で回動不能に係合し、
    中心軸82の下端部に、アーム91の突出するプラグ回
    転アーム90を上下動可能に設け、プラグ回転アーム9
    0は、ばね89により中心軸82に対して、下方に押圧
    されるように形成し、かつ、継手8に装着された外筒6
    8は、密封状態に保持できるように形成したプラグ回転
    機。
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