JP2000240311A - 体育館 - Google Patents
体育館Info
- Publication number
- JP2000240311A JP2000240311A JP11289468A JP28946899A JP2000240311A JP 2000240311 A JP2000240311 A JP 2000240311A JP 11289468 A JP11289468 A JP 11289468A JP 28946899 A JP28946899 A JP 28946899A JP 2000240311 A JP2000240311 A JP 2000240311A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tatami
- movable
- unit
- gymnasium
- units
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 柔道場の設営、撤去作業が容易、かつ周辺部
の4面の周囲試合区画と中央部の1面の中央試合区画と
を可逆的に変更し得る体育館を提供する。 【解決手段】 体育館に、固定畳ユニット1,2を備え
た浮上可能な移動固定畳ユニットと、小固定畳ユニット
4a又は7aと昇降かつ回動可能な小可動畳ユニット4
b又は7bとを備えた浮上可能な移動固定・可動畳ユニ
ットと、小固定畳ユニット5a又は6aと昇降かつ回動
可能な小可動畳ユニット5b又は6bと小固定畳ユニッ
ト5a′又は6a′とを備えた浮上可能な移動固定・可
動畳ユニットと、これらユニットを収納して床面下に下
降する昇降自在な収納庫を設ければ、床面上で浮上移動
させて容易に柔道場1を設営し、かつ撤去でき、また各
小可動畳ユニットを上昇、90°回動、下降させるだけ
で、周辺部の4面の周囲試合区画8と中央部の1面の中
央試合区画9とを可逆的に形成することができる。
の4面の周囲試合区画と中央部の1面の中央試合区画と
を可逆的に変更し得る体育館を提供する。 【解決手段】 体育館に、固定畳ユニット1,2を備え
た浮上可能な移動固定畳ユニットと、小固定畳ユニット
4a又は7aと昇降かつ回動可能な小可動畳ユニット4
b又は7bとを備えた浮上可能な移動固定・可動畳ユニ
ットと、小固定畳ユニット5a又は6aと昇降かつ回動
可能な小可動畳ユニット5b又は6bと小固定畳ユニッ
ト5a′又は6a′とを備えた浮上可能な移動固定・可
動畳ユニットと、これらユニットを収納して床面下に下
降する昇降自在な収納庫を設ければ、床面上で浮上移動
させて容易に柔道場1を設営し、かつ撤去でき、また各
小可動畳ユニットを上昇、90°回動、下降させるだけ
で、周辺部の4面の周囲試合区画8と中央部の1面の中
央試合区画9とを可逆的に形成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体育館の改善に関
し、特に、柔道場を容易に配設、撤去し、かつ周辺部に
4面の周囲試合区画を有する柔道場を、中央部の1面の
中央試合区画を有する柔道場に容易に変更し得るように
した体育館の技術分野に属する。
し、特に、柔道場を容易に配設、撤去し、かつ周辺部に
4面の周囲試合区画を有する柔道場を、中央部の1面の
中央試合区画を有する柔道場に容易に変更し得るように
した体育館の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】各種運動競技を行う体育館において柔道
競技を行う場合には、体育館の木製またはRC製等の床
面上の所定範囲に、畳倉庫から運び出した複数枚の畳を
人力により所定の位置に敷詰めると共に、柔道競技が終
了後には、敷詰められている畳を剥がして畳倉庫に運ん
で収納している。
競技を行う場合には、体育館の木製またはRC製等の床
面上の所定範囲に、畳倉庫から運び出した複数枚の畳を
人力により所定の位置に敷詰めると共に、柔道競技が終
了後には、敷詰められている畳を剥がして畳倉庫に運ん
で収納している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】体育館で柔道以外の運
動競技を行う場合には、若干の準備で済むため特に問題
はない。しかしながら、柔道競技では、上記のとおり、
体育館の床面上に複数枚の畳を敷詰める必要がある。床
面上に畳を敷詰めて柔道場を設営するに際しては、人海
戦術で畳倉庫から畳を運び出して所定の場所に運ぶと共
に、1畳ずつ所定の位置に敷詰め、外枠を取付けると共
に畳緊張装置で締付け作業を行うのが極く一般的であ
り、柔道場の設営作業に多大な労力と時間とを要してい
た。
動競技を行う場合には、若干の準備で済むため特に問題
はない。しかしながら、柔道競技では、上記のとおり、
体育館の床面上に複数枚の畳を敷詰める必要がある。床
面上に畳を敷詰めて柔道場を設営するに際しては、人海
戦術で畳倉庫から畳を運び出して所定の場所に運ぶと共
に、1畳ずつ所定の位置に敷詰め、外枠を取付けると共
に畳緊張装置で締付け作業を行うのが極く一般的であ
り、柔道場の設営作業に多大な労力と時間とを要してい
た。
【0004】また、国際柔道大会や全日本柔道大会等の
ような大きな柔道大会では、複数枚の畳が敷詰められた
柔道場に予選を行う4面の周囲試合区画を設置し、そし
て決勝では4面の周囲試合区画の中央位置、つまり柔道
場の中央位置に決勝を行う中央試合区画を形成するため
に、この中央試合区画の矩形状枠を示す赤色の畳の組換
え作業を行わなければならなかった。
ような大きな柔道大会では、複数枚の畳が敷詰められた
柔道場に予選を行う4面の周囲試合区画を設置し、そし
て決勝では4面の周囲試合区画の中央位置、つまり柔道
場の中央位置に決勝を行う中央試合区画を形成するため
に、この中央試合区画の矩形状枠を示す赤色の畳の組換
え作業を行わなければならなかった。
【0005】さらに、全国的、国際的な柔道大会では5
0cm程度の高さの台上に畳を敷詰める必要があるため
に、床面上に架構を組まなければならないが、このよう
な架構の組立て、撤去に際して床面に傷付きトラブルが
発生する恐れがあるのに加えて、復元作業に多大な労力
と時間とを要していた。
0cm程度の高さの台上に畳を敷詰める必要があるため
に、床面上に架構を組まなければならないが、このよう
な架構の組立て、撤去に際して床面に傷付きトラブルが
発生する恐れがあるのに加えて、復元作業に多大な労力
と時間とを要していた。
【0006】従って、本発明の目的は、柔道場を容易に
設営、撤去することができ、しかも周辺部に4面の周囲
試合区画を有する柔道場と、中央部の1面の中央試合区
画を有する柔道場とを可逆的に変更し得る体育館を提供
することである。
設営、撤去することができ、しかも周辺部に4面の周囲
試合区画を有する柔道場と、中央部の1面の中央試合区
画を有する柔道場とを可逆的に変更し得る体育館を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る体育館が採用した手段の特
徴とするところは、緩衝部材を介して支持された所定の
高さの架構上に複数枚の畳を平面的に敷詰めて配列する
と共に、前記架構を体育館の床面から浮上させる空気浮
上式ベアリングと、この空気浮上式ベアリングに圧縮空
気を供給する圧縮空気供給手段とを具備してなる移動畳
ユニットと、体育館の運動区画の周囲における任意の部
分に、前記移動畳ユニットを収納する複数の収納スペー
スを有し、かつその上面が観客席の一部および/または
通路を形成してなる昇降自在な収納庫を配置したことを
特徴とする体育館。
に、本発明の請求項1に係る体育館が採用した手段の特
徴とするところは、緩衝部材を介して支持された所定の
高さの架構上に複数枚の畳を平面的に敷詰めて配列する
と共に、前記架構を体育館の床面から浮上させる空気浮
上式ベアリングと、この空気浮上式ベアリングに圧縮空
気を供給する圧縮空気供給手段とを具備してなる移動畳
ユニットと、体育館の運動区画の周囲における任意の部
分に、前記移動畳ユニットを収納する複数の収納スペー
スを有し、かつその上面が観客席の一部および/または
通路を形成してなる昇降自在な収納庫を配置したことを
特徴とする体育館。
【0008】本発明の請求項2に係る体育館が採用した
手段の特徴とするところは、請求項1に記載の体育館に
おいて、前記移動畳ユニットは、その一部の移動畳ユニ
ットにおいて、平面的に敷詰められた複数枚の畳が複数
の小畳ユニットに分割され、分割された小畳ユニットの
うちの任意の小畳ユニットを昇降可能、かつ回動可能に
支持したところにある。
手段の特徴とするところは、請求項1に記載の体育館に
おいて、前記移動畳ユニットは、その一部の移動畳ユニ
ットにおいて、平面的に敷詰められた複数枚の畳が複数
の小畳ユニットに分割され、分割された小畳ユニットの
うちの任意の小畳ユニットを昇降可能、かつ回動可能に
支持したところにある。
【0009】本発明の請求項3に係る体育館が採用した
手段の特徴とするところは、請求項1または2のうちの
何れか一つの項に記載の体育館において、体育館の上部
に巻取り、巻戻し自在な電力供給ケーブルが巻回されて
なるケーブルリールを設け、このケーブルリールの電力
供給ケーブルにより前記圧縮空気供給手段を駆動する電
動機に電力を供給するようにしたところにある。
手段の特徴とするところは、請求項1または2のうちの
何れか一つの項に記載の体育館において、体育館の上部
に巻取り、巻戻し自在な電力供給ケーブルが巻回されて
なるケーブルリールを設け、このケーブルリールの電力
供給ケーブルにより前記圧縮空気供給手段を駆動する電
動機に電力を供給するようにしたところにある。
【0010】本発明の請求項4に係る体育館が採用した
手段の特徴とするところは、請求項1,2または3のう
ちの何れか一つの項に記載の体育館において、前記移動
畳ユニットの配設位置を光スポットとして床面上に示す
可視光線を投射する位置決め光投射手段を体育館の天井
に設けると共に、前記移動畳ユニットに、前記可視光線
を受光することによりこの移動畳ユニットの配設位置を
検知する位置決め用マーカを付設したところにある。
手段の特徴とするところは、請求項1,2または3のう
ちの何れか一つの項に記載の体育館において、前記移動
畳ユニットの配設位置を光スポットとして床面上に示す
可視光線を投射する位置決め光投射手段を体育館の天井
に設けると共に、前記移動畳ユニットに、前記可視光線
を受光することによりこの移動畳ユニットの配設位置を
検知する位置決め用マーカを付設したところにある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1に係
る体育館の構成を、周辺部に4面の周囲試合区画が形成
された体育館における柔道場の平面図の図1(a)と、
中央部に1面の中央試合区画が形成された体育館におけ
る柔道場の平面図の図1(b)と、複数枚の畳が敷詰め
られた固定畳ユニットを移動させる移動固定畳ユニット
を畳側から見た平面図の図2(a)と、移動固定畳ユニ
ットの側面図の図2(b)と、複数枚の畳が敷詰められ
た小固定畳ユニットと、複数枚の畳が敷詰められた小可
動畳ユニットを昇降させる畳昇降手段とを移動させる移
動固定・可動畳ユニットを畳側から見た平面図の図3
(a)と、移動固定・可動畳ユニットの側面図の図3
(b)と、移動固定・可動畳ユニットを畳側から見た平
面図の図4(a)と、畳昇降手段による小可動畳ユニッ
トの上昇状態説明図の図4(b)と、畳昇降手段による
小可動畳ユニットの下降状態説明図の図4(c)と、図
4(a)のA部詳細図の図5と、柔道場における畳の敷
詰め状態を示す平面図の図6(a)と、図6(a)のB
−B線断面図の図6(b)と、移動畳ユニットを収納す
る収納庫の詳細断面図の図7(a)と、図7(a)のC
矢視図の図7(b)とを順次参照しながら説明する。
る体育館の構成を、周辺部に4面の周囲試合区画が形成
された体育館における柔道場の平面図の図1(a)と、
中央部に1面の中央試合区画が形成された体育館におけ
る柔道場の平面図の図1(b)と、複数枚の畳が敷詰め
られた固定畳ユニットを移動させる移動固定畳ユニット
を畳側から見た平面図の図2(a)と、移動固定畳ユニ
ットの側面図の図2(b)と、複数枚の畳が敷詰められ
た小固定畳ユニットと、複数枚の畳が敷詰められた小可
動畳ユニットを昇降させる畳昇降手段とを移動させる移
動固定・可動畳ユニットを畳側から見た平面図の図3
(a)と、移動固定・可動畳ユニットの側面図の図3
(b)と、移動固定・可動畳ユニットを畳側から見た平
面図の図4(a)と、畳昇降手段による小可動畳ユニッ
トの上昇状態説明図の図4(b)と、畳昇降手段による
小可動畳ユニットの下降状態説明図の図4(c)と、図
4(a)のA部詳細図の図5と、柔道場における畳の敷
詰め状態を示す平面図の図6(a)と、図6(a)のB
−B線断面図の図6(b)と、移動畳ユニットを収納す
る収納庫の詳細断面図の図7(a)と、図7(a)のC
矢視図の図7(b)とを順次参照しながら説明する。
【0012】図1(a),(b)を参照しながら、体育
館に設営された柔道場の概要構成を説明すると、図に示
す符号1は、512枚の畳が矩形状に敷詰められた柔道
場であって、この柔道場1は、畳32枚敷、つまり3.
6m(2間)幅で14.4m(8間)長さの畳ユニット
が幅方向(図における左右方向)に8ユニット、長さ方
向(図における上下方向)に2ユニットが突合わされた
計16ユニットの畳ユニットを備えている。そして、こ
の柔道場1は、敷詰め状態が保持され続ける固定畳ユニ
ットと、この固定畳ユニットを支持する架構である畳移
動ワゴンとからなる浮上可能な後述する構成になる移動
固定畳ユニット10と、敷詰め状態が保持され続ける小
固定畳ユニットおよび上昇、回動、下降される小可動畳
ユニットと、これら小固定畳ユニットおよび小可動畳ユ
ニットとを支持する架構である畳移動ワゴンとからなる
浮上可能な後述する構成になる移動固定・可動畳ユニッ
ト20とから構成されている。
館に設営された柔道場の概要構成を説明すると、図に示
す符号1は、512枚の畳が矩形状に敷詰められた柔道
場であって、この柔道場1は、畳32枚敷、つまり3.
6m(2間)幅で14.4m(8間)長さの畳ユニット
が幅方向(図における左右方向)に8ユニット、長さ方
向(図における上下方向)に2ユニットが突合わされた
計16ユニットの畳ユニットを備えている。そして、こ
の柔道場1は、敷詰め状態が保持され続ける固定畳ユニ
ットと、この固定畳ユニットを支持する架構である畳移
動ワゴンとからなる浮上可能な後述する構成になる移動
固定畳ユニット10と、敷詰め状態が保持され続ける小
固定畳ユニットおよび上昇、回動、下降される小可動畳
ユニットと、これら小固定畳ユニットおよび小可動畳ユ
ニットとを支持する架構である畳移動ワゴンとからなる
浮上可能な後述する構成になる移動固定・可動畳ユニッ
ト20とから構成されている。
【0013】上記柔道場1の図1(a)または図1
(b)における上側半分の8セットの畳ユニットと下側
半分の8セットの畳ユニットとの構成は、その上下が逆
転しているだけで全く同構成であるから、上側半分の8
セットの畳ユニットの構成を左側から順に説明すると、
畳32枚の固定畳ユニット2と、畳32枚の固定畳ユニ
ット3と、畳24枚の小固定畳ユニット4aおよび畳8
枚の小可動畳ユニット4bとからなる固定・可動畳ユニ
ット4と、畳16枚の小固定畳ユニット5a、畳8枚の
小可動畳ユニット5bおよび畳8枚の小固定畳ユニット
5a′とからなる固定・可動畳ユニット5と、畳16枚
の小固定畳ユニット6aと、畳8枚の小可動畳ユニット
6bおよび畳8枚の小固定畳ユニット6a′とからなる
固定・可動畳ユニット6と、畳24枚の小固定畳ユニッ
ト7aおよび畳8枚の小可動畳ユニット7bからなる固
定・可動畳ユニット7と、畳32枚の固定畳ユニット3
と、畳32枚の固定畳ユニット2とから構成されてい
る。なお、上記固定畳ユニット2,3、固定・可動畳ユ
ニット4,7および固定・可動畳ユニット5,6は、た
だ試合区画である矩形状枠を形成する赤色畳(斜線を施
して示してある。)の敷詰め位置が相違するだけであっ
て、それ以外はそれぞれ同構成になるものである。
(b)における上側半分の8セットの畳ユニットと下側
半分の8セットの畳ユニットとの構成は、その上下が逆
転しているだけで全く同構成であるから、上側半分の8
セットの畳ユニットの構成を左側から順に説明すると、
畳32枚の固定畳ユニット2と、畳32枚の固定畳ユニ
ット3と、畳24枚の小固定畳ユニット4aおよび畳8
枚の小可動畳ユニット4bとからなる固定・可動畳ユニ
ット4と、畳16枚の小固定畳ユニット5a、畳8枚の
小可動畳ユニット5bおよび畳8枚の小固定畳ユニット
5a′とからなる固定・可動畳ユニット5と、畳16枚
の小固定畳ユニット6aと、畳8枚の小可動畳ユニット
6bおよび畳8枚の小固定畳ユニット6a′とからなる
固定・可動畳ユニット6と、畳24枚の小固定畳ユニッ
ト7aおよび畳8枚の小可動畳ユニット7bからなる固
定・可動畳ユニット7と、畳32枚の固定畳ユニット3
と、畳32枚の固定畳ユニット2とから構成されてい
る。なお、上記固定畳ユニット2,3、固定・可動畳ユ
ニット4,7および固定・可動畳ユニット5,6は、た
だ試合区画である矩形状枠を形成する赤色畳(斜線を施
して示してある。)の敷詰め位置が相違するだけであっ
て、それ以外はそれぞれ同構成になるものである。
【0014】上記固定畳ユニット2または3を備えた上
記移動固定畳ユニット10の構成を、図2(a),
(b)を参照しながら説明すると、これは、畳32枚分
の面積を有し、下面に設けられた複数の空気浮上式ベア
リング(この実施の形態では8個設けられているが、特
に8個でなければならない理由はない。)15に、電力
供給ケーブルの接続とスイッチ操作とにより回転・停止
される可変速電動機で駆動される圧縮空気供給手段であ
る図示しないブロワから圧縮空気の供給を受けて浮上
し、水平方向の押圧力で床面50の上を滑る浮上移動部
材11と、この浮上移動部材11の上に立設されてなる
複数の支柱部材12と、これら支柱部材12により支持
され、上記固定畳ユニット2または3が敷詰められた木
板14を支持する軽量角形鋼からなる矩形状枠体および
複数の補強梁からなるフレームと、畳支持部材13とか
ら構成されている。さらに、上記浮上移動部材11の下
面には、配設状態において空気浮上式ベアリング15の
潰れを防止するための複数の図示しない緩衝部材である
ゴムパッドが設けられている。なお、空気浮上式ベアリ
ング15には、空気供給ホースで圧縮空気を供給する構
成にすることもできる。
記移動固定畳ユニット10の構成を、図2(a),
(b)を参照しながら説明すると、これは、畳32枚分
の面積を有し、下面に設けられた複数の空気浮上式ベア
リング(この実施の形態では8個設けられているが、特
に8個でなければならない理由はない。)15に、電力
供給ケーブルの接続とスイッチ操作とにより回転・停止
される可変速電動機で駆動される圧縮空気供給手段であ
る図示しないブロワから圧縮空気の供給を受けて浮上
し、水平方向の押圧力で床面50の上を滑る浮上移動部
材11と、この浮上移動部材11の上に立設されてなる
複数の支柱部材12と、これら支柱部材12により支持
され、上記固定畳ユニット2または3が敷詰められた木
板14を支持する軽量角形鋼からなる矩形状枠体および
複数の補強梁からなるフレームと、畳支持部材13とか
ら構成されている。さらに、上記浮上移動部材11の下
面には、配設状態において空気浮上式ベアリング15の
潰れを防止するための複数の図示しない緩衝部材である
ゴムパッドが設けられている。なお、空気浮上式ベアリ
ング15には、空気供給ホースで圧縮空気を供給する構
成にすることもできる。
【0015】上記固定・可動畳ユニット5または6を備
えた上記移動固定・可動畳ユニット20の構成を、図3
(a),(b)を参照しながら説明すると、これは、畳
32枚分の面積を有し、下面に設けられた空気浮上式ベ
アリング25にブロワ(図5参照。)26から圧縮空気
の供給を受けて浮上し、水平方向の押圧力で床面50の
上を滑る浮上移動部材21と、この浮上移動部材21の
上に立設された支柱部材22と、これら支柱部材22に
より支持され、上記畳16枚の小固定畳ユニット5aと
畳8枚の小固定畳ユニット5a′とが敷詰められた木板
24,24′を支持する軽量角形鋼からなる矩形状枠体
および複数の補強梁とからなるフレームと、畳支持部材
23,23′とから構成されている。さらに、浮上移動
部材21の上であって、かつ畳16枚の小固定畳ユニッ
ト5aと畳8枚の小固定畳ユニット5a′との間に、畳
8枚の小可動畳ユニット5bを昇降させる後述する畳昇
降手段30が設けられている。
えた上記移動固定・可動畳ユニット20の構成を、図3
(a),(b)を参照しながら説明すると、これは、畳
32枚分の面積を有し、下面に設けられた空気浮上式ベ
アリング25にブロワ(図5参照。)26から圧縮空気
の供給を受けて浮上し、水平方向の押圧力で床面50の
上を滑る浮上移動部材21と、この浮上移動部材21の
上に立設された支柱部材22と、これら支柱部材22に
より支持され、上記畳16枚の小固定畳ユニット5aと
畳8枚の小固定畳ユニット5a′とが敷詰められた木板
24,24′を支持する軽量角形鋼からなる矩形状枠体
および複数の補強梁とからなるフレームと、畳支持部材
23,23′とから構成されている。さらに、浮上移動
部材21の上であって、かつ畳16枚の小固定畳ユニッ
ト5aと畳8枚の小固定畳ユニット5a′との間に、畳
8枚の小可動畳ユニット5bを昇降させる後述する畳昇
降手段30が設けられている。
【0016】なお、上記移動固定畳ユニット10の畳面
と移動固定・可動畳ユニット20の畳面とは、所定位置
に設置されたときには面一になるように設定されてい
る。つまり、これら移動固定畳ユニット10と移動固定
・可動畳ユニット20との畳移動ワゴンの高さは、従来
例における畳を敷詰めるに際して床面上に設置する架構
と同高さになるように設定されている。
と移動固定・可動畳ユニット20の畳面とは、所定位置
に設置されたときには面一になるように設定されてい
る。つまり、これら移動固定畳ユニット10と移動固定
・可動畳ユニット20との畳移動ワゴンの高さは、従来
例における畳を敷詰めるに際して床面上に設置する架構
と同高さになるように設定されている。
【0017】上記畳昇降手段30は、図4(a),
(b),(c)および図5に示すように構成されてい
る。即ち、上記浮上移動部材21の上面に複数(この実
施の形態では4個設けられているが、特に4個でなけれ
ばならない理由はない。)のエアスプリング31が配設
されると共に、これらエアスプリング31の上端面に、
軽量角形鋼からなる矩形状枠体および補強梁とからなる
フレームと、畳8枚分の面積を有する金属板からなる昇
降部材32が配設されている。そして、この昇降部材3
2の金属板の上面に四フッ化エチレン樹脂プレート33
が敷かれると共に、この四フッ化エチレン樹脂33の上
面に、畳8枚分の面積を有し、上面に小可動畳ユニット
5bが敷詰められてなる木板34がステンレスプレート
を介して載置されている。さらに、浮上移動部材21の
上面には上記昇降部材32の矩形状枠体の下面を受ける
高さ調整自在なサポート金具35が突設されている。ま
た、浮上移動部材21の下面で、かつ上記空気浮上式ベ
アリング25から外れた位置には、浮上移動部材21を
支えることにより空気浮上式ベアリング25の潰れを防
止するための緩衝部材であるゴムパッド36が設けられ
ている。
(b),(c)および図5に示すように構成されてい
る。即ち、上記浮上移動部材21の上面に複数(この実
施の形態では4個設けられているが、特に4個でなけれ
ばならない理由はない。)のエアスプリング31が配設
されると共に、これらエアスプリング31の上端面に、
軽量角形鋼からなる矩形状枠体および補強梁とからなる
フレームと、畳8枚分の面積を有する金属板からなる昇
降部材32が配設されている。そして、この昇降部材3
2の金属板の上面に四フッ化エチレン樹脂プレート33
が敷かれると共に、この四フッ化エチレン樹脂33の上
面に、畳8枚分の面積を有し、上面に小可動畳ユニット
5bが敷詰められてなる木板34がステンレスプレート
を介して載置されている。さらに、浮上移動部材21の
上面には上記昇降部材32の矩形状枠体の下面を受ける
高さ調整自在なサポート金具35が突設されている。ま
た、浮上移動部材21の下面で、かつ上記空気浮上式ベ
アリング25から外れた位置には、浮上移動部材21を
支えることにより空気浮上式ベアリング25の潰れを防
止するための緩衝部材であるゴムパッド36が設けられ
ている。
【0018】つまり、4つのエアスプリング31に、図
示しない空気供給源から圧縮空気を供給すると、図4
(b)に示すように、これらのエアスプリング31が伸
長し、小可動畳ユニット5bが昇降部材32、四フッ化
エチレン樹脂プレート33および木板34を介して、小
固定畳ユニット5a,5a′の上面を超え、小可動畳ユ
ニット5bが木板34と共に、回動中心軸を中心として
回動し得る高さになるまで上昇する。そして、圧縮空気
の排気によりこれらエアスプリング31が縮小すると、
昇降部材32の矩形状枠体の下面がサポート金具35に
当接し、小可動畳ユニット5bの畳面と小固定畳ユニッ
ト5a,5a′の畳面とが面一になるように構成されて
いる。なお、この実施の形態1では、四フッ化エチレン
樹脂プレート33を採用したが、小摩擦係数の樹脂プレ
ートであれば良いので、特に四フッ化エチレン樹脂プレ
ート33に限定されるものではない。
示しない空気供給源から圧縮空気を供給すると、図4
(b)に示すように、これらのエアスプリング31が伸
長し、小可動畳ユニット5bが昇降部材32、四フッ化
エチレン樹脂プレート33および木板34を介して、小
固定畳ユニット5a,5a′の上面を超え、小可動畳ユ
ニット5bが木板34と共に、回動中心軸を中心として
回動し得る高さになるまで上昇する。そして、圧縮空気
の排気によりこれらエアスプリング31が縮小すると、
昇降部材32の矩形状枠体の下面がサポート金具35に
当接し、小可動畳ユニット5bの畳面と小固定畳ユニッ
ト5a,5a′の畳面とが面一になるように構成されて
いる。なお、この実施の形態1では、四フッ化エチレン
樹脂プレート33を採用したが、小摩擦係数の樹脂プレ
ートであれば良いので、特に四フッ化エチレン樹脂プレ
ート33に限定されるものではない。
【0019】ところで、上記固定・可動畳ユニット4,
7を備えてなる移動固定・可動畳ユニットは、上記固定
・可動畳ユニット5,6を備えてなる移動固定・可動畳
ユニット20と畳昇降手段の配設位置が相違し、固定畳
ユニットが1ユニットで、かつその畳の枚数が相違する
だけであって、これら以外は全く同構成であるから、こ
の固定・可動畳ユニット4,7を備えてなる移動固定・
可動畳ユニットの構成に係る説明は割愛する。
7を備えてなる移動固定・可動畳ユニットは、上記固定
・可動畳ユニット5,6を備えてなる移動固定・可動畳
ユニット20と畳昇降手段の配設位置が相違し、固定畳
ユニットが1ユニットで、かつその畳の枚数が相違する
だけであって、これら以外は全く同構成であるから、こ
の固定・可動畳ユニット4,7を備えてなる移動固定・
可動畳ユニットの構成に係る説明は割愛する。
【0020】次に、図6(a),(b)および図7
(a),(b),(c)を順次参照しながら、移動畳ユ
ニットを収納する収納庫の構成を説明すると、前記柔道
場1の相対する外方位置に4台ずつの移動畳ユニットを
積層状に収納する2組ずつの収納庫40が配設されてい
る。この収納庫40の移動畳ユニットを収納するユニッ
ト収納棚41は、棚昇降機構45、即ち図示しない電動
機の回転が回転力分配伝達ギヤボックス46を介して伝
達されて回転する昇降ねじロッド47の正逆回転によ
り、床面50に設けられた収納スペース49に1棚ずつ
の間隔で段隔昇降、かつ一挙に昇降されることにより収
納されると共に、床面50上に突出し得るように構成さ
れている。
(a),(b),(c)を順次参照しながら、移動畳ユ
ニットを収納する収納庫の構成を説明すると、前記柔道
場1の相対する外方位置に4台ずつの移動畳ユニットを
積層状に収納する2組ずつの収納庫40が配設されてい
る。この収納庫40の移動畳ユニットを収納するユニッ
ト収納棚41は、棚昇降機構45、即ち図示しない電動
機の回転が回転力分配伝達ギヤボックス46を介して伝
達されて回転する昇降ねじロッド47の正逆回転によ
り、床面50に設けられた収納スペース49に1棚ずつ
の間隔で段隔昇降、かつ一挙に昇降されることにより収
納されると共に、床面50上に突出し得るように構成さ
れている。
【0021】このユニット収納棚41は、収納スペース
49の壁に設けられたガイドレール48に案内されるよ
うになっているので、がたつくことなくスムーズに昇降
される。そして、このユニット収納棚41は4段のユニ
ット収納棚板42を備えると共に、収納スペース49に
収納されたときに、床面50と面一になり、一部の観客
席44が設けられると共に、観客の通路となる上面を有
する天板43を備えている。なお、通路は、図6
(a),(b)から良く理解されるように、一部の観客
席44の柔道場1側寄りに形成されるが、収納庫40と
柔道場1との間に広いスペースがある場合には、通路と
なる箇所にも観客席を設けることができ、逆にスペース
的に余裕がない場合には通路だけにすることもできる。
49の壁に設けられたガイドレール48に案内されるよ
うになっているので、がたつくことなくスムーズに昇降
される。そして、このユニット収納棚41は4段のユニ
ット収納棚板42を備えると共に、収納スペース49に
収納されたときに、床面50と面一になり、一部の観客
席44が設けられると共に、観客の通路となる上面を有
する天板43を備えている。なお、通路は、図6
(a),(b)から良く理解されるように、一部の観客
席44の柔道場1側寄りに形成されるが、収納庫40と
柔道場1との間に広いスペースがある場合には、通路と
なる箇所にも観客席を設けることができ、逆にスペース
的に余裕がない場合には通路だけにすることもできる。
【0022】以下、上記構成になる体育館の作用態様を
説明すると、体育館の床面50上に柔道場1を設営する
場合には、先ず昇降ねじロッド46を回転させてユニッ
ト収納棚41の1棚分が上昇するまで収納庫40を上昇
させ、ブロワ26の回転により空気浮上式ベアリングを
介して固定・可動畳ユニット5または6を備えてなる移
動固定・可動畳ユニット20をこの収納庫40の最上位
置のユニット収納棚板42上で浮上させ、浮上させたま
ま床面50上を滑らせて移動させると共に、床面50上
の所定の中央位置でブロワ26の回転を停止させること
により床面50上に着床させる。なお、空気浮上式ベア
リングへの圧縮空気の供給が瞬時に停止されるのではな
く、圧縮空気の供給量が徐々に減量されて停止されるた
め、移動固定・可動畳ユニット20は徐々に下降して着
床するので、床面50に対して衝撃を与えるようなこと
がない。
説明すると、体育館の床面50上に柔道場1を設営する
場合には、先ず昇降ねじロッド46を回転させてユニッ
ト収納棚41の1棚分が上昇するまで収納庫40を上昇
させ、ブロワ26の回転により空気浮上式ベアリングを
介して固定・可動畳ユニット5または6を備えてなる移
動固定・可動畳ユニット20をこの収納庫40の最上位
置のユニット収納棚板42上で浮上させ、浮上させたま
ま床面50上を滑らせて移動させると共に、床面50上
の所定の中央位置でブロワ26の回転を停止させること
により床面50上に着床させる。なお、空気浮上式ベア
リングへの圧縮空気の供給が瞬時に停止されるのではな
く、圧縮空気の供給量が徐々に減量されて停止されるた
め、移動固定・可動畳ユニット20は徐々に下降して着
床するので、床面50に対して衝撃を与えるようなこと
がない。
【0023】そして、さらに昇降ねじロド46を回転さ
せてユニット収納棚41を、さらに1棚分上昇させ、ブ
ロワの回転により空気浮上式ベアリングを介して固定・
可動畳ユニット3または7を備えてなる移動固定・可動
畳ユニットを上から2段目のユニット収納棚板42上で
浮上させ、そのまま床面50上を滑らせて移動させると
共に、固定・可動畳ユニット5または6に固定・可動畳
ユニット3または7が突き当たる位置でブロワの回転を
停止させて着床させるというように、順次1棚ずつユニ
ット収納棚41を上昇させて、固定畳ユニット3,3、
固定畳ユニット2,2を備えてなる移動固定畳ユニット
10を水平移動させて全ての畳ユニットを突合わせれ
ば、図1(a)に示すように、柔道競技を行う4面の矩
形枠状の周囲試合区画8を有する柔道場1が形成され
る。
せてユニット収納棚41を、さらに1棚分上昇させ、ブ
ロワの回転により空気浮上式ベアリングを介して固定・
可動畳ユニット3または7を備えてなる移動固定・可動
畳ユニットを上から2段目のユニット収納棚板42上で
浮上させ、そのまま床面50上を滑らせて移動させると
共に、固定・可動畳ユニット5または6に固定・可動畳
ユニット3または7が突き当たる位置でブロワの回転を
停止させて着床させるというように、順次1棚ずつユニ
ット収納棚41を上昇させて、固定畳ユニット3,3、
固定畳ユニット2,2を備えてなる移動固定畳ユニット
10を水平移動させて全ての畳ユニットを突合わせれ
ば、図1(a)に示すように、柔道競技を行う4面の矩
形枠状の周囲試合区画8を有する柔道場1が形成され
る。
【0024】ユニット収納棚41を下降させることによ
り、このユニット収納棚41を収納スペース49に収納
した後に、4面の周囲試合区画8で予選、準々決勝、準
決勝の順に競技が進められる。そして、これらの各競技
が終了すると決勝が行われるが、決勝を行う際には、各
エアスプリング31に空気を供給して小可動畳ユニット
4b,4b,5b,5b,6b,6b,7b,7bを上
昇させ、上昇させたそれぞれの小可動畳ユニット4b,
4b,5b,5b,6b,6b,7b,7bを人力で回
動長身軸を中心として90度回動させると共に、排気し
て各エアスプリング31を縮小させる。すると、図1
(b)に示すように、柔道場1の中央位置に柔道の決勝
を行う1面の中央試合区画9が形成される。
り、このユニット収納棚41を収納スペース49に収納
した後に、4面の周囲試合区画8で予選、準々決勝、準
決勝の順に競技が進められる。そして、これらの各競技
が終了すると決勝が行われるが、決勝を行う際には、各
エアスプリング31に空気を供給して小可動畳ユニット
4b,4b,5b,5b,6b,6b,7b,7bを上
昇させ、上昇させたそれぞれの小可動畳ユニット4b,
4b,5b,5b,6b,6b,7b,7bを人力で回
動長身軸を中心として90度回動させると共に、排気し
て各エアスプリング31を縮小させる。すると、図1
(b)に示すように、柔道場1の中央位置に柔道の決勝
を行う1面の中央試合区画9が形成される。
【0025】この中央試合区画9においての決勝が終了
し、そして式次第に基づく競技に係る全ての行事が終了
すると、各移動畳ユニットが下記のようにして収納庫4
0のユニット収納棚41に収納される。即ち、ユニット
収納棚41が完全に上昇されると、ブロワの回転により
空気浮上式ベアリングを介して固定畳ユニット2,2を
備えてなる移動固定畳ユニット10を床面50上で浮上
させてユニット収納棚41の最下段位置のユニット収納
棚板42の上まで滑らせて移動させると共に、ブロワの
回転を停止させてこのユニット収納棚板42の上に移動
固定畳ユニット10を収納する。
し、そして式次第に基づく競技に係る全ての行事が終了
すると、各移動畳ユニットが下記のようにして収納庫4
0のユニット収納棚41に収納される。即ち、ユニット
収納棚41が完全に上昇されると、ブロワの回転により
空気浮上式ベアリングを介して固定畳ユニット2,2を
備えてなる移動固定畳ユニット10を床面50上で浮上
させてユニット収納棚41の最下段位置のユニット収納
棚板42の上まで滑らせて移動させると共に、ブロワの
回転を停止させてこのユニット収納棚板42の上に移動
固定畳ユニット10を収納する。
【0026】次いで、ユニット収納棚41を1棚分下降
させて下から2段目のユニット収納棚板42の上に固定
畳ユニット3,3を備えてなる移動固定畳ユニット10
を、さらに1棚分下降させて下から3段目のユニット収
納棚板42の上に固定・可動畳ユニット4を備えてなる
移動固定・可動畳ユニットを、さらに1棚分下降させて
最上段のユニット収納棚板42の上に固定・可動畳ユニ
ット5,6を備えてなる移動固定・可動畳ユニット20
を載置すると共に、ユニット収納棚41を下降させて収
納スペース49内に収納すれば、全ての畳ユニットを含
む移動畳ユニットの収納作業が終了し、床面50上にお
いて柔道以外の他の競技を行うことのできる体育館とな
る。
させて下から2段目のユニット収納棚板42の上に固定
畳ユニット3,3を備えてなる移動固定畳ユニット10
を、さらに1棚分下降させて下から3段目のユニット収
納棚板42の上に固定・可動畳ユニット4を備えてなる
移動固定・可動畳ユニットを、さらに1棚分下降させて
最上段のユニット収納棚板42の上に固定・可動畳ユニ
ット5,6を備えてなる移動固定・可動畳ユニット20
を載置すると共に、ユニット収納棚41を下降させて収
納スペース49内に収納すれば、全ての畳ユニットを含
む移動畳ユニットの収納作業が終了し、床面50上にお
いて柔道以外の他の競技を行うことのできる体育館とな
る。
【0027】本実施の形態1に係る体育館によれば、上
記のとおり、収納庫40のユニット収納棚41の昇降作
動と各移動畳ユニットを浮上させながら水平移動させる
ことにより、所定枚数の畳が敷詰められてなる柔道場1
を極めて容易に設営することができると共に、逆手順に
より各移動畳ユニットを収納庫40に速やかに格納する
ことができる。従って、従来例のように、人海戦術によ
る畳の出し入れ作業を必要としないので、柔道場1の設
営、撤去に要する労力と時間とを大幅に削減することが
できるという優れた効果がある。
記のとおり、収納庫40のユニット収納棚41の昇降作
動と各移動畳ユニットを浮上させながら水平移動させる
ことにより、所定枚数の畳が敷詰められてなる柔道場1
を極めて容易に設営することができると共に、逆手順に
より各移動畳ユニットを収納庫40に速やかに格納する
ことができる。従って、従来例のように、人海戦術によ
る畳の出し入れ作業を必要としないので、柔道場1の設
営、撤去に要する労力と時間とを大幅に削減することが
できるという優れた効果がある。
【0028】また、本実施の形態1に係る体育館によれ
ば、固定・可動畳ユニットの可動畳ユニットを昇降させ
る畳昇降手段30であるエアスプリング31の伸長によ
り各可動畳ユニットを上昇させ、そして各可動畳ユニッ
トを回動長身軸を中心として90度回動させると共に、
排気してエアスプリング31を縮小させるだけで、4面
の周囲試合区画8が形成されてなる柔場1を、1面の中
央試合区画9が形成されてなる柔道場1に変更すること
ができる。従って、従来のように、4面の周囲試合区画
の中央に中央試合区画を形成させるために、中央試合区
画の矩形状枠を示す赤色の畳の組換え作業を行う必要が
なくなり、畳の組換え作業労力が軽減されると共に、そ
の敷代え作業時間が短縮されるので、速やかな試合の進
行も可能になるという優れた効果がある。
ば、固定・可動畳ユニットの可動畳ユニットを昇降させ
る畳昇降手段30であるエアスプリング31の伸長によ
り各可動畳ユニットを上昇させ、そして各可動畳ユニッ
トを回動長身軸を中心として90度回動させると共に、
排気してエアスプリング31を縮小させるだけで、4面
の周囲試合区画8が形成されてなる柔場1を、1面の中
央試合区画9が形成されてなる柔道場1に変更すること
ができる。従って、従来のように、4面の周囲試合区画
の中央に中央試合区画を形成させるために、中央試合区
画の矩形状枠を示す赤色の畳の組換え作業を行う必要が
なくなり、畳の組換え作業労力が軽減されると共に、そ
の敷代え作業時間が短縮されるので、速やかな試合の進
行も可能になるという優れた効果がある。
【0029】さらに、本実施の形態1に係る体育館によ
れば、各畳ユニットはそれぞれ架構の機能を有する畳移
動ワゴンの上に配設されている。従って、全国的、国際
的な柔道大会であっても、従来例のように体育館の床面
50の上に、畳を敷詰めるための架構を組む必要がない
ので、床面50上に傷付きトラブルが発生するような恐
れがないだけでなく、柔道場と他の競技場との切換作業
に要する労力と時間とが大幅に削減される。
れば、各畳ユニットはそれぞれ架構の機能を有する畳移
動ワゴンの上に配設されている。従って、全国的、国際
的な柔道大会であっても、従来例のように体育館の床面
50の上に、畳を敷詰めるための架構を組む必要がない
ので、床面50上に傷付きトラブルが発生するような恐
れがないだけでなく、柔道場と他の競技場との切換作業
に要する労力と時間とが大幅に削減される。
【0030】次に、本発明の実施の形態2に係る体育館
を、体育館に設営された柔道場における畳の敷詰め状態
を示す平面図の図8(a)と、図8(a)のD−D線断
面図の図8(b)とを参照しながら説明する。但し、本
実施の形態2が上記実施の形態1と相違するところは、
収納庫の棚昇降機構の構成が相違するだけであって、そ
の他の構成は全く同構成であるから、同一のものまたは
同一機能を有するものに同一符号を付し、主としてその
相違する点について説明すると、本発明の実施の形態2
に係る収納庫40のユニット収納棚41を昇降させる棚
昇降機構45は、図示しない空気供給源から供給される
圧縮空気により伸長すると共に、排気により縮小する蛇
腹状の伸縮筒から構成されている。
を、体育館に設営された柔道場における畳の敷詰め状態
を示す平面図の図8(a)と、図8(a)のD−D線断
面図の図8(b)とを参照しながら説明する。但し、本
実施の形態2が上記実施の形態1と相違するところは、
収納庫の棚昇降機構の構成が相違するだけであって、そ
の他の構成は全く同構成であるから、同一のものまたは
同一機能を有するものに同一符号を付し、主としてその
相違する点について説明すると、本発明の実施の形態2
に係る収納庫40のユニット収納棚41を昇降させる棚
昇降機構45は、図示しない空気供給源から供給される
圧縮空気により伸長すると共に、排気により縮小する蛇
腹状の伸縮筒から構成されている。
【0031】従って、空気の給排によって伸縮する伸縮
筒によりユニット収納棚41を1棚ずつの間隔で昇降、
かつ一挙に昇降させることにより、ユニット収納棚41
の各ユニット収納棚板42上から各移動畳ユニットを取
り出すと共に、格納することができるので、本実施の形
態2は上記実施の形態1と同効である。
筒によりユニット収納棚41を1棚ずつの間隔で昇降、
かつ一挙に昇降させることにより、ユニット収納棚41
の各ユニット収納棚板42上から各移動畳ユニットを取
り出すと共に、格納することができるので、本実施の形
態2は上記実施の形態1と同効である。
【0032】なお、以上では、各移動畳ユニットを取り
出すのに、ユニット収納棚の最上段位置のユニット収納
棚板から1棚ずつ下段位置のユニット収納棚板の順に移
動畳ユニットを取り出し、収納するときには最下段位置
から1棚ずつ上段位置のユニット収納棚板の順に移動畳
ユニットを収納する例を説明したが、全く逆の順に取り
出し、かつ収納するようにしても良い。
出すのに、ユニット収納棚の最上段位置のユニット収納
棚板から1棚ずつ下段位置のユニット収納棚板の順に移
動畳ユニットを取り出し、収納するときには最下段位置
から1棚ずつ上段位置のユニット収納棚板の順に移動畳
ユニットを収納する例を説明したが、全く逆の順に取り
出し、かつ収納するようにしても良い。
【0033】次に、本発明の実施の形態3に係る体育館
を説明する。この実施の形態3は、上記実施の形態に係
る問題点、即ち移動畳ユニットの配設および収納に際し
て、空気浮上式ベアリングに圧縮空気を供給する圧縮空
気供給手段であるブロワを駆動する電動機に電力を供給
する電力供給ケーブルが床面上に引きずられることに起
因して生じるこれら電力供給ケーブルや床面の損傷の恐
れを防止することを狙いとしたものである。
を説明する。この実施の形態3は、上記実施の形態に係
る問題点、即ち移動畳ユニットの配設および収納に際し
て、空気浮上式ベアリングに圧縮空気を供給する圧縮空
気供給手段であるブロワを駆動する電動機に電力を供給
する電力供給ケーブルが床面上に引きずられることに起
因して生じるこれら電力供給ケーブルや床面の損傷の恐
れを防止することを狙いとしたものである。
【0034】以下、この実施の形態3に係る体育館を、
体育館に柔道場を設営するために収納庫から取出した移
動畳ユニットを床面上に移動させて配設する場合を示す
図の図9(a)と、移動畳ユニットを床面上から移動さ
せて収納庫に収納する場合を示す図の図9(b)とを参
照しながら説明するが、これら図9(a),(b)に示
されていない体育館の左側の半分については、収納庫や
移動畳ユニットの配設位置が勝手反対であるだけである
ため、体育館の左側の半分に係る説明については割愛す
る。即ち、本発明の実施の形態3は、図9(a),
(b)に示すように、体育館の上部に、スイッチ操作に
より自由自在に巻取り、巻戻すことができる電力供給ケ
ーブル61が巻回されてなる電動式のケーブルリール6
0を設けた構成にしたものである。
体育館に柔道場を設営するために収納庫から取出した移
動畳ユニットを床面上に移動させて配設する場合を示す
図の図9(a)と、移動畳ユニットを床面上から移動さ
せて収納庫に収納する場合を示す図の図9(b)とを参
照しながら説明するが、これら図9(a),(b)に示
されていない体育館の左側の半分については、収納庫や
移動畳ユニットの配設位置が勝手反対であるだけである
ため、体育館の左側の半分に係る説明については割愛す
る。即ち、本発明の実施の形態3は、図9(a),
(b)に示すように、体育館の上部に、スイッチ操作に
より自由自在に巻取り、巻戻すことができる電力供給ケ
ーブル61が巻回されてなる電動式のケーブルリール6
0を設けた構成にしたものである。
【0035】従って、体育館に柔道場を設営するため
に、図9(a)に示すように、先ず収納庫40を1棚分
上昇させて最上段のユニット収納棚板42の上から引出
した移動固定・可動畳ユニット20を床面50上の中央
位置の収納庫40側に移動させるが、その場合には、ケ
ーブルリール60から電力供給ケーブル61を繰出すと
共に、繰出した電力供給ケーブル61の先端を図示しな
い移動固定・可動畳ユニット20に設けたコンセントに
接続する。
に、図9(a)に示すように、先ず収納庫40を1棚分
上昇させて最上段のユニット収納棚板42の上から引出
した移動固定・可動畳ユニット20を床面50上の中央
位置の収納庫40側に移動させるが、その場合には、ケ
ーブルリール60から電力供給ケーブル61を繰出すと
共に、繰出した電力供給ケーブル61の先端を図示しな
い移動固定・可動畳ユニット20に設けたコンセントに
接続する。
【0036】次いで、スイッチを入れ、ブロワから圧縮
空気を空気浮上式ベアリングに供給して移動固定・可動
畳ユニット20を浮上させ、この移動固定・可動畳ユニ
ット20をユニット収納棚板42から引出すと共に床面
50上を移動させて、この移動固定・可動畳ユニット2
0の図における右側が床面50の中央位置に到達した時
にスイッチを切れば、この移動固定・可動畳ユニット2
0が所定の位置に下降する。そして、収納庫40を順次
1棚分ずつ上昇させては同様の操作によって、他の3台
の移動固定畳ユニット10を床面50上の所定の位置に
移動させて柔道場1を設営する。勿論、柔道場1の設営
終了後には、電力供給ケーブル61を巻取るので、柔道
の試合の妨げになるようなことがない。
空気を空気浮上式ベアリングに供給して移動固定・可動
畳ユニット20を浮上させ、この移動固定・可動畳ユニ
ット20をユニット収納棚板42から引出すと共に床面
50上を移動させて、この移動固定・可動畳ユニット2
0の図における右側が床面50の中央位置に到達した時
にスイッチを切れば、この移動固定・可動畳ユニット2
0が所定の位置に下降する。そして、収納庫40を順次
1棚分ずつ上昇させては同様の操作によって、他の3台
の移動固定畳ユニット10を床面50上の所定の位置に
移動させて柔道場1を設営する。勿論、柔道場1の設営
終了後には、電力供給ケーブル61を巻取るので、柔道
の試合の妨げになるようなことがない。
【0037】一方、移動畳ユニットを収納庫40に収納
する場合には、図9(b)に示すように、空状態で収納
スペース49内に収納されている収納庫40を最下段の
ユニット収納棚板42の上面が床面50の上面と同一レ
ベルになるまで上昇させる。次いで、最も端の移動固定
畳ユニット10を格納するが、ケーブルリール60から
電力供給ケーブル61を巻戻してその先端を図示しない
移動固定畳ユニット10に設けたコンセントに接続して
スイッチを入れ、ブロワから圧縮空気を空気浮上式ベア
リングに供給してこの移動固定畳ユニット10を浮上さ
せ、床面50上からユニット収納棚板42上に移動させ
てスイッチを切れば、この移動固定畳ユニット10が下
降して最下段のユニット収納棚板42に収納される。
する場合には、図9(b)に示すように、空状態で収納
スペース49内に収納されている収納庫40を最下段の
ユニット収納棚板42の上面が床面50の上面と同一レ
ベルになるまで上昇させる。次いで、最も端の移動固定
畳ユニット10を格納するが、ケーブルリール60から
電力供給ケーブル61を巻戻してその先端を図示しない
移動固定畳ユニット10に設けたコンセントに接続して
スイッチを入れ、ブロワから圧縮空気を空気浮上式ベア
リングに供給してこの移動固定畳ユニット10を浮上さ
せ、床面50上からユニット収納棚板42上に移動させ
てスイッチを切れば、この移動固定畳ユニット10が下
降して最下段のユニット収納棚板42に収納される。
【0038】次いで、収納庫40を順次1棚分ずつ下降
させては同様の操作によって、他の移動固定畳ユニット
10および移動固定・可動畳ユニット20をそれぞれの
ユニット収納棚板42に収納する。そして、収納庫40
を収納スペース49内に収納すると共に、電力供給ケー
ブル61を巻取るので、床面50上において剣道等の他
の運動競技の妨げになるようなことがない。
させては同様の操作によって、他の移動固定畳ユニット
10および移動固定・可動畳ユニット20をそれぞれの
ユニット収納棚板42に収納する。そして、収納庫40
を収納スペース49内に収納すると共に、電力供給ケー
ブル61を巻取るので、床面50上において剣道等の他
の運動競技の妨げになるようなことがない。
【0039】上記のような移動固定畳ユニット10およ
び移動固定・可動畳ユニット20の収納庫50からの引
出し作業および収納庫50への収納作業において、電動
式のケーブルリール60により電力供給ケーブル61が
自在に巻取り、巻戻され、電力供給ケーブル61が床面
50上に引きずられるようなことがないから、この電力
供給ケーブル61や床面50が損傷するような恐れがな
い。
び移動固定・可動畳ユニット20の収納庫50からの引
出し作業および収納庫50への収納作業において、電動
式のケーブルリール60により電力供給ケーブル61が
自在に巻取り、巻戻され、電力供給ケーブル61が床面
50上に引きずられるようなことがないから、この電力
供給ケーブル61や床面50が損傷するような恐れがな
い。
【0040】次に、本発明の実施の形態4に係る体育館
を説明する。この実施の形態4は、上記実施の形態の持
つ課題、つまり剣道等の運動競技を行う場合には安全上
の見地から、床面上に突起物、溝あるいはテープの張付
ける等による移動固定・可動畳ユニットの配設位置を示
す位置指示手段を設けることができず、床面上に柔道場
を設営するに際して、移動固定・可動畳ユニットの位置
決めに長時間を要するという課題を解決し、移動固定・
可動畳ユニットを所定の配設位置に容易に配設し得るよ
うにしたものである。
を説明する。この実施の形態4は、上記実施の形態の持
つ課題、つまり剣道等の運動競技を行う場合には安全上
の見地から、床面上に突起物、溝あるいはテープの張付
ける等による移動固定・可動畳ユニットの配設位置を示
す位置指示手段を設けることができず、床面上に柔道場
を設営するに際して、移動固定・可動畳ユニットの位置
決めに長時間を要するという課題を解決し、移動固定・
可動畳ユニットを所定の配設位置に容易に配設し得るよ
うにしたものである。
【0041】以下、本発明の実施の形態4に係る体育館
の構成を、移動畳ユニットおよび位置決め光投射手段を
示す模式的斜視図の図10(a)と、図10(a)のE
部拡大図の図10(b)とを参照しながら説明するが、
床面の運動区画となる中央位置付近に配設されて、柔道
場の中心部をなす移動固定・可動畳ユニットの場合を例
として説明すると、移動固定・可動畳ユニット20の幅
方向の一方側の両コーナ部付近に位置決め用マーカ7
2,72が突設されている。これら位置決め用マーカ7
2には交点72bを有する十字線72aが設けられてい
る。
の構成を、移動畳ユニットおよび位置決め光投射手段を
示す模式的斜視図の図10(a)と、図10(a)のE
部拡大図の図10(b)とを参照しながら説明するが、
床面の運動区画となる中央位置付近に配設されて、柔道
場の中心部をなす移動固定・可動畳ユニットの場合を例
として説明すると、移動固定・可動畳ユニット20の幅
方向の一方側の両コーナ部付近に位置決め用マーカ7
2,72が突設されている。これら位置決め用マーカ7
2には交点72bを有する十字線72aが設けられてい
る。
【0042】図示しない体育館の天井の所定位置には、
上記両位置決め用マーカ72,72の十字線72aの交
点72b,72b間の間隔と同間隔に、移動固定・可動
畳ユニット20の配設位置を光スポット71aとして床
面50上に示す可視光であるレーザ光71を投射する位
置決め光投射手段であるレーザ光投射器70,70が配
設されると共に、位置決め用マーカ72,72の反対側
位置には、この移動固定・可動畳ユニット20を移動さ
せるに際して、この移動固定・可動畳ユニット20を押
し引きするために用いる着脱自在な把手73,73が設
けられている。
上記両位置決め用マーカ72,72の十字線72aの交
点72b,72b間の間隔と同間隔に、移動固定・可動
畳ユニット20の配設位置を光スポット71aとして床
面50上に示す可視光であるレーザ光71を投射する位
置決め光投射手段であるレーザ光投射器70,70が配
設されると共に、位置決め用マーカ72,72の反対側
位置には、この移動固定・可動畳ユニット20を移動さ
せるに際して、この移動固定・可動畳ユニット20を押
し引きするために用いる着脱自在な把手73,73が設
けられている。
【0043】従って、この実施の形態4に係る体育館に
よれば、収納庫から移動固定・可動畳ユニット20を引
出して床面50上に移動させると共に所定の位置に配設
する場合には、レーザ光投射器70,70を作動させ
て、この床面50上に光スポット71aを投射する。次
いで、浮上させながら収納庫から引出した移動固定・可
動畳ユニット20をレーザ光71を目指して移動させ、
これらレーザ光71が位置決めマーカ72に投射される
と、レーザ光71,71の投射位置がそれぞれの位置決
めマーカ72の十字線72aの交点72bに一致するよ
うに、この移動固定・移動畳ユニット20の位置を微調
整して下降させて着床させる。これにより、この移動固
定・移動畳ユニット20は床面50上の所定の位置に配
設されることになる。
よれば、収納庫から移動固定・可動畳ユニット20を引
出して床面50上に移動させると共に所定の位置に配設
する場合には、レーザ光投射器70,70を作動させ
て、この床面50上に光スポット71aを投射する。次
いで、浮上させながら収納庫から引出した移動固定・可
動畳ユニット20をレーザ光71を目指して移動させ、
これらレーザ光71が位置決めマーカ72に投射される
と、レーザ光71,71の投射位置がそれぞれの位置決
めマーカ72の十字線72aの交点72bに一致するよ
うに、この移動固定・移動畳ユニット20の位置を微調
整して下降させて着床させる。これにより、この移動固
定・移動畳ユニット20は床面50上の所定の位置に配
設されることになる。
【0044】このように、本実施の形態4によれば、レ
ーザ光71を位置決めマーカ72の十字線72aの交点
72bに一致させるだけで、移動畳ユニットを所定の位
置に配設することができるので、安全上の見地から好ま
しくない、床面上に突起物、溝あるいはテープの張付け
る等による移動固定・可動畳ユニットの配設位置を示す
位置指示手段を設けることなく、移動固定・可動畳ユニ
ットを所定の配設位置に容易に配設し得るという優れた
効果を奏することができる。ところで、全ての移動畳ユ
ニットを上記と同様の手段によって位置決め配設する必
要がないものである。例えば、柔道場のほぼ中央部分を
占めると共に、柔道場を設営するに際して最初に配設す
る1台の移動畳ユニットだけを、上記のようにして位置
決めして配設すれば、この配設位置が柔道場の配設位置
基準となり、初期の目的を達成することができるからで
ある。
ーザ光71を位置決めマーカ72の十字線72aの交点
72bに一致させるだけで、移動畳ユニットを所定の位
置に配設することができるので、安全上の見地から好ま
しくない、床面上に突起物、溝あるいはテープの張付け
る等による移動固定・可動畳ユニットの配設位置を示す
位置指示手段を設けることなく、移動固定・可動畳ユニ
ットを所定の配設位置に容易に配設し得るという優れた
効果を奏することができる。ところで、全ての移動畳ユ
ニットを上記と同様の手段によって位置決め配設する必
要がないものである。例えば、柔道場のほぼ中央部分を
占めると共に、柔道場を設営するに際して最初に配設す
る1台の移動畳ユニットだけを、上記のようにして位置
決めして配設すれば、この配設位置が柔道場の配設位置
基準となり、初期の目的を達成することができるからで
ある。
【0045】
【発明の効果】上記のとおり、本発明の請求項1に係る
体育館によれば、圧縮空気供給手段から供給される圧縮
空気を空気浮上ベアリングから噴射することにより床面
上で浮上する移動畳ユニットで畳ユニットを容易に移動
させ、かつ収納庫に収納することができるので、畳1枚
ずつ運び出して配設すると共に、撤去する必要がある従
来例に係る体育館に比較して遙に容易、かつ短時間のう
ちに運動区画を形成し、また他の運動を行い得る体育館
に変更することができる。さらに、移動畳ユニットが架
構の役割を担い、そしてこの移動畳ユニットは、上記の
とおり床面上を浮上する構成であるため、この床面の上
に架構を組む必要がある従来例のように、床面に傷付き
トラブルが発生するような恐れがない。
体育館によれば、圧縮空気供給手段から供給される圧縮
空気を空気浮上ベアリングから噴射することにより床面
上で浮上する移動畳ユニットで畳ユニットを容易に移動
させ、かつ収納庫に収納することができるので、畳1枚
ずつ運び出して配設すると共に、撤去する必要がある従
来例に係る体育館に比較して遙に容易、かつ短時間のう
ちに運動区画を形成し、また他の運動を行い得る体育館
に変更することができる。さらに、移動畳ユニットが架
構の役割を担い、そしてこの移動畳ユニットは、上記の
とおり床面上を浮上する構成であるため、この床面の上
に架構を組む必要がある従来例のように、床面に傷付き
トラブルが発生するような恐れがない。
【0046】本発明の請求項2に係る体育館によれば、
移動畳ユニットは、その一部の移動畳ユニットにおい
て、平面的に敷詰められた複数枚の畳が複数の小ユニッ
トに分割され、分割された小ユニットのうちの任意のユ
ニットが昇降可能、かつ回動可能に支持されている。従
って、分割された小ユニットのうちの任意のユニットを
昇降、かつ回動させることにより、ある運動区画を他の
運動区画に容易に変更することができるので、畳を組換
える従来例に比較して、組み換え作業労力と時間とが大
幅に削減される。
移動畳ユニットは、その一部の移動畳ユニットにおい
て、平面的に敷詰められた複数枚の畳が複数の小ユニッ
トに分割され、分割された小ユニットのうちの任意のユ
ニットが昇降可能、かつ回動可能に支持されている。従
って、分割された小ユニットのうちの任意のユニットを
昇降、かつ回動させることにより、ある運動区画を他の
運動区画に容易に変更することができるので、畳を組換
える従来例に比較して、組み換え作業労力と時間とが大
幅に削減される。
【0047】本発明の請求項3に係る体育館によれば、
移動畳ユニットの収納庫からの引出し作業および収納庫
への収納作業において、電動式のケーブルリールにより
電力供給ケーブルが自在に巻取り、巻戻され、電力供給
ケーブルが床面上に引きずられるようなことがないの
で、これら電力供給ケーブルや体育館の床面が損傷する
ような恐れがない。
移動畳ユニットの収納庫からの引出し作業および収納庫
への収納作業において、電動式のケーブルリールにより
電力供給ケーブルが自在に巻取り、巻戻され、電力供給
ケーブルが床面上に引きずられるようなことがないの
で、これら電力供給ケーブルや体育館の床面が損傷する
ような恐れがない。
【0048】本発明の請求項4に係る体育館によれば、
体育館の天井に設けた位置決め光投射手段から垂直に投
射される可視光線を、畳移動手段に設けた位置決めマー
カの中心に一致させるだけで、移動畳ユニットを所定の
位置に配設することができるので、床面上に突起物、溝
あるいはテープの張付ける等というような柔道以外の剣
道等の他の運動競技を行う上において安全上の見地から
好ましくない移動畳ユニットの配設位置を示す位置指示
手段を設けることなく、移動畳ユニットを所定の配設位
置に容易に配設し得るという優れた効果を奏することが
できる。
体育館の天井に設けた位置決め光投射手段から垂直に投
射される可視光線を、畳移動手段に設けた位置決めマー
カの中心に一致させるだけで、移動畳ユニットを所定の
位置に配設することができるので、床面上に突起物、溝
あるいはテープの張付ける等というような柔道以外の剣
道等の他の運動競技を行う上において安全上の見地から
好ましくない移動畳ユニットの配設位置を示す位置指示
手段を設けることなく、移動畳ユニットを所定の配設位
置に容易に配設し得るという優れた効果を奏することが
できる。
【図1】本発明の実施の形態1に係り、図1(a)は周
辺部に4面の周囲試合区画が形成された体育館における
柔道場の平面図であり、また図1(b)は中央部に1面
の中央試合区画が形成された体育館における柔道場の平
面図である。
辺部に4面の周囲試合区画が形成された体育館における
柔道場の平面図であり、また図1(b)は中央部に1面
の中央試合区画が形成された体育館における柔道場の平
面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係り、図2(a)は複
数枚の畳が敷詰められた固定畳ユニットを移動させる移
動固定畳ユニットを畳側から見た平面図であり、また図
2(a)は移動固定畳ユニットの側面図である。
数枚の畳が敷詰められた固定畳ユニットを移動させる移
動固定畳ユニットを畳側から見た平面図であり、また図
2(a)は移動固定畳ユニットの側面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係り、図3(a)は複
数枚の畳が敷詰められた小固定畳ユニットと、複数枚の
畳が敷詰められた小可動畳ユニットを昇降させる畳昇降
手段とを移動させる移動固定・可動畳ユニットを畳側か
ら見た平面図であり、また図3(b)は移動固定・可動
畳ユニットの側面図である。
数枚の畳が敷詰められた小固定畳ユニットと、複数枚の
畳が敷詰められた小可動畳ユニットを昇降させる畳昇降
手段とを移動させる移動固定・可動畳ユニットを畳側か
ら見た平面図であり、また図3(b)は移動固定・可動
畳ユニットの側面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係り、図4(a)は移
動固定・可動畳ユニットを畳側から見た平面図であり、
図4(b)は畳昇降手段による小可動畳ユニットの上昇
状態説明図であり、また図4(c)は畳昇降手段による
小可動畳ユニットの下降状態説明図である。
動固定・可動畳ユニットを畳側から見た平面図であり、
図4(b)は畳昇降手段による小可動畳ユニットの上昇
状態説明図であり、また図4(c)は畳昇降手段による
小可動畳ユニットの下降状態説明図である。
【図5】図4(a)のA部詳細図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係り、図6(a)は柔
道場における畳の敷詰め状態を示す平面図であり、また
図6(b)は図6(a)のB−B線断面図である。
道場における畳の敷詰め状態を示す平面図であり、また
図6(b)は図6(a)のB−B線断面図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係り、図7(a)は移
動畳ユニットを収納する収納庫の詳細断面図であり、ま
た図7(b)は図7(a)のC矢視図である。
動畳ユニットを収納する収納庫の詳細断面図であり、ま
た図7(b)は図7(a)のC矢視図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係り、図8(a)は体
育館に設営された柔道場における畳の敷詰め状態を示す
平面図であり、また図8(b)は図8(a)のD−D線
断面図である。
育館に設営された柔道場における畳の敷詰め状態を示す
平面図であり、また図8(b)は図8(a)のD−D線
断面図である。
【図9】本発明の実施の形態3に係り、図9(a)は体
育館に柔道場を設営するために収納庫から取出した移動
畳ユニットを床面上に移動させて配設する場合を示す図
であり、また図9(b)は移動畳ユニットを床面上から
移動させて収納庫に収納する場合を示す図である。
育館に柔道場を設営するために収納庫から取出した移動
畳ユニットを床面上に移動させて配設する場合を示す図
であり、また図9(b)は移動畳ユニットを床面上から
移動させて収納庫に収納する場合を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態4に係り、図10(a)
は移動畳ユニットおよび位置決め光投射手段を示す模式
的斜視図であり、また図10(b)は図10(a)のE
部拡大図である。
は移動畳ユニットおよび位置決め光投射手段を示す模式
的斜視図であり、また図10(b)は図10(a)のE
部拡大図である。
【符号の説明】 1…柔道場,2…固定畳ユニット,3…固定畳ユニッ
ト,4…固定・可動畳ユニット,4a…小固定畳ユニッ
ト,4b…小可動畳ユニット,5…固定・可動畳ユニッ
ト,5a…小固定畳ユニット,5b…小可動畳ユニッ
ト,5a′…小固定畳ユニット,6…固定・可動畳ユニ
ット,6a…小固定畳ユニット,6b…小可動畳ユニッ
ト,6a′…小固定畳ユニット,7…固定・可動畳ユニ
ット,7a…小固定畳ユニット,7b…小可動畳ユニッ
ト,8…周囲試合区画,9…中央試合区画 10…移動固定畳ユニット,11…浮上移動部材,12
…支柱部材,13…畳支持部材,14…木板,15…空
気浮上式ベアリング 20…移動固定・可動畳ユニット,21…浮上移動部
材,22…支柱部材,23…畳支持部材,23′…畳支
持部材,24…木板,24′…木板,25…空気浮上式
ベアリング,26…ブロワ 30…畳昇降手段,31…エアスプリング,32…昇降
部材,33…四フッ化エチレン樹脂プレート,34…木
板,35…サポート金具,36…ゴムパッド 40…収納庫,41…ユニット収納棚,42…ユニット
収納棚板,43…天板,44…観客席,44a…通路,
45…棚昇降機構,46…回転力分配伝達ギヤボック
ス,47…昇降ねじロッド,48…ガイドレール,49
…収納スペース 50…床面 60…ケーブルリール,61…電力供給ケーブル 70…レーザ光投射器,71…レーザ光,71a…光ス
ポット,72…位置決め用マーカ,72a…十字線,7
2b…交点.73…把手
ト,4…固定・可動畳ユニット,4a…小固定畳ユニッ
ト,4b…小可動畳ユニット,5…固定・可動畳ユニッ
ト,5a…小固定畳ユニット,5b…小可動畳ユニッ
ト,5a′…小固定畳ユニット,6…固定・可動畳ユニ
ット,6a…小固定畳ユニット,6b…小可動畳ユニッ
ト,6a′…小固定畳ユニット,7…固定・可動畳ユニ
ット,7a…小固定畳ユニット,7b…小可動畳ユニッ
ト,8…周囲試合区画,9…中央試合区画 10…移動固定畳ユニット,11…浮上移動部材,12
…支柱部材,13…畳支持部材,14…木板,15…空
気浮上式ベアリング 20…移動固定・可動畳ユニット,21…浮上移動部
材,22…支柱部材,23…畳支持部材,23′…畳支
持部材,24…木板,24′…木板,25…空気浮上式
ベアリング,26…ブロワ 30…畳昇降手段,31…エアスプリング,32…昇降
部材,33…四フッ化エチレン樹脂プレート,34…木
板,35…サポート金具,36…ゴムパッド 40…収納庫,41…ユニット収納棚,42…ユニット
収納棚板,43…天板,44…観客席,44a…通路,
45…棚昇降機構,46…回転力分配伝達ギヤボック
ス,47…昇降ねじロッド,48…ガイドレール,49
…収納スペース 50…床面 60…ケーブルリール,61…電力供給ケーブル 70…レーザ光投射器,71…レーザ光,71a…光ス
ポット,72…位置決め用マーカ,72a…十字線,7
2b…交点.73…把手
Claims (4)
- 【請求項1】 緩衝部材を介して支持された所定の高さ
の架構上に複数枚の畳を平面的に敷詰めて配列すると共
に、前記架構を体育館の床面から浮上させる空気浮上式
ベアリングと、この空気浮上式ベアリングに圧縮空気を
供給する圧縮空気供給手段とを具備してなる移動畳ユニ
ットと、体育館の運動区画の周囲における任意の部分
に、前記移動畳ユニットを収納する複数の収納スペース
を有し、かつその上面が観客席の一部および/または通
路を形成してなる昇降自在な収納庫を配置したことを特
徴とする体育館。 - 【請求項2】 前記移動畳ユニットは、その一部の移動
畳ユニットにおいて、平面的に敷詰められた複数枚の畳
が複数の小畳ユニットに分割され、分割された小畳ユニ
ットのうちの任意の小畳ユニットを昇降可能、かつ回動
可能に支持したことを特徴とする請求項1に記載の体育
館。 - 【請求項3】 体育館の上部に巻取り、巻戻し自在な電
力供給ケーブルが巻回されてなるケーブルリールを設
け、このケーブルリールの電力供給ケーブルにより前記
圧縮空気供給手段を駆動する電動機に電力を供給するよ
うにしたことを特徴とする請求項1または2のうちの何
れか一つの項に記載の体育館。 - 【請求項4】 前記移動畳ユニットの配設位置を光スポ
ットとして床面上に示す可視光線を投射する位置決め光
投射手段を体育館の天井に設けると共に、前記移動畳ユ
ニットに、前記可視光線を受光することによりこの移動
畳ユニットの配設位置を検知する位置決め用マーカを付
設したことを特徴とする請求項1,2または3のうちの
何れか一つの項に記載の体育館。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11289468A JP2000240311A (ja) | 1998-12-22 | 1999-10-12 | 体育館 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36554298 | 1998-12-22 | ||
JP10-365542 | 1998-12-22 | ||
JP11289468A JP2000240311A (ja) | 1998-12-22 | 1999-10-12 | 体育館 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000240311A true JP2000240311A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=26557607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11289468A Withdrawn JP2000240311A (ja) | 1998-12-22 | 1999-10-12 | 体育館 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000240311A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014520979A (ja) * | 2011-06-30 | 2014-08-25 | ナッツクラッカー ソリューションズ エーエス | 撤去可能な芝生のグラウンドを備えるスポーツ競技場 |
CN108499084A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-09-07 | 杨娟 | 用于健身或训练的系统 |
US20210298969A1 (en) * | 2015-10-14 | 2021-09-30 | Qfix Systems, Llc | Mri compatible patient trolley |
-
1999
- 1999-10-12 JP JP11289468A patent/JP2000240311A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014520979A (ja) * | 2011-06-30 | 2014-08-25 | ナッツクラッカー ソリューションズ エーエス | 撤去可能な芝生のグラウンドを備えるスポーツ競技場 |
US20210298969A1 (en) * | 2015-10-14 | 2021-09-30 | Qfix Systems, Llc | Mri compatible patient trolley |
US11737934B2 (en) * | 2015-10-14 | 2023-08-29 | Qfix Systems, Llc | MRI compatible patient trolley |
CN108499084A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-09-07 | 杨娟 | 用于健身或训练的系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5319895A (en) | Activity floor changing system for multi-activity complex | |
US10124240B2 (en) | Game table television and projector system, and method for same | |
JP2014520979A (ja) | 撤去可能な芝生のグラウンドを備えるスポーツ競技場 | |
US12076599B2 (en) | Collapsible batting cage system | |
US4229004A (en) | Floor type pool game apparatus | |
JP2000240311A (ja) | 体育館 | |
KR20150003355U (ko) | 제거 가능한 필드를 구비한 운동 경기장 | |
JP7550661B2 (ja) | 競技場 | |
CN108868211B (zh) | 舞台结构 | |
KR900004246B1 (ko) | 대형 인조잔디의 취급장치 | |
JP2000213191A (ja) | 体育館 | |
CN215505444U (zh) | 一种便于携带的游戏球桌 | |
KR20230056909A (ko) | 지중 매립형 자동 경기장 폴대 장치 및 이를 이용한 다목적 경기장 시스템 | |
JP3703779B2 (ja) | 競技用床転換装置 | |
KR102592742B1 (ko) | 볼링기구의 볼 셋팅장치 | |
SU779555A1 (ru) | Спортивно-зрелищное сооружение | |
JPH0941688A (ja) | 多目的スタジアム | |
JP2023007835A (ja) | 揚重装置 | |
JPS634175A (ja) | 多機能型床構造 | |
JPH08254035A (ja) | 可動スタンドシステム | |
JP2885069B2 (ja) | 芝生移動装置 | |
JP2023163563A (ja) | 多コート競技場 | |
GB2319188A (en) | Golf practice range | |
JP2022020188A (ja) | 2層構造施設 | |
JPH08338146A (ja) | 舞台設備の空気調節装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041019 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20041111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041116 |