JP2000237549A - 中空糸膜ユニット及び膜分離装置 - Google Patents

中空糸膜ユニット及び膜分離装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中空糸膜を透過した処理水を集水する集水部
の長さが長くなっても、集水部の変形を防止することが
でき、しかもメンテナンス性に優れた中空糸膜モジュー
ル及び膜分離装置を提供する。 【解決手段】 一対の矩形状の集水盤11間に、複数の
中空糸膜12を互いに所定間隔離間させつつ疎に配置し
て該中空糸膜12の両端を集水盤11の盤面で開口させ
た中空糸膜ユニット10を構成し、集水盤11をスペー
サ27,28を介在させつつ集水ハウジング21内に上
下に水密的に装着して、中空糸膜ユニット10を多段に
積層した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、浄水、下
水、し尿や各種の排水等の汚水の水処理設備に設置して
固液分離を行うのに用いられる中空糸膜ユニット及び膜
分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】汚水処理にあっては、汚水に膜分離を施
すことによって、一定粒径以上の固形物を汚水から分離
除去して、処理水を再利用することが広く行われてお
り、この膜分離を行う装置の一つとして、中空糸膜をユ
ニット化した中空糸膜ユニットを使用した膜分離装置が
知られている。
【0003】ここで、中空糸膜は、例えば外径が100
0μm程度の、例えばEVAL(イーバル)やエチレン
ビニルアルコール製或いはポリエチレン系樹脂製の中空
な糸の周壁に、例えば直径が0.1〜0.4μm程度の
孔を多数設けたもので、汚水中に浸漬させつつ、この内
部を吸引して低圧状態にすることで、固形物を除いた処
理水のみを内部に透過させて固液を分離するようになっ
ている。
【0004】この種の膜分離装置にあっては、濾過(分
離)面積が大きく、しかも、通水性に優れているばかり
でなく、目詰まりを防止して、透過流速を維持できるよ
うにすることが求められている。このため、例えば、中
空糸膜をすだれのように平面的に配列してユニット化
し、これらを槽内に連続的に配置した浸漬型水処理装置
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術にあっては、例えば中空糸膜の両側に設置した集水
部を吸引して、中空糸膜を透過した処理水を集水部に集
水する際、集水部の長さが長いと、集水部に作用する吸
引力(負圧)で集水部の周壁が凹んでしまうことがあっ
た。そして、このように集水部が凹むと、この内部を処
理水がスムーズに流れなくなり、透過流速の維持が困難
となってしまう。特に、集水部の上部にあっては、ここ
を多量の処理水が流れるため、この欠点が顕著になる。
しかも、例えば目詰まりや、破損してリークする恐れが
ある部位のみを交換することができず、メンテナンス性
にも問題があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、中空糸膜を透過した処理水を集水する集水部の長さ
が長くなっても、集水部の変形を防止することができ、
しかもメンテナンス性に優れた中空糸膜ユニット及び膜
分離装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の中空糸膜ユニッ
トは、一対の矩形状の集水盤間に、複数の中空糸膜を互
いに所定間隔離間させつつ疎に配置して該中空糸膜の両
端を前記集水盤の盤面で開口させた中空糸膜モジュール
を構成し、前記集水盤をスペーサを介在させつつ集水ハ
ウジング内に上下に水密的に装着して、前記中空糸膜モ
ジュールを多段に積層したことを特徴とする。
【0008】これにより、それぞれ別体で構成した複数
の中空糸膜モジュールを多段に積層して所定の高さの中
空糸膜ユニットを構成することで、中空糸膜ユニットの
メンテナンスの便を図るとともに、集水ハウジング内に
装着した集水盤間に介在させたスペーサで集水ハウジン
グをその長さ方向に沿った所定間隔毎に補強して、集水
ハウジングの変形を防止することができる。尚、従来の
ように集水部に中空糸を密に束ねるとその部分に汚泥が
たまり易くなるため、本発明では疎に中空糸膜を配置し
ている。このため、集水ハウジングで変形が懸念される
ため上述したように構成されいる。
【0009】また、前記集水ハウジングは、そのウェブ
部の内周面に長さ方向に沿って延びる複数の補強用リブ
が設けられ、前記スペーサには、先端が前記ウェブ部の
内周面に当接する突起部が形成されていることを特徴と
する。これにより、集水ハウジング自体を補強用リブで
補強し、しかも集水ハウジングのウェブ部をスペーサの
突起部で支持することができる。ここで、集水ハウジン
グは横断面コ字状とすることが好ましいが、それ以外の
形状、例えば半円形状としてもよい。
【0010】また、前記集水ハウジングは、前記スペー
サの両端部に、前記集水ハウジングの各フランジ部をそ
れぞれ前後方向から挟持する挟持部が設けられているこ
とを特徴とする。これにより、集水ハウジングのフラン
ジ部を挟持部で前後方向から挟持することで、その先端
が拡がるように変形するのを防止することができる。こ
こで、集水ハウジングは横断面コ字状とすることが好ま
しいが、それ以外の形状、例えば半円形状としてもよ
い。
【0011】本発明の膜分離装置は、請求項1乃至4記
載の中空糸膜ユニットの集水ハウジングの端部に、吸引
装置に接続された処理水取出し管を連結したことを特徴
とする。これにより、集水ハウジングの変形を防止し
て、膜分離装置の透過流速を常に一定に維持することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1乃至3は、本発明の実施の形
態の中空糸膜ユニット及び該ユニットを備えた膜分離装
置の全体構成を示すもので、この膜分離装置には、それ
ぞれ4個の中空糸膜モジュール10を有する2組の中空
糸膜ユニット20が上下に備えられている。
【0013】中空糸膜モジュール10は、一対の矩形状
の集水盤11,11間に、複数の中空糸膜12を、例え
ば、2.2mmのピッチで上下及び前後方向に互いに所
定間隔離間させつつ疎に配置して構成されている。この
各中空糸膜12は、前記集水盤11の内部を貫通して延
びて該集水盤11の盤面で開口している(図4参照)。
この集水盤11は、例えば熱可塑性樹脂からなるハード
ポッティング部13と、例えばシリコンゴムや軟質プラ
スチック(ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリウレタ
ン)等からなり、前記ハードポッティング部13の内側
に位置して緩衝材として作用するソフトポッティング部
14とから構成され、前後両端面には、凸部15が形成
されている。
【0014】この中空糸膜モジュール10は、例えば、
1本の中空糸膜を所定の回数折り返して束ね、所定の形
状に整形した後、両端部に樹脂材のポッティングを施
し、固化後にポッティング部の外側に位置するU字状の
中空糸膜を切断して除去することによって構成される。
【0015】中空糸膜ユニット20には、前記各中空糸
膜モジュール10の両端の集水盤11から吸引装置55
により吸水する直線状に延びる一対の集水ハウジング2
1が備えられている。この集水ハウジング21は、例え
ば塩化ビニルやABC樹脂等の樹脂製で、図4に示すよ
うに、ウェブ部22と両端のフランジ部23から横断面
コ字形に形成され、この開口部に集水盤11が嵌着する
ように配置されている。ウェブ部22の内周面には、複
数条(図示では3条)の補強用リブ24が長さ方向にほ
ぼ全長に亘って設けられ、両フランジ部23には前記集
水盤11の凸部15と嵌合する凹部25が形成されてい
る。
【0016】そして、一対の集水ハウジング21内に1
段目の中空糸膜モジュール10の両集水盤11を、この
上に2段目、更には3段目の中空糸膜モジュール10の
両集水盤11を順次装着することで、この例では、4個
(4段)の中空糸膜モジュール10を有する中空糸膜ユ
ニット20が構成されている。ここに、前記集水盤11
の凸部15を集水ハウジング21の凹部25内に嵌合さ
せて、集水ハウジング21の開口部を集水盤11で水密
的に塞ぐことで、集水盤11と集水ハウジング21との
間に上下方向に延びる処理水の集水路26が区画形成さ
れている。なお、集水盤11と集水ハウジング21とを
接着剤で接着するようにしても、また別のシール手段を
設けても良い。
【0017】更に、集水ハウジング21内において、1
段目と2段目、及び3段目と4段目の中空糸膜モジュー
ル10,10の上下に位置する両集水盤11,11の間
には、第1スペーサ27が介装され、2段目と3段目の
中空糸膜モジュール10,10の上下に位置する両集水
盤11,11の間には、第2スペーサ28が介装されて
いる。
【0018】第1スペーサ27は、例えば肉厚が5mm
程度の板体で構成され、図5に示すように、その平面形
状が前記集水盤11の横断面形状とほぼ同じ形状となる
ように形成されて、前後両端部には、前記集水ハウジン
グ21の凹部25に嵌合する凸部29が設けられてい
る。これにより、第1スペーサ27の凸部29を集水ハ
ウジング21の凹部25内に嵌合させることで、ここで
の水密性を確保している。ここで、集水ハウジング21
には、補強用リブ24を備え、変形が起こり難くしてあ
る。更に、第1スペーサ27の外側面には、先端が集水
ハウジング21の補強用リブ24を包囲してウェブ部2
2の内周面に当接する一対の突起部30が設けられてい
る。この第1スペーサ27は、主に、集水ハウジング2
1のウェブ部22をその長さ方向に沿った一部で支持し
て、これが凹まないように作用する。また、一対の突起
部30を設けることで、第1スペーサ27の内部に処理
水が流通する通水部31を形成している。
【0019】一方、第2スペーサ28は、例えば肉厚が
5mm程度の板体で構成され、図6に示すように、その
平面形状が前記集水盤11の横断面形状とほぼ同じ形状
となるように形成されて、前後両端部には、前記集水ハ
ウジング21の凹部25に嵌合する凸部32が設けられ
ている。これにより、第2スペーサ28の凸部32を集
水ハウジング21の凹部25内に嵌合させることで、こ
こでの水密性を確保している。更に、前後両端面の側方
に延出する挟持片33が設けられ、この各端面と挟持片
33との間で集水ハウジング21の各フランジ部23を
前後方向から挟持する挟持部34が構成されている。こ
の第2スペーサ28は、主に、集水ハウジング21の各
フランジ部23をその長さ方向に沿った一部で挟持部3
3で前後から挟持することで、集水ハウジング21のフ
ランジ部23の先端が拡がるように変形して、水密性が
破壊されてしまうことを防止するように作用する。
【0020】各中空糸膜ユニット20の各集水ハウジン
グ21は、コネクタ40を介して上下に連結されている
(図1参照)。このコネクタ40の内部には、図7に示
すように、上下に貫通する通水孔41が設けられてい
る。これによって、各中空糸膜ユニット20の前記各集
水路26が互いに連通するようになっている。なお、こ
のコネクタ40の上下両端面には、図8に示すように、
前記集水ハウジング21の形状に沿った凹陥部42が形
成され、この凹陥部42内に集水ハウジング21の端部
を嵌入させることで、水密性を確保しつつ容易に連結で
きるようになっている。
【0021】また、下方に位置する中空糸膜ユニット2
0の各集水ハウジング21の下端、及び上方に位置する
中空糸膜ユニット20の各集水ハウジング21の上端に
は、エンドキャップ50が装着されている。そして、互
いに対向する前記コネクタ40,40間、及び前記エン
ドキャップ50,50間には、各1対の連結棒51が掛
け渡されている(図3参照)。尚、スペーサ間に連結棒
を設けるようにしてもよい。
【0022】更に、図1に示すように、下方に位置する
中空糸膜ユニット20の各集水ハウジング21の下端に
装着したエンドキャップ50は、栓部材52で閉塞され
ている。一方、上方に位置する中空糸膜ユニット20の
各集水ハウジング21の上端に装着したエンドキャップ
50には、連結ナット53を介して2方向に分岐した処
理水取出し管54がそれぞれ連結され、この処理水取出
し管54に吸水ポンプ等の吸引装置55が接続されてい
る。
【0023】次に、前記膜分離装置の使用例について説
明する。まず、中空糸膜ユニット20を、例えば、空気
を噴出する散気管を下方に配置した曝気槽内に設置し
て、この曝気槽内の汚水中に浸漬させ、前記散気管から
空気を噴出させつつ、吸引装置55で集水ハウジング2
1の内部の集水路26から各中空糸膜12を吸引するこ
とで汚水の固液分離を行い、処理水を処理水取出し管5
4から外部に取り出す。この時、各中空糸膜12を透過
した処理水は、集水路26の内部を流れて、処理水取出
し管54内に流入する。
【0024】ここで、集水路26の内部は、吸引装置5
5の吸引に伴って負圧となり、集水ハウジング21にか
なり大きな外圧が作用するが、この集水ハウジング21
は、その長さ方向に沿った所定間隔毎に集水ハウジング
21内に装着した集水盤11,11間に介在させたスペ
ーサ27,28で補強されており、これにより、集水ハ
ウジング21の長さが長くなっても、この変形が防止さ
れる。従って、処理水は、集水ハウジング21の内部の
集水路26内を常にスムーズに流れて、膜分離装置の透
過流速が維持される。
【0025】また、この時に散気管から噴出した空気
は、各スペーサ27,28によって各中空糸膜モジュー
ル10,10間に形成される、例えば間隔が7.2mm
(スペーサの肉厚5mmと中空糸膜のピッチ2.2mm
の合計)の隙間Sから中空糸膜モジュール10の幅方向
の内方に達し、この結果、分離(濾過)面積が実質的に
増大する。特に中空糸膜ユニットの上部で、空気および
空気による水流によって中空糸膜に付着した汚泥等を効
率よく除去できる。
【0026】しかも、それぞれ別体で構成した複数の中
空糸膜モジュール10を多段に積層して所定の高さの中
空糸膜ユニット20を構成することで、例えば一部の中
空糸膜12に目詰まり等の欠陥が発生した時には、この
欠陥の生じた中空糸膜12を有する中空糸膜モジュール
10を交換することで、これに素早く対処することがで
きる。
【0027】なお、前記実施の形態にあっては、スペー
サとして、同一肉厚のものを使用した例を示している
が、例えば異なる肉厚のものを使用し、肉厚の厚いもの
ほど、下方に配置したり、またスペーサを管体で構成し
ても良い。
【0028】また、上記実施の形態においては、形状の
異なる第1スペーサと第2スペーサとを交互に配置する
例について説明したが、一方の形状のスペーサのみを使
用するようにしても良い。また、スペーサとして、第1
のスペーサの突起部と第2のスペーサの挟持部とを合わ
せ持つような形状としても良い。このように本発明の趣
旨を逸脱することなく、種々の変形実施例が可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
中空糸膜を透過した処理水を集水する集水部(集水ハウ
ジング)の長さが長くなっても、スペーサを介在させる
ことで、集水部の変形を防止し、この内部を処理水が常
にスムーズに流れるようにして、透過速度を維持するこ
とができる。しかも、一部の中空糸膜に欠陥が生じて
も、中空糸膜モジュールを交換することで、素早くこれ
に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の中空糸膜ユニット及び該
ユニットを備えた膜分離装置を示す正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図1のA線拡大断面図である。
【図5】図1のB線拡大断面図である。
【図6】図1のC線拡大断面図である。
【図7】図1のD線拡大断面図である。
【図8】図2のE−E線拡大断面図である。
【符号の説明】
10 中空糸膜モジュール 11 集水盤 12 中空糸膜 20 中空糸膜ユニット 21 集水ハウジング 22 ウェブ部 23 フランジ部 24 補強用リブ 26 集水路 27,28 スペーサ 30 突起部 33 挟持片 34 挟持部 40 コネクタ 50 エンドキャップ 54 処理水取出し管 55 吸引装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂下 大地 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 吉村 和就 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 小阪 康司 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 4D006 GA02 HA02 HA19 HA93 JA01A JA04A JA13A JA13C JA16A JA16C JA19A JA19C JA22A JA30A JA62A JB06 KA44 KE08P MA01 MA22 MA33 MC22 MC34 PA01 PA02 PB08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の矩形状の集水盤間に、複数の中空
    糸膜を互いに所定間隔離間させつつ疎に配置して該中空
    糸膜の両端を前記集水盤の盤面で開口させた中空糸膜モ
    ジュールを構成し、 前記集水盤をスペーサを介在させつつ集水ハウジング内
    に上下に水密的に装着して、前記中空糸膜モジュールを
    多段に積層したことを特徴とする中空糸膜ユニット。
  2. 【請求項2】 前記集水ハウジングは、そのウェブ部の
    内周面に長さ方向に沿って延びる複数の補強用リブが設
    けられ、前記スペーサには、先端が前記ウェブ部の内周
    面に当接する突起部が形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の中空糸膜ユニット。
  3. 【請求項3】 前記集水ハウジングは、前記スペーサの
    両端部に、前記集水ハウジングの各フランジ部をそれぞ
    れ前後方向から挟持する挟持部が設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の中空糸膜ユニット。
  4. 【請求項4】 前記集水ハウジングは、横断面コ字状で
    あることを特徴とする請求項2又は3記載の中空糸膜ユ
    ニット。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の中空糸膜ユニット
    の集水ハウジングの端部に、吸引装置に接続された処理
    水取出し管を連結したことを特徴とする膜分離装置。
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