JP2000237305A - 透析治療用装置 - Google Patents
透析治療用装置Info
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- JP2000237305A JP2000237305A JP2000040931A JP2000040931A JP2000237305A JP 2000237305 A JP2000237305 A JP 2000237305A JP 2000040931 A JP2000040931 A JP 2000040931A JP 2000040931 A JP2000040931 A JP 2000040931A JP 2000237305 A JP2000237305 A JP 2000237305A
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Abstract
より透析液流量を減少させる透析治療用装置を完成させ
ること、および透析治療用装置内に於ける減少透析液流
量の制御方法を提供すること。 【解決手段】 半透過性膜(2)により血液チャンバー
(3)および及透析液チャンバー(4)に分割された透
析器(1)の血液チャンバーを含む体外血液循環回路を
有する透析治療用装置に於いて、透析液チャンバーを通
過する減少した透析液流量を調整するために、透析液の
一部をバイパスライン(14)に迂回させる。透析液流
量減少時、透析液流路内の物質濃度は実質的に血液循環
中の物質濃度と等しいため、透析液側の測定のみにより
血液動態パラメータを決定できる。透析液をバイパスラ
インに迂回させると、温度制御に関する問題が生じな
い。さらに透析液の組成と均一化性も透析治療中の状態
に正確に対応している。
Description
ーおよび透析液チャンバーに分割される透析器を接続さ
れた体外血液循環による透析治療用装置に関する。さら
に本発明は同種透析治療装置内の透析液流量を少なく調
整するための方法にも関する。
ー取り入れ口と結合した供給ラインより分枝し、透析器
排出口と結合する導出ラインに至るバイパスラインを含
む。供給ライン、排出ラインおよびバイパスラインには
制御システムにより開閉される閉鎖弁が取り付けられて
いる。運転モードでは、制御システムは透析器の透析液
チャンバーを透析液ラインより分離する。そのモードで
は、供給ラインおよび排出ラインは閉じられ、一方バイ
パスライン閉鎖弁は開かれる。
も含んでいる。バランス装置は、必要に応じ供給−およ
び排出ラインの切り換えが可能であり、その都度可動で
きる要素により分割されるチャンバーを2個有してい
る。使用済み透析液に対し未使用透析液のバランスを取
るために、各バランスチャンバーの半分は交互に未使用
および使用済み透析液で満たされる。この種のバランス
装置を持つ透析装置の例としてDE−A−28 38
414が知られている。
治療中に特定のパラメータを測定する必要がある。循環
血液中および透析液ライン中の物質濃度測定による血液
透析パラメータ測定法として様々な方法が知られてい
る。透析液チャンバーを流れる透析液の流速が特定の値
に減少する場合、透析液ライン中の物質濃度は治療方法
と関係なく循環血液中の物質濃度と実質同じであること
が示されている。このことは、血液側の測定が必要ない
という点では有益である。
は、透析液流量の減少は大きな問題である。バランスチ
ャンバーの切り換えサイクルの数が減少すると、透析液
チャンバーを通過する液流は不連続となる。この様な状
態では、静止期の冷却により透析液の温度が不適当に変
動し、さらに透析液中の電解質の分配も不均一になり、
その結果伝導率が大きく変動する。この様な事態は治療
とは関係なく透析液循環中のセンサーの正確性にとって
不都合である。
せず、簡単な方法により透析液流量を減少させる透析治
療用装置を完成させること、および透析治療用装置内に
於ける減少透析液流量の制御方法を提供することであ
る。
の特徴により行われる。
めに従来の透析装置のバイパスライン内、および供給な
らび/または排出ライン内に利用されている装置を利用
して実施されるため、装置コストは低く保たれる。
転モードでは透析液はバイパスラインおよび透析液チャ
ンバーに結合した供給ラインおよび排出ライン内を流れ
る様に調整される。そうすることで透析液チャンバーを
流れる液量は減少し、透析液の一部はバイパスラインに
迂回させられる。透析液は透析液チャンバーを連続的に
貫流するため、温度制御の問題は生じない。さらに透析
液の組成と均一性が透析治療中の状態に正確に対応して
いる。主液流が一定している場合、過渡現象による遅延
を起こすことなく、流れを緩慢な流れに切り換えること
ができる。透析液流量が減少した状態で血液動態パラメ
ータを測定した後、改めて定常伝導率を調整すること無
しに、通常流量で治療を直ちに進めることができる。
枝したバイパスラインは、透析器下流の排出ラインに至
る。しかし、バイパスラインは排水孔に接続することも
できる。ライン内の液は貫流センサーおよび/またはポ
ンプによりコントロールできる。
にバイパス弁を、および供給ラインおよび/または排出
ライン内に透析器の透析器弁を含む場合、従来の透析装
置のライン配置を変更する必要は無い。バイパス弁およ
び供給ラインおよび排出ラインに取り付けられた透析装
置弁が開いた状態では、主流の分割がおこり、透析液チ
ャンバーを通過する透析液流量は減少につながり、その
透析液流量は透析装置内の流れの状態に依存する。
けでなくポンプも利用できる。ポンプが静止している状
態では、液は流れず、一方ポンプが作動している状態で
は液はライン内を流れる。
内のバイパス弁を迂回する第2バイパスラインが提供さ
れ、その際にその第2のバイパス内部に第2バイパス弁
とスロットルバルブが取り付けられている。透析液流量
を減少させる場合、第1バイパス弁が閉じられ、第2バ
イパス弁および供給および排出ライン内に取り付けられ
た透析器弁が開かれる。本実施態様は、上記の透析装置
内の流路系により透析器内の透析液流量が過度に少なく
調整されてしまった場合、透析液チャンバーを通過する
液流量をスロットバルブにより増加できるという利点を
有している。
の液流抵抗に基づいて第1パイパス弁を開くだけで、透
析液チャンバーを通過する透析液流量は調節されるが、
測定対象物質の血液濃度に対し透析液濃度を補正するに
は十分であることが示されている。
調整する為に、供給ラインまたは排出ライン内に取り付
けられた透析器弁を迂回し、その中に第2バイパス弁と
スロットルバルブが取り付けられている第2バイパスが
提供される。この実施態様では、第1および第2バイパ
ス弁は開かれており、供給ラインおよび排出ラインに取
り付けられた透析器弁は閉じられている。この場合透析
液チャンバーを通る透析液流量は、第2バイパス分枝内
のスロットルバルブの液流抵抗により決定される。
器弁を迂回する実施態様は、透析器が圧の低いスロット
ルバルブ側にあるため“逆浸透”(Back filtration)の
恐れが低く、特に有用である。
は、液流抵抗固定型スロットルバルブでも液流抵抗可変
型スロットルバルブでもよい。
ルブの液流抵抗は可変であり、ここで透析液チャンバー
を貫流する透析液流量が測定される。スロットルバルブ
の液流抵抗は、上記主流に於ける透析液チャンバー貫流
透析液流量が一定になる様に調節される。
析液チャンバー下流よりサンプル採取ポンプを用い透析
液を吸い上げ、バランスシステムに戻すことで好適に実
施される。透析液を迂回させることを目的とし、第1サ
ンプル採取ラインは、その中に取り付けられた透析器弁
上流の排出ラインより出てサンプル採取ポンプの接続点
に至り、第2サンプルラインはもう一方の接続点より出
て、その中に取り付けられた透析器弁の下流に至る。第
2サンプル採取ラインを、バイパスラインあるいは透析
装置弁下流の排出ラインと接続するいずれかの別ライン
に導く事もできる。バランスシステム内の透析液は還流
されるため、バランスは妨害されない。透析液を平衡状
態に調整した後、第1または第2サンプル採取ラインに
接続される第三サンプル採取ラインを経由し一定量の透
析液が採取され、血液動態パラメータ測定装置に送られ
る。血液動態パラメータとして、例えば濃度が測定され
る。バランスをとるときに、透析液の採取量が考慮され
る。
量の速さとは無関係に、さらにその時の圧、透析器の
型、透析装置の装備と関係なく十分正確に、透析器を低
速で通過する透析液を正確に一定量送り出すことができ
る。ポンプは通常の透析サンプル液送り出しだけでな
く、流路の洗浄およびすすぎにも利用できる。
続された構成要素は、従来の透析装置の流路に連結でき
る差込可能なカセットユニット内に包括することができ
る。障害が起きた場合には、弁を利用しポンプまたはそ
の他の構成要素を流路から分離でき、影響なく透析を続
けることができる。
の流路へのカセットユニット接続を簡便にするために、
接続ラインは2本のみ提供される。
用し詳細に説明する。
だけが描写されている。透析装置には、半透過性膜(半
透膜)2により血液チャンバー3および透析液チャンバ
ー4に分割される透析器1を示す。血液チャンバー3の
入口には、血液ポンプ6が取り付けられている動脈血液
ライン5が接続される。血液チャンバーの出口からは静
脈血液ライン7が患者に導かれる。
される。透析液供給源8より出た透析液供給ライン9の
第1ライン部分9aは、バランス半チャンバー10a、
bの2個に分割されるバランス装置10内の入り口に導
かれ、使用済み透析液に対し未使用透析液のバランスが
取られる。容積バランス型透析装置では、一般に平行に
取り付けられた2個のバランスチャンバーが利用される
が、図1にそのうちの一方、1個のみが示されている。
第1バランスチャンバーの出口より出た供給ライン9の
第2ライン部分9bは、透析液から細菌を除くために、
透析液路に接続された、細菌捕捉膜11cにより2個の
チャンバー11a、bに分割された滅菌フィルター11
の第1チャンバー11aの入り口に至る。滅菌フィルタ
ー11の第2チャンバー11bの出口より出る供給ライ
ンの第三ライン部分9cは透析液チャンバー4の入り口
に至る。透析液チャンバー4の出口より出た透析液排出
ライン12の第1ライン部分12aはバランス装置の第
2チャンバー10bの入り口に至る。第2バランスチャ
ンバー10bから出たラインは、排出ラインの第2ライ
ン部分12bを通り排出口13に接続されている。透析
液排出ラインの第1ライン部分12aには透析液ポンプ
29が取り付けられている。透析液ポンプ29の上流
で、第1ライン部12aから限外濾過ライン30が分枝
し、このラインは透析液排出ライン12の第2ライン部
12bに至る。限外濾過ライン30には限外濾過ポンプ
31が取り付けられている。
4を切り離すためには、透析装置では滅菌フィルター1
1の第1チャンバー11aの出口より出て排出ラインの
第1ライン部分12aに至るバイパスライン14を利用
する。バイパスライン14には電磁駆動バイパス弁15
が取り付けられているが、供給ラインの第三ライン部分
9cには第1透析器弁16が、また排出ラインの第1ラ
イン部分12aには第2透析器弁17が取り付けられて
いる。上記透析器弁16,17は共に同様に電磁駆動性
である。バイパス弁15および両透析器弁16,17
は、各弁と制御ライン15a、16a、17aを介して
接続された中央制御システムにより制御される。
決定する。透析器1を透析液流路より分離するために
は、制御システムは透析器弁16,17を閉じた状態で
バイパス弁15を開くという方法で制御する。さらに、
制御システムは透析液流路中の血液動態パラメータを測
定するために透析液流量を減少する運転モードも提供す
る。この運転モードでは、制御システムはバイパス弁1
5および透析器弁16、17を開く様に弁を制御し、透
析液がバイパスライン14ならびに透析液チャンバー4
を流れる様にする。
係に於いて、第2バイパス弁およびスロットルバルブを
有する別のバイパスラインを持つ点で異なる。図1の装
置各部に対応する図2の透析装置各部には同じ番号を付
した。第2バイパスライン19は第1バイパス弁15の
上流で第1バイパスライン14から分枝し、バイパス弁
下流で第1バイパスラインのライン部分に至る。第2バ
イパスライン19は電磁駆動型第2バイパス弁20とス
ロットルバルブ21を有しており、液流断面積を調整す
ることができる。第2バイパスライン20およびスロッ
トルバルブは制御ライン20a、21aを介し、制御シ
ステム18により制御される。さらに、透析装置は排出
ラインの第1ライン部分12a内の第2透析器弁下流に
取り付けられた流量計22も利用する。しかし、流量計
は透析器の透析液チャンバーを流れる透析液量を監視す
るために、供給ライン9の第三ライン部分9cに取り付
けることも原理的には可能である。また、流量計を第1
バイパスライン14に配置することもできるが、この場
合透析液流量は主液流と第1バイパスラインの液流との
間に生じた差より計算される。流量計22はデータライ
ン22aで制御システム18と接続される。
御システム18は第1バイパス弁15を閉じ、一方第2
バイパス弁20および透析器弁16,17を共に開く。
透析液は第1バイパスでなく、第2バイパスラインに流
れるが、その流速はスロットルバルブ21の液路断面積
によって決まる。制御システム18は、透析液チャンバ
ー4の透析液通過流量が所定の値になるようにスロット
ルバルブの液流断面積を制御し、その流量は流量計22
により監視される。
はなく第1または第2透析器弁を跨ぐ第2バイパス分枝
を提供される別の実施例が示されている。本例でも対応
する透析装置各部には同一番号を付した。
23は第1透析器弁の上流にて供給ライン9第3ライン
部分9cより分枝し、透析器弁16の下流にて第3供給
ライン部分9cに至る。第2バイパス弁およびスロット
ルバルブは図中24,25に示される。これらは制御ラ
イン24a、25aを介し制御される。
6は第2透析弁17の上流にて第1ライン部分12aよ
り分枝し、透析弁17の下流にて排出ライン部分12a
に至る。第2バイパス弁およびスロットルバルブは27
および28で示され、さらに制御ラインは27aおよび
28aで示される。
御システム18は第1バイパス弁1を開き、透析器弁1
6、17の一つを閉じるが、バイパス弁24および27
を開く。この場合、透析液流量はスロットルバルブ25
ないし28の流路断面積により設定される。制御システ
ムは透析液流量が所定値になる様に流路断面積を調整
し、本例に於いても液流量は流量計22により監視され
る。
ャンバー4の上流または下流に取り付けることもでき
る。さらに可変型液流断面積スロットルバルブに代えて
固定型液流断面積スロットルバルブを利用することもで
きる。この場合、当然液流は制御できないが、必要な測
定には十分である。
り外し可能なカセットユニットとして形成された分析ユ
ニットを示す。透析装置は半透膜35により分離される
血液チャンバー33および透析液チャンバー34を持つ
透析器32を利用する。血液供給ライン36を通り、血
液は血液チャンバー33に流入し、血液排出ライン37
を通り血液チャンバー33より出る。透析液は未表示の
バランス装置を出て、透析液供給ライン38を通り透析
液チャンバー34に流入し、透析液排出ライン39を通
り透析液チャンバー34より出てバランス装置に戻る。
供給ライン38内には第1透析器弁40が、また排出ラ
インには第2透析器弁41が取り付けられている。その
中にバイパス弁43が取り付けられているバイパスライ
ン42は、供給ライン38と排出ライン39を結ぶ。使
用済み透析液は排出ライン44を通り排出される。供給
ライン、排出ラインおよびバイパスラインは弁およびバ
ランス装置と共に透析装置流路45を形成する。
プル採取ポンプ47、および例えば透析液中の血液動態
パラメータ測定装置、例えば尿素の様な尿関連物質濃度
測定用センサー付き分析装置Aを含む。透析器弁41の
上流にて排出ライン39より第1サンプル採取ライン4
8が分枝し、サンプル採取ポンプ47の接続部47aに
至り、ここで双方向型膜ポンプと接続する。ポンプ47
のもう一方の接続部47bからは第2サンプル採取ライ
ン49が出ており、バイパス弁43の下流でバイパスラ
イン42に至る。第1および第2排出路48,49に
は、それぞれサンプル採取弁50,51が取り付けられ
ている。第1採取ライン48abからは、その中に別の
サンプル採取弁53が取り付けられている第3サンプル
採取ライン52が分枝し、分析装置Aの入り口に至る。
排出ライン54は分析装置Aの出口より出て排液ライン
44に至る。サンプル採取ラインおよび排出ラインはそ
れぞれ2本のライン部より構成されるが、そのライン部
はコネクター55,56,57で相互に接続され、透析
装置流路45よりカセットユニット46を分離すること
ができる。電磁駆動型弁を制御するために、制御ライン
S1ないしS6を介し弁と結合する制御システム58が
提供される。
び第2透析器弁40,41を開き、バイパス弁43およ
びサンプル採取弁50、51,53を閉じる。サンプル
を採取時は、バイパス弁43を開き、第2透析器弁41
を閉じ、第1および第2サンプル採取弁50,51を交
互に開く。第1サンプル採取弁を開き、および第2サン
プル採取弁を閉じた状態でポンプ47が排出透析液を一
定量くみ上げ、第2弁を開き、第1弁を閉じた状態で使
用済み透析液をバランスシステムに戻す。平衡状態に達
した後、第1および第2採取弁50、51を閉じた状態
で第3弁を開き、透析液サンプルを分析装置Aに流す。
その後分析装置Aを出たサンプルは出口に導かれる。未
使用透析液がバイパスライン42を流れている場合、透
析装置の流路制御に悪影響を及ぼすことなく透析器内の
減少透析液流量を調整できる。この時、伝導率および温
度は一定である。ポンプは双方向に作動するため、適当
にサンプル採取弁を切り換えて液流を逆転させた後に、
未使用透析液からサンプルを採取することもできる。バ
ランスをとる際、採取サンプル液量が一定になる様考慮
する。
てサンプル採取ポンプが一方向作動型であることで異な
る実施例を示す。当該実施例では、流路方向を逆転する
ことなく未使用サンプルを採取することができる。図5
および6による実施態様に於ける対応部分には同一記号
が割り付けられている。図6の実施例では、第4サンプ
ル採取ライン60は供給ライン38より分枝し、採取ポ
ンプ47′の上流で第1採取ラインに至る。第4サンプ
ル採取ライン60には第4サンプル採取弁59が取り付
けられている。さらに、第3のサンプル採取ライン52
が第1採取ラインではなく、第2採取ライン49から分
枝する点が異なっている。第4サンプル採取弁59は別
の制御ラインS7により制御システム58に接続されて
おり、透析作動中および流れ出た透析液からのサンプル
採取中は制御システム58により閉じられる。他の弁は
図5による実施例同様に制御される。未使用透析液より
サンプルを採取する場合、第1サンプル採取弁50を閉
じ、第4採取弁59を開き、採取ポンプ47により未使
用透析液を汲取る。
析装置の流路部で2箇所の接続ラインのみで結合できる
別の実施態様を示す。図5および6の実施態様の各部に
対応する図7の実施例の各部にも、同一の記号が付され
ている。流路部45は、第1透析器弁40を有し、透析
器32に至る供給ライン38および第2透析器弁41を
有し、透析器より出る排出ライン39ならびにバイパス
弁43を有するバイパスライン42を含む。第1透析器
弁41および透析器32の間で排出ライン39の中に第
3透析器弁61が取り付けられている。
開かれ、一方バイパス弁43は閉じられる。
器61の上流にて排出ラインより分枝し、一方向作動型
採取ポンプ47′に至るが、そのポンプは膜ポンプであ
る。採取ポンプ47′より出た第2サンプル採取ライン
49は第3透析器弁61の下流にて排出ライン39に至
る。第2採取ライン49より分枝した第3採取ライン5
2は、分析装置Aに至り、そこより排出ライン54が分
枝する。第1、第2および第3サンプル採取ラインに
は、第1、第2および第3サンプル採取弁50、51、
53が取り付けられている。図7には制御システムおよ
び制御ラインは示されていない。
ら、その結果透析液は第1および第2サンプル採取ライ
ン48,49を流れる。第1および第2サンプル採取弁
50、51は交互に開閉し、そこでサンプル採取ポンプ
47′は一定量の透析液を送り出し、平衡状態に調整し
た後、採取弁50,51を閉じ、弁53を開き分析装置
Aに送る。
る。
第1実施例の簡単な略図である。
第2実施例の簡単な略図である。
る。
Claims (17)
- 【請求項1】 半透過性膜(2)により血液チャンバー
(3)および透析液チャンバー(4)に分割された透析
器(1)の血液チャンバーを含む体外血液循環回路、透
析液チャンバー入り口と結合する透析液ラインの透析液
供給ライン(9)および透析チャンバー出口と結合する
透析液排出ライン(12)、透析液チャンバー上流にて
供給ラインより分枝するバイパスライン(14)、バイ
パスライン内ならびに供給ラインおよび/または排出ラ
イン内に取り付けられる透析液流量調整装置(15、1
6、17;20、21;24;25;27、28)、お
よびバイパスラインならびに供給ラインおよび/または
排出ライン内の透析液流量調整装置の制御装置(18)
を有し、透析液流量調整装置(15、16、17;2
0、21;24;25;27、28)の制御装置が、透
析液チャンバー(4)を通過する透析液流量を減少する
ための運転モードを設定可能な様に形成されており、そ
のモードではバイパスライン(14)内ならびに供給ラ
インおよび/または排出ライン(9、12)内の透析液
流量調整装置を少なくとも一部自由に制御できるにこと
を特徴とする透析治療用装置。 - 【請求項2】 透析液流量調節装置が、バイパスライン
内に取り付けられたパイパス弁(15)および供給ライ
ン(9)内に取り付けられた透析器弁(16)および/
または排出ライン(12)内に取り付けられた透析器弁
(17)を含むことを特徴とする、請求項1記載の装
置。 - 【請求項3】 透析液流量を調整するための装置を制御
するための装置が制御システム(18)を含み、透析液
流量減少時の運転モードではバイパス弁(15)および
供給ラインまたは排出ライン内に取り付けられた透析器
弁(16、17)が開かれる様に形成されること特徴と
する請求項2記載の装置。 - 【請求項4】 第1バイパス弁(15)の上流で第1バ
イパスライン(14)より分枝し、第1バイパス弁下流
で第1バイパスラインに至る第2バイパスライン(1
9)が提供され、その第2バイパスライン内に第2バイ
パス弁(20)およびスロットルバルブ(21)が取り
付けられていることを特徴とする請求項2記載の装置。 - 【請求項5】 透析液流量を調整するための装置を制御
するための装置が制御装置を含み、透析液流量減少時の
運転モードに於いては第1バイパス弁(15)を閉じ、
第2バイパス弁(20)および供給ラインまたは排出ラ
イン内に取り付けられた透析器弁(16、17)を開く
様に形成されることを特徴とする請求項4記載の装置。 - 【請求項6】 供給ライン(9)内に取り付けられた透
析器弁(16)の上流にて供給ラインより分枝し、供給
ライン内の透析器弁下流に至る第2バイパスライン(2
3)が提供され、その第2バイパスライン内に第2バイ
パス弁(24)およびスロットルバルブ(25)が取り
付けられていることを特徴とする請求項2記載の装置。 - 【請求項7】 透析液流量を調整する装置を制御する手
段が制御システム(18)を含み、透析液流量減少時の
運転モードに於いて第1および第2バイパス弁(15、
24)を開き、供給ライン内に取り付けられている透析
器弁(16)を閉じる様に形成されることを特徴とする
請求項6記載の装置。 - 【請求項8】 排出ライン内に取り付けられた透析器弁
(17)の上流にて排出ラインより分枝し、排出ライン
内の透析器弁下流に至る第2バイパスラインが提供さ
れ、その第2バイパスライン内に第2バイパス弁(2
7)およびスロットルバルブ(28)が取り付けられて
いることを特徴とする請求項2記載の装置。 - 【請求項9】 透析液流量を調整する装置を制御する手
段が制御システム(18)を含み、透析液流量減少時の
運転モードに於いて第1および第2バイパス弁(15、
27)を開き、排出ライン内に取り付けられている透析
器弁(17)を閉じる様に形成されることを特徴とする
請求項8の装置。 - 【請求項10】 透析液流量を調整する装置の制御手段
が、調整可能な流体断面積を持つスロットルバルブを有
する透析液流量測定装置(22)を含むことを特徴とす
る請求項4ないし9のいずれか1項記載の装置。 - 【請求項11】 第1サンプル採取ライン(48)が、
その内部に取り付けられた透析器弁(41)の上流で排
出ライン(39)を出てサンプル採取ポンプ(47)の
接続部(47a)に至り、さらに第2サンプル採取ライ
ン(49)がサンプル採取ポンプの別の接続部(47
b)より出て、その内部に取り付けられた透析器弁(4
1)またはバイパスライン(42)の下流にて排出ライ
ン(39)に至ることを特徴とする、請求項2ないし1
0までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項12】 第3サンプル採取ライン(52)が第
1または第2サンプル採取ライン(48、49)より分
枝し、血液動態パラメータ測定用装置(48)に至るこ
とを特徴とする請求項11記載の装置。 - 【請求項13】 サンプル採取ポンプ(47)が双方向
型ポンプであることを特徴とする請求項11または12
記載の装置。 - 【請求項14】 サンプル採取ポンプ(47)が一方向
型ポンプであり、第1採取ライン(48)が吸引接続部
に至り、第2サンプルライン(49)が加圧接続部に至
り、さらに第4サンプル採取ライン(60)が供給ライ
ン(38)またはバイパスライン(42)より出てサン
プル採取ポンプの吸引接続部に至ることを特徴とする請
求項11または12記載の装置。 - 【請求項15】 第1および第4サンプル採取ライン
(48、60)それぞれの中にサンプル採取弁(50、
59)が取り付けられていることを特徴とする請求項1
4記載の装置。 - 【請求項16】 透析液流量を調節するための装置を制
御する手段が制御システム(58)を含み、透析液流量
減少時の運転モードではバイパスライン(43)および
供給ライン(38)内に取り付けられた透析器弁(4
0)を開き、排出ライン(40)に取り付けられた透析
器弁(41)は閉じるように形成されることを特徴とす
る請求項11記載の装置。 - 【請求項17】 半透過性膜により血液チャンバーと透
析液チャンバーに分割される透析器の血液チャンバーが
接続された体外血液循環回路、透析液チャンバー入り口
と結合する透析液ラインの透析液供給ラインおよび透析
液チャンバーの出口と結合する透析液排出ライン、透析
液チャンバー上流にて供給ラインより分枝するバイパス
ラインを有し、透析液チャンバーを通過する減少した透
析液流量を調節することを目的とし、透析液を透析液供
給ラインおよび透析液排出ラインおよびバイパスライン
を通過する様に導くことを特徴とする、透析治療用装置
内の減少した透析液流量を調節する方法。
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