JP2000235162A - ヘッドマウント型表示装置およびその装着状態確認方法 - Google Patents

ヘッドマウント型表示装置およびその装着状態確認方法

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JP2000235162A
JP2000235162A JP11034951A JP3495199A JP2000235162A JP 2000235162 A JP2000235162 A JP 2000235162A JP 11034951 A JP11034951 A JP 11034951A JP 3495199 A JP3495199 A JP 3495199A JP 2000235162 A JP2000235162 A JP 2000235162A
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Shinya Urisaka
真也 瓜阪
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着状態を正確に知ることができるヘッドマ
ウント表示装置を提供する。 【解決手段】 ヘッドマウント形表示装置では、装着状
態を確認するための装着状態確認処理を行う。この装着
状態確認処理では、キャラクタ発生部10により発生さ
れた装着状態確認用図形を左眼用表示系12および右眼
用表示系28に表示し(ステップS1)、所定時間が経
過するまでに確認入力があると(ステップS2〜3)、
上記装着状態確認用図形を左眼用表示系12に表示する
(ステップS4)。所定時間が経過するまでに確認入力
があると(ステップS5〜6)、上記装着状態確認用図
形を右眼用表示系28に表示し(ステップS7)、所定
時間が経過するまでに確認入力があると(ステップS8
〜9)、本処理を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観察者の頭部など
の体の一部に装着可能に構成され、観察者が装着した状
態で外部から供給される画像を観察者が観察可能に表示
するヘッドマウント型表示装置およびその装着状態確認
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、観察者の頭部などの体の一部に装
着可能に構成され、観察者が装着した状態で外部から供
給される画像を観察者が観察可能に表示する表示装置と
して、ヘッドマウント型表示装置がある。
【0003】このヘッドマウント型表示装置について図
12を参照しながら説明する。図12は従来のヘッドマ
ウント型表示装置の構成を示すブロック図である。
【0004】ヘッドマウント型表示装置は、図12に示
すように、外部例えばTVチューナ、映像再生装置など
から供給される映像信号(NTSC信号)を入力するO
/E(odd/even)検出回路132を備える。このO/E
検出回路132は、入力された映像信号が左眼用映像信
号であるか右眼用映像信号であるかを検出するための回
路であり、この検出結果を示す検出信号は、制御手段1
30に入力される。また、O/E検出回路132に入力
された映像信号は、デコーダ処理部102に入力され
る。
【0005】デコーダ処理部102は、入力された映像
信号をRGB信号に変換し、このRGB信号は表示駆動
器103に入力される。表示駆動器103は、制御手段
130からの制御信号に基づき入力されたRGB信号を
左眼用表示系104または右眼用表示系118に供給す
る。ここで、制御手段130は、O/E検出回路132
からの検出信号に基づき入力された映像信号が左眼用映
像信号であるか右眼用映像信号であるかを判別し、入力
された映像信号が左眼用映像信号であるときには、表示
駆動器103に対してRGB信号を左眼用表示系104
に供給することを指示する制御信号を出力し、入力され
た映像信号が右眼用映像信号であるときには、表示駆動
器103に対してRGB信号を右眼用表示系118に供
給することを指示する制御信号を出力する。
【0006】左眼用表示系104は、表示駆動器103
からのRGB信号を入力し、このRGB信号が示す映像
を表示する液晶表示素子113を有する。この液晶表示
素子113はその背面側からバックライト107により
照明され、このバックライト107はドライバ105に
より駆動される。この液晶表示素子113に表示された
映像は光学素子115により拡大されて観察者の左眼1
25に導かれる。この光学素子104においては、具体
的には、バックライト107から液晶表示素子113を
透過した光が入射面109に入射する。この入射した光
は反射面111に臨界角以上で入射して全反射し、そし
てハーフミラー115に入射して反射面111に向けて
反射する。その反射光は反射面111に臨界角以下で入
射し、観察者の左眼125に向けて射出する。左眼12
5には光学素子117からの光が結像される。
【0007】右眼用表示系118は、左眼用表示系10
4と同様に、液晶表示素子123、光学素子125、バ
ックライト121およびドライバ119を有し、液晶表
示素子123に表示された映像を光学素子115により
拡大して観察者の右眼(図示せず)に導くように構成さ
れている。
【0008】上記表示駆動器103、各ドライバ10
5,119を含む各ブロックには、対応する駆動電圧が
電源回路101から供給される。電源回路101は、外
部電源101aから電源SW101bを介して電力を入
力し、各ブロックに対する駆動電圧を生成する。
【0009】このヘッドマウント型表示装置において
は、左右の映像が自然に融合するように本装置を正確に
装着する必要がある。そのために、このヘッドマウント
型表示装置では、外部装置から装着状態確認用図形を左
眼用、右眼用の各表示系にそれぞれ供給して表示し、各
表示系に表示された装着状態認用図形を観察することに
より、装置装着状態を確認することが可能なように構成
されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のヘッドマウント型表示装置では、装着状態を確
認する際には、左眼用および右眼用表示系に同時に図形
を表示するから、観察者は左右両眼で同時にそれぞれの
図形を観察することになり、左右それぞれの表示が共に
明確に見えているかを確認することが非常に困難であ
る。その結果、装着状態が適正であるか否かを正確に知
ることができない。
【0011】本発明の目的は、装着状態を正確に知るこ
とができるヘッドマウント表示装置およびその装着状態
確認方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
左眼用画像表示手段と、右眼用画像表示手段と、前記左
眼用画像表示手段と前記右眼用画像表示手段とを支持
し、前記観察者の体の一部に装着可能に構成された装着
体とを備えるヘッドマウント型表示装置において、前記
装着体が前記観察者の体の一部に装着された際の装着状
態を確認するための装着状態確認用図形を発生する図形
発生手段と、前記観察者による前記装着状態を確認した
際の確認操作を入力するための操作入力手段と、前記確
認操作の入力に応じて前記装着状態確認用図形の前記左
眼用および右眼用画像表示手段の両方への表示、前記装
着状態確認用図形の前記左眼用および右眼用画像表示手
段の一方への表示、前記装着状態確認用図形の前記左眼
用および右眼用画像表示手段の他方への表示を切り替え
るように制御する制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載のヘ
ッドマウント型表示装置において、前記制御手段は、前
記装着状態確認用図形の前記左眼用および右眼用画像表
示手段の両方への表示後に前記確認操作の入力がある
と、前記装着状態確認用図形の前記左眼用および右眼用
画像表示手段の一方のみへの表示、この表示後に前記確
認操作の入力があると、前記装着状態確認用図形の前記
左眼用および右眼用画像表示手段の他方への表示を行う
ように制御することを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載のヘ
ッドマウント型表示装置において、前記制御手段は、前
記装着状態確認用図形の前記左眼用および右眼用画像表
示手段の一方のみへの表示後に前記確認操作の入力があ
ると、前記装着状態確認用図形の前記左眼用および右眼
用画像表示手段の他方のみへの表示、この表示後に前記
確認操作の入力があると、前記装着状態確認用図形の前
記左眼用および右眼用画像表示手段の両方への表示を行
うように制御することを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装置にお
いて、前記操作入力手段は、前記確認操作の入力ととも
に、前記観察者による前記装着状態の確認をやり直すた
めのやり直し操作を入力可能に構成され、前記制御手段
は、前記確認操作の入力に応じて前記装着状態確認用図
形の前記左眼用および右眼用画像表示手段の両方への表
示、一方のみへの表示、他方のみへの表示の各表示を所
定の順番で行った後に前記やり直し操作が入力される
と、前記装着状態確認用図形の前記左眼用および右眼用
画像表示手段の両方への表示、一方のみへの表示、他方
のみへの表示の各表示を再度繰り返し可能なように制御
することを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装置にお
いて、前記操作入力手段は、前記確認操作の入力ととも
に、前記観察者による前記装着状態の確認をやり直すた
めのやり直し操作を入力可能に構成され、前記制御手段
は、前記装着状態確認用図形の前記左眼用および右眼用
画像表示手段の両方への表示、一方のみへの表示、他方
のみへの表示の内のいずれかの表示後に前記やり直し操
作が入力されると、前記やり直し操作の入力前の前記装
着状態確認用図形の表示状態に戻すように制御すること
を特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装置にお
いて、前記制御手段は、前記装着状態確認用図形の前記
左眼用および右眼用画像表示手段の両方、一方のみ、他
方のみへの各表示をそれぞれ所定期間経過毎に切り替え
ることを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項6記載のヘ
ッドマウント型表示装置において、前記各表示毎にその
所定期間中に前記確認操作の入力がないときには、自動
的に本体電源を遮断することを特徴とする。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装置にお
いて、前記装着状態確認用図形は、画面全体に表示され
る四角枠であることを特徴とする。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項1ないし7
のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装置にお
いて、前記装着状態確認用図形は、画面四隅に表示され
るキャラクタであることを特徴とする。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項1ないし
9のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装置に
おいて、前記装着状態確認用図形を前記左眼用および右
眼用画像表示手段のいずれか一方の画像表示手段に表示
する際には、前記画像表示手段の他方に対して前記装着
状態確認用図形の表示を無表示に設定することを特徴と
する。
【0022】請求項11記載の発明は、請求項1ないし
7のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装置に
おいて、前記装着状態確認用図形にはその説明文が付加
され、前記装着状態確認用図形を前記左眼用および右眼
用画像表示手段のいずれか一方の画像表示手段に表示す
る際には、前記画像表示手段の一方に前記装着状態確認
用図形およびその説明文を表示し、前記画像表示手段の
他方に前記説明文のみを表示するように設定することを
特徴とする。
【0023】請求項12記載の発明は、左眼用画像表示
手段と、右眼用画像表示手段と、前記左眼用画像表示手
段と前記右眼用画像表示手段とを支持し、前記観察者の
体の一部に装着可能に構成された装着体とを備えるヘッ
ドマウント型表示装置の装着状態確認方法において、前
記装着体が前記観察者の体の一部に装着された際の装着
状態を確認するための装着状態確認用図形を前記左眼用
および右眼用画像表示手段の両方へ表示する第1の表示
形態、前記装着状態確認用図形を前記左眼用および右眼
用画像表示手段の一方へ表示する第2の表示形態、前記
装着状態確認用図形を前記左眼用および右眼用画像表示
手段の他方へ表示する第3の表示形態の各表示形態によ
る前記装着状態確認用図形の表示順番を保持する工程
と、前記装着状態確認用図形を発生する工程と、前記保
持された表示順番の1番目に対応する表示形態に応じた
前記装着状態確認用図形の表示を行う工程と、前記1番
目の表示形態に応じた前記装着状態確認用図形の表示後
に前記観察者による前記装着状態を確認するための確認
操作を入力すると、前記保持された表示順番の2番目に
対応する表示形態に応じた前記装着状態確認用図形の表
示を行う工程と、前記2番目の表示形態に応じた前記装
着状態確認用図形の表示後に前記確認操作を入力する
と、前記保持された表示順番の3番目に対応する表示形
態に応じた前記装着状態確認用図形の表示を行う工程と
を有することを特徴とする。
【0024】請求項13記載の発明は、請求項12記載
のヘッドマウント型表示装置の装着状態確認方法におい
て、前記装着状態確認用図形の表示順番は、前記第1の
表示形態、前記第2の表示形態、前記第3の表示形態の
順番に設定されていることを特徴とする。
【0025】請求項14記載の発明は、請求項12記載
のヘッドマウント型表示装置の装着状態確認方法におい
て、前記装着状態確認用図形の表示順番は、前記第3の
表示形態、前記第1の表示形態、前記第2の表示形態の
順番に設定されていることを特徴とする。
【0026】請求項15記載の発明は、請求項12ない
し14のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装
置の装着状態確認方法において、前記表示順番に従って
前記表示形態のそれぞれに応じた前記装着状態確認用図
形の表示を行った後に前記観察者による前記装着状態の
確認をやり直すためのやり直し操作を入力する工程と、
前記やり直し操作が入力されると、前記表示順番に従っ
て前記表示形態のそれぞれに応じた前記装着状態確認用
図形の表示を再度繰り返す工程とを有することを特徴と
する。
【0027】請求項16記載の発明は、請求項12ない
し14のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装
置の装着状態確認方法において、前記表示順番に従って
前記表示形態のいずれかに応じた前記装着状態確認用図
形の表示が終了する毎に前記観察者による前記装着状態
の確認をやり直すためのやり直し操作を入力する工程
と、前記やり直し操作が入力されると、該やり直し操作
入力前の前記装着状態確認用図形の表示を再度行う工程
とを有することを特徴とする。
【0028】請求項17記載の発明は、請求項12ない
し16のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装
置の装着状態確認方法において、前記表示順番に従って
前記表示形態のいずれかに応じた前記装着状態確認用図
形の表示をそれぞれ所定期間経過毎に切り替えることを
特徴とする。
【0029】請求項18記載の発明は、請求項17記載
のヘッドマウント型表示装置の装着状態確認方法におい
て、前記各表示毎にその表示期間中に前記確認操作の入
力がないときには、自動的に本体電源を遮断することを
特徴とする。
【0030】請求項19記載の発明は、請求項12ない
し18のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装
置の装着状態確認方法において、前記装着状態確認用図
形は、画面全体に表示される四角枠であることを特徴と
する。
【0031】請求項20記載の発明は、請求項12ない
し18のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装
置の装着状態確認方法において、前記装着状態確認用図
形は、画面四隅に表示されるキャラクタであることを特
徴とする。
【0032】請求項21記載の発明は、請求項12ない
し20のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装
置の装着状態確認方法において、前記装着状態確認用図
形を前記左眼用および右眼用画像表示手段のいずれかの
一方の画像表示手段に表示する際には、前記画像表示手
段の他方に対して前記装着状態確認用図形の表示を無表
示に設定することを特徴とする。
【0033】請求項22記載の発明は、請求項12ない
し18のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装
置の装着状態確認方法において、前記装着状態確認用図
形にはその説明文が付加され、前記装着状態確認用図形
を前記左眼用および右眼用画像表示手段のいずれかの一
方の画像表示手段に表示する際には、前記画像表示手段
の一方に前記装着状態確認用図形およびその説明文を表
示し、前記画像表示手段の他方に前記装着状態確認図形
の説明文のみを表示するように設定することを特徴とす
る。
【0034】請求項23記載の発明は、左眼用画像表示
手段と、右眼用画像表示手段とからなるヘッドマウント
型表示装置であって、前記左眼用画像表示手段に装着状
態確認用図形情報を表示する表示状態と、前記右眼用画
像表示手段に前記装着状態確認用図形情報を表示する表
示状態と、前記左眼用画像表示手段と前記右眼用画像表
示手段の両方に同時に前記装着状態確認用図形情報を表
示する表示状態とを、順次時系列に切り換える制御手段
とを備えることを特徴とする。
【0035】請求項24記載の発明は、請求項23記載
のヘッドマウント型表示装置において、前記各表示状態
に対し、観察者が確認の操作を行うための確認用操作手
段を備え、前記制御手段は、前記各表示状態で、前記確
認用操作手段の操作に応じて、他の表示状態に切り換え
るように構成されていることを特徴とする。
【0036】請求項25記載の発明は、請求項23記載
のヘッドマウント型表示装置において、前記制御手段
は、前記各表示状態を所定の時間間隔で切り換えるよう
に構成されていることを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0038】(実施の第1形態)図1は本発明のヘッド
マウント型表示装置の実施の第1形態の構成を示すブロ
ック図、図2は図1のヘッドマウント型表示装置の外観
構成を示す図である。
【0039】ヘッドマウント型表示装置は、図2に示す
ように、中継ボックス2と、観察者の頭部などの体の一
部に装着可能に構成された装着体35とを備える。中継
ボックス2には、外部電源と接続するための電源ジャッ
ク39、例えばTVチューナ、映像再生装置などの外部
装置から供給される映像信号(NTSC信号)を入力す
るための映像入力ジャック41、外部装置からの音声信
号を入力するための音声ジャック42、および操作ボタ
ン47が設けられている。この操作ボタン47は、電源
スイッチ、動作設定スイッチ、確認操作スイッチなどを
構成し、この操作ボタン47の操作により、表示画面の
明るさ、色合、色濃度、音量、音質、音のバランスなど
の調整を行うことができるとともに、装着状態の確認入
力操作を行うことができる。
【0040】中継ボックス2には、後述するように、電
源供給機能、映像信号処理機能、音声処理機能などの各
機能を実現するための複数のブロックが内蔵され、中継
ボックス2は、装着体35に対してケーブル43を介し
て映像信号(RGB信号)、音声信号、制御信号、電源
などを供給する。装着体35には、後述するように、供
給された映像信号の映像を表示し、この映像を拡大して
観察者の左眼、右眼それぞれに導く左眼用および右眼用
表示系が設けられている。
【0041】このヘッドマウント型表示装置の詳細な構
成について説明すると、図1に示すように、中継ボック
ス2には、上記外部装置から供給される映像信号を入力
するデコーダ処理部5、上記外部装置から供給される音
声信号を入力するオーディオ処理部8、制御手段7およ
び電源回路1が内蔵されている。制御手段7は、入力手
段11からの入力に基づき動作設定などを行い、設定さ
れた動作に関する制御を行う。ここで、入力手段11は
操作ボタン47(図2に示す)の操作を入力し、入力し
た操作に対応する信号を制御手段7に入力する。また、
制御手段7は、記憶手段9から複数の映像パラメータ
(明るさ、色合、色の濃さなど)および複数の音声パラ
メータ(音量、バランス、音質など)を読み出し、D/
A変換回路6に送る。D/A変換回路6は、D/A変換
により各映像パラメータおよび各音声パラメータをアナ
ログ信号に変換する。各映像パラメータにそれぞれ対応
するアナログ信号はデコーダ処理部5に、各音声パラメ
ータにそれぞれ対応するアナログ信号はオーディオ処理
部8にそれぞれ入力される。
【0042】デコーダ処理部5は、入力された各アナロ
グ信号が示す映像パラメータに応じて入力された映像信
号をRGB信号に変換し、このRGB信号は信号処理部
4に入力される。信号処理部4は、デコーダ処理部5か
らのRGB信号とキャラクタ発生部10からの画像信号
とをそれぞれ単独にまたは必要に応じて合成して出力す
る。ここで、キャラクタ発生部10は、制御手段7の指
示に従って、観察者に対する注意、警告文、明るさや色
彩などの画面調整用データなどの信号とともに、装着状
態確認用図形の画像信号を生成する。
【0043】なお、本実施の形態では、デコーダ処理部
5を信号処理部4の前段に配置しているが、デコーダ処
理部5を信号処理部4の後段に配置してもよい。この場
合、外部装置からの映像信号はまず信号処理部4に入力
され、必要に応じてキャラクタ発生部10からの画像信
号と合成された後に、デコーダ処理部5に入力されてR
GB信号に変換されることになる。
【0044】オーディオ処理部8は、入力された各アナ
ログ信号が示す音声パラメータに応じて入力された音声
信号に処理を施し、この処理後の音声信号はケーブル4
3(図2に示す)を介してイヤホン30に入力される。
イヤホン30は、装着体35(図2に示す)に取り付け
られている。
【0045】電源回路1は、外部電源1aから電源SW
1bを介して電力を入力し、各ブロックに対する駆動電
圧を生成して供給する。また、後述する装着体35(図
2に示す)に内蔵されている表示駆動回路3、各ドライ
バ13,29に対する駆動電圧は、ケーブル43(図2
に示す)を介して供給される。
【0046】信号処理部4から出力されたRGB信号
(または画像信号、若しくは画像信号と合成されたRG
B信号)は、ケーブル43(図2に示す)を介して表示
駆動回路3に入力される。表示駆動回路3は、入力され
たRGB信号を左眼用表示系12または右眼用表示系2
8に供給する。この表示駆動回路3、左眼用表示系12
および右眼用表示系28は、装着体35(図2に示す)
に内蔵されている。
【0047】左眼用表示系12は、表示駆動回路3から
のRGB信号を入力し、このRGB信号が示す映像を表
示する液晶表示素子23を有する。この液晶表示素子2
3はその背面側からバックライト15により照明され、
このバックライト15はドライバ13により駆動され
る。この液晶表示素子23に表示された映像は光学素子
25により拡大されて観察者の左眼27に導かれる。こ
の光学素子21においては、具体的には、バックライト
15から液晶表示素子23を透過した光が入射面17に
入射する。この入射した光は反射面19に臨界角以上で
入射して全反射し、そしてハーフミラー25に入射して
反射面19に向けて反射する。その反射光は反射面19
に臨界角以下で入射し、観察者の左眼27に向けて射出
する。左眼27には光学素子21からの光が結像され
る。
【0048】右眼用表示系28は、左眼用表示系12と
同様に、液晶表示素子33、光学素子34、バックライ
ト31およびドライバ29を有し、液晶表示素子33に
表示された映像を光学素子34により拡大して観察者の
右眼(図示せず)に導くように構成されている。
【0049】上記表示駆動回路3および各ドライバ1
3,29には、上述したように、駆動電圧が電源回路1
からそれぞれ供給される。
【0050】本実施の形態では、左眼用表示系12、右
眼用表示系28のそれぞれにバックライト15,31を
設けているが、各液晶表示素子23,33に対して1つ
のバックライトを共用するような構成にしてもよい。
【0051】本実施の形態は、観察者が装着体35を装
着した際の装着状態を確認するための装着状態確認処理
を行う。この装着状態確認処理について図3ないし図8
を参照しながら説明する。図3は図1のヘッドマウント
型表示装置における装着状態確認処理の手順を示すフロ
ーチャート、図4は図3のステップS1における装着状
態確認用図形の表示例を示す図、図5は図3のステップ
S4における装着状態確認用図形の表示例を示す図、図
6は図3のステップS7における装着状態確認用図形の
表示例を示す図、図7は図1のヘッドマウント型表示装
置における他の装着状態確認用図形の例を示す図、図8
は図1のヘッドマウント型表示装置における装着状態確
認用図形の他の表示例を示す図である。
【0052】この装着状態確認処理は、観察者が装着体
35を装着した際に制御手段7により実行される。この
装着状態確認処理では、図3に示すように、まずステッ
プS1において、キャラクタ発生部10に装着状態確認
用図形の発生を指示し、この装着状態確認用図形を左眼
用表示系12および右眼用表示系28に送出して表示す
るように制御する。また、同時に装着状態確認用図形の
所定表示時間をタイマに設定し、該タイマを起動する。
ここでは、左眼用表示系12、右眼用表示系28の各画
面上には、図4に示すように、装着状態確認用図形とし
て四角枠が表示されるとともに、その枠内に「画面が見
やすいように装着位置を調節してください。」という説
明文を構成する文字情報が表示される。これにより、観
察者は、左右両眼で装着状態確認用図形を見て装着体3
5の装着状態を確認することになる。
【0053】次いで、ステップS2に進み、上記タイマ
がタイムアウトしたか否かを判定し、上記タイマがタイ
ムアウトしていなければ、ステップS3に進み、確認入
力があったか否かを判定する。この確認入力は、観察者
が左右両眼で装着状態確認用図形を見て装着体35の装
着が適正に行われていると判断した場合に、操作ボタン
47を操作することにより行われるものである。ここ
で、確認入力がないときには、上記ステップS2に戻
る。確認入力がなく上記タイマがタイムアウトすると、
観察者による装着状態に対する確認が得られないと判断
してステップS10に進み、電源回路1をオフし、本処
理を終了する。上記タイマがタイムアウトするまでに確
認入力があると、ステップS4に進む。
【0054】ステップS4では、キャラクタ発生部10
により発生された装着状態確認用図形を左眼用表示系1
2に送出して表示するように制御する。また、同時に装
着状態確認用図形の所定表示時間をタイマに設定し、該
タイマを起動する。ここでは、左眼用表示系12の画面
上には、図5に示すように、装着状態確認用図形として
四角枠およびその枠内に位置する「画面が見やすいよう
に装着位置を調節してください。」という説明文が表示
され、右眼用表示系28の画面上には装着状態確認用図
形および説明文が表示されない。これにより、観察者
は、左眼で装着状態確認用図形を見て装着体35の装着
状態を確認することになる。
【0055】次いで、ステップS5に進み、上記タイマ
がタイムアウトしたか否かを判定し、上記タイマがタイ
ムアウトしていなければ、ステップS6に進み、確認入
力があったか否かを判定する。この確認入力は、観察者
が左眼で装着状態確認用図形を見て装着体35の装着が
適正に行われていると判断した場合に、操作ボタン47
を操作することにより行われるものである。ここで、確
認入力がないときには、上記ステップS5に戻る。確認
入力がなく上記タイマがタイムアウトすると、観察者に
よる装着状態に対する確認が得られないと判断してステ
ップS10に進み、電源回路1をオフし、本処理を終了
する。上記タイマがタイムアウトするまでに確認入力が
あると、ステップS7に進む。
【0056】ステップS7では、キャラクタ発生部10
により発生された装着状態確認用図形を右眼用表示系2
8に送出して表示するように制御する。また、同時に装
着状態確認用図形の所定表示時間をタイマに設定し、該
タイマを起動する。ここでは、右眼用表示系28の画面
上には、図6に示すように、装着状態確認用図形として
四角枠およびその枠内に位置する「画面が見やすいよう
に装着位置を調節してください。」という説明文が表示
され、左眼用表示系12の画面上には装着状態確認用図
形および説明文が表示されない。これにより、観察者
は、右眼で装着状態確認用図形を見て装着体35の装着
状態を確認することになる。
【0057】次いで、ステップS8に進み、上記タイマ
がタイムアウトしたか否かを判定し、上記タイマがタイ
ムアウトしていなければ、ステップS9に進み、確認入
力があったか否かを判定する。この確認入力は、観察者
が左眼で装着状態確認用図形を見て装着体35の装着が
適正に行われていると判断した場合に、操作ボタン47
を操作することにより行われるものであり、この確認入
力がないときには、上記ステップS8に戻る。確認入力
がなく上記タイマがタイムアウトすると、観察者による
装着状態に対する確認が得られないと判断してステップ
S10に進み、電源回路1をオフし、本処理を終了す
る。上記タイマがタイムアウトするまでに確認入力があ
ると、ステップS9に進み、本処理を終了する。
【0058】このように、装着状態確認用図形の左、右
眼用表示系12,28の両方への表示、一方のみへの表
示、他方のみへの表示の各表示毎に、その表示を見て装
着体35が適正に装着されているか否かを確認するか
ら、装着体35の装着状態を正確にかつ即座に知ること
ができる。
【0059】また、装着体35が適正に装着されていな
いときには、上記タイマがタイムアウトするまでに確認
入力がないすなわち観察者が装着体35の装着が適正に
行われていないと判断した場合には、電源が自動的にオ
フされるから、装着をやり直す際に電源をオフするなど
の操作の手間を省くことができる。
【0060】また、左、右眼用表示系12,28のいず
れか一方のみに装着状態確認用図形を表示する際には、
従来のように外部装置から供給された装着状態確認用図
形がいずれの表示系に対するものであるかを判別する必
要がない。すなわち、この判別のために従来設けられて
いたO/E検出回路132(図12に示す)などのよう
な検出回路を設ける必要がなく、装置の小型化、軽量化
を図ることができるとともに、製品コストを下げること
ができる。
【0061】なお、本実施の形態では、装着状態確認用
図形を左眼用表示系12および右眼用表示系28のいず
れか一方のみに表示する順番として、まず左眼用表示系
12に表示し、続いて右眼用表示系28に表示するよう
に設定しているが、この順番を右眼用表示系28、左眼
用表示系12の順番にしてもよいことはいうまでもな
い。
【0062】また、本実施の形態では、装着状態確認用
図形として四角枠を用いているが、これに限定される必
要はなく、例えば図7に示すように、装着状態確認用図
形としてキャラクタ「*」を用い、このキャラクタを画
面四隅に表示するようにしてもよい。また、本実施の形
態では、左、右眼用表示系12,28のいずれか一方の
みに装着状態確認用図形を表示する際には、この一方の
表示系に四角枠およびその中の説明文を表示し、他方
は、無表示に設定しているが、これに代えて、図8に示
すように、この一方の表示系に四角枠およびその中の説
明文を表示し、他方には、四角枠を表示せず、説明文の
みを表示するように設定することも可能である。
【0063】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図9を参照しながら説明する。図9は
本発明のヘッドマウント型表示装置の実施の第2形態に
おける装着状態確認処理の手順を示すフローチャートで
ある。なお、本実施の形態は、上述の実施の第1形態と
同じ構成を有し、その説明は省略する。
【0064】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、左、右眼用表示系12,28に対する装着状態確
認用図形の表示順番を変えている点で異なる。
【0065】具体的には、本実施の形態における装着状
態確認処理では、図9に示すように、まずステップS2
1において、キャラクタ発生部10に装着状態確認用図
形の発生を指示し、この装着状態確認用図形を左眼用表
示系12に送出して表示するように制御する。また、同
時に装着状態確認用図形の所定表示時間をタイマに設定
し、該タイマを起動する。ここでは、左眼用表示系12
の画面上には、上記実施の第1形態と同様に、装着状態
確認用図形として四角枠およびその枠内に位置する説明
文が表示され、左眼用表示系12の画面上には装着状態
確認用図形および説明文が表示されない(図5参照)。
これにより、観察者は、左眼で装着状態確認用図形を見
て装着体35の装着状態を確認することになる。
【0066】次いで、ステップS22に進み、上記タイ
マがタイムアウトしたか否かを判定し、上記タイマがタ
イムアウトしていなければ、ステップS23に進み、確
認入力があったか否かを判定する。この確認入力は、観
察者が左眼で装着状態確認用図形を見て装着体35の装
着が適正に行われていると判断した場合に、操作ボタン
47を操作することにより行われるものである。ここ
で、確認入力がないときには、上記ステップS22に戻
る。確認入力がなく上記タイマがタイムアウトすると、
観察者による装着状態に対する確認が得られないと判断
してステップS30に進み、電源回路1をオフし、本処
理を終了する。上記タイマがタイムアウトするまでに確
認入力があると、ステップS24に進む。
【0067】ステップS24では、キャラクタ発生部1
0により発生された装着状態確認用図形を右眼用表示系
28に送出して表示するように制御する。また、同時に
装着状態確認用図形の所定表示時間をタイマに設定し、
該タイマを起動する。ここでは、右眼用表示系28の画
面上には、上記実施の第1形態と同様に、装着状態確認
用図形として四角枠およびその枠内に位置する説明文が
表示され、左眼用表示系12の画面上には装着状態確認
用図形および説明文が表示されない(図6参照)。これ
により、観察者は、右眼で装着状態確認用図形を見て装
着体35の装着状態を確認することになる。
【0068】次いで、ステップS25に進み、上記タイ
マがタイムアウトしたか否かを判定し、上記タイマがタ
イムアウトしていなければ、ステップS26に進み、確
認入力があったか否かを判定する。この確認入力は、観
察者が右眼で装着状態確認用図形を見て装着体35の装
着が適正に行われていると判断した場合に、操作ボタン
47を操作することにより行われるものである。ここ
で、確認入力がないときには、上記ステップS25に戻
る。確認入力がなく上記タイマがタイムアウトすると、
観察者による装着状態に対する確認が得られないと判断
してステップS30に進み、電源回路1をオフし、本処
理を終了する。上記タイマがタイムアウトするまでに確
認入力があると、ステップS27に進む。
【0069】ステップS27では、キャラクタ発生部1
0により発生された装着状態確認用図形を左眼用表示系
12および右眼用表示系28に送出して表示するように
制御する。また、同時に装着状態確認用図形の所定表示
時間をタイマに設定し、該タイマを起動する。ここで
は、左眼用表示系12、右眼用表示系28の各画面上に
は、上述の実施の第1形態と同様に、装着状態確認用図
形として四角枠が表示されるとともに、その枠内に「画
面が見やすいように装着位置を調節してください。」と
いう説明文が表示される(図4参照)。これにより、観
察者は、左右の両眼で装着状態確認用図形を見て装着体
35の装着状態を確認することになる。
【0070】次いで、ステップS28に進み、上記タイ
マがタイムアウトしたか否かを判定し、上記タイマがタ
イムアウトしていなければ、ステップS29に進み、確
認入力があったか否かを判定する。この確認入力は、観
察者が左右両眼で装着状態確認用図形を見て装着体35
の装着が適正に行われていると判断した場合に、操作ボ
タン47を操作することにより行われるものである。こ
こで、確認入力がないときには、上記ステップS28に
戻る。確認入力がなく上記タイマがタイムアウトする
と、観察者による装着状態に対する確認が得られないと
判断してステップS30に進み、電源回路1をオフし、
本処理を終了する。上記タイマがタイムアウトするまで
に確認入力があると、ステップS29に進み、本処理を
終了する。
【0071】このように、装着状態確認用図形の左、右
眼用表示系12,28の一方のみへの表示、他方のみへ
の表示、両方への表示の各表示毎に、その表示を見て装
着状態が適正であるか否かを確認するから、装着状態を
正確にかつ即座に知ることができる。
【0072】(実施の第3形態)次に、本発明の実施の
第3形態について図10を参照しながら説明する。図1
0は本発明のヘッドマウント型表示装置の実施の第3形
態における装着状態確認処理の手順を示すフローチャー
トである。なお、本実施の形態は、上述の実施の第1形
態と同じ構成を有し、その説明は省略する。
【0073】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、左、右眼用表示系12,28のいずれか一方への
表示を行った後に装着状態確認用図形の表示を再度やり
直すことが可能なように構成されている点で異なる。
【0074】具体的には、本実施の形態における装着状
態確認処理では、図10に示すように、まずステップS
41において、キャラクタ発生部10に装着状態確認用
図形の発生を指示し、この装着状態確認用図形を左眼用
表示系12および右眼用表示系28に送出して表示する
ように制御する。また、同時に装着状態確認用図形の所
定表示時間をタイマに設定し、該タイマを起動する。こ
こでは、左眼用表示系12、右眼用表示系28の各画面
上には、上述の実施の第1形態と同様に、装着状態確認
用図形として四角枠が表示されるとともに、その枠内に
「画面が見やすいように装着位置を調節してくださ
い。」という説明文が表示される(図4参照)。これに
より、観察者は、左右両眼で装着状態確認用図形を見て
装着体35の装着状態を確認することになる。
【0075】次いで、ステップS42に進み、上記タイ
マがタイムアウトしたか否かを判定し、上記タイマがタ
イムアウトしていなければ、ステップS43に進み、確
認入力があったか否かを判定する。この確認入力は、観
察者が左右両眼で装着状態確認用図形を見て装着体35
の装着が適正に行われていると判断した場合に、操作ボ
タン47を操作することにより行われるものである。こ
こで、確認入力がないときには、上記ステップS42に
戻る。確認入力がなく上記タイマがタイムアウトする
と、観察者による装着状態に対する確認が得られないと
判断してステップS52に進み、電源回路1をオフし、
本処理を終了する。上記タイマがタイムアウトするまで
に確認入力があると、ステップS44に進む。
【0076】ステップS44では、キャラクタ発生部1
0により発生された装着状態確認用図形を左眼用表示系
12に送出して表示するように制御する。また、同時に
装着状態確認用図形の所定表示時間をタイマに設定し、
該タイマを起動する。ここでは、左眼用表示系12の画
面上には、上述の実施の第1形態と同様に、上記四角枠
およびその枠内に位置する説明文が表示される(図5参
照)。なお、右眼用表示系28の画面上には装着状態確
認用図形および説明文が表示されない。これにより、観
察者は、左眼で装着状態確認用図形を見て装着体35の
装着状態を確認することになる。
【0077】次いで、ステップS45に進み、上記タイ
マがタイムアウトしたか否かを判定し、上記タイマがタ
イムアウトしていなければ、ステップS46に進み、や
り直し入力があったか否かを判定する。このやり直し入
力は、観察者が左眼で装着状態確認用図形を見て装着状
態が正しくないと判断した場合に、操作ボタン47を操
作することにより行われるものである。ただし、このや
り直し入力の操作は、確認入力の操作とは異なる操作で
ある。ここで、やり直し入力があると、ステップS41
に戻り、再度、装着状態確認用図形の左、右眼表示系1
2,28の両方への表示を行う。これに対し、やり直し
入力がないと、ステップS47に進み、確認入力があっ
たか否かを判定する。この確認入力は、観察者が左眼で
装着状態確認用図形を見て装着状態が適正であると判断
した場合に、操作ボタン47を操作することにより行わ
れるものである。ここで、確認入力がないときには、上
記ステップS45に戻る。やり直し入力および確認入力
がなく上記タイマがタイムアウトすると、観察者による
装着状態に対する確認が得られないと判断してステップ
S52に進み、電源回路1をオフし、本処理を終了す
る。上記タイマがタイムアウトするまでに確認入力があ
ると、ステップS48に進む。
【0078】ステップS48では、キャラクタ発生部1
0により発生された装着状態確認用図形を右眼用表示系
28に送出して表示するように制御する。また、同時に
装着状態確認用図形の所定表示時間をタイマに設定し、
該タイマを起動する。ここでは、右眼用表示系28の画
面上に、上述の実施の第1形態と同様に、装着状態確認
用図形である四角枠およびその枠内に位置する説明文が
表示され、左眼用表示系12の画面上には装着状態確認
用図形および説明文が表示されない(図6参照)。これ
により、観察者は、右眼で装着状態確認用図形を見て装
着体35の装着状態を確認することになる。
【0079】次いで、ステップS49に進み、上記タイ
マがタイムアウトしたか否かを判定し、上記タイマがタ
イムアウトしていなければ、ステップS50に進み、や
り直し入力があったか否かを判定する。このやり直し入
力は、観察者が左眼で装着状態確認用図形を見て装着状
態が正しくないと判断した場合に行われる。ここで、や
り直し入力があると、ステップS41に戻り、再度、装
着状態確認用図形の左、右眼表示系12,28の両方へ
の表示を行う。これに対し、やり直し入力がないと、ス
テップS51に進み、確認入力があったか否かを判定す
る。この確認入力は、観察者が左眼で装着状態確認用図
形を見て装着状態が適正であると判断した場合に行われ
る。ここで、確認入力がないときには、上記ステップS
49に戻る。やり直し入力および確認入力がなく上記タ
イマがタイムアウトすると、観察者による装着状態に対
する確認が得られないと判断してステップS52に進
み、電源回路1をオフし、本処理を終了する。上記タイ
マがタイムアウトするまでに確認入力があると、本処理
を終了する。
【0080】このように、装着体状態が適正でないとき
には、やり直し入力を行うことにより、装着状態確認用
図形の左、右眼表示系12,28の両方への表示からの
表示を繰り返すように構成されているから、装着状態の
再確認を簡単に行うことができる。
【0081】(実施の第4形態)次に、本発明の実施の
第4形態について図11を参照しながら説明する。図1
1は本発明のヘッドマウント型表示装置の実施の第4形
態における装着状態確認処理の手順を示すフローチャー
トである。なお、本実施の形態は、上述の実施の第1形
態と同じ構成を有し、その説明は省略する。
【0082】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、左、右眼用表示系12,28の両方への表示、そ
の一方への表示、その他方への表示を所定時間経過する
毎に順に切り替え、最後の表示後にやり直し入力および
確認入力を行うように構成されている点で異なる。
【0083】具体的には、本実施の形態における装着状
態確認処理では、図11に示すように、まずステップS
61において、キャラクタ発生部10に装着状態確認用
図形の発生を指示し、この装着状態確認用図形を左眼用
表示系12および右眼用表示系28に送出して表示する
ように制御する。また、同時に装着状態確認用図形の表
示時間を規定するための所定表示時間をタイマに設定
し、該タイマを起動する。ここでは、上述の実施の第1
形態と同様に、左眼用表示系12、右眼用表示系28の
各画面上には、装着状態確認用図形として四角枠とその
枠内に位置する説明文が表示される(図4参照)。これ
により、観察者は、左右両眼で装着状態確認用図形を見
て装着体35の装着状態を確認することになる。
【0084】次いで、ステップS62に進み、上記タイ
マの計測時間が上記所定表示時間を経過したか否かを判
定し、上記タイマの計測時間が上記所定表示時間を経過
し低なければ、再度上記ステップS61に戻り、左眼用
表示系12、右眼用表示系28の両方による表示を継続
する。
【0085】これに対し、上記タイマの計測時間が上記
所定表示時間を経過したときには、ステップS63に進
み、キャラクタ発生部10により発生された装着状態確
認用図形を左眼用表示系12に送出して表示するように
制御する。また、同時に装着状態確認用図形の所定表示
時間をタイマに設定し、該タイマを起動する。ここで
は、上述の実施の第1形態と同様に、左眼用表示系12
の画面上に四角枠およびその枠内に位置する上記説明文
が表示され、右眼用表示系28の画面上には装着状態確
認用図形および説明文が表示されない(図5参照)。こ
れにより、観察者は、左眼で装着状態確認用図形を見て
装着体35の装着状態を確認することになる。
【0086】次いで、ステップS64に進み、上記タイ
マの計測時間が上記所定表示時間を経過したか否かを判
定し、上記タイマの計測時間が上記所定表示時間を経過
し低なければ、再度上記ステップS63に戻り、左眼用
表示系12の一方による表示を継続する。
【0087】これに対し、上記タイマの計測時間が上記
所定表示時間を経過したときには、ステップS65に進
み、キャラクタ発生部10により発生された装着状態確
認用図形を右眼用表示系28に送出して表示するように
制御する。また、同時に装着状態確認用図形の所定表示
時間に操作入力時間を加えた所定時間をタイマに設定
し、該タイマを起動する。ここでは、上述の実施の第1
形態と同様に、右眼用表示系28の画面上に、装着状態
確認用図形である四角枠およびその枠内に位置する説明
文が表示され、左眼用表示系12の画面上には装着状態
確認用図形および説明文が表示されない(図6参照)。
これにより、観察者は、右眼で装着状態確認用図形を見
て装着体35の装着状態を確認することになる。
【0088】次いで、ステップS66に進み、上記タイ
マがタイムアウトしたか否かを判定し、上記タイマがタ
イムアウトしていなければ、ステップS67に進み、や
り直し入力があったか否かを判定する。このやり直し入
力は、観察者が左右両眼、左眼のみ、右眼のみのいずれ
かで装着状態確認用図形を見た際に装着状態が正しくな
いと判断した場合に行われる。ここで、やり直し入力が
あると、ステップS61に戻り、再度、装着状態確認用
図形の左、右眼表示系12,28の両方への表示を行
う。これに対し、やり直し入力がないと、ステップS6
8に進み、確認入力があったか否かを判定する。この確
認入力は、観察者が左右両眼、左眼のみ、右眼のみのそ
れぞれで装着状態確認用図形を見た際に装着状態が適正
であると判断した場合に行われる。ここで、確認入力が
ないときには、上記ステップS66に戻る。やり直し入
力および確認入力がなく上記タイマがタイムアウトする
と、観察者による装着状態に対する確認が得られないと
判断してステップS69に進み、電源回路1をオフし、
本処理を終了する。上記タイマがタイムアウトするまで
に確認入力があると、本処理を終了する。
【0089】このように、装着体状態が適正でないとき
には、やり直し入力を行うことにより、装着状態確認用
図形の左、右眼表示系12,28の両方への表示からの
表示を繰り返すように構成されているから、装着状態の
再確認を簡単に行うことができる。
【0090】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、装着体が観察者の体の一部に装着された際の装着状
態を確認するための装着状態確認用図形を発生させ、観
察者による確認操作の入力に応じて装着状態確認用図形
の左眼用および右眼用画像表示手段の両方への表示、装
着状態確認用図形の左眼用および右眼用画像表示手段の
一方への表示、装着状態確認用図形の左眼用および右眼
用画像表示手段の他方への表示を切り替え可能としたの
で、観察者に装着状態を正確に知らせることができる。
【0091】また、装着状態確認用図形を左眼用および
右眼用画像表示手段の両方へ表示する第1の表示形態、
左眼用および右眼用画像表示手段の一方へ表示する第2
の表示形態、左眼用および右眼用画像表示手段の他方へ
表示する第3の表示形態の各表示形態による装着状態確
認用図形の表示順番を保持し、保持された表示順番に対
応する表示形態に応じた装着状態確認用図形の表示を行
い、表示後に観察者による確認操作を入力すると、次の
表示順番に対応する表示形態に応じた装着状態確認用図
形の表示を行い、その表示後に確認操作を入力すると、
次の表示順番に対応する表示形態に応じた装着状態確認
用図形の表示を行うようにしたので、装置の装着状態を
正確に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッドマウント型表示装置の実施の第
1形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のヘッドマウント型表示装置の外観構成を
示す図である。
【図3】図1のヘッドマウント型表示装置における装着
状態確認処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS1における装着状態確認用図
形の表示例を示す図である。
【図5】図3のステップS4における装着状態確認用図
形の表示例を示す図である。
【図6】図3のステップS7における装着状態確認用図
形の表示例を示す図である。
【図7】図1のヘッドマウント型表示装置における他の
装着状態確認用図形の例を示す図である。
【図8】図1のヘッドマウント型表示装置における装着
状態確認用図形の他の表示例を示す図である。
【図9】本発明のヘッドマウント型表示装置の実施の第
2形態における装着状態確認処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】本発明のヘッドマウント型表示装置の実施の
第3形態における装着状態確認処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図11】本発明のヘッドマウント型表示装置の実施の
第4形態における装着状態確認処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図12】従来のヘッドマウント型表示装置の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 電源回路 2 中継ボックス 3 表示駆動回路 7 制御手段 9 記憶手段 10 キャラクタ発生部 11 入力手段 12 左眼用表示系 21,34 ハーフミラー 23,33 液晶表示素子 27 左眼 28 右眼用表示系 30 イヤホン 35 装着体

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左眼用画像表示手段と、右眼用画像表示
    手段と、前記左眼用画像表示手段と前記右眼用画像表示
    手段とを支持し、前記観察者の体の一部に装着可能に構
    成された装着体とを備えるヘッドマウント型表示装置に
    おいて、前記装着体が前記観察者の体の一部に装着され
    た際の装着状態を確認するための装着状態確認用図形を
    発生する図形発生手段と、前記観察者による前記装着状
    態を確認した際の確認操作を入力するための操作入力手
    段と、前記確認操作の入力に応じて前記装着状態確認用
    図形の前記左眼用および右眼用画像表示手段の両方への
    表示、前記装着状態確認用図形の前記左眼用および右眼
    用画像表示手段の一方への表示、前記装着状態確認用図
    形の前記左眼用および右眼用画像表示手段の他方への表
    示を切り替えるように制御する制御手段とを有すること
    を特徴とするヘッドマウント型表示装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記装着状態確認用図
    形の前記左眼用および右眼用画像表示手段の両方への表
    示後に前記確認操作の入力があると、前記装着状態確認
    用図形の前記左眼用および右眼用画像表示手段の一方の
    みへの表示、この表示後に前記確認操作の入力がある
    と、前記装着状態確認用図形の前記左眼用および右眼用
    画像表示手段の他方への表示を行うように制御すること
    を特徴とする請求項1記載のヘッドマウント型表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記装着状態確認用図
    形の前記左眼用および右眼用画像表示手段の一方のみへ
    の表示後に前記確認操作の入力があると、前記装着状態
    確認用図形の前記左眼用および右眼用画像表示手段の他
    方のみへの表示、この表示後に前記確認操作の入力があ
    ると、前記装着状態確認用図形の前記左眼用および右眼
    用画像表示手段の両方への表示を行うように制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載のヘッドマウント型表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記操作入力手段は、前記確認操作の入
    力とともに、前記観察者による前記装着状態の確認をや
    り直すためのやり直し操作を入力可能に構成され、前記
    制御手段は、前記確認操作の入力に応じて前記装着状態
    確認用図形の前記左眼用および右眼用画像表示手段の両
    方への表示、一方のみへの表示、他方のみへの表示の各
    表示を所定の順番で行った後に前記やり直し操作が入力
    されると、前記装着状態確認用図形の前記左眼用および
    右眼用画像表示手段の両方への表示、一方のみへの表
    示、他方のみへの表示の各表示を再度繰り返し可能なよ
    うに制御することを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れか1つに記載のヘッドマウント型表示装置。
  5. 【請求項5】 前記操作入力手段は、前記確認操作の入
    力とともに、前記観察者による前記装着状態の確認をや
    り直すためのやり直し操作を入力可能に構成され、前記
    制御手段は、前記装着状態確認用図形の前記左眼用およ
    び右眼用画像表示手段の両方への表示、一方のみへの表
    示、他方のみへの表示の内のいずれかの表示後に前記や
    り直し操作が入力されると、前記やり直し操作の入力前
    の前記装着状態確認用図形の表示状態に戻すように制御
    することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つ
    に記載のヘッドマウント型表示装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記装着状態確認用図
    形の前記左眼用および右眼用画像表示手段の両方、一方
    のみ、他方のみへの各表示をそれぞれ所定期間経過毎に
    切り替えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    か1つに記載のヘッドマウント型表示装置。
  7. 【請求項7】 前記各表示毎にその所定期間中に前記確
    認操作の入力がないときには、自動的に本体電源を遮断
    することを特徴とする請求項6記載のヘッドマウント型
    表示装置。
  8. 【請求項8】 前記装着状態確認用図形は、画面全体に
    表示される四角枠であることを特徴とする請求項1ない
    し7のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示装
    置。
  9. 【請求項9】 前記装着状態確認用図形は、画面四隅に
    表示されるキャラクタであることを特徴とする請求項1
    ないし7のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示
    装置。
  10. 【請求項10】 前記装着状態確認用図形を前記左眼用
    および右眼用画像表示手段のいずれか一方の画像表示手
    段に表示する際には、前記画像表示手段の他方に対して
    前記装着状態確認用図形の表示を無表示に設定すること
    を特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の
    ヘッドマウント型表示装置。
  11. 【請求項11】 前記装着状態確認用図形にはその説明
    文が付加され、前記装着状態確認用図形を前記左眼用お
    よび右眼用画像表示手段のいずれか一方の画像表示手段
    に表示する際には、前記画像表示手段の一方に前記装着
    状態確認用図形およびその説明文を表示し、前記画像表
    示手段の他方に前記説明文のみを表示するように設定す
    ることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに
    記載のヘッドマウント型表示装置。
  12. 【請求項12】 左眼用画像表示手段と、右眼用画像表
    示手段と、前記左眼用画像表示手段と前記右眼用画像表
    示手段とを支持し、前記観察者の体の一部に装着可能に
    構成された装着体とを備えるヘッドマウント型表示装置
    の装着状態確認方法において、前記装着体が前記観察者
    の体の一部に装着された際の装着状態を確認するための
    装着状態確認用図形を前記左眼用および右眼用画像表示
    手段の両方へ表示する第1の表示形態、前記装着状態確
    認用図形を前記左眼用および右眼用画像表示手段の一方
    へ表示する第2の表示形態、前記装着状態確認用図形を
    前記左眼用および右眼用画像表示手段の他方へ表示する
    第3の表示形態の各表示形態による前記装着状態確認用
    図形の表示順番を保持する工程と、前記装着状態確認用
    図形を発生する工程と、前記保持された表示順番の1番
    目に対応する表示形態に応じた前記装着状態確認用図形
    の表示を行う工程と、前記1番目の表示形態に応じた前
    記装着状態確認用図形の表示後に前記観察者による前記
    装着状態を確認するための確認操作を入力すると、前記
    保持された表示順番の2番目に対応する表示形態に応じ
    た前記装着状態確認用図形の表示を行う工程と、前記2
    番目の表示形態に応じた前記装着状態確認用図形の表示
    後に前記確認操作を入力すると、前記保持された表示順
    番の3番目に対応する表示形態に応じた前記装着状態確
    認用図形の表示を行う工程とを有することを特徴とする
    ヘッドマウント型表示装置の装着状態確認方法。
  13. 【請求項13】 前記装着状態確認用図形の表示順番
    は、前記第1の表示形態、前記第2の表示形態、前記第
    3の表示形態の順番に設定されていることを特徴とする
    請求項12記載のヘッドマウント型表示装置の装着状態
    確認方法。
  14. 【請求項14】 前記装着状態確認用図形の表示順番
    は、前記第3の表示形態、前記第1の表示形態、前記第
    2の表示形態の順番に設定されていることを特徴とする
    請求項12記載のヘッドマウント型表示装置の装着状態
    確認方法。
  15. 【請求項15】 前記表示順番に従って前記表示形態の
    それぞれに応じた前記装着状態確認用図形の表示を行っ
    た後に前記観察者による前記装着状態の確認をやり直す
    ためのやり直し操作を入力する工程と、前記やり直し操
    作が入力されると、前記表示順番に従って前記表示形態
    のそれぞれに応じた前記装着状態確認用図形の表示を再
    度繰り返す工程とを有することを特徴とする請求項12
    ないし14のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表
    示装置の装着状態確認方法。
  16. 【請求項16】 前記表示順番に従って前記表示形態の
    いずれかに応じた前記装着状態確認用図形の表示が終了
    する毎に前記観察者による前記装着状態の確認をやり直
    すためのやり直し操作を入力する工程と、前記やり直し
    操作が入力されると、該やり直し操作入力前の前記装着
    状態確認用図形の表示を再度行う工程とを有することを
    特徴とする請求項12ないし14のいずれか1つに記載
    のヘッドマウント型表示装置の装着状態確認方法。
  17. 【請求項17】 前記表示順番に従って前記表示形態の
    いずれかに応じた前記装着状態確認用図形の表示をそれ
    ぞれ所定期間経過毎に切り替えることを特徴とする請求
    項12ないし16のいずれか1つに記載のヘッドマウン
    ト型表示装置の装着状態確認方法。
  18. 【請求項18】 前記各表示毎にその表示期間中に前記
    確認操作の入力がないときには、自動的に本体電源を遮
    断することを特徴とする請求項17記載のヘッドマウン
    ト型表示装置の装着状態確認方法。
  19. 【請求項19】 前記装着状態確認用図形は、画面全体
    に表示される四角枠であることを特徴とする請求項12
    ないし18のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表
    示装置の装着状態確認方法。
  20. 【請求項20】 前記装着状態確認用図形は、画面四隅
    に表示されるキャラクタであることを特徴とする請求項
    12ないし18のいずれか1つに記載のヘッドマウント
    型表示装置の装着状態確認方法。
  21. 【請求項21】 前記装着状態確認用図形を前記左眼用
    および右眼用画像表示手段のいずれかの一方の画像表示
    手段に表示する際には、前記画像表示手段の他方に対し
    て前記装着状態確認用図形の表示を無表示に設定するこ
    とを特徴とする請求項12ないし20のいずれか1つに
    記載のヘッドマウント型表示装置の装着状態確認方法。
  22. 【請求項22】 前記装着状態確認用図形にはその説明
    文が付加され、前記装着状態確認用図形を前記左眼用お
    よび右眼用画像表示手段のいずれかの一方の画像表示手
    段に表示する際には、前記画像表示手段の一方に前記装
    着状態確認用図形およびその説明文を表示し、前記画像
    表示手段の他方に前記装着状態確認図形の説明文のみを
    表示するように設定することを特徴とする請求項12な
    いし18のいずれか1つに記載のヘッドマウント型表示
    装置の装着状態確認方法。
  23. 【請求項23】 左眼用画像表示手段と、右眼用画像表
    示手段とからなるヘッドマウント型表示装置であって、
    前記左眼用画像表示手段に装着状態確認用図形情報を表
    示する表示状態と、前記右眼用画像表示手段に前記装着
    状態確認用図形情報を表示する表示状態と、前記左眼用
    画像表示手段と前記右眼用画像表示手段の両方に同時に
    前記装着状態確認用図形情報を表示する表示状態とを、
    順次時系列に切り換える制御手段とを備えることを特徴
    とするヘッドマウント型表示装置。
  24. 【請求項24】 前記各表示状態に対し、観察者が確認
    の操作を行うための確認用操作手段を備え、前記制御手
    段は、前記各表示状態で、前記確認用操作手段の操作に
    応じて、他の表示状態に切り換えるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項23記載のヘッドマウント型
    表示装置。
  25. 【請求項25】 前記制御手段は、前記各表示状態を所
    定の時間間隔で切り換えるように構成されていることを
    特徴とする請求項23記載のヘッドマウント型表示装
    置。
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