JP2000233279A - 倣い溶接装置 - Google Patents

倣い溶接装置

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JP2000233279A JP11031802A JP3180299A JP2000233279A JP 2000233279 A JP2000233279 A JP 2000233279A JP 11031802 A JP11031802 A JP 11031802A JP 3180299 A JP3180299 A JP 3180299A JP 2000233279 A JP2000233279 A JP 2000233279A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接トーチと隅部との間隔を一定に保ったま
ま台車の前進および後退の切換えを簡単に行えるように
し、設備コストの低減を実現する。 【解決手段】 前進側および後退側に自走可能な台車2
と、台車2に搭載した溶接トーチ3と、溶接トーチ3を
台車2の上下方向および左右方向に位置調節可能に保持
して台車走行面Aおよびこの台車走行面Aから立ち上が
る倣い面Bの間の隅部Cに溶接トーチ3を向ける溶接ト
ーチ保持部4を備え、台車2の前進段階および後退段階
のいずれの段階においても常に溶接トーチ3を隅部Cに
向けた状態で台車2を走行させる倣い機構5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接トーチを搭載
した台車を台車走行面から立ち上がる倣い面に沿って移
動させつつ、台車走行面と倣い面と間の隅部に肉盛溶接
を行う倣い溶接装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した倣い溶接装置としては、
例えば、図3に示すように、自走可能な台車101と、
台車101に搭載した溶接トーチ102と、台車走行面
Pおよびこの台車走行面Pから立ち上がる倣い面Qの間
の隅部Rに溶接トーチ102を向けた状態で保持する溶
接トーチ保持部103と、台車101の進行方向側の端
部(図示上端部)に配置されて倣い面Qに向けて突出す
る前方側倣いローラ104と、台車101の進行方向と
は反対側の端部(図示下端部)に配置されて倣い面Qに
向けて前方側倣いローラ104よりも遠方に突出する後
方側倣いローラ105を備えたものがある。
【0003】この倣い溶接装置100では、両倣いロー
ラ104,105を倣い面Qに当接させることによっ
て、台車101の走行経路Sを倣い面Qに向けて傾斜さ
せ、この状態で台車101を図示上側に向けて走行させ
ることにより、すなわち、台車101を倣い面Qから離
さずに移動させることにより、溶接トーチ102と隅部
Rとの間隔を一定に保つようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した倣
い溶接装置100では、台車101を倣い面Qに沿って
上記とは逆方向(図示下側)に走行させつつ隅部Rに肉
盛溶接を行う場合には、走行経路Sを倣い面Qに近づけ
るべく前方側倣いローラ104と後方側倣いローラ10
5とを互いに付け替える必要があり、この付け替えに際
して誤差が発生すると、溶接トーチ102の位置を調整
し直さなくてはならないという問題を有していた。
【0005】また、上記した倣いローラ104,105
の付け替えを行わなくても済むように、左右勝手の異な
る溶接装置100を取り揃えておくことも考えられる
が、この場合には、設備コストが高くついてしまうとい
う問題があり、これらの問題を解決することが従来の課
題であった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたもので、溶接トーチを隅部に向けつつ台車を
前進走行させることができるのは勿論のこと、部品の付
け替えや溶接トーチの位置調整などといった手間隙をか
けることなく、溶接トーチを隅部に向けつつ台車を後退
走行させることも可能であり、その結果、左右勝手の異
なる2つの機種を揃えておく必要がなくなる分だけ、設
備コストの低減を実現することができる倣い溶接装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る倣い溶接装置は、前進側および後退側に自走可能な台
車と、台車に搭載した溶接トーチと、溶接トーチを台車
の上下方向および左右方向に位置調整可能に保持して台
車走行面およびこの台車走行面から立ち上がる倣い面間
の隅部に溶接トーチを向ける溶接トーチ保持部を備え、
台車の前進段階および後退段階のいずれの段階において
も常に溶接トーチを隅部に向けた状態で台車を走行させ
る倣い機構を設けた構成としたことを特徴としており、
この倣い溶接装置の構成を前述した従来の課題を解決す
るための手段としている。
【0008】本発明の請求項2に係わる倣い溶接装置に
おいて、倣い機構は、台車に前後方向に沿って設けられ
て中心が台車の上下方向の軸回りに回動自在に支持され
るアームと、このアームの両端部でかつアームの中心か
ら等しい距離をもってそれぞれ配置されて台車の走行に
伴って倣い面上を移動する一対の接触子と、アームの台
車に対する回動範囲を規制するストッパを具備し、一対
の接触子を倣い面に当接させたアームの回動をストッパ
によって規制した状態で、台車の走行経路が倣い面に向
けて所定角度傾斜する構成とし、本発明の請求項3に係
わる倣い溶接装置において、アームの回動がストッパに
よって規制された状態を維持する固定手段を設けた構成
としている。
【0009】本発明の請求項4に係わる倣い溶接装置に
おいて、走行面に台車を走行可能に吸着するマグネット
を備えた構成としている。
【0010】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる倣い溶接装置
では、上記した構成としていることから、台車の前進段
階および後退段階のいずれの段階においても、倣い機構
によって溶接トーチを常に隅部に向けつつ台車を走行さ
せ得ることとなり、台車の進行方向を変える場合には、
部品の付け替えや溶接トーチの位置調整などといった手
間隙が省かれるうえ、右倣いおよび左倣いのいずれにも
対応し得ることから、左右勝手の異なる2つの機種を揃
えておく場合と比べて、設備コストの低減が図られるこ
ととなる。
【0011】本発明の請求項2に係わる倣い溶接装置で
は、例えば、台車を前進させつつ溶接を行う段階におい
て、倣い機構におけるアームの一対の接触子を倣い面に
当接させた状態でストッパによって規制されるまでアー
ムを回動させると、すなわち、台車をその前端側が倣い
面に近付くようにして回動させると、台車の走行経路が
倣い面に向けて所定角度傾斜することとなり、この状態
で台車を走行させると、台車は常に倣い面を押圧しなが
ら移動することとなり、したがって、溶接トーチと隅部
との間隔は一定に保たれることとなる。
【0012】一方、台車を後退させつつ溶接を行う段階
には、一対の接触子を倣い面に当接させたアームをスト
ッパによって規制されるまで上記とは反対側に回動させ
ると、すなわち、台車をその後端側が倣い面に近付くよ
うにして回動させると、台車の走行経路が倣い面に向け
て上記とは反対側に所定角度傾斜することとなり、この
状態で台車を走行させると、この場合も台車は常に倣い
面を押圧しながら移動することとなり、前進させる場合
と同じく、溶接トーチと隅部との間隔は一定に保たれる
こととなる。
【0013】つまり、台車の進行方向を変えて溶接を行
う場合には、上述したように、一対の接触子を倣い面に
当接させたアームに対して台車を回動させるだけでよ
く、セッティングが簡単なものとなる。
【0014】本発明の請求項3に係わる倣い溶接装置で
は、上記した構成としているので、台車に牽引されたり
吊り下げられたりしているトーチケーブルに引張られ
て、ストッパにより回動が規制されているアームが逆方
向に回動することが阻止される、すなわち、台車の進行
方向側の端部が倣い面から離間する方向へ台車が回動す
ることが確実に阻止されることとなる。
【0015】本発明の請求項4に係わる倣い溶接装置で
は、上記した構成としているため、台車が垂直面上ある
いは天井面上を走行し得ることとなり、この倣い溶接装
置を適用可能な箇所が増すこととなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0017】図1および図2は本発明に係わる倣い溶接
装置の一実施例を示している。
【0018】図1および図2に示すように、この倣い溶
接装置1は、台車2と、この台車2に搭載した溶接トー
チ3と、台車2上で溶接トーチ3を保持する溶接トーチ
保持部4を備えている。
【0019】台車2は、台車本体21と、この台車21
上に固定した正逆回転可能な減速機構付きのモータ22
と、台車本体21の下部に相対向して設けた前後方向の
下向きフランジ21a,21aに軸受23,23を介し
て支持される前後の車軸24,24と、これらの車軸2
4,24の各両端にそれぞれ固定された合計4個のゴム
車輪25を具備している。
【0020】そして、この台車2では、モータ22の出
力軸22aに装着した第1スプロケット26Aと後側車
軸24に装着した第2スプロケット26Bとの間にチェ
ーン27を掛け渡してモータ出力を後側車軸24に伝達
すると共に、後側車軸24に装着した第3スプロケット
26Cと前側車軸24に装着した第4スプロケット26
Dとの間にチェーン27を掛け渡して後側車軸24を介
してモータ出力を前側車軸24に伝達するようにしてお
り、これにより4個のゴム車輪25をいずれも駆動輪と
して機能させて、トーチケーブル31を牽引し得るよう
にしている。
【0021】溶接トーチ保持部4は、台車本体21上に
設けたスタンド41に前後方向のボルト42を介して回
動可能に取り付けたトーチホルダ43と、このトーチホ
ルダ43を台車本体21の上下方向および左右方向に移
動させるホルダ駆動部44と、トーチホルダ43に設け
られて溶接トーチ3を軸方向に移動可能に固定するクラ
ンプ45を具備しており、この溶接トーチ保持部4で
は、ボルト42回りにトーチホルダ43を回動させて溶
接トーチ3と台車走行面Aとの角度を略45°とした状
態で、ホルダ駆動部44を動作させて溶接トーチ3の上
下方向位置および左右方向位置を調節することにより、
台車走行面Aおよびこの台車走行面Aから立ち上がる倣
い面Bの間の隅部Cに溶接トーチ3を向けるようにして
いる。
【0022】また、この倣い溶接装置1は、台車2を倣
い面Bに沿って移動させるための倣い機構5を備えてい
る。
【0023】この倣い機構5は、台車2の前後方向に沿
って設けられて中心を台車本体21の前後方向の中央に
位置する上下方向の軸孔21bにヒンジ軸51を介して
回動自在に連結したアーム52と、このアーム52の両
端部から台車本体21とは反対側に向けてそれぞれ突出
するブラケット53,53の各先端に支軸54,54を
介して支持された倣いローラ(一対の接触子)55,5
5と、台車本体21の前後端部でかつアーム52の回動
範囲内にそれぞれ配置されてアーム52の回動を規制す
るピン(ストッパ)56,56を備えており、倣いロー
ラ55,55はアーム52の中心からそれぞれ等しい間
隔をもって配置してある。
【0024】この倣い機構5では、台車2を前進させる
段階(図1(a)では上方向に移動させる段階)におい
て、倣いローラ55,55を倣い面Bに当接させたアー
ム52の回動を台車本体21の前端部に位置するピン5
6によって規制することにより、台車2の走行経路DF
を倣い面Bに向けて所定角度θ(2°〜3.5°)だけ
傾斜させ、一方、台車2を後退させる段階(図1(a)
では下方に移動させる段階)において、同じく倣いロー
ラ55,55を倣い面Bに当接させたアーム52の回動
を台車本体21の後端部に位置するピン56によって規
制することによって、台車2の走行経路DRを倣い面B
に向けて所定角度θだけ傾斜させるようにしている。
【0025】この場合、台車本体21の前後端部の各ピ
ン56,56の近傍には、ピン56に当接した側のアー
ム52のブラケット53に係止する固定手段としての係
止ばね57が設けてあり、これにより、回動が規制され
たアーム52がトーチケーブル31に引っ張られてピン
56から離間する方向に回動するのを阻止するようにし
ている。
【0026】さらに、この倣い溶接装置1は、台車2の
台車本体21に、レバー28の操作によって台車走行面
Aに対して接近離間するマグネット29を設けており、
マグネット29を台車走行面Aに接近させた状態では、
台車走行面Aに台車2を走行可能に吸着することができ
るようになっている。
【0027】この倣い溶接装置1において、台車2を倣
い面Bに沿って前進させつつ(図1(a)では上方向に
移動させつつ)台車走行面Aおよび倣い面Bの間の隅部
Cに対して肉盛り溶接を行う場合には、まず、倣い機構
5の一対の倣いローラ55,55を倣い面Bに当接させ
た後、アーム52を支持するヒンジ軸51を中心にして
台車2を時計回りに回動させて、台車本体21の前端部
に位置するピン56をアーム52に当接させると、台車
2の走行経路DFが倣い面Bに向けて所定角度θだけ傾
斜した状態でセットされることとなる。
【0028】次いで、溶接トーチ保持部4において、ボ
ルト42回りにトーチホルダ43を回動させて溶接トー
チ3と台車走行面Aとの角度を略45°にセットし、続
いてホルダ駆動部44によって溶接トーチ3の上下方向
位置および左右方向位置を調節して溶接トーチ3を台車
走行面Aおよび倣い面Bの間の隅部Cに向けると共に、
クランプ45によって溶接トーチ3の突出量を調節す
る。
【0029】そして、台車2に設けたカバー6上のスイ
ッチ7をオン操作してモータ22に電源を供給し、上記
のようにセッティングされた台車2を前進させつつ溶接
を開始すると、台車2は倣い面Bに向けて所定角度θだ
け傾斜した走行経路DF上を走行することとなり、すな
わち、台車2は倣い面Bを常に押圧しつつ移動すること
となり、この移動の間、溶接トーチ3と隅部Cとの間隔
が一定に保たれるので、隅部Cに対してずれなくそして
過不足なく肉盛り溶接がなされることとなる。
【0030】一方、台車2を倣い面Bに沿って後退させ
つつ(図1(a)では下方向に移動させつつ)台車走行
面Aおよび倣い面Bの間の隅部Cに対して肉盛り溶接を
行う場合には、停止させた台車2をヒンジ軸51を中心
にして反時計回りに回動させて、台車本体21の後端部
に位置するピン56をアーム52に当接させると、台車
2の走行経路DRが倣い面Bに向けて所定角度θだけ傾
斜した状態でセットされることとなり、この状態で、ス
イッチ7を切換え操作して台車2を後退させつつ溶接を
開始すると、この場合も、台車2は倣い面Bを常に押圧
しつつ移動することとなって、溶接トーチ3と隅部Cと
の間隔が一定に保たれることとなる。
【0031】したがって、この倣い溶接装置1では、台
車2を前進させつつ肉盛り溶接を行う場合、および、後
退させつつ肉盛り溶接を行う場合のいずれの場合も、間
隔を一定に保ちながら溶接トーチ3を常に隅部Cに向け
得ることとなり、台車2の進行方向を変えて溶接を行う
場合には、上記したように、一対の倣いローラ55,5
5を倣い面Bに当接させたアーム52に対して台車2を
回動させるだけで済み、部品の付け替えや溶接トーチ3
の位置調整を行う手間隙が省かれることから、セッティ
ングが簡単になされることとなる。
【0032】また、上述したように、この倣い溶接装置
1によって、右倣いおよび左倣いのいずれの倣い溶接に
も対応し得るので、左右勝手の違う機種を用意しておく
場合と比べて、設備コストの低減が図られることとな
る。
【0033】さらに、この倣い溶接装置1では、台車本
体21の前後端部に、ピン56に当接した側のアーム5
2のブラケット53に係止する係止ばね57を設けてい
るので、回動が規制されたアーム52がトーチケーブル
31に引っ張られてピン56から離間する方向に回動す
ることが回避されることとなる。
【0034】さらにまた、この倣い溶接装置1では、台
車2の台車本体21に、台車2を台車走行面Aに走行可
能に吸着するマグネット29を設けているので、水平面
上のほか、垂直面上あるいは天井面上をも台車2が走行
し得ることとなり、したがって、この倣い溶接装置1の
適用範囲が広がることとなる。
【0035】なお、本発明に係わる倣い溶接装置の詳細
な構成は、上記した実施例に限定されるものではない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わる倣い溶接装置では、上記した構成としたため、
部品の付け替えや溶接トーチの位置調整などといった面
倒な作業を行うことなく、台車の進行方向を変えること
ができ、すなわち、右倣いおよび左倣いのいずれの倣い
溶接にも対応することができ、したがって、左右勝手の
異なる2つの機種を揃えておく場合と比較して、設備コ
ストの低減化を実現することが可能であるという非常に
優れた効果がもたらされる。
【0037】本発明の請求項2に係わる倣い溶接装置で
は、上記した構成としたから、台車の進行方向を変えて
溶接を行う場合のセッティングを極めて簡単に行うこと
ができ、本発明の請求項3に係わる倣い溶接装置では、
上記した構成としているので、台車に牽引されたり吊り
下げられたりしているトーチケーブルに引張られたとし
ても、台車の進行方向側の端部が倣い面から離間するの
を確実に防止することができるという優れた効果がもた
らされる。
【0038】本発明の請求項4に係わる倣い溶接装置で
は、上記した構成としていることから、水平面上のほ
か、垂直面上あるいは天井面上での肉盛り溶接が可能で
あるという優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる倣い溶接装置の一実施例を示す
平面説明図(a)および部分破断側面説明図(b)であ
る。
【図2】図1に示した倣い溶接装置の全体斜視説明図で
ある。
【図3】従来の倣い溶接装置により肉盛り溶接を行って
いる状況を示す簡略平面説明図である。
【符号の説明】
1 倣い溶接装置 2 台車 3 溶接トーチ 4 溶接トーチ保持部 5 倣い機構 29 マグネット 52 アーム 55 倣いローラ(一対の接触子) 56 ピン(ストッパ) 57 係止ばね(固定手段) A 台車走行面 B 倣い面 C 台車走行面と倣い面との間の隅部 DF,DR 走行経路 θ 所定角度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前進側および後退側に自走可能な台車
    と、台車に搭載した溶接トーチと、溶接トーチを台車の
    上下方向および左右方向に位置調整可能に保持して台車
    走行面およびこの台車走行面から立ち上がる倣い面の間
    の隅部に溶接トーチを向ける溶接トーチ保持部を備え、
    台車の前進段階および後退段階のいずれの段階において
    も常に溶接トーチを隅部に向けた状態で台車を走行させ
    る倣い機構を設けたことを特徴とする倣い溶接装置。
  2. 【請求項2】 倣い機構は、台車に前後方向に沿って設
    けられて中心が台車の上下方向の軸回りに回動自在に支
    持されるアームと、このアームの両端部でかつアームの
    中心から等しい距離をもってそれぞれ配置されて台車の
    走行に伴って倣い面上を移動する一対の接触子と、アー
    ムの台車に対する回動範囲を規制するストッパを具備
    し、一対の接触子を倣い面に当接させたアームの回動を
    ストッパによって規制した状態で、台車の走行経路が倣
    い面に向けて所定角度傾斜する請求項1に記載の倣い溶
    接装置。
  3. 【請求項3】 アームの回動がストッパによって規制さ
    れた状態を維持する固定手段を設けた請求項2に記載の
    倣い溶接装置。
  4. 【請求項4】 走行面に台車を走行可能に吸着するマグ
    ネットを備えた請求項1ないし3のいずれかに記載の倣
    い溶接装置。
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