JP2000232871A - 殺菌装置における過剰殺菌防止装置 - Google Patents

殺菌装置における過剰殺菌防止装置

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JP2000232871A
JP2000232871A JP11035667A JP3566799A JP2000232871A JP 2000232871 A JP2000232871 A JP 2000232871A JP 11035667 A JP11035667 A JP 11035667A JP 3566799 A JP3566799 A JP 3566799A JP 2000232871 A JP2000232871 A JP 2000232871A
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temperature
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、飲用水ボトル、コーヒー缶等の
製品を高温殺菌し、それを所要温度に降下して送り出す
殺菌装置における過剰殺菌防止装置の提供。 【解決手段】 メインコンベヤに製品を積載移動し、上
方から高温水を散水し、所要温度に加熱する加熱部と、
その所要加熱温度を維持して殺菌を行う加熱殺菌部と、
所要温度の低温水を散水し、所要温度に冷却する冷却部
とからなってラベラー等下流ラインに送る殺菌装置にお
いて、加熱部または加熱殺菌部のメインコンベヤ下に加
熱用高温水槽と冷却用低温水槽を配置してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、飲用水ボトル、
コーヒー缶等の製品を高温殺菌し、それを所要温度に降
下して送り出す殺菌装置における過剰殺菌防止装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲用水ボトル、コーヒー缶等の製
品を高温殺菌し、それを所要温度に降下して送り出す殺
菌装置は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】飲用水ボトル、コーヒ
ー缶等の製品を殺菌装置が稼働中に、下流側のラベラ
ー、ケーサー、パレタイザー等のライン機器がトラブル
を起こし、殺菌装置が停止した場合、機器内に残ってい
るボトル、缶等の製品が過剰殺菌になり、製品が品質変
化を起こし、味・香り、色等に著しく影響を起こすもの
である。
【0004】この発明は、前記製品の品質変化を防止す
るために開発したものであり、ラインが短時間または長
時間にわたり停止しても、決められた殺菌条件(設定・
時間)が変わることなく、常に所定の条件で運転し、製
品にむらなく殺菌することを目的になされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記従来の
欠点を解消しようとなされたものであって、メインコン
ベヤに製品を積載移動し、上方から高温水を散水し、所
要温度に加熱する加熱部と、その所要加熱温度を維持し
て殺菌を行う加熱殺菌部と、所要温度の低温水を散水
し、所要温度に冷却する冷却部とからなってラベラー等
下流ラインに送る殺菌装置において、加熱部または加熱
殺菌部のメインコンベヤ下に加熱用高温水槽と冷却用低
温水槽を配置し、メインコンベヤと加熱用高温水槽と冷
却用低温水槽の中間に水受け流路板を設けて所用部に集
水して流下すると共に、その流下部に対応して流路方向
を傾斜角により加熱用高温水槽または冷却用低温水槽に
変換する流路変換板を配置し、メインコンベヤの停止時
に高温水から低温水に、メインコンベヤの再開作動時に
低温水から高温水に切り替えることを特徴とする、殺菌
装置における過剰殺菌防止装置にある。
【0006】流路変換板は、その下面を支台枠上に支軸
により転回自在に支承し、支軸と回転回りに離隔する位
置に駆動ロッドを連結し、駆動ロッドの上下操作で流路
方向を変換するようにもうけてもよいものである。
【0007】
【発明の実施の形態】メインコンベヤに製品を積載移動
し、上方から高温水を散水し、所要温度に加熱する加熱
部と、その所要加熱温度を維持して殺菌を行う加熱殺菌
部と、所要温度の低温水を散水し、所要温度に冷却する
冷却部とからなってラベラー等下流ラインに送る殺菌装
置において、加熱部または加熱殺菌部のメインコンベヤ
下に加熱用高温水槽と冷却用低温水槽を配置し、メイン
コンベヤと加熱用高温水槽と冷却用低温水槽の中間に水
受け流路板を設けて所用部に集水して流下すると共に、
その流下部に対応して流路方向を傾斜角により加熱用高
温水槽または冷却用低温水槽に変換する流路変換板を配
置し、メインコンベヤの停止時に高温水から低温水に、
メインコンベヤの再開作動時に低温水から高温水に切り
替えることを特徴とする、殺菌装置における過剰殺菌防
止装置。
【0008】
【実施例】以下、この発明の殺菌装置における過剰殺菌
防止装置を、実施例である図面により説明すると、図1
および図2に示すように、殺菌装置1において、右側端
に入口コンベヤ2を、左側端に出口コンベヤ3を配置
し、入口コンベヤ2は供給コンベヤ4と連絡し、供給コ
ンベヤ4により送られるボトル・缶等を殺菌装置1内に
移送する。殺菌装置1内では、入口コンベヤ2と出口コ
ンベヤ3との間にメインコンベヤ5が連絡して配置さ
れ、図示しないが、入口コンベヤ2により移送されたボ
トル・缶等は、図示しないガイド杆によってメインコン
ベヤ5に移乗するように設けている。そしてメインコン
ベヤ5に乗り、加熱散水を受け、ボトル・缶等は、所要
温度に加熱され、殺菌された後、所要温度に降下され、
メインコンベヤ5の終端では、出口コンベヤ3に移乗
し、ブロアー6で周囲の水滴が落とされて送出コンベヤ
7により下流ライン機器(図示しない)に送られる。下
流ライン機器のラベラーでは、所定のラベルが貼付さ
れ、また印字その他の加工等がなされ、そして検査後に
ケーサーにより箱詰めされ、箱はパレタイザーによりパ
レットに積み付けられる。
【0009】殺菌装置1は、入口コンベヤ2に供給され
るボトル・缶等の温度が2℃〜10℃であるから、入口
コンベヤ2側からメインコンベヤ5にしたがって、例え
ば、予熱散水部8、第1加熱散水部9、第2加熱散水部
10、加熱殺菌散水部11、第1冷却散水部12、第2
冷却散水部13、仕上げ冷却散水部14を配置する。そ
してその予熱散水部8では、45℃の温水を、第1加熱
散水部9および第2加熱散水部10では68℃の高熱水
をかけてボトル・缶等の温度をその高熱水の温度まで上
昇させ、加熱殺菌散水部11では、同じく、68℃の高
熱水をかけてその高熱水の温度を維持して殺菌を行い、
第1冷却散水部12では45℃の温水をかけて温度を降
下し、第2冷却散水部13では27℃の水をかけてさら
に温度を降下する。この加熱・殺菌・冷却工程の時間
は、60分から80分である。そして仕上げ冷却散水部
14では20℃の冷却水を30秒程度散水している。こ
の最終段階のボトル・缶等の温度は、40℃以下であ
る。
【0010】次に予熱散水部8、第1加熱散水部9、第
2加熱散水部10、加熱殺菌散水部11、第1冷却散水
部12、第2冷却散水部13、仕上げ冷却散水部14の
各部について説明すると、予熱散水部8は、例えば、メ
インコンベヤ5の上方両側に左右が対応して一対となる
ノズルパイプ本管15、16を架設し、そのノズルパイ
プ本管15、16の夫々に、図示ないが、一定の間隔で
ノズルを付けたノズルパイプをメインコンベヤ5の移送
方向に所要の間隔で差渡し連通し、メインコンベヤ5の
下方に予熱散水部用温水槽17およびノズルパイプより
散水する温水を回収する水受け流路板18a、18bを
配設し、さらに前記ノズルパイプ本管15、16と予熱
散水部用温水槽17は予熱散水部用ポンプ19、予熱散
水部用温水槽ストレーナー20、開閉弁(図示しない)
およびその他必要とする定温水維持機器等を中途に配し
て予熱散水部用温水槽17の温水を循環するように設け
ている。
【0011】前記第1加熱散水部9は、例えば、図1、
図2および図3に示すように、メインコンベヤ5の上方
両側に左右が対応して一対となるノズルパイプ本管2
1、22を架設し、そのノズルパイプ本管21、22の
夫々に、ノズル23を所要の間隔でその長さ方向に取付
けたノズルパイプ24をメインコンベヤ5の移送方向に
所要の間隔で差渡し連通し、メインコンベヤ5の下方に
第1加熱散水部用高温水槽25および第1加熱散水部用
低温水槽26をメインコンベヤ5の移送方向に向かい合
わせ、かつ所要の間隔を存置して対設すると共に、夫々
の上方に前記ノズルパイプ24のノズル23より散水し
た温水を回収する水受け流路板27a、27bを、第1
加熱散水部用高温水槽25および第1加熱散水部用低温
水槽26との対縁に向けて配設し、水受け流路板27a
の流下縁27a1および水受け流路板27bの流下縁2
7b1の下方にシーソー型の流路変換板28を配置し、
この傾斜角を変えることにより回収水を第1加熱散水部
用高温水槽25または第1加熱散水部用低温水槽26へ
送水するように設けている。前記ノズルパイプ本管2
1、22は、第1加熱用高温水槽25および第1加熱散
水部用低温水槽26は、夫々に独立に連通する第1加熱
散水部用高温水槽ストレーナー29、第1加熱散水部用
低温水槽ストレーナー30、図示しないが開閉弁および
その他必要とする一定温度の温水維持機器等を中間に配
し、第1加熱散水部用ポンプ31により第1加熱散水部
用高温水槽25の高温水および第1加熱散水部用低温水
槽26の低温水を切り換えて独立に循環するように設け
ている。
【0012】前記流路変換板28は、その下面に左右に
所要の間隔を存して設けた支板32、32を支台枠33
上に取付けたL型腕金34、34に支軸35、35によ
り転回自在に支承し、またその流路変換板28の両側壁
の外方で、かつ前記支軸35、35と回転回りに離隔し
て夫々駆動ロッド36、36の下端を連結し、その上端
を第1加熱散水部9の上部内方に差し渡されたクランク
軸37のクランク杆38の先端とピン39により連結
し、クランク軸37の軸端に取付けたレバー40をエア
シリンダー41のピストンロッド42に連結してなるも
のである。
【0013】また前記流路変換板28は、方形の周縁を
上方に立ち上げて起立周側縁28aに形成し、水受け流
路板27aの流下縁27a1および水受け流路板27b
の流下縁27b1に交互に対応させて、回収流下水を第
1加熱散水部用高温水槽25または第1加熱散水部用低
温水槽26に集水流下する。
【0014】前記第2加熱散水部10は、前記第1加熱
散水部9と同様に構成され、43、44はノズルパイプ
本管、45は第2加熱散水部用高温水槽、46は第2加
熱散水部用低温水槽、47a、47bは水受け流路板、
48は流路変換板、49は第2加熱散水部用高温水槽4
5に連通する第2加熱散水部用高温水槽ストレーナー、
50は第2加熱散水部用低温水槽46に連通する第2加
熱散水部用低温水槽ストレーナー、51は前記ストレー
ナー49または50に切り換え連通する第2加熱散水部
用ポンプである。
【0015】前記加熱殺菌散水部11は、前記第1加熱
散水部9と同様に構成され、52、53はノズルパイプ
本管、54は加熱殺菌散水部用高温水槽、55は加熱殺
菌散水部用低温水槽、56a、56bは水受け流路板、
57は流路変換板、58は加熱殺菌散水部用高温水槽5
4に連通する加熱殺菌散水部用高温水槽ストレーナー、
59は加熱殺菌散水部用低温水槽55に連通する加熱殺
菌散水部用低温水槽ストレーナー、60は前記ストレー
ナー58または59に切り換え連通する加熱殺菌散水部
用ポンプである。
【0016】前記第1冷却散水部12は、前記予熱散水
部8と同様に構成され、61、62はノズルパイプ本
管、63は第1冷却散水用低温水槽、64a、64bは
水受け流路板、65は第1冷却散水部用低温水槽63に
連通する第1冷却散水用低温水槽ストレーナー、66は
前記ストレーナー65に連通する第1冷却散水用ポンプ
である。
【0017】前記第2冷却散水部13については、予熱
散水部8と同様に構成され、67、68はノズルパイプ
本管、69は第2冷却散水部用低温水槽、70a、70
bは水受け流路板、71は第2冷却散水部用低温水槽6
9に連通する第2冷却散水部用低温水槽ストレーナー、
72は前記ストレーナー71に連通する第2冷却散水部
用ポンプである。
【0018】前記仕上げ冷却散水部14において、73
は仕上げ水ノズルパイプである。この仕上げ冷却散水は
水受け流路板70aに落下し、第2冷却散水部用低温水
槽69に合流する
【0019】この発明の殺菌装置における過剰殺菌防止
装置は、前述のように構成されるから、下流側のライン
機器(ラベラー、ケーサー、パレタイザー等)がトラブ
ルを起こして殺菌装置が停止すると、第1加熱散水部9
では、エアシリンダー41を作動し、ピストンロッド4
2を押し出し、これに連結するレバー40を回動してク
ランク軸37を所要回転し、クランク軸37のピン39
に連結する駆動ロッド36、36を押し下げ、その下端
に連結する流路変換板28を、支軸35を中心として回
動し、水受け流路板27aの流下縁27a1および水受
け流路板27bの流下縁27b1より受ける回収水を第
1加熱散水部用低温水槽26に流下するように切り変え
る。図示しないが、中間の開閉弁を切り換えて第1加熱
散水部用ポンプ31の吸引先を第1加熱散水部用高温水
槽ストレーナー29から第1加熱散水部用低温水槽スト
レーナー30に切り換えて第1加熱散水部用低温水槽2
6と連通する。よって、第1加熱散水部用高温水槽25
の高温水から第1加熱散水部用低温水槽26の低温水に
切り換え、低温水を循環するものである。
【0020】第2加熱散水部10においても同様に、流
路変換板48を回動し、水受け流路板47aおよび水受
け流路板47bより受ける回収水を第2加熱散水部用低
温水槽46に流下するように切り変える。図示しない
が、中間の開閉弁を切り換えて第2加熱散水部用ポンプ
51の吸引先を第2加熱散水部用高温水槽ストレーナー
49から第2加熱散水部用低温水槽ストレーナー50に
切り換えて第2加熱散水部用低温水槽46と連通する。
よって、第2加熱散水部用高温水槽45の高温水から第
2加熱散水部用低温水槽46の低温水に切り換え、低温
水を循環するものである。
【0021】加熱殺菌散水部11においても同様に、流
路変換板57を回動し、水受け流路板56aおよび水受
け流路板56bより受ける回収水を加熱殺菌散水部用低
温水槽55に流下するように切り変える。図示しない
が、中間の開閉弁を切り換えて加熱殺菌散水部用ポンプ
60の吸引先を加熱殺菌散水部用高温水槽ストレーナー
58から加熱殺菌散水部用低温水槽ストレーナー59に
切り換えて加熱殺菌散水部用低温水槽55と連通する。
よって、加熱殺菌散水部用高温水槽54の高温水から加
熱殺菌散水部用低温水槽55の低温水に切り換え、低温
水を循環するものである。
【0022】前記予熱散水部8、第1冷却散水部12、
第2冷却散水部13では、予熱散水部用ポンプ19、第
1冷却散水部用ポンプ66、第2冷却散水部用ポンプ7
2を停止することにより散水を停止することができる。
仕上げ冷却散水部14の開閉弁(図示しない)を閉じる
ことにより停止する。
【0023】この発明の殺菌装置におけるように、入口
コンベヤ側からメインコンベヤにしたがって、予熱散水
部、第1加熱散水部、第2加熱散水部、さらに第3加熱
散水部を加え、加熱殺菌散水部、第1冷却散水部、第2
冷却散水部というように、区画しているので、それらを
夫々に付設するシーケンサー等により個別的に作動させ
ることもでき、下流ラインの停止でも、一度に全部の散
水を停止するのではなく、第2冷却散水部および第1冷
却散水部においては、散水を個別に所要時間続け所要温
度に冷却することができる。同様に、第1加熱散水部、
第2加熱散水部、さらに第3加熱散水部を加え、加熱殺
菌散水部では、冷却用の低温水に切り換える時間を個別
に切り換えることにより過剰殺菌の防止のみならず、所
要の殺菌を行うことも可能である。
【0024】
【発明の効果】この発明は、以上のようになるから、ラ
インが短時間または長時間にわたり停止しても、決めら
れた殺菌条件(設定・時間)が変わることなく、常に所
定の条件で運転し、製品にむらなく殺菌することができ
る。
【0025】よって、この発明の殺菌装置における過剰
殺菌防止装置によると、飲用水ボトル、コーヒー缶等の
製品を殺菌装置が稼働中に、下流側のラベラー、ケーサ
ー、パレタイザー等のライン機器がトラブルを起こし、
殺菌装置が停止した場合、機器内に残っているボトル、
缶等の製品が過剰殺菌になることがなく、製品が品質変
化を起こしたりあるいは、味・香り、色等に影響を起こ
とがまったくない。しかも、切り替えが各区画ごとにダ
イレクトに行われ、切り替えが確実で、そのうえ装置も
安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の過剰殺菌防止装置を配備した殺菌お
よび温度降下装置の全体概略側面図である。
【図2】同じく、平面図である。
【図3】同じく、その要部の一区画部を示す断面側面図
である。
【図4】同じく、その要部の一区画部を横断し、流路変
換板の作動機構および流路変換板の水受け流路を示す説
明図である。
【図5】同じく、その要部の一区画部を横断し、ノズル
の配置状況および流路変換板を低温水槽側に倒した作動
状況を示す説明図である。
【符号の説明】
1 殺菌装置 2 入口コンベヤ 3 出口コンベヤ 4 供給コンベヤ 5 メインコンベヤ 6 ブロアー 7 送出コンベヤ 8 予熱散水部 9 第1加熱散水部 10 第2加熱散水部 11 加熱殺菌散水部 12 第1冷却散水部 13 第2冷却散水部 14 仕上げ冷却散水部 15 ノズルパイプ本管 16 ノズルパイプ本管 17 予熱散水部用温水槽 18a 水受け流路板 18b 水受け流路板 19 予熱散水部用ポンプ 20 予熱散水部用温水槽ストレーナー 21 ノズルパイプ本管 22 ノズルパイプ本管 23 ノズル 24 ノズルパイプ 25 第1加熱散水部用高温水槽 26 第1加熱散水部用低温水槽 27a 水受け流路板 27a1 流下縁 27b 水受け流路板 27b1 流下縁 28 流路変換板 28a 起立周側縁 29 第1加熱散水部用高温水槽ストレーナー 30 第1加熱散水部用低温水槽ストレーナー 31 第1加熱散水部用ポンプ 32 支板 33 支台枠 34 L型腕金 35 支軸 36 駆動ロッド 37 クランク軸 38 クランク杆 39 ピン 40 レバー 41 エアシリンダー 42 ピストンロッド 43 ノズルパイプ本管 44 ノズルパイプ本管 45 第2加熱散水部用高温水槽 46 第2加熱散水部用低温水槽 47a 水受け流路板 47b 水受け流路板 48 流路変換板 49 第2加熱散水部用高温水槽ストレーナー 50 第2加熱散水部用低温水槽ストレーナー 51 第2加熱散水部用ポンプ 52 ノズルパイプ本管 53 ノズルパイプ本管 54 加熱殺菌散水部用高温水槽 55 加熱殺菌散水部用低温水槽 56a 水受け流路板 56b 水受け流路板 57 流路変換板 58 加熱殺菌散水部用高温水槽ストレーナー 59 加熱殺菌散水部用低温水槽ストレーナー 60 加熱殺菌散水部用ポンプ 61 ノズルパイプ本管 62 ノズルパイプ本管 63 第1冷却散水部用低温水槽 64a 水受け流路板 64b 水受け流路板 65 第1冷却散水部用低温水槽ストレーナー 66 第1冷却散水部用ポンプ 67 ノズルパイプ本管 68 ノズルパイプ本管 69 第2冷却散水部用低温水槽 70a 水受け流路板 70b 水受け流路板 71 第2冷却散水部用低温水槽ストレーナー 72 第2冷却散水部用ポンプ 73 仕上げ水ノズルパイプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月26日(2000.1.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記従来の
欠点を解消しようとなされたものであって、メインコン
ベヤに製品を積載移動し、上方から高温水を散水し、所
要温度に加熱する加熱部と、その所要加熱温度を維持し
て殺菌を行う加熱殺菌部と、所要温度の低温水を散水
し、所要温度に冷却する冷却部とからなってラベラー等
下流ラインに送る殺菌装置において、加熱部または加熱
殺菌部のメインコンベヤ下に加熱用高温水槽と冷却用低
温水槽を配置し、メインコンベヤと加熱用高温水槽と冷
却用低温水槽の中間に水受け流路板を設けて所用部に集
水して流下すると共に、その流下部に対応して流路方向
を傾斜角により加熱用高温水槽または冷却用低温水槽に
変換する流路変換板を、その下面を支台枠上に支軸によ
り転回自在に支承して配置し、支台枠上の支軸と回転回
りに離隔する位置に駆動ロッドを前記流路変換板に連結
し、駆動ロッドの上下操作で流路方向を変換し、メイン
コンベヤの停止時に高温水から低温水に、メインコンベ
ヤの再開作動時に低温水から高温水に切り替えることを
特徴とする、殺菌装置における過剰殺菌防止装置にあ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】前記流路変換板は、その下面に左右に所要
の間隔を存して設けた支板を支台枠上に取付けたL型腕
金に支軸により転回自在に支承し、その流路変換板の両
側壁の外方で、かつ前記支軸と回転回りに離隔して夫々
駆動ロッドの下端を連結し、その上端を加熱散水部の上
部内方に差し渡されたクランク軸のクランク杆の先端と
ピンにより連結し、クランク軸の軸端に取付けたレバー
をエアシリンダーのピストンロッドに連結し、かつその
流路変換板は、方形の周縁を上方に立ち上げて起立周側
縁に形成し、水受け流路板の流下縁および水受け流路板
の流下縁に交互に対応させて、回収流下水を加熱用高温
水槽または冷却用低温水槽に集水流下するようにしても
よいものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【発明の実施の形態】メインコンベヤに製品を積載移動
し、上方から高温水を散水し、所要温度に加熱する加熱
部と、その所要加熱温度を維持して殺菌を行う加熱殺菌
部と、所要温度の低温水を散水し、所要温度に冷却する
冷却部とからなってラベラー等下流ラインに送る殺菌装
置において、加熱部または加熱殺菌部のメインコンベヤ
下に加熱用高温水槽と冷却用低温水槽を配置し、メイン
コンベヤと加熱用高温水槽と冷却用低温水槽の中間に水
受け流路板を設けて所用部に集水して流下すると共に、
その流下部に対応して流路方向を傾斜角により加熱用高
温水槽または冷却用低温水槽に変換する流路変換板を、
その下面に左右に所要の間隔を存して設けた支板を支台
枠上に取付けたL型腕金に支軸により転回自在に支承
し、その流路変換板の両側壁の外方で、かつ前記支軸と
回転回りに離隔して夫々駆動ロッドの下端を連結し、そ
の上端を加熱散水部の上部内方に差し渡されたクランク
軸のクランク杆の先端とピンにより連結し、クランク軸
の軸端に取付けたレバーをエアシリンダーのピストンロ
ッドに連結し、かつその流路変換板は、方形の周縁を上
方に立ち上げて起立周側縁に形成し、水受け流路板の流
下縁および水受け流路板の流下縁に交互に対応させて、
回収流下水を加熱用高温水槽または冷却用低温水槽に集
水流下し、メインコンベヤの停止時に高温水から低温水
に、メインコンベヤの再開作動時に低温水から高温水に
切り替えることを特徴とする、殺菌装置における過剰殺
菌防止装置。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインコンベヤに製品を積載移動し、上
    方から高温水を散水し、所要温度に加熱する加熱部と、
    その所要加熱温度を維持して殺菌を行う加熱殺菌部と、
    所要温度の低温水を散水し、所要温度に冷却する冷却部
    とからなってラベラー等下流ラインに送る殺菌装置にお
    いて、加熱部または加熱殺菌部のメインコンベヤ下に加
    熱用高温水槽と冷却用低温水槽を配置し、メインコンベ
    ヤと加熱用高温水槽と冷却用低温水槽の中間に水受け流
    路板を設けて所用部に集水して流下すると共に、その流
    下部に対応して流路方向を傾斜角により加熱用高温水槽
    または冷却用低温水槽に変換する流路変換板を配置し、
    メインコンベヤの停止時に高温水から低温水に、メイン
    コンベヤの再開作動時に低温水から高温水に切り替える
    ことを特徴とする、殺菌装置における過剰殺菌防止装
    置。
  2. 【請求項2】 流路変換板は、その下面を支台枠上に支
    軸により転回自在に支承し、支軸と回転回りに離隔する
    位置に駆動ロッドを連結し、駆動ロッドの上下操作で流
    路方向を変換することを特徴とする、請求項1の殺菌装
    置における過剰殺菌防止装置。
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