JP2000232727A - 保護継電システム - Google Patents

保護継電システム

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JP2000232727A
JP2000232727A JP11033680A JP3368099A JP2000232727A JP 2000232727 A JP2000232727 A JP 2000232727A JP 11033680 A JP11033680 A JP 11033680A JP 3368099 A JP3368099 A JP 3368099A JP 2000232727 A JP2000232727 A JP 2000232727A
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JP
Japan
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display
feeder
feeders
trip
screen
Prior art date
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JP11033680A
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English (en)
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Inventor
Hiroaki Shirasago
浩章 白砂
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護リレーから各しゃ断器に順番にトリップ
指令を出力し、各フィーダのトリップ状況を動作内容画
面に追加表示し、該画面がクリアされたときにトリップ
したフィーダを画面切り替えで動作履歴として表示する
のでは、トリップ発生毎に動作内容画面がクリアされて
トリップ状況の表示に不都合がある。 【解決手段】 各しゃ断器のトリップ信号30X1〜X
20に対して故障継続中でないことを条件にしてフリッ
プフロップFF1をセットし、動作内容画面を1回クリ
アし、その後のトリップ発生には故障継続中であればク
リアを抑止しておき、動作内容画面にはトリップしたフ
ィーダを追加表示していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統の送電線
の各フィーダしゃ断器に対して、保護リレーに整定され
た時間毎に順番にトリップ指令を出力する保護継電シス
テムに係り、特に各フィーダの停電状態をディスプレイ
に表示する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の保護継電システムは、保護リレ
ーとして、例えば周波数低下保護リレーを設備し、周波
数低下を検出したときに予め整定された時間で所定のし
ゃ断器を順番にトリップさせていく。このシーケンスは
図4に示し、そのときの動作表示パネル画面を図5に示
す。
【0003】周波数低下保護リレーシーケンスは、フィ
ーダF1部分のみ示すように、主検出リレーでは周波数
リレー(95A−1〜3、95B−1〜3)によって周
波数低下を検出し、このロック条件として不足電圧リレ
ー(27LA−1〜3、27LB−1〜3)を設け、フ
ィーダの断路器「入」を条件として周波数低下を検出す
る。この検出信号は、予め定めた整定時間以上に継続し
たときに、タイマ(95−1T〜3T)に従った順番で
補助リレー(MX1〜20)にトリップ信号を得る。事
故検出リレーは、甲乙フィーダの何れかに事故検出した
ときからタイマの時限後に補助リレー(FDX)からト
リップ信号を得る。
【0004】表示パネルの表示画面では、保護リレーの
動作表示等の他に、トリップフィーダF1〜F20の状
態を発光ダイオード等のランプ表示で得る。このフィー
ダの動作表示シーケンスは、図6に示すように、各フィ
ーダでの主検出リレーからのトリップ指令(M1〜M2
0)とトリップ信号(MX1〜20、FDX1〜20)
と試験用信号(11X1〜20)の条件成立でRS型フ
リップフロップをセットし、表示器としての発光ダイオ
ードをドライブする。
【0005】ここで、表示パネルやパソコン画面におけ
る動作表示は、保護リレーがトリップ指令を発生した時
点から約2サイクルまでの間に動作していたリレー要素
又はトリップ回線の表示を行い、2サイクルを越えて新
たなトリップ指令が発生した場合には画面を一旦表示復
帰させた後、新たなトリップ情報として表示する。ま
た、ディスプレイ装置は、動作履歴表示機能を持ち、過
去3回分の画面を確認することを可能としている。つま
り、2サイクルを越えて新たなトリップ指令があれば、
動作画面と動作履歴画面の2画面を確認することにより
リレーの動作結果を知ることができる。
【0006】図7は、パソコンディスプレイの動作表示
画面例を示し、事故発生日時と、フィーダF1,F2が
動作したことを表示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ディスプレイの動作表
示は、図7のように、1画面でトリップフィーダの表示
を行い、各しゃ断器がトリップする毎に動作表示画面が
更新されていく。このため、保護リレーシーケンスに設
定するタイマの整定値が短い回線の場合には、現在のト
リップ表示が次回にトリップした回線の表示に切り替わ
って動作履歴側のデータとしてのみ残る。結果的に、デ
ィスプレイの動作表示は最後にトリップした回線表示し
か残らない。また、動作履歴データは3回分しか確保さ
れないため、動作画面を含めて4回以上にわたるトリッ
プで古い動作結果(動作履歴)は消滅してしまう。例え
ば、時間T1<T2<T3<T4<T5として、T1秒
後にフィーダF1とフィーダF3がトリップ。
【0008】T2秒後にフィーダF5とフィーダF7が
トリップ。
【0009】T3秒後にフィーダF9とフィーダF11
がトリップ。
【0010】T4秒後にフィーダF13とフィーダF1
5がトリップ。
【0011】T5秒後にフィーダF17とフィーダF1
9がトリップ。
【0012】となる場合、動作画面と動作履歴は、以下
の表1のようになる。
【0013】
【表1】
【0014】この表のように、時間T5では動作画面は
フィーダF17,F19の表示になり、動作履歴1、
2、3ではフィーダF1,F3の履歴が消滅する。
【0015】上記の動作履歴の消滅を回避し、過去のト
リップ履歴を全て蓄えるには、トリップ回線が多いとき
には多くの動作履歴が必要となって、そのメモリ機能を
拡張する必要がある。
【0016】また、動作画面には最後にトリップしたフ
ィーダの表示のみになるため、他の回線のトリップ状況
は動作履歴画面に切り替えて確認するという手間が必要
となる。
【0017】これらの問題を解消するには、動作履歴を
記憶できる回数を増やすには新たなバージョンのパネル
ソフトが必要となる。またパソコンを使用したディスプ
レイの場合、パソコン機種によらず保護リレーのパソコ
ン側ソフトを共通としているが、これを新たなものに変
更する必要がある。
【0018】本発明の目的は、従来のソフトを変更する
ことなく、また動作履歴回数を増すことなく、フィーダ
のトリップ状況を的確に表示できる保護継電システムを
提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、各フィーダの
トリップ状況を表示する動作内容画面は、故障継続中で
ある限りそのクリアを抑止しておき、同一画面上にトリ
ップしたフィーダを追加表示するようにしたもので、以
下の構成を特徴とする。
【0020】送電線の各フィーダしゃ断器に対して、保
護リレーに整定された時間毎に順番にトリップ指令を出
力し、各フィーダのトリップ状況を動作内容画面に追加
表示し、該画面がクリアされたときにトリップしたフィ
ーダを画面切り替えで動作履歴として表示する保護継電
システムにおいて、前記各保護リレーの動作信号から各
フィーダの何れかが故障継続中であるか否かを判定する
手段と、前記判定が故障継続中であるときに前記動作内
容画面のクリアを抑止する手段とを備えたことを特徴と
する。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
動作画面の更新シーケンス図である。信号30X1〜3
0X20は、図4の動作表示シーケンスにおける各フィ
ーダF1〜F20のトリップ信号であり、論理和回路G
1によって何れかのフィーダにトリップが発生したこと
を検出する。
【0022】抑止回路G2は、故障継続中でないときに
論理和回路G1からの検出信号を取り込み、RS型フリ
ップフロップFF1をセットさせる。モノマルチ回路M
Mは、フリップフロップFF1のセット出力で起動され
て一発のパルス信号を発生し、このパルス信号を動作内
容画面のクリア指令にする。フリップフロップFF1
は、反転回路G3を通した故障継続中信号でリセットさ
れる。
【0023】故障継続中か否かの判定信号は、論理和回
路G4によって何れかのフィーダで故障発生中であるか
否かの信号95−OR1〜95−OR20によって得
る。これら信号95−OR1〜95−OR20は、95
−OR1の部分で代表して示すように、図4の遮断用タ
イマ95−1T〜95−3Tが起動中になる信号の論理
和から得る。なお、故障継続中判定信号を得るには、周
波数変化によるトリップ指令が出力されていることを利
用することもできる。
【0024】以上のハードウエア構成またはソフトウエ
ア構成により、動作内容画面のクリアは、何れかのフィ
ーダのトリップ発生でフリップフロップFF1がセット
されて1回クリアされ、その後のフィーダのトリップ発
生には故障継続中であればクリアを抑止し、ディスプレ
イには同一画面上にトリップしたフィーダ表示を追加し
ていく。
【0025】この場合のソフトウエア構成は、図2にフ
ローチャートで示すようになる。同図の(a)は従来の
画面クリア方式になり、トリップ発生毎に動作内容画面
のクリアを繰り返してトリップフィーダの表示を行うた
め、最後にトリップされたフィーダのみが表示される。
これに対して、(b)は本実施形態の方式になり、トリ
ップ発生で画面クリアしてトリップフィーダを表示した
後は故障継続中であれば画面クリアを抑止し、トリップ
フィーダの表示のみを繰り返す。
【0026】このようなクリア処理を行うことにより、
各回線がトリップするまでのタイマ整定が異なり、一定
の時間をおいて順番にトリップする場合でも、動作画面
の1画面中にトリップ指令が発生される毎にトリップ回
線を追加表示する。この動作画面は、前記の表1のもの
と対応させると、下記の表2に示すようになる。
【0027】
【表2】
【0028】すなわち、時間T1〜T5と経過したトリ
ップの発生にも、動作画面のクリアが行われず、各フィ
ーダF1〜F19が順次追加表示され、その確認が容易
になる。
【0029】図3は、本発明の他の実施形態を示す。同
図が図1と異なる部分は、故障継続中の判定回路部分に
なる。この部分は、回路G5,G6,G7によって甲乙
母線電圧用リレーのうち、最も感度がよい(動作しやす
い)リレー95A−1又は95B−1の動作継続により
故障継続中の判定信号を得る。但し、母線電圧がなくな
ったときには正しい周波数が測定できないため、図4と
同様に、不足電圧リレー27LA1〜3、27LB1〜
3によりロックしている。
【0030】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、各フィ
ーダのトリップ状況を表示する動作内容画面は、故障継
続中である限りそのクリアを抑止しておき、同一画面上
にトリップしたフィーダを追加表示するようにしたた
め、複数のフィーダが一定の時間をおいて順番にトリッ
プする場合でもトリップした回線を1画面にまとめて表
示することができ、フィーダのトリップ状況を的確に表
示できる。
【0031】また、動作内容画面や動作履歴回数の変更
が不要なため、従来のソフトを変更することや動作履歴
回数を増す必要がなく、その改造が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す動作画面の更新シーケ
ンス(その1)。
【図2】実施形態におけるフローチャート。
【図3】本発明の実施形態を示す動作画面の更新シーケ
ンス(その2)。
【図4】周波数低下保護リレーシーケンス。
【図5】表示パネルの動作表示画面。
【図6】従来の動作表示シーケンス。
【図7】ディスプレイの動作表示画面例。
【符号の説明】
G1、G4、G7…論理和回路 G2、G5、G6…抑止回路 G3…反転回路 FF1…フリップフロップ MM…モノマルチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送電線の各フィーダしゃ断器に対して、
    保護リレーに整定された時間毎に順番にトリップ指令を
    出力し、各フィーダのトリップ状況を動作内容画面に追
    加表示し、該画面がクリアされたときにトリップしたフ
    ィーダを画面切り替えで動作履歴として表示する保護継
    電システムにおいて、 前記各保護リレーの動作信号から各フィーダの何れかが
    故障継続中であるか否かを判定する手段と、 前記判定が故障継続中であるときに前記動作内容画面の
    クリアを抑止する手段とを備えたことを特徴とする保護
    継電システム。
JP11033680A 1999-02-12 1999-02-12 保護継電システム Pending JP2000232727A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009095158A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Meidensha Corp デジタル形保護継電装置
CN111856191A (zh) * 2020-07-31 2020-10-30 国网山东省电力公司鄄城县供电公司 保护装置测试盒及与保护装置测试系统

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