JP2000228721A5 - - Google Patents

Description

【００１３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来よりも耐性が強く、処理時間がかからずに、デジタル・データの認証が可能であるような追加情報の挿入及びデジタルデータの認証を主な目的とする。

Claims (9)

1. デジタルデータに追加情報を挿入する挿入方法であって、
   前記デジタルデータの第１領域のデジタルデータにより検査情報を取得する取得工程と、
   前記第１領域とは異なる第２領域のデジタルデータを、前記検査情報と前記追加情報により得られた情報で置換する置換工程と、
   を有することを特徴とする挿入方法。
2. 前記第１領域のデジタルデータは、前記デジタルデータのある係数の上位ビットであることを特徴とする請求項１に記載の挿入方法。
3. 前記第２領域のデジタルデータは、前記デジタルデータのある係数の下位ビットであることを特徴とする請求項１に記載の挿入方法。
4. 前記デジタルデータの係数はＬビットで表わされ、前記第１領域のデジタルデータは前記デジタルデータのある係数の上位（Ｌ−Ｍ）ビットであり、前記第２領域のデジタルデータは前記デジタルデータのある係数の下位Ｍビットであることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の挿入方法。
5. 前記デジタルデータの係数は量子化されたスペクトル係数であることを特徴とする請求項２乃至４のいずれか１項に記載の挿入方法。
6. 更に、所定の閾値より大きい係数を選択する選択工程を有し、前記選択された係数について前記取得工程と前記置換工程を実行することを特徴とする請求項２乃至５のいずれか１項に記載の挿入方法。
7. 第１領域のデジタルデータにより検査情報を得て、当該検査情報と追加情報により得られた情報を前記第１領域とは異なる第２の領域のデジタルデータと置換して得られたデジタルデータを認証する認証方法であって、
   追加情報を入力する入力工程と、
   前記第１領域のデジタルデータより第１検査情報を取得する第１取得工程と、
   前記第２領域のデジタルデータと置換して得られた情報と、前記入力した追加情報とにより第２検査情報を取得する第２取得工程と、
   前記第１検査情報と前記第２検査情報とを比較する比較工程と、
   を有することを特徴とする認証方法。
8. デジタルデータに追加情報を挿入する挿入装置であって、
   前記デジタルデータのうち第１領域のデジタルデータにより検査情報を取得する取得手段と、
   前記第１領域とは異なる第２領域のデジタルデータを、前記検査情報と追加情報とにより得られた情報で置換する置換手段と、
   を有することを特徴とする挿入装置。
9. 第１領域のデジタルデータにより検査情報を得て、当該検査情報と前記追加情報により得られた情報を前記第１領域とは異なる第２の領域のデジタルデータと置換して得られたデジタルデータを認証する認証装置であって、
   追加情報を入力する入力手段と、
   前記第１領域のデジタルデータより第１検査情報を取得する第１取得手段と、
   前記第２領域のデジタルデータと置換して得られた情報と、前記入力した追加情報とに より第２検査情報を取得する第２取得手段と、
   前記第１検査情報と前記第２検査情報とを比較する比較手段と、
   を有することを特徴とする認証装置。