JP2000228706A - 電子機器の動作制御装置 - Google Patents

電子機器の動作制御装置

Info

Publication number
JP2000228706A
JP2000228706A JP11028424A JP2842499A JP2000228706A JP 2000228706 A JP2000228706 A JP 2000228706A JP 11028424 A JP11028424 A JP 11028424A JP 2842499 A JP2842499 A JP 2842499A JP 2000228706 A JP2000228706 A JP 2000228706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic device
operation parameter
storage medium
portable storage
frequency data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11028424A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kitamura
章 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP11028424A priority Critical patent/JP2000228706A/ja
Publication of JP2000228706A publication Critical patent/JP2000228706A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不特定多数のオペレータに共用される電子機
器においても、各オペレータに最適な動作パラメータが
確実に設定できるようにする。 【解決手段】 データ入出力手段104には、可搬性記
憶媒体20が着脱可能に装着され、装着された可搬性記
憶媒体20との間で使用頻度データを送受する。動作パ
ラメータ設定手段105は、可搬性記憶媒体20から読
み出されて一時記憶手段103に記憶された使用頻度デ
ータに基づいて電子機器10の動作パラメータを設定す
る。主制御手段20は、設定された動作パラメータに基
づいて電子機器10の動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
や複写装置、あるいは各装置の機能を備えた複合機等に
代表される電子機器の動作制御装置に係り、特に、使用
するオペレータごとに最適な動作パラメータが自動的に
選択されるようにした電子機器の動作制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の高機能化、多機能化が
進み、多くの機能を有する電子機器においては、機器の
使用開始時にその機能をオペレータが設定する。ここで
言う機能とは、ファクシミリ装置であれば、画質、中継
同報の有無、画像の濃淡等であり、コピー装置であれば
用紙サイズ、拡大/縮小倍率等である。
【0003】ところで、高機能化、多機能化が進むと各
機能を設定するためにオペレータに与えられる情報も必
然的に増え、コントロールパネル等に設けられた表示手
段上には多数の機能表示が表れる。
【0004】しかしながら、電子機器に付加されている
多くの機能は、通常の使用に際しては設定不要なものが
多い。たとえばファクシミリ装置であれば、通常状態で
の使用にあたっては電話番号の入力とスタートボタンの
操作だけで十分である。ところが、上記したように機器
の高機能化、多機能化が進み、メニュー画面に各種の情
報が表示されてしまうと、不慣なオペレータは表示され
た情報の意味がわからなかったり、機能設定の必要性が
わからなかったりするために、操作に手間取るなどの問
題があった。
【0005】このような問題点を解決するために、例え
ば特開平8−185300号公報には、電子機器の動作
パラメータを各機能の使用頻度に基づいて設定し、メニ
ュー層やアイコンの配置を操作し易くカストマイズする
技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、当該装置が個人利用に限定されるのであれば、当該
個人の利用形態のみに基づいて各動作パラメータが設定
されるため、所望のカストマイズが可能になる。しかし
ながら、当該装置がオフィス等に設置されており、不特
定多数のオペレータに共用される環境下では、使用頻度
に基づいて各動作パラメータを設定しようとしても、結
局は各オペレータの使用頻度が平均化されてしまうた
め、所望のカストマイズを行うことができない。
【0007】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、不特定多数のオペレータに共用される電子
機器においても、各オペレータに最適な動作パラメータ
が確実に設定できる電子機器の動作制御装置を提供する
ことにある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した目的を達成す
るために、本発明は、使用頻度に基づいて設定された動
作パラメータに応じて動作する電子機器の動作制御装置
において、以下のような主を講じた点に特徴がある。
【0009】(1) 可搬性記憶媒体が着脱可能に装着さ
れ、装着された可搬性記憶媒体との間で使用頻度データ
を送受するデータ入出力手段と、前記可搬性記憶媒体か
ら読み出した使用頻度データに基づいて電子機器の動作
パラメータを設定する動作パラメータ設定手段と、前記
設定された動作パラメータに基づいて電子機器の動作を
制御する主制御手段とを設けた。
【0010】(2) 識別情報の入力を受け付ける識別情報
入力手段と、前記識別情報で区別される複数の記憶領域
を含む記憶手段と、前記入力された識別情報に応答した
記憶領域を選択する選択手段と、前記選択された記憶領
域から読み出した使用頻度データに基づいて電子機器の
動作パラメータを設定する動作パラメータ設定手段と、
前記設定された動作パラメータに基づいて電子機器の動
作を制御する主制御手段とを設けた。
【0011】上記した特徴(1) によれば、可搬性記憶媒
体に格納された使用頻度データが読み出され、これに基
づいて電子機器の動作パラメータが設定されるので、装
着された可搬性記憶媒体ごとに、それぞれに最適な動作
パラメータを自動的に設定することができる。したがっ
て、可搬性記憶媒体を各人が占有使用すれば、電子機器
を各オペレータの使用頻度に応じてカストマイズするこ
とができる。
【0012】上記した特徴(2) によれば、識別情報を入
力するだけで所定の記憶領域に記憶された所望の使用頻
度データが選択され、当該使用頻度データに基づいて最
適な動作パラメータが設定されるので、オペレータは可
搬性記憶媒体を携帯することなく、電子機器を各オペレ
ータの使用頻度に応じてカストマイズすることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図1は、本発明を適用した電子機器の第
1実施形態のブロック図であり、図2は、その動作を示
したフローチャートである。
【0014】本実施形態の電子機器10は、コピー装置
としての機能を発揮するコピー機能部101およびファ
クシミリ装置としての機能を発揮するファクシミリ機能
部102を備え、コピー装置およびファクシミリ装置の
いずれかとして選択的に機能する、いわゆる複合機であ
る。当該電子機器10をいずれかの装置として機能させ
るための選択や、コピー装置として機能させた際のコピ
ー枚数や濃度、あるいはファクシミリ装置として機能さ
せた際の宛先番号や同報通信の有無等の設定は、後に詳
述するように、コントロールパネル109のLCD表示
部109aに表示される機能設定パターン(アイコン)
を参照しながら、タッチパネル109bを操作すること
により行われる。
【0015】データ入出力手段104には、ICカー
ド、磁気カードあるいはフロッピディスク等の可搬性記
憶媒体20が着脱自在に装着され、当該可搬性記憶媒体
20との間でデータの送受が行われる。一時記憶手段1
03には、装着された前記可搬性記憶媒体20から読み
出された使用頻度データが一時記憶される。動作パラメ
ータ設定手段105は、前記可搬性記憶媒体20から読
み出されて前記一時記憶手段103に一時記憶された使
用頻度データ、あるいは標準データ記憶手段110に予
め記憶された標準データに基づいて、当該電子機器10
の動作パラメータを主制御手段100に設定する。
【0016】主制御手段100は、前記動作パラメータ
設定手段105により設定された動作パラメータに基づ
いて電子機器10の各種動作を制御する。コントロール
パネル109は、表示手段としてのLCD表示部109
aと、操作手段として前記LCD表示部109aの表面
に設けられたタッチパネル109bとを有する。タッチ
パネル109bは、前記設定された動作パラメータを変
更するための操作を含む各種の設定操作を受け付ける。
【0017】図3は、前記LCD表示部109aに表示
されるメニュー画面の表示例を示した図であり、コピー
装置としての機能またはファクシミリ装置としての機能
のいずれかが選択されると、選択された機能に応じて複
数のメニューページ(本実施形態では、A,Bの2ペー
ジ)が、優先順位の高いメニューページAを前面、その
後に優先順位の低いメニューページBを配置して重畳表
示される。
【0018】各メニューページA,Bには、それぞれ機
能設定パターンを2つずつ登録することができる。各機
能設定パターンには、その使用頻度に基づいて優先順位
が付与され、優先順位の高い機能設定パターンから順に
2つずつ、各メニューページA,B上への登録が許可さ
れる。
【0019】例えば、電子機器10がコピー装置として
機能し、設定可能な機能として「用紙トレイ」、「コピ
ー濃度」、「縮小/拡大」、「原稿の種類」の4つが用
意されていると、出荷時には各機能の使用頻度を経験的
に予測し、優先順位を高い側から順に「用紙トレイ」、
「コピー濃度」、「縮小/拡大」、「原稿の種類」と定
める。この結果、メニューページAには、図3に示した
ように、上位2つの「用紙トレイ」および「コピー濃
度」の機能設定パターンが登録される。メニューページ
Bには、図4に示したように、下位2つの「縮小/拡
大」および「原稿の種類」の機能設定パターンが登録さ
れる。
【0020】さらに、各機能設定パターンでは、使用頻
度が高いと予測される設定値が選択状態となる。本実施
形態では、メニューページAの「用紙トレイ」の機能設
定パターンでは「A4」サイズが選択状態となり、「コ
ピー濃度」では「普通」が選択状態となる。同様に、メ
ニューページBの「縮小/拡大倍率」では「100%」
が選択状態となり、「原稿の種類」では「文字」が選択
状態となる。上記した機能設定パターンの優先順位およ
び各機能設定パターンごとの設定値に関する初期値は、
標準データとして前記標準データ記憶手段110に記憶
される。
【0021】図11は、標準データの一例を示した図で
あり、各機能設定パターンごとの使用頻度Aと、各設定
値ごとの使用頻度Bとが登録されている。標準データで
は、使用頻度が高いと予測される機能の使用頻度Bに、
それぞれ初期値として“20”が登録され、他の使用頻
度Bには“0”が登録されている。
【0022】図1に戻り、変更手段107は、前記タッ
チパネル109bで受け付けた変更操作に応答して、前
記主制御手段110に設定された動作パラメータを変更
する。更新手段108は、前記変更操作に応答して、前
記一時記憶手段103に記憶された使用頻度データを変
更する。書換手段106は、前記変更操作に応答して前
記一時記憶手段103の使用頻度データが変更される
と、この変更内容に基づいて、前記可搬性記憶媒体20
に記憶されている使用頻度データを書き換える。
【0023】次いで、図2のフローチャートを参照して
本実施形態の動作を詳細に説明する。ステップS10で
は、データ入出力手段104に可搬性記憶媒体20が装
着されたか否かが判別され、可搬性記憶媒体20が装着
されると、ステップS11では、可搬性記憶媒体20に
格納されている使用頻度データが読み出されて一時記憶
手段103に記憶される。ステップS12では、動作パ
ラメータ設定手段105により前記一時記憶手段103
の使用頻度データが参照され、使用頻度データとして十
分なサンプル数が登録されていればステップS13へ進
む。
【0024】これに対して、当該電子機器10の出荷直
後の使用時のように、使用頻度データのサンプル数が不
十分であったり、あるいは前記ステップS10において
可搬性記憶媒体20が未装着と判別されるとステップS
14へ進む。ステップS14では、標準データ記憶手段
110から前記標準データが読み出される。この標準デ
ータは、可搬性記憶媒体20が装着されていれば、使用
頻度データとして可搬性記憶媒体20へ書き込んでも良
い。ステップ13では、前記読み出された標準データに
基づいて、動作パラメータ設定手段105により、電子
機器10の動作パラメータが設定される。
【0025】この結果、LCDパネル109aには、前
記図3、4、11に関して説明したように、「用紙トレ
イ」の機能設定パターンおよび「コピー濃度」の機能設
定パターンを含むメニューページAが前面表示され、
「縮小/拡大」の機能設定パターンおよび「原稿種類」
の機能設定パターンを含むメニューページBが後に表示
される。各機能設定パターンにおける設定値は、「用紙
トレイ」が「A4」、「コピー濃度」が「普通」、「縮
小/拡大」が「100%」、「原稿種類」が「文字」
に、それぞれ設定される。
【0026】一方、前記ステップS12において、可搬
性記憶媒体20に記憶されている使用頻度データが有効
であると判定されると、ステップS13では、一時記憶
手段103に読み出された使用頻度データに基づいて、
動作パラメータ設定手段105により電子機器10の動
作パラメータが設定される。
【0027】図5は、前記使用頻度データの一例を示し
た図であり、各機能設定パターンごとの使用頻度Aと、
各設定値ごとの使用頻度Bとが登録されている。本実施
形態では、機能設定パターン別では「コピー濃度」の使
用頻度(660回)が最も高く、以下、「縮小/拡大」
(373回)、「用紙トレイ」(318回)、「原稿種
類」(37回)の順なので、LCD表示部109aに
は、図6に示したように、使用頻度の高い「コピー濃
度」および「縮小/拡大」の機能設定パターンがメニュ
ーページAに設定されて前面表示される。メニューペー
ジBには、図7に示したように、使用頻度の低い「用紙
トレイ」および「原稿種類」の機能設定パターンが登録
される。
【0028】また、図5の使用頻度データにおいて設定
値の使用頻度Bに着目すると、「コピー濃度」では「普
通」の使用頻度が最高なので、メニューページAでも
「コピー濃度」の設定値は「普通」に設定される。同様
に、「縮小/拡大」では「86%」、「用紙トレイ」で
は「B4」、「原稿種類」では「文字」に、それぞれ設
定される。
【0029】図2のフローチャートへ戻り、ステップS
15では、以上のようにして設定された動作パラメータ
がオペレータにより変更されたか否かが判別され、変更
されることなくスタートスイッチ(図示せず)が押下さ
れ、これがステップS19で検知されると、ステップS
20では、前記設定値に応じて電子機器10が動作し、
所定のデータ処理が実行される。
【0030】一方、前記ステップS15において、動作
パラメータを変更するための操作がタッチパネル109
bで受け付けられると、ステップS16では、主制御手
段100に設定されている動作パラメータが、前記操作
内容に基づいて前記変更手段107により変更される。
たとえば、「コピー濃度」の設定値として「薄い」が指
示されると、その設定値は、前記使用頻度データに基づ
いて設定された「普通」から「薄い」に変更される。ス
テップS17では、前記一時記憶手段103に記憶され
ている使用頻度データが、前記操作内容に基づいて前記
更新手段108により更新される。すなわち、「コピー
濃度」の「薄い」に関する使用頻度Bが“86”から1
だけ増加して“87”となる。同時に、「コピー濃度」
に関する使用頻度Aが“660”から1だけ増加して
“661”となる。以上のようにして変更された後の使
用頻度データを図8に示す。ステップS18では変更フ
ラグがセットされる。
【0031】その後、スタートスイッチが押下され、こ
れがステップS19で検知されると、ステップS20で
は、前記変更後の動作パラメータに基づいてコピー動作
が実行される。ステップS21では、前記変更フラグが
参照され、これがセットされていると、ステップS22
では、可搬性記憶媒体20に記憶されている使用頻度デ
ータが、前記更新されて一時記憶手段103に一時記憶
されている前記図8の使用頻度データに基づいて、前記
書換手段106により書き換えられる。
【0032】上記したように、本実施形態によれば、可
搬性記憶媒体20に格納されている使用頻度データが読
み出され、これに基づいて電子機器10の動作パラメー
タが設定されるので、装着された可搬性記憶媒体20ご
とに、それぞれに最適な動作パラメータを自動的に設定
することができる。したがって、複数の可搬性記憶媒体
20を各人がそれぞれ占有使用すれば、電子機器を各オ
ペレータの使用頻度に応じてカストマイズすることがで
きる。
【0033】また、使用頻度データに基づいて設定され
た動作パラメータが変更されると、変更内容に基づいて
可搬性記憶媒体20の使用頻度データも書き換えられ
る。したがって、可搬性記憶媒体20には常に最新の使
用頻度データが記憶されることになり、常に正確な設定
が可能になる。
【0034】さらに、可搬性記憶媒体20が装着されな
いと、別途に設定された標準データに基づいて標準的な
動作パラメータが設定されるので、可搬性記憶媒体20
を貸与されていないオペレータの利便性が損なわれるこ
とがない。同様に、可搬性記憶媒体20に有効なデータ
が記憶されていないと、別途に設定された標準データに
基づいて標準的な動作パラメータが設定されるので、不
完全なデータに基づいて不適切な動作パラメータが設定
されることがない。
【0035】次いで、本発明の第2実施形態について説
明する。図9は、本発明を適用した電子機器の第2実施
形態のブロック図であり、前記と同一の符号は同一また
は同等部分を表している。
【0036】上記した第1実施形態では、可搬性記憶媒
体20ごとに使用頻度データを区別して記憶し、装着さ
れた可搬性記憶媒体20に応じて最適な動作パラメータ
が自動的に設定されたが、本実施形態では、電子機器1
0に識別情報で管理される複数の記憶領域を設け、識別
情報で選択された各記憶領域ごとに、それぞれ最適な動
作パラメータが自動的に設定されるようにした点に特徴
がある。
【0037】図9において、複数の使用頻度データ記憶
領域121a,121b、…121nには、それぞれに
固有の使用頻度データが格納される。選択手段122
は、コントロールパネル109に設けられた、識別情報
入力手段としてのテンキー109cから入力されたID
コードに基づいて、いずれかの使用頻度データ記憶領域
121iを選択する。動作パラメータ設定手段105
は、前記選択された使用頻度データ記憶領域121iに
記憶された使用頻度データ、あるいは標準データ記憶手
段110に記憶された標準データに基づいて、当該電子
機器10の動作パラメータを主制御手段100に設定す
る。
【0038】図10は、本実施形態の動作を説明するた
めのフローチャートであり、図2と同一の符号を付した
ステップでは同一または同等の処理が実行される。
【0039】ステップS10aにおいて、コントロール
パネル109のテンキー109cから入力されたIDコ
ードが検知されると、ステップS11aでは、前記検知
されたIDコードに基づいて使用頻度データ記憶領域の
いずれかが選択される。ステップS12では、動作パラ
メータ設定手段105により、前記選択された使用頻度
データ記憶領域121iに既登録の使用頻度データが参
照され、使用頻度データとして十分なサンプル数が登録
されていればステップS13へ進む。
【0040】これに対して、当該電子機器10の出荷直
後での使用時のように、使用頻度データのサンプル数が
不十分であったり、あるいは前記ステップS10aにお
いてIDコードが未入力と判別されるとステップS14
へ進む。ステップS14では、標準データ記憶手段11
0から標準データが読み出される。ステップ13では、
前記読み出された標準データに基づいて、動作パラメー
タ設定手段105により、電子機器10の動作パラメー
タが設定される。この結果、LCDパネル109aに
は、前記図3、4に関して説明したように、「用紙トレ
イ」の機能設定パターンおよび「コピー濃度」の機能設
定パターンを含むメニューページAが前面表示され、
「縮小/拡大」の機能設定パターンおよび「原稿種類」
の機能設定パターンを含むメニューページBが後に表示
される。各機能設定パターンにおける設定値は、「用紙
トレイ」が「A4」、「コピー濃度」が「普通」、「縮
小/拡大」が「100%」、「原稿種類」が「文字」
に、それぞれ設定される。
【0041】一方、前記ステップS12において、使用
頻度データ記憶領域121iに記憶されている使用頻度
データが有効であると判定されると、ステップS13で
は、使用頻度データ記憶領域121iに記憶されている
使用頻度データに基づいて、動作パラメータ設定手段1
05により電子機器10の動作パラメータが前記と同様
にして設定される。
【0042】ステップS15では、以上のようにして設
定された動作パラメータが変更されたか否かが判別さ
れ、変更されることなくスタートスイッチ(図示せず)
が押下され、これがステップS19で検知されると、ス
テップS20では、前記設定値に応じて電子機器10が
動作し、所定のデータ処理が実行される。
【0043】一方、前記ステップS15において、動作
パラメータを変更するための操作がタッチパネル109
bで受け付けられると、ステップS16では、主制御手
段100に設定されている動作パラメーが、前記操作内
容に基づいて前記変更手段107により変更される。ス
テップS17では、前記使用頻度データ記憶領域121
iに記憶されている使用頻度データが、前記操作内容に
基づいて前記更新手段108により更新される。その
後、スタートスイッチが押下され、これがステップS1
9で検知されると、ステップS20では、前記変更後の
動作パラメータに基づいてコピー動作が実行される。
【0044】本実施形態によれば、IDコードを入力す
るだけで所望の使用頻度データが選択され、当該使用頻
度データに基づいて最適な動作パラメータが設定される
ので、オペレータは可搬性記憶媒体を携帯する必要がな
い。
【0045】また、IDコードが入力されないと、別途
に設定された標準データに基づいて標準的な動作パラメ
ータが設定されるので、IDコードを付与されていない
オペレータの利便性が損なわれることがない。同様に、
有効な使用頻度データが記憶されていないときも、別途
に設定された標準データに基づいて標準的な動作パラメ
ータが設定されるので、不完全なデータに基づいて不適
切な動作パラメータが設定されることがない。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、可搬性記憶媒体に格納
された使用頻度データが読み出され、これに基づいて電
子機器の動作パラメータが設定されるので、装着された
可搬性記憶媒体ごとに最適な動作パラメータを自動的に
設定することができる。したがって、複数の可搬性記憶
媒体を各人がそれぞれ占有使用すれば、電子機器を各オ
ペレータの使用頻度に応じてカストマイズすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子機器の第1実施形態のブ
ロック図である。
【図2】第1実施形態の動作を示したフローチャートで
ある。
【図3】標準データに基づく機能設定パターンの表示例
を示した図である。
【図4】標準データに基づく機能設定パターンの表示例
を示した図である。
【図5】使用頻度データの一例を示した図である。
【図6】使用頻度データに基づく機能設定パターンの表
示例を示した図である。
【図7】使用頻度データに基づく機能設定パターンの表
示例を示した図である。
【図8】更新後の使用頻度データの一例を示した図であ
る。
【図9】本発明を適用した電子機器の第21実施形態の
ブロック図である。
【図10】第2実施形態の動作を示したフローチャート
である。
【図11】標準データの一例を示した図である。
【符号の説明】
10…電子機器、20…可搬性記憶媒体、100…主制
御手段、101…コピー機能部、102…ファクシミリ
機能部、103…一時記憶手段、104…データ入出力
手段、105…動作パラメータ設定手段、109…コン
トロールパネル、110…標準データ記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 HH03 HK23 HL01 HN15 2H027 DA44 FA06 FA07 FC03 ZA07 5C062 AA02 AA05 AB10 AB12 AB17 AB20 AB22 AB38 AB42 AD05 AE13 BA00 9A001 BB03 HH34 JJ35 KK42

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用頻度に基づいて設定された動作パラ
    メータに応じて動作する電子機器の動作制御装置におい
    て、 可搬性記憶媒体が着脱可能に装着され、装着された可搬
    性記憶媒体との間で使用頻度データを送受するデータ入
    出力手段と、 前記可搬性記憶媒体から読み出した使用頻度データに基
    づいて電子機器の動作パラメータを設定する動作パラメ
    ータ設定手段と、 前記設定された動作パラメータに基づいて電子機器の動
    作を制御する主制御手段とを含むことを特徴とする電子
    機器の動作制御装置。
  2. 【請求項2】 前記設定された動作パラメータを変更す
    るための操作を受け付ける操作手段と、 前記受け付けた操作に応答して、前記設定された動作パ
    ラメータを変更する変更手段と、 前記受け付けた操作に応答して、前記読み出した使用頻
    度データを更新する更新手段と、 前記受け付けた操作に応答して、前記可搬性記憶媒体に
    記憶された使用頻度データを書き換える書換手段とを具
    備したことを特徴とする請求項1に記載の電子機器の動
    作制御装置。
  3. 【請求項3】 予め設定された標準データを記憶する標
    準データ記憶手段をさらに具備し、 前記動作パラメータ設定手段は、前記データ入出力手段
    に前記可搬性記憶媒体が装着されていないと、前記標準
    データ記憶手段に記憶された標準データに基づいて電子
    機器の動作パラメータを設定することを特徴とする請求
    項1または2に記載の電子機器の動作制御装置。
  4. 【請求項4】 前記動作パラメータ設定手段は、前記可
    搬性記憶媒体に有効な使用頻度データが記憶されていな
    いと、前記標準データ記憶手段に記憶された標準データ
    に基づいて電子機器の動作パラメータを設定することを
    特徴とする請求項3に記載の電子機器の動作制御装置。
  5. 【請求項5】 使用頻度に基づいて設定された動作パラ
    メータに応じて動作する電子機器の動作制御装置におい
    て、 識別情報の入力を受け付ける識別情報入力手段と、 前記識別情報で区別される複数の記憶領域を含む記憶手
    段と、 前記入力された識別情報に応答した記憶領域を選択する
    選択手段と、 前記選択された記憶領域から読み出した使用頻度データ
    に基づいて電子機器の動作パラメータを設定する動作パ
    ラメータ設定手段と、 前記設定された動作パラメータに基づいて電子機器の動
    作を制御する主制御手段とを含むことを特徴とする電子
    機器の動作制御装置。
  6. 【請求項6】 前記設定された動作パラメータを変更す
    るための操作を受け付ける操作手段と、 前記受け付けた操作に応答して、前記設定された動作パ
    ラメータを変更する変更手段と、 前記受け付けた操作に応答して、前記選択された記憶領
    域に記憶されている使用頻度データを更新する更新手段
    とを具備したことを特徴とする請求項5に記載の電子機
    器の動作制御装置。
  7. 【請求項7】 予め設定された標準データを記憶する標
    準データ記憶手段をさらに具備し、 前記動作パラメータ設定手段は、前記識別情報が入力さ
    れないと、前記標準データ記憶手段に記憶された標準デ
    ータに基づいて電子機器の動作パラメータを設定するこ
    とを特徴とする請求項5または6に記載の電子機器の動
    作制御装置。
  8. 【請求項8】 前記動作パラメータ設定手段は、前記選
    択された記憶領域に有効な使用頻度データが記憶されて
    いないと、前記標準データ記憶手段に記憶された標準デ
    ータに基づいて電子機器の動作パラメータを設定するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の電子機器の動作制御装
    置。
JP11028424A 1999-02-05 1999-02-05 電子機器の動作制御装置 Pending JP2000228706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11028424A JP2000228706A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 電子機器の動作制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11028424A JP2000228706A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 電子機器の動作制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000228706A true JP2000228706A (ja) 2000-08-15

Family

ID=12248288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11028424A Pending JP2000228706A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 電子機器の動作制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000228706A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012084045A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Seiko Epson Corp 情報処理プログラム及び情報処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012084045A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Seiko Epson Corp 情報処理プログラム及び情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101593078B (zh) 屏幕编辑装置、屏幕编辑方法和计算机可读信息记录介质
US20060294464A1 (en) User interface apparatus capable of providing support to user
JP2007025808A (ja) 仮想キーボードシステム及びその制御方法
JPH10271260A (ja) 多機能マシンに対して適切なユーザーインターフェイスを表示する方法及びシステム
JP2007283717A (ja) 画像形成装置、ジョブ設定支援方法、ジョブ設定支援プログラム
JP2002354170A (ja) 操作装置、操作装置を備える画像形成装置及び操作装置を備える画像読取装置
KR100797178B1 (ko) 화상형성장치에 대한 설정관리방법
JP2007298694A (ja) 画像形成装置、設定入力表示方法、プログラムおよび記録媒体
JP2002132100A (ja) 画像形成装置
JP2000228706A (ja) 電子機器の動作制御装置
JP3561688B2 (ja) 画像形成装置
JP3209193B2 (ja) コピーファクシミリ複合機
JPH11119962A (ja) 画像形成装置の制御装置
JP3485882B2 (ja) 画像形成装置
JP2001159940A (ja) デバイス制御装置、ユーザインターフェイス表示方法およびユーザインターフェイスを表示させるためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体
JP2000078394A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JPH11167318A (ja) 画像形成装置
JP2005268835A (ja) 画像処理装置
JP2000206955A (ja) 映像表示装置
JP4764228B2 (ja) 画像形成装置の端末装置およびその制御方法
JP7354660B2 (ja) 電子機器及び画像形成装置
JP3657684B2 (ja) 画像形成装置
JP3791530B2 (ja) ユーザインターフェース装置及びそれを搭載した画像形成装置
JP2005073140A (ja) 画像形成装置、プログラム及び記録媒体
JP2002200830A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050202