JP2000225706A - 液体吐出ヘッドおよびその製造方法と液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出ヘッドおよびその製造方法と液体吐出装置

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JP2000225706A
JP2000225706A JP34510499A JP34510499A JP2000225706A JP 2000225706 A JP2000225706 A JP 2000225706A JP 34510499 A JP34510499 A JP 34510499A JP 34510499 A JP34510499 A JP 34510499A JP 2000225706 A JP2000225706 A JP 2000225706A
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liquid
top plate
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flow path
movable member
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JP34510499A
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English (en)
Inventor
Teruo Ozaki
照夫 尾崎
Yoshiyuki Imanaka
良行 今仲
Toshio Kashino
俊雄 樫野
Muga Mochizuki
無我 望月
Masahiko Kubota
雅彦 久保田
Ichiro Saito
一郎 斉藤
Takaaki Kurihara
香暁 栗原
Masashi Miyagawa
昌士 宮川
Shuji Koyama
修司 小山
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Original Assignee
Canon Inc
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14016Structure of bubble jet print heads
    • B41J2/14032Structure of the pressure chamber
    • B41J2/14048Movable member in the chamber

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動部材の可動範囲を規制し、吐出特性向上
と液体吐出の周波数向上とを両立する。 【解決手段】 素子基板1はシリコンからなり発熱体2
が設けられ、発熱体2と対向するように片持梁状の可動
部材6が配設されている。可動部材6は、吐出口5側に
自由端6bを有し、可動部材6と発熱体2との間が気泡
発生領域10となる。さらに、素子基板1には、個々の
発熱体に対応した液流路7を区画する流路側壁9が形成
されている。また、シリコンからなる天板3上に、窒化
シリコン層が形成された後、パターニング及びエッチン
グによって突起11が形成されている。この天板3が流
路側壁7の上端に貼り合わされている。発熱体2が発熱
すると液体に気泡が発生して成長し、可動部材6は支点
6aを中心に吐出口5側に大きく開くように変位する
が、突起11によってその変位量が規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱エネルギーを液
体に作用させることで起こる気泡の発生によって、所望
の液体を吐出する液体吐出ヘッド、特に気泡の発生を利
用して変位する可動部材を有する液体吐出ヘッドと、そ
の製造方法と液体吐出装置に関する。
【0002】また、本発明は、紙、糸、繊維、布、金
属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックなどの被
記録媒体に対して記録を行う、プリンタ、複写機、通信
システムを有するファクシミリ、プリンタ部を有するワ
ードプロセッサなどの装置、さらには各種処理装置と複
合的に組み合わされた産業用記録装置に適用することが
できるものである。
【0003】なお、本発明における「記録」とは、文字
や図形などのように意味を持つ画像を被記録媒体に対し
て付与することだけでなく、パターンなどのように意味
を持たない画像を付与することをも意味するものであ
る。
【0004】
【従来の技術】熱などのエネルギーをインクに与えるこ
とで、インクに急峻な体積変化を伴う状態変化(気泡の
発生)を生じさせ、このインクの状態変化に基づく作用
力によって吐出口からインクを吐出し、これを被記録媒
体上に付着させて画像形成を行うインクジェット記録方
法、いわゆるバブルジェット記録方法が従来知られてい
る。このバブルジェット記録方法を用いる記録装置に
は、米国明細書第4723129号に開示されているよ
うに、インクを吐出するための吐出ロと、この吐出口に
連通するインク流路と、インク流路内に配置された、イ
ンクを吐出するためのエネルギー発生手段としての電気
熱変換体が一般に設けられている。
【0005】このような記録方法によれば、品位の高い
画像を高速、低騒音で記録することができるとともに、
この記録方法を行うヘッドは、インクを吐出するための
吐出口を高密度に配置することができるため、小型の装
置で高解像度の記録画像、さらにカラー画像をも容易に
得ることができるという多くの優れた利点を有してい
る。このため、このバブルジェット記録方法は、近年、
プリンター、複写機、ファクシミリなどの多くのオフィ
ス機器に利用されており、さらに、捺染装置などの産業
用システムにまで利用されるようになってきている。
【0006】このようにバブルジェット技術が多方面の
製品に利用されるに従って、次のような様々な要求が近
年さらに高まっている。
【0007】例えば、エネルギー効率の向上の要求に伴
って、発熱体の保護膜の厚さを調整するといった発熱体
の最適化が行われている。この手法は、発生した熱の液
体への伝搬効率を向上させる点で効果がある。
【0008】また、高品質の画像を得るために、インク
の吐出スピードが速く、安定した気泡発生に基づく良好
なインク吐出を行う液体吐出方法のための駆動条件が提
案されたり、また、高速記録の観点から、吐出された液
体の液流路内への充填(リフィル)速度の速い液体吐出
ヘッドを得るために液流路の形状を改良したものも提案
されている。
【0009】例えば、特開平9−201966号公報に
は、液流路中に可動部材を設け吐出の安定化を図る構成
が開示されている。さらに、特開平9−48127号公
報には、流路中の可動部材の動く範囲を制御する構成が
提案されている。しかしながら、これらの公報にはそれ
ぞれの構成をどのようにして形成するか具体的な方法に
ついては記載されていない。
【0010】本発明の目的は、簡単な構成で吐出特性向
上と液体吐出の周波数向上とを両立する液体吐出ヘッド
およびその製造方法と液体吐出装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の液体吐出ヘッド
は、互いに対向する状態で固定される素子基板および天
板と、前記天板と前記素子基板との間に設けられ複数の
液流路を区画する複数の流路側壁と、複数の前記液流路
内にそれぞれ位置するように前記素子基板の表面に並列
に設けられた複数の吐出エネルギー発生素子と、前記複
数の吐出エネルギー発生素子のそれぞれに対向するよう
に前記素子基板上に設けられ、前記液流路内の液体の進
行方向の上流側の端部が固定され、下流側の端部が自由
端となる片持ち梁状の複数の可動部材と、前記天板に設
けられ、前記複数の可動部材の変位量をそれぞれ規制す
る複数の突起とを有し、前記素子基板および前記天板が
同質材料である液体吐出ヘッドにおいて、前記流路側壁
が前記素子基板上に形成され、前記天板には前記流路側
壁の上端面がはめ合わされる凹部を有する係合層が設け
られていることを特徴とする。
【0012】前記係合層にはさらに前記突起が設けられ
ていることが好ましい。
【0013】前記係合層と前記流路側壁とが同質材料で
あることが好ましい。その場合、前記係合層と前記流路
側壁とは窒化シリコンにより形成されていてもよい。
【0014】このような構成によると、素子基板と天板
とが同質材料を含んでいるため、線膨張率の差違が小さ
く、組立後の温度上昇による変形を抑制できる。さら
に、シリコン基板に窒化シリコンの厚膜加工を施して突
起を形成すると、インクの成分に左右されない化学的に
安定な構成とすることができる。また、流路側壁が前記
素子基板上に形成され、前記天板には前記流路側壁の上
端面がはめ合わされる凹部が設けられているため、素子
基板および流路側壁および天板の密着性が向上し、液流
路の密閉性が向上する。
【0015】前記係合層の凹部は吐出口側が閉ざされて
いてもよい。
【0016】前記係合層はエポキシ樹脂硬化物、ポリイ
ミド、ポリエーテルアミド、アラミド樹脂等の高分子材
料からなるものであってもよい。
【0017】少なくとも流路上流側の前記突起の可動部
材との接触面からの直角度θが、流路上流、下流ともに
100゜〜45゜であることが好ましい。さらに、少なくと
も流路上流側の前記突起の可動部材との接触面からの直
角度θが、流路上流、下流ともに90〜60゜であるとより
好ましい。
【0018】本発明のもう一つの特徴は、互いに対向す
る状態で固定される素子基板および天板と、前記天板と
前記素子基板との間に設けられ複数の液流路を区画する
複数の流路側壁と、複数の前記液流路内にそれぞれ位置
するように前記素子基板の表面に並列に設けられた複数
の吐出エネルギー発生素子と、前記複数の吐出エネルギ
ー発生素子のそれぞれに対向するように前記素子基板上
に設けられ、前記液流路内の液体の進行方向の上流側の
端部が固定され、下流側の端部が自由端となる片持ち梁
状の複数の可動部材と、前記天板に設けられ、前記複数
の可動部材の変位量をそれぞれ規制する複数の突起とを
有し、前記素子基板および前記天板が同質材料である液
体吐出ヘッドにおいて、前記流路側壁が前記素子基板上
に形成され、前記天板には前記突起を有する係合層が設
けられているところにある。
【0019】本発明のさらに他の特徴は、上記したいず
れかの構成の液体吐出ヘッドの製造方法において、無機
材料からなる前記天板に無機材料層を積層し、該無機材
料層を部分的に切除加工することにより前記突起と前記
凹部とを形成する工程を含むところにある。
【0020】本発明の液体吐出装置の特徴は、上記した
いずれかの構成の液体吐出ヘッドを搭載するキャリッジ
を有するところにある。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)次に、本発
明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の実施形態の液体吐
出ヘッドの基本構造を示す液流路方向に沿った断面図で
ある。本実施形態の液体吐出ヘッドは、図1に示すよう
に、液体に気泡を発生させるための熱エネルギーを与え
る吐出エネルギー発生素子である複数個(図1では1個
のみ示す)の発熱体2が並列された素子基板1と、この
素子基板1上に接合された天板3と、素子基板1および
天板3の前端面に接合されたオリフィスプレート4とを
有する。
【0023】素子基板1は、図示しないが、シリコンな
どの基板上に絶縁および蓄熱を目的としたシリコン酸化
膜または窒化シリコン膜を形成し、その上に、発熱体2
を構成する電気抵抗層および配線をパターニングしたも
のである。この配線を介して電気抵抗層に電圧が印加さ
れ、電気抵抗層に電流が流されると発熱体2が発熱す
る。そして、この配線と電極抵抗層の上には、それらを
インクから保護する保護膜が形成されており、さらにそ
の保護膜の上にはインク消泡によるキャビテーションか
ら保護する耐キャビテーション膜が形成されている。
【0024】素子基板1上には、発熱体2と対向するよ
うに片持梁状の可動部材6が配設されている。可動部材
6は、プラズマCVD法などによって20〜50μmの
厚さに形成した窒化シリコンを、フォトリソグラフィ法
及びパターニングによって素子基板1上に配設すること
により形成されている。
【0025】この可動部材6は、発熱体2に面した位置
に発熱体2を覆うような状態で発熱体2から所定の距離
を隔てて配されており、液体の吐出動作によって共通液
室8から可動部材6を経て吐出口5側へ流れる大きな流
れの上流側に支点6aを持ち、この支点6aよりも下流
側に自由端6bを持つ一端支持の片持ち梁状の部材であ
る。可動部材6の固定端側は弁台座12に固定的に支持
されている。この可動部材6と発熱体2との間が気泡発
生領域10となる。
【0026】さらにこの表面上に、個々の発熱体に対応
した液流路7を区画する流路側壁9が形成される。この
液流路7を区画する流路側壁9は、液流路7に流れ込む
インクに対する安定性、すなわち、インクによる溶出
や、形状変化の影響が少ないものである必要がある。そ
のため流路側壁9は、例えば素子基板1上に20〜50
μmの厚さに約400℃のプラズマCVD法によって形
成された後、フォトリソグラフィ技術を用いたパターニ
ング及びエッチングによって形成された窒化シリコン
(SiN)からなることが最も好ましい。
【0027】天板3は、各発熱体2に対応した複数の流
路側壁9の上端に貼り合わされるものであり、各液流路
7にインクを供給するための共通液室8が形成されてい
る。天板3はシリコン系の材料からなり、流路側壁7と
接合される面には、凹部状の共通液室8と、可動部材の
動きを制限する凸部状の突起(規制部)11と、前記流
路側壁とはめ合わされる浅い凹部20とを有する係合層
が11aが形成されている。
【0028】このように天板3とは別の係合層11aに
突起11や凹部20を形成することにより、これら突起
11、凹部20を精度良く、簡易に作成することが出来
る。しかも、天板3の位置決めに関わる凹部20と、突
起11とが係合層11aに形成されていることにより、
突起11の位置決めを容易に行うことが出来る。
【0029】また、各突起部11を孤立させるのではな
く係合層に設けることにより、天板取付け時や可動部材
が高周波数で変位する場合であっても突起部の剥離を防
止することが出来る。
【0030】なお、本実施の形態では、係合層は単一の
層として示したが、同質材料から形成する場合には複数
層に分割されていても構わない。そして、この係合層1
1aを流路側壁と同質材料とすることにより流路内面の
少なくとも3面をを同質とすることが出来るため、液体
の流動特性を揃えることが出来好ましい。
【0031】本実施形態において、この天板3の共通液
室8などの凹部状部分は異方性エッチングによって形成
される。また、図2(a)に示すシリコン基板である天
板3上に、図2(b)に示すように約400℃のプラズ
マCVD法によって20〜50μmの厚さの窒化シリコ
ン(SiN)層11aが形成された後、図2(c)に示
すようにフォトリソグラフィ技術を用いてパターニング
及びエッチングによってSiN層の表層の一部が除去さ
れて突起11と浅い凹部20とが形成される。また、こ
れらの発熱体の並びの方向の断面図を図3に示す。
【0032】上記の構成において、発熱体2が駆動され
て発熱すると、可動部材6と発熱体2との間の気泡発生
領域10の液体(インク)に熱が作用し、発熱体2上の
液体に膜沸騰現象に基づく気泡が発生して成長する。こ
の気泡の成長に伴う圧力は可動部材6に優先的に作用
し、可動部材6は図1に破線で示されるように、支点6
aを中心に吐出口5側に大きく開くように変位する。可
動部材6の変位によって、気泡の発生に基づく圧力の伝
播や気泡自身の成長が吐出口5側に導かれ、吐出口5か
ら液体が吐出する。
【0033】つまり、気泡発生領域10上に、液流路7
内の液体の流れの上流側(共通液室8側)に支点6aを
持ち下流側(吐出口5側)に自由端6bを持つ可動部材
6を設けることによって、気泡の圧力伝播方向が下流側
へ導かれ、気泡の圧力が直接的に効率よく吐出に寄与す
ることになる。そして、気泡の成長方向自体も圧力伝播
方向と同様に下流方向に導かれ、上流より下流で大きく
成長する。このように、気泡の成長方向自体を可動部材
によって制御し、気泡の圧力伝播方向を制御すること
で、吐出効率や吐出力または吐出速度などの根本的な吐
出特性を向上させることができる。
【0034】本実施形態では、天板3に可動部材6の動
きを制限するための突起11が設けられているので、可
動部材6は図1に破線で示す変位位置より上方へは移動
し得ない。すなわち、可動部材6は、前記した通り気泡
の成長方向自体を制御し気泡の圧力伝播方向を制御する
ために必要な変形を行なったら、必要以上の変形は生じ
ない。
【0035】発熱体2の駆動が停止されて加熱が終了す
ると、気泡は消泡し始める。気泡の消泡に伴って、可動
部材6に加わる力が減少し、可動部材6は初期状態に復
帰していく。可動部材6の弾性力との相乗効果で気泡は
急速に消泡し、可動部材6は最終的には図1に実線で示
した初期位置に復帰する。本実施形態では、前記の通り
可動部材6の変位量が凸部11により規制され、可動部
材6が不必要に大きく変形することはないため、消泡時
の可動部材6の復帰速度が速く効率がよい。
【0036】このとき、気泡発生領域10での気泡の収
縮体積を補うため、また、吐出された液体の体積分を補
うために、上流側すなわち共通液室8側から液体が流れ
込み液流路7への液体の充填(リフィル)が行われる
が、このリフィルは、可動部材6の復帰作用に従って効
率よく合理的かつ安定的に行われる。
【0037】このように本実施形態によると、可動部材
6を利用することにより、安定的な液体吐出と、気泡の
成長方向を吐出口5側に導くことが可能になり、吐出特
性を向上することができる。さらに、突起11により可
動部材6の変位量を規制することにより、可動部材6の
復帰の高速化が可能になり、吐出特性向上の効果を保ち
つつ液体吐出の周波数向上が達成できる。またさらに、
本実施形態では天板3に流路側壁とはめ合わされる凹部
を有しており、これによって発熱体の並びの方向のズレ
が少なくなり、かつはめ合わせによって隙間が狭くなる
ため圧力の損失が少なくなる。
【0038】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施形態について、図4を参照して説明する。第1の
実施形態については図4(a)および(b)に示すよう
に形成するが、同時に形成される突起部分の位置におい
ては、十分な精度が要求される。すなわち、図1に示す
ように突起11によって可動部の変位量が規制されるた
め、この突起11と可動部材の位置の設計とのズレによ
って変位量が変わり、吐出性能にバラツキを生じさせ
る。そのために、素子基板と天板の貼り合わせには十分
な精度が必要になってくる。
【0039】そこで第2の実施形態においては、この貼
り合わせを簡略化するために、吐出口壁の凹部を図4
(c)および(d)に示す21のように閉じた。
【0040】このことによって、まず図4(e)で示す
ように天板3と素子基板1をはめ合わせ、次に図4
(f)で示すように天板3を移動させ流路壁9と天板3
の凹部の閉じた部分21をつき合わせることによって、
簡単に可動部材と天板側の突起との位置を精度よく決定
することができる。
【0041】(第3の実施の形態)以下、本実施の形態
を図面を用いて詳細に説明する。
【0042】図7は本発明の液体吐出ヘッドの一実施例
を示す摸式図である。
【0043】本発明の液体吐出ヘッドは発熱抵抗体10
2の発熱面と垂直に吐出口108が配置されたいわゆる
エッジシュータータイプのヘッドである。液体吐出ヘッ
ドは、素子基板と天板部材およびオリフィスプレート1
07等から構成されている。素子基板101には気泡を
発生させるために利用される発熱抵抗体102が半導体
プロセスにて複数配置されている。該発熱抵抗体102
上と等間隔に液流路を形成するために流路壁105が形
成されている。該発熱抵抗体102を覆うように平板片
持梁形状の可動部材103が設けられている。該可動部
材103は、金属やシリコン系材料等の弾性を有する材
料から形成されている。該可動部材103の上方への変
位を規制する目的で規制部104は20μm程度の間隔
を持って離間している。天板106は異方性エッチング
により液室およびインク供給口を形成した後、塗布、ラ
ミネート等により感光性樹脂層を均一にコーティング
し、密着向上層109および規制部104をフォトリソ
技術にて形成する。該素子基板101と天板106は接
着剤や押さえバネ等により接合される。オリフィスプレ
ート107には液体を吐出する吐出口108が形成され
ている。本実施例では、シート状の樹脂材料をエキシマ
レーザーにて加工している。
【0044】該密着向上層109と該規制部104との
位置関係は、フォトリソ技術およびレーザー加工技術に
て形成され、該密着向上層109の流路上流端で流路長
さd2が決定できるため、μm単位で制御することがで
き、リフィル周波数を安定させる効果を発揮する。
【0045】前記密着向上層109および前記規制部1
04の材質は、適宜樹脂材料から選択することができ
る。具体的には、エポキシ樹脂硬化物、ポリイミド、ポ
リエーテルアミド、アラミド樹脂等が挙げられる。特に
感光性を付与させたエポキシ樹脂硬化物は、規制部10
4と強固に接着することから好適な例として挙げること
ができる。さらにエポキシ樹脂硬化物は、光カチオン重
合開始剤を選択することにより、フォトリソ技術により
該規制部と良好な位置精度で形成することが可能となり
好適な例として挙げることができる。
【0046】インクリフィルに効果的なテーパー形状を
形成するには、グラデーションマスクの適用、UV硬化樹
脂材料中の高分子成分量を増加させる手法、UV光露光
時のデフォーカス等が適宜道択できる。
【0047】また、樹脂の分子構造上、ベンゼン環を有
する樹脂を選択することにより、波長248nmのKrFエキシ
マレーザー光のアブレーションにより規制部形状を形成
することも可能である。アブレーションによりテーパー
形状を実現するには、レーザーマスクとしてグラデーシ
ョンマスクを選択することにより可能となる。掘り込み
深さはパルス数によりμm単位で制御することが可能で
ある。
【0048】該規制部104の形状は、露光基準面(可
動部材との接触面)130からの直角度θが100〜45゜
であり、好ましくは90〜60°である。
【0049】100゜より大きな直角度であるとインクが
流動しない部分がでてくるために、インクリフィル効率
が低下する。45゜より小さな直角度であると、機能を満
足するための規制部104の上面寸法に対して、下面の
寸法が大きくなりすぎ、かえってインクの流抵抗が増大
し、リフィル効率の低下につながってしまう。
【0050】該密着向上層109の厚さは、1〜50μ
m、好ましくは20〜35μmである。
【0051】50μmより厚くなると、樹脂中の内部応力
(膜応力)が増加し、天板106と密着不良を引き起こ
す虞がある。また1μmより薄くなると、上記の効果を
十分に発揮しない虞がある。
【0052】前記工程により、図7に示した形態の液体
吐出ヘッドを作成した。本実施形態特有の工程は下記に
示した通りである。
【0053】天板106に密着向上層109を形成する
ために感光性エポキシ樹脂をラミネートした。MPA‐600
露光装置(ミラープロジェクションマスクアライナー、
キヤノン製)にて密着向上層109の形状に露光した
後、90℃、5分間のPEB(ポストエクスポジャーベーク)
を行った。続いて、規制部104を形成するために感光
性エポキシ樹脂をラミネートした。前記同様MPA露光装
置にて露光した後、90℃、5分間のPEBを行った。該露光
時にフォーカスを規制部露光基準面130より上方へ30
μmシフトさせることにより、直角度θが80゜の形状を
形成した。有機溶剤にて現像を行うことで未露光部は溶
解し、密着向上層109と規制部104を一括に形成し
た。その後、200℃、1時間のベークを行い露光部分を完
全硬化させた。
【0054】密着向上層109と規制部104を形成し
た天板106と、流路壁105を形成した素子基板10
1をエポキシ樹脂接着剤にて接合した後、吐出口を形成
したオリフィスプレートを同様に接着剤にて接合し、イ
ンクジェット吐出エレメントを得た。
【0055】該エレメントを用いて、周波数18kHxで吐
出評価を行った。良好な印字結果が得られるとともに、
リフィル周波数も20kHzと高速な値を示した。さらに、1
08パルスによる吐出耐久を行った結果、規制部104の
剥がれは生じなかった。
【0056】(第4の実施の形態)前記工程により、図
8に示した形態の液体吐出ヘッドを作成した。本実施の
形態特有の工程は下記に示した通りである。
【0057】天板106に密着向上層109を形成する
ために感光性エポキシ樹脂をラミネートした。
【0058】MPA−600露光装置(ミラープロジェクショ
ンマスクアライナー、キヤノン製)にて密着向上層10
9の形状に露光した後、90℃、5分間のPEB(ポストエク
スポジャーベーク)を行った。続いて、規制部104を
形成するために感光性エポキシ樹脂をラミネートした。
前記同様MPA露光装置にて露光した後、90℃、5分間のPE
Bを行った。該露光時に規制部露光基準面130にフォ
ーカスを合わせ、直角度θが90゜の形状を形成した。有
機溶剤にて現像を行うことで未露光部は溶解し、密着向
上層109と規制部104を一括に形成した。その後、
200℃、1時間のベークを行い露光部分を完全硬化させ
た。その後、エキシマレーザー光により、図8の形状に
規制部104流路上流を加工した。該レーザー加工時の
マスクにグラデーションマスクを適用することにより、
所望の直角度θを形成することが可能となる。
【0059】密着構造層9と規制部104を形成した天
板106と、流路壁105を形成した素子基板101を
エポキシ樹脂接着剤にて接合した後、吐出口を形成した
オリフィスプレートを同様に接着剤にて接合し、インク
ジェット吐出エレメントを得た。該エレメントを用い
て、周波数18kHzで吐出評価を行った。良好な印字結果
が得られるとともに、リフィル周波数も20kHzと高速な
値を示した。さらに、108パルスによる吐出耐久を行っ
た結果、規制部104の剥がれは生じなかった。
【0060】図5は、上述した液体吐出ヘッドを搭載し
た液体吐出装置を示す斜視図である。本実施形態では、
特に吐出液体としてインクを用いた液体吐出装置IJR
Aを用いて説明する。図5に示すように、液体吐出装置
IJRAに備えられたキャリッジHCは、インクを収容
する液体容器90と液体吐出へッド200とが着脱可能
なヘッドカートリッジ202を搭載している。また、液
体吐出装置IJRAには被記録媒体搬送手段が備えられ
ており、その被記録媒体搬送手投で搬送される記録紙な
どの被記録媒体150の幅方向(矢印a,b方向)に、
キャリッジHCが往復運動する。液体吐出装置IJRA
では、不図示の駆動信号供給手段からキャリッジHC上
の液体吐出ヘッド200に駆動信号が供給されると、こ
の駆動信号に応じて液体吐出ヘッド200から被記録媒
体150に対して記録液体が吐出される。
【0061】さらに、液体吐出装置IJRAは、被記録
媒体搬送手段およびキャリッジHCを駆動するための駆
動源としてのモータ111、モータ111からの動力を
キャリッジHCに伝えるためのギア112,113、お
よびキャリッジ軸85a,85bなどを有している。こ
の液体吐出装置IJRAによって、各種の被記録媒体に
対して液体を吐出させることで良好な画像の記録物を得
ることができた。
【0062】図6は、本発明の液体吐出ヘッドを適用し
たインク吐出記録装置を動作させるための装置全体のブ
ロック図である。
【0063】図6に示すように、記録装置は、ホストコ
ンピュータ300より印字情報を制御信号401として
受ける。印字情報は記録装置内部の入出力インターフェ
イス301に一時保存されると同時に、記録装置内で処
理可能なデータに変換され、ヘッド駆動信号供給手段を
兼ねるCPU302に入力される。CPU(中央処理装
置)302は、ROM(リード・オンリー・メモリー)
303に保存されている制御プログラムに基づき、CP
U302に入力されたデータをRAM(ランダム・アク
セス・メモリー)304などの周辺ユニットを用いて処
理し、印字するデータ(画像データ)に変換する。
【0064】また、CPU302は、前記画像データを
記録用紙上の適当な位置に記録するために、画像データ
に同期して記録印紙および液体吐出ヘッド200を移動
させる駆動用モータ306を駆動するための駆動データ
を作る。画像データがヘッドドライバ307を介して液
体吐出ヘッド200に伝達されると共に、モータ駆動デ
ータがモータドライバ305を介して駆動用モータ30
6に伝達される。これにより、液体吐出ヘッド200お
よび駆動用モータ306がそれぞれ、制御されたタイミ
ングで駆動されることで画像が形成される。
【0065】上述のような記録装置に適用でき、インク
などの液体の付与が行われる被記録媒体としては、各種
の紙やOHPシート、コンパクトディスクや装飾板など
に用いられるプラスチック材、布吊、アルミニウムや銅
などの金属板、牛皮、豚皮、人工皮革などの皮革材、
木、合板などの木材、竹材、タイルなどのプラスチック
材、スポンジなどの三次元構造体などを対象とすること
ができる。
【0066】また、上述の記録装置として、各種の紙や
OHPシートなどに対して記録を行うプリンタ装置、コ
ンパクトディスクなどのプラスチック材に記録を行うプ
ラスチック用記録装置、金属板に記録を行う金属用記録
装置、皮革に記録を行う皮革用記録装置、木材に記録を
行う木材用記録装置、セラミックス材に記録を行うセラ
ミックス用記録装置、スポンジなどの三次元網状構造体
に対して記録を行う記録装置、また布帛に記録を行う捺
染装置などをも含むものである。
【0067】また、これらの液体吐出装置に用いる液体
としては、それぞれの被記録媒体や記録条件に合わせた
液体を用いればよい。
【0068】
【発明の効果】本発明によると、基板の流路側壁と天板
側の凹部をはめ合わせることによって液流路の密閉性が
向上する。さらに、天板側の凹部を閉じ、貼り合わせ時
に天板と基板とをつきあてることによって簡単に精度よ
く貼り合わせることが可能になる。
【0069】さらに、天板と突起と素子基板とをすべて
無機材料により形成すると、線膨張率の差異が小さいた
め、製造後の温度変化による変形を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の液体吐出ヘッドの基
本的な構造を示す液流路方向に沿った断面図である。
【図2】図1に示す液体吐出ヘッドの突起の製造方法を
示す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の液体吐出ヘッドの基
本的な構造を示す吐出口側から見た正面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の液体吐出ヘッドの説
明図である。
【図5】図1に示す液体吐出ヘッドを搭載した液体吐出
装置を示す斜視図である。
【図6】図1に示す液体吐出ヘッドを適用した液体吐出
記録装置の装置全体のブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施形態の液体吐出ヘッドの断
面摸式図である。
【図8】本発明の第4の実施形態の液体吐出ヘッドの断
面摸式図である。
【符号の説明】
1 素子基板 2 発熱体(吐出エネルギー発生素子) 3 天板 4 オリフィスプレート 5 吐出口 6 可動部材 6a 支点 6b 自由端 7 液流路 8 共通液室 9 流路側壁 10 気泡発生領域 11 突起(規制部) 11a 係合層 12 弁台座 20 凹部 21 閉じた部分 85a,85b キャリッジ軸 90 液体容器 101 素子基板 102 発熱抵抗体 103 可動部材 104 規制部 105 流路壁 106 天板 107 オリフィスプレート 108 吐出口 109 密着向上層 111 モータ 112,113 ギア 130 露光基準面 150 被記録媒体 200 液体吐出ヘッド 202 ヘッドカートリッジ 300 ホストコンピュータ 301 入出力インターフェイス 302 CPU 303 ROM 304 RAM 305 モータドライバ 306 駆動用モータ 307 ヘッドドライバ 401 制御信号 IJRA 液体吐出装置 HC キャリッジ
フロントページの続き (72)発明者 樫野 俊雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 望月 無我 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 久保田 雅彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 斉藤 一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 栗原 香暁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 宮川 昌士 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小山 修司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する状態で固定される素子基
    板および天板と、前記天板と前記素子基板との間に設け
    られ複数の液流路を区画する複数の流路側壁と、複数の
    前記液流路内にそれぞれ位置するように前記素子基板の
    表面に並列に設けられた複数の吐出エネルギー発生素子
    と、前記複数の吐出エネルギー発生素子のそれぞれに対
    向するように前記素子基板上に設けられ、前記液流路内
    の液体の進行方向の上流側の端部が固定され、下流側の
    端部が自由端となる片持ち梁状の複数の可動部材と、前
    記天板に設けられ、前記複数の可動部材の変位量をそれ
    ぞれ規制する複数の突起とを有し、前記素子基板および
    前記天板が同質材料である液体吐出ヘッドにおいて、 前記流路側壁が前記素子基板上に形成され、前記天板に
    は前記流路側壁の上端面がはめ合わされる凹部を有する
    係合層が設けられている液体吐出ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記係合層にはさらに前記突起が設けら
    れている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記係合層と前記流路側壁とが同質材料
    である請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記係合層と前記流路側壁とは窒化シリ
    コンにより形成されている請求項3に記載の液体吐出ヘ
    ッド。
  5. 【請求項5】 前記係合層の凹部は吐出口側が閉ざされ
    ている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記係合層はエポキシ樹脂硬化物、ポリ
    イミド、ポリエーテルアミド、アラミド樹脂等の高分子
    材料からなる請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 【請求項7】 少なくとも流路上流側の前記突起の可動
    部材との接触面からの直角度θが、流路上流、下流とも
    に100゜〜45゜である請求項1に記載の液体吐出ヘッ
    ド。
  8. 【請求項8】 少なくとも流路上流側の前記突起の可動
    部材との接触面からの直角度θが、流路上流、下流とも
    に90°〜60゜である請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
  9. 【請求項9】 互いに対向する状態で固定される素子基
    板および天板と、前記天板と前記素子基板との間に設け
    られ複数の液流路を区画する複数の流路側壁と、複数の
    前記液流路内にそれぞれ位置するように前記素子基板の
    表面に並列に設けられた複数の吐出エネルギー発生素子
    と、前記複数の吐出エネルギー発生素子のそれぞれに対
    向するように前記素子基板上に設けられ、前記液流路内
    の液体の進行方向の上流側の端部が固定され、下流側の
    端部が自由端となる片持ち梁状の複数の可動部材と、前
    記天板に設けられ、前記複数の可動部材の変位量をそれ
    ぞれ規制する複数の突起とを有し、前記素子基板および
    前記天板が同質材料である液体吐出ヘッドにおいて、 前記流路側壁が前記素子基板上に形成され、前記天板に
    は前記突起を有する係合層が設けられている液体吐出ヘ
    ッド。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    液体吐出ヘッドの製造方法であって、 無機材料からなる前記天板に無機材料層を積層し、該無
    機材料層を部分的に切除加工することにより前記突起と
    前記凹部とを形成する工程を含むことを特徴とする液体
    吐出ヘッドの製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    液体吐出ヘッドを搭載するキャリッジを有する液体吐出
    装置。
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