JP2000225546A - クランクシャフトの仕上げ加工装置 - Google Patents

クランクシャフトの仕上げ加工装置

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JP2000225546A
JP2000225546A JP2767499A JP2767499A JP2000225546A JP 2000225546 A JP2000225546 A JP 2000225546A JP 2767499 A JP2767499 A JP 2767499A JP 2767499 A JP2767499 A JP 2767499A JP 2000225546 A JP2000225546 A JP 2000225546A
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保雄 近藤
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 仕上げ加工を施すジャーナル工具3J,4J
とピン工具3P,4Pとを搭載した加工ユニット21
2を備えて、ジャーナル・ピン間ピッチの異なる多機
種のクランクシャフトを加工する。 【解決手段】 各加工ユニット21,22の支持台を第1
可動台20と、中間の第2可動台21と、X軸方向他方
の第3可動台22とに分割する。各可動台20,21,
22に固定支持板20a,21a,22aを立設すると
共に、第2と第3の各可動台21,22上にX軸方向に
移動自在な可動支持板21b,22bを支持し、これら
支持板にX軸方向一方から順にジャーナル工具3J,4
Jとピン工具3P,4Pを配置する。ピン工具とジャー
ナル工具からのX軸方向距離が、夫々、ジャーナル・ピ
ン間ピッチpの3倍、4倍、7倍、8倍になるように、
第1可動台20に対し第2と第3の各可動台21,22
と可動支持板21b,22bとをX軸方向に位置調整す
る調整手段5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として直列4気
筒エンジン用のクランクシャフトのジャーナル部とピン
部とを仕上げ加工するクランクシャフトの仕上げ加工装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加工装置として、クラン
クシャフトの各ジャーナル部と各ピン部の位置に合わせ
てジャーナル用とピン用の加工工具を複数搭載した加工
ユニットを設け、クランクシャフトの全てのジャーナル
部とピン部とを同時に加工するものが知られている。そ
して、クランクシャフトが直列4気筒エンジン用のもの
である場合は、加工ユニットの共通の支持台上に、5個
のジャーナル用加工工具と、各ジャーナル用加工工具間
に各1個、計4個のピン用加工工具とを配置している
(実公平3−33410号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の加工ユニッ
トは、クランクシャフトの機種毎に専用化されてしま
い、ジャーナル部とピン部との間の軸方向ピッチが異な
る新機種のクランクシャフトについては加工ユニットを
新規に作製する必要があって、コストがかかる。
【0004】この場合、加工ユニットの支持台に、ジャ
ーナル用とピン用の各加工工具を支持する複数の支持
板、例えば、直列4気筒用クランクシャフトでは9個の
支持板をクランクシャフトの軸方向に平行なX軸方向に
移動自在に支持し、これら支持板の移動で各加工工具の
配置ピッチを加工すべきクランクシャフトのジャーナル
部とピン部との間の軸方向ピッチに合わせて調整し得る
ようにし、汎用性を持たせることが考えられる。
【0005】然し、各支持板を支持台に対しX軸方向に
移動自在とする場合、各支持板のX軸方向の支持剛性を
確保する上で、支持台に対するスライドガイド部になる
各支持板の基部のX軸方向長さを或る程度以上にするこ
とが必要になり、そのため隣接する支持板の基部同士の
干渉でジャーナル用加工工具とピン用加工工具との配置
ピッチを左程狭められなくなり、ジャーナル部とピン部
との間の軸方向ピッチが小さなクランクシャフトは加工
できなくなる。
【0006】本発明は、以上の点に鑑み、ジャーナル部
とピン部との間の軸方向ピッチが小さなクランクシャフ
トも加工できるようにした、汎用性に優れたクランクシ
ャフトの仕上げ加工装置を提供することを課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、クランクシャフトのジャーナル部とピン部と
に仕上げ加工を施すジャーナル用とピン用の加工工具を
搭載した加工ユニットを備えるクランクシャフトの仕上
げ加工装置において、加工ユニットの支持台を、クラン
クシャフトの軸線に平行なX軸方向に3分割された、X
軸方向に移動自在な3個の可動台で構成し、これら可動
台のうちX軸方向一方に位置する第1可動台と中間に位
置する第2可動台とX軸方向他方に位置する第3可動台
とに、夫々、固定支持板を立設すると共に、第2と第3
の各可動台に、該各可動台上の固定支持板に対しX軸方
向に対向する可動支持板をX軸方向に移動自在に支持
し、第1可動台上の固定支持板を第1の支持板、第2可
動台上の固定支持板と可動支持板とのうち第1可動台寄
りの一方の支持板を第2の支持板、他方の支持板を第3
の支持板、第3可動台上の固定支持板と可動支持板との
うち第2可動台寄りの一方の支持板を第4の支持板、他
方の支持板を第5の支持板として、第1の支持板のX軸
方向片側の側面に第1のジャーナル用加工工具と、第2
の支持板の第3の支持板に対向するX軸方向片側の側面
に第1のピン用加工工具と、第3の支持板の第2の支持
板に対向するX軸方向片側の側面に第2のジャーナル用
加工工具と、第4の支持板の第5の支持板に対向するX
軸方向片側の側面に第2のピン用加工工具と、第5の支
持板の第4の支持板に対向するX軸方向片側の側面に第
3のジャーナル用加工工具とを配置し、更に、第1のピ
ン用加工工具と第2のジャーナル用加工工具と第2のピ
ン用加工工具と第3のジャーナル用加工工具の第1のジ
ャーナル用加工工具からのX軸方向距離が、夫々、加工
すべきクランクシャフトのジャーナル部とピン部との間
の軸方向ピッチの3倍、4倍、7倍、8倍になるよう
に、第1可動台に対し第2と第3の各可動台と該各可動
台上の可動支持板とをX軸方向に位置調整する調整手段
を設けている。
【0008】本発明によれば、各可動台がこれに立設し
た各固定支持板のX軸方向スライドガイド部として機能
し、第2と第3の各可動台上の可動支持板のX軸方向支
持剛性を確保すべく、各可動支持板の基部のスライドガ
イド部のX軸方向長さを或る程度以上にしても、このス
ライドガイド部は固定支持板のスライドガイド部たる第
2と第3の各可動台上に支持されるため、各可動台上の
可動支持板を該各可動台上の固定支持板に両支持板のス
ライドガイド部同士の干渉を生ずることなく接近でき
る。更に、第2と第3の各可動台上のジャーナル用とピ
ン用の両加工工具は各可動台上の固定支持板と可動支持
板の対向面間にX軸方向に隣り合わせて配置されること
になり、可動支持板を固定支持板に接近させることで、
第2可動台上の第2のジャーナル用加工工具と第1のピ
ン用加工工具のX軸方向配置ピッチ及び第3可動台上の
第3のジャーナル用加工工具と第2のピン用加工工具の
X軸方向配置ピッチをかなり狭めることができる。
【0009】一方、第1可動台上の第1のジャーナル用
加工工具と第2可動台上の第1のピン用加工工具のX軸
方向配置ピッチ及び第2可動台上の第2のジャーナル用
加工工具と第3可動台上の第2のピン用加工工具のX軸
方向配置ピッチは左程狭めることはできないが、本発明
では、これら各配置ピッチをジャーナル部とピン部との
間のX軸方向ピッチの3倍に設定すれば良く、問題はな
い。
【0010】図1に示す如き直列4気筒エンジン用クラ
ンクシャフトWの加工に際しては、先ず、加工ユニット
全体を第1可動台上の第1のジャーナル用加工工具がク
ランクシャフトWのX軸方向一方の軸端から数えて1番
目の#1のジャーナル部Waに合致する第1加工位置に
シフトする。第1加工位置では、第2可動台上の第1の
ピン用加工工具が#1のジャーナル部Waから3p(p
はジャーナル部とピン部との間のX軸方向ピッチ)離れ
た#2のピン部Wb、第2可動台上の第2のジャーナル
用加工工具が#1のジャーナルから4p離れた#3のジ
ャーナル部Wa、第3可動台上の第2のピン用加工工具
が#1のジャーナル部から7p離れた#4のピン部W
b、第3可動台上の第3のジャーナル用加工工具が#1
のジャーナル部から8p離れた#5のジャーナル部Wa
に夫々合致し、かくて、#1,#3,#5のジャーナル
部Waと#2,#4のピン部Wbとを同時に仕上げ加工
できる。次に、加工ユニット全体を第1加工位置からX
軸方向一方に2pだけずれた第2加工位置にシフトす
る。第2加工位置では、第1のピン用加工工具が#1の
ジャーナル部Waから1p離れた#1のピン部Wb、第
2のジャーナル用加工工具が#1のジャーナル部Waか
ら2p離れた#2のジャーナル部Wa、第2のピン用加
工工具が#1のジャーナル部Waから5p離れた#3の
ピン部Wb、第3のジャーナル用加工工具が#1のジャ
ーナル部Waから6p離れた#4のジャーナル部Waに
夫々合致し、かくて、#2,#4のジャーナル部Waと
#1,#3のピン部Wbとを同時に仕上げ加工できる。
【0011】このように、本発明によれば、2回の作業
でクランクシャフトの全てのジャーナル部とピン部とを
能率良く仕上げ加工できると共に、pに合わせて調整す
べき第1のピン用加工工具と第2のジャーナル用加工工
具のX軸方向配置ピッチ及び第2のピン用加工工具と第
3のジャーナル用加工工具のX軸方向配置ピッチを上記
の如くかなり狭められるため、pの小さなものから大き
なものまで多機種のクランクシャフトを仕上げ加工で
き、汎用性が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示す如き直列4気筒用クラ
ンクシャフトWを仕上げ加工する装置に本発明を適用し
た実施形態について説明する。
【0013】図2を参照して、1は、クランクシャフト
Wを支持する図外の主軸台と心押台とを配置した仕上げ
加工装置の機台であり、機台1上に、クランクシャフト
Wのジャーナル部Waとピン部Wbとに第1段階の仕上
げ加工を施すジャーナル用とピン用の加工工具3J,3
Pを搭載した第1加工ユニット21と、ジャーナル部W
とピン部Wbとに第2段階の仕上げ加工を施すジャーナ
ル用とピン用の加工工具4J,4Pを搭載した第2加工
ユニット22とを機台1上の共通のガイドレール2aに
沿ってクランクシャフトWの軸線に平行なX軸方向に移
動自在に配置し、主軸台と心押台との間に支持されるク
ランクシャフトWに臨む加工位置に両加工ユニット
1,22を選択的に移動して、ジャーナル部Wa及びピ
ン部Wbの第1段階の仕上げ加工と第2段階の仕上げ加
工とを行うようにしている。
【0014】各加工ユニット21,22の支持台は、ガイ
ドレール2aに摺動自在に支持される、X軸方向に3分
割された3個の可動台20,21,22で構成されてい
る。これら3個の可動台のうちX軸方向一方(図2で右
方)に位置する第1可動台20のX軸方向他方の側部に
は固定支持板20aが立設されており、同様に、中間に
位置する第2可動台21のX軸方向他方の側部とX軸方
向他方に位置する第3可動台22のX軸方向一方の側部
にも固定支持板21a,22aが立設されている。ま
た、第2と第3の各可動台21,22上には、固定支持
板21a,22aに対しX軸方向に対向する可動支持板
21b,22bが各可動台21,22上のガイドレール
21c,22cに沿ってX軸方向に移動自在に支持され
ている。そして、各加工ユニット21,22の第1可動台
20上の固定支持板20aのX軸方向片側の側面にの
ジャーナル用加工工具3J,4Jと、第2可動台21上
の固定支持板21aと可動支持板21bとのうち第1可
動台20寄りの支持板たる可動支持板21bの固定支持
板21aに対向するX軸方向片側の側面にのピン用加
工工具3P,4Pと、固定支持板21aの可動支持板2
1bに対向するX軸方向片側の側面にのジャーナル用
加工工具3J,4Jと、第3可動台22上の固定支持板
22aと可動支持板22bのうち第2可動台21寄りの
支持板たる固定支持板22aの可動支持板22bに対向
するX軸方向片側の側面にのピン用加工工具3P,4
Pと、可動支持板22bの固定支持板22aに対向する
X軸方向片側の側面にのジャーナル用加工工具3J,
4Jとを夫々クランクシャフトWに向けてX軸方向に直
交するY軸方向に進退自在に支持している。
【0015】第1加工ユニット21に搭載するジャーナ
ル用とピン用の加工工具3J,3Pは、ラッピングテー
プによる研磨を行うラッピング工具で構成されている。
ジャーナル用ラッピング工具3Jは、図3に示す如く、
工具キャリア30に支持される工具本体31に、Y軸方
向先方にのびてジャーナル部Waを把持する上下1対の
クランプアーム32,32をY軸方向尾端部において、
X軸方向の枢支ピン32a,32aにより上下方向たる
Z軸方向に開閉自在に枢支し、両クランプアーム32,
32のZ軸方向の対向面にラッピングテープ33を張設
して成るものである。両クランプアーム32,32は、
工具本体31に組込んだシリンダ34によりトグルリン
ク34aを介して開閉動作されるようになっており、両
クランプアーム32,32を閉じてジャーナル部Waを
把持することによりラッピングテープ33をジャーナル
部Waの周面に圧接し、この状態でクランクシャフトW
を回転させてジャーナル部Waを研磨する。また、工具
キャリア30には、ラッピングテープ33用の下側の繰
出リール330と、上側の巻取リール331とが設けら
れており、両リール330,331間において複数のガ
イドプーリ332を介して両クランプアーム32,32
の対向面間にラッピングテープ33を張り渡し、更に、
シリンダ333aで駆動される巻取機構333を工具キ
ャリア30に搭載して、ラッピングテープ33を定期的
に一定長さ宛巻取リール331に巻取るようにしてい
る。
【0016】ピン用ラッピング工具3Pは、図4に示す
通りであり、上記ジャーナル用ラッピング工具3Jと共
通する部材については上記と同一の符号を付してその説
明を省略する。ピン用ラッピング工具3Pのジャーナル
用ラッピング工具3Jに対する主な相違点は、クランク
シャフトWの回転によるピン部Wbの公転運動に追従し
て工具本体31がZ軸方向及びY軸方向に振れ動きする
よう、工具本体31に、工具キャリア30に固定の支持
ピン31aに係合するY軸方向に長手の長穴31bを形
成し、工具キャリア30に工具本体31をY軸方向に遊
動自在に、且つ、Z軸方向に揺動自在に支持させた点で
ある。
【0017】第2加工ユニット22に搭載するジャーナ
ル用とピン用の加工工具4J,4Pは、超仕上げ砥石に
よる研削を行う研削工具で構成されている。ジャーナル
用研削工具4Jは、図5に示す如く、工具キャリア40
に支持される工具本体41のY軸方向先端部に、ジャー
ナル部Waを受け入れる、Y軸方向先方に開口する略C
形のヘッド部41aを形成し、ヘッド部41aの周方向
3箇所に、ジャーナル部Waに向けて放射方向に進退自
在なスライドバー42を挿設して、各スライドバー42
の先端に超仕上げ砥石43を取付けて成るものである。
ヘッド部41aには、シリンダ44aにより周方向に回
動される略C形のカム板44が設けられており、カム板
44に、各スライドバー42に植設したピン42aを挿
入するスクロール状のカム溝44bを形成し、図5に示
す状態からカム板44を時計方向に回動させたとき、各
スライドバー42が放射方向内方に前進して、ジャーナ
ル部Waの周面に砥石43が当接するようにしている。
図中44cはカム板44の押え板である。
【0018】ピン用研削工具4Pは、図6に示す通りで
あり、上記ジャーナル用研削工具4Jと共通する部材に
ついては上記と同一の符号を付してその説明を省略す
る。ピン用研削工具4Pでは、ピン用ラッピング工具4
Pと同様にピン部Wbの公転運動に追従して工具本体4
1がZ軸方向及びY軸方向に振れ動きするよう、工具本
体41に、工具キャリア40に固定の支持ピン41cに
係合するY軸方向に長手の長穴41dを形成して、工具
キャリア40に工具本体41をY軸方向に遊動自在に、
且つ、Z軸方向に揺動自在に支持させている。
【0019】また、図4及び図6を参照して、ピン用の
ラッピング工具3P及び研削工具4Pでは、工具キャリ
ア30,40に、シリンダ35a,45aによりZ軸方
向に揺動される工具本体31,41用の支持レバー3
5,45を設けると共に、工具本体31,41の下面に
Y軸方向に離間して1対の係合溝35b,35c,45
b,45cを形成し、当初加工ユニット21,22側に最
接近したY軸方向尾方の近死点位置に存するピン部Wb
を加工する工具3P,4Pにおいては、支持レバー3
5,45に取付けた係合爪35d,45dにY軸方向先
方の係合溝35b,45bを係合させて、工具本体3
1,41をY軸方向尾方に偏位させた状態で水平姿勢に
支持し、当初加工ユニット21,22側から最も離れたY
軸方向先方の遠死点位置に存するピン部Wbを加工する
工具3P,4Pにおいては、係合爪35d,45dにY
軸方向尾方の係合溝35c,45cを係合させて、工具
本体31,41をY軸方向先方に偏位させた状態で水平
姿勢に支持し、加工中は支持レバー35,45を下方に
揺動退避させて、工具本体31,41がピン部Wbの公
転運動に追従して振れ動きし得るようにしている。
【0020】ジャーナル用のラッピング工具3J及び研
削工具4Jの工具本体31,41は工具キャリア30,
40に水平姿勢で固定しても良いが、本実施形態では、
図3及び図5に示す如く、工具キャリア30,40に固
定の支持ピン31a,41cに工具本体31,41をY
軸方向尾端のピン穴において枢支すると共に、工具キャ
リア30,40に工具本体の下面に当接する支持ボルト
36,46を取付けて、工具本体31,41を水平姿勢
に支持している。
【0021】前記各工具3J,3P,4J,4Pは、各
加工ユニット21,22の各可動台20,21,22上の
固定支持板20a,21a,22aと可動支持板21
b,22bとに固定したガイドレール3a,4aに工具
キャリア30,40においてY軸方向に摺動自在に支持
されている。そして、各支持板20a,21a,21
b,22a,22bのY軸方向尾端部に、シリンダ3
b,4bと、シリンダ3b,4bによりラック3c,4
cを介して正逆転されるピニオン3d,4dとを設け、
ピニオン3d,4dに固定したレバー3e,4eと工具
キャリア30,40とをリンク3f,4fを介して連結
し、シリンダ3b,4bにより工具キャリア30,4
0、即ち、各工具3J,3P,4J,4PをY軸方向に
進退させるようにしている。尚、ピン用のラッピング工
具3P及び研削工具4Pでは、レバー3e,4eとリン
ク3f,4fとの連結ピンを取付けた駒片3g,4gを
リンク3f,4fの尾端の長穴3h,4hに摺動自在に
係合させ、駒片3g,4gを調整ねじ3i,4iにより
位置調整して、各工具3P,4PのY軸方向の進退スト
ロークをクランクシャフトWのジャーナル部Waとピン
部Wbとの間の径方向距離に合わせて調整し得るように
している。
【0022】両加工ユニット21,22の計6個の可動台
20,21,22は、第1加工ユニット21の第1可動
台20と第2加工ユニット22の第3可動台22とをX
軸方向に隣り合わせた状態でX軸方向に列設されてい
る。そして、各加工ユニット21,22の第2可動台21
上ののピン用加工工具3P,4Pとのジャーナル用
加工工具3J,4Jと第3可動台22上ののピン用加
工工具3P,4Pとのジャーナル用加工工具3J,4
Jの第1可動台20上ののジャーナル用加工工具3
J,4JからのX軸方向距離が、夫々、加工すべきクラ
ンクシャフトWのジャーナル部Waとピン部Wbとの間
の軸方向ピッチpの3倍、4倍、7倍、8倍になるよう
に、第1可動台20に対し第2と第3の各可動台21,
22と該各可動台21,22上の可動支持板21b,2
2bとをX軸方向に位置調整する調整手段5を設けてい
る。
【0023】この調整手段5は、図7に模式的に示すよ
うに、各加工ユニット21,22の第2可動台21上の可
動支持板21bと固定支持板21aと第3可動台22上
の固定支持板22aと可動支持板22bとにX軸方向の
同一軸線上に位置させて夫々ナット部材50,51,5
2,53を取付け、これらナット部材に螺合するねじ部
50a,51a,52a,53aを有する両加工ユニッ
ト21,22に共通の調整軸54を第2加工ユニット22
の第1可動台20上の軸受55にX軸方向に不動に軸支
して構成されている。尚、第1加工ユニット21の第1
可動台20は第2加工ユニット22の第1可動台20に
タイロッド2bを介して連結されており、各加工ユニッ
ト21,22の第1可動台20上の固定支持板20aに対
し調整軸54を遊挿している。また、第2加工ユニット
2の第1可動台20をモータ2cによりボールねじ機
構2dを介してX軸方向に駆動自在とし、この駆動で両
加工ユニット21,22が全体的にX軸方向にシフトされ
るようにしている。
【0024】ここで、のピン用加工工具3P,4Pを
支持する第2可動台21上の可動支持板21bに取付け
るナット部材50のねじピッチと、のジャーナル用加
工工具3J,4Jを支持する第2可動台21上の固定支
持板21aに取付けるナット部材51のねじピッチと、
のピン用加工工具3P,4Pを支持する第3可動台2
2上の固定支持板22aに取付けるナット部材52のね
じピッチと、のジャーナル用加工工具3J,4Jを支
持する第3可動台22上の可動支持板22bに取付ける
ナット部材53のねじピッチとの比は3:4:7:8に
なっている。かくて、クランクシャフトWの機種変更で
ジャーナル部Waとピン部Wbとの間の軸方向ピッチp
が±△pだけ変化した場合、のジャーナル用加工工具
3J,4Jとのピン用加工工具3P,4Pとの間のX
軸方向距離が3(p±△p)になるように調整軸54を
その端部のハンドル54aで回転させれば、のジャー
ナル用加工工具3J,4Jからののジャーナル用加工
工具3J,4Jとのピン用加工工具3P,4Pとの
ジャーナル用加工工具3J,4JのX軸方向距離は、夫
々、4(p±△p)、7(p±△p)、8(p±△p)
になる。従って、ジャーナル部Waとピン部Wbとの間
の軸方向ピッチpが変化しても、のピン用加工工具3
P,4Pとのジャーナル用加工工具3J,4Jとの間
のX軸方向配置ピッチ及びのピン用加工工具3P,4
Pとのジャーナル用加工工具3J,4Jとの間のX軸
方向配置ピッチがpに等しく、のジャーナル用加工工
具3J,4Jとのピン用加工工具3P,4Pとの間の
X軸方向配置ピッチ及びのジャーナル用加工工具3
J,4Jとのピン用加工工具3P,4Pとの間のX軸
方向配置ピッチが3pに等しくなるように、これら加工
工具3J,3P,4J,4Pの位置を調整できる。
【0025】また、第2と第3の各可動台21,22上
のジャーナル用加工工具3J,4Jとピン用加工工具3
P,4Pは各可動台21,22上の固定支持板21a,
22aと可動支持板21b,22bとの対向面間にX軸
方向に隣り合わせて配置されることになり、ジャーナル
部Waとピン部Wbとの間の軸方向ピッチpが小さなク
ランクシャフトWであっても、このピッチpに合致する
ようにジャーナル用加工工具3J,4Jとピン用加工工
具3P,4Pとの間のX軸方向配置ピッチを狭めること
ができる。そして、この配置ピッチを最小にした状態で
も固定支持板21a,22aと可動支持板21b,22
bとの間には、ジャーナル用加工工具3J,4JのX軸
方向厚さ寸法とピン用加工工具3P,4PのX軸方向厚
さ寸法との合計寸法分の隙間が確保されるから、各可動
台21,22上のガイドレール21c,22cに摺動自
在に係合する各可動支持板21b,22bのスライドガ
イド部をこの隙間に張り出すように形成して、スライド
ガイド部のX軸方向長さを長くし、各可動支持板21
b,22bのX軸方向支持剛性を確保できる。また、各
固定支持板21a,22aのX軸方向支持剛性は各固定
支持板21a,22aのスライドガイド部として機能す
る各可動台21,22のX軸方向長さで確保でき、更
に、各可動台21,22上に各可動支持板21b,22
bを支持することにより、各固定支持板21a,22a
のスライドガイド部と各可動支持板21b,22bのス
ライドガイド部との相互干渉でジャーナル用加工工具3
J,4Jとピン用加工工具3P,4Pとの間のX軸方向
配置ピッチの縮少が制限されることを防止できる。
【0026】図1に示す如き直列4気筒用クランクシャ
フトWの仕上げ加工に際しては、予め、各加工ユニット
1,22ののピン用加工工具3P,4Pの工具本体3
1,41を工具キャリア30,40に対しY軸方向先方
に偏位させた状態で支持すると共に、のピン用加工工
具3P,4Pの工具本体31,41を工具キャリア3
0,40に対しY軸方向尾方に偏位させた状態で支持
し、クランクシャフトを#1と#4のピン部Wbが近死
点位置、#2と#3のピン部Wbが遠死点位置に存する
位相で主軸台と心押台との間に支持させておく。
【0027】そして、第1加工ユニット21をのジャ
ーナル用加工工具3Jが#1のジャーナル部Waに合致
する第1加工位置にシフトする。第1加工位置では、
のピン用加工工具3Pが#2のピン部Wb、のジャー
ナル用加工工具3Jが#3のジャーナル部Wb、のピ
ン用加工工具3Pが#4のピン部Wb、のジャーナル
用加工工具3Jが#5のジャーナル部Waに夫々合致す
る。次に、これら各加工工具3J,3Pをクランクシャ
フトWに向けてY軸方向に前進させてから各加工工具3
J,3Pのクランプアーム32,32を閉じて、#1,
#3,#5のジャーナル部Waと#2,#4のピン部W
bとを把持し、この状態でクランクシャフトWを回転さ
せると共にX軸方向にオシレーションさせ、これらジャ
ーナル部Waとピン部Wbとを研磨する。
【0028】この研磨が完了すると、#1と#4のピン
部Wbが近死点位置、#2と#3のピン部Wbが遠死点
位置に存する位相でクランクシャフトWの回転を停止し
た後、各加工工具3J,3Pを一旦Y軸方向に後退させ
る。次に、#1と#4のピン部Wbが遠死点位置、#2
と#3のピン部Wbが近死点位置に存する位相になるよ
うにクランクシャフトWを半回転させると共に、第1加
工ユニットをジャーナル部Waとピン部Wbとの間のX
軸方向ピッチpの2倍の距離だけ第1加工位置からX軸
方向一方にずれた第2加工位置にシフトする。第2加工
位置では、のピン用加工工具3Pが#1のピン部W
b、のジャーナル用加工工具3Jが#2のジャーナル
部Wa、のピン用加工工具3Pが#3のピン部Wb、
のジャーナル用加工工具3Jが#4のジャーナル部W
aに夫々合致する。次に、これらとのジャーナル用
加工工具3Jととのピン用加工工具3Pをクランク
シャフトWに向けてY軸方向に前進させてから各加工工
具3J,3Pのクランプアーム32,32を閉じて、#
2,#4のジャーナル部Waと#1,#3のピン部Wb
とを把持し、この状態でクランクシャフトWを回転させ
ると共にX軸方向にオシレーションさせ、これらジャー
ナル部Waとピン部Wbとを研磨する。
【0029】以上の如くして全てのジャーナル部Waと
ピン部Wbの研磨を完了すると、次に、第2加工ユニッ
ト22を上記と同様の第1加工位置にシフトして、,
,のジャーナル用加工工具4Jによる#1,#3,
#5のジャーナル部Waと、,のピン用加工工具4
Pによる#2,#4のピン部Wbの超仕上げ加工を行
い、次に、第2加工ユニット22を上記と同様の第2加
工位置にシフトして、,のジャーナル用加工工具4
Jによる#2,#4のジャーナル部Waと、,のピ
ン用加工工具4pによる#1,#3のピン部Wbの超仕
上げ加工とを行う。
【0030】尚、超仕上げ加工に際しても、クランクシ
ャフトWをX軸方向にオシレーションさせる。そして、
クランクシャフトWの機種変更でジャーナル部Waやピ
ン部Wbの軸長が変化したときは、オシレーションの振
幅を調整して対処する。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、直列4気筒エンジン用のクランクシャフトの
全てのジャーナル部とピン部とを2回の作業で能率良く
仕上げ加工できると共に、ジャーナル部とピン部との間
の軸方向ピッチの小さなものから大きなものまで多機種
のクランクシャフトを仕上げ加工でき、汎用性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 クランクシャフトを示す図
【図2】 本発明装置の一例の正面図
【図3】 図2のIII-III線で截断した工具前進状態の
側面図
【図4】 図2のIV-IV線で截断した工具前進状態の側
面図
【図5】 図2のV-V線で截断した工具前進状態の側面
【図6】 図2のVI-VI線で截断した工具前進状態の側
面図
【図7】 調整手段を模式的に示した図
【符号の説明】
1,22 加工ユニット 20
第1可動台 21 第2可動台 22 第3
可動台 20a,21a,22a 固定支持板 20b,21b,22b 可動支持板 3J,4J ジャーナル用加工工具 3P,4P
ピン用加工工具 5 調整手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフトのジャーナル部とピン
    部とに仕上げ加工を施すジャーナル用とピン用の加工工
    具を搭載した加工ユニットを備えるクランクシャフトの
    仕上げ加工装置において、 加工ユニットの支持台を、クランクシャフトの軸線に平
    行なX軸方向に3分割された、X軸方向に移動自在な3
    個の可動台で構成し、 これら可動台のうちX軸方向一方に位置する第1可動台
    と中間に位置する第2可動台とX軸方向他方に位置する
    第3可動台とに、夫々、固定支持板を立設すると共に、
    第2と第3の各可動台に、該各可動台上の固定支持板に
    対しX軸方向に対向する可動支持板をX軸方向に移動自
    在に支持し、 第1可動台上の固定支持板を第1の支持板、第2可動台
    上の固定支持板と可動支持板とのうち第1可動台寄りの
    一方の支持板を第2の支持板、他方の支持板を第3の支
    持板、第3可動台上の固定支持板と可動支持板とのうち
    第2可動台寄りの一方の支持板を第4の支持板、他方の
    支持板を第5の支持板として、 第1の支持板のX軸方向片側の側面に第1のジャーナル
    用加工工具と、第2の支持板の第3の支持板に対向する
    X軸方向片側の側面に第1のピン用加工工具と、第3の
    支持板の第2の支持板に対向するX軸方向片側の側面に
    第2のジャーナル用加工工具と、第4の支持板の第5の
    支持板に対向するX軸方向片側の側面に第2のピン用加
    工工具と、第5の支持板の第4の支持板に対向するX軸
    方向片側の側面に第3のジャーナル用加工工具とを配置
    し、 更に、第1のピン用加工工具と第2のジャーナル用加工
    工具と第2のピン用加工工具と第3のジャーナル用加工
    工具の第1のジャーナル用加工工具からのX軸方向距離
    が、夫々、加工すべきクランクシャフトのジャーナル部
    とピン部との間の軸方向ピッチの3倍、4倍、7倍、8
    倍になるように、第1可動台に対し第2と第3の各可動
    台と該各可動台上の可動支持板とをX軸方向に位置調整
    する調整手段を設ける、 ことを特徴とするクランクシャフトの仕上げ加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010528880A (ja) * 2007-06-08 2010-08-26 エルビン・ユンカー・マシーネンファブリーク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 複数のクランクシャフト軸受の同時研削のためのグラインディングセンタおよび方法

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